菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
書架移動、完結編
- 2007/07/12 (Thu)
- 1-3年目(参考調査編) |
- TB() |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
298日目。体力勝負の日。
本日は、凄い雨でしたねー。
あの横殴りの雨に感動して、思わず雨の中、窓の外に飛び出したくなりました。
高所恐怖症だから無理でしたけど!(5階の窓付近にて。)
もしも玄関ホールにいたら、きっと飛び出してましたね。
そしてずぶ濡れになっていたことでしょう。
実は雨に打たれるのが好き。
そしていつも風邪をひく(えー)。
午前中は選書の準備などを。選書会議は夕方に。
今回は結構、選びましたね。
今年度、これまでに選んだ分と同じくらいの額。
でもまだまだ大丈夫。もっと買いましょう!
いい本を探しましょう!
うちの係が選ぶのは参考図書、つまり辞書とか事典ですが、
通読しないこれらのものでも、選ぶのは楽しいものです。
こんな質問がきたら、これで分かっちゃうぞ!とか想像したり。
でも実際は、そんな質問は来ないんですけどね。あはは。
機関リポジトリ関係の講演を1時間ほど聴いてきました。
なかなか興味深いお話でした。
為になったような気がします。
でも1時間の内容じゃないですね。
30分あれば十分でした。
あまりにテンポが遅いというか、
ゆったりと構えているというか、
希薄な時間が流れているというか、
…まあ、そういう時間がちょっと苦手。
自分が研修で受講しているなら、
きっと気にならないのでしょうけれど。
いやいや、部外者ですから文句を言ってはいけない。
本日の講演は、考える役に立ちました。
しかし、機関リポジトリ自体には、
いまいち興味が持てないのですね。
というか、理解の範疇を超えているというか。
誰か、あれの意義や、どうしてあれが成り立つなんて
論理が出てくるのかを菜の花に説明して頂けませんか?
色々話を聞いて、へー、とは思いますが、
納得は全くしていません。
もしもうちの大学のリポジトリ関係の部署に
異動しなさいなんて言われたら、是非転職したい。
絶対に嫌です。だって納得していませんもの。
確かに、元々無料であって活動の記録として
是非頒布したいと思っているような紀要類は、
率先してその大学でアーカイビングするべきだと思います。
あとはその大学で生産された、
非営利の小規模な学会・研究会などの学術誌や会報も。
特許などにからまない範囲で博論や修論、卒論も。
しかし現状、商業誌に掲載されたものを
セルフ・アーカイビングすることがやたら強調されていて。
いや、やるなとは言いませんけど、
それよりも先に、やらなければいけないことがありませんか?と
お訊きしたくなります。自分のところの紀要類も、
まともに入れられていない状態で、ただでさえ人手不足を
叫んでいる図書館が何故そんなことに血道をあげるのか?
また、出版社や学会ごとに、著者最終稿しか駄目、なんて
ところもありますけれど、版の違う最終稿などを
流布させることが得策だとも思えない。
検索したときに同じものなのに形だけ違うものが
沢山ヒットすることになりかねませんし。
勿論、商業誌だったらアクセスにお金がかかるから
読むことの出来ない人がいれば、
その人にとっては無料で見られる機会が手に入って、
情報格差が緩和されるいい制度、と思えるかもしれませんけど、
それだと今度はそれを売っている出版社はどうするのか?
そういう「タダで手に入る」手段と出版社の共存できるような、
ビジネスモデルが提案された上で、これは行なわれているの?
確か大手のE社は、敵とも思っていない、ということで
余裕で著者最終稿ではなく出版社版を使えと…、
まあ、E社の出版社版にはE社のマークが入っていて、
ブランド名の宣伝やこんなに研究者に協力的なのよ、
というパフォーマンスにはなるでしょうけれど。
でも、もっと小規模なところは?
また、研究者の立場として「著者最終稿を出せ」と言われたら?
