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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「4-6年目(某文系図書室編)」の記事一覧

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行方不明本ハンティング

332日目(通算1030日目)。ホントに疲れた、色々な意味で。

何気なく読んだカレントアウェアネスに「ぬいぐるみのお泊まり会」の話があって、ほわーっと思った菜の花です。いいですね、こういう着想が凄く好き。まあ、大学図書館で同じことはしないですけれどもね。


今日は蔵書点検で行方不明疑いとなった資料を、徹底捜索。うちの図書室では、和書と洋書を別置していますが、この混配によって行方不明になってしまうことが結構よくあります。ということで、行方不明疑いリスト片手に、総員配置につきます、はい。和書のリストを持って洋書の棚へ、洋書のリストを持って和書の棚へ。さあ、出てくるかな!?

…結果。菜の花の担当した30冊のうち、2冊が発見されました。他の方も2冊発見。うーん、ざっと見た感じで4冊発見。でも焼け石に水ですよね。もっともっとあるはず。

リストをもう一度出力し直してみました。今度は情報量を増やします。登録された日や点検エラー回数も確認。点検エラー回数とは、蔵書点検のときに行方不明となった回数。これが1なら、今回初めて行方不明に、2だったら、前回から行方不明に、3なら前々回から…ということはかなり昔から見つからないもの。通常は2になった時点で資産から抹消されます。

さて、リストをじーっと見つめてみると…うむ、登録日が新しいものが何冊かありますね。昨秋とか。菜の花が目録の担当を始めたあとから登録されたもの…そういえば、今年の春まで菜の花は書誌を作成したらすべて、目録の部署に書誌データと現物を送って「チェック」をして頂いていました。それがまだ返ってきていないものがあったはず。というか、何故、11月初旬に送った資料が、まだ戻ってきていない…?おかしいな…。

というわけで、目録の部署までとっとこ出掛けてきました。

「すみませーん、うちの図書室の資料、どこにありますー?」
「所定の位置にないですか?」
「見当たらないんですけどー」
「じゃあ、全部返ってるんじゃないの?」
「そんなはずはないです!数十冊はこちらにあるはずです!」
「ええ~。でもないけど…って、あ、もしかして…」

目録のかかりちょう、ずんずん歩いていきます。席替えされて南の方に移られたのですが、替わる前にいらっしゃった北の方へ。で、そこを探ると…。出てくる出てくる、うちの図書室の資料、ざくざく。えええぇぇぇ~!!!ここで眠っていたのですか!通りで全然返ってこないはずです。菜の花ものんびりしすぎでしたが、まさかこんなところで束になって眠っているなんて思いもよらず。危ないところでした…ふぅ。

とりあえず、ここで11冊が発見されてました。眠っていた数はもっと沢山だったのですが、今回の蔵書点検の範囲外のものが多かったため。

図書室に戻り、またリストを眺めます。うーん、もう一度書架を見てくるかー。じろじろ、じろじろ、じろじろ…。うーん、そう簡単には見つからないか。一度戻って、ここまでの首尾を記録。していたら、書架整理をされていたN村さんが1冊の本を持って登場。

「これ、棚の奥の方に入っていたけれど、もしかして…」

リストを検索してみたら、ビンゴ!行方不明疑い本です!奥に入り込んじゃってましたか。1冊発見ー。その後もN村さんが更にもう1冊発見。むむう、菜の花も頑張らなくては…って、んー?後ろを振り返ったら、ブックトラックの向こうにあるブックトラックの上にある辞書に目が留まりました。ええとー…これ?目録作業をするとき用資料が満載されているブックトラックなのですが。この語学辞書って…ああっ、行方不明疑い本だ!執務参考用図書かと思ったら、普通の登録だったのですか!知らなかったー!!って、あらま、これも、これも、3冊もそうだー!んんー、灯台下暗し。いや、でもここにあるということは…、、、他に執務参考資料はないか!?探せ、探すのだー!!

というわけで、事務室内をなめ回すようにして探す菜の花。で、ブックトラックが何台も置いてあるエリアで、文字通り床に這いつくばっていたら(何故?)、奥の方のブックトラックの一番下の段に置いてあった1冊の本に目が留まりました。む、見たことのあるタイトル!あれは…!行方不明疑い本だー!何故こんなところに?、と思ったら、そういえばボールペンによる書き込みがあまりにも多く、同じ本を買いなおして頂いたので、今度除却処理をしようとしていた資料でした。ああ、まだ処理していないから、蔵書点検でひっかかっちゃったのね。とりあえず、1冊げっとー。

更にカウンター付近を這い回っていたら、また見たことのある資料が。こ、これは…!英和・和英辞典ですね。確かにリストにある本…ですが、んー、番号ついてないですね。完全に執務参考資料だ…。でもこれと同じものがもう1冊、どこかにあるはずなんですよね…。って、この英和・和英辞典って、箱のタイトルは日本語だけど、箱から出すと英語しか書いてない。ということはもしかして…、和書扱いだけど、洋書の棚にまぎれているのを、発見できなかったとか…?ちょっと見てこようっと。…んー、ビンゴ。あった。1冊はっけんー。

