菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
カテゴリー「4-6年目(某文系図書室編)」の記事一覧
- 2025.05.26
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- 2010.08.17
ぼけぼけ。
- 2010.08.12
大混乱の書架
- 2010.08.11
遡及入力ちゅう
- 2010.08.10
夏休みの宿題は、遡及入力
- 2010.08.09
原因の原因の原因は?
- 2010.08.06
空調不調
- 2010.08.05
水漏れ
- 2010.08.04
Theに見える。
- 2010.08.03
やっぱり、うるりっひ
- 2010.08.02
返却本で、もうそう。
- 2010.07.30
マニュアルver.0.10完成
ぼけぼけ。
- 2010/08/17 (Tue)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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321日目(通算1019日目)。休みボケー。
お久し振りです。ぼけぼけの菜の花です。どれくらいぼけぼけかと申しますと、初っ端からカウンター当番だったのですが、やってきた方に雑誌論文の入手方法を相談されまして、1つは他図書室所蔵だったのでそちらをご案内、もう1つはすでに別の図書室に行った結果、製本のために2ヶ月くらい利用不可とのことで、学外ILLを申し込みたいとの由、受け付けちゃったのですが…、その後、後者はうちの大学で契約しているEJがあることが判明、本当は受け付けちゃわないで、その場で「ここで読めます」と指摘すべき案件だったと。その上、前者でご案内した他図書室が本日は休室だったというオチ。踏んだり蹴ったりというやつでした…。利用者さん、ごめんなさい。
後半にいらしゃった先生には、ちゃんと「その論文ならCiNii Freeで読めます!」と、「その雑誌は、お隣の図書室にあります!」とご案内できたのですが。。。何とかエンジンかかってきたぞ、みたいな…。返す返すも、最初の利用者さんごめんなさいです…m(_ _)m。
午前中は、新着資料の受入。午後は、先週支払分の新着図書が届いたので、その装備と所蔵登録をちょこっと。受入はあんまり進んでいません…。何だかよく分からない資料の出自を調べるのに手間取ったのと、今回届いた分より以前のバックナンバーが未着の逐次刊行物を見つけたので、発注作業を。何だかサイトが重くて、普段以上に時間がかかりました。うむ、業務用端末も菜の花と同じく休みボケですかね。
明日は新着図書処理の続きで所蔵登録をがつがつしていきたい所存。ボケが抜けているとありがたいのですが。
お久し振りです。ぼけぼけの菜の花です。どれくらいぼけぼけかと申しますと、初っ端からカウンター当番だったのですが、やってきた方に雑誌論文の入手方法を相談されまして、1つは他図書室所蔵だったのでそちらをご案内、もう1つはすでに別の図書室に行った結果、製本のために2ヶ月くらい利用不可とのことで、学外ILLを申し込みたいとの由、受け付けちゃったのですが…、その後、後者はうちの大学で契約しているEJがあることが判明、本当は受け付けちゃわないで、その場で「ここで読めます」と指摘すべき案件だったと。その上、前者でご案内した他図書室が本日は休室だったというオチ。踏んだり蹴ったりというやつでした…。利用者さん、ごめんなさい。
後半にいらしゃった先生には、ちゃんと「その論文ならCiNii Freeで読めます!」と、「その雑誌は、お隣の図書室にあります!」とご案内できたのですが。。。何とかエンジンかかってきたぞ、みたいな…。返す返すも、最初の利用者さんごめんなさいです…m(_ _)m。
午前中は、新着資料の受入。午後は、先週支払分の新着図書が届いたので、その装備と所蔵登録をちょこっと。受入はあんまり進んでいません…。何だかよく分からない資料の出自を調べるのに手間取ったのと、今回届いた分より以前のバックナンバーが未着の逐次刊行物を見つけたので、発注作業を。何だかサイトが重くて、普段以上に時間がかかりました。うむ、業務用端末も菜の花と同じく休みボケですかね。
明日は新着図書処理の続きで所蔵登録をがつがつしていきたい所存。ボケが抜けているとありがたいのですが。
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大混乱の書架
- 2010/08/12 (Thu)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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320日目(通算1018日目)。考えるのは苦手。
昨日の続きで、遡及入力した資料のラベル装備から。1時間くらい、書架引き篭もりで頑張ってみました。普段ならあまり暑くない書架が、激しい雨のせいで蒸し暑くなっていました。該当集密書架の空調はちょうど、壊れているところですので、サウナに入っているかのごとく、だくだく汗をかきつつ頑張りました。3段分終わって、事務室に戻ったら「ぐったりしている」と指摘されました。暑かったのですよ…。
