菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
カテゴリー「4-6年目(某文系図書室編)」の記事一覧
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- 2010.09.21
カビと開戦
- 2010.09.17
約束したのに…
- 2010.09.16
クイーン・オブ・カビ
- 2010.09.15
出版社名を探せ!
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傷は浅い…
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かしいでます。
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今週が終わってゆくー
- 2010.09.09
まさかの閉めだし
- 2010.09.08
あんゆーじゅある…でもなかった
- 2010.09.07
静かに登録
- 2010.09.06
文章評価が趣味なのかも
カビと開戦
- 2010/09/21 (Tue)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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342日目(通算1040日目)。蔓延…!?
今日は朝、ひとりでした。ぽつーん。常勤3名のうち、2名がおやすみのため。非常勤さんがいらっしゃる10時まで、お留守番のお子ちゃまのようにしてました。
本日の業務はカウンター当番と、新着図書処理。先週の続きの装備から。先生購入本に関しては所蔵登録、新着通知まで。寄贈資料は装備まで。明日以降、所蔵登録へ進みます。
支払済みながら装備・登録前に持ち出されている資料の件ですが、該当研究室の秘書さんに連絡したら「(秘書さんが代理で)すでに金曜日に返しているはず」という返答。どういうこと?確かめたら、どうも金曜日に秘書さんが来室されていたらしく。えー。それすら菜の花、知らされていないのですが。でもこの秘書さんが返して下さるはずの4冊も、菜の花の手元には戻ってきていないのですが。その上、秘書さんから本を受け取ったというSさんは「でもその中に、(学生さんが持ち出した)該当の資料はなかった、資料はNさんに渡した」とのこと。えええ、それってどういうこと?しかも本来ならNさんではなく、菜の花のところに戻ってこないといけない資料なのに、何故菜の花の手元まで届いていない?Nさんは分かっているはずですから、該当資料なら菜の花に回してくれるはずなのに…。あいにく、本日Nさんはおやすみ。机の周りなどを探したものの、それらしい資料は見つからず。だから、本当は返ってきているのか、実は勘違いで返ってきていないのか、菜の花には分かりません。何冊かの返却本があったことすら聞いていませんでしたよ!それも菜の花のところに戻らないといけないのに。何だか、もはや何が何だか分かりません。図書室内の情報共有、滞りすぎ。でもこの件、明日以降、もめるかも。でもとりあえず、金曜日に返してくれなかった疑惑の学生さんには、誤解でしたと謝っておかなくては。戻ってきていないのは確かですけれども。
困った事態といえば、カビ。一般書架は無事なのに、何とピンポイントでよりにもよって貴重書室がカビに侵されている我らが図書室…。駄目すぎる…。ただ、ごく初期だと思っていたのですが…どうも20℃設定にしていたにも関わらず、三連休明けの今日、かなり蔓延していることが発覚。えええ。もう駄目だ、一刻の猶予もならん!!…とばかりに、かかりちょう不在ですが、フライングで処理スタート。とりあえず、めちゃくちゃひどい資料を引っ張りだして、これらを薬剤入りウェットティッシュで拭き取り。ひどいといっても、とにかく中までは入り込まず、外側の装丁部分だけで済んでいるのは不幸中の幸い。劣化の激しい革部分も、何とか無事。拭き取りやすい箇所ばかりに蔓延していてくれて、助かっている方。とりあえず、これらを窓辺の風通しのよいところで虫干し中。しかしまだ、戻る先が確保できず。とにかく少しでもカビのある資料は全部拭き取り、棚板の除菌作業をしなくてはなりません。あまりにひどければ…業者さんに頼むというのもありますが(他学部ではそうしているところも…今年の猛暑で、あちこちの図書室でカビが発声したようです)、金額は相当かかるようです。残念ながらうちの図書室にはそんなお金はありません。何とか、自力対処せざるをえないですが…どうなりますことやら…。とにかく明日も、頑張って対処しましょう。
今日は朝、ひとりでした。ぽつーん。常勤3名のうち、2名がおやすみのため。非常勤さんがいらっしゃる10時まで、お留守番のお子ちゃまのようにしてました。
本日の業務はカウンター当番と、新着図書処理。先週の続きの装備から。先生購入本に関しては所蔵登録、新着通知まで。寄贈資料は装備まで。明日以降、所蔵登録へ進みます。
支払済みながら装備・登録前に持ち出されている資料の件ですが、該当研究室の秘書さんに連絡したら「(秘書さんが代理で)すでに金曜日に返しているはず」という返答。どういうこと?確かめたら、どうも金曜日に秘書さんが来室されていたらしく。えー。それすら菜の花、知らされていないのですが。でもこの秘書さんが返して下さるはずの4冊も、菜の花の手元には戻ってきていないのですが。その上、秘書さんから本を受け取ったというSさんは「でもその中に、(学生さんが持ち出した)該当の資料はなかった、資料はNさんに渡した」とのこと。えええ、それってどういうこと?しかも本来ならNさんではなく、菜の花のところに戻ってこないといけない資料なのに、何故菜の花の手元まで届いていない?Nさんは分かっているはずですから、該当資料なら菜の花に回してくれるはずなのに…。あいにく、本日Nさんはおやすみ。机の周りなどを探したものの、それらしい資料は見つからず。だから、本当は返ってきているのか、実は勘違いで返ってきていないのか、菜の花には分かりません。何冊かの返却本があったことすら聞いていませんでしたよ!それも菜の花のところに戻らないといけないのに。何だか、もはや何が何だか分かりません。図書室内の情報共有、滞りすぎ。でもこの件、明日以降、もめるかも。でもとりあえず、金曜日に返してくれなかった疑惑の学生さんには、誤解でしたと謝っておかなくては。戻ってきていないのは確かですけれども。
困った事態といえば、カビ。一般書架は無事なのに、何とピンポイントでよりにもよって貴重書室がカビに侵されている我らが図書室…。駄目すぎる…。ただ、ごく初期だと思っていたのですが…どうも20℃設定にしていたにも関わらず、三連休明けの今日、かなり蔓延していることが発覚。えええ。もう駄目だ、一刻の猶予もならん!!…とばかりに、かかりちょう不在ですが、フライングで処理スタート。とりあえず、めちゃくちゃひどい資料を引っ張りだして、これらを薬剤入りウェットティッシュで拭き取り。ひどいといっても、とにかく中までは入り込まず、外側の装丁部分だけで済んでいるのは不幸中の幸い。劣化の激しい革部分も、何とか無事。拭き取りやすい箇所ばかりに蔓延していてくれて、助かっている方。とりあえず、これらを窓辺の風通しのよいところで虫干し中。しかしまだ、戻る先が確保できず。とにかく少しでもカビのある資料は全部拭き取り、棚板の除菌作業をしなくてはなりません。あまりにひどければ…業者さんに頼むというのもありますが(他学部ではそうしているところも…今年の猛暑で、あちこちの図書室でカビが発声したようです)、金額は相当かかるようです。残念ながらうちの図書室にはそんなお金はありません。何とか、自力対処せざるをえないですが…どうなりますことやら…。とにかく明日も、頑張って対処しましょう。
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約束したのに…
- 2010/09/17 (Fri)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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341日目(通算1039日目)。今日も寒い。
何だか無性に寒くて、昨夜は長袖+タオルケット+綿毛布×2に包まって寝ていた菜の花です。しかも朝から喉は痛いし、昼から頭は痛いし、夕方から足は痛いし、今はとにかく疲れ果てていて、何もする気力が…って、あれ、もしかして、これって風邪でしょうか…?明日から三連休だというのに、それは駄目っ(>_<)!