戻ってきて再び、リストとにらめっこ。あれ、何か請求記号が変なのがありますね。普通は別置資料は請求記号の1段目に種類が入るのですが、この資料は、3段目に「Videoコーナー」って…もしかして、Videoコーナーにあるのかな、そのままですけど。でもさすがに誰か見てきているんだろうとは思いますが…念のため、見てきましょうか。目を変えると物は見つかる、というのは図書館での資料探しの鉄則。で、行ってみて、また嘗め回すように探しましたとも。本来のVideoコーナーの配架資料は、NDC分類ではなく受入順に並べているだけで、分類番号と言うものが存在しません。が、隅々まで辿ってみたら、ぽつねん、と普通のNDC分類の資料が混じっていました。あ、これだ!はっけん!Videoの付属資料に近い扱いなのかな…。今後のためにも、直した方がよさそうな。

また事務室に戻り、リストとにらめっこ。それから書架を蠢きましたが、それ以上は見つからず。とぼとぼと事務室に戻ってきてから、また飽きもせずリストを眺めていたら…、あれ、この資料はどこかで見た。というか、あれだ!今、頭の中に映像が浮かんだ!多分あの資料だと思うんだ…!急いで書架に走り、思い出した場所に行って、横倒しになっていた古い資料をかき分けたら…あった!これ、この資料!また1冊、発見。


まあ、そんな感じで、行方不明本ハンターと化していました。しかし、最終的には今回点検分の、0.1%くらいは今年新たに不明になったことに。うーん、多いか少ないかと言われると…よく分かりませんが…やっぱり多いでしょうか。しかもこれまでの累積はその3倍くらいあるわけで。うーん、やっぱり多い。かかりちょうは南隣の図書室の人と会って、これくらいの不明数、と言ったら「その程度ですか」と返されたから、あっちの方がきっともっと多い(そちらは来週、蔵書点検をするそうです)から、大したことない、と仰いますが、北隣の図書室は先月蔵書点検して、うちの累積の10分の1以下らしいんですけど。それに菜の花の知っている某図書室、今回のうちの点検数と同じくらいの蔵書規模ですが、あそこの全蔵書数に対する不明冊数は更にその半分でしたけど。比べる相手もどうかと思いますし、比べて安心するようなものでもないですよ。行方不明本は当然、より少ない方が良いわけです。図書室内で話をするなら、「仕方ない理由」を並べ立てて心の平安を得ようとするよりも、ニュートラルな気持ちで「何故、不明本がこれくらいあるのか、これから出るかもしれない不明本をどのように防ぐか」について話し合うべきでは。そうでなければ単なる雑談にすぎませんもの。

今日もこれらの処理についてのシステムでの操作方法について、かかりちょうの後ろについて説明しました。最近、よくあること。でもこの業務、菜の花だってしたことがないのです。どうしてあんなに一生懸命マニュアルを読んでいるように見えるかかりちょうに、初めてやる操作を菜の花が説明しないといけないのか、とても謎。菜の花がマニュアルは流し読み程度でもこの操作で困らないのはそれが、全体の流れとどういうことをしたいのかさえ知っていれば何となくでも出来るようなしろものだから。というわけで、「これは難しい」という感想は、まあ、慣れれば大丈夫なんじゃないですかね、と返せますが「こんなの覚えられないよ」の言葉には「覚えなくても、考えれば出来るんじゃないですかね」としか言えません。マニュアルを幾ら熟読しても、それぞれの手順が何を目的にしてどういうことをしているのか、何故そのような手順を踏むのかを理解できていなければ、覚えるのはとっても大変です。意味の分からない公式を丸暗記するのが難しいのと同じ。そして幾ら公式だけ覚えても、それだけで数学や物理の問題が解けないのとも同じ。


蔵書点検だけしていても、自分の手持ちの仕事はちっとも減りませんので、少しずつでも日常業務も進めています。新着図書処理としては、今週支払分を一生懸命装備。ようやく所蔵登録スタート。毎週恒例の、広報用の掲示物の作成。それから来月あるイベントのため、管理課の課長補佐に内線をかけて相談。菜の花、うっかり失念しておりまして、ようやく今日思い出したという。それは大学のイベントで、図書館として参加するので、その中でうちの資料も一緒に配布していただく予定です。まず、参加の意思があることを伝えて、スケジュール等の確認。搬入のデッドライン。搬入場所は。どういう形でディスプレイするか。機材のレンタルをするのに、どういうものをうちが必要とするか。資料の数は。配置場所は。などなど。管理課のJ氏は、菜の花が採用された最初の年の上司。とても真面目でマメで、優秀な方です。いつも話が早くて助かります。菜の花、最初に本当にいい上司に恵まれたなあ、と。僅か1年でしたが、人事に感謝。その次のかかりちょうも、素敵に大人でしたし、その次はそれまでで最も練熟した、それなのに他の追随を許さないユニークさをも持ち合わせた凄い人材でしたね。菜の花、直属の上司には恵まれてきました。5年間で4人目のかかりちょうって、ちょっと多い気もしますが。


さて、来週はまた新着図書処理の続き。何とか2週間分まとめて、先生購入本だけでもすべて、月曜日のうちにやっつけたいところですが…うまくいきますでしょうか。ふぁいとー。



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若い力がやってきた

331日目(通算1029日目)。ここぞとばかり働かせる。。。

誰をかって、若者を。図書館実習というやつです。図書館情報学の学生さんが、実習としてうちの図書室に3時間弱、やってきました。はーい、じゃ、まず請求記号ラベルの貼り替えして~。次は、雑誌の書架移動!きびきび働けー?休憩を挟んで、書架移動組と書架整理組に分かれて、がんばってー。

作業はとってもはかどったようです。何しろうちの図書室の平均年齢ときたら、50代に到達するかも、な勢いなので。どちらかと言うと平均を下げるはずの菜の花ですら、もはやこの歳ですからねー。。。もう若くはない、うん。