本日も、ひたすら遡及作業です。昨日やっていた書架の裏側に入って、請求記号も変わりました。この辺りは、カタログばかり。publication listとか、bibliographyとか。何が厄介かって、そもそも「資産」として登録されていない資料と、登録されているけどデジタルには登録されていない資料、一括所蔵はついているもの、各巻所蔵もついているけれど請求記号が入っていないもの…などが混在し、請求記号無視でタイトル順に並べてあるところと、請求記号もタイトルも無視で適当に並べてあるところと、何となく並んでいるところと…えー、あー、いや?これってどうなっているんですかね?この大混乱状態は何なんですかね…。頭を抱えながら色々やりましたよ。たった2冊を登録するのに2時間もかかったり。雑誌の部署に内線かけてみたり、隣の図書室に同じ書誌かもしれない別のvolの資料を見せて頂きに行ったり、図書の目録の部署に内線かけてみたり、ひたすらNC書誌とにらめっこしてみたり。最終的にはその2冊は、片方が雑誌書誌のもの、もう片方が図書書誌のものと同定され、NC書誌を修正して追加する、ということになりました、どちらも。6言語併記はいいですけど、読みこなせないですよ!菜の花。一生懸命、ぐーぐる先生の翻訳機能で「言語検出」にして何語か探してました。英語やドイツ語くらいなら見れば分かりますけれども、6言語もあると知らない言語もありますよ。。。まあ、今までに菜の花が出会った最高記録は、23言語併記の資料でしたけど。表紙がタイトルだけでいっぱいでしたし、裏表紙は出版元の名前だけでいっぱいでした。こわー。
とりあえず、次回は登録が必要なものはがんがん番号とっていくしかないな、と覚悟を定め中。と言っても、次は火曜日なのですが。そしていきなりカウンター当番なのです。まあ、午前中はカウンター引き篭もりで、新着資料の受入とか、新着図書の目録とかやることになりますね。
というわけで、菜の花は明日から4連休のお盆休み!に入ります。みなさま、どうぞお元気でー。
昨日の続きで、遡及入力した資料のラベル装備から。1時間くらい、書架引き篭もりで頑張ってみました。普段ならあまり暑くない書架が、激しい雨のせいで蒸し暑くなっていました。該当集密書架の空調はちょうど、壊れているところですので、サウナに入っているかのごとく、だくだく汗をかきつつ頑張りました。3段分終わって、事務室に戻ったら「ぐったりしている」と指摘されました。暑かったのですよ…。
本日も、ひたすら遡及作業です。昨日やっていた書架の裏側に入って、請求記号も変わりました。この辺りは、カタログばかり。publication listとか、bibliographyとか。何が厄介かって、そもそも「資産」として登録されていない資料と、登録されているけどデジタルには登録されていない資料、一括所蔵はついているもの、各巻所蔵もついているけれど請求記号が入っていないもの…などが混在し、請求記号無視でタイトル順に並べてあるところと、請求記号もタイトルも無視で適当に並べてあるところと、何となく並んでいるところと…えー、あー、いや?これってどうなっているんですかね?この大混乱状態は何なんですかね…。頭を抱えながら色々やりましたよ。たった2冊を登録するのに2時間もかかったり。雑誌の部署に内線かけてみたり、隣の図書室に同じ書誌かもしれない別のvolの資料を見せて頂きに行ったり、図書の目録の部署に内線かけてみたり、ひたすらNC書誌とにらめっこしてみたり。最終的にはその2冊は、片方が雑誌書誌のもの、もう片方が図書書誌のものと同定され、NC書誌を修正して追加する、ということになりました、どちらも。6言語併記はいいですけど、読みこなせないですよ!菜の花。一生懸命、ぐーぐる先生の翻訳機能で「言語検出」にして何語か探してました。英語やドイツ語くらいなら見れば分かりますけれども、6言語もあると知らない言語もありますよ。。。まあ、今までに菜の花が出会った最高記録は、23言語併記の資料でしたけど。表紙がタイトルだけでいっぱいでしたし、裏表紙は出版元の名前だけでいっぱいでした。こわー。
とりあえず、次回は登録が必要なものはがんがん番号とっていくしかないな、と覚悟を定め中。と言っても、次は火曜日なのですが。そしていきなりカウンター当番なのです。まあ、午前中はカウンター引き篭もりで、新着資料の受入とか、新着図書の目録とかやることになりますね。
というわけで、菜の花は明日から4連休のお盆休み!に入ります。みなさま、どうぞお元気でー。
遡及入力ちゅう
- 2010/08/11 (Wed)
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319日目(通算1017日目)。何か昔の人って達筆よね。
今日はうちの貴重書の中でも、とっても貴重だという本を初めて確認。いやー…こんな本があるらしい、というのは知っていましたが、見たことなかったですよ、1年半もいて。高校の教科書に名前が載っている人の、直筆サイン入りの書類を製本したものだそうで。普通の出版物ではないので、世界に1冊だけのおりじなる~な本ですね。いや、本じゃないですが。形は本ですけどね。大判で、かなり分厚い。こんなものがあったのかー…。でも達筆すぎて、暗号のようです。筆記体の流麗さに感激。
で、一方でやっている業務はさくさく不要CD-ROMや不要書類の廃棄とか。それから、昨日の続きで、目録の遡及入力作業。雑誌書誌の一括所蔵はついているのですが、Localの各巻所蔵が入っていないため、その入力と装備。3段くらい、進みました。それから、請求記号が付与されていなかった資料への入力。これも3段分くらい。でもまだ、後者の方は装備が終わっていません。明日はこれの装備からスタート。
あとは、利用者端末のメンテナンス。OSのアップデートが結構沢山あったので、全台で1時間半くらいかかってしまいました。待ち時間にはPC周りのお掃除を。
それにしても、本日の来室者の少なさよ…。世間はもう、夏休みなのでしょうか。明日もこの調子ですかねー。
今日はうちの貴重書の中でも、とっても貴重だという本を初めて確認。いやー…こんな本があるらしい、というのは知っていましたが、見たことなかったですよ、1年半もいて。高校の教科書に名前が載っている人の、直筆サイン入りの書類を製本したものだそうで。普通の出版物ではないので、世界に1冊だけのおりじなる~な本ですね。いや、本じゃないですが。形は本ですけどね。大判で、かなり分厚い。こんなものがあったのかー…。でも達筆すぎて、暗号のようです。筆記体の流麗さに感激。
で、一方でやっている業務はさくさく不要CD-ROMや不要書類の廃棄とか。それから、昨日の続きで、目録の遡及入力作業。雑誌書誌の一括所蔵はついているのですが、Localの各巻所蔵が入っていないため、その入力と装備。3段くらい、進みました。それから、請求記号が付与されていなかった資料への入力。これも3段分くらい。でもまだ、後者の方は装備が終わっていません。明日はこれの装備からスタート。
