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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「1-3年目(参考調査編)」の記事一覧

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アクセス障害と会議に振り回される

275日目。週はじめ。
強い決意を持って、なるべく早く帰宅しました。

本日一日をまとめますと、
電子ジャーナルのタイトルリスト不具合と、会議の日。
それ以外、何かやったっけ?くらいですね。
というわけで、もはや何も書くことはありません、さようならー…、
だと、やたら短いので、もう少し書きましょう。

午前の前半カウンターでした。
お隣の相互さんの係長が風邪を召されましておやすみ、ということで、
お隣さんは大変なことになっていましたが、
うちはまあまあ、問題はなくスタート…、
と思い、wwwメンテ作業に入ったら、ちょっと困ったことに気付きました。
今朝メンテナンスをしていたらしい電子ジャーナルのタイトルリストが
異常なまでに重い!重い!重い!
まだメンテ、終わってないのか?と思うくらい。
それで、あちこちのPCで試してみたら、
どうも遅いPCと速いPCがいて、
それらは同じ機種で、同じLANを使っていて、
場所もすぐ隣同士だったりして…
でも遅いのはいつも遅く、速いのはいつも速い。
60倍くらい速さが違う!そして立ち上げなおしても同じ。何故?!

雑誌さんやシステム系の方をお騒がせしましたが、結局のところ
提供している業者さんがメンテナンスに失敗したということでした。
なんてことだ!
復旧は夜になる、という悲しい見込み。
で、そのせいであちこち更新。
全体のニュースに入れ、トップニュース和英ともに入れ、
電子ジャーナルのニュースの和英に同じように入れて、
電子ジャーナルへのアクセスページにも入れて…、
ついでにデータベースの終わってしまったニュースを消したり、
電子ジャーナルの説明ページの更新が一緒に入ってきたりで、
結局殆どこれだけで終わったカウンター当番。。。

そのあとは、少し落ち着いて選書の整理をして、
これで次回の選書会議が出来るぞーというところまで到達。

午後からはひたすら会議。
前半が図書館の未来について想像の翼を広げる謎の会議で、
後半はぱすふぁいんだーの未来について語り合う会議。

前半は、結局無難ですよねえ、全然若さがないよねー、
という感じです。どうしてこんなに…まあいいや。
意外にみんな、常識人だったみたいですよ。
綺麗にまとめる先生が凄いです。
さすがに研究者です。

後半は…あの、結局、言いたいことが言えなかったので
(あんなに沢山しゃべったのに!肝心なことは抜けているんだ…)
ここで言っておきましょう。

これから、うちのような分野や部局に寄っていない図書館は、
対面のガイダンスに頼っていては
大きなリテラシ教育の効果は得られないかと思います。
部局の図書室は事情が違うでしょうからこの範疇には入らないでしょうけど。
むしろ優先すべきはウェブ上にそういう情報を載せていくこと。
極端な話、ガイダンスを取りやめ、その労力をすべてウェブ上の
リテラシー教育情報の充実に注ぐ方がいいでしょう。
ガイダンスは時間が拘束されますし、その場限りのものです。
その点、ウェブ上の情報は時間の制限もなく、
図書館に来館する必要もないし、空き時間に見ることも出来ると。
その分、強制力はないですけれど、それは仕方ないでしょう。
これからの大学生はますますインターネット世代。
わざわざ自分が移動するより先に、まずはケータイの画面や、
コンピュータに向かう世代です。
あるかないか分からない情報をいきなり探しに来い、というよりは
こういう情報源があるから、図書館に来てはどうですか?という
歩み寄りがなくては駄目でしょう。

それだけが言いそびれたこと。
あとは大体言いましたので、面倒なので省略ー。
って、会議に出てない人には何も伝わりませんねー。
ま、そのうちおいおい。

そう、またこの会議のあとに仕事が増えましたけど、
何とかなるといいですね。ならなかったら…、
何を切ろうか、そこが問題だ。。。
すでに図書館サイトのリニューアルの話は、
菜の花の中ではなかったことになりつつあります。
1ヶ月ほど、まったく手をつけていません。
(ほんとは問題ですし、何とかしたいし、完全に駄目という
絶望的状態でもないのですけれどね。)

つまり、変えることで非常によくなることであったとしても、
そこにいくエネルギーがないなら変わったりはしないのだというお話。
活性化エネルギーってやつですねー。
状態変化の前後で、変化後の方がエネルギーが低かったとしても、
エネルギー障壁があるとそちらの状態には簡単には遷移しないという。
こういう準安定状態を学術的にはローカルミニマムと呼びます。
ここを脱するには、何らかのエネルギーを加えるか、
熱振動エネルギーで偶然、山をのり越えるのを待つか、
または量子力学的トンネル効果により、山をスルーするくらい。
いつかあっちの低エネルギー状態に遷移できたらいいなあ、
という感じです。

そういえば、朝あんなに騒いだアクセス障害は、昼過ぎに復旧しました。
よかったね。でもまた元に戻すのが大変でした。ふぅ。



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図書館員になるまでのこと2・図書館との出会い編

日曜日。業務外日に出現です。

今朝は昨日に引き続き、凄い大雨でした。
結構、雨降りは好きなのですが、出掛ける日にこれは困りますね。
思わず頭を抱えてしまいました。
今日は公共図書館で借りている本の返却期限日でしたから、
何が何でも返しにいかねば!だったのです。
いつも公共図書館へは原付で出掛けていますので、
雨が降ると困ってしまいます。

結局、午後にさっぱりと晴れてくれたので特に問題なく。
2冊返して1冊延長して、2冊新しく借りて、1冊予約しました。
今回の予約本は、選書のときに「うーん、どうしよー」と
迷ったものです。菜の花のいつもいく公共図書館の本館にある本なので、
うちの図書館からお取り寄せするよりは早いな、ということで、
今回はこちらから予約しました。どんな本が来るか楽しみ。
しかし、お取り寄せ出来てしまうということは、
この公共図書館では「参考図書」扱いじゃないのですね。
一般図書だから貸し借りが出来るわけです。
少しだけ、不安かな。


先週は非常に絶好調な1週間でした。
何しろ会議もなかったし、締め切りもなかったし、
山積していた仕事を順番にやっていけましたし。
今週以降もそうであって欲しいものです。
と言いつつ、今週の予定を考えると…、
月曜日からいきなり会議や打ち合わせですよ。
月曜日の午後に2つほど。
ヒラ係員をそんなに呼び出さないで欲しいな。


さて、業務外日に出てきたのは他でもありません。
ただただ、無駄な昔話でもしようかな、とか思ってしまったわけです。
ええと、前回は経歴編だったのですけれど、今回は…、
また無計画にいこう。ええと、とりあえず、図書館との出会い編かな。


菜の花が最初に出会った本は…、あー、覚えてません。
なら言い出すな!って感じでした。すみません。

司書講習のときに習ったんですけど、
最近は「ブックスタート」なる活動があるそうですね。
分からなかったら、ググってみて下さいませ。
菜の花の小さい頃ってこんなのなかったと思いますねえ。
菜の花は結構、小さい頃のことは断片的ながら覚えている方です。
3歳以前の記憶も、そこそこあります。
2歳くらいから、外部とのコミュニケーションには
特に問題がなかったようです。三つ子の魂百までというやつで、
当時からよく喋る子供だったわけです。
自分でもある程度理解して喋っていた記憶がありますし、
周囲にも幼稚園児くらいと思われていたと聞きますし。

そんな菜の花ですけれど、3歳以前に本を読んだ記憶はまったくありません。
まあ、字が読めなかったから、自分では読まなかったでしょうから、
読み聞かせられているならば(それは定かではない)、
あまり「本」という形態は記憶に残らなかったのかも。

