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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「絵日記/ その他」の記事一覧

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更新について、迷い中

復職まであと、68日。いや、どうせ読者の少ない零細ブログですけどね。

無事、育休復帰の目処もたち、ちょっと迷い中の菜の花です。何を迷っているかといえばもちろん、こちらの日誌のこと。これまではなるべく「図書館日誌」であることを心掛けてきました。結婚やこどものことも、まあ注意深く読んでいればバレバレであろうとは思いつつ、休暇前の予告までは明言せずにきました。あくまで「図書館日誌」であり、それ以外のことは別のブログやSNSで記事にするというスタンス。

休暇前まで、菜の花にはほぼ毎日更新させて頂いていたブログ、SNSが4つほどございまして、それぞれテーマを分けていました。が、流石にフルタイムで働きつつ、育児をしつつ、出来れば趣味にも復帰しようとしつつ、更にすべてのブログを再開する余裕はないだろうなーというのは、育休中の今ですら思います…というか、現在ですら、毎日更新できているものはありません。でも、あとから昔の記事を読み返してみて思うのは、

そのとき、その状況でしか書けないこと

が、結構色々あるものだなーということ。自分の記憶の引き出しというのは思っている以上に開きにくいらしく、書かれた記事を見て「ああ、そうだった!」なんてことはとても多いものです。折角経験しているのに、その経験が活かせていない、なんてことも。

そして、こんなぐだぐだの文章でも、たまにはひとさまのお役に立つこともあるようで、このブログを始めて早10年(え!そうなの、と自分でびっくりしましたが、そうです、2006年スタートなので)、これを参考に進路を考えたとか、自分も日記を書いてみようと思ったとか、そんな方がいらっしゃったり、人生相談のメールを頂いたりと、まあ、世の中には一体何から影響を受けるか分からないね、ということがありました。零細とはいえ、一応外に向けて発信しているのですから、何らかの特長を持たせたい、というのも若干、思います。

となると、図書館勤務の日々だけでもそれなりに珍しかろう、と思いますが、これに更に育児を上乗せしてみたら、更にレアケースの「その状況でしか書けないこと」になりそうだな~と。あくまでメインは図書館ですが、子どもののいる共働きフルタイム勤務のリアルが、少しでも書けたら、それはそれで面白いかもね、と。

問題は、更新できるかどうか、ですけどね!そんな時間はないかもしれませんねー。さてさて、どうしたものか。



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復職が決まりました

お久し振りでございます。1年以上空きましたね。産前休暇→産後休暇→育児休暇と順調に取らせて頂いている菜の花です、こんにちは。

そしてついに、育児休暇の終了が決定しました。認可保育園の利用決定通知を頂いたのです。比較的、激戦区と言われる地域でしたので大分心配していたのですが、何とか第3希望の園に決まりました。第1希望のところでなかったのは大変残念ですが、決まっただけでもありがたや…!と言うべきご時勢ですよね。ありがとうございます。色々と面倒そうなことも多い雰囲気の園ですが、認定こども園ということで、幼児になると英語クラスがあったり、体操クラスがあったりと、なかなか楽しそうです。まあ、幼児になる前に転園する可能性も結構あるのですが…。

というわけで、4月中旬の慣らし保育が終わる頃に、図書館へ舞い戻る予定です。すっかり浦島な上、育休中に異動もしたので(通常は育休中の異動はないのですが、事前にご連絡を頂けて、特に問題もなかったのでそれでお願いします、ということに)、戻ったときにあたふたしてしまいそうです。ちなみに戻る部署は、情報リテラシー教育を担当する部署になります。いやはや、懐かしや!もうすっかり忘れてますよ…!またイチから勉強しなくては、ですね。



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謹賀新年

あけましておめでとうございます。
旧年中は、コメント、メッセージ、閲覧をありがとうございました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。


2009年 菜の花



…元日から、食あたりに大当たりで、のたうっていました。
まさか新年早々、死線をさまようとは思いもよらず。
しかしこれで、本年の厄払いは終わったと前向きに考えておきたいところです。
というわけで、健康第一で本年も頑張っていきたい所存です。



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地元の公共図書館来訪記

番外編。

みなさまゴールデン・ウィークをいかがお過ごしでしょうか?

