菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
必須項目って必須じゃなかったのか…
- 2010/08/19 (Thu)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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323日目(通算1021日目)。クーラー、直っちゃったのかなー。
また、夏休みらしく来客の少ない日でした。これはもしかして、院生室の冷房が直っちゃったのかもです。避暑に来ていた院生さん効果が切れてしまったのですね、きっと。まあ、いいことですよね。
今日は新着図書処理の続きで、朝いちからバリバリと音がしそうな勢いで新規書誌作成をしていました。途中でうっかりして資料ID取り違えて請求記号ラベルを貼っていたことに気付き、菜の花の脳内のこびとさんたちが、てんやわんやしてました。ん…てんやわんやって、もしかして方言かな?とぐぐってみたら、江戸時代からある言葉みたいですね。ちなみに意味は「大勢の人が自分勝手にふるまい、混乱すること」。こびとさん、総動員。
蔵書点検の打ち合わせ前段階と、不要ファイルのホチキス取り&廃棄を少しした後、午後からはまた遡及登録関係。凄く迷うものがありました。もう捨てようか、と思っていたとある目録が、他に所蔵のまったくないものであることに気付き…。でもこれから使われるようなこともなさそうですし、未製本・未登録の、ちょこんと書架に置いてあった資料。元々カタログだし、保存する気は皆無だったけど捨てそびれてそのまま、という感じ。そして、これから書架に余裕がなくなったら、真っ先に捨てられそうな資料でもあります。さて、これの書誌をNACSISに作るかどうか。流用できそうな参考書誌は…、ないかも。結構、悩みます。見なかったことにして、ぽーんと捨ててしまう…!というのは横暴でしょうか…。国内にはなくても、世界にはあるかも!というか、週刊のカタログなもので、これを資料探しに使うことは出来そうにないですし(検索手段なし。ABC順にされているわけでもなく、ただのカード目録のコピーのようなものが延々と並んでいる感じ)、もしもこれで見つけた資料があっても、それを入手するのが大変困難っぽいです。んんん…どうしよ。
その次に取り組んでいた遡及対象資料は、今度は書誌はあるにはあるけど、1大学がつけているだけ、かつ最古号がうちになる、という状況。で、この元の書誌のシンプルさに衝撃をうけました。タイトルと…、責任表示はあるけど、PUB欄に都市名が一個、ぽつんと書いてあるだけであとは何にもなし。え、え、え?PUBって、何で出版地だけ?出版者は誰なの、場所だけ分かってるの?それ以外って雑誌書誌って必須項目なかったんだっけ?って、本文言語コードって必須項目じゃないの?何故、空欄?出版年関係の数字もまったくなく、初号も持っている様子はないのにベースにした号の注記もないし…、こんな状況の書誌が許されるんだ…知らなかった…。必須項目って必須じゃなかったのか…!びっくり。明日はこの書誌と戦いますかね…。午前カウンターで、午後には新着図書が届くはずなので、そんなにのんびりはできませんが。
また、夏休みらしく来客の少ない日でした。これはもしかして、院生室の冷房が直っちゃったのかもです。避暑に来ていた院生さん効果が切れてしまったのですね、きっと。まあ、いいことですよね。
今日は新着図書処理の続きで、朝いちからバリバリと音がしそうな勢いで新規書誌作成をしていました。途中でうっかりして資料ID取り違えて請求記号ラベルを貼っていたことに気付き、菜の花の脳内のこびとさんたちが、てんやわんやしてました。ん…てんやわんやって、もしかして方言かな?とぐぐってみたら、江戸時代からある言葉みたいですね。ちなみに意味は「大勢の人が自分勝手にふるまい、混乱すること」。こびとさん、総動員。
蔵書点検の打ち合わせ前段階と、不要ファイルのホチキス取り&廃棄を少しした後、午後からはまた遡及登録関係。凄く迷うものがありました。もう捨てようか、と思っていたとある目録が、他に所蔵のまったくないものであることに気付き…。でもこれから使われるようなこともなさそうですし、未製本・未登録の、ちょこんと書架に置いてあった資料。元々カタログだし、保存する気は皆無だったけど捨てそびれてそのまま、という感じ。そして、これから書架に余裕がなくなったら、真っ先に捨てられそうな資料でもあります。さて、これの書誌をNACSISに作るかどうか。流用できそうな参考書誌は…、ないかも。結構、悩みます。見なかったことにして、ぽーんと捨ててしまう…!というのは横暴でしょうか…。国内にはなくても、世界にはあるかも!というか、週刊のカタログなもので、これを資料探しに使うことは出来そうにないですし(検索手段なし。ABC順にされているわけでもなく、ただのカード目録のコピーのようなものが延々と並んでいる感じ)、もしもこれで見つけた資料があっても、それを入手するのが大変困難っぽいです。んんん…どうしよ。
その次に取り組んでいた遡及対象資料は、今度は書誌はあるにはあるけど、1大学がつけているだけ、かつ最古号がうちになる、という状況。で、この元の書誌のシンプルさに衝撃をうけました。タイトルと…、責任表示はあるけど、PUB欄に都市名が一個、ぽつんと書いてあるだけであとは何にもなし。え、え、え?PUBって、何で出版地だけ?出版者は誰なの、場所だけ分かってるの?それ以外って雑誌書誌って必須項目なかったんだっけ?って、本文言語コードって必須項目じゃないの?何故、空欄?出版年関係の数字もまったくなく、初号も持っている様子はないのにベースにした号の注記もないし…、こんな状況の書誌が許されるんだ…知らなかった…。必須項目って必須じゃなかったのか…!びっくり。明日はこの書誌と戦いますかね…。午前カウンターで、午後には新着図書が届くはずなので、そんなにのんびりはできませんが。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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