そんな若者とは菜の花は特にふれあわず、今日も蔵書点検。でも昨日の宣言通り、新着図書処理も少し。こつこつ。というか、しないともう、席から出られないのです、ブックトラック包囲網で。

何とか、先週支払分の先生購入本については処理終了。新着案内はまだ。来週頭にするのを忘れないこと、とメモ。今週支払分についてはまだラベルを印刷したところ。

それから、昨日の続き。蔵書点検の再点検。結局、本日終わった時点で、今回の範囲内での不明率は0.5%。うち、累積(前回も不明だったもの)が半数以上。ちょっと累積が多い。通常は、2回くらい蔵書点検しても出てこないものは、所蔵データ削除されてしまうのですが、うちは諦めずに置いているものが多いようで…。明日はこの不明図書の探索の続き、でしょうか。あー、もちろん引き続き、新着図書処理も進めていきたいもの。




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実況・再調査

330日目(通算1028日目)。もっとさくさく動いてくれれば…(- -;)。

予定よりも大分早く蔵書点検は進み、今日の菜の花はまったくバーコード読み込み作業には参加せず。で、何をしていたかと申しますと、ひたすら後処理。読み込んだ資料IDのリストを所蔵データとつきあわせる「マッチング作業」は大体終わっていて、その結果として出力されたエラーの一覧を整理し、変なことになっているものを突き止めて調査する「再調査作業」の準備をしていました。

まずは十数ファイルに出力されたエラーデータをひとつにまとめて「作業用ファイル」を作成。全エラーは…、400件超。結構多いな…。1%強ですか。

で、この中から、新着棚に入っている、つまり別置されている資料はそちらに現物確認に行って除外。あ、これが結構沢山ありましたね。

おや、これはあからさまにおかしなID。バーコードリーダーの読み取りミスですね。読み取った順番に記録されているファイルは…ええと、これか。ダブルクリック。読み取ったID+時間が記録されています。読み取りミスされたこの番号は…、あった。前後の資料IDを所蔵検索して、請求記号を出して、と。ちょっと書架見てきますー。あ、あったあった、これこれ。なるほどねえ、これを読み違えてこうなりましたか。正しく読むと…、あった、行方不明疑いの中に。これはあるから○、と。

それから…何かすでに除籍になっているはずの資料のバーコードが、読み込まれていますが…、つまり書架に並んでいる、と。今、うちの図書室では古い重複本の除却(捨てるための手続き)作業を進めているのですが、その「除却リスト」とちょっとつき合わせていただけます、N村さん?この4件ですー。

むむ、長期貸出中のはずの資料で、読み込まれているものがある!つまり、返却手続きを失敗しているか、または返却手続きしないで書架に返しちゃった人がいると。何ということ。それが…8件もあるなんて。いや、でももしかしたら、長期貸出者に「一時返却」をお願いして貸出希望者に貸した後、返ってきたものを長期貸出者ではなく誤って書架に戻したのかも。リストにして、それぞれの資料の貸出情報を印刷いておきましたので、ちょっと現物と一時返却申し込みをご確認いただけますか、かかりちょう&Oさん?

あ、N村さん、ありがとうございます。やっぱり除却リストに入っていましたか。じゃあ、間違えて除却棚から一般書架へ復活してしまったものなのですね。元の除却棚へ戻していただけますか?あ、そうですね、除籍扱いのデータが今回のマッチングで動いてしまったから、資料データを管理している部署に、連絡しておきます。毎週変なデータがないかチェックされているはずなので、申し出ておかないと引っかかっちゃいますからね。

もしもしー、Eさんいらっしゃいます?え?いない?じゃあ、これ、分かりますー?分からない?いや、まだ何にも言ってないですー。頑張ってくださいな、M野さん。きっと分かりますって!

…っと、よしよし、資料管理への連絡はおっけ。それからー…、むむう、これは貸出中のはずなのに書架にあったのか。まあ…他に問題はなさそう。返却処理してデータ修正、っと。

次ー。んー、マッチングの請求記号の範囲外で、読み取られたもの…それはつまり、その棚にあるはずのない資料。配架ミスですかね。おわわわ…結構あるし!50件くらいありませんかっ。どれだけミスしているんですか、うちの図書室は。和書の中に洋書が入っていたり、洋書の中に和書が入っていたり、請求記号331の中に311が入っていたり。しかしこのマッチングデータだけだと、どこで読み取られたデータか、分からないのですよね。何しろ配架ミス資料ですから、その資料の本来の場所にはないのです。書架でぴっぴと読み取られたとき、前後にあった本のIDを、読み取りファイルを開いて検索して…、それを所蔵検索して請求記号を出して…、メモ。これをひたすら続けてリスト作りましたのでー、とりあえずかかりちょう、書架に行ってこの請求記号付近にあるこの資料IDの本を探して、集めてきてくださいな。よろしくですよー。あ、その後の処理はリストに書いてありますからね。他のところでマッチングされて行方不明扱いになっているものや、去年や一昨日から行方不明で「調査」フラグが立っているものもありますので、後処理には十分注意してくださいまし。

あ、中でもこの範囲はまだマッチングが終わっていない範囲だ!急いで探してきて、読み取り作業しているOさんに渡して、読み込んでもらってきていただけます、N村さん。

ふぅ、さて、次は…所蔵データはあるけど読み取りがなかったもの、すなわち行方不明疑い資料をリストにしなくては。やっぱりこれが一番多いですねえ。

え、何ですか、N村さん?請求記号は正しくて、配架ミスじゃなかった?あー…、なるほど、何てこと。現物に貼ってある請求記号と、所蔵データの請求記号が違っているのですね。配架ミスではなく、データミスというわけですか。じゃあ、データ修正します。ありがとうございます。