今日はカビとり用グッズが1つ、届きました。カビを拭き取るためのもの。まあ、ウェットティッシュみたいなもの。菜の花が一番気になっていたのは勿論、その成分です。エタノールと塩化ベンザルコニウムを含有しているのを確認。ははあ、なるほど。エタノールでとりあえず殺菌し、塩化ベンザルコニウムでフォローアップという寸法ですね。塩化ベンザルコニウムは陽イオン界面活性剤なので、うっかり石鹸で手を洗って、すすぎが不十分のままこのウェットティッシュを使うと、あっという間に失活…となりかねないと。要注意。あとは、棚拭き用のエタノールと、キムタオルですね。待っていなされ、カビよ…一気に殲滅してくれようぞ。
本日のお仕事。午前中は新着資料受入。それから情報セキュリティの自己点検?というオンラインアンケートみたいなのに答えてみました。でも凄くやる気がない感じの、その上いやなひと仕様で。ああ、菜の花は何て嫌なやつなんでしょう!感動するくらい嫌な感じ。それくらい、体調不良でご機嫌斜め。
午後からは新刊本の発注をしかけていたのですけれども、目的のWebサイトがめちゃくちゃ見にくくなりまして、どうにもうまく新刊資料を見つけられず。諦めモード…。と、ぐだぐだしている間に、支払い処理済の新着図書が届いたので、その装備。来週はこの装備の続きから。
それにしても、とっても気になっていること。昨日、支払い処理前のこれらの資料のうちの1冊をどうしても1日だけ使いたい、と購入者の先生の研究室の方(他学部の学生で、その研究室のバイトをしている人)がいらっしゃって、まあ、明日返してくれるなら、ということで特例で持ち出しを許可したのです。本来は、まだ支払いが完了していない物品なので、使用するのはちょっと問題なのですが。レジを通っていないお菓子を開封して食べてしまうようなものです。でも実際のところ、一気に処理できないので火曜日まで持って行って頂いても処理上は支障なしと思ったのですが、その学生さん自身が「明日には必ず返しにきます」と署名していかれたので、戻ってきたら真っ先に処理してお渡しできるようにしようと思っていました。ところが、午後になっても彼は来室しませんでした。まだ何時間かあるし…と思っているうちに、14時、15時、16時…あっという間に夕方になって、そして閉室時間に。結局、最後まで返しに来て頂けなかったので、勿論処理もできずじまい。もしも今日の早い時間に戻して頂けたら、頑張れば今日中に通常の貸出まで可能になって、何の問題もなく持ち出しして頂ける状況になったかもしれませんのに。何より菜の花がどうかな、と思ったのは、「明日には必ず」とはっきりと約束しておきながら、戻しに来て下さらなかったことですね。別に大きな実害がないとはいえ、約束を破る方には特例の二度目はないと心得えよ…と心の中で呟いた菜の花です(って、オンラインで呟いているし)。持ち出しのときに、感じが良い方だったので余計にがっかり。これでそのまま返して頂けなかったら…考えるだに恐ろしい…。自分で約束したことは、ちゃんと守りましょう、ね。
何だか無性に寒くて、昨夜は長袖+タオルケット+綿毛布×2に包まって寝ていた菜の花です。しかも朝から喉は痛いし、昼から頭は痛いし、夕方から足は痛いし、今はとにかく疲れ果てていて、何もする気力が…って、あれ、もしかして、これって風邪でしょうか…?明日から三連休だというのに、それは駄目っ(>_<)!
今日はカビとり用グッズが1つ、届きました。カビを拭き取るためのもの。まあ、ウェットティッシュみたいなもの。菜の花が一番気になっていたのは勿論、その成分です。エタノールと塩化ベンザルコニウムを含有しているのを確認。ははあ、なるほど。エタノールでとりあえず殺菌し、塩化ベンザルコニウムでフォローアップという寸法ですね。塩化ベンザルコニウムは陽イオン界面活性剤なので、うっかり石鹸で手を洗って、すすぎが不十分のままこのウェットティッシュを使うと、あっという間に失活…となりかねないと。要注意。あとは、棚拭き用のエタノールと、キムタオルですね。待っていなされ、カビよ…一気に殲滅してくれようぞ。
本日のお仕事。午前中は新着資料受入。それから情報セキュリティの自己点検?というオンラインアンケートみたいなのに答えてみました。でも凄くやる気がない感じの、その上いやなひと仕様で。ああ、菜の花は何て嫌なやつなんでしょう!感動するくらい嫌な感じ。それくらい、体調不良でご機嫌斜め。
午後からは新刊本の発注をしかけていたのですけれども、目的のWebサイトがめちゃくちゃ見にくくなりまして、どうにもうまく新刊資料を見つけられず。諦めモード…。と、ぐだぐだしている間に、支払い処理済の新着図書が届いたので、その装備。来週はこの装備の続きから。
それにしても、とっても気になっていること。昨日、支払い処理前のこれらの資料のうちの1冊をどうしても1日だけ使いたい、と購入者の先生の研究室の方(他学部の学生で、その研究室のバイトをしている人)がいらっしゃって、まあ、明日返してくれるなら、ということで特例で持ち出しを許可したのです。本来は、まだ支払いが完了していない物品なので、使用するのはちょっと問題なのですが。レジを通っていないお菓子を開封して食べてしまうようなものです。でも実際のところ、一気に処理できないので火曜日まで持って行って頂いても処理上は支障なしと思ったのですが、その学生さん自身が「明日には必ず返しにきます」と署名していかれたので、戻ってきたら真っ先に処理してお渡しできるようにしようと思っていました。ところが、午後になっても彼は来室しませんでした。まだ何時間かあるし…と思っているうちに、14時、15時、16時…あっという間に夕方になって、そして閉室時間に。結局、最後まで返しに来て頂けなかったので、勿論処理もできずじまい。もしも今日の早い時間に戻して頂けたら、頑張れば今日中に通常の貸出まで可能になって、何の問題もなく持ち出しして頂ける状況になったかもしれませんのに。何より菜の花がどうかな、と思ったのは、「明日には必ず」とはっきりと約束しておきながら、戻しに来て下さらなかったことですね。別に大きな実害がないとはいえ、約束を破る方には特例の二度目はないと心得えよ…と心の中で呟いた菜の花です(って、オンラインで呟いているし)。持ち出しのときに、感じが良い方だったので余計にがっかり。これでそのまま返して頂けなかったら…考えるだに恐ろしい…。自分で約束したことは、ちゃんと守りましょう、ね。
クイーン・オブ・カビ
- 2010/09/16 (Thu)
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340日目(通算1038日目)。今日は万歩計おっけ。
でもあんまり歩いていません…。昨日はとっても歩きましたのにー!
カビの件で、たまたま機会があったので、和古書…いや、中国書かな…、とにかくちょっと古い本のカビ対策をしている姿を目撃したことのあるS藤さんにお話を伺ってみました。やはりエタノールがよいみたいですね。紙部分は水分があるとまずいので、滅菌力は劣るものの無水エタノールで、水分も大丈夫な棚板などは70%エタノール。とか。あと、すでにうちが発注済のとある商品をお勧めされました。エタノールを含む、図書のカビとり用のウェットティッシュのようなものです。更に彼女の証言では、最近は閲覧のK出さんが、ばりばりカビ対策の勉強をしているらしい、とのこと。で、閲覧にも寄ってみました。
「K出さん、いますー?」
「受付カウンターですよ」
「ありがとうございますー。ちょっとカビ対策でお伺いしようかと」
「あー、それは適任ですよ。
最近、彼女はクイーン・オブ・カビですから」
…それじゃ、カビの親玉になっちゃいますけど…(- -;)。あれですね、セクハラを防止するための講習会を「セクハラ講習会」という、むしろセクハラを促進しそうな略し方をするみたいなノリ。悪気はないのでしょうけれども、冷静になって聞くと「何だそれ!?」なのです。
K出さんにもやはり、同じ商品をお勧めされました。大人気ですね。別に菜の花は、業者Nさんの回し者ではありませんので、とりあえず商品名は伏せてみたり。効果は、自分で試してみないと分かりませんからね。やってみて、よかったら書くかも、書かないかも。あとは彼女、他の図書館の事例が載っている本のコピーなどを見せてくれました。現在、がっつり研究中みたいです。やりますね。
自分の図書室に戻ってから、かかりちょうに報告して、エタノールとキムタオル(か、キムワイパーくらい)について入手を依頼。経理と相談した結果、この辺はお隣の図書室と共有することになりました。終業後にカビについて語るように誘導されたので(最初は天気図の話だったはずですが…そこは深く気にしない)、お話させて頂きました。ただ、何か気付いたら根粒細菌の窒素固定について説明し、酸素により失活してしまうニトロゲナーゼを生物たちはいかにして工夫しながら実用化しているかについて滔々と語っていましたけど。いつの間にカビの話から逸れたかは、誰にも分かりません、はい。似非科学みたいですね。最初は正しいことを言っているのに、いつの間にかそりゃないだろう!な話に踏み込んでいるのです。この場合は、後半の情報も方向性がずれているだけで、間違ってはいないはずですが。
本日は、午前中に他部署でお手伝い。それから情報収集を少々。午後以降はまた新着資料の受入など。あんまり捗らず。途中でマグレブとマシュリクについて、学びました。ご存知です?菜の花はと言えば、マグレブは何となく知っていましたが、マシュリクは初めて知りました。ひとつ知識GET。なお日本大百科全書には、「マグレブ」という項目はありますが、「マシュリク」はありませんでした。でも、「イスラム文化」の項目の中に、その単語は出てきます。ちなみに原義はアラビア語でそれぞれ、「日の沈むところ」「日の昇るところ」です。あとはご興味があれば、各自チェックしてみて下さいませ。
でもあんまり歩いていません…。昨日はとっても歩きましたのにー!