菜の花はカレンダー通りの4連休なので、実家に帰省中です。で、折角帰ってきましたので、地元で図書館見学ということで、公共図書館に行ってきました。菜の花、実家の近くの公共図書館には初来訪です。こちらにいる頃には公共図書館とは縁のない生活をしていたので。今は、公共図書館なしでは文化的生活を危うくされるほどですが。

そんなわけで、菜の花の某K町図書館来訪記。単なる感想ばかりなんですけれどもね。


さて、緊張の第一歩。おお、綺麗だ。まだ新しいので建物がとても綺麗。入ってすぐ、正面にプラズマテレビの化け物みたいな、大きな画面があって、アクアリウムな映像を流しています。ちゃんと水の音声も。右手には階段と、その手前にギャラリー。ガラス張りで外も見られる明るい空間で展示をしています。広さは…、そんなに広くないですけど。階段は上に向かっていきます。上はあとから行ってみましょう。

左手には入り口。その前に館内案内図と利用案内の文章。暖色系の配色ですが、品よく落ち着いたいい色合いです。暖色系はどうしても「元気!」なイメージが先行しがちですが、これは暖かいのに落ち着いていて、知的かつ優しい感じがして好感度が高いですね。ざっと目を通してから、中へ。自動ドアを入ると、正面は2階までの吹き抜け。2階建てなので天井まで、ということです。この部分はバームクーヘンみたいに長細い円形の屋根。真上は普通の建材ですが、上部側面はガラスで(…はないかもしれないが、透明な建材ということ)、どうやっているかは分かりませんが、なかなかいい採光になっています。この真下のホール部分はそれほど電灯をつけていませんがとても明るい。いいですね、自然な感じでとても好感が持てます。ホール部分にあるのは、受付や貸出返却、相談カウンター。明るくていいのですが…、逆に問題だな、と思ったのは音。吹き抜けているのでとても響きます。しかもカウンターの人は2・3名で人が来たときにそちらにフォローに入ったり移動するのですが、この足音が響く!うわあ、書架にいても気になる…。更に、カウンターでおばちゃん同士のお話が始まったりすると、気になって気になって仕方ない…。入口を入ってすぐなので、子供が泣いたりもしていて、ちょっとどうしようもないな、この空間、という感じ。明るいのはいいんですけどねー…。もう少し防音の建材を利用した方がよかったのでは。まあ、今更建物に文句を言っても仕方ないのですけれども。

入口右手に振り返る形で児童コーナー。読み聞かせの部屋もあり、書架全体も「よくある工夫」がなされています。菜の花、公共図書館はよく知らないのですけれど、公共図書館って他のどの分野よりも児童サービスに関する研究が一番進んでいるような。どこの図書館でも「ほー、なるほど」な工夫、しかも挑戦的なものというより、すでに練られたものが多いですね。こどもに対するサービスって思わず真剣に研究してしまう優しい図書館員さんが多いのかもしれませんね。

もう一度視線を戻すと、入口から見て左手はサービスカウンター。右手はブラウジングコーナーで、雑誌コーナーが続いています。それから新着コーナー。ティーンズコーナー、AVコーナーなどの別置が続き、更に奥が日本十進分類法にのっとった図書のコーナー。OPACはタッチパネル式が1台、カウンターと新着コーナーの間辺りに。左手は、カウンターに続いてPCコーナー。6台くらい。申し込み制でインターネットが出来るようです。軽く制限のかかったWinですね。視覚障害者用の読み上げ機もありました。

