忍者ブログ

菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「1-3年目(参考調査編)」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

著作権の講義

308日目。金曜日。毎日暑いですね。

午前中は、昨日の続きでCSSやぷろーんを。
色々なサイトを参考にしますが、やはり構造的には
国立国会図書館のサイトが凄いなあと思います。
多ブラウザのフォローも忘れてませんし。

メールによるレファレンスが幾つか。
カウンターでのレファレンスは統計データをお探しの方が一件。
アメリカの国立機関は、なかなかお役立ちだということが分かりました。
やはり、大国はデータがしっかりしているという印象。
細かいデータ、大局的なデータが分かりやすくまとめられて
オンラインで全世界に向けて無料公開されているものです。
日本も悪くはないですが…、まだまだですね。
日本の場合は、古いデータがね…。
今のような感じになってから歴史が浅いためかな。
特に日本は、戦前戦後でがらりと制度やデータが変わった印象。
英国とかは凄いなあと思います。
議会資料が、こんな時代から残っている!って。

それにしても今時は、統計資料でまずネットを当たるのが
一番よい手になりつつありますね。
図書館員はとかく、紙資料に当たりたがりますし、
それが最善の手である場合もまだまだ多いですが、
少しずつ最善である手法がデジタルに移行しつつある気がします。
紙資料はしっかりしていて、信頼性も高く、後に残りますが、
オンライン資料に遠く及ばないことがひとつ。
即時性ですね。速さでは絶対に勝てません。
特に海外の統計資料は、1年2年たってから入荷することもありますから。

ただ、とにかく信頼性だけは気をつけないといけません。
紙資料は、出版社の目、書店の目、図書館員の目などを経て
図書館に入ってきますし、著者も明確、一度出したら改竄もきかない、
という様々な要因のお陰で、かなりの信頼性があります。
それに比べてネット上に落ちている資料は、
発信元を確認しないような初心者でも簡単に、直接手に入れられるので、
時々「とんでもデータ」に当たることもあります。
無責任なデータを無責任な人々が引用し、さらに孫引きし、
ネット上全体に嘘データが蔓延してしまうこともあります。
とにかく、オンラインでデータを探すときは何よりも、
発信元(そのデータの責任者)と典拠(元データ)を確認する癖をつけましょう。

…とか、たまには図書館員らしいことを言ってみる菜の花。


VPNを使わないで、認証方式で自宅からも学内と同じ範囲の
データベースや電子ジャーナルを使える仕組みを、
ようやく学内の情報のセンターで予算をつけることにしたようです。
会議でいい感触だった、というのをお聞きしていたのですが、
もう予算まで行ってるんだ、速いなあ、という感じ。
さすが、システム系の人たちは、普段から速い速い機器を使っているせいか、
やることなすこと速いのですね。素晴らしい。
他の学内事務も見習うべきです。ここまで速くとは言いませんけど。

予算の話は課長→係長→菜の花という風に降りてきました。順当ですね。
それで課長には「そんな話は聞いていない、報告するように」と
係長が言われたようですが、聞いていなくて当然ですね。
だって言ってないもん。それに言う必要がなかったというか。
だって元々この話はうちから上に上げたわけじゃないですもの。
システム系のY氏が海外出張で仕入れてきた情報を、

システム系Y氏→システム系の係長(→システム系の課長)→システム系の会議

と上げていって、それが情報のセンターで決定されて、

全体の会議→サービスの課長→参考の係長→菜の花

と来ただけですから、菜の花がサービス課長に言うことなんて、
何一つないじゃないですか。とても綺麗な情報伝達です。
勿論、上で勝手に決められても困るから、
元々情報を仕入れてきたY氏が、この話で直接業務削減が出来るはずの
実際の働き手である菜の花に、

「こういうのを上に言ったら、楽が出来ると思わない?」

と確認に来てくれたので、内容自体は知ってはいますけど、
それをうちのサービス課から上に上げるのは筋違いでしょう?
上は予算をくれるだけで、実際の情報はくれませんから、
横同士のつながりは重要です。

色々と事務事項では悩まされることが多いです。
超過勤務をするのに1週間前に申請するというありえない方式ですし。
タイムカードすらなくて、出勤簿にはんこだし。
今日は、超過勤務の1ヶ月の報告書を書いて出したら、
書き直しで戻ってきました。
1週間前に「1時間超過勤務します」と申請したのに、
急遽半休をとって午後からいなかった日があったので、
その日の超過勤務の実働時間を「0」と書いたら却下されました。
そういう正しい書類が受け取れないのがお役所仕事というやつです。
予定をそもそも抹消してしまった書類を提出しなくてはいけないとのこと。
この書類には「申請時間」「実働時間」「確認時間」という
時間に関する3つの項目があります。
(固有名詞は実は忘れたので大体の名前なんですけど)

「申請時間」は予めこれだけやります、と申告した時間。
「実働時間」は当日に実際はこれだけやりました、と書く時間。
「確認時間」は上司が「実際この人はこれだけやってましたよ」と書く時間。

だったら、1時間の予定を、急遽やめた場合は、
1,0,0になるのが道理じゃないですか?
それがそうならないから、何のために3つも欄があるんだ?と。

まあ、いいや。


そういえば。アメリカではブログで情報漏えいしたことを原因とする解雇を
「行なったことがある」とした企業が9%くらいあるらしい!
菜の花もそのうち、解雇されるかもしれませんね、と思う今日この頃。
何だかんだ言いつつ、好き放題書いていますからね。
いいですよ、いいですよ、臨むところですよ。
菜の花は意外なところでは自信家だから(普段は自信がないくせに)、
何とでも生きていける、と信じているのです。
養うべき家族もいなくて身軽だし、いざとなれば「優秀なふり」が出来ると。
真実有能かどうかは謎ですが。
怪我や病気で動けなくならない限り、どこでもやっていけると思います、ええ。
塾講師をしてもいいし、コンビニでバイトしてもいいし。
はて、もしもそうなったら、このブログのタイトルはどうなるんだろう。
中学生を相手の塾講師だったら、「菜の花の中学生日記」とか!?