あ、Oさん、お疲れ様です、読み取り完了ですか。ではかかりちょうにデータの吸い上げとマッチングをお願いしてください。よろしくです。

こちらは行方不明疑いでもないし、配架ミスでもなさそうな、謎のエラーを吐き出している資料群と戦いますかね…。えっと…目録データを眺めてー…、んー、なるほど、この資料は「取扱区分」が「参考図書」扱いですね。今回は参考図書のマッチングはしていませんから、エラーになったのね。でも資料自体は「参考資料」扱いにはしないものですね。修正。次は…あらま、これも「参考図書」かー。次は…えー!「貴重書」!?どうして一般の書架にあるの?ってあれ、これのどこが貴重書?書誌的には、1900年代のものですよ。そんなに新しいのにどうして…。あ、N村さん、これおかしいんですー。どう思われますー?あ、現物確認してくださる?ありがとうございますー。じゃ、その間にこちらは他のデータを確認しますね。むむ、これは目録データがない。というか、うちの本のIDじゃないぞぅ。どうなっているの。あとで要調査。うわっ、これは書誌が「洋図書」なのに、所蔵は「和図書」だよ。どっちだよ。はっきりしよーよ。しかも何故請求記号が3番台なのに、6番台に配架されている…。タイトル英語なのに、和書の棚にあるし。訳が分からないよ…。ああ、でも出版は東京なんだー。じゃあ、開くと和書っぽい洋書なのかも。現物確認しないとね、と。

あ、N村さん、ありがとうございますー。これですか?これが貴重書になってたやつ?んん、確かに表紙には1700年代、と書いてありますが、装幀はどう見ても新しいですよね。1900年代前半か、せいぜい1800年代後半の再版っぽいですよね。それくらいだと貴重書じゃないですよねー。NC書誌も、19--ってつけているので、1900年代だと思っているみたいですし…、やっぱり貴重書ではないですよね。じゃあ、データ修正しておきます。はい、戻してくださってありがとうございます。

あとすみません、N村さん、この資料ID、ありえないので多分これも読み取りミスだと思うんですよね。前後の請求記号はこれのはずなので、ちょっと現物を確認していただけます?

さてと、変なデータ修正の続き…。また「参考図書」か。結構多いなー。あ、N村さん、え?見つからない…?んー…。じゃあ、読み取った前後10冊ずつ、20冊分の資料IDを印刷しますので、その辺りで1冊だけ読み込まれていない資料があったら、それが犯人なので探していただけます?ホント、お手数おかけいたします。よろしくです。

で、変なデータ続き…あらら、これは図書なのに雑誌扱いか。そういうエラーね。あ、お帰りなさいませ、N村さん。あった!?ホントにありがとうございますー。お疲れ様でした。確認しますね。確かに。行方不明疑いの中に入っていました。データ修正しておきますので。

あー、そうそう、資料IDのバーコードラベルの貼りかえ、または貼られていないものが出してあるから、これのラベル印刷しなきゃ。

…とまあ、こんな感じで一日が終わっていきました。というか、やばいです。本当に。こんなことしている場合ではない感じなんですけど!何しろ、蔵書点検の間もどんどん、新着図書が届いているのです。書誌調整出したのも返ってきているのです。書誌調整資料の送付依頼もきているのです。いつの間にか菜の花の席の周りは、3台のブックトラックに包囲され、通り抜け不能になっていました。これだけやっておいて言うのも何ですが、今日菜の花がやっていたような蔵書点検の後処理は、うちの図書室では実はかかりちょう業務。でも、今年のかかりちょうはこのタイプの蔵書点検の経験がなく、不慣れとのことで気付いたら菜の花がやっていたと。いや、本当は自分の業務を優先するつもりだったはずなのですけれども…説明しても何だかちっとも話が進まないし、さくさく進まないと気の短い菜の花には耐えられない!と…。でももう、無理。ダメです。このままでは新着図書処理が滞って、先生方にご迷惑をおかけしてしまう。ぐっとこらえて、本来の担当者にバトンタッチすべきです。ついつい手が出るのは菜の花の悪い癖。それで自分の担当業務が滞っていては話になりません。そういう忍耐を身に付けないと。ホントに。菜の花、どうも人に頼るのが下手っぴです。反省。というわけで、明日は新着図書処理を少しでも進めたい所存。




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バーコード読むときの、嫌~なケース

329日目(通算1027日目)。消炎鎮痛剤、必須。

昨夜はあまりにも手が痛かったので、手の平に湿布を貼って就寝しました。朝、目が覚めたら手の平、すっきり。うわあ、素晴らしい効能。でも手の甲側は痛いままでした。。。詰めが甘かったです。ふぅ。でも手に湿布を貼ったままでは仕事にならないので、業務中は湿布ではなく、インドメタシン配合のクリームを使用。腱鞘炎が悪化したときに、処方されたものですが、これが腱鞘炎のときにはあまり効能の実感がなかったものの、今日はとっても効きました。むむ、そうか、効果がちゃんとあるものでしたか(当たり前です)。