AVコーナーはなかなか面白いボックス形式。これはありだなーと思いました。ボックスを取り囲む壁部分は書架なのです。ちょっと説明が難しいんですけど。これ、どこかでも見たけど…覚えてないや。でも、うちの図書館でも使えると思いましたね。ちょっと提案してみよう。

図書は、他に別置になっているものとして大型本と参考図書、文学全集など。文学全集は、9番台の並んでいる辺りの壁に作りつけの書棚で、種類ごとに並んでいました。参考図書は一番奥の壁作りつけの書棚。その正面に、全国の電話帳。最新版のみですが、バックナンバーはどうしているのかな。

閲覧席は窓際に幾つか。机の上だけガラス板で区切られた1人用の席も。ここはPC持込可能な場所のようです。なお、無線LANに対応していて、全館Free Spotらしいですよ。へー。一番奥の隅に、またガラス張りで外が見えるところがあり、そこには扇形の外側に座れるソファーが配されていました。どこに座っても外が見えます。その内側の円形空間には丸い机と椅子が何脚か。あ、これ、うまい!。これも参考になりますね。

2階は入口から見て正面奥に、吹き抜けていない部分がわずかにあり、そこへは左手奥の階段で上がれます。郷土資料コーナーなのですが、ちょっと資料が少ない…。ミニ展示空間もあり、郷土資料の展示がされていました。そこに向かい合う形でカウンターがあり、こちらは気難しそうなおじさんがひとり、古文書っぽいものを読んでいました。多分、専門員の職員さん。ちょっと怖くて近寄れず。郷土資料の中でも古いものに関してはガラス張りの保存室に入っているようでした。保存箱にちゃんと収められていました。閉架書庫もこのフロアにあるようですが、立ち入り禁止。

一旦戻って、入口から出てから今度は右手にあった階段から上ります。上ってすぐ右手には生涯学習室。ガラス張りの部屋に1人用にやはりガラス板で机の上が区切られた四角い机が並んでいます。お話不可の静寂空間です。様々な年齢層の方が、熱心に読書されていました。おおお、理想的な図書館の姿。

階段を挟んで逆側の丸いガラス張りの空間は、まったく正反対でおしゃべりOKの部屋。こちらは基本が全部丸のようで、高い机、低い机、どれも円形か楕円形で、飲食もOK、ドリンク売り場もあります。ガラスを透かして見ると、階段をはさんだ向こうにはさっきの静寂空間が見えていて、逆を振り返ると、緑豊か…というか、雄大な山脈が…(そういう田舎に実家があるもので)。なかなかいい空間ですが、中学生くらいの男の子の一団が占領していて、ちょっと入りづらい感じでした。

もう一度階段まで戻ります。さっきの静寂空間の奥側はウッドデッキで外に出られます。更に奥の部屋が展示室で、今は何かの写真展をやっているようでした。後で入口正面にあったプラズマテレビの化け物さんで「イベント情報」を流していたのでちらっと見たら、2週間単位か1ヶ月単位か、それくらいの頻度で展示を替えていくようでした。ちなみにこの展示は図書館がやっているのではなく、外部の活動の展示場のようです。写真展でしたしね、本日の場合も。

その他、電話をするスペースは入口の脇にありました。コピー機は1台。建物の関係としてはこんなものかな。


本の充実度などは…うーん、小さな図書館ですから、こんなものでしょうか。菜の花が小学生…いや、高校生の頃も、まだこの図書館はありませんでしたので、通うこともありえませんでしたけれども、もしも今現在、菜の花が高校生でここに住んでいたとしても、この図書館にはきっと通いませんね。正直な印象は、学習には使えない図書館だな、というもの。かと言って、小説等のエンターテイメント的な本が充実しているか?と言えばそれもまた…。一般娯楽雑誌は結構多いかな。しかし圧倒的に洋書が少ない!もう数えるほどしかありません。せめてハリポタとか、一般的な小説の原書みたいなものでもいいから、もっと置いたらいいのに、という感じ。