午後からはまるごと、著作権関係の講義を聞きに行って来ました。
うーん、ちょっと時間を無駄に過ごしてしまったかも。
というのも、内容が去年の12月に3日間に渡ってじっくり受講してきた、
著作権関係の研修の、単なる簡略版という感じだったから。
まあ、復習にはなりましたけど…。PCでも持ち込んで、
CSSでもいじっていればよかった。
休憩時間はしっかり、選書してきましたけど。


最後にちょっと質問して来ました。
うちの図書館では、オンライン・データベースなどの使い方を、
そのデータベースの画面キャプチャを使って説明している
サイトやシートを作成しているのですが、
これって著作権法上、どうなのよ?ということを。
データベースの画面が著作物といえるかどうか、および
それをキャプチャすることが引用に当たるかどうか、の判断ですね。
まあ、大したことじゃないから、許諾を取っておく方が無難ですよ、
というアドバイスでした。やっぱりね。
でも海外の業者さんだと英語で許諾を求めるのが
菜の花には敷居が高すぎなのですよ。あー。


事務室に戻ってきたら凄いことになっていました。
半日いないと、色々な書類がたまるたまる。
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、で片付けて、
最後が見計らいの本。
大学生協の書籍部が持ってきてくれたようです。
菜の花の机にどーんと大きいのが置かれてました。

えーと、生物学関係の事典ですが。
菜の花が好きそうな。
が!引き方が分からない!
閲覧さんのA氏にも見て頂いて、色々引いてみました。
うーん…、悪くないけど…、悪くはないけど、
これって本当に引きに来てもらえる事典なのだろうか?
かなりの悩みどころですね。
悩んで悩んで、最後に金額を見て、満場一致で却下されました。
高い。高すぎる。
この半額なら買おう、でもこの値段でこの内容は買えないぞ、と。
面白い事典ではあるのですが。
でも広告文句と中身にちょっと乖離がありました。
もしもこれ、広告に載っていただけなら買っていたかも。
そして受入してから「あれ、こんなものだとは思わなかった」と
がっかりしていたかも。選書はなかなか難しい。


夜はまた、ネットワークの遠隔研修を。
5章構成の第2章は5つの大項目からなっていて、
昨日までに1つめの大項目は終了していたので、本日は第2項目を。
LAN接続の基礎です。スター型とかバス型とかリング型とか。
ネットワーク研修、この研修の内容だけだったら全然理解できなかったかも。
ネットで見つけた、ネットワーク講座をこつこつ読み進めているのですが、
これと同じような内容なんですよね。で、そっちのが詳しい。
ただしこの研修の方がビジュアル。
両方揃ってようやく、菜の花には理解できてきたようです。
頑張って即席ネットワーク初級者になろうっと。



拍手[0回]

PR

CSSって難しいなあ

307日目。CSSな日。

昨日、オンライン目録のことで不具合を指摘されたので、
朝イチで目録系の係へお出掛けしてきました。
いわゆる「バランスしない書誌」というやつです。

ついでに、ぷろーんのテキストを借りていったと思われる、
システム系のY氏のところへも。
でもY氏は健康診断で席を外していたので、
テキストは見つからず。まあいいや。

戻って来てすぐに、目録系の方から「不具合」が見つからない、
と指摘され、こちらでもやってみると本当だ!
昨晩と状況が変わっている!
どうやら夜間バッチが流れた後に状況が改善されていたようです。
(うちのオンライン目録は、夜間に更新が行なわれている。)


本の修理をしました。
前回と同じように、弱った背にボール紙を貼って補強し、
表紙と本体を貼り付ける種類の修理。
…失敗だ!
貼り付けた後が綺麗じゃないだけでなく、
しっかり溝を作ろうとこすっていたら爪を引っ掛けて、
僅かながら表紙の布が破れた!ぎゃー。ショックです。
菜の花、まだまだ修業が足りません。
もっともっと数をこなさねば。


それからまたぷろーんを。
ニュースを1つだけ英語化し、
情報リテラシー関係のテストページをぷろーん上に作成。
でもこれ、システム系のY氏に
「あれ?ぷろーんで作るの?」と言われてしまい。
そうなんですよ、サイト全体はぷろーん化しない方向に
少しずつ傾いているのです、現在。
頻繁に更新されるニュースなどだけがぷろーんに引っ越すという…。
うーん…でも確かにぷろーんはデザインの統一性という意味では、
なかなかいいんですよ…と、思いつきました。
そっか、デザインの統一性だけなら、CSSでいいのか。
菜の花は、CSSは僅かにかじったことしかないですが、
一度、本格的にやってみようではないか。

ということで、CSSでテストページを作ってみることに。
本日の基本のお仕事は以降、これでした。

午後がカウンター当番で、なかなか忙しくて
殆どCSSには手がつきませんでしたが、それ以外の時間はかなり頑張って。
勉強しながら作るのでなかなか進みませんが、
やることははっきりしているので、それなりに捗りました。
何とか、それっぽいデザインが出来ましたが、
謎なことはまだ満載。明日も取り組めたらいいなあ。