あとは、利用者端末のメンテナンス。OSのアップデートが結構沢山あったので、全台で1時間半くらいかかってしまいました。待ち時間にはPC周りのお掃除を。
それにしても、本日の来室者の少なさよ…。世間はもう、夏休みなのでしょうか。明日もこの調子ですかねー。
夏休みの宿題は、遡及入力
- 2010/08/10 (Tue)
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318日目(通算1016日目)。捨てて、捨てて、捨てまくってやるー。
今日は、ついに、去年から取り組み続けていた大量のドイツ語資料の最後の1冊の書誌の作成まで完了しました。あああ。終わったー。このシリーズだけで菜の花、ドイツ語の書誌を軽く100件以上作ってしまったことよ~。作りまくり。総合目録に協力しまくり。…と言いたいところですが、これだけ作っても、誰も所蔵をつけてくれません、今更。。。ちょっとばかり、古い本であるため、今更所蔵登録なんてされないのですね。ががーん( ̄ロ ̄lll)。残念です。まあ、お蔭様で菜の花の、ドイツ語書誌への親和性が高まった(希望的観測)ということで。
本日はカウンター当番だったので、ドイツ語資料シリーズを卒業した後の当番中は、事務室内でちまちまちまちまとCD-ROMの廃棄準備。何十枚とあって、大きいブックトラックの1段を占領している(しかも前後2列の上、上下にも2段積み)のを、えいや!で片付けるつもりで。これらは例えば、毎月やってくるCD-ROMとか。1年後には1年分の累積版が到着して不要になってしまった、というCD-ROMが、全然捨てられずに綺麗に並べてあって「捨ててね」と前任者から引継ぎされていたのです。結局菜の花も1年、そのまま綺麗に並べ続けるばかりで捨ててこなかったのですが、さすがにそろそろ片付けてしまおうではないか!ということで。
それにしても、CD-ROMの何と捨てにくいこと!開いて、ブックレット抜いて、ケースを分解して裏側に入っている紙も抜いて、燃えるゴミと燃えないゴミに分けるのです。1枚1枚必死で抜き続けましたが、1時間半作業しても全部は終わらず。何て枚数だー。溜め込みすぎだー。しかもゴミ袋に入れたら、たった3分の1で、あまりの重さで袋が持ち上げられない!(下手するとCD-ROMケースの角で袋が破れそう!)うう、CD-ROMとそのケース、重い…!一気に捨てるのは、あっさり諦めました。菜の花、へたれです。とりあえず、いつでも捨てられるように可燃と不燃に分けて、可燃の方は大した重さではないのでささっと廃棄し、不燃の方はもう一度元の場所に、綺麗に並べ直し中。ゴミ捨て場からゴミが回収されたら、またこつこつと捨てに行きます…。でも結局、まだ全部は可燃・不燃も分けきれていません。
その作業をしながら、ついでに不要な資料、ファイルもざくざく仕分け。カウンター当番から解放された午後からは、更に書架まで出張して仕分け、仕分け、仕分け。捨てて、捨てて、捨てまくってやるー!分からないものはさようならー。
あと、遡及入力を1年ぶりに再開。去年も時間に余裕のできた夏に少しやっていましたが、今年は完全に終わらせたいところなのです。というわけで、気合い入れてこの夏は頑張るー!
今日は、ついに、去年から取り組み続けていた大量のドイツ語資料の最後の1冊の書誌の作成まで完了しました。あああ。終わったー。このシリーズだけで菜の花、ドイツ語の書誌を軽く100件以上作ってしまったことよ~。作りまくり。総合目録に協力しまくり。…と言いたいところですが、これだけ作っても、誰も所蔵をつけてくれません、今更。。。ちょっとばかり、古い本であるため、今更所蔵登録なんてされないのですね。ががーん( ̄ロ ̄lll)。残念です。まあ、お蔭様で菜の花の、ドイツ語書誌への親和性が高まった(希望的観測)ということで。
本日はカウンター当番だったので、ドイツ語資料シリーズを卒業した後の当番中は、事務室内でちまちまちまちまとCD-ROMの廃棄準備。何十枚とあって、大きいブックトラックの1段を占領している(しかも前後2列の上、上下にも2段積み)のを、えいや!で片付けるつもりで。これらは例えば、毎月やってくるCD-ROMとか。1年後には1年分の累積版が到着して不要になってしまった、というCD-ROMが、全然捨てられずに綺麗に並べてあって「捨ててね」と前任者から引継ぎされていたのです。結局菜の花も1年、そのまま綺麗に並べ続けるばかりで捨ててこなかったのですが、さすがにそろそろ片付けてしまおうではないか!ということで。
それにしても、CD-ROMの何と捨てにくいこと!開いて、ブックレット抜いて、ケースを分解して裏側に入っている紙も抜いて、燃えるゴミと燃えないゴミに分けるのです。1枚1枚必死で抜き続けましたが、1時間半作業しても全部は終わらず。何て枚数だー。溜め込みすぎだー。しかもゴミ袋に入れたら、たった3分の1で、あまりの重さで袋が持ち上げられない!(下手するとCD-ROMケースの角で袋が破れそう!)うう、CD-ROMとそのケース、重い…!一気に捨てるのは、あっさり諦めました。菜の花、へたれです。とりあえず、いつでも捨てられるように可燃と不燃に分けて、可燃の方は大した重さではないのでささっと廃棄し、不燃の方はもう一度元の場所に、綺麗に並べ直し中。ゴミ捨て場からゴミが回収されたら、またこつこつと捨てに行きます…。でも結局、まだ全部は可燃・不燃も分けきれていません。
その作業をしながら、ついでに不要な資料、ファイルもざくざく仕分け。カウンター当番から解放された午後からは、更に書架まで出張して仕分け、仕分け、仕分け。捨てて、捨てて、捨てまくってやるー!分からないものはさようならー。
あと、遡及入力を1年ぶりに再開。去年も時間に余裕のできた夏に少しやっていましたが、今年は完全に終わらせたいところなのです。というわけで、気合い入れてこの夏は頑張るー!