参考係の選書担当としては、是非見ておきたいのが参考図書の内容ですが、こちらはなかなか妥当、という印象でした。この規模の図書館としての必要最小限のものは揃えているし、結構いい選書してるなー、見習わなくちゃ、みたいな感じ。2冊ほど、今現在うちの図書館で選書候補に挙がっている本がすでに入っていたので読ませて頂きました。ほー。へー。というか、この本入れたのか!というのもあり。うちでもマニアックかな、と思っていた本を、この図書館が入れているとは…、どんなマニアな選書担当者がいるんだ?みたいな。でも全数としては、児童向け図書の何分の幾つかしかないし、ちょっと寂しいかな、とは思わなくもないのですが…。


と、まあこんな感じでありました。


残念ながら、菜の花はもうこの土地に住んでいませんので利用資格はなくなっていて、これから利用することもないのですが…、この図書館が地元で愛され、必要とされるところに成長するといいな、とお祈りしています。



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[絵日記] 掃除だよ

日曜日です。というわけで本日も仕事とは無関係のことを。


天気がいいので、自宅でお掃除中。換気扇とガスコンロを中心に磨いています。
この辺りは、油汚れと水垢系の汚れが混在するので、掃除道具もそれ用に。

菜の花は、掃除の基本に激落ち君(これは確か商標。モノとしてはメラミンフォーム)を愛用していますが、彼には恐ろしい欠点が!それは油汚れに弱い。とれなくはないですが、激落ち君本人が、そのあと使い物にならなくなるという致命的なダメージを受けてしまいます。そういうときのために登場するのがS.O.S。これはDスキンのスポンジの商品名です。(決してイチゴのショートケーキではありません。)これは落ちる!油汚れ系もすっきり!でも、だからと言ってこれでお皿やコップは洗えません。どちらも決して万能ではないから、両方使っています。適材適所。これ大事。

そんな訳で、お台所が綺麗になりました!
これで誰が来ても大丈夫ー。

時々こうやって磨き上げておくことで、人が遊びに来たときに「菜の花さん家って、いつ来ても綺麗ー」と言わせたい…!という気持ちも密やかに。お陰様でこれまで、「是非、うちの嫁に…!」という熱いラブコールを、山ほど受けている菜の花です。ただしすべて、同性の友人から(苦笑)。もしかして、転職するなら家政婦さんですかねー。そっちの方が向いていたらどうしよう。。。



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[絵日記] 最近、欲しいもの

土曜日です。というわけで、仕事とは無関係な内容。



最近欲しいもの。
冷蔵庫とペンタブ。
でもなかなか買う機会なし。
今度、街中に出たら買いに行きたいと思っています。
特に冷蔵庫は生活に直結するので早めに何とかしなくては!
…と思いつつ、すでに1年以上経過。
冷凍庫の中身が融けるのよー(しくしくしくしく)。

でも、一番欲しいのはやっぱり、時間かな。
お金より時間が欲しいと思い始めたら、そろそろ本当の社会人の仲間入りか。

ところで上の英語部分、間違ってます。
toのあとは動詞ですよね…。確か。
ということはbuyかgetが抜けてるってことですね。
ああ…やっぱり英語は苦手。



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[絵日記] プライベート

珍しく、プライベートなことを。図書館とは無関係ですが。絵日記のネタがなかったから(何てこと!)。

菜の花はサックス吹きです。サックスというのは…

↑こーんな形をした金属製の吹奏楽器です。(金色とか銀色とかピンクゴールドとかありますけど。)ジャズやロック、ポップスにビックバンドに吹奏楽と、実に色々なところで活躍しています。