本日のカウンター当番は2時間だけでしたがやたら忙しかったです。
次から次へ、という感じで。
比較的難しかったのがフランスの博論でした。50年位前の。
フランスの場合は、公立機関が取りまとめていてくれるのですが、
そこには入っていなくって。菜の花、フランス語読めないし。
かなり困惑でした。うちの係のM嬢や、
例の語学堪能の閲覧さんのA氏に助けて頂き、
更に相互さんのO氏にアドバイスをして頂いて、
ようやく辿りつきました。ある場所には。
アメリカの某C大学の4F書架にあるみたいですよ。
あとフランスの某大学と。
でも、手に入れられるかどうかは不明。
手に入れられたとしても数千円では済まない投資が必要のようです。
海外の図書館への依頼というのは、
送料も高いし、送金手数料もとっても高い!ので、
どうしても値が張ってしまいます。
まあ、自分が飛行機に乗って飛んでいくことを考えれば、
安いものなのかもしれませんが…。
そういえば、フランスという国は、夏場はバカンスに入ってしまって、
大学図書館も2ヶ月くらい無応答になるとか、
相互さんからちらりとお聞きしました。
ちゃんと図書館のサイトにも「9月まで担当者がいないからねー」と
書いてあるそうで。優雅な…。
菜の花も逃亡するか。。。

ああ、そういえば午前中に「ないない」と探していたぷろーんのテキストですが、
結局うちの係長がお持ち帰りしていたことが判明。
あー…、そうですか。
少しだけ、脱力。ふふ…。



拍手[0回]

健康診断、異常なし

306日目。

朝の開館準備のあと、とっとことっとこ、健康診断に出掛けてきました。
身長・体重・視力・血圧測定、尿検査にX線。
異常なしですー。
でも明らかに異常だったと思いますけど…心拍数が…。
血圧測定で一緒に測られてくる心拍数が100でした。
いやいやいや、どっきどっきしすぎじゃない!?
でも健康診断の検査項目にはなっていないようなので、
あっさりスルーされました。うーん、いいのか!?
菜の花、あれですかね、マウス・イヤーって感じで、
早死にかもしれません。まあ、人生は短いって分かってますけど。
定年まで、生きているだろうか。


今日は、主にぷろーんをいじってました。
というか、英語を書いてました。
ぷろーん化と同時に、より国際化を進めるということで、
現在日本語しかないニュースも、すべて英語を準備すると。
で、何で菜の花が英語を書かなきゃいけないかは、
はなはだ疑問なんですけど。
やればやるほど、何だか理不尽な気がしてきた!
いいですよいいですよ、変な英語を大量生産して、
世界に向けてうちの大学の恥をさらしてやるー!…面白いから。
半分復讐でございますね。
菜の花が、職員研修の英語教室行きたいですーと申し出たとき、
あっさり却下した人々へ向けて、菜の花は頑張ってアピールしましょう。
こんなに菜の花の英語って面白おかしいんですぅ。
…って、そもそも日本語の方がおかしいかもしれません。


業者Yさんが、eBookの利用促進のためのプレゼンを作ったので
見て欲しいということだったので、係の3人で見ました。
うーん、駄目。まだ使えませんなあ。
それじゃあ、販促のプレゼンですよ。
うち、もうそのeBook入れてますもん。
それやっても仕方ないです。
もう少し工夫して、出直してきてもらうことにしました。
頑張ってー。


今日もVPN接続関連のレファレンスが電話で来ました。
ふぅ…、早くあれ、入れましょう!
ブラウザでVPNと同じようなことが出来ちゃうあれ!
まだ日本では僅か1大学しか入れていないようですが、
あれを入れている世界の大学リスト、凄かったです。
分厚いリストに驚きましたよ、本気で。
さあさあ、入れましょう!
もうVPN接続なんて嫌だ!
菜の花は図書館員なんです!
決して、ネットワークの技官じゃないですよ!

ネットワークと言えば、「ネットワーク」がテーマの、
遠隔研修始めました。CD-ROMで受講するやつです。
今回は2コース申し込んだから、とにかくささっとやらないと。
「ネットワーク」は5章あって、
最初の章であるネットワークの概要が説明されているのは終わりました。
大分前に書きました、某ネットワークの講座サイトで、
ぼちぼち勉強していたことがまるごと出てきました!
復習になって、本当によかったですよー。
これからも平行して進めて行きましょう。
菜の花、ネットワークのことが分かる人材になれる日も近いかも!?
…今はまだ、ソフトにもハードにも弱いイチ図書館員ですが、
そのうちきっと…!
…なんて言っているから、図書館員らしい仕事が回ってこないのか。

何というかですね、図書館員の仕事ってこういうものなんだなあと。
菜の花が漠然と抱いていた司書さんの仕事、司書さんのイメージとは、
かなりかけ離れたものであるのは確かです。
というわけでもしも司書を目指しているような方が、
これをお読みになっていらっしゃったら菜の花からアドバイス。
今、あなたが考えている司書のお仕事は、
実際の図書館員の携わる仕事の、大体10%くらいですよ。
それでも図書館員になりたいなら、頑張って下さい!
菜の花は、応援しましょう。
夢に燃えるとはよいことですよ。
ああ、若いっていいなあ。
菜の花、もう若くないなあ。
いやいや、30歳までは若いと思おうと誓ったじゃないか!
…ああ、でもやっぱり、若さに欠ける菜の花なのです。何故ー。



拍手[0回]

第2回サイト構造検討会

305日目。

本日は午前カウンター。
ひたすら午後に備えてサイト構造のディレクトリ・ツリー図作成。

時々やってくるレファレンスは、電話による所蔵調査が多かったですね。
レファレンスらしいレファレンスもありました。
まあまあバランスのいい、午前中でした。
一応、司書らしいこともしたぞ、みたいな。
問題は、一応、ってところでしょうけど。
どうして司書なのに、司書らしい仕事が僅かしかないのかは謎。
うん、結局のところ図書館員は、司書じゃないということか。

お昼休みに大学生協の本屋さんへ出掛けて、
NHKテレビの英語のテキスト8月号を買ってきました。
うーん、真面目に勉強してますよ、今回は珍しく。

昼からは午前中に作ったディレクトリ・ツリー図を携えて、
検討会に行ってきました。と言ってもメンバーは3名。
システム系のY氏(このブログでは常連ですね)と、
雑誌の係長のK女史。(あ、名前は初登場か!?)