幼稚園に入ってからは明瞭な「読み聞かせ」の記憶があります。
うちの幼稚園には図書室があって、絵本や紙芝居を貸し出していました。
園児は普段、入れてもらえないのですが、
週に何回か開放され、保護者と一緒に借りることが出来ました。
それで絵本を借りては読み聞かされていたというわけ。
まあ、この頃に母御が専業主婦になったということもあるかもしれません。
それまでは自営業で、両親2人が切り回す飲食店だったもので。

だから最初の「図書館」の記憶は、この幼稚園の図書室、になりますね。

ところで、この読み聞かせというのは、なかなか凄い気がします。
これを熱心にされていた菜の花も、弟御も、
2人とも大学は物理学を専攻することになった理系人ですが、
どちらも読書好きに成長しました。そのせいもあってか2人とも、
中学でも高校でも、ちっとも国語なんて勉強していないのに
テストで困ったことがないと。
(単に、一生懸命勉強している数学の成績が悪かっただけかもしれない。)

多分、一種の「刷り込み」だったんじゃないかな…。
恐るべし、読み聞かせ。
もしも自分の周りで育児をする人がいたら、
とにかく何をおいても「読み聞かせ」を推奨しますよ、ええ。
中学・高校で、国語の試験勉強なんてやってられませんものね。
ここでタネをまいておいてあげれば、あとが楽ですよ、きっと。

…って、図書館と関係なかった。何で子育て相談みたいになっているのか。
そういえば先日、お昼休みにシステム系のY氏を話していたら

「【たまごクラブ】って知ってます?」
「ええと、聞いたことありますよ」
「生まれちゃうと今度は【ひよこクラブ】ってのがありますね」
「ああ、それも聞いたことあります。どうしてそんなに詳しいんですか?」
「その次が何だか知ってますか?」

なんなんだろ、気になりますね。

「次はね、【とさかクラブ】ですよ」

…。
……。
………。
…………絶対違う…!菜の花は騙されませんよ!

また脱線しました。このままフェードアウトー…。



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木工工作しました

274日目。ようやく1週間が終わります。
今週はとにかく、頭痛に悩まされることもなく
久々に体調のよい絶好調な1週間でした。
何故か人当たりは最低な感じでしたけど。
自分でも「なんと愛想の悪い職員だことよ」と思ったものです。
(いやいやいや、思うなら直しましょうよ。)

ええと、昨日どっさり届いた「ウィークリー」ですが、
何と!ばったばったとなぎ倒し、何と全部見終わりました。
どうせ終わったら捨ててしまう存在なので

「お、これは!」

と思ったものや

「うーん、分からないけど、ありかも?」

といったものを、片っ端から切り抜いてクリップで止めておきました。
これでしばらく、選書候補に上がることでしょう。
今月の選書では、「日本の参考図書四季版」と、
出版社Nさんの総合目録、それに業者Nさんが持ってきてくれたチラシ、
更にこのウィークリーなどから候補が選ばれました。
まあ、大体出揃ったというところかな。
あとは、ここから絞らなければ。
ちなみに現在の候補をもしもすべて買うとすると、
かるーく100万円を越えそうなくらいの勢いです。
…多すぎる!
なので、もう少し慎重に、候補を絞り込む予定です、来週ね。


リゾルバ関連の不具合の相談が理系の分館のYさんからきました。
データベースを引いて、ヒットしたものを見ながら
リゾルバを辿ったとき、全然違う雑誌にリンクされているというのです。
え!?うそ!?
雑誌さんも交えて何回かやりとりして、ようやく原因判明。
何と、ISSNの設定が1行ずれていたらしい!
つまり、Aという雑誌のISSNが、ひとつ下のBという雑誌のISSNとなり、
BのISSNは更にその下のCという雑誌のISSNに、という感じ。
リゾルバでは雑誌名ではなく、ISSNでリンクするので
1行下の雑誌に繋がってしまったというわけ。そ、それは駄目ですね…。
その件も絡めつつ、分館のYさんと、さらに別のYさんともお話し、
リゾルバの設定状況を変更する可能性が出てきました。
まあ、簡単に言えば、そのデータベースから外しちゃおうか?ということ。
まあ、結果はまた来週。


最近、休館日をなくす、ということで非常にもめています。
反対しているのは主にうちのサービス課。
入館ゲートや貸出システム、利用者端末などのメンテナンスや、
書架整理、書架移動、掛内会議などで、
それぞれ利用者が館内にいるとやりづらい、
またはやれない作業が多いのですが、
とにかくサービス課は殆どがパートタイム職員なので、
このメンバーで夜勤とか絶対無理!なわけです。
すると、閉館後の深夜にこれらに対応する案は消えてしまいますので、
平日昼間に対応せざるをえない。
(土日も開館しているので、土日に行なうことは考えにくい。)

元々少ない人員でやっているので、
平日の業務中にこれらのことを行なうことは無理、ということで
そのための人員を別途確保して下さい、という案に、
ようやくまとまったのですけれど、さて。どうなることか。

それにしてもやっぱり組織というのはまだるっこしいですね。
数値を出して、実証して、と慎重に進めるのは当然ですけど。
でも短気な菜の花は

「駄目って言ってるのにどうしても休館日をなくすなら、
 実際なくしてどれくらい駄目なのかを実証したらいいじゃん。」

と思ってしまうのでした。上に訴えるのには何より簡単なのは

こんなに駄目

を見せ付けることなのかなと。
だから計画性がないとか言われるのかー。納得です。

これからは計画性を持って、ただ働きはしないようにしよう。
とか言いながら、今日もしてしまった。
菜の花は仕事が遅いから、その分は自分の責任でフォローしなきゃ、
という意識があったのですが、考えてみるとそんな菜の花を雇って、
時間内に終わらない仕事をさせているうちの大学が悪いんだから、
別に菜の花がフォローすることないんだな、と
よくよく思ったりするのですが、結局実行できないでいます。
来週からは、強い意志を持って、定時で帰ろうっと。
ここに決意しておきます。ええ。


この休館日議論のせいで、今日は無駄な業務を増やしましたよ!
…って、明らかに菜の花が悪いのですけど。
休館日にやっている利用者端末のメンテナンスを自動化するため、
上のシステム系の人が動いてくれているようです。
…というか、出来るなら最初からやってくれ!…と叫びたい。
が、そこはぐっと我慢。
OSのリカバリCDを探したり、もしもまっさらにされて、
完全に元に戻せますか?という確認のため、
インストールするソフトを探したりで、大変でした。
…で、更に大変にしました。CD-ROMの棚が大惨事
鍵のかかるロッカーの中に、データベース系のCD-ROMが
入れてあるのですが、これらの出し入れをしているうちに、
中段の奥にあった数十枚のCD-ROMが崩れ去りました。
棚だと思っていたら、何と細長い板を2枚、台の上に置いただけの
微妙な橋の上に乗っていただけだったのでした。

で、菜の花は怒りのあまりロッカーのガラス戸を叩き割りそうになり、
それは何とか思いとどまって、ガラス戸2枚を外して立てかけて、
中のCDーROMをひっかきだして、これを係のM嬢に並べ直してもらい、
その間に板を担いで工具箱のところへ行って
金槌と釘で木工工作に挑んだのでした。
怒りをこめた菜の花の金槌の打ち込みは非常に効率がよく、
あっという間に手作り棚が出来上がりました。
いや、木工なんて中学生以来ですよ。
大学に入ってからは金工しかしたことないもの。
でもたまには必要ね、木工工作。
今度、壊れかけている椅子に、釘を打ち込んでもいいでしょうかね。
今日の菜の花なら直せそうな気がしますよ。
…金槌はなかなか、ストレス解消にいいかもしれません。
って、不穏な。いやいやいや、別にあの人とかあの人とかあの人に、
叩き付けようなんてこれっぽちも思ってません。。。とか言ってみたり。

短気は損気。気をつけよう。


今週は気分がいいとか言いながら、
それなりによろしくない精神状態ですね、菜の花。
素だったら、もっと嫌ですけど。
まあ、いらいらしているのは確か。
4月以降、本当にばたばたしましたので。
お陰様で趣味の楽器の方、夏の演奏会に出られなくなってしまいましたし。
こんなことは初めてです。ショック。
まあ、物事に対してやたら反抗的なのは素ですけど。
もう少しやわらかーい人間になりたいものですね。
どうもいけない。



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ウィークリー、山ほど来た!