カビの件で、たまたま機会があったので、和古書…いや、中国書かな…、とにかくちょっと古い本のカビ対策をしている姿を目撃したことのあるS藤さんにお話を伺ってみました。やはりエタノールがよいみたいですね。紙部分は水分があるとまずいので、滅菌力は劣るものの無水エタノールで、水分も大丈夫な棚板などは70%エタノール。とか。あと、すでにうちが発注済のとある商品をお勧めされました。エタノールを含む、図書のカビとり用のウェットティッシュのようなものです。更に彼女の証言では、最近は閲覧のK出さんが、ばりばりカビ対策の勉強をしているらしい、とのこと。で、閲覧にも寄ってみました。
「K出さん、いますー?」
「受付カウンターですよ」
「ありがとうございますー。ちょっとカビ対策でお伺いしようかと」
「あー、それは適任ですよ。
最近、彼女はクイーン・オブ・カビですから」
…それじゃ、カビの親玉になっちゃいますけど…(- -;)。あれですね、セクハラを防止するための講習会を「セクハラ講習会」という、むしろセクハラを促進しそうな略し方をするみたいなノリ。悪気はないのでしょうけれども、冷静になって聞くと「何だそれ!?」なのです。
K出さんにもやはり、同じ商品をお勧めされました。大人気ですね。別に菜の花は、業者Nさんの回し者ではありませんので、とりあえず商品名は伏せてみたり。効果は、自分で試してみないと分かりませんからね。やってみて、よかったら書くかも、書かないかも。あとは彼女、他の図書館の事例が載っている本のコピーなどを見せてくれました。現在、がっつり研究中みたいです。やりますね。
自分の図書室に戻ってから、かかりちょうに報告して、エタノールとキムタオル(か、キムワイパーくらい)について入手を依頼。経理と相談した結果、この辺はお隣の図書室と共有することになりました。終業後にカビについて語るように誘導されたので(最初は天気図の話だったはずですが…そこは深く気にしない)、お話させて頂きました。ただ、何か気付いたら根粒細菌の窒素固定について説明し、酸素により失活してしまうニトロゲナーゼを生物たちはいかにして工夫しながら実用化しているかについて滔々と語っていましたけど。いつの間にカビの話から逸れたかは、誰にも分かりません、はい。似非科学みたいですね。最初は正しいことを言っているのに、いつの間にかそりゃないだろう!な話に踏み込んでいるのです。この場合は、後半の情報も方向性がずれているだけで、間違ってはいないはずですが。
本日は、午前中に他部署でお手伝い。それから情報収集を少々。午後以降はまた新着資料の受入など。あんまり捗らず。途中でマグレブとマシュリクについて、学びました。ご存知です?菜の花はと言えば、マグレブは何となく知っていましたが、マシュリクは初めて知りました。ひとつ知識GET。なお日本大百科全書には、「マグレブ」という項目はありますが、「マシュリク」はありませんでした。でも、「イスラム文化」の項目の中に、その単語は出てきます。ちなみに原義はアラビア語でそれぞれ、「日の沈むところ」「日の昇るところ」です。あとはご興味があれば、各自チェックしてみて下さいませ。
出版社名を探せ!
- 2010/09/15 (Wed)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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339日目(通算1037日目)。万歩計忘れたー!
今日は結構、歩き回ったというのに、万歩計を家に忘れてきたことに途中で気付き、ショックを受けました。ががーんΣ( ̄ロ ̄lll)。しばらく立ち直れないかと思うくらいに…。
本日は、午前中は書誌調査と新着資料受入、午後はお手伝いで他部署へ。
書誌調査は、うちで受入している雑誌について、出版社名の問い合わせがあったようなのですが、雑誌担当Sさんの確認作業が難航していたので、お手伝い。フランス語の雑誌だったのがネックでした。Sさんも菜の花もフランス語はからっきし。まったく読めないので、いちいち翻訳しないと駄目なのです。どこに出版社が書いてあるのかさっぱりさっぱり。普通なら、出版社が書いてあるところに、何か書いてありますけど、それが出版社じゃないんですかー?と思ったのですが、どうもそれだとウルリッヒの情報と違うよーと。えええ。じゃあ、何なの?Sさんは、書かれていたURLにアクセスしてサイトをチェック、菜の花は本体を確認。裏表紙のウラには、既刊の各巻タイトルが書かれている一覧があり、その下にある文章がなんだかアヤシイ。と、文字を目で拾って、Google先生の翻訳に放り込みます。えいえい。何か、何巻から何巻までは、どこどこの出版、と書かれているっぽいですよ?この出版したところは…、ウルリッヒに書かれている出版社。じゃあ、該当巻の現物を見てみましょう?お、やっぱり、表紙にはっきり出版社名が書かれています。そして、ここまでがその出版社の分、と書かれていた次の巻から、その場所には別の名前が。ということはきっと、出版社が変わったのですよー、ね?
…でもそれだけでは納得しないSさん。むむぅ、こうなったら、どこかに書いてあるであろう「出版社変わりました」連絡を、現物で探そう!この山ほどのフランス語の中から…(ううう、気が重いなー)。
その後は人間検索機です。あやしい!と思った辺りを、出版社の名前を目で検索。じー…。とにかくみんな知らない単語ばかりなので手間取りましたが、何とかそれっぽいところを見つけ、4行くらいGoogle先生に放り込んで、ようやく発見しました。元の出版社との契約を終了した、そして新しい出版社に将来が何とか~みたいな文章。多分これ。これで出版社変更確定でいいでしょ?ね、ね、Sさん?
というわけで、菜の花は戦線離脱。今日は午後から他部署へ出掛けるので、午前中のうちにさらっと新着資料の受入をしなくてはなりません。ちまちまちまっと、作業を進めました。半分くらいかな。まだ続きあり。それはまた明日の午後。明日も午前中は他部署への応援。今日の応援は、若干ご迷惑をおかけした勢いかも。反省して、明日はもう少し頑張る予定。あと、万歩計も忘れない予定。。。ふぅ。
今日は結構、歩き回ったというのに、万歩計を家に忘れてきたことに途中で気付き、ショックを受けました。ががーんΣ( ̄ロ ̄lll)。しばらく立ち直れないかと思うくらいに…。
本日は、午前中は書誌調査と新着資料受入、午後はお手伝いで他部署へ。
書誌調査は、うちで受入している雑誌について、出版社名の問い合わせがあったようなのですが、雑誌担当Sさんの確認作業が難航していたので、お手伝い。フランス語の雑誌だったのがネックでした。Sさんも菜の花もフランス語はからっきし。まったく読めないので、いちいち翻訳しないと駄目なのです。どこに出版社が書いてあるのかさっぱりさっぱり。普通なら、出版社が書いてあるところに、何か書いてありますけど、それが出版社じゃないんですかー?と思ったのですが、どうもそれだとウルリッヒの情報と違うよーと。えええ。じゃあ、何なの?Sさんは、書かれていたURLにアクセスしてサイトをチェック、菜の花は本体を確認。裏表紙のウラには、既刊の各巻タイトルが書かれている一覧があり、その下にある文章がなんだかアヤシイ。と、文字を目で拾って、Google先生の翻訳に放り込みます。えいえい。何か、何巻から何巻までは、どこどこの出版、と書かれているっぽいですよ?この出版したところは…、ウルリッヒに書かれている出版社。じゃあ、該当巻の現物を見てみましょう?お、やっぱり、表紙にはっきり出版社名が書かれています。そして、ここまでがその出版社の分、と書かれていた次の巻から、その場所には別の名前が。ということはきっと、出版社が変わったのですよー、ね?
…でもそれだけでは納得しないSさん。むむぅ、こうなったら、どこかに書いてあるであろう「出版社変わりました」連絡を、現物で探そう!この山ほどのフランス語の中から…(ううう、気が重いなー)。
その後は人間検索機です。あやしい!と思った辺りを、出版社の名前を目で検索。じー…。とにかくみんな知らない単語ばかりなので手間取りましたが、何とかそれっぽいところを見つけ、4行くらいGoogle先生に放り込んで、ようやく発見しました。元の出版社との契約を終了した、そして新しい出版社に将来が何とか~みたいな文章。多分これ。これで出版社変更確定でいいでしょ?ね、ね、Sさん?