少なくとも菜の花のいた研究室は、反発していました。
手間が増えること、それによる利益がないことが原因。
よく言われる「露出が増えますよ」という提案に対しても。
著作者の権利を知らしめるための啓発活動としての
機関リポジトリである、というのを本日聞いてなるほど、
とは思いましたが、それでもまだ納得は出来ません。
でも「責難は成事にあらず」ですからねー。
これは駄目、あれは反対!というだけじゃ、非建設的。
非難のための非難という謗りを否定できない。
だから実際のところ、対案を出せない菜の花は、
反対しているのではなく、変化を嫌っているだけか。
子供のわがままみたいなものですね。
意外に保守派だったんだ、菜の花。
いや、前々から知ってましたけどね。
まあ、あえて言うなら。
本当にこれが有用なことであるというなら証明して欲しい、
と思うのが人情というもの。
世界中の流れです、なんて言葉では不十分です。
戦時中、日本中がその方向に向かったのに、
結局日本人は幸せになれなかったわけです。
みんなが向かえばそれが正しいなんてことにはなりません。
そのためにも、まずは灰色文献と化しているようなもの、
例えば学会の大会要旨集や、各大学の様々な出版物たちを
全部アーカイビングして見せるべきでは?
確かに、すでに分野によっては有効であるという実例が
目の前にあったりします。しますけど…、
それ以外の様々な研究分野で本当に有用なのか?
その辺り、実際にやってみるしかないのでは?
…とか、何気なく書いてみた。
書いてみただけ。
本当のところ、何にも考えていないので、
ちょー適当に書いています。
論理も何もあったものじゃない。
たまにはまともな文章書けよ!
…と、自分で自分に怒っておきましたので
また寝言言ってるよ、この人ー、くらいの気持ちで
軽くスルーして頂ければ幸い。
どんなところでも、考え方の多様性は重要ですしね。
まあ、菜の花ってば、やる気の無い職員なので、
面と向かっては何も言いません、うん。
仕事と敵を増やさないように、静かに生きるのです。
…無理か。
余分なことを口走るのはどの口だ!?この口か!?
いたたたたた…。
さて、本題ですけど。
(いや、タイトルの内容と申しますか。)
書架の大規模な移動が終わりましたー。
ああ、やりましたよ!ついに。
明日はきっと筋肉痛。
髪が絞れるほど汗だくでした。
わー、健康的ー。
うー、本題短ーい。
本日は、凄い雨でしたねー。
あの横殴りの雨に感動して、思わず雨の中、窓の外に飛び出したくなりました。
高所恐怖症だから無理でしたけど!(5階の窓付近にて。)
もしも玄関ホールにいたら、きっと飛び出してましたね。
そしてずぶ濡れになっていたことでしょう。
実は雨に打たれるのが好き。
そしていつも風邪をひく(えー)。
午前中は選書の準備などを。選書会議は夕方に。
今回は結構、選びましたね。
今年度、これまでに選んだ分と同じくらいの額。
でもまだまだ大丈夫。もっと買いましょう!
いい本を探しましょう!
うちの係が選ぶのは参考図書、つまり辞書とか事典ですが、
通読しないこれらのものでも、選ぶのは楽しいものです。
こんな質問がきたら、これで分かっちゃうぞ!とか想像したり。
でも実際は、そんな質問は来ないんですけどね。あはは。
機関リポジトリ関係の講演を1時間ほど聴いてきました。
なかなか興味深いお話でした。
為になったような気がします。
でも1時間の内容じゃないですね。
30分あれば十分でした。
あまりにテンポが遅いというか、
ゆったりと構えているというか、
希薄な時間が流れているというか、
…まあ、そういう時間がちょっと苦手。
自分が研修で受講しているなら、
きっと気にならないのでしょうけれど。
いやいや、部外者ですから文句を言ってはいけない。
本日の講演は、考える役に立ちました。
しかし、機関リポジトリ自体には、
いまいち興味が持てないのですね。
というか、理解の範疇を超えているというか。
誰か、あれの意義や、どうしてあれが成り立つなんて
論理が出てくるのかを菜の花に説明して頂けませんか?