原因の原因の原因は?
- 2010/08/09 (Mon)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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317日目(通算1015日目)。空調、1つ直った。
最近、ばたばたと空調や除湿機が壊れているうちの図書室。
最初に発覚したのは積層書庫の除湿機で、書庫内が熱気に包まれたために気付き、いち早く対処されました。これは、冷媒ガスが漏れていたのが原因で、補充することで復活。でもどこでどう漏れていたかは謎なので、また再発する可能性も無きにしも非ず。
次に見つかったのが、奇跡の書架除け水漏れを起こした、集密書架の空調。ドレインが折れていて、水がだだ漏れ、でもたまたま集密書架が開いている床に水たまりができたため、本に被害が及ばないという奇跡がおきたのでした。これはまだ部品が入らないそうで、現在は使用禁止かつ厳重観察下におかれています。
で、3番目に発見されたのが貴重書室の空調。エラーを起こしていて、動いていませんでした。幸い、換気扇は生きていたため、貴重書に大きなダメージなし。この件について、今日は業者さんがいらっしゃいました。部品待ち、ということもなく、1時間半くらいで修理完了。エラーの直接原因はヒューズ切れ。それが何故起こったか?を丁寧に探って頂いたようで、エラーの原因の「ヒューズ切れ」のそのまた原因として、「配線のショート」が起きたと推定されたそうです。そもそも被覆があるはずの配線がショートするのか、という問題もあるのですが、それがどうも、被覆が摩耗していたそうで。というわけで、エラーの原因の「ヒューズ切れ」の原因の「配線のショート」の原因は、「何らかの振動により被覆が摩耗したのではないか」という推測なのだそうです。はあ…、、、じゃあその「振動」の原因は一体…?その原因だと、下手するとショート時に発火したかもしれないわけですよね…。いやはや、怖い怖い。振動の原因、もっと調べた方がよいかと思われます。
とりあえず、貴重書室はちゃんと空調で環境管理が可能になりました。それは助かりました。若干の不安は残るものの。
ところで、図書室のカウンターに現在、金魚のペーパークラフトが飾ってあります。とっても凝ったペーパークラフトで、菜の花が休み時間にこつこつ作ってきたもの。途中状況をお見せした時に「おおお、これは凄い!」と興味津々だった先生が今日、来室されたので自慢してみました。結果。めちゃくちゃ堪能されました。もう、デザイナーの心意気まで感じ取っていらっしゃいました。少年のまなざしでした。いやー、やっぱり研究者ってこうでなくては!?(方向性はともかく。。。)
本日のメインのお仕事は…、先週支払分の新着図書が届いたのでその処理。今回はとっても数が少なかったので、装備して、所蔵登録して、新着案内して…までの一連の作業が半日で終わりました。早い…。あとは、新着資料の受入若干、それからまた積んであるドイツ語資料の書誌作成。もうラスト・スパートです。うまくいけば、明日には終わるかも。
最近、ばたばたと空調や除湿機が壊れているうちの図書室。
最初に発覚したのは積層書庫の除湿機で、書庫内が熱気に包まれたために気付き、いち早く対処されました。これは、冷媒ガスが漏れていたのが原因で、補充することで復活。でもどこでどう漏れていたかは謎なので、また再発する可能性も無きにしも非ず。
次に見つかったのが、奇跡の書架除け水漏れを起こした、集密書架の空調。ドレインが折れていて、水がだだ漏れ、でもたまたま集密書架が開いている床に水たまりができたため、本に被害が及ばないという奇跡がおきたのでした。これはまだ部品が入らないそうで、現在は使用禁止かつ厳重観察下におかれています。
で、3番目に発見されたのが貴重書室の空調。エラーを起こしていて、動いていませんでした。幸い、換気扇は生きていたため、貴重書に大きなダメージなし。この件について、今日は業者さんがいらっしゃいました。部品待ち、ということもなく、1時間半くらいで修理完了。エラーの直接原因はヒューズ切れ。それが何故起こったか?を丁寧に探って頂いたようで、エラーの原因の「ヒューズ切れ」のそのまた原因として、「配線のショート」が起きたと推定されたそうです。そもそも被覆があるはずの配線がショートするのか、という問題もあるのですが、それがどうも、被覆が摩耗していたそうで。というわけで、エラーの原因の「ヒューズ切れ」の原因の「配線のショート」の原因は、「何らかの振動により被覆が摩耗したのではないか」という推測なのだそうです。はあ…、、、じゃあその「振動」の原因は一体…?その原因だと、下手するとショート時に発火したかもしれないわけですよね…。いやはや、怖い怖い。振動の原因、もっと調べた方がよいかと思われます。
とりあえず、貴重書室はちゃんと空調で環境管理が可能になりました。それは助かりました。若干の不安は残るものの。
ところで、図書室のカウンターに現在、金魚のペーパークラフトが飾ってあります。とっても凝ったペーパークラフトで、菜の花が休み時間にこつこつ作ってきたもの。途中状況をお見せした時に「おおお、これは凄い!」と興味津々だった先生が今日、来室されたので自慢してみました。結果。めちゃくちゃ堪能されました。もう、デザイナーの心意気まで感じ取っていらっしゃいました。少年のまなざしでした。いやー、やっぱり研究者ってこうでなくては!?(方向性はともかく。。。)
本日のメインのお仕事は…、先週支払分の新着図書が届いたのでその処理。今回はとっても数が少なかったので、装備して、所蔵登録して、新着案内して…までの一連の作業が半日で終わりました。早い…。あとは、新着資料の受入若干、それからまた積んであるドイツ語資料の書誌作成。もうラスト・スパートです。うまくいけば、明日には終わるかも。
空調不調
- 2010/08/06 (Fri)
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316日目(通算1014日目)。またか!