ぷろーんニュース・データベース化説が唱えられていて、
これについて実際に実行してみるというのが今回の宿題1。
宿題2は、サイトの情報リテラシー関係の部分を試作してみる、ということで。
さてと、どうなるものか。
というか、次回の検討会はいつだろ?決めてなかったような。

検討会の帰りがけに、システム課の課長補佐に、
ぱすふぁいんだー関係の先生方の集まりでの議事録を頂きました。
参考にさせて頂きます。

…何と言うか、うちの係ではすでにめちゃめちゃ冷めているのですが、
先生方は微妙に期待を寄せているのですね。
でも多分、先生方の思い描くものは、
一般的なぱすふぁいんだーじゃないですね。
もしもその理想形が実現するなら、菜の花だって支持してもいいです。
きっとそのときはもっと別の名前になりそうですけれど。

さて、エレベータで自分の事務室へ戻ろうと思ったら、
思いのほか荷物が多くて、乗ったのはいいけど階数ボタンが押せない!
ぐずぐずしていたら扉もしまってしまった!
わー!閉じ込められるー!と思ったら、
勝手に下に降り始めた!
えええー、誰かが他の階からこのエレベータを呼んでいるんだ!
やばい!まずい!早く階数ボタンを押さなくちゃ!
…と思ったら、目的の階で止まりました。
外には業者Mさんが。
…あ。
どうも…。


そんなこんなで事務室に戻ってきたら、意外な事実が判明すると共に、
ひとつの難題レファレンスが、一瞬で解決したということをお聞きしました。
凄いですね…。そうだったのか。
閲覧さんには、ハイパーな人が沢山いるらしい。
これからレファレンスで困ったら相談にいくか…
(えー、参考係のプライドは!?)。

某T大からレファレンスが来ました。

とある大学の研究室が出している論文集の所蔵がありませんか?
というものだったのですが、
それならその発行している研究室のある大学に聞くべきでは…?
まあ、確かにその論文集に載っている論文を書いた人は、
現在うちの大学の先生らしいですけれど。
…んー、きっと本当に困ったんでしょうねえ。
でもオンラインの所蔵検索はすでに終わっていて、
うちにないことをご存知なのに、うちに聞かれても…。

でももしかしたらタイトルが別名があるものかもしれませんし、
何か情報が落ちているかもしれませんし、
出来る限りで調査をしてみました。
調査した結果の出来る限りをしたためて返信しました。
うーん、どうなるか分かりませんが、
頑張って下さい、T大の担当者さん。
うちで続きをやってあげたいのはやまやまですが、
こういうときは立場というものがあるんですよね、実際。
最近、その辺りの「世の中のしがらみ」と言いますか、
「世間の渡り方」と言いますか、「筋道の通った社交性」と言いますか…、
とにかく、ふつーの社会人っぽい感覚が芽生えてきた、
社会復帰中の菜の花なのでした。
今までが逸脱しすぎか。理系の院生じゃ、しょーがない。

CD-ROMで行なう、遠隔研修の教材が1週間遅れで届きました。
遅い…。
今回は、無理して2コースも申し込んだので、かなり厳しいです。
がんばろー。



拍手[0回]

大人しい菜の花、大人しい1年生

304日目。午前中は片頭痛、午後から絶好調。

今朝は非常に厳しい片頭痛に襲われておりました。
多分、うっかり明け方、扇風機をつけてしまったため。
時々やらかしてしまうのですが、そういう些細なことで悲劇が。
急に動いたり、下を向いたりして頭部の血圧が上がると、
右こめかみに鋭い痛みが走ります。ぎゃー。
というわけで、午前中はあまり激しく動かないように、
そーっとそーっと…と思ったら。
朝から利用者端末トラブルの話。
それにぱすふぁいんだー印刷版の乱れ。
ううう、菜の花に動けと。そう仰いますか。

とりあえず、最初は別の書架から出てきた辞書類を元に戻しに行き、
ひとつ階段を上がって、印刷版のぱすふぁいんだーを直しに行き
(でもなくなっていたものもあったので完全には直せず)、
更にひとつ階段を上がってトラぶったという利用者端末を見て、
もう一度ふたつ階段を降りて別のトラブル端末を見て。
今度はエレベータで上の事務室へ行って端末の状況について
システム系のY氏に相談してから戻って来て、wwwメンテ。

トラブルの方は、自動電源ON/OFFに関することで、
最近やった自動メンテナンスのためのアップデートにより、
問題が起きてしまったみたいです。
色々と難しいことになっていますね。
難しいことは全部Y氏任せで、申し訳ないとは思ってます。
でも…分からないんだー!!!…勉強しなくっちゃ。


昼休み直前に国勢調査の件でレファレンス。
30分かけて満足に答えられずにちょっと凹んでみる。
まあ、大体の答えは出ましたけれど…。
というわけで、消えた菜の花の昼休み30分。


昼からはカウンター当番。新着の参考図書の広告を作成しました。
終わってからはひたすら、サイト構造の見直しのための
ディレクトリ・ツリー図作成。

…ちょくちょく中断された本日の多かったレファレンスは、
またもVPN接続でありました。本日の2時間の当番で4件。
結構多いと思います、ええ。VPNなのに。
判明したことのひとつは、Winのヴィスタは未対応ってことかな。
図書館の関係システムの多くが、未対応です。
今、WinでPC買い替えは絶対やめた方がいいですね。
…というのが菜の花の個人的見解。出来ないことが多すぎる。
XPとの互換、悪すぎですし。