本日は昨日に引き続き4000冊ちょっとを読み込み。2日間で9000冊超えです。かなり良いペース。というか、すでに予定していた1人あたりのノルマは達成してしまっています。僅か2日で。素早い、菜の花!さすが、湿布とインドメタシンでドーピング中だけあります。

今日はこのバーコード読み込みで、とっても嫌だわ~ということをご紹介。

◎書架の高さが足りず、棚に平積みしてある資料
平積み資料は、バーコードの読み取りのために、1冊ずつ棚からおろしていく必要があります。右手はバーコードリーダーを握り締めているので、左手でどかしながら右手で読み込み…が出来る重さならまだマシな方。1冊ずつがとても重い資料だと、右手でぴっと読み込み、両手でよいしょと別の場所に置いて、その下の資料をまた右手でぴっと読み込み、両手でよいしょと…を繰り返し、最後に同じ順番に戻していく必要が。平積みが棚の高さいっぱいまでになっていた日にはもう…(涙)。

◎普通サイズの資料の中にたまに混じっている薄っぺらい紙の本(~100ページ以下くらい)
隣の本を引っ張り出すときも押し込むときも、一緒についてくるー!特に押し込んだときはそのまま棚の後ろの方で行方不明になりかけます…。

◎へにゃっとして天地がまっすぐじゃない資料群
紙の古い資料は、結構へなへなしていて、曲がってしまっていたりします。これらは薄い本と同様、お隣との相性が最悪…。引っ張り出すときも嫌ですが、特に押し込もうとしてももはや元には戻らない、ということも多々あります。

◎箱に入っている資料、特に数冊まとめて入っているもの
箱入り資料は1冊ものなら箱にバーコードが貼ってあるものもありますが、大体は中にある資料本体に貼ってありますので1冊ずつ、箱から出して読み込む必要があります。また、1つの箱に数冊まとめて入っているような資料(古い資料や、古い資料の復刻版に多い)は、箱から出して1冊ずつ読むのがかなり手間…。どうしてまとめて1つのIDを取得しなかったのー!と、受入時の担当者に叫んでみたくなる一品です。

◎棚の高さぎりぎりサイズの資料
そのままではスムーズに引っ張り出せなーい!まずは一旦周りを押し込んで、つまむようにして引っこ抜きます。元に戻すときは、そーっと押し込み、その棚がすべて読み込み終了してから背の位置を整えます。

◎古い革装本など
背がぼろぼろになっていると…手がまっ茶に!というか、こんな資料、書架にそのまま野放しになんて出来ない…。利用者さんだって困ることでしょう。

◎半透明カバーをかぶっている資料
このカバーの下にバーコードがある場合、運がよければカバーの上から読み込めますが、稀に読み込みがうまくいかない場合が。しかもこの半透明カバーって、結構お隣の本と引っ付いちゃったりするのですよね…。1冊抜き出そうとすると、一緒に他の本がくっついてくるー。

◎請求記号ラベルのふちが剥がれそうな資料
お隣の資料と引っ付いたり、お隣の資料に引っかかってくれたり…。

◎集密書架のレールの位置にある連
レールの真上にキックステップを置くと、ぐらぐらなんです…。でもどうしても位置取りとして、そこへ置かないと作業が出来ないことも多々あって、落っこちそうになりながら作業しています。そのうち菜の花、きっと落ちて骨折します…(- -;)。今度は足ではなく頭蓋骨にならないことを祈るばかり。

ん…とりあえず、すぐに思いつくのはこんなところでしょうか。何か、もっと嫌なことを忘れている気はしますが…まあ、また思い出したら文句を言いながら書いてみるのも一興。


さて、本日のその他の業務は。昨日の続きの新着図書処理。装備はすべて完了。新規書誌作成を2件。書誌調整(出す方)を1件。あと所蔵登録。蔵書点検しながらにしては…んー、まあまあの働きとして下さい、はい。

明日も更に蔵書点検。それから、新着図書処理として所蔵登録&書誌作成を進めていきます。



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蔵書点検

328日目(通算1026日目)。迫り来る腱鞘炎の恐怖。

蔵書点検をしています。バーコードが本に貼ってあるので、ぴっぴっぴ、と読んでいく簡単なお仕事です、始めは。(所蔵データとつき合わせる「マッチング」作業後にはもうちょっと面倒なお仕事が待っています。)今日は菜の花ひとりで5000冊ほど、読み込みました。菜の花は大体、500冊/30分のペースなので、作業時間は5時間くらい?でもちょっと、やりすぎでした。予定では、1日あたり、1人2000冊くらい読めばOKだったのですが、倍以上もやってしまったので。書架から本を1冊ずつ引っ張り出して、読み込んで、押し込んで、引っ張り出して、読み込んで、押し込んで…も、5000回もやれば、やっぱり手に負担がかかるものなのです。正直、キーボードを打つのもツライ菜の花の現状。元々右手は腱鞘炎なのでともかく、左手は今まで腱鞘炎なんて罹患したことがないのですが、今回はヤバイかも。とにかく痛い…。

この点検の読み込みの合間に、新着図書処理中。まだ装備の途中ですが。明日も引き続き、蔵書点検と新着図書処理の予定。




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取りに来てもらえない

327日目(通算1025日目)。いらない子じゃないのー!