というわけで、菜の花は戦線離脱。今日は午後から他部署へ出掛けるので、午前中のうちにさらっと新着資料の受入をしなくてはなりません。ちまちまちまっと、作業を進めました。半分くらいかな。まだ続きあり。それはまた明日の午後。明日も午前中は他部署への応援。今日の応援は、若干ご迷惑をおかけした勢いかも。反省して、明日はもう少し頑張る予定。あと、万歩計も忘れない予定。。。ふぅ。
傷は浅い…
- 2010/09/14 (Tue)
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338日目(通算1036日目)。別に怪我したわけじゃないけど。
昨日もとっても痛かったのですけれども、今朝はもっと悲劇。あまりの痛みで眠れず、結局朝から時間休を頂いて、病院へGo!でした。
まあ、レントゲンでも異状なしで(綺麗な骨の並びですね~と理学療法士さんに褒められました、はい)、結局は首や肩や背中の筋肉の慢性的な疲労が原因でしょう、とのこと。温めてほぐしましょう、というくらい。とりあえず、異状がなくて何よりです。
というわけで今日はお仕事中、冬のストールを使ってました。目のあった人に「ええっ!?」という顔をされる気候ですけどね。でも痛みがなくなるなら、何でもやっちゃうぞ!な、現在の菜の花なのです。ホントに。。。お蔭様で、痛いのは痛いのですけれども、手はちゃんと上げられるし、首も大体の方向に曲げられるようになりました。まだうつむくのと上向くのは、少しぎこちないですが。
それもあって、今日の菜の花の働きはかなり悪いです。掲示物作って、新着資料の受入して、装備を少しして、もうそれくらいかも。
そういえば、昨日のカビ事件の対策として、カビをふき取るものを買うことになりました。でも考えてみれば、キムワイプとエタノールでもいいんじゃないか…?という気が少ししてきました。その方が安いかも。ちなみにエタノールは、70%が一番滅菌作用が強い、と研究室で教わりました。すぐに気化しないことと、浸透力の問題みたいです。何でも100%がいい、というわけでもないという例。
昨日もとっても痛かったのですけれども、今朝はもっと悲劇。あまりの痛みで眠れず、結局朝から時間休を頂いて、病院へGo!でした。
まあ、レントゲンでも異状なしで(綺麗な骨の並びですね~と理学療法士さんに褒められました、はい)、結局は首や肩や背中の筋肉の慢性的な疲労が原因でしょう、とのこと。温めてほぐしましょう、というくらい。とりあえず、異状がなくて何よりです。
というわけで今日はお仕事中、冬のストールを使ってました。目のあった人に「ええっ!?」という顔をされる気候ですけどね。でも痛みがなくなるなら、何でもやっちゃうぞ!な、現在の菜の花なのです。ホントに。。。お蔭様で、痛いのは痛いのですけれども、手はちゃんと上げられるし、首も大体の方向に曲げられるようになりました。まだうつむくのと上向くのは、少しぎこちないですが。
それもあって、今日の菜の花の働きはかなり悪いです。掲示物作って、新着資料の受入して、装備を少しして、もうそれくらいかも。
そういえば、昨日のカビ事件の対策として、カビをふき取るものを買うことになりました。でも考えてみれば、キムワイプとエタノールでもいいんじゃないか…?という気が少ししてきました。その方が安いかも。ちなみにエタノールは、70%が一番滅菌作用が強い、と研究室で教わりました。すぐに気化しないことと、浸透力の問題みたいです。何でも100%がいい、というわけでもないという例。
かしいでます。
- 2010/09/13 (Mon)
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337日目(通算1035日目)。寝違えた。
土曜日にもやってしまったのですが、ようやく治ってきたぞ、と思った月曜日の朝に、もっとひどい状況に陥りました。首が回らないどころではありません。俯けないし、上向けないし、それどころか、腕も伸ばせない。うっかり冷蔵庫の中の物を引っ張り出そうとしたら、肩から背中にかけて激痛が…。顔は洗えたけど、タオルを顔に当てたらそれだけで「ぎゃー!」となっていました。もちろん、着替えるのも一苦労。めちゃくちゃ努力して首から背中にかけて湿布を貼ったところ、大分マシになり出勤。
この状態でのカウンター当番はなかなかチャレンジャー。何しろ、PCはカウンターに対して真っ直ぐには置かれていませんから。うちの設置の仕方では普段、利用者さんはカウンター当番の左斜め前方からやってきます。だから、PC画面から目を離して、利用者さんを振り返りますと…ぎゃー!横向けないし!身体ごと、そちらを向かなくてはいけないのだったー…!作業するときも同じ。書き物しながらPCを触っていると、結構横を向く機会が多いのです。カウンターがこんなに危険な場所だなんて、ちっとも知らなかった…。立ち上がるときも、うっかりいつもの調子で立とうとしては、ずきっときてました。いつも、かなり身体をよじるようにして左側に立ち上がっているようです。こんなことでもないと、自分のクセなんてまったく気付いていなかったですよ…。立っているときは、変にまっすぐ。その姿勢のまま発声。今日は、お会いしたほぼ全員に「どうしたんですか?」と訊かれるくらい、不自然な姿勢と動きをしていたようです。もうホント、帰っちゃおうかと思うくらいでしたが、土曜日にも寝違えて、月曜日にまたやっているということは、今後も危ないです。そのたびに休んでいたらきりがない、と気付きました。それに、おちおち休んでいられるほどの余裕もないですし。
そんなわけで、いちいち叫びながら(主に心の中で)、おとなしく業務を進める菜の花。でも不自然にかばう姿勢をしているのがいけないのか、お昼にはひどい頭痛と吐き気にまで襲われる破目に。何故ー。ところがお昼休みに、いつものように一旦帰宅して昼食にしたら大分よくなったのです。これは…まさか…事務室が寒いのか!そうなのか!?
午後から、暑がりのかかりちょうが会議で不在だったので、残りの人々で相談して事務室内だけ空調を止めました。閲覧席や書架は普段通り。結果。かなり調子がよくなりました。やっぱり寒かったのがいけなかったみたいで。頭痛は完全になくなり、首・肩の可動域も格段に広がりました。うーん、寝違えたときは要・ストールだなあとしみじみ思いました。
というわけで、人間はそこそこの温度が必要なのですが…、なるべく下げた方がよさそうなのが貴重書室。下げすぎるのもどうかと思うのですが…、常時23℃設定の貴重書室で、カビが発見されてしまいました。あわわ。発見者・菜の花の見たところ、まだあまり深く根の張っていない、新しいふわふわのカビです。エタノールで簡単に落ちそうな。だがしかし。ヤツらをなめてはいけません。1回出たら、数回は念入りに部屋中エタノールで拭かないといけないくらい、超しぶとい連中なのです。ああ、研究室での悪夢が思い出されるー。培養室のシャーレでわずかでもカビが発見された日には、その日は全員かりだされての大掃除です。エタノールで床も壁もぴっかぴかです。ちなみに菜の花のシャーレにはカビは生えませんでした。別に菜の花の滅菌作業が優れているからでもなんでもなく、菜の花の使っていた培地は窒素分がまったく入っていなかったため、カビすら生きていけない環境だっただけです。窒素分がないと、アミノ酸が作れませんからね。そしてアミノ酸が作れないと、タンパク質の合成もできませんから。(菜の花の培養していた生物は、培地に窒素分がなくても空気中の窒素を取り込んでアミノ酸にかえていける、そこそこレアな能力の持ち主だったのでその培地でもよかったのです。)なお、培養の際に目的外の生物が混じってしまうことを「コンタミ」と言います(コンタミネーション)。逆にコンタミ状態から目的の細菌だけにして純粋培養まで漕ぎ着けることを「単離」と言います。英語だとピュリファイ。単離はとっても大変な作業ですが、コンタミは一瞬で起こります。単離したものを、空気中に曝露するだけでOKですからね…。このとき、かなりの高確率でコンタミするのがカビ、というわけ。図書館とは何の関係もない話題が混じってしまった…。懐かしくてつい。とにかく、カビというのは菜の花の研究時代からの敵だ!ということ。早急な手当てが必要です。貴重書を守らなくては!
首も痛くなってきたことですし、今日はここまで。
土曜日にもやってしまったのですが、ようやく治ってきたぞ、と思った月曜日の朝に、もっとひどい状況に陥りました。首が回らないどころではありません。俯けないし、上向けないし、それどころか、腕も伸ばせない。うっかり冷蔵庫の中の物を引っ張り出そうとしたら、肩から背中にかけて激痛が…。顔は洗えたけど、タオルを顔に当てたらそれだけで「ぎゃー!」となっていました。もちろん、着替えるのも一苦労。めちゃくちゃ努力して首から背中にかけて湿布を貼ったところ、大分マシになり出勤。
この状態でのカウンター当番はなかなかチャレンジャー。何しろ、PCはカウンターに対して真っ直ぐには置かれていませんから。うちの設置の仕方では普段、利用者さんはカウンター当番の左斜め前方からやってきます。だから、PC画面から目を離して、利用者さんを振り返りますと…ぎゃー!横向けないし!身体ごと、そちらを向かなくてはいけないのだったー…!作業するときも同じ。書き物しながらPCを触っていると、結構横を向く機会が多いのです。カウンターがこんなに危険な場所だなんて、ちっとも知らなかった…。立ち上がるときも、うっかりいつもの調子で立とうとしては、ずきっときてました。いつも、かなり身体をよじるようにして左側に立ち上がっているようです。こんなことでもないと、自分のクセなんてまったく気付いていなかったですよ…。立っているときは、変にまっすぐ。その姿勢のまま発声。今日は、お会いしたほぼ全員に「どうしたんですか?」と訊かれるくらい、不自然な姿勢と動きをしていたようです。もうホント、帰っちゃおうかと思うくらいでしたが、土曜日にも寝違えて、月曜日にまたやっているということは、今後も危ないです。そのたびに休んでいたらきりがない、と気付きました。それに、おちおち休んでいられるほどの余裕もないですし。
そんなわけで、いちいち叫びながら(主に心の中で)、おとなしく業務を進める菜の花。でも不自然にかばう姿勢をしているのがいけないのか、お昼にはひどい頭痛と吐き気にまで襲われる破目に。何故ー。ところがお昼休みに、いつものように一旦帰宅して昼食にしたら大分よくなったのです。これは…まさか…事務室が寒いのか!そうなのか!?