菜の花が生まれたときには、すでに家にこの楽器がいたのですが、自分で演奏を始めたのは中学から。それでも人生の半分以上を、一緒に生きてきました。ちなみに今使っている楽器は2代目。初代の楽器(菜の花よりも我が家にいた期間が長い。親御さんから譲り受けた)は現在、クローゼットでヒキコモリですが、学生時代は一緒に吹奏楽コンクールで県代表になったこともある、思い出の詰まった楽器。たまには磨いてあげないと。


菜の花は現在のところ、一般市民の吹奏楽団に所属中。明日はその楽団の演奏会です。どうも今年度の菜の花は全然練習が出来ていなくて例年以上に酷い状態ですが(結局年2回の演奏会のうち、夏の演奏会は練習不足のため不参加…残念!)、何とかいい演奏が出来たらなーと思っています。というわけで、明日は朝早い!ちゃんと起きられるかなー。



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謹賀新年2008



明けましておめでとうございます。
旧年中はありがとうございました。
本年も宜しくお願い致します。



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大晦日です。忘年しましょう。

さて、年末年始のお休み中です。ちゃんとこの時季に休めるというのがいかに幸せなことか!…と噛み締めつつ、忘年会ハシゴ中の菜の花です。

今年も本日で最後ですし、1年を振り返ってみようかな…なんて一瞬思ったのですが、自分の日記の量を見て諦めました。。。無理。これを1年分読み返すなんて無理だ!何でこんなに量が多いんだよぅ、暇人めが!…と心から思ってみました。いや、暇なはずはないのですが。どうしてこうなっているのかは謎です。まあ考えてみれば忘年会で話をしていた友人たちに比べれば暇も暇、めちゃくちゃ暇な職業かもしれません。何しろどんなに遅くても、22時には帰れますからね(電気が消えちゃうから)。結構話を聞いていると、女の子でも日付変更線越えなんてとーぜんよ、みたいな人も多いので、それに比べれば菜の花はやっぱり暇なんだなー、ふむ。と納得しておきました。でもその分給料が安いという事実はこの際、諦めるべし。仕事量の違いということで。


とりあえず、今年一年分の日記を読み返すのは無理としても、今思い浮かぶ程度の「本年の衝撃的な出来事」くらいはありでしょう。むしろ、すぐに出てくるような出来事というのは、本気で印象に残ったということですからね、きっとよほどの重大な出来事に相違ない。それでは…。

やはり本年一番の衝撃的な出来事は、春の異動、でしょうか。菜の花は異動してませんが、周りが。係長異動、パートさん異動で、参考係は採用わずか2年目の初心者である菜の花ひとりが残されるということに。何てチャレンジャーな!とそのときは思いましたけど、ご安心下さい、今でも力いっぱい思っています。人事をした管理課長のことは、一生忘れませんのでご心配なく。ちゃんと課長が定年されるときの挨拶も考えつつあります。あ、関係者のみなさん、課長の送別会での花束贈呈は、菜の花に依頼して下さいよ!もう、全力で恨みを込めてお渡しいたしますので。菜の花は恨みは忘れないタイプなのです、食べものの恨みじゃなくても。ふっふっふ。

それから驚いちゃったことは結構最近のことですが、骨折、かな。あれは忘れもしない11月5日月曜日の朝8時40分のことであった…(←細かいとよく言われます)。あまりの窓の汚れに、拭いておこうと思った菜の花、閲覧机の上にのって降りようとしたところ…。机が傾いて落下。そのときに「痛い!」と思ったのですがそんなおおごとになるとはつゆも思わず。いつまでも腫れと痛みがひかないので2週間後に整形外科に行って「剥離骨折です」という診断を頂いたというわけです。ま、骨折といっても剥離骨折だから大したことないのでしょう。でも2ヶ月たった今でも、痛い!のはどうしてでしょう…。いつになったら治ることやら。一応、申請さえすれば労災らしいですが、放置しています。。。結局「治療のしようはないので、自然治癒を待って下さい」という見立てだったため、以降通院していないため。