273日目。

今朝はめちゃくちゃだるい!と思ったのですが、
開館準備の間に回復しました。本当に快調な1週間です。
しかし暑い日でした。

午前中は殆ど、今度のワークショップの話し合いのためのネタ作りを。
数枚のプレゼンでいいよ、というはずですが、
気付いたら10枚を越えている!
しかもだんだん面倒になってきて、16ポイントの文字が
端から端までびっしりと敷き詰められた画面…。
うーん、絶対読みたくないな。
書いた本人がそう思ってしまうページがラスト3ページ続いた後、
ついに力尽きてプレゼン自体が突如終わるという…。
うーん、やる気があるのかないのか分からない(- -;)。
途中から夢見るモードになっていた気もしますね。
π結合が出てきた辺りからおかしくなった…。
いや、大体どうして未来の図書館サービスだとかを語るのに、
不確定性原理とか電子雲という言葉が頭をよぎるのかが謎。
菜の花の思考回路が途中で破綻しているのか。
もしかしたらある程度以上考えると、
オーバーヒート防止のため、ヒューズがとぶのかも。
そしてヒューズがとぶと、変なところに短絡してしまうのかも。

お昼休みから戻ってきたら、ケミアブ!と叫ばれました。
…はい?
レファレンスですが、久々にケミアブを見ましたよ。
しかもしかもです!
何と本日、凄い勢いでケミアブの冊子体を引いている、
まだお若い利用者さんを発見してしまいました!
えええぇぇぇ。珍しい~。しかも本当に凄かったんです。
20連分くらいのケミアブを必要巻だけ半分引き出した状態で
端から全部引いてらっしゃるんですよ。
うひゃあ、凄い!気合いが入っている!
何となく、感動的でした。いやあ、ケミアブをうちで買っていて、
今日ほどよかったと思ったことはありません。
というか、よかったと初めて思ったというか…。


理系の図書室のY嬢からレファレンスの電話があり、
早速、ものさし持って書架へ現物確認に行きました。
いや、何が何だか分からなかったのですが、
とある本に載っている写真のサイズを教えてくれ!と言われて。
はい?何だ、そりゃ?
で、測ってきて、戻って来て電話してやっと理由が判明。
あー、そうなんだー。
何というか、こういうレファレンスって初めてよ。


引き続き、今日も選書のための調査を。
そうそう、ウィークリーが山ほど来ました。どさっと。。。
ウィークリーは本名なんだっけ。確か後ろに出版情報とかつくかと。
毎週発行の新刊情報誌です。まあ、ググってみれば分かりますね。
結構、色んな図書館で選書に使っているのでは?
なかなか面白いです。
本当にこんなの、大学でしか置かないぞ!みたいな本から
(そういうものはめちゃくちゃ少ないのですが)、
普通のラノベまで網羅されています。。。DSの攻略本とかも。

はい、春に人が代わったせいで、このウィークリーが
山ほどどこかで止まっていたようです。
昨日からちょっと気にしていたのですが。
うちに関係する本は掲載が少ないので、
あまり気にしていなかったのですが、よくよく考えてみると
4月に入ってから一度も来ていないぞ、と。
あれは図書館中をぐるっと回って(多分)、最後にうちに回ってきて、
うちに来た分は捨てていいよ、ということになっているのです。
つまり、ウィークリーの終着点。
なのですが、来ない。全然来ない。何故。

…って状況だったのですが、どっさりと来ました。8冊ほど。
うわっ。多い。多すぎる。びっくりです。
山となっているー。
資料管理の係長から「はいっ」と手渡された菜の花、

 「おーもーいー」

と嘆いていたら、お隣の相互さんのN嬢に

 「大丈夫ですよ!ケミアブよりは軽いです!」

と励まされました。そう…かな…。

eBookの目録もちらちらと眺めていました。
うーん…。今年はどうなるかなー。まだ分かりません。
それにしても、「これは入れたら…」候補が益々成長中で、
頭が痛い限りです。選書会議までに絞込みが必要。。。



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懐かしの先生からのお問い合わせ

272日目。週も半ば。

本日は、カウンター当番が当たっていない割に、ちょくちょくレファレンス。
絶対、本年度に入ってからレファレンス数は増えてます。
でも増えてる割に、ちっともレファレンス件数の統計の数が増えてません。
明らかに統計漏れしている!
非常に忙しいときは、レファレンスの記録をとっている暇がなく、
終わったあとには他の仕事のことで頭がいっぱいで、
計数を忘れるケースが後を絶たないらしいのです。

とりあえず、忙しいぞ、というのをアピールするのは数字なので、
しっかり統計は取っていきたいところです。

ちなみにメールによるレファレンスの数は、しっかり数えてます。
これは去年より、確実に増えています。
何しろ1ヶ月の件数は、去年の最大値を、4月・5月ともに上回りました。
今月もかなりのハイペースで、このまま行くと4月・5月よりも
増える可能性すらなきにしもあらずな雰囲気です。
勿論、実際にどうなるかは月が終わってみないと分かりませんけれど。


昨日の、「現物はあるけど検索が…」の問題は、
目録の係の方で解決して下さいました。ありがとうございます。
よかったよかった。


非常に行きたい研修があったのですが、また却下されました。
拒絶したい研修には行かされるのに、何故…!!
これに行くなら他の研修は今年は行けませんよ、と最初は言われたので
それは願ったり叶ったりだ!と思っていたら、やっぱり駄目だそうで。
というわけで、ちょっとご機嫌斜め。
世の中はそういう風に出来ているんだってこと。


本日は、レファレンス対応以外は殆どの時間を
選書のための調査に費やせたのでとても気楽でした。
何か、やらなきゃいけないことを今まさに片付けているぞ!という感覚。


夕方にメールがやってきました。
菜の花が去年度最後に書いていた文章。
あの苦労に苦労を重ねて第1稿差し替えたあれです。
あれがついに発行されたのですけれど、あの文章を印刷して
授業で配りたいんですけど、という問い合わせでした。
教育目的のコピーは幾らでも。
でもPDFを御所望でした。やはり、画面キャプチャなどがあって、
冊子体からのコピーだとつぶれてしまう可能性が高いからかな。
うーん、どうしましょう。まだPDFは出てないみたいです。
それで、発行したところに連絡を取ってもらいました。
納品の際に、PDFも印刷屋さんから受け取っているはずだと思って。
でも実際は冊子とPDFの納品は1週間ほどずれているそうで、
まだ手元にないよ、というお返事でした。
うーん、どうしよう。

問い合わせをしてきたのは菜の花も旧知の先生でしたから、
直接内線でお話して、著者最終稿にあたるものをPDF化して
お送りすることにしました。行ってらっしゃーい。

それにしても、久々にお話してしまいました。ええ。
院生時代は色々とお世話になりました。
そういえば、学科のソフトボール大会のときに
疲れたーと立っていたらあの先生に怒られました、はい。

「味方が攻撃しているときは、立って声援!」

…だそうです。教授おんみずからバッターボックスに立つのが、
あの学科のソフトボール大会。勿論、講義は1日すべて休講。
バッターどころか、ピッチャーしていた教授もいらしたっけ。
絶対翌々日、危険なことになっていたと思いますね。


それにしても次の選書会議はかなり怖い感じです。
あまりにも候補数が多くなってしまいました。
もう少し絞り込まないと。優先順位の付与が必要ですね。頑張ろう。



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恐るべし、某書店

271日目。時間が無い…。

本日も絶好調な一日。
このまま毎日好調が続けば、言うことないのですが。
人生は積分して0じゃないかなあと常々疑っていますので、
ここ最近のマイナスっぷりを見れば、しばらくプラスが続いても
バランスが取れてていいじゃない?という感じかも。
ま、本当は積分しても値が残っている方が嬉しいのですが。


本日もカウンターは少なめ。午前の前半のみ。
カウンター当番が少ないだけで、何か体調がいいような気すらしますね。
余程人間が嫌いなのか。不特定多数とコミュニケーションをとるのは、
菜の花にはなじまないことが実証されつつあります。
やはりサービス業には向かない性質(性格ではなくて)。

カウンターでは色々と問題勃発。
見つからない本が幾つか。
16巻セットの大きな本の別冊が索引だったのですが、
何故かこの別冊がない!という訴えがカウンターに来ました。
…ないって、そんな馬鹿な。
そんな大きなセットで、索引を買わないはずがない。
…と思っていたら、本気でありませんでした。所蔵がついてない!