昨日、集密書架で発見された水漏れですが、本日業者さんが見に来てくれました。で、ドレインが折れてました、ということで部品が入るまで使用不可ということに。あらら…。元々集密書架は涼しかったので基本的には空調はオフのままだったため、それほど問題はないのですが。異状が見つかっているのは1基だけですが、逆流してしまう可能性がある、ということで付近の2基も出来れば使わない方がよいとのこと。こちらとしてもうっかり本が水浸し、なんて事態になったらとっても嫌ですから、早速スイッチ部分に「使用禁止」の貼り紙をしましたとも。直るまで、絶対付けませんから!ホント。
しかし、空調不調はまだ続くのです。
南隣の図書室のYさんが書誌確認として、うちの貴重書の確認にいらっしゃいました。それで貴重書室をあけて、ちょっとびっくり。暖かいというより、ぬくいって感じ。。ぬくぬく。暑いというほどではないですが、あまり貴重書に良い環境とはいえないという。見れば、空調がエラーしています。むむ、こっちもか!集密書架は物理的に壊れていましたが、こちらはソフト的かもしれません。何とも。たまたま空調の業者さんが異なるため、周密書架の方の業者さんには見て頂けず。さすがに他社製は、分かりませんよねー。こちらは別口に、月曜日に業者さんがいらっしゃる予定。
それにしてもこの前の積層書庫の除湿機死亡といい、この夏は凄いですね。次々と空調・除湿機がやられていきます。猛暑のせいでしょうか…。
本日は新着資料の受入とカウンター当番、それにまだ残っているドイツ語資料の書誌作成。この辺りが本日のお仕事。
来週は新着図書が届く予定なので、まずはそこから。
昨日、集密書架で発見された水漏れですが、本日業者さんが見に来てくれました。で、ドレインが折れてました、ということで部品が入るまで使用不可ということに。あらら…。元々集密書架は涼しかったので基本的には空調はオフのままだったため、それほど問題はないのですが。異状が見つかっているのは1基だけですが、逆流してしまう可能性がある、ということで付近の2基も出来れば使わない方がよいとのこと。こちらとしてもうっかり本が水浸し、なんて事態になったらとっても嫌ですから、早速スイッチ部分に「使用禁止」の貼り紙をしましたとも。直るまで、絶対付けませんから!ホント。
しかし、空調不調はまだ続くのです。
南隣の図書室のYさんが書誌確認として、うちの貴重書の確認にいらっしゃいました。それで貴重書室をあけて、ちょっとびっくり。暖かいというより、ぬくいって感じ。。ぬくぬく。暑いというほどではないですが、あまり貴重書に良い環境とはいえないという。見れば、空調がエラーしています。むむ、こっちもか!集密書架は物理的に壊れていましたが、こちらはソフト的かもしれません。何とも。たまたま空調の業者さんが異なるため、周密書架の方の業者さんには見て頂けず。さすがに他社製は、分かりませんよねー。こちらは別口に、月曜日に業者さんがいらっしゃる予定。
それにしてもこの前の積層書庫の除湿機死亡といい、この夏は凄いですね。次々と空調・除湿機がやられていきます。猛暑のせいでしょうか…。
本日は新着資料の受入とカウンター当番、それにまだ残っているドイツ語資料の書誌作成。この辺りが本日のお仕事。
来週は新着図書が届く予定なので、まずはそこから。
水漏れ
- 2010/08/05 (Thu)
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315日目(通算1013日目)。というか、水漏り。
毎週、木曜日は掃除のおじさんが図書室の掃除に入って下さいます。他の学部の掃除のおじさんに比べると、とっても丁寧な仕事をするという噂のおじさんです(感謝)。そのおじさんが通報してくれました。
「雨漏りしてます」
え!うち、2階建ての1階なんですけど!雨漏りなんてそんな…?
慌てて確認に行ってみると、そこは集密書架。開いてあった部分の床…書架の中ほどに1mくらいの幅で水が溜まっています。思わず上を見上げたら、そこには空調。これは…空調から漏れたのか…。真上には何があったっけ?…そう、この位置だと…講義室。水気はないはず。犯人は空調で決まりかな。本の被害は?…近寄って触れてみると、意外にも水濡れなし。書架を伝って滴ったのではなく、本当に偶然ながらちょうど開かれて空間が出来ていた床に、直接水滴が落ちた…みたいです。書架の床から近い部分は飛び跳ねた水で濡れていました。とにかく、書架の中の本には被害がない…この大量の水が書架の下に流れているのに。どれだけ運がいいの、うちの図書室ー!!!…いやまあ、ここで水漏れが起きている、ということ自体が、とっても運が悪いのですが。
施設管理の部署の人に見に来ていただき、空調の業者さんに見てもらうことになりました。しかし不思議です。何故ならこの空調は、今年度に入ってから使ったことがないからです。集密書架の辺りはこの猛暑の中でも十分涼しいため、空調を入れる必要がなく、換気扇のみ運用しているのです。動いていない空調からこれだけ大量の水が滴った…一体何がどうなっているのか、若干気になります。それより、しばらく怖くてここ以外の場所を空けておくことが出来そうにありません。必ずここを開けて帰ろう、と心に誓った菜の花でした。ちなみにこの後の水は、掃除のおじさんがモップをかけ、雑巾で拭いてくれました。感謝。いうか、そもそもおじさんが見つけてくれなかったら、気付かないままになるところでした。凄いです、おじさん。
今日の変わったことといえば。毎月、寄贈されてきた資料の一覧が、寄贈元から送られてきていたのですが、それがお手紙からメールになったみたいです。しかもかなり早い。今までは1ヵ月遅れくらいで到着していたので、6月分が先週来たのです。それが、メールになった途端、7月分が昨夜届いていました。早い。