サイト構造の見直しのためのツリー図は、かなり集中して作成しました。
何しろ、宿題の締め切りが明日ですからね。
明日は午前カウンターで、昼イチで検討会の予定です。
というわけで、大人しく、ひたすら作っていました。
そうしたらお隣のHさんに、
今日の菜の花は大人しいと言われました。
…普段の菜の花って一体。普段から物静かですよ。


そうそう、物静かといえば、今年の学生さんは大人しいですね。
試験期間に入っても机が綺麗。消しゴムごみが少ない!
そして、館内全体がわーん、とうなってしまうような、
去年のようなうるささがない!
局所的に騒がしい人は勿論いますけど、
全般的には静かな感じです。いいことだ。
静謐な環境でこそ、試験勉強もはかどるというもの。
なかなかよき傾向です。
そういえば今年の新入生ガイダンスで館長が仰ってましたね。

「今年の1年生は大人しすぎる」

確かに、大人しい1年生だったようです。



拍手[0回]

語学堪能って羨ましい

303日目。今日も波乱万丈な週末。

朝から本を直しにかかっていました。
今日は結構、大物!
本体と表紙が外れているだけでなく、本体が3つに分裂。
さあ、どうしよう~。るるる~。

まずは中途半端に壊れている部分を、綺麗に剥がしてしまいます。
大きく3つになっている本体ですが、
それ以外にも何ページかは剥がれがありますので、
まずは1枚1枚背の部分でしっかり糊付けして綴じました。
それから3つのうち2つを糊付け。
またボール紙を用意して、まっすぐ切って表紙の背の裏ばりにして補強。
しおりもこのとき固定。
本体を全部一体化させてしっかり押した後、
ボール紙にたっぷり接着剤を塗布して本体と背を貼り付けます。
その後、本体と切れてしまった遊び紙の喉元に接着剤を塗布して、本体と再度固定。
あとは紐でくくって固定して、接着部分を下にして月曜日まで置いておきます。

この手順でもう1冊も復習を兼ねて修理。
この手の修理はもう一人で出来るかもー。
またひとつ習得ー。
徐々に自分で出来る修理の範囲が広がってきました。


今日判明した失敗。昨日の修理製本の件ですが、
年度代わり前に課長には伝えてあったので大丈夫だろうと思っていたら、
年度がかわって色々と状況が変わったらしく、予算の件で少しトラブル。
あー、気をつけましょう。色々事務手続きは分かりませんねえ。
少し凹んでみた。


昨日、レファレンスで某大学(とっても大きい)にFAXしたのが、
やっと返ってきましたが…めちゃめちゃつれないお返事。
えー。結局、答えてくれなかったのと同じでした。
冷たい。
大きい大学は冷たい!
…うちもまあまあ大きいですけど。
でもそんなに冷たくないですよ!ほんとですよ!あー。


ちょっと難しい文献探索のレファが来ました。
利用者さん本人が、かなりスキルとガッツのある人のようで、
かなりのツールを調べていたようです。
お昼休み中にいらしたようですが、
今日はお昼当番を相互さんにお願いしていたので、
まかせっきりになっていました。ごめんなさい、N嬢。
どうしても見つからないということで、菜の花も参戦。
うーん、確かに難しい。
ウェブ・オブ・ナレッジのサイテッド・レフでも駄目だったし。
グーグル・スカラーも駄目。どうやら図書らしい、ということで、
グーグル・ブック・サーチも試しましたが外れ。
1つだけ、同じ文献を引用している文献を見つけたので、これはメモ。
(利用者さん持込の典拠にはページ数が入っていなかったが、
 この情報には巻数とページが入っていたから。)
どうやら60年位前のロシアの本らしいのですが、
書誌情報は英語になっていました。
これは、ロシア語に戻さないと駄目か?
…あー、そういえば閲覧さんのA氏は、ロシア語が堪能なんですよね。
急いで走っていって訊いてみました。
…え、ロシア語の形容詞はiiと、iがダブルになる?
この書誌情報ではiがシングルですけれど…、
じゃあ、ダブルで引いてみましょう。
…って、あった!ブリティッシュ・ライブラリどころか、
ナクシスキャットでヒットしてるー!!!
しかもしかも!うちの大学持ってるし!
ようやく、発見です。
ワールドキャットに行かなくてもよかった…。
ただし、現物に当たるまでは本当に当たりかどうかは謎。
あとは、利用者さんが見に行くことに。
行ってらっしゃいませー。
出来ればもう、帰って来ないことをお祈りして。

そう、これが辛いところなんですよね。
うちのカウンターの性質上、本当にOKなときは、
もう戻ってきてもらえないのです。
駄目だったときは戻ってくることになりますけれど。
だから、OKだったのか、駄目だったのか、
よく分からないこともありますし
(戻ってこないのは諦めたのかもしれないから)、
不安なこともありますけれど…、まあ仕方ありませんね。


お隣の係のカウンター、何とカウンターの真上にある看板が、
間違っている(というか旧名になっている)ことが発覚。
急遽、紙で上貼りしようということになりました。
えーと、待って下さい、Hさん。
白い紙で上貼りするのはやめましょうよ。
だってその看板、白じゃないですよ、色つきです。
菜の花が印刷いたしますよ、ちょっと待ってね。

…ということで、パワーポイントで作成して印刷しました。
色みに関しては、色票で確認。
菜の花はただの3級ではありますが、
一応カラーコーディネーターには違いない!ということで、
手元に色票を置いていたりするのです。まにあっく。
完成して合わせてみて、ちょっと色が違うかなあと
本人はやや不満足ですが、周りには絶賛を頂きました。よかった。
遠目に見ると上から貼ったことが分からないとのこと。そうか?