午後から、暑がりのかかりちょうが会議で不在だったので、残りの人々で相談して事務室内だけ空調を止めました。閲覧席や書架は普段通り。結果。かなり調子がよくなりました。やっぱり寒かったのがいけなかったみたいで。頭痛は完全になくなり、首・肩の可動域も格段に広がりました。うーん、寝違えたときは要・ストールだなあとしみじみ思いました。
というわけで、人間はそこそこの温度が必要なのですが…、なるべく下げた方がよさそうなのが貴重書室。下げすぎるのもどうかと思うのですが…、常時23℃設定の貴重書室で、カビが発見されてしまいました。あわわ。発見者・菜の花の見たところ、まだあまり深く根の張っていない、新しいふわふわのカビです。エタノールで簡単に落ちそうな。だがしかし。ヤツらをなめてはいけません。1回出たら、数回は念入りに部屋中エタノールで拭かないといけないくらい、超しぶとい連中なのです。ああ、研究室での悪夢が思い出されるー。培養室のシャーレでわずかでもカビが発見された日には、その日は全員かりだされての大掃除です。エタノールで床も壁もぴっかぴかです。ちなみに菜の花のシャーレにはカビは生えませんでした。別に菜の花の滅菌作業が優れているからでもなんでもなく、菜の花の使っていた培地は窒素分がまったく入っていなかったため、カビすら生きていけない環境だっただけです。窒素分がないと、アミノ酸が作れませんからね。そしてアミノ酸が作れないと、タンパク質の合成もできませんから。(菜の花の培養していた生物は、培地に窒素分がなくても空気中の窒素を取り込んでアミノ酸にかえていける、そこそこレアな能力の持ち主だったのでその培地でもよかったのです。)なお、培養の際に目的外の生物が混じってしまうことを「コンタミ」と言います(コンタミネーション)。逆にコンタミ状態から目的の細菌だけにして純粋培養まで漕ぎ着けることを「単離」と言います。英語だとピュリファイ。単離はとっても大変な作業ですが、コンタミは一瞬で起こります。単離したものを、空気中に曝露するだけでOKですからね…。このとき、かなりの高確率でコンタミするのがカビ、というわけ。図書館とは何の関係もない話題が混じってしまった…。懐かしくてつい。とにかく、カビというのは菜の花の研究時代からの敵だ!ということ。早急な手当てが必要です。貴重書を守らなくては!
首も痛くなってきたことですし、今日はここまで。
今週が終わってゆくー
- 2010/09/10 (Fri)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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337日目(通算1035日目)。秋だなー…。
まだまだ気温は高めの日が続いているような気象情報を見ていたのですけれども、お届けもののために午後に学内を歩いていたら、思ったよりも涼しくてびっくりしました。建物の前では、今年初めてのトンボも見ました。暑い暑いと思っていましたけれども、秋の足音が聞こえてきているのですね。
朝から掲示物の作成、掲示、それから過去のものの整理。それから新着図書処理です。昨日、取り掛かり始めた今週支払分の資料ですが、装備まで終了していて、所蔵登録の途中からスタート。絶対数が少なかったのと、新規書誌作成2件、著者名典拠作成1件と少なめだったので、さくさく進んで午前中には完了。新着図書案内を送信して、配架して終わり。今週は素早く終わってしまいましたね。これで来週、安心して他の仕事ができるというもの。夕方からは、目録の部署で大量発見された、書誌チェック用に送ったうちの資料第2弾が、添削とともに戻ってきたので、その修正。これで全部戻ってきました。どうもありがとうございました。修正は、まだ少し残っています。来週また、続きを。
書誌調整の問い合わせのあった資料がDVDだったのですが、あいにくY先生のお手元で貸出中。ということで、一時返却をお願いしたところ…、さっとY先生、図書室までお持ちくださいました。で、びっくり。何、このでっかい箱は。A3サイズよりも一回り大きそうな底面を持つ直方体のがっしりした箱でした。あの、菜の花がお願いしたの、DVDでして、しかも書誌のPHYS欄には確か、1枚って…書いてあったはずなんですけど…。あれ…。箱を開けてみました。おーぷん・ざ・ぼっくすー。中にはでっかいファイルが入っていました。えええ、だからDVDだって…、、、え、この下?ファイルを取り除くと、スポンジの層があり、上半分に「ハンドブック」と書いてある小さめの本が埋め込まれ、下半分にはDVDケースが埋まっていました。あ…これか…。これを購入したとき、どうやら受入者は悩んでしまったようです。ファイル、ハンドブック、DVDそれぞれをひとつの物理単位をもつ資料として認識して、それぞれに資料IDという固有番号を付与したみたいで。で目録を取る人もどうやら悩んだ結果、これをセットとせずに、1つ1つのファイル、ハンドブック、DVDに対して書誌を作ったみたいです。まあ…とりあえず折角セットでお持ちいただいたので…セットごとお預かりしました。ちなみにこのでっかい箱1セットで、10万円くらいだったそうです…。ビジネス関係の資料だったのですが、このセットの内容はそれくらいの価値があったのだろうか…と思わずぽつんと呟いたところY先生、「でもこれの著者は企業から、もっともっと沢山のお金をもらっているよ!」と笑っていらっしゃいました。企業から受託して、何かして、それをこの資料にまとめたということみたいです。さすがビジネス系の資料を発売するだけあって、儲けるすべをご存知のようです、この著者…。それにしても先生っ、この資料を何に使っていらっしゃるんですか…?ま、まさかベンチャー・ビジネスでも始めるおつもり…?
今日も、カバーの破れてしまった本の補修をしていました。紙で接いでカバーの形を取り戻させます。色鉛筆で本来の色をぬりぬり。そのうちの1冊、どうやらかなり昔に水濡れしたことがありそうでした。カバーの状態がとても悪いし、しかも糊が悪いように溶けてしまったようで、カバーと本体が貼りついていたり、本体も表紙近くにはくっついてしまっているページが。天地から見ると、のど近くは色がにじんで青くなっていましたし、こりゃだめだ、と、慎重にカバーは外して廃棄。本体は…読めない部分がないかを確認して装備をし直しました。いやー…カビなくてホントによかったです。
何だか今週も色々ありましたが、どうも夏バテなのかやる気の足りない週でした。集中力が足りなくてごめんなさいなのです。何だかそわそわしていて、どうにも…。何かをしながらなら集中できるのでは、と考えて(家でいつも「ながら作業」をしているため)、何を「ながら」しよう、と悩んだ結果、今日はこっそり飴玉をなめながら作業してみました。そうしたらかなりの集中力が発揮されたのです。おおお、これはいける、と思っていたら、夕方にはもう、口の中が甘い!です…。というかこれ、絶対太りますから。駄目ですから。どうしようかなあ…水を頻繁に飲みながら作業、というのをやったら、胃の中がたぷたぷになった上、胃酸が薄まって消化不良にあえぐ羽目になったこともありますし。うーん、カロリー少なくてたぷたぷにならないなら、寒天とかわかめとかいいかもしれない。院生の頃、国際学会の前に1ヵ月くらい集中してお仕事したときに、ひたすらふえるわかめちゃんだけを食べ続けた結果、一気に体重が落ちてふらふらになったこともありましたが…。やせたのではなく、やつれた、というやつです…。それはいいですけど、どうして集中力を発揮するために、何かを食べたり飲んだりすることばかり考えているんでしょう、この人は…。ちなみに大学受験は「春日井のグリーン豆」で乗り切りました。あれを切らすと勉強できないから、ひたすら買いだめしていました。もちろん、体重は大増量しましたとも、ふぅ。というわけで、菜の花の中では「グリーン豆」は大学受験の味。懐かしいので、また今度探してみよう。でも最近、あまり売っているのを見かけません。んー、どこに売っているのでしょう。あと、集中するのにいいからと言って、さすがに図書室で作業中にグリーン豆は無理ですね…。手が汚れるー。何かよい飲食物募集中…って、だから何で食べることばかり考える?
まだまだ気温は高めの日が続いているような気象情報を見ていたのですけれども、お届けもののために午後に学内を歩いていたら、思ったよりも涼しくてびっくりしました。建物の前では、今年初めてのトンボも見ました。暑い暑いと思っていましたけれども、秋の足音が聞こえてきているのですね。
朝から掲示物の作成、掲示、それから過去のものの整理。それから新着図書処理です。昨日、取り掛かり始めた今週支払分の資料ですが、装備まで終了していて、所蔵登録の途中からスタート。絶対数が少なかったのと、新規書誌作成2件、著者名典拠作成1件と少なめだったので、さくさく進んで午前中には完了。新着図書案内を送信して、配架して終わり。今週は素早く終わってしまいましたね。これで来週、安心して他の仕事ができるというもの。夕方からは、目録の部署で大量発見された、書誌チェック用に送ったうちの資料第2弾が、添削とともに戻ってきたので、その修正。これで全部戻ってきました。どうもありがとうございました。修正は、まだ少し残っています。来週また、続きを。
書誌調整の問い合わせのあった資料がDVDだったのですが、あいにくY先生のお手元で貸出中。ということで、一時返却をお願いしたところ…、さっとY先生、図書室までお持ちくださいました。で、びっくり。何、このでっかい箱は。A3サイズよりも一回り大きそうな底面を持つ直方体のがっしりした箱でした。あの、菜の花がお願いしたの、DVDでして、しかも書誌のPHYS欄には確か、1枚って…書いてあったはずなんですけど…。あれ…。箱を開けてみました。おーぷん・ざ・ぼっくすー。中にはでっかいファイルが入っていました。えええ、だからDVDだって…、、、え、この下?ファイルを取り除くと、スポンジの層があり、上半分に「ハンドブック」と書いてある小さめの本が埋め込まれ、下半分にはDVDケースが埋まっていました。あ…これか…。これを購入したとき、どうやら受入者は悩んでしまったようです。ファイル、ハンドブック、DVDそれぞれをひとつの物理単位をもつ資料として認識して、それぞれに資料IDという固有番号を付与したみたいで。で目録を取る人もどうやら悩んだ結果、これをセットとせずに、1つ1つのファイル、ハンドブック、DVDに対して書誌を作ったみたいです。まあ…とりあえず折角セットでお持ちいただいたので…セットごとお預かりしました。ちなみにこのでっかい箱1セットで、10万円くらいだったそうです…。ビジネス関係の資料だったのですが、このセットの内容はそれくらいの価値があったのだろうか…と思わずぽつんと呟いたところY先生、「でもこれの著者は企業から、もっともっと沢山のお金をもらっているよ!」と笑っていらっしゃいました。企業から受託して、何かして、それをこの資料にまとめたということみたいです。さすがビジネス系の資料を発売するだけあって、儲けるすべをご存知のようです、この著者…。それにしても先生っ、この資料を何に使っていらっしゃるんですか…?ま、まさかベンチャー・ビジネスでも始めるおつもり…?