更に数巻セットの本の、一番欲しい巻が1冊だけない!というのも。
えええぇぇぇ。これはあるはずです、コンピュータ上は。
問題は書架に無いって事…。
相互さんに見に行ってもらったり、閲覧さんに相談したり、
ばたばたしてましたけど、全然見つからず。
不明図書で調査依頼書を書いてもらおうと思った頃に
利用者さんがいなくなってしまいました。
それから十数分後に、閲覧さんからひょっこり
「見つかりました!」の報告が…。
何か全然違う番号のところに紛れ込んでいたみたいです。
そうか、あったのですね。でも利用者さんがいない…残念ながら。
しかし何より気になるのは、これを見つけた閲覧のA氏ですね。
恐るべき能力ですよ。だって、本気で全然違う棚なのです。
どうやって見つけてきたんだ!?
何か菜の花の知らない、恐ろしい能力が存在しているのか…。

コンピュータ上は…の話の逆のこと。
現物が目の前にあるのに、コンピュータ上ではないことになってます、
どうしましょう、という相談が学内の某所からやってきました。
図書館ではないのですが、図書を置いている事務室からです。
そういう本が8冊ほどあるというのでデータを送ってもらいました。
当初の菜の花の考えでは、単なる未遡及本だろう、ということだったのですが、
実際に調べてみるとそういう問題ではないようでした。
うわっ、複雑そうだ!何となく想像は付きますが、うーん…。
とりあえず、上の事務ですね。
目録のところに出掛けました。

でも行ったら課の会議中。
出直してこようかなー、と思ったら、丁度終わるところでラッキー。
目録の係長に事情をお話してメールを転送して後を託しました。


お昼からは選書のための調査。
やっと「日本の参考図書四季版」というものを見終わりました。
この中から「これはうちもいるだろう!」というものを探していました。
何冊か候補が上がってきています。
それから、菜の花は運命の出会いをしてしまったのです…。大袈裟な。
次に手に取ったチラシが某A書店さんのチラシ。
幾つかの参考図書が紹介文と表紙のカラー写真付きで出ています。
タイトルをざっと見る限り、あれも欲しい、これも欲しいという感じ。
で、調べてみると、実際にうちですでに持っている本が多いのですが…、
問題は他の大学の所蔵状況ですね。これにはほんと、びっくりです。
恐るべし、A書店。
何が凄いって、それはもう、数がね…。
菜の花は選書に自信がないので、まずは他大学の所蔵状況を確認します。
つまりは全国の大学図書館等(研究所含む)の総合目録である
ナクシス・キャットを引いて、どれくらい所蔵館がヒットするか見るのですが。
洋書だと、20とか30館持っていれば、まあまあ持っているんだなあ、
50を越えていると、おお沢山持っているなあ、という感じなのですが。

これがもう、今日引いたのは桁が違うから驚きですよ。
何と、軒並み200とか300なのです。
一番多いのは500館越えてましたよ。
一瞬、全国に500館もナクシスに登録している大学図書館あったっけ?って。
単一大学で、複数の図書館を持っている大学もありますから、
一概には言えませんけれど。
うーん、本気で桁が違う。1桁。
どれだけ信頼性と人気が高いんだ!と驚きました。

考えてみると、A書店って学生時代から名前を知っている気がする。
それで、ぼーっと思い出してみました。
何か教科書でも使っていたんだっけ?
菜の花の印象深い教科書と言えば、
やっぱり「一般物理学」やガシオロウィッツの「量子力学」(丸善)。
それからあのカラフルな数学入門コース、物理学入門コース(岩波)。
このシリーズはいっぱい持ってました。
「常微分方程式」「複素関数」「統計力学」「相対性理論」などなど。
特に「物理のための数学」「例解 物理数学演習」は、
絶対手放せなかったですよね、最初の2年くらいは。
おっと、キッテルも丸善。
「ファインマン物理学」が岩波か。
でも「さよならファインマンさん」は丸善らしい。
やたら丸善と岩波が多いなあ。
裳華房とか吉岡書店の本もあったと思うのですが。
あれ、意外に出てこないA書店。でも確かに知っているような…。
どうしてなんだろう。何か忘れているのでしょうか。
菜の花超愛用の辞典は化学同人だったしなあ。うーん、思い出せない。

何かちっともA書店についての回想になりませんでしたが、
とにかくA書店は凄いらしい。恐るべし。
あまりの数に圧倒されっぱなしでした。
これは、何冊かは買っちゃうんじゃないの!?な予感です。
次の選書会議で話し合うことになるでしょう。


今日は業者Mさんがニューフェイスを連れて来ました。
若いなあ。研修中だそうで。いいなあ、若いって(菜の花は何歳だ?)。
ところでMさんのN氏がこの前、ωの読み方を訊いてこられたのですが、
どうやらこれ、ご本人の趣味らしい。
N氏はオーディオマニアな独語だか独文学出身だとかで。
何か分裂してますね。とか言ってみる。
ま、社会学を専攻したコンピュータ屋さんがうちの図書館にはいますから。
ああ、しかし驚いたのはうちの課長補佐がオーディオ好きってことですか。
全然縁がなさそうに見えるのですが。気のせいでしたか。
菜の花に見る目がないのか、実際にあまりに意外な取り合わせなのか。


終業後に、来週北欧へ出張に行くシステムのおにーさまの壮行会(?)が
開かれました。というか、単なるネタにされている!というのが
ご本人の主張でしたが、恐らく間違っていないでしょう…。
図書館にはとてもマニアックな人が、
山ほど生息していることがよく分かりました。
菜の花なんて可愛いものです。そりゃもう、ひよこちゃんくらい可愛い。
世の中は広いものです。本当。



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耳寄り情報GET

270日目。新しい週の始まり。
週末の頭痛が嘘のように、妙に清々しい月曜日でした。
こんなに調子のいい日って凄く久し振りな気がする…。

まずはwwwメンテ作業。
それから掲示物の印刷。内容は金曜日に作ってあったものを。
でも印刷してみたら、折角だしーもっと作っておくか!と。
というわけで、楽しく掲示物作成をしました。
そうか、朝一のこれが絶好調の秘訣だったのかも。
新着のeBookのタイトルが幾つかあったので、
いつものごとく帯を印刷して代本板に入れて、書架へ出しました。

メール・レファを返してからカウンター当番へ。
今日はお昼越えの当番です。
去年行ったリテラシ関係の研修の追跡調査として、
アンケートが来ていましたのでそれに回答。ようやく回答できた…。
さっき作った掲示物を適当に、他の図書室へ宣伝メール。
データベース等のメンテ情報が来たのでこれらをサイトニュースへ追加。
カウンターへの来客はちらほら。

午後からは、真ん中辺りの数ページが外れてしまった、理科年表机上版の修理を。
糊を使って、貼りこみます。
自分では非常に綺麗に、うまく出来た!と思って本をとじたら、
天から見たときにひどい状態であることに気付いてしまった…!
あああ、ずれてるー。しょーっく!!!
まだまだです…。もっと修業を積まねば。