夕方にちょっとばたばたしました。
お隣さんでトラブル。
何とか解決してよかった。
先方の大学さんがめちゃくちゃ怖かったらしい。
気が立っていたのですね。


色々ありましたけど、気を取り直して来週も頑張りましょう。



拍手[0回]

製本業者さんに連絡。

302日目。

朝イチでWWW構造立て直しの打ち合わせから。
30分ということだったのですが、思わず無駄話も入って1時間くらい。
次回は火曜日くらいになりそうです。
宿題は、とりあえず、たたき台になるディレクトリ構造を
2階層分くらい作成しておくこと。うわあ、頑張らないと。

戻ってからは、また本の修理に。
午前の部では昨日直した真っ二つ本の仕上げ。
外側の剥がれ部分をしっかり糊付けしました。
昨日やった分は、かなり綺麗に直っていてびっくり。
というか、壊れた箇所が分からない!全然!すごーい。

それからカウンターの昼当番。
この間に製本を頼むために業者さん2軒にお電話。
片方には修理製本を、もう片方には雑誌の合冊製本を。
前者は来週、後者は8月17日にお約束しました。
ここにメモ。忘れないように。

お昼休みの後は、修理午後の部。
新しい壊れを直します。今度も背がぼろぼろになっているもの。
背を裏ばりして補強することに。
剥がれかけていたけど剥がれてはいなかった本体と表紙の部分を、
意図的に一旦剥がして、厚紙で背を補強。
それから全体を元に戻しました。

もう1冊。こちらは比較的簡単。
本体と表紙の分離パターン。一番よくある壊れ方。
これなら菜の花一人でも直せるようになりました。


そのあとは修理製本の予算や、手続きの確認で、
雑誌さんや会計さんでお話を伺いに。
実際に、入力もやりかかってみましたがあまりうまくいかず。
明日また頑張らなくては。

夕方に、某文系図書室のAさんが訪ねてこられました。
Aさんもぱすふぁいんだー作成中。
それで色々と資料をお探しらしいです。
結構難しいですよ、そのテーマ!
一緒に書架を回りました。
うーん、こんな資料もあるんですねえ。
なかなか勉強にはなりましたが、
あまりお役に立てず申し訳ないことです。

夜は、ようやくWWW構造の方にとりかかれました。
まあとりかかったと言っても、現状を図にしているだけ。
この調子では間に合わないぞ!頑張らなくては。



拍手[0回]

本の修理と修理製本の件

301日目。

今日は本の修理から。
表紙と本体が外れてしまっている本。
しかも本体は背から見たとき、まっぷたつ。
綴り糸が一部切れていますね。
それに加えて、少しだけばらけてしまっています。

のど1mmくらいのところに接着剤を塗布して、
まずはばらけた部分同士を接着し、大きな塊二つに。
背は弱っていたので、背の形のボール紙を用意し、
元の背に接着剤で貼り付けます。
花切れも剥がれかけていましたが、これは接着し直して再利用。
新たな背となったボール紙と、
本体の背にたっぷり接着剤を塗布して垂直に接着。
固定しようと思ったら、厚みがあったためクリップが使えず。
紐でしばって固定しました。
背を下にした状態で、明日まで置いておきます。

修理の師匠・Iさんが、来月で退職されることになりました。
えぇぇぇええ~。それは大変だ!
しばらく一生懸命、技術を学ばねば!です。


本の発注作業をしました。
今月は、比較的高額な本を多く選んだ感じ。
でも良書揃いですよ!多分。
さあ、行っておいで、発注書!


修理製本と雑誌の合冊製本のことを考える時期です。
雑誌の製本は去年、大騒ぎしてやったので少しは分かります。
が、修理製本は初めて。
色々とお話を伺いに、雑誌さんに行き、
「うちじゃないよ、会計か資料管理に聞きなー」
と言われ、会計さん+資料管理さん+目録関係の係長が
おそろいのところでお尋ねしたら、今度は閲覧さんへ~と。
で、最終的に閲覧さんで聞いたら、参考さんと同じですって。

…うちじゃん。

そうかあ。うちのやり方かあ…。
結局、何だか分かりませんが、何とかなりそうです。
多分。。。明日、頑張ってみましょう。


オンライン目録の件などで、ややばたばたしました。
システム系のY氏は凄いなあという感想をまた抱いたのでした。


夜はまた、ぷろーんなどを。
サイト、本気でどうなるんだろう。
正直、よく分かりません。



拍手[0回]

継続前誌・後誌

300日目。ついに。

本日の困ったことは、背中が痛いってことでしょうか。3連休、きっちり休ませて頂きましたけど(台風対応で係長は出勤されていて、申し訳ないことでした、本当は菜の花が一番近くに住んでいるので、行くべきでした)。で、絶好調であるべきなのですが、もう朝から痛くて痛くて。

頭の半分は「いたいいたいいたい」の無限ループ。
もう半分は「PCおかしいー、動かないー」の無限ループ。
全然、実効的には動いてない!

そう、朝イチからいきなりPCが不調。恐ろしいまでの重さ。何なのか分からず、色々やってみました。どうやらアンチウイルス系のソフトのせいらしい、とあたりをつけ、対応してみて、まあ気分の問題分くらいはよくなって、でもまだおかしい。どうしてだ!?と。結局最後まで、すっきりとは直らず。

ただ、マウスのクリックボタンの反応がおかしい、というのは確か。マウス抜いてしまえば、最後の方は問題なく動いてました。

しかし、この連休中に、一体何があったのか、このPC?