あとは、またWWWの委員会。最近、毎週開催されているような。そして毎回2時間…長い。。。Webサイトのリニューアルに関してですが…。まさに、委員会内でご指摘のあったとおり。初期の話は「完全な再構築」ということでしたが、実質、このサイトを扱ったことのある人の本音は、「今までの遺産を捨てるなんて、そんなことはちょっと…」なのでは。図書館のサービスは何一つ変わっていないのに、説明内容が大幅に変わるはずがないですし。もちろん、何年もまったく触ってこなかったサイトだというなら内容の更新は必要ですけれども、ここ数年は毎日、サイト管理者がどれだけ意識を傾けて内容の改訂に努めてきたことか。菜の花が担当していた3年間は、Webの更新がない日の方が珍しいくらい、毎日どこかが変わっていました。今の担当者も色々と修正をして下さっています。目立たないですが小規模なリニューアルも経て、徐々にブラッシュアップされてきたのが今の形。確かに構造的に問題は抱えていて、大幅に変えるべきところも散見されるし、胸を張れるほどのサイトではないですけれども、これまで積み上げてきたものは確実にあると思っているのですよ。なのでなるべく今のコンテンツは活かしたい、と思います。もちろんWebサイトにかけられる時間がたっぷりあって、作業が十分出来るというのなら、完全にテキストを書き直すということもありえますけれども、そんな時間はないはず。テキストを活かしたら、どうしても今の形と似てしまうのは致し方ないので「今のコンテンツを並べなおしただけ」と言われるのは、まあ妥当な感想かも。かなり綺麗に変更しているつもりですけれども。今回の目玉はなに?と言われれば、HTMLからCMSに乗り換えることとか。それだけでも十分、管理上のメリットはあると考えます。とすると今回の改訂の主な利益享受者は、サイト管理人かも。
うーん、ちょっと保守派になりすぎですかね…。でも先進的になるためには、それだけの見識とスキル、時間的余裕がないと難しいです。やっぱり立ち向かうには、相手が大きすぎるよ…。これも一種の「染まった」状態なのですかね…。
毎週、木曜日は掃除のおじさんが図書室の掃除に入って下さいます。他の学部の掃除のおじさんに比べると、とっても丁寧な仕事をするという噂のおじさんです(感謝)。そのおじさんが通報してくれました。
「雨漏りしてます」
え!うち、2階建ての1階なんですけど!雨漏りなんてそんな…?
慌てて確認に行ってみると、そこは集密書架。開いてあった部分の床…書架の中ほどに1mくらいの幅で水が溜まっています。思わず上を見上げたら、そこには空調。これは…空調から漏れたのか…。真上には何があったっけ?…そう、この位置だと…講義室。水気はないはず。犯人は空調で決まりかな。本の被害は?…近寄って触れてみると、意外にも水濡れなし。書架を伝って滴ったのではなく、本当に偶然ながらちょうど開かれて空間が出来ていた床に、直接水滴が落ちた…みたいです。書架の床から近い部分は飛び跳ねた水で濡れていました。とにかく、書架の中の本には被害がない…この大量の水が書架の下に流れているのに。どれだけ運がいいの、うちの図書室ー!!!…いやまあ、ここで水漏れが起きている、ということ自体が、とっても運が悪いのですが。
施設管理の部署の人に見に来ていただき、空調の業者さんに見てもらうことになりました。しかし不思議です。何故ならこの空調は、今年度に入ってから使ったことがないからです。集密書架の辺りはこの猛暑の中でも十分涼しいため、空調を入れる必要がなく、換気扇のみ運用しているのです。動いていない空調からこれだけ大量の水が滴った…一体何がどうなっているのか、若干気になります。それより、しばらく怖くてここ以外の場所を空けておくことが出来そうにありません。必ずここを開けて帰ろう、と心に誓った菜の花でした。ちなみにこの後の水は、掃除のおじさんがモップをかけ、雑巾で拭いてくれました。感謝。いうか、そもそもおじさんが見つけてくれなかったら、気付かないままになるところでした。凄いです、おじさん。
今日の変わったことといえば。毎月、寄贈されてきた資料の一覧が、寄贈元から送られてきていたのですが、それがお手紙からメールになったみたいです。しかもかなり早い。今までは1ヵ月遅れくらいで到着していたので、6月分が先週来たのです。それが、メールになった途端、7月分が昨夜届いていました。早い。
あとは、またWWWの委員会。最近、毎週開催されているような。そして毎回2時間…長い。。。Webサイトのリニューアルに関してですが…。まさに、委員会内でご指摘のあったとおり。初期の話は「完全な再構築」ということでしたが、実質、このサイトを扱ったことのある人の本音は、「今までの遺産を捨てるなんて、そんなことはちょっと…」なのでは。図書館のサービスは何一つ変わっていないのに、説明内容が大幅に変わるはずがないですし。もちろん、何年もまったく触ってこなかったサイトだというなら内容の更新は必要ですけれども、ここ数年は毎日、サイト管理者がどれだけ意識を傾けて内容の改訂に努めてきたことか。菜の花が担当していた3年間は、Webの更新がない日の方が珍しいくらい、毎日どこかが変わっていました。今の担当者も色々と修正をして下さっています。目立たないですが小規模なリニューアルも経て、徐々にブラッシュアップされてきたのが今の形。確かに構造的に問題は抱えていて、大幅に変えるべきところも散見されるし、胸を張れるほどのサイトではないですけれども、これまで積み上げてきたものは確実にあると思っているのですよ。なのでなるべく今のコンテンツは活かしたい、と思います。もちろんWebサイトにかけられる時間がたっぷりあって、作業が十分出来るというのなら、完全にテキストを書き直すということもありえますけれども、そんな時間はないはず。テキストを活かしたら、どうしても今の形と似てしまうのは致し方ないので「今のコンテンツを並べなおしただけ」と言われるのは、まあ妥当な感想かも。かなり綺麗に変更しているつもりですけれども。今回の目玉はなに?と言われれば、HTMLからCMSに乗り換えることとか。それだけでも十分、管理上のメリットはあると考えます。とすると今回の改訂の主な利益享受者は、サイト管理人かも。
うーん、ちょっと保守派になりすぎですかね…。でも先進的になるためには、それだけの見識とスキル、時間的余裕がないと難しいです。やっぱり立ち向かうには、相手が大きすぎるよ…。これも一種の「染まった」状態なのですかね…。
Theに見える。
- 2010/08/04 (Wed)
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314日目(通算1012日目)。他人の空似?