そういえば、修理の師匠たるIさんに、耳より情報を頂きました。
紙屋さん情報です。教室なんかも開いているらしい!
…というわけで早速、検索してみました。
あったー。ここかー。
しまった、教室あるけど、何と明日。
もう遅い…(- -)。しゅん。
でもお店には行ってみよう、うん、そうしよう。
もっともっと紙に触れるのです。

またメールによるレファレンスが来ました。
しかもまただ…。同じ人から沢山来るのはちょっと…。
うちは便利屋さんじゃありません。そろそろ自分で調べて下さいよ。
これで終わりだー、と思うから調べてますけど、
基本的に大学図書館は、公共図書館と違って
調べ物の「結果」を教えてくれる機関ではないので。
調べ物の「仕方」を教えるところなのです。


図書館の明日について語る(多分違う)、謎のワークショップの
会議のために、プレゼンを作っていました。
うーん、図書館の明日なんて、正直どうでもいい…というのが
ここ最近の菜の花の実感だったのです。
それよりも気になるのは自分の明日だ!…というところで。
でも金曜日には楽しく本の修理が出来たしー、
本日も理科年表直せたしー、
それだけですっかり機嫌が直って体調もよくなった菜の花は、
よし、では図書館の未来について考えちゃおうか!という気合いが入りました。
多分、3回を重ねた会議中には、一度も見せなかった気合いです。
だってさー、一番駄目なときに会議があるんだから、いけない。
忙しいと心に余裕がなくなってですね、
遠い将来より今日の業務、って感じになっちゃうわけですよ。
珍しく前向きな菜の花が、前向きかもしれないプレゼンを着々と作成中…?
いや、実は内容よりもデザインに凝ってたりして…。
どうやらこれが性格らしいですよ。

先週からの積み残しは大分片付きました。
明日は更に、ばったばったとやっつけていきたいところ。



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修理

269日目。また今週も日付詐称の週末だわ…。

本日はカウンター当番なしなので、本日こそは!と色々気合いが入ります。

朝からwwwメンテを少しして、それから
「ちょっと閲覧さん行って来まーす」で参考の事務室を逃亡。
いや、まさにすべてからの逃亡です。ふふふ。

持ち物は某year book、英語圏のとある国の年鑑です。
3冊ほど持ち出しました。
とにかく凄い虫食い。それから水に濡れたあと。
うーん、どんな悲劇がこの本に起こったのか?
それは不明です。
他の年のものはまあ綺麗だったのですが、この3冊だけが悲劇的でした。
ちなみに古いですよー、年はですね、1899、1900、1908年の3冊。
うわあ、一部20世紀ですらなくない?古いですね。

それにしてもよっぽど美味しい本だったんでしょうねー。
表紙も背表紙も穴だらけ。
台紙にいたっては3分の1か4分の1くらいがすでに食べられた後で、
見るだけで不気味なぐねぐね模様。
きっと糊が美味しかったのだろう、というのが閲覧のIさんの見解。
当時の糊はでんぷん質なので、
とっても美味しかった可能性が高いということです。
こういう本の装丁とか材料なんかは、
世相がダイレクトに出てくるもの、らしい。へー。
戦争中の本は見た目同じように作っても、
どうしても物資が足りないので質が悪いものになってしまう、とか。
このyear bookも、沢山あるうちの特定の年だけがひどい状況。
きっとこの国でこの年に、何かがあったのでしょう。
もしかしたら、単に印刷所とその周辺で、
何かがあっただけかもしれませんけれど。
もしかして、何かが大豊作、または大凶作のために、
糊の材料が変わっただとか、その年の小麦がとってもいい出来だったとか…
(糊は小麦や米から作るらしいですよ)。
お天気の加減とかが本の質に出てたりして。
だとしたら面白いですね。

これら3冊を直しました。
3冊とも見返し紙が破れて、表紙が外れた状態。
特に1冊は、完全に中身と表紙が分離していて、
更に背張りのところ(麻ダック?)が弱く、
殆ど綴じた部分がそのまま露出していました。
思い切って剥がして、新たに寒冷紗を貼ることにしましょう。
綴じ部分があやしいのもありましたが…ここは見なかったことに。
多分、大丈夫。(希望的観測)

毎回、こういう修理は勉強になります。
何しろ、菜の花の自己啓発のための目標は、本のお医者さんですからー。
というわけで最近菜の花、製本関係の教科書を読んでいます。
いつか休職して製本の学校にでも行ってみたいなんて希望も。
夢は海外留学ー。
ということで、最近せっせと英語の勉強もしています。
語学番組を4講座ほど視聴して、英語で小説を読んでいます。
…と言ってもハリーポッターですけど(お子ちゃまか!)。
まあそれはともかく。
先月の研修は、効果覿面だったことが明らかになりましたよ!
よし、技術を磨いていつか転職してみせる!という気合いに…(えー)。
やっぱりあの研修は、消極的なリストラだったに相違ありません。
そんなに菜の花をここから追い出したいというのなら、
受けてたってやる!な気分で…。うーん、不思議な研修だった。

ま、実行力に欠ける菜の花ですから、きっと夢は夢に終わり、
定年までこの図書館にいるであろう確率は、35%くらい。
50%くらいが、どこか他大学へ転出になる確率で、
残り15%くらいが転職して別のところへ雲隠れする確率かな。
…ま、言ってみただけですけど。

参考の事務室に戻って週はじめからの積み残し作業をしていたら、
ぽんとレファレンスが飛び込んできました。
うーん、これは…難しいかも。
論文のレファレンスリストにある論文をお探しだったのですけれど、
これがかなり意味が分からず。
2つあって1つめは、こういうときの必須ツールである、
ウェブ・オブ・ナレッジのサイテッド・レフ・サーチで糸口発見、
何とかゴールにたどり着けました。書誌事項のうち、
ジャーナルタイトルが間違っていたことが判明。
あとは現物確認で難なく解決。
サイテッド・レフ大好きです。いい子だ。

ああ、あんまり使わない人だと分かりませんね。

ウェブ・オブ・ナレッジは抄録データベース。
何千もの学術雑誌の論文の、論題、著者名、アブストラクト、
引用文献などをデータベース化したものです。
インパクト・ファクターが高いものばかりを採録誌に選んでいますので、
重要論文が探しやすく、収録対象誌数が多いために網羅性も高い、
特に理系でかなり中心的に使われる大型のデータベース。
(ただし、論文本文は入っていないので全文検索は出来ない。)

この検索方法で普通に使うのはジェネラル・サーチ。
一般的な検索エンジンと同じような感覚で使える検索方法です。
これに対してサイテッド・レフ・サーチは、引用情報を検索します。
検索に使えるのは、著者名、掲載誌名、掲載年だけ。
出てくる結果も、誰が、何という雑誌の何巻の何ページに論文を載せたか。
ヒットするデータは、ジェネラルサーチと同じく、採録誌の、
採録年に掲載されていた論文だけではなく、
これらの論文が引用していた文献も入ります。

つまり、Aという論文があったとして。
この論文はウェブ・オブ・ナレッジに採録されている論文だとします。
この論文の情報は当然、ジェネラル・サーチでも、
サイテッド・レフ・サーチでもヒットしてきます。
さて、このAがBという論文を引用していたとします。
ただ、Bという論文が掲載された学術雑誌は、
ウェブ・オブ・ナレッジの採録誌ではなかったとすると、
Bという論文はデータベース上には登録されていないはずです。
よって、ジェネラル・サーチではヒットしません。
が、サイテッド・レフ・サーチなら、ヒットするのです。
勿論、元々登録されていないものですから、
論題やアブストラクトなどは表示されません。
でも、著者名、掲載誌名、掲載巻号・ページなどは出てきます。

そういう関係になっています。
ま、テーマから論文を探す人にはまったく用なしなツールですので、
菜の花も院生時代はまったく知りませんでした。
でも現在は、これが大変重宝するツールになっています。
引用文献リストの書誌事項が間違っているとき、
これで引いてあげると結構、「あ、掲載巻号がこっちだ」「ページが違う」
というのに気付くことが多いからです。
…と、サイテッド・レフの説明をしてみました。
何となく。たまには誰かの役に立ってみたかっただけ。
いや、役には立っていないかもしれませんけど。