色々話を聞いて、へー、とは思いますが、
納得は全くしていません。
もしもうちの大学のリポジトリ関係の部署に
異動しなさいなんて言われたら、是非転職したい。
絶対に嫌です。だって納得していませんもの。
確かに、元々無料であって活動の記録として
是非頒布したいと思っているような紀要類は、
率先してその大学でアーカイビングするべきだと思います。
あとはその大学で生産された、
非営利の小規模な学会・研究会などの学術誌や会報も。
特許などにからまない範囲で博論や修論、卒論も。
しかし現状、商業誌に掲載されたものを
セルフ・アーカイビングすることがやたら強調されていて。
いや、やるなとは言いませんけど、
それよりも先に、やらなければいけないことがありませんか?と
お訊きしたくなります。自分のところの紀要類も、
まともに入れられていない状態で、ただでさえ人手不足を
叫んでいる図書館が何故そんなことに血道をあげるのか?
また、出版社や学会ごとに、著者最終稿しか駄目、なんて
ところもありますけれど、版の違う最終稿などを
流布させることが得策だとも思えない。
検索したときに同じものなのに形だけ違うものが
沢山ヒットすることになりかねませんし。
勿論、商業誌だったらアクセスにお金がかかるから
読むことの出来ない人がいれば、
その人にとっては無料で見られる機会が手に入って、
情報格差が緩和されるいい制度、と思えるかもしれませんけど、
それだと今度はそれを売っている出版社はどうするのか?
そういう「タダで手に入る」手段と出版社の共存できるような、
ビジネスモデルが提案された上で、これは行なわれているの?
確か大手のE社は、敵とも思っていない、ということで
余裕で著者最終稿ではなく出版社版を使えと…、
まあ、E社の出版社版にはE社のマークが入っていて、
ブランド名の宣伝やこんなに研究者に協力的なのよ、
というパフォーマンスにはなるでしょうけれど。
でも、もっと小規模なところは?
また、研究者の立場として「著者最終稿を出せ」と言われたら?
少なくとも菜の花のいた研究室は、反発していました。
手間が増えること、それによる利益がないことが原因。
よく言われる「露出が増えますよ」という提案に対しても。
著作者の権利を知らしめるための啓発活動としての
機関リポジトリである、というのを本日聞いてなるほど、
とは思いましたが、それでもまだ納得は出来ません。
でも「責難は成事にあらず」ですからねー。
これは駄目、あれは反対!というだけじゃ、非建設的。
非難のための非難という謗りを否定できない。
だから実際のところ、対案を出せない菜の花は、
反対しているのではなく、変化を嫌っているだけか。
子供のわがままみたいなものですね。
意外に保守派だったんだ、菜の花。
いや、前々から知ってましたけどね。
まあ、あえて言うなら。
本当にこれが有用なことであるというなら証明して欲しい、
と思うのが人情というもの。
世界中の流れです、なんて言葉では不十分です。
戦時中、日本中がその方向に向かったのに、
結局日本人は幸せになれなかったわけです。
みんなが向かえばそれが正しいなんてことにはなりません。
そのためにも、まずは灰色文献と化しているようなもの、
例えば学会の大会要旨集や、各大学の様々な出版物たちを
全部アーカイビングして見せるべきでは?
確かに、すでに分野によっては有効であるという実例が
目の前にあったりします。しますけど…、
それ以外の様々な研究分野で本当に有用なのか?
その辺り、実際にやってみるしかないのでは?
…とか、何気なく書いてみた。
書いてみただけ。
本当のところ、何にも考えていないので、
ちょー適当に書いています。
論理も何もあったものじゃない。
たまにはまともな文章書けよ!
…と、自分で自分に怒っておきましたので
また寝言言ってるよ、この人ー、くらいの気持ちで
軽くスルーして頂ければ幸い。
どんなところでも、考え方の多様性は重要ですしね。
まあ、菜の花ってば、やる気の無い職員なので、
面と向かっては何も言いません、うん。
仕事と敵を増やさないように、静かに生きるのです。
…無理か。
余分なことを口走るのはどの口だ!?この口か!?
いたたたたた…。
さて、本題ですけど。
(いや、タイトルの内容と申しますか。)
書架の大規模な移動が終わりましたー。
ああ、やりましたよ!ついに。
明日はきっと筋肉痛。
髪が絞れるほど汗だくでした。
わー、健康的ー。
うー、本題短ーい。
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
フリーエリア
カレンダー
菜の花にメールする
カテゴリー
最新記事
(07/17)
(03/13)
(04/21)
(01/01)
(12/26)
この記事へのコメント