うちの図書室の予約本は2種類。通常の貸出中資料に対して、Web上から予約申し込みし、返却されたときに優先貸出を受ける場合と、教員等への無期限貸出中資料に対して、「一時返却」をお願いして、一旦図書室に戻して頂き、利用者さんに提供する場合。今朝は、その両方のケースで、申込者が受け取り期限を過ぎているのに音沙汰ない、という事例がありました。前者の場合は、そのまま棚に戻すだけですけれども、後者については、折角「一時返却」に応じて下さった方に、ただ図書室に1ヵ月くらい保管しただけで誰にも使われないまま戻す、というのはちょっと申し訳ない感じ。使ってもらえなかった資料自身も心なしか悲しげに見えてきてしまいます。特に後者は、他者への影響も大きいので、きちんと予約した本を取りにきて頂いて、有効活用して頂きたいものです。


本日のメイン業務は残りの新着図書処理。何とか全部処理終了し、配架まで漕ぎ着けました。問題は、同じ分野の新着本ばかりが書架に戻ることになり、入る余地がなくなってしまったこと。30分以上かけて、あふれてしまった半段分くらいの資料を詰め込むため、13段ほどを後ろへ移動しました。集密書架だったため床にレールがあるので、キックステップを置く位置が難しかったです…。実際、落下したことありますしねー、キックステップって結構コワイ。2-3年前に菜の花ってば、図書館内での落下事故で、足の指を剥離骨折してますしね。結局それ、完全には元通りにはならなくて、現在でもその指は殆ど力が入りませんし、逆に力を加えても痛むので、無理がききません。具体的には、爪先立ちができません。で、ますます高いところの本を移動するのにキックステップが必要になり、また落っこちそうになり…のスパイラルです。いやあ…図書館ってホントに危険がいっぱいです。


さて、明日は菜の花、またおやすみを頂きました。色々やりたいことがあります…と言いたいところですが、どうもまた、体調を崩し気味のようです。だるくてだるくてだるくて、もう重力に逆らわず、べたっと床に突っ伏したい気分です。人間の身体って、重い…。全身に重力を感じますぞ!というか、体調崩し率、高すぎです。不健康です。きっと日ごろから不摂生なのです…。分かってはいるのですけれどもねー…。



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心頭滅却すれば

326日目(通算1024日目)。火もまた涼し。

朝から、工事が入りました。大分前に利用者用閲覧席の天板に、虫が入っていて食い破られる、ということがあり、実際に食い破られた天板は早急に換えていただきましたが、今日は同じときに購入した他の机の天板の交換作業。かなり大きな音が出ていました。幸い、今は利用者さんがとても少ない(というか、工事中、誰も来ない…)ので助かっていましたが…、そこへ登場、名誉教授のNせんせい。せ、先生、今日は閲覧席、かなり賑やかです!ちょっと集中するのは難しいそうですよ!?…そのことばにNせんせい、にこやかな笑顔でさらりと返してくださいました。

「ああ、大丈夫大丈夫、心頭滅却すれば問題ないから。」

め、滅却しちゃいますか!そうですか…!やはり名誉教授ともなると、一味違うようです。

この工事と入れ違いのようにやってきた業者さんは、クーラーの修理屋さん。こちらはドレインが折れて水漏れしていた集密書架のクーラーを修理に。何とかクーラーが直り、これでようやく書架が涼しくなりました。


本日のメインの業務は…新着図書処理。教員購入本を先に所蔵登録、新着案内、配架。寄贈本は、まだ所蔵登録の途中です。やりながらかなりの数、著者名典拠を作らせて頂きました。ちゃんと経歴などが載っているのに、作っていない書誌が多い…。Who's whoとかひきまくりです。

他には昨日の続きでメッセージカードの修正と印刷。書誌調整を出したものの回答があったので、それを踏まえてNACSISの既存書誌の修正が1件。書誌調整2件が来ていたので、その対応。来週の蔵書点検の打ち合わせ。など。

ひとつ告白すると、かかりちょうにはちょっと悪いですけど、仕事を1つ、かかりちょうに一生懸命押し付け中。まあ…何でもできるといいですよ!かかりちょう。


今日は終業後に、別キャンパスにある図書館見学に行ってきました。凄くびみょーなつくりの建物で、やっぱりうちの積層書庫と同じく、上に行くほど恐ろしい暑さでした。本が傷むよ…。感想としては、戦争って怖いな、でしょうか。でもね、S木さん、「戦災消失」の文字ほど、当てにならないものはありませんよ。戦災消失したはずの本が、書架からちょこちょこ発見される程度の信頼度しかないのですもの。




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歴代担当者

325日目(通算1023日目)。やすみあけ。

月曜日にお休みを頂いたおかげで、、、新着図書処理が遅れそうな状況です。しかも本日は半日、全然違うことをしていましたし。色々とお世話になった関連機関の担当の方が来月末で退職されるため、そのお礼のカードを出すことにしたのですが…これがなかなか。。。「うちの大学らしいこと」って思い浮かばないしー。結局、前々任者のK女史が調達してきたカードで(菜の花が買ってきたのは却下された。ががーんΣ( ̄ロ ̄lll)。折角探して買ってきたのにー。)、手書き風フォントを使って印刷したものを貼る、ということにしました。で、その担当の方というのが菜の花が生まれる前からずっと担当されていたそうで(菜の花の人生丸ごとより長い期間、同じ職場で同じ担当をし続けるなんて、想像を絶しますが…)、それに対してうちの大学の方の担当者は1~3年で次々と代わっていくという忙しない状況。だからお世話になっている歴代担当者は山ほどいるはず。はず…。ということで、歴代担当者で今現在も本学にいらっしゃる方の連名カードとすることに。で、8月前半にメールをしていたのですが…。