で、2つめの方が大問題で。何だこの超省略形の引用情報は!
泣きたいくらい意味不明。係長も出動して2人がかりで調べものです。
結局、一番最初のとっかかりになったのは悔しい事ながらgoogleでした。
うーん、やるな、google。
そこから「これがあやしい」という委員会を発見。
更にその委員会を調べていて、ますますあやしいサイトを発見。
ついに尻尾を掴んだのは、某大学のシラバスでした。何故ー。
このシラバスに、何故か参考文献で載っていたんですよ。何なんだ。
じゃあ、簡単に手に入るものなのか?と思ったのですが、甘かった。
最終的に午後に判明した事実は、この論文の載っている本は、
非売品だった!ということでした。
この出版物を「刊行物」リストに載せている某非営利学術団体に、
わざわざ電話して確認したので間違いありません。

ちなみにこの団体に菜の花、2回ほど研究員の応募をしたのですが、
2回とも書類選考であっさり落とされました。
思えば、奨学金も研究員も、全然通らなかったなあ。
通ったのは文科省の非常勤研究員だけでした。
だからますます、研究者に向かないのね、と落ち込んだものですが。
…もしもここに拾われていたら、図書館員にはならなかったでしょう。
まあ、そういう運命だったのでしょうけれど。

あまりハッピーエンドではありませんでしたが、何とかレファレンス解決。
で、午後になって急遽カウンター当番が菜の花に回ってきました。
というのも係長が当番だったのですが、会議が入ってしまい。
あー、係長職は大変ですね。
菜の花、何とか係長になる前に転職したいものです…、
とか言って、全然お呼びがかからなかったりして。あはは。

そういえば、カウンターのPCのマウスパッドが行方不明になりました。
朝、汚れているな~、と表面をごしごし洗ったのです。
で、事務室の窓際に干しておいたのですが、昼になくなっていました。
あー、んー、えーと、もしかして、下に落ちた?
落ちてきたところを目撃した人がいたら驚くでしょうねー。
どうして図書館の窓からマウスパッドが落ちてくるんだろう?と。

終業後に、雑誌の係長がやってきて何か話していきました。
が、今思い出してみると何を話しにきたのか思い出せません。
一体、何を伝えに…?
無関係なことを何と2時間も話していたのです!
そりゃ元の用事も忘れるわ。
分かったことは、雑誌の係長は菜の花と向こうをはれるほどの
おしゃべりだってことでしょうか。
そのおしゃべり係長をして「あの人はおしゃべり」と言わしめたのは、
システムの課長でありました。あー…そうなんですか。
菜の花も薄々気付いてましたけどね。
とすると。
もしかしてうちの図書館のおしゃべり四天王は、
あの人とあの人とあの人とこの人か?
…なんて思ってみたのですが。まあ、何も言うまい。


本日は午前中に思う存分(?)、本の修理が出来たので、
なかなか気分も体調もよい一日でした。



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忘れっぽいのです

268日目。気分も体調も、雨のち曇りという感じ。

今日のカレントアウェアネスで衝撃。
おおお、アメリカのどこかの州のどこかの郡で、
公共図書館をすべて閉館したんだそうですよ。
理由は財政難。
80%の資金が足りなかったとか、何とか。
それで図書館の財源にするための課税の可否を
住民投票したら58%の反対によって否決、
公共図書館すべてが閉館したそうです。
そうかあ、アメリカでもそういうことがあるのですね。

ちなみに、菜の花の実家のある町は、
最近やっと図書館が出来ることが、町議で決まったらしいですよ。
日本は図書館閉館どころか、最初からないところがまだまだあるのかも。
菜の花は図書館員ですが、小さい頃から図書館に
慣れ親しんできたわけでは決してありません。
だって近くに図書館なんてなかったんですもの。
学校の図書室以外の公共図書館に初めて行ったのは、
中学生のときかも。隣町の小さな小さな図書館に1度だけ。
高校生になってからは隣市の、まあまあな規模の図書館に1度だけ。
大学生になってからは図書館が沢山ある市内に通学していたので、
市の図書館に利用者登録しましたけど結局通うことはなく。
院生の頃、司書講習のときに通学路にたまたま図書館があったので、
寄るようになってから、初めて公共図書館というものを
普通に使うようになりました。
これだけ図書館と縁なく育った図書館員は珍しかったりして。
おや、脱線。

ええと、それで衝撃を受けたのですが、数秒後には忘れて仕事仕事。
今日は、一昨日からの積み残しのwww作業を片付けねば。

と思ったら、そうだそうだ忘れてました。
昨日、保留にしたFAXレファレンスがありましたっけ。
一応、係のM嬢が対応してくれているのですが、彼女は本日午前休。
ので、とりあえず方針だけ立てて、動けるところは先に動いておこうと。
まあ関係する学内の図書室にレファレンスを出すのが順当でしょう。
ということで、少しだけ予備調査してから、分館にお電話。

でも間違えて管理係にかけてしまいました。
違う違う、サービス係にかけなきゃ。
そう、お互いに名乗ったときに、「あ、間違えた…」と呟いてしまったのです。
ピックアップしたO氏がすかさず「誰?」と。
で、条件反射で自分の名前を名乗ったら、
電話の向こうで苦笑されました。
誰にかけたかったの?と訊いてくれたわけですね。ぼけました。
というか、さっき名乗ったばかりなのに。

この話はあちらに振れたので、メモをM嬢の机に残しておきました。
彼女が出勤してくる頃には、多分結果が戻ってきていることでしょう。

システムの課長がやってきて、何か話していきました。
へー、とか、ほー、とか色々思ったのですけど、
結局何を話していたのかうっかり忘れてしまいました。
最近物忘れが激しくって。

昨日もシステム系の某係長の名前が出てこなくて。
本人が聞いたら泣くかもしれません。
大体、今までうちの館内の職員さんで、
菜の花に一度も名前を忘れられなかったのは1人しかいないかも。
それは前係長であります。あの名前は忘れません、多分。
あの方以外に同じ名前の人にお会いしたことがないですし。

本日の夕方にも「お久し振りです」と物理学科の先生に声をかけられて、
ご挨拶したのに、顔は分かるのに名前が思い出せなくて
呼びかけることが出来ずでした。(だから菜の花、ニコニコ笑っていた。)
顔を見た瞬間に、その方の研究室や専門分野、授業は思い出したのですが。
そういえば、今ちょうど思い出しましたけど、
あの先生ってば、菜の花の修士論文の5人の審査員のお一人だ。
つまりあの先生のお陰で修士が取れたのか!忘れてましたよ。
ひどい話です。というか、よく覚えているなあ、あの先生。
先生の授業を取っていたのに少しも覚えてくれなかったのですが、
たまたま自転車置き場でどんがらがっしゃーんと、
全部の自転車を倒してしまってあわてふためいていたあの先生を
さっと助けて以降、すっかり覚えられたようです。
あれも7年くらい前かな。

午前の後半からカウンター当番。
まあまあの忙しさ。特に昼はちょっとトラブル発生。
相互さんの方のお仕事でですけど。
お昼当番のときの印象深い対応は2つ。
1つめは紹介状の発行。実はやったことがなくって。
申し訳ないのですが、ちょっとお昼休み中の相互さんに助けてもらいました。
一度やってみればそんなに難しくはないですね。何でも経験か。