少し衝撃度は落ちますが、VPN接続サービス終了と学外からの電子ジャーナル利用のための新方式導入も事件ではありました。いや、技術自体は完全にシステム系のY氏に任せきりというか、向こうの管轄というか、そういうことでしたけれど、利用者対応に関して非常にばたつきました。運悪く学内ネットワーク系のリプレイスなども重なっていて、ネットワーク関連の部署が恐ろしい戦場になっていた、というのも不幸でした。名誉教授への対応には特に苦慮しました。何しろ名誉教授先生ですから。偉いというか、強いのです。人生の大先輩ですし。そしてこれに関連して、うちの組織のあり方についても、非常に考えさせられました。とにかく、今のままでは民間企業なら即破綻してもおかしくない、と思います。大学ってどこも、よくも悪くも公務員組織のような感覚が残っているのではないでしょうか。別に民間企業のようになれとは思いませんし、利潤を上げなくてはならない民間ではどうしても実現出来ないようなサービス展開が絶対に必要だとも思いますが、それでも民間企業のよいところはもっと取り入れるべきだと思いますね。思いますけど…、怠惰な職員である菜の花には、中央へ乗り込んで行って理想を語るほどのガッツはないもので…。駄目だなあ、出来ないなら口に出してはいけない、と思うのですけれど、とりあえず愚痴らずにはいられない程度に迷惑を被った菜の花でした。いつかきっとそのうち…。

もうひとつ、衝撃度低めの件はWWWのニュース発行に関するシステム変更のことかな。サイトのあちこちに飛び散っていたニュースを、Ploneをニュース・データベースとしてそこに蓄積、RSSで各ページに読み込めるようになりました。システム系のY氏に言わせると「まだまだ」らしいですが、菜の花は大分、楽になりましたよ。他人に仕事を回しやすくなりましたしね。それは大きいです。何もかも一人で抱え込むというのは、状況によっては効率的ではありますが、この件に関してはかなり非効率的でした。それが改善されつつあるのは非常に素晴らしいことです。

それ以外に今年の成果といえば。本の修理に慣れました。去年はそんな余裕はゼロでしたけれど、今年は師匠Iさんに学び、こつこつと経験値も上がってきています。残念ながらお師匠さまは退職されてしまいましたが、本を読んだりしつつ自学自習の日々です。これからも更に、頑張っていく所存であります!

あとは。このブログのアクセス数が上がりました、地味に…。12月の月間アクセス数を比較しても、去年の1.5倍ですね。図書館系ブログは数あれど、ここまで個人的かつ、あまり為にも勉強にも何かを考えるきっかけにもならないブログも珍しかろうと思うのですが、それでも読者がいるということに驚きを隠せません(…隠せよ、という説も有りますが)。今年は意外なところから意外なつながりで連絡を頂いたりもして更に驚き倍増ですが、さて、いつ頃がブログ終了の潮時なのかな…というような「引き際」も考えつつある2年目です。

とりあえず、こんなくらいかなー。何だか比較的最近の話が多い感じですが、それは菜の花の記憶力の問題であろう。ふむ。

色々と嫌なこともあり(ぶちっと切れたことも幾たびか)、でも同じくらい色々と楽しいこともあり(同じくらいだといいな…という希望)、積分すればゼロか、僅かにプラスくらいのいい感じの1年だったのではなかろーか、と思案したりしなかったりな大晦日です。

てきとーに嫌なことは忘年会で忘年し、良いことだけ噛み締めて、明日にはよき年をお迎えしたいと思います。みなさまにとっても本年が良い年として記憶に残り、来年は更によい年となりますように!菜の花でした。



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ぶろっこり~



今週の絵。
菜の花のイメージは、ブロッコリー(緑黄色野菜)…らしい(12/12の日記より)。にんじんはおまけ。

ちなみに菜の花は小さい頃から、ブロッコリーは天敵と認識しております。彼らはヒトの食べものではない!人類滅亡の寸前、ブロッコリー以外に有機物がなくなったとしたら…!菜の花はどうしたらいいのだろう、といつも心配しています。杞憂ならぬ、ブロッコリー憂。