うちの図書室の受入担当のNさんから「重複書誌に見えるものがある」という指摘。50年以上前の出版の本だったのですが、うちには2冊同じ本があるように見え、その2冊の所蔵はそれぞれ別の書誌についているのですが、その書誌が「同じに見える」ということでした。菜の花も確認。洋書(英語)でした。著者同じ。出版年同じ。前付含め、ページ数同じ。出版者同じ。タイトルは…、片方はすべてをタイトルでとり、もう片方は途中からタイトル関連情報とみなしているものの、単語は同じ…。現物は、片方がSecond printingであることだけが違うものの、やっぱり同じ本に見えます。うーーーん、これは重複じゃないかなあ…。Nさんと二人で「ねー?」と言いつつ、もう一度書誌をよくよく見直したら…あれ…違う!やっぱり同じじゃない!!タイトルです、タイトルが違ってますぞ!!
片方のスタートは「The」で、もう片方のスタートが「Ten」でした。
えええ、それ以外はすべて同じ。同じ年に同じ出版社から同じページ数の同じ著者の、1単語だけ違う別のタイトルの本が出るとは考えにくいのですが…、現物は!?現物はどうなってる!?んんん、両方「Ten」か。意外にも、「The」が間違いだったか。とにかく、うちの現物は2冊とも「Ten」なのですから、「The」につけているのは間違いなので即刻、修正。
で、気になるのは他の機関です。本当に、「The」で始まる本が存在しているのか?それなら別に構わないのですが…可能性は…低そうな…。ちなみに所蔵館数は「Ten」が50で、「The」が3(うちは除く)。やっぱり、「The」はあやしいです。まあ、「The」でもタイトルの意味は普通に通るし、むしろ「The」の方が自然な感じすら受けるのですけれどもね。「The」につけているのは、大規模館ばかりでした。何故…やっぱり存在するのか、それが…?作成館に「確認してみては?」とメールするか、それともNIIのお仕事を増やすか…悩ましいです。まだ、動いていません。多分、明日覚えていたらNIIに、ぽーんと…。。。
NACSISの本年度第2回のレコード調整は、作業完了。先週支払と月曜日支払の新着図書も、すべて書誌作成&所蔵登録をして、配架完了。すっきりさっぱり。途中で、自分で作った覚えのある書誌にうちの所蔵がついていないのを発見、という、間抜けな事件がありましたが。何故!作成館うちなのに、うちの所蔵がついてない!!うちの図書館の蔵書検索すると、ちゃーんと出てくるのです。で、気付きました。きっと作業を途中で中断したら、最後まで登録するの忘れてちゃったのね…と。
現在、菜の花は新規書誌を作成するときは
1.NACSISモードにして、書誌作成、登録!
→自動的にLocalに書誌データがダウンロードされる。
2.Localモードにして、ダウンロードされた書誌を早速削除(え!)。
3.Localモードのまま、所蔵登録したい資料の所蔵データを表示。
この時点では「仮書誌」という書誌データにぶらさがっている。
4.Localモードの「仮書誌」に対して、NACSISモードにある、
先ほど作成した書誌データを「オーバーライド」する。
5.NACSISモードに戻り、先ほど作った書誌を検索、表示。
これに新規所蔵データを作成する。
という手順を踏んでいます。何か行きつ戻りつになっているのですけれども、システムリプレイス後、どうもこの手順にしないとエラーが出てしまうので。もしも書誌作成直後にNACSISモードのまま所蔵を付けると、怒ってきます。「無理!」って。そんなわけで、手順が煩雑なもので、途中で何かがあると…、例えば利用者対応をしないといけないとか、電話がかかってきたとか…、うっかりどこまでいったか、分からなくなることもなきにしもあらず。大体、覚えているつもりなのですが、どうやら今回は、4までやって5を忘れてしまったみたいです。また手順については要勘考だな、と。
とりあえず…、作成館は6月に書誌だけ作って、8月に下の方~でこっそり所蔵をつけている、間抜けな館となっています…あうう。でも気付いてよかった。Localの登録が終わってしまっているので、ここで気付かなかったら、所蔵の検索もできるし貸出もできるしで、気付かないまま数年、なんてこともありえました。怖ーい…。
あとは、新着資料の受入を着々と。明日もその続きでしょうか。
うちの図書室の受入担当のNさんから「重複書誌に見えるものがある」という指摘。50年以上前の出版の本だったのですが、うちには2冊同じ本があるように見え、その2冊の所蔵はそれぞれ別の書誌についているのですが、その書誌が「同じに見える」ということでした。菜の花も確認。洋書(英語)でした。著者同じ。出版年同じ。前付含め、ページ数同じ。出版者同じ。タイトルは…、片方はすべてをタイトルでとり、もう片方は途中からタイトル関連情報とみなしているものの、単語は同じ…。現物は、片方がSecond printingであることだけが違うものの、やっぱり同じ本に見えます。うーーーん、これは重複じゃないかなあ…。Nさんと二人で「ねー?」と言いつつ、もう一度書誌をよくよく見直したら…あれ…違う!やっぱり同じじゃない!!タイトルです、タイトルが違ってますぞ!!