ぱすふぁいんだー作成のための新システム開発のための聞き取り調査がありました。よいものが出来るといいですね。


レファレンスは幾つか。比較的、利用案内に留まらない質問が多かったか。でも、特筆するほどのレファレンスでもなかったかな。雑誌の配列で、継続前誌・後誌のマジックはありましたけど。

継続前誌・後誌とは。
学術雑誌というのは、何十年と出続けている息の長いものが多いのですが、その長い歴史の中、途中で誌名が変わることも多々あります。こういう変更の履歴を「誌名変遷」と呼びます。変遷したとき、変更前のタイトルを「継続前誌」、変更後のタイトルを「継続後誌」といいます。これは1対1対応とは限りません。つまり。
「雑誌A」と「雑誌B」が、合併して1つの「雑誌C」になる場合は、継続前誌はAとB、継続後誌がC。
逆に、「雑誌D」が2つとか3つに分かれたら、継続後誌が複数になります。

今回のレファレンスにあった雑誌は、かなり複雑。継続前誌があり、更に後誌が3つもあって、分裂したものですね。…と思ったら、お探しのものはこの継続前誌の方、これならまだ単純、と思ったら、名前が分かりにくかったのです。

継続前誌の方が長い名前で、その後ろの部分をなくしたタイトルに置き換わったらしいのですね。で、探しているのは長い名前の方。

うちの雑誌書架はABC順配列なので、後ろの部分がなくなった方が先にきます。同じ雑誌の続き物なのに、年代としては古い継続前誌の方が、名前で並べると後ろに来てしまうのです。これが書架で見つけられなかった、というレファレンスでした。色々とね、図書館での本探しにはコツと熟練がいるのです。

蔵書が見つからない、カード目録をひいてもらえますか?というお問い合わせの応えが「国立国会図書館の近代デジタルアーカイブで全文公開されています」だったりね。意外に見つけられないものですね。そろそろ慣れて図書館の人っぽくなってきたか、菜の花も。


うちの係のM嬢に「採用面接でもしもこんなこと聞かれたら、何と答えますか?」と最近、よく訊かれます。へ?菜の花なら?

例えば「リテラシー能力はどのようにしたら身に付けられると思いますか?」。

そうだなあ。半分半分ですよね。
半分は理論、半分は実践による経験値の積み上げか。どちらかだけでは駄目だと思います。作曲と同じかな。

作曲には感性とか、自分のオリジナリティが大切ですが、れっきとした音楽理論もまた、存在します。新しいものを作るときは、この理論を逸脱することもあるでしょうが、まったく的外れにはならないでしょうし、逸脱したものも次の世代では新たなる理論の一部として取り込まれていくでしょう。

理論とは常に成長するものです。だから、理論と実践は、どちらかずつをやるのではなく、ある程度並行して、行きつ戻りつしていく必要があるでしょう。

そのバランスが大切かな、というのが菜の花的返答ですね。
これは先週訊かれてその場でお答えしたことです。

本日は…「最近気になっていることは?」を訊かれました。
へ?最近気になっていること?そうだなあ…。

「鰻かな…」

土用の丑も近いし。
…菜の花、駄目?落ちる?(苦笑)
ま、採用されてしまえばこちらのものさ!ってことで。



拍手[0回]

図書館報の編集委員会が早く終わった!

299日目。あ、あと1日で…。

本日も半休です。
本当は今日、家に修理の人を呼ぶ予定だったのですが、残念ながら急遽、修理を急がなくてはならなくなり、今日の半休が宙に浮いてしまいました。なので、これからお出掛けする予定…。
それはともかく。


本日は発注準備をしようかと思っていたのですが、リゾルバ関係で問い合わせがあって、まずはそちらに。
全然分からなくてうんうん言っていたのですが、結局雑誌のM氏が「あの件ですけど…」と内線をかけてきて下さり、さっくり解決してしまいました。
うーん、まだまだ設定のこと、分かってませんでした。

それから少し雑用を片付けていたらそれだけで時間が…。
会議だ!行くぞ!
…と出掛けたところで他大学よりお電話。
あうっ。
この前のレファレンス回答に対してでしたが、特に連絡の必要もないことでした。ふう。遅れる!

急いで行こうとしたら今度は人に声をかけられました。うちの図書館を受験しに来た人らしい。対応して、急いで会議室へ行ったら、課長以外もう揃っている!ああっ、すみませんっ。これこれこんなことがあってー、と話していたら

「そうだよなー、カウンター業務って水商売だよな」

…と同意されました。そ、そうですね。
先の見通しが立たないのが水商売。確かにその通り。

図書館報の編集委員会だったのですが、今回はまあまあ穏便に、早めに終了。よろしかった。
帰ってきてみると、思わぬ時間も空いたので、www作業などを少し。7/10に書いていた他課からの依頼は、こちらの要求通りでやりました。それが最も理にかなっていると思いますよ。


そういえば昨日の件で、幾つか思いつきました。
リポジトリのやつです。
地域への貢献とか、説明責任としての研究成果の公への公開説。
まあ、それはありですよね。
ですけど、誰かの不利益があるかもしれない可能性をはらんだまま、権利だけを主張している感じがして気持ち悪いです。誰か、菜の花に機関リポジトリの、誰もが得を出来るような綺麗なビジネスモデルを呈示して下さい!ほんと。


今日は珍しく強制改行を減らしてみました。
菜の花っていつも、自分で成形しますのでねえ。
そうするとよく崩れるのです。
たまにはブログに任せてみた。

何だか台風が来るらしいですね。
何事もなければよいのですが。



拍手[0回]

書架移動、完結編

298日目。体力勝負の日。

本日は、凄い雨でしたねー。
あの横殴りの雨に感動して、思わず雨の中、窓の外に飛び出したくなりました。
高所恐怖症だから無理でしたけど!(5階の窓付近にて。)
もしも玄関ホールにいたら、きっと飛び出してましたね。
そしてずぶ濡れになっていたことでしょう。
実は雨に打たれるのが好き。
そしていつも風邪をひく(えー)。