もう1つがトラブルでして。国立国会から借りた本が届いたのですが、
何と、利用者さんが2冊のうち1冊が間違っているかも、と。
えー。どうして?
その後、控えを印刷して持って来て下さって、確かに間違ってました。
何ということ!
利用者さんには非がなくて、うちがオーダーしたときか、
または国立国会が間違えたかのどちらかだったのですが、
どちらなのかは不明でした。というか菜の花には全然分からない。
やっぱりお昼休み中ではありましたが、お金も絡んでくることですので、
とにかく相互さんには声をかけざるを得なくて。
で、相互さんの方も主戦力のHさんが木曜日お休みなので大混乱で。
利用者さんが笑顔のまぶしい、温和なおねえさんだったので、
非常に救われました。本当に申し訳ありません。
でも誰もが気持ちよく対応できる利用者さんでした。
この方のためなら、何が何でも、何とかしよう!と思わせられるような。
自分がトラブルに巻き込まれると、
思わずかーっとなっちゃう人も多いですが、
あのように温和にいられる人の方が結局は得をするのだろう、と
思うのですが…なかなか実践は難しいものです。


昼からは急ぎの仕事が入ってきました。
おおお、念願の!人材公募ー。
このままなくなるかと思ったポスト、
ついに本部がGOサインを出しましたか。
即刻HTMLを作れとのことでしたので、作りました。はい。
でも、文法チェックしていなかった…。いけないいけない。
明日行ったらちゃんとやりましょう。
あれをやると意外なところに意外なミスがあるのが分かるものです。

またCGIに悩まされていました。どうして出来ないんだー!
出来ないとなると何が何でも何とかしたくなるのが人情というもので。
夕方のカウンター当番のときも気になって気になって。
でもやっぱり利用者さんが多くて、ちっとも進まず。

そういえば珍しくCD-ROM検索の利用者さんがいらっしゃいました。
が、パスワードが分からなくて散々でした。
前係長までお呼び出ししてしまって。
ご迷惑をお掛けしております。
でも、一番の問題はそのあとでした…。重くて、PCが止まるー。
というわけで、結局使えなかったというオチ。
PC何とかしなくては。

カウンターを店じまいすると、ようやく落ち着いて作業が出来ます。
何とか積み残し分の1つが完了しました。
でもまだ残っているという問題…。明日こそは…明日こそは。



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やっぱり忙しい

267日目。また調子はいまいち。

朝はとっても元気だったのですが、
あまりの仕事の進まなさのせいか夕方から頭痛と吐き気に悩まされるという、
微妙に体調不良な日でした。えーと、今日は何をしたのでしたっけ。

朝、とにかく昨日からの積み残しのwwwメンテをするつもりだったのですが、
メールによるVPN接続関連のレファレンスが入っていたので、
そちらの対応でかなり時間を食ってしまいました。
もう殆どシステムのY氏のお世話になりっぱなしだったのですが。
最近の菜の花ははY氏の助け無しでは何も進められていなかったなあ、と
しみじみと思った朝でした。とか言いながら、やっと終わったときには
すっかり朝って時間ではなくなっていましたけど。

FAXのレファレンスが理系の部局図書室からやってきまして、
そちらの対応も。この前、この担当のY嬢は、
うちの書架に来て頑張っていらしたのですが、同じ内容で。
あー、まだ続いていたのですね。やはり難しい問題でしたか。
ご希望の本を調べてFAXを返したのですが、
あちらの図書室が立て込んでいて話す暇なし。
その後、向こうから連絡があったときは今度は菜の花が会議中で、
結局すれ違いになってしまったのですけれども。
これについては夜に大分、調べさせてもらいました。
でもあまりお役に立てそうな情報は得られず残念。

閲覧さんから、オンライン目録の新しい配置場所を登録したので、
ヒット画面用のページを作るように依頼されました。
…う。
しかも一緒に雑誌さんからもお知らせの依頼が来ていて。
内容を読んでびっくり。
…こんな話は聞いていない!
とりあえず、掛長と菜の花が交互に、
雑誌さんに事情を訊く内線をかける事態に。
だってだって何にも訊いてなかったなんだもん。
詳細が分からないことをやるには気持ち悪い。

とりあえず、雑誌さんの方の依頼は保留。
資料を貰う約束だけは取り付けましたけど。

閲覧さんの依頼内容からやっつけることに。
作成の雛形が見つからなかったので、それはどうかな、と思いつつ、
すでに公開されているページをオンラインから拾ってきて書き換え。
出来たら内線で確認してからシステムのY氏へ。
ほんと、たびたびお世話になりっぱなしですm(_ _)m。
これを送ったのは、もう午後の出来事。

午後はこれだけやって、メール整理したらすぐに会議。
まとまらない会議です。というか、ふくらまないというか。
何かベーキングパウダー入れ忘れちゃったよ、このケーキ、って感じ。
地道に頑張るのですが、ふっくら美味しくは焼きあがらないことが
絶望的なまでに分かっていたりする雰囲気?
最後に少しだけ明るくなりましたけど。
若いって、いいなあ。
もう自分は若くない、と思ったりする今日この頃。
まあ、思考が硬直化しているのは昔からですけど。


会議後に雑誌さんに寄ったら、そのままシステムの課長と
雑誌の掛長とともに、eBookな話に移行。
色々と出版事情とその歴史について、講義を受けました、はい。
そういう成り立ちだったのかー、その会社は!みたいな。
というか、一体いつ、どこで、そういう歴史を、
学んできたんでしょうか、課長は。
もしかして100年位前からずっと図書館員なのでしょうか。
菜の花、全然気付かなかったけど、実は
すでに140歳くらいであって、定年なんて何のその、なのでしょうか。

出版業界の動向は結構、注目!なのかも。うーん。

そのあと、掛に帰ったら待ち構えていたかのようなFAXレファレンス。
うー、あー?学報かな…、情報源は…。
とりあえず見に行って。分からなくて。先方に電話して。
訊いたら元の情報の典拠が利用者の記憶でした。
あー…、そこから調べなきゃってこと?
手元の資料だけでは無理なので、また資料室行きかも。

夜はメールレファを1通返して、理系の図書室Y嬢からの
レファレンスをこちらでも色々と調べてみました。

本当は、あれ更新して、あれの後始末して、あれを作成して…、
というのがいっぱいあったはずなのですが、結局そちらが優先に。
だから明日への積み残しが増えてしまいました。
毎日積み残しが増える一方って、かなり危険領域かも。
でも菜の花は絶対に家に仕事は持ち帰らないと、
就職するときに決めたので(院生時代はそれで失敗したから)、
どうしても間に合わないなら土曜日に出てきてやるしかないかも。
まあ、こっそりと。
どうせ誰もいないのでばれません…、ってここに書いたらばればれか。
まあ、そんな事態にならないように気をつけます。
寝不足はお肌の大敵…。



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非常に忙しい

266日目。あの、本日も意識が朦朧と…。

いや、昨日と違って体調不良ではありません。
ちょっと眠くって。
どうやら非常に体力が落ちているらしく、
カルアミルク2杯でダウン、という感じです。
ちょっと図書館の若手職員の歓迎会に参加してきたのですけれど。
5月の異動で他大学からやってきた方を歓迎してきました。


というわけで、もう今日一日のことなんて、思い出せなーい。
ええと、朝から理系の某図書室から来ていた、
オンライン蔵書目録の不具合の件で、システムのY氏が
業者さんにメールを出してくれていて、そのCcが来ていました。
ので、そのメールの内容を簡単にしてそちらの図書室に送信。
それから、通常のwwwメンテを。

午前カウンターだったので、これらはカウンターで。
通常メンテのあとに、文系の某図書室が引越しのために
しばらく閉めることになっていまして、
それについてサイトに載せなきゃーと、そちらに内線で確認。
メールで詳細を送って頂くという約束にした頃に、
今度はオンライン目録の業者さんからの回答メール。
えーと、なになに?不具合再現せず。
嘘でしょー。
とりあえず手元で確認。
うーん、ほんとだ。どんなものでしょうねえ。
どうしてこんなことになったか全然分からない。
分からないけど、理系の某図書室へはその旨、お送りしました。