今日も、カバーの破れてしまった本の補修をしていました。紙で接いでカバーの形を取り戻させます。色鉛筆で本来の色をぬりぬり。そのうちの1冊、どうやらかなり昔に水濡れしたことがありそうでした。カバーの状態がとても悪いし、しかも糊が悪いように溶けてしまったようで、カバーと本体が貼りついていたり、本体も表紙近くにはくっついてしまっているページが。天地から見ると、のど近くは色がにじんで青くなっていましたし、こりゃだめだ、と、慎重にカバーは外して廃棄。本体は…読めない部分がないかを確認して装備をし直しました。いやー…カビなくてホントによかったです。
何だか今週も色々ありましたが、どうも夏バテなのかやる気の足りない週でした。集中力が足りなくてごめんなさいなのです。何だかそわそわしていて、どうにも…。何かをしながらなら集中できるのでは、と考えて(家でいつも「ながら作業」をしているため)、何を「ながら」しよう、と悩んだ結果、今日はこっそり飴玉をなめながら作業してみました。そうしたらかなりの集中力が発揮されたのです。おおお、これはいける、と思っていたら、夕方にはもう、口の中が甘い!です…。というかこれ、絶対太りますから。駄目ですから。どうしようかなあ…水を頻繁に飲みながら作業、というのをやったら、胃の中がたぷたぷになった上、胃酸が薄まって消化不良にあえぐ羽目になったこともありますし。うーん、カロリー少なくてたぷたぷにならないなら、寒天とかわかめとかいいかもしれない。院生の頃、国際学会の前に1ヵ月くらい集中してお仕事したときに、ひたすらふえるわかめちゃんだけを食べ続けた結果、一気に体重が落ちてふらふらになったこともありましたが…。やせたのではなく、やつれた、というやつです…。それはいいですけど、どうして集中力を発揮するために、何かを食べたり飲んだりすることばかり考えているんでしょう、この人は…。ちなみに大学受験は「春日井のグリーン豆」で乗り切りました。あれを切らすと勉強できないから、ひたすら買いだめしていました。もちろん、体重は大増量しましたとも、ふぅ。というわけで、菜の花の中では「グリーン豆」は大学受験の味。懐かしいので、また今度探してみよう。でも最近、あまり売っているのを見かけません。んー、どこに売っているのでしょう。あと、集中するのにいいからと言って、さすがに図書室で作業中にグリーン豆は無理ですね…。手が汚れるー。何かよい飲食物募集中…って、だから何で食べることばかり考える?
まさかの閉めだし
- 2010/09/09 (Thu)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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336日目(通算1034日目)。文字通りの開店休業ってやつ。
うちの図書室では午前と午後の2交代制でカウンター当番を回しています。午前は開室準備+お昼当番込み。ちなみに菜の花は午前当番が3日に1回、やってくる人です。
開室準備は、新聞受けから大量の新聞を抱きかかえてきて配架することから始まります。カウンター端末を立ち上げて、業務システムにログインし、奥の書庫まで歩いていって電灯のスイッチを入れ、蔵書検索用端末の電源を入れ、外にあるブックポストの返却本を回収し…そして開室直前に入口の自動扉の電源と、入口ラウンジと図書室全部の電灯のスイッチを入れて、看板を図書室名の書かれた方を表に向けたら、開室!…なのですが。
今日は木曜日。木曜日は開室前に掃除のおじさんが入ります。電灯をつけて、掃除をしていって下さいます。なので木曜日は、電灯をつける動作はありません。(奥の書庫の点灯はあります。)
さて、菜の花は今日はカウンター当番ではないので、事務室でちまちまと作業をしていました。掲示物を作成する、毎朝の日課です。今日は3枚あるんだー、よーし、できたー。じゃあ、貼ろうかな。と掲示板のある、入口ラウンジを見たら。掲示板の向こうの窓(背の高さある)のあちら側で、名誉教授のN先生が、満面の笑顔で手を振っていました。へ?何故にそんな零れ落ちそうな笑顔?…いぶかしみながら菜の花が会釈したら先生、しきりに横を指さしはじめたのです。
「???」
…しばし黙考。
あ!
入口か!
入口が開いていないのか!
今日は開室前からラウンジの電灯が点いていたため、カウンター当番のNさんがうっかり自動扉の電源をONにするのを忘れてしまったに違いない…!あああ、閉め出してました、すみません、せんせい!菜の花、全力疾走。この暑い中、名誉教授を倒れさせたりしたら大変でした。
そのあと先生、「みなさんは一体どうやって入っているの?」とお尋ねに。ああ、自動扉がいつも開くわけではないなら、菜の花たち職員はどうやって出勤するのかと?それは簡単です。自動扉は鍵さえ開ければ、通電していないときは手でこじあけることができるのですよ。ということで、一旦通電した自動扉、もう一度電源を落として実演してみました。先生、いたく感心された様子。次回からはうっかり通電し忘れても、きっと嬉しそうな笑顔で「開いてないよ!」と扉をこじ開けて下さいそうな気がする菜の花なのでした。
本日の午前中の主なお仕事は、昨日戻って来た大量の書誌チェックからの戻り資料の処理。ひたすら修正。午後からはそれらの書架への返本(いや、でも初登場資料だから、返すはおかしいか…)。とにかく新着資料は、今まで一度も書架に入ったことがないので、入れるたびにあちこちを動かしてスペースを作らなくてはならないため、結構大変です。同じ分類に大量にこられますと、更にねー…(涙)。それから他機関への依頼メール。あとは、新たなる新着図書到着で、その装備。少しだけ所蔵登録にも取り掛かり中。明日はその続きですね。あとは、そろそろ新着資料受入を頑張らないとマズイのです…。ああっ、それから、明日締め切りの事務書類、まだ提出してないし!また総務の人に怒られちゃいます。さくさく出しにいかねばー。
うちの図書室では午前と午後の2交代制でカウンター当番を回しています。午前は開室準備+お昼当番込み。ちなみに菜の花は午前当番が3日に1回、やってくる人です。
開室準備は、新聞受けから大量の新聞を抱きかかえてきて配架することから始まります。カウンター端末を立ち上げて、業務システムにログインし、奥の書庫まで歩いていって電灯のスイッチを入れ、蔵書検索用端末の電源を入れ、外にあるブックポストの返却本を回収し…そして開室直前に入口の自動扉の電源と、入口ラウンジと図書室全部の電灯のスイッチを入れて、看板を図書室名の書かれた方を表に向けたら、開室!…なのですが。
今日は木曜日。木曜日は開室前に掃除のおじさんが入ります。電灯をつけて、掃除をしていって下さいます。なので木曜日は、電灯をつける動作はありません。(奥の書庫の点灯はあります。)
さて、菜の花は今日はカウンター当番ではないので、事務室でちまちまと作業をしていました。掲示物を作成する、毎朝の日課です。今日は3枚あるんだー、よーし、できたー。じゃあ、貼ろうかな。と掲示板のある、入口ラウンジを見たら。掲示板の向こうの窓(背の高さある)のあちら側で、名誉教授のN先生が、満面の笑顔で手を振っていました。へ?何故にそんな零れ落ちそうな笑顔?…いぶかしみながら菜の花が会釈したら先生、しきりに横を指さしはじめたのです。
「???」
…しばし黙考。
あ!
入口か!
入口が開いていないのか!