午前中は選書の準備などを。選書会議は夕方に。
今回は結構、選びましたね。
今年度、これまでに選んだ分と同じくらいの額。
でもまだまだ大丈夫。もっと買いましょう!
いい本を探しましょう!
うちの係が選ぶのは参考図書、つまり辞書とか事典ですが、
通読しないこれらのものでも、選ぶのは楽しいものです。
こんな質問がきたら、これで分かっちゃうぞ!とか想像したり。
でも実際は、そんな質問は来ないんですけどね。あはは。


機関リポジトリ関係の講演を1時間ほど聴いてきました。
なかなか興味深いお話でした。
為になったような気がします。
でも1時間の内容じゃないですね。
30分あれば十分でした。
あまりにテンポが遅いというか、
ゆったりと構えているというか、
希薄な時間が流れているというか、
…まあ、そういう時間がちょっと苦手。
自分が研修で受講しているなら、
きっと気にならないのでしょうけれど。
いやいや、部外者ですから文句を言ってはいけない。

本日の講演は、考える役に立ちました。

しかし、機関リポジトリ自体には、
いまいち興味が持てないのですね。
というか、理解の範疇を超えているというか。
誰か、あれの意義や、どうしてあれが成り立つなんて
論理が出てくるのかを菜の花に説明して頂けませんか?
色々話を聞いて、へー、とは思いますが、
納得は全くしていません。
もしもうちの大学のリポジトリ関係の部署に
異動しなさいなんて言われたら、是非転職したい。
絶対に嫌です。だって納得していませんもの。

確かに、元々無料であって活動の記録として
是非頒布したいと思っているような紀要類は、
率先してその大学でアーカイビングするべきだと思います。
あとはその大学で生産された、
非営利の小規模な学会・研究会などの学術誌や会報も。
特許などにからまない範囲で博論や修論、卒論も。
しかし現状、商業誌に掲載されたものを
セルフ・アーカイビングすることがやたら強調されていて。
いや、やるなとは言いませんけど、
それよりも先に、やらなければいけないことがありませんか?と
お訊きしたくなります。自分のところの紀要類も、
まともに入れられていない状態で、ただでさえ人手不足を
叫んでいる図書館が何故そんなことに血道をあげるのか?
また、出版社や学会ごとに、著者最終稿しか駄目、なんて
ところもありますけれど、版の違う最終稿などを
流布させることが得策だとも思えない。
検索したときに同じものなのに形だけ違うものが
沢山ヒットすることになりかねませんし。
勿論、商業誌だったらアクセスにお金がかかるから
読むことの出来ない人がいれば、
その人にとっては無料で見られる機会が手に入って、
情報格差が緩和されるいい制度、と思えるかもしれませんけど、
それだと今度はそれを売っている出版社はどうするのか?
そういう「タダで手に入る」手段と出版社の共存できるような、
ビジネスモデルが提案された上で、これは行なわれているの?
確か大手のE社は、敵とも思っていない、ということで
余裕で著者最終稿ではなく出版社版を使えと…、
まあ、E社の出版社版にはE社のマークが入っていて、
ブランド名の宣伝やこんなに研究者に協力的なのよ、
というパフォーマンスにはなるでしょうけれど。
でも、もっと小規模なところは?

また、研究者の立場として「著者最終稿を出せ」と言われたら?
少なくとも菜の花のいた研究室は、反発していました。
手間が増えること、それによる利益がないことが原因。
よく言われる「露出が増えますよ」という提案に対しても。

著作者の権利を知らしめるための啓発活動としての
機関リポジトリである、というのを本日聞いてなるほど、
とは思いましたが、それでもまだ納得は出来ません。

でも「責難は成事にあらず」ですからねー。
これは駄目、あれは反対!というだけじゃ、非建設的。
非難のための非難という謗りを否定できない。
だから実際のところ、対案を出せない菜の花は、
反対しているのではなく、変化を嫌っているだけか。
子供のわがままみたいなものですね。
意外に保守派だったんだ、菜の花。
いや、前々から知ってましたけどね。

まあ、あえて言うなら。
本当にこれが有用なことであるというなら証明して欲しい、
と思うのが人情というもの。
世界中の流れです、なんて言葉では不十分です。
戦時中、日本中がその方向に向かったのに、
結局日本人は幸せになれなかったわけです。
みんなが向かえばそれが正しいなんてことにはなりません。
そのためにも、まずは灰色文献と化しているようなもの、
例えば学会の大会要旨集や、各大学の様々な出版物たちを
全部アーカイビングして見せるべきでは?
確かに、すでに分野によっては有効であるという実例が
目の前にあったりします。しますけど…、
それ以外の様々な研究分野で本当に有用なのか?
その辺り、実際にやってみるしかないのでは?


…とか、何気なく書いてみた。
書いてみただけ。
本当のところ、何にも考えていないので、
ちょー適当に書いています。
論理も何もあったものじゃない。
たまにはまともな文章書けよ!
…と、自分で自分に怒っておきましたので
また寝言言ってるよ、この人ー、くらいの気持ちで
軽くスルーして頂ければ幸い。

どんなところでも、考え方の多様性は重要ですしね。
まあ、菜の花ってば、やる気の無い職員なので、
面と向かっては何も言いません、うん。
仕事と敵を増やさないように、静かに生きるのです。
…無理か。
余分なことを口走るのはどの口だ!?この口か!?
いたたたたた…。


さて、本題ですけど。
(いや、タイトルの内容と申しますか。)
書架の大規模な移動が終わりましたー。
ああ、やりましたよ!ついに。
明日はきっと筋肉痛。
髪が絞れるほど汗だくでした。
わー、健康的ー。
うー、本題短ーい。



拍手[0回]

プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

フリーエリア

カレンダー

06 2025/07 08
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

菜の花にメールする

最新CM

アーカイブ

最新TB

ブログ内検索

アクセス解析

広告

忍者アナライズ

Copyright ©  -- 菜の花の大学図書館日誌 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]