さて、それでは昨日言っていた、にっこくオンラインのべーた版、
まずはミニアイコンを作りましょう。
適当に作成。ほんとに適当。
それから説明ページを作成。結構時間がかかりました。
その次ー。eBookの案内ページを作成…ですが、
この中の「新着」の部分に別のアイコンが入っているー。
とりあえずこれをどけなきゃ。
いや、やっぱり折角作ったアイコンですし(これも菜の花お手製)、
本文中へお引越ししましょう。
ということで、そちらの作業を。

しているうちに、閉室する図書館から依頼メールが来ました。
3つほど依頼とのこと。
ニュースをアップしたり、オンライン目録で出てくる配置情報ページの
差し替えをしたり、メールで全図書系職員にお知らせしたり、
そういう内容のこと。了解です。
まずはオンライン目録から片付けてしまいましょう。
これは確か、うちじゃないんですよね。
システムの方に頼まねばなりません。
内線をかけてY氏にお伺いを立ててから依頼メール。
それからこちらで出来ることを。
まずは古いニュースを削除して、それから作成ですが、
面倒ですからこのまま上書き保存ー、これで前のは消えますから一石二鳥。
これを全図書系職員にお知らせー。
それから図書館サイトのトップニュースに追加ー。
日本語サイトと英語サイトにそれぞれ追加ですが、えっと、文面どうしよう。
日本語版しかもらっていないので、英語版は適当にでっち上げ。
ま、ほんの1行ですからこれくらいは何とか。
これが終わった頃にシステムの方から差し替え完了のメール。
これで依頼の3件は終わりなので、その旨を先方にメール。

さて、それではまたにっこくに戻ります。
これも日本語のページと英語のページ、両方文面を作るのでとにかく煩雑。
しかも適当な英語ですしね、菜の花ですし。
さきほどのアイコンお引越しをした跡地に新しいにっこくのアイコンを追加。
ジャパンナレッジの本文項目ににっこくオンラインの説明を追加。
New!マークもつけて、eBookニュースに追加。
これの英語版が一番厄介だったかも。

さて出来たぞ、と見直して問題発生。
ふえー、以前のNew!マーク取り忘れタイトルが複数あるー。
htmlのソースとにらめっこしながら、いらないものを削除削除削除。
和英で同じように見えるけどやっぱり違うのでこぴぺがきかないのが辛い。

更に問題発生。説明ページが2ヶ所あるー。
同じ内容で。おかしいな。どうして!?と思ったらそうだ、
本当はeBookの説明ページに載せるはずが、
ぱすふぁいんだーのリンクが間違ったところにいっているので、
仕方なく間違ったところにも同じ内容が入れてあるのでした。
これ、直すのめちゃくちゃ大変なんですけど。
何十ものPDFファイルを書き換えないといけませんから。
うーん、すぐには無理。絶対無理。
とりあえず、おかしいけど共存することにしましょう。
だからぱすふぁいんだーのリンクなんていらないんですって。
絶対にメンテなんて追いつくはずがないんですから。
いつか何もかも忘れて、消しつくしてやる!
…と心の中でこっそりと決意する菜の花…。
眠いのと、酔いがまわっているのでかなり過激です、現在。

オンライン目録の件でまたメールのやりとりが少々。

お昼タイムに入った頃に、電話によるレファレンス。
所蔵調査だったのですが、
洋書のかなり長いタイトルの本を1冊2冊どころではない数。
電話でこれだけの数あると、絶対に聞き間違いや、
スペルミスが起こります。(実際、何回も聞き返した。)
この手のことはオンライン目録を一般公開していますので
ご自分で調べて頂くか、またはタイトルをメールか
FAXで送るなどして頂かないと簡単には調べられません。
レファレンス依頼するときはお気をつけあれ。

今日の反省としては。
電話というのは拘束されてしまいます。
先客のカウンターでのレファレンス利用者がいても、
電話のレファレンスの方が優先順位が上がってしまって、
先客をお待たせする事態になってしまいがち。というか、なります。
本日はこの所蔵調査電話が3回ほどかかってきまして、
運悪く全部、他のカウンター・レファレンスが入っているとき。
しかもお昼時でカウンター当番は菜の花ひとり。
(他の人はお昼休みと、講習会参加をしていた。)
結局3回とも先客のはずのカウンター来訪者の方を
お待たせすることになってしまいました。
本当に申し訳ない感じ。
次回からは、こういう電話は連絡先をお訊きして一旦切って、
再度こちらからかけ直すことにしようかと。
やっぱり順番は大切だろうと思います。

まあ、そんなこんなで上のようなことを、
ときどき飛び込むレファレンスをしながらやりました。
うん、本日の午前中は本当に、せわしなかったー。
幾つかの仕事を並行して、というのはまだ何とかなるのですが、
とにかくレファレンスはいきなり飛び込んできて、
しかも最優先しなくてはならないので(うちの係の本業ですから)、
それ以外の仕事を全部中断することになり、効率が非常に落ちます。
カウンターのあるときは他の仕事は殆ど進まないという覚悟が必要。
実際は時間があるときはちゃんと進むんですけど、
日によってはまったく何も出来ません。落差が激しい。

そうそう最近、唯一カウンター当番のない勤務日である月1回の休館日を
開館するということに話が進んでいるらしいのですけれど、
正直、レファレンスが飛び飛びにやってきて
あちこちの部局からも電話が来て、という日にこの話を聞くと、
ちょっとばかり殺意を覚えます。
というわけで、命が惜しいならば、レファレンスの多い、
とっても忙しい日にうちの係にきてその話はなさらないようにご用心。
普段なら何でもないことが、とんでもないことになりますよ。
最近の菜の花はカルシウムが足りないみたいですので。
小魚を摂らなくては。

午後からはカウンターではないので少しだけ落ち着いて仕事が出来ます。

と言っても、午後からもwww作業を中心に、
いつものようにVPN接続の電話レファレンスや、
他部局の図書室からのレファレンスや連絡が断続的に入りつつ。

それにしても4月以降の、菜の花名指しの電話とメールは多すぎる。
今日、お会いした理系の某図書室にいる新規採用者のF嬢に、
最近菜の花からその図書室への内線がとても多い、と指摘されました。
いや、沢山問い合わせがあるから、沢山返さないといけないだけです。
菜の花、何も言われないで部局図書室へえいや!と内線かけることなんて、
そんなにありませんから!ほんとですから!
大体、その図書室よりももっと別の図書室への電話の方が多いんですけどね…。
もう毎日かけているような図書室もあります。


で、とにかく問い合わせの合間に何とか、
ニュースを書いて、トップニュースも英語と日本語を考えて…、
えんどのーとうぇぶの講習会は終わったのでそちらの方の
サイト上のお知らせなどを消したり書き直したりして…、
ようやく一段落かなー、あ、まだあれが残ってた!
…と思っているようなところに人がやってきて、
菜の花の仕事に色々と文句を言っていくのです。
菜の花は聖徳太子でもないし、マルチコアのCPU搭載!みたいに、
内部に賢い人が何人かという脳の構造はしていないので、
そんなにいっぺんに情報を入力してもアウトプット出来ませんから。
その辺り、認識して下さいね、ええ。


明日は会議がありますが…あー、無理、絶対忘れます。
自信がありますね。目覚まし時計でもセットしておきますか。
菜の花は、いつも手元に卵型の目覚まし時計を置いています。
これなしではカウンターには出ないし、講習会にも行きません。
この目覚まし時計、図書館では目覚ましとして使われたことがないですが、
明日は絶対に会議を忘れますので、初セットをしてみようかな。
うん、それがいいような気がします。
しかし問題は。中身がなーんにも考えていないということですけどね。
というか、今一番欲しいのは、レファレンスをしなくてもいい勤務時間。
それだけです。
あ、そうか!電話線抜いて事務室にこもればいいのか!
…不穏な。


ああ、忘れてましたので追記。
今日は業者Mさんが昼頃に来ました。げいるの話をしていかれました。
書いておかないとまた催促されそうだったので。
それだけ…。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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