今日は開室前からラウンジの電灯が点いていたため、カウンター当番のNさんがうっかり自動扉の電源をONにするのを忘れてしまったに違いない…!あああ、閉め出してました、すみません、せんせい!菜の花、全力疾走。この暑い中、名誉教授を倒れさせたりしたら大変でした。
そのあと先生、「みなさんは一体どうやって入っているの?」とお尋ねに。ああ、自動扉がいつも開くわけではないなら、菜の花たち職員はどうやって出勤するのかと?それは簡単です。自動扉は鍵さえ開ければ、通電していないときは手でこじあけることができるのですよ。ということで、一旦通電した自動扉、もう一度電源を落として実演してみました。先生、いたく感心された様子。次回からはうっかり通電し忘れても、きっと嬉しそうな笑顔で「開いてないよ!」と扉をこじ開けて下さいそうな気がする菜の花なのでした。
本日の午前中の主なお仕事は、昨日戻って来た大量の書誌チェックからの戻り資料の処理。ひたすら修正。午後からはそれらの書架への返本(いや、でも初登場資料だから、返すはおかしいか…)。とにかく新着資料は、今まで一度も書架に入ったことがないので、入れるたびにあちこちを動かしてスペースを作らなくてはならないため、結構大変です。同じ分類に大量にこられますと、更にねー…(涙)。それから他機関への依頼メール。あとは、新たなる新着図書到着で、その装備。少しだけ所蔵登録にも取り掛かり中。明日はその続きですね。あとは、そろそろ新着資料受入を頑張らないとマズイのです…。ああっ、それから、明日締め切りの事務書類、まだ提出してないし!また総務の人に怒られちゃいます。さくさく出しにいかねばー。
あんゆーじゅある…でもなかった
- 2010/09/08 (Wed)
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335日目(通算1033日目)。たいふうきえた。
ガッツの足りない台風で、助かりました。来る前から、大きな雨雲は伴っているものの、風は大したことはないとのことで、臨時閉室はないなとは思っていましたけれども、こんなにあっさりとしたものだとはさすがに予想だにしない展開。菜の花、ちょっと日常と違うと一気にテンションが上がるお祭り好きですが、今回は…被害があまり大きくならず、恵みの雨になったのは素晴らしいことでした、というコメントで。ああ、でも土地によっては大雨災害が出ているのかも…。影響を受けられた方にはお見舞い申し上げますm(_ _)m。
本日は午前中は他機関からきたレファにはまってました。いや、訊かれたこと「だけ」を返すならさくっと終わっていたのでしょうけれど、どうにも不思議な状況だったもので、思わず調べまわってしまって。2時間くらい、かかりきりでやってしまいました…。でも結果は、何だかよく分からない、という。まあ、事実と想像されることをくどくどと書いて、レファ返しました。あんまりお役に立てなくてすみません、H大さん。
午後からは、昨日の続きの返本。それから来週の予習。来週はちょっと、お手伝いに出掛けなくてはいけないのですが、それの予習がまったくしていなかったので、焦ってお勉強してました。これも2時間くらい。
あとは先日、目録の部署で発掘されたうちの資料が大量にチェックされて戻ってきました。うわわ…しかも大分前…、目録を取り始めて2ヶ月くらいの書誌だからか、そこそこチェックが入ってました。むむ、そっか、中国語資料の場合、副主編者は責任表示に入れないのね、とか。これはまだ少ししか手直しできず。まだダンボール箱2つ分と、袋1つ分残っています。明日のおしごと。
夕方にはいつものようにカバーの背部分が切り上げられて上に折り込まれている資料に対して、カバーに請求記号ラベルを貼ってラベルキーパーで切り込み部分も一緒に貼って元に戻す作業。一番ひどいものは、切り込まれた部分の平側が破れて少し失われているという状態でした。あまりにカバーの傷みが激しい場合は、カバーを廃棄することも考えるのですが、このカバーにはテーマを示す綺麗な写真がありまして、その写真は他のどの部分にも(本体の表紙や標題紙や本文の中にも)見当たらなかったので、やはり捨てるのは忍びなく、紙を貼って補強しました。白い紙そのままだと目立ってしまうので、カバーの色と同じ紫色を色鉛筆で塗ってあげました。みなさまに「芸が細かい」と言われましたが、そうです、それこそが菜の花の芸風なのです。はい。(と言ったら爆笑された…何故。)
ガッツの足りない台風で、助かりました。来る前から、大きな雨雲は伴っているものの、風は大したことはないとのことで、臨時閉室はないなとは思っていましたけれども、こんなにあっさりとしたものだとはさすがに予想だにしない展開。菜の花、ちょっと日常と違うと一気にテンションが上がるお祭り好きですが、今回は…被害があまり大きくならず、恵みの雨になったのは素晴らしいことでした、というコメントで。ああ、でも土地によっては大雨災害が出ているのかも…。影響を受けられた方にはお見舞い申し上げますm(_ _)m。
本日は午前中は他機関からきたレファにはまってました。いや、訊かれたこと「だけ」を返すならさくっと終わっていたのでしょうけれど、どうにも不思議な状況だったもので、思わず調べまわってしまって。2時間くらい、かかりきりでやってしまいました…。でも結果は、何だかよく分からない、という。まあ、事実と想像されることをくどくどと書いて、レファ返しました。あんまりお役に立てなくてすみません、H大さん。
午後からは、昨日の続きの返本。それから来週の予習。来週はちょっと、お手伝いに出掛けなくてはいけないのですが、それの予習がまったくしていなかったので、焦ってお勉強してました。これも2時間くらい。
あとは先日、目録の部署で発掘されたうちの資料が大量にチェックされて戻ってきました。うわわ…しかも大分前…、目録を取り始めて2ヶ月くらいの書誌だからか、そこそこチェックが入ってました。むむ、そっか、中国語資料の場合、副主編者は責任表示に入れないのね、とか。これはまだ少ししか手直しできず。まだダンボール箱2つ分と、袋1つ分残っています。明日のおしごと。
夕方にはいつものようにカバーの背部分が切り上げられて上に折り込まれている資料に対して、カバーに請求記号ラベルを貼ってラベルキーパーで切り込み部分も一緒に貼って元に戻す作業。一番ひどいものは、切り込まれた部分の平側が破れて少し失われているという状態でした。あまりにカバーの傷みが激しい場合は、カバーを廃棄することも考えるのですが、このカバーにはテーマを示す綺麗な写真がありまして、その写真は他のどの部分にも(本体の表紙や標題紙や本文の中にも)見当たらなかったので、やはり捨てるのは忍びなく、紙を貼って補強しました。白い紙そのままだと目立ってしまうので、カバーの色と同じ紫色を色鉛筆で塗ってあげました。みなさまに「芸が細かい」と言われましたが、そうです、それこそが菜の花の芸風なのです。はい。(と言ったら爆笑された…何故。)
静かに登録
- 2010/09/07 (Tue)
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334日目(通算1032日目)。大人しく生きてみる。
気のせいかも。菜の花が大人しいだなんて、大嘘かも。今日は基本的に終日、新着図書処理のうち、所蔵登録を。書誌の作成はちょこっと。ありがたいことに、殆どNACSIS上に書誌がありました。修正は少々。ALのリンク追加したりとか。
大変だったのは、所蔵登録の後。新着棚に並べるため、新着図書棚に行きましたが、もはや入る余地無し。仕方ないので1段半分を空けて、後ろに詰めて、新たにそこへ置きました。そんなこんなで新着棚へ置くだけで30分くらい。その後は、このどけた分を一般書架へ返本する作業がありますが…これがまた大変。何しろ、新着図書なので今まで一般書架に並んだことのない本たちばかり。つまり、書架に彼らの入る空間は、用意されていないのです。うちの図書室の書架の詰まり具合は…他に比べると余裕らしいのですが、それは全体的に均した数字。一番沢山新着がやってくる分類の付近は、もはやきゅうきゅうなのです。きゅううぅぅぅ~。というわけで、書架移動を伴いながらの返本。とにかくうち、積層書庫以外はぜーんぶ集密書架なので、開け閉め大変。しかもとっても高い書架ですから、上2段はキックステップ要りますしね…。結局、今日中に返本できませんでした。明日へ持ち越し。ふぅ。
気のせいかも。菜の花が大人しいだなんて、大嘘かも。今日は基本的に終日、新着図書処理のうち、所蔵登録を。書誌の作成はちょこっと。ありがたいことに、殆どNACSIS上に書誌がありました。修正は少々。ALのリンク追加したりとか。
大変だったのは、所蔵登録の後。新着棚に並べるため、新着図書棚に行きましたが、もはや入る余地無し。仕方ないので1段半分を空けて、後ろに詰めて、新たにそこへ置きました。そんなこんなで新着棚へ置くだけで30分くらい。その後は、このどけた分を一般書架へ返本する作業がありますが…これがまた大変。何しろ、新着図書なので今まで一般書架に並んだことのない本たちばかり。つまり、書架に彼らの入る空間は、用意されていないのです。うちの図書室の書架の詰まり具合は…他に比べると余裕らしいのですが、それは全体的に均した数字。一番沢山新着がやってくる分類の付近は、もはやきゅうきゅうなのです。きゅううぅぅぅ~。というわけで、書架移動を伴いながらの返本。とにかくうち、積層書庫以外はぜーんぶ集密書架なので、開け閉め大変。しかもとっても高い書架ですから、上2段はキックステップ要りますしね…。結局、今日中に返本できませんでした。明日へ持ち越し。ふぅ。
文章評価が趣味なのかも
- 2010/09/06 (Mon)
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333日目(通算1031日目)。あ、3で割り切れるぞろ目!
何だか文章にすると全然大したことをしていないような気がする割に、やたらと焦っていた本日です。
午前中はカウンター当番をしながら、新着図書処理。先週支払分のもののうち、先生の購入本の所蔵登録と書誌作成をして、先々週支払分の同じく先生購入本とまとめて新着案内メールと、配架。それから、某関連機関の広報誌作成の入札の審査として、3つのサンプル記事を評価してご意見を頂きたい、という依頼が先週されていたこと、しかも締め切りが明日だということに気付き、焦って中身を確認。むむむ、菜の花に文章とレイアウトを評価し、コメントをせよだなんて…どーなるか分かっていらっしゃいます?ねえ?