前任者H氏はメールをスルーしてくれましたが、何しろ前任者ですからね、積極的に巻き込みます。ということで、本日「文面案ちょーだい」の内線をかけました。この方は菜の花の前に2年間担当。

その前任は、我らがK女史。魔女のししょー。その存在感は圧倒的で、担当中にかなり色々なことをされているのですが、担当した期間は実は1年間。何とも密度の濃い1年だったのですね。K女史には、カードを用意していただきました。

更にその前任はO氏。当時かかりちょう。しかし、更に10年以上前に、どうやらかかりいんだった頃にも担当をしていたらしい…。2度、担当者になったのは、現時点でこのO氏のみではないかと思われ。しかし、メールはスルーの上、本日から夏休みに入っていて不在。もういいや、勝手に連名にしとく。。。ちなみに2度目の担当時の期間は1年間。

その前任はKさん。彼女のときに20年に1度くらい回ってくる大きなイベントを担当したと聞いています。とっても苦労された年のはず。今日は運が悪くて、朝にKさんに内線をかけたら不在、で向こうから菜の花がお昼休みのときに内線をかけて下さって取れず、更にそのあとまたこちらからかけ直したら不在、というすれ違いまくりになっていましたが、最後はちゃんとメールでやりとりできました。彼女の担当は2年間。

その前任者と前々任者はどうやら、すでに本学を出てしまわれているのでスキップ。ここが5年くらい。

更にその前任者は、K課長。最初のメールに真っ先に素早い反応を返して下さった方。去年、今回退職するI女史にお会いする出張の前に「よろしく伝えておいて」と言われたので、素直に伝えに行ってみたら、ちゃんとI女史がK課長のことを覚えていらっしゃったのでびっくりした菜の花でした。一体、何代前の担当者まで覚えているのでしょう、I女史は。K課長の担当は3年間。

そして更に前任者が、G氏。何というか、思えば遠くへ来たものだ…みたいな。ここまでが菜の花の知っている歴代担当者。G氏の担当は1年間。その前任はHかかりちょう、と言われたのですが、名前すら聞いたことがありません…。一体、いつ退職された方なのか…?一応G氏が連絡をとって下さいましたが、連名は辞退されたので、ここまでの人々で、カードの連名を作ることにしました。

…ということを、カウンター当番の片手間にやっていたため、午前中はこれで終わり。


午後からは新着図書処理に取り掛かります。しかし…今週の分、多い!何、この数の暴力は!…ラベルを打ち出し、貼って、印を打っていくだけで、夕方になってしまいましたことよ…。というわけで、明日のお仕事は、これらの新着図書の所蔵登録。



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時間の余裕をみておくのは重要です

324日目(通算1022日目)。ずつう。

今日は終日、頭痛。特に、終業後はもう、頭が重くて重くて。今横になったら、頭の下になった部分だけ床が陥没するんじゃないか!?というくらい重いです(そんなはずはない)。原因は恐らく、昨夜うっかりタイマーかけずに一晩中冷房を入れたまま寝てしまったため。自業自得でありました…。


午前カウンター。昨日言っていた戦いは不戦敗。まったく手付かず。代わりに最近のカウンター当番中の定番である、不要ファイルやCD-ROMの廃棄作業や、書き込みされた図書の消しゴムかけ、それから掲示物の作成に、新着資料の受入など。

午後からは、「どうしても今日中に必要」と、支払書類が届いたばかりの資料を先生が切望されたため、1冊だけ前倒しに処理することに。どれくらいで出来る?と訊かれたので、NCに書誌があると聞いていたので10分もあればいいなと思ったものの、念のために「1時間下さい」と保険をかけておいたのが勝因でした。これで10分と言っていたら、玉砕確定でした…。

というのも、ラベルを印刷しはじめたら、うっかり手差しにラベル用紙を入れて「えいや!」と印刷ボタンをクリックしたのと同時に、別の人が手差し印刷を開始していて。何と、ラベルシートにILL情報が印刷されちゃうという悲劇が勃発。あー…いつもなら「今からラベル印刷しまーす」と叫んでからやるのですが、、、うっかり。

装備している途中に、カウンターで不明図書探索隊募集が始まったので、参加。参加している場合じゃないのにー!結局、不明のままでした。というか、最終的に記録が見つかって、2007年から不明だった本だということが判明。通常、そういう資料はちゃんとデータに「調査中」フラグが立っているものですが…、立て忘れちゃったのですね。。。

戻ってきて、時計を見ると…残り40分。まだまだ余裕。と思いきや。NCの書誌を眺めて同定しようとしていたら、何とページ数が合わない。間違いなく、この書誌だと思うんですけど、ページ数だけが…!うちのは、刷がfirst printingじゃないから、きっとずれてしまったのですね。こんなに増えるとは。でも書誌のページ数のところでindexは終わっていて、その後のページはあとから入れ込んだ同一著者の次の著作の引用が数ページにわたって続いている、という感じでした。別書誌にはならない…気がする。とにかく、この付け足されている部分以外は、元のと同じ内容だ、ということを確認せねば。作成館に、書誌の問い合わせだ…!…えーと、あと30分か!30分で回答はないでしょ…。仕方ない、使いそうな部分は片っ端からコピーとろう、コピー。えいえい。えいえい。えいえい。あと何分?もうすぐ先生いらっしゃるー。とにかく、所蔵だけはつけておかないと借りていただけないので、この書誌に所蔵登録、と。ちゃんと刷情報を入れて。あとは、先方に出すFAXを作成して…、、、あ、先生、いらっしゃいませ。先生の買われたこの本ってば、菜の花泣かせなのですよ!…と愚痴のひとつもこぼして引渡し。