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[絵日記] 社会見学 at 大きな公共図書館

ちょっとばかり、社会見学に行ってきました。大きな公共図書館です。中央館と大きな分館が1つ。マウスで描いたこのイラストは、分館の方。建ってから100年くらいで、天然記念物…じゃなくって、何だっけ、重要文化財だっけ、何かに指定されているらしいです。立派!圧倒!どこの国の図書館だよ!っと思わず叫びたくなるくらいかっこいいのですが、逆に勝手に改築できない、というところが困ったところであるようです。細かく部屋が分かれていたり、ちょっと管理しにくそうな印象を受けました。あ、あとこんなに立派ですが、この正面から入れてもらえない!すぐ両脇にある通用口みたいなところから侵入(まさに、侵入って感じなんですよぅ)。まあ、菜の花の下手な絵でも、これだけ書けばどこの図書館か、分かる人は分かるはず。有名な図書館だと思います。菜の花ですら、行ったことこそないですが、知っていましたからね、この図書館。

書庫の方も見学させていただいたのですが、いやあ、凄い。分館の仕事は地元の資料の網羅的収集、保存図書館的役割と、最近流行の「ビジネス支援」のようです。古典籍も多い。とりあえず凄いなー凄いなーの連発でした。それ以外に言葉を知らないのか、菜の花っ!表現力が貧困ですみません。展示も頻繁に行ない、地元の資料をしっかりと収集していくという姿勢。全国の新聞、全国の電話帳が揃っているのも壮観でしたが、自分の自治体の議会資料等々がちゃんと揃っている、というのも流石でした。
ただ途中、古典籍をその辺の週刊誌でも読むかのようにぞんざいに扱って読んでいる利用者がいらっしゃったので、菜の花はぶちきれそうになりましたけれども。何てコトをするんですか!そんなことしたら、今まで綺麗に保ってきた姿が失われてしまう!是非、図書館員さんに注意して欲しかったのですけれども、特にノーコメントでした。何故っ。それ以外には、昔は独自分類をしていて、現在はNDCに変更したので、同じならびにある本の分類番号に違いがあったりしてびっくりしちゃう、ということが。
でも蔵書数が大変多いので、多分付け直して行くわけにはいかないだろうなあと。ああいうのは、ほんとに困りますよね。言葉で10万とか言ってもぴんとこないですけれども1秒に1回ボタンを押すことを1日24時間不眠不休で続けたって10万回は押せないくらいですからね、って例えがめちゃくちゃ謎ですが。

中央図書館の方は打って変わって近代的な建物、贅沢な空間使いでした。子供向けサービスと障害者向けサービスに力を入れているようです。菜の花、この図書館のお隣に住みたいです。(働きたいとは言いませんけど。)閉架書庫では、自転車が走っていました。あまりの広さに、書庫内の移動は自転車が三輪車でした(もちろん、子供用のじゃなくて!)うーん、凄い光景だ。

蔵書構成も素敵な感じでした。結構、専門の事典も入っている!これ、うちの参考図書としてもちょっとためらって入れたのに!お金があるんだなー。

他にも色々と勉強になったところや思うところが沢山ありました。きっと書ききれないくらい。それはまた、菜の花の中で消化し、吸収し、そして出力できるようになったら、どこかで滲み出てくることでしょう、うん、ということで。

最後に、そちらの図書館の方と夕食をご一緒しました。どうも色々、お世話になりました。いつかこちらに来る機会があったら是非ご連絡を。うちの図書館、ご案内いたします。


それにしてもやっぱり、マウスで絵を描くのはキビシイですね。ペンタブ、本当に買おうかなあ…。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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