…結局、評価は項目ごとにはばらつきがあるものの、3つともトータル点数が同じになってしまうという絶妙っぷり。コメント欄は限界まで書きまくり、「この人、どんだけ評価好き!?幾らなんでも好き過ぎだろっ!」的な分量になっていましたが、結局は一長一短、どれがずば抜けて優れているでもない、という結論で…有体に言えば、「審査・判断には何の役にも立たなそうな、とりあえず書きました」なシロモノに。いやー…すみません。全然お役に立っていないです、菜の花…。でもですね!3つのサンプルを見るとですね、1つ目はデザインや雰囲気は素晴らしいものの、文章が学生バイトかい?みたいなものでしてね、2つ目はポイントのまとめ方は明快で分かりやすいものの、本文は説明不足で何言っているのか分かりにくいしグラフも何が言いたいかさっぱり、しかも文章の雰囲気が暗いものでしてね、3つ目は内容はよいものの、見た目だけ重視で内容の伝わりにくいデザインを採用していましてね…。1つ目の明るさとデザインを使って、2つ目のうまいポイントのまとめ方を見習って、3つ目の内容を図解などしてもう少し分かりやすくすれば、いいんじゃないでしょうかね…。まあそんなコラボはありえないでしょうけれどもね。入札のライバルですものね。
そんな風に好き勝手言っていますが、結局自分では出来ないので、ホントのところごちゃごちゃ言う資格なんてないのかもしれませんが…ま、意見を求められたので、ざくざく書いてみました。ということで。自分で文章を書くのはそんなに得意ではないのですけれども(まあ、書き慣れてはいますが)、人の文章に文句を言うのは得意技です。ああ、菜の花ってホント嫌なヤツ。こんなのが身近に居たら、絶対にお友達にはなりたくないとつくづく思う菜の花です(自分で言うなー)。
午後からは大変でした。上述の「評価」をメールしないといけないと思っていたら、お願いしていた書誌のチェックが戻ってきたので確認していたら、お隣からやってきたY川さんにデータベースの話をされ、何とびっくり、即刻使えるように図書室内の利用者端末の設定をせねばということになり、取り組み始めたところ、1台終わったところで先ほどの書誌チェックで戻って来た資料の購入者たるK先生が図書室にやってきたのを目視してしまい、そういえばK先生ってば、育休に入られるんじゃなかったっけ!?と急いで事務室に戻って確認したら、確かに今週木曜日から休業期間だ!ということが判明、もう今日捕まえて、新着図書を渡しておかないとしばらく会えないぞ!と気付き、データベースの設定は後回し、書誌修正をして何とか終わり、ちょうどカウンターにやってきたところを捕獲成功、無事資料の受け渡しをしたのでまた利用者端末の設定に戻って…、利用中だった1台を除いて完了したので事務室に戻り、チェックされた書誌の修正の続きを眺めていたら、その書誌についてすぐに他機関に連絡しなければ、ということに思い当たり、焦ってメールを書き始めたものの、よくよく考えたらさっきの「評価」のメールを先に送ってしまった方がよいのでは?と思い立ち、そちらを送信し、他機関へのメールを書きかけていたら、カウンターの方からやってきた電子ジャーナルの利用許諾の話に巻き込まれ、ようやく開放された頃には、いつものように返却本のうち、背表紙が切られて中に折り込まれているものについて請求記号ラベルを印刷してラベルキーパーで元に戻す作業をし始めないと間に合わない時間で、でもでも急いでさっとメールを書いてしまった方が多分よくて…、じゃあ!とばかりメールを書いて、少し遅れたものの背表紙修理に取り掛かっていたら、今度は電子ジャーナルが見られないよ、と雑誌担当のSさんに言われてそちらの確認を始めてしまい…、ようやく解決した頃にはもうすっかり遅くなっていたものの、とにかくやりかかった修理を全部終わらせて、それから返本作業をして…、事務室に戻ってきたらもぬけの殻、と。あー…みなさま、もう帰られてしまわれましたか。いいですけど。
そんなこんなで今日も一日、お疲れさまー。明日は戻って来たチェック書誌の修正と、先々週の新着図書処理が進められたらいいな、と思っています…。ふぅ。
何だか文章にすると全然大したことをしていないような気がする割に、やたらと焦っていた本日です。
午前中はカウンター当番をしながら、新着図書処理。先週支払分のもののうち、先生の購入本の所蔵登録と書誌作成をして、先々週支払分の同じく先生購入本とまとめて新着案内メールと、配架。それから、某関連機関の広報誌作成の入札の審査として、3つのサンプル記事を評価してご意見を頂きたい、という依頼が先週されていたこと、しかも締め切りが明日だということに気付き、焦って中身を確認。むむむ、菜の花に文章とレイアウトを評価し、コメントをせよだなんて…どーなるか分かっていらっしゃいます?ねえ?
…結局、評価は項目ごとにはばらつきがあるものの、3つともトータル点数が同じになってしまうという絶妙っぷり。コメント欄は限界まで書きまくり、「この人、どんだけ評価好き!?幾らなんでも好き過ぎだろっ!」的な分量になっていましたが、結局は一長一短、どれがずば抜けて優れているでもない、という結論で…有体に言えば、「審査・判断には何の役にも立たなそうな、とりあえず書きました」なシロモノに。いやー…すみません。全然お役に立っていないです、菜の花…。でもですね!3つのサンプルを見るとですね、1つ目はデザインや雰囲気は素晴らしいものの、文章が学生バイトかい?みたいなものでしてね、2つ目はポイントのまとめ方は明快で分かりやすいものの、本文は説明不足で何言っているのか分かりにくいしグラフも何が言いたいかさっぱり、しかも文章の雰囲気が暗いものでしてね、3つ目は内容はよいものの、見た目だけ重視で内容の伝わりにくいデザインを採用していましてね…。1つ目の明るさとデザインを使って、2つ目のうまいポイントのまとめ方を見習って、3つ目の内容を図解などしてもう少し分かりやすくすれば、いいんじゃないでしょうかね…。まあそんなコラボはありえないでしょうけれどもね。入札のライバルですものね。
そんな風に好き勝手言っていますが、結局自分では出来ないので、ホントのところごちゃごちゃ言う資格なんてないのかもしれませんが…ま、意見を求められたので、ざくざく書いてみました。ということで。自分で文章を書くのはそんなに得意ではないのですけれども(まあ、書き慣れてはいますが)、人の文章に文句を言うのは得意技です。ああ、菜の花ってホント嫌なヤツ。こんなのが身近に居たら、絶対にお友達にはなりたくないとつくづく思う菜の花です(自分で言うなー)。
午後からは大変でした。上述の「評価」をメールしないといけないと思っていたら、お願いしていた書誌のチェックが戻ってきたので確認していたら、お隣からやってきたY川さんにデータベースの話をされ、何とびっくり、即刻使えるように図書室内の利用者端末の設定をせねばということになり、取り組み始めたところ、1台終わったところで先ほどの書誌チェックで戻って来た資料の購入者たるK先生が図書室にやってきたのを目視してしまい、そういえばK先生ってば、育休に入られるんじゃなかったっけ!?と急いで事務室に戻って確認したら、確かに今週木曜日から休業期間だ!ということが判明、もう今日捕まえて、新着図書を渡しておかないとしばらく会えないぞ!と気付き、データベースの設定は後回し、書誌修正をして何とか終わり、ちょうどカウンターにやってきたところを捕獲成功、無事資料の受け渡しをしたのでまた利用者端末の設定に戻って…、利用中だった1台を除いて完了したので事務室に戻り、チェックされた書誌の修正の続きを眺めていたら、その書誌についてすぐに他機関に連絡しなければ、ということに思い当たり、焦ってメールを書き始めたものの、よくよく考えたらさっきの「評価」のメールを先に送ってしまった方がよいのでは?と思い立ち、そちらを送信し、他機関へのメールを書きかけていたら、カウンターの方からやってきた電子ジャーナルの利用許諾の話に巻き込まれ、ようやく開放された頃には、いつものように返却本のうち、背表紙が切られて中に折り込まれているものについて請求記号ラベルを印刷してラベルキーパーで元に戻す作業をし始めないと間に合わない時間で、でもでも急いでさっとメールを書いてしまった方が多分よくて…、じゃあ!とばかりメールを書いて、少し遅れたものの背表紙修理に取り掛かっていたら、今度は電子ジャーナルが見られないよ、と雑誌担当のSさんに言われてそちらの確認を始めてしまい…、ようやく解決した頃にはもうすっかり遅くなっていたものの、とにかくやりかかった修理を全部終わらせて、それから返本作業をして…、事務室に戻ってきたらもぬけの殻、と。あー…みなさま、もう帰られてしまわれましたか。いいですけど。
そんなこんなで今日も一日、お疲れさまー。明日は戻って来たチェック書誌の修正と、先々週の新着図書処理が進められたらいいな、と思っています…。ふぅ。
プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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