そのあと、FAXをしたら、何と1時間とたたずに回答がありました。はや…!某K大さん、ありがとうございます。あまりの素早さに驚きを隠せない菜の花です。知らない大学だ…と最初に思っちゃってごめんなさいです。菜の花、文系の大学はあんまり知らないの。。。


その後、昨日支払分の新着図書が全部届きました。来週はこの処理です。でも来週は菜の花、贅沢に月曜日と金曜日におやすみ予定です。うふふ。



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必須項目って必須じゃなかったのか…

323日目(通算1021日目)。クーラー、直っちゃったのかなー。

また、夏休みらしく来客の少ない日でした。これはもしかして、院生室の冷房が直っちゃったのかもです。避暑に来ていた院生さん効果が切れてしまったのですね、きっと。まあ、いいことですよね。


今日は新着図書処理の続きで、朝いちからバリバリと音がしそうな勢いで新規書誌作成をしていました。途中でうっかりして資料ID取り違えて請求記号ラベルを貼っていたことに気付き、菜の花の脳内のこびとさんたちが、てんやわんやしてました。ん…てんやわんやって、もしかして方言かな?とぐぐってみたら、江戸時代からある言葉みたいですね。ちなみに意味は「大勢の人が自分勝手にふるまい、混乱すること」。こびとさん、総動員。


蔵書点検の打ち合わせ前段階と、不要ファイルのホチキス取り&廃棄を少しした後、午後からはまた遡及登録関係。凄く迷うものがありました。もう捨てようか、と思っていたとある目録が、他に所蔵のまったくないものであることに気付き…。でもこれから使われるようなこともなさそうですし、未製本・未登録の、ちょこんと書架に置いてあった資料。元々カタログだし、保存する気は皆無だったけど捨てそびれてそのまま、という感じ。そして、これから書架に余裕がなくなったら、真っ先に捨てられそうな資料でもあります。さて、これの書誌をNACSISに作るかどうか。流用できそうな参考書誌は…、ないかも。結構、悩みます。見なかったことにして、ぽーんと捨ててしまう…!というのは横暴でしょうか…。国内にはなくても、世界にはあるかも!というか、週刊のカタログなもので、これを資料探しに使うことは出来そうにないですし(検索手段なし。ABC順にされているわけでもなく、ただのカード目録のコピーのようなものが延々と並んでいる感じ)、もしもこれで見つけた資料があっても、それを入手するのが大変困難っぽいです。んんん…どうしよ。

その次に取り組んでいた遡及対象資料は、今度は書誌はあるにはあるけど、1大学がつけているだけ、かつ最古号がうちになる、という状況。で、この元の書誌のシンプルさに衝撃をうけました。タイトルと…、責任表示はあるけど、PUB欄に都市名が一個、ぽつんと書いてあるだけであとは何にもなし。え、え、え?PUBって、何で出版地だけ?出版者は誰なの、場所だけ分かってるの?それ以外って雑誌書誌って必須項目なかったんだっけ?って、本文言語コードって必須項目じゃないの?何故、空欄?出版年関係の数字もまったくなく、初号も持っている様子はないのにベースにした号の注記もないし…、こんな状況の書誌が許されるんだ…知らなかった…。必須項目って必須じゃなかったのか…!びっくり。明日はこの書誌と戦いますかね…。午前カウンターで、午後には新着図書が届くはずなので、そんなにのんびりはできませんが。



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熱中症対策で、図書室ってのはどうですかー

322日目(通算1020日目)。少しだけ、厳粛な気分になっとく。

朝から暑い日でしたね。でもありがたいことに、図書室はとっても涼しいのです。素晴らしい職場環境です。天と大学と科学技術に、感謝したい気持ちでいっぱいです。そんな中、お隣の建物にある院生室は、昨日から空調の調子が悪く、冷房のスイッチが入らないそうで。南向きで人口密度の高い室内…室温は考えるだに恐ろしい…。

お蔭様で、昨日からうちの図書室とお隣の図書室では、若干ですが院生さんの来室者数が増えてます。避難民続出でしょうか。うんうん、熱中症になる前に、静かで涼しくて関連書籍が読み放題の、我らが図書室においでませ、院生のみなみなさまー。パソコンも使えますよ、大学の無線LANもOKですから、ノートPC持ち込みも出来ちゃいます。かもんかもーん。


そんなわけで、とっても涼しい室内ですが、うちの図書室のNさんが午前中の後半から行方不明だったので、ちょっと心配していました。1時間以上姿を見かけず、いつもNさんが作業している集密書架にもいらっしゃらないのです。…い、一体どこに!?結局、「どこかで倒れていない!?」と探索隊出動。と言っても隊員僅か2名ですが。で、探してみたら、奥の書庫で、気配を絶ってお仕事されてました…。ご無事で何より。でも奥の書庫って、全然分からない…。もしも地震とかきて逃げ遅れようものなら、どこで遭難しているのか分からなくなりそうです。ちょっと怖い。


そういえば今日は、「毎日暑いね」とうちの教授のT先生から差し入れの缶コーヒーを頂きました。うちの先生方にはいつも感謝であります。


本日のメイン業務は、昨日の続きで新着図書処理。先に和書全部と、先生購入本の所蔵登録・書誌作成、それに新着案内と配架。今は寄贈洋書の、新規作成すべき書誌にじっくり取り組み中。明日もその続きの予定です。




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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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