片方のスタートは「The」で、もう片方のスタートが「Ten」でした。
えええ、それ以外はすべて同じ。同じ年に同じ出版社から同じページ数の同じ著者の、1単語だけ違う別のタイトルの本が出るとは考えにくいのですが…、現物は!?現物はどうなってる!?んんん、両方「Ten」か。意外にも、「The」が間違いだったか。とにかく、うちの現物は2冊とも「Ten」なのですから、「The」につけているのは間違いなので即刻、修正。
で、気になるのは他の機関です。本当に、「The」で始まる本が存在しているのか?それなら別に構わないのですが…可能性は…低そうな…。ちなみに所蔵館数は「Ten」が50で、「The」が3(うちは除く)。やっぱり、「The」はあやしいです。まあ、「The」でもタイトルの意味は普通に通るし、むしろ「The」の方が自然な感じすら受けるのですけれどもね。「The」につけているのは、大規模館ばかりでした。何故…やっぱり存在するのか、それが…?作成館に「確認してみては?」とメールするか、それともNIIのお仕事を増やすか…悩ましいです。まだ、動いていません。多分、明日覚えていたらNIIに、ぽーんと…。。。
NACSISの本年度第2回のレコード調整は、作業完了。先週支払と月曜日支払の新着図書も、すべて書誌作成&所蔵登録をして、配架完了。すっきりさっぱり。途中で、自分で作った覚えのある書誌にうちの所蔵がついていないのを発見、という、間抜けな事件がありましたが。何故!作成館うちなのに、うちの所蔵がついてない!!うちの図書館の蔵書検索すると、ちゃーんと出てくるのです。で、気付きました。きっと作業を途中で中断したら、最後まで登録するの忘れてちゃったのね…と。
現在、菜の花は新規書誌を作成するときは
1.NACSISモードにして、書誌作成、登録!
→自動的にLocalに書誌データがダウンロードされる。
2.Localモードにして、ダウンロードされた書誌を早速削除(え!)。
3.Localモードのまま、所蔵登録したい資料の所蔵データを表示。
この時点では「仮書誌」という書誌データにぶらさがっている。
4.Localモードの「仮書誌」に対して、NACSISモードにある、
先ほど作成した書誌データを「オーバーライド」する。
5.NACSISモードに戻り、先ほど作った書誌を検索、表示。
これに新規所蔵データを作成する。
という手順を踏んでいます。何か行きつ戻りつになっているのですけれども、システムリプレイス後、どうもこの手順にしないとエラーが出てしまうので。もしも書誌作成直後にNACSISモードのまま所蔵を付けると、怒ってきます。「無理!」って。そんなわけで、手順が煩雑なもので、途中で何かがあると…、例えば利用者対応をしないといけないとか、電話がかかってきたとか…、うっかりどこまでいったか、分からなくなることもなきにしもあらず。大体、覚えているつもりなのですが、どうやら今回は、4までやって5を忘れてしまったみたいです。また手順については要勘考だな、と。
とりあえず…、作成館は6月に書誌だけ作って、8月に下の方~でこっそり所蔵をつけている、間抜けな館となっています…あうう。でも気付いてよかった。Localの登録が終わってしまっているので、ここで気付かなかったら、所蔵の検索もできるし貸出もできるしで、気付かないまま数年、なんてこともありえました。怖ーい…。
あとは、新着資料の受入を着々と。明日もその続きでしょうか。
やっぱり、うるりっひ
- 2010/08/03 (Tue)
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313日目(通算1011日目)。その便利さに感動。
久々に、ILLでの相談を受けました。どうしても論文が見つからない、というもの。参考時代には、ちょくちょく相互さんから受けていたレファです。雑誌ははっきりしていて、著者名、論題も分かっている、なのにすでに2ヵ所から謝絶されていて、うちに回ってきたようです。ということは、2機関が挫折した書誌事項ですか。腕が鳴るー…、と言いたいところですが、むしろ2機関も挫折したようなの、菜の花も嫌だよ~…と内心びくびく。
とりあえず、ILL担当者のOさんがぐぐってみたら、確かにこの書誌事項で引用している人をみかけたそうですって。へー。じゃあ、まずはWeb of Knowledgeの引用文献検索でもしてみます?多分、著者名はあっているだろう、年代もそんなにずれていないだろう、ということで前後の年も出版年の視野に入れつつ検索しましたがNo Hit。
そこで、実際の雑誌をOさんが持っていらっしゃいました。現物は手元にあるけれども、この雑誌は週刊誌で、巻に対して号が多くなっています。書誌事項には巻と一緒に号、またはページのどちらか判然としない数字が1つだけ。号だと考えて目次を眺めるか、ページ数だとすると、何十もの号の目次を確認するかしてみたらしいですが、週刊誌であるせいか、目次と実際の記事名が一致していないものが多いようで、見当たらず、だそうです。はあ…かなりやわらかい内容の週刊誌なのですね。それだと確かに、Web of Knowledgeでは引用されないかも。
ぐぐってもあまり芳しい成果はなかったので、次の手段。ウルリッヒ。これの「Abstracting&Indexing」はお役立ちです。一体、どの抄録誌、またはデータベースにこの雑誌は採録されているか、というのが一発で分かっちゃうのです。結果。おおお、結構色々なものに採録されているー。でも、一目見た感じではうちで契約しているデータベースがない~…って、あ、ずずいっと下まで見たら、ひとつあった!これだ!
早速該当のデータベースを検索。したら、結局本文PDFまでいけてしまいました。勿論、書誌事項もばっちり分かりました。結局、号だかページだか分からなかったのは号で、ページ数は明記されていなかった、ということで。広告に埋もれかけている記事でしたが、とにかく発見。冊子体でも見つかりました。そちらはカラー。PDFだと白黒でした。節約…?
いや、何とか3機関目の謝絶にならずに済んでよかったよかった。しかし、ウルリッヒでこのデータベースに当たりを付けられなかったら、簡単には見つからなかったなー…。さすがです。その威力に感動。
本日のメイン業務は先週および本日の支払処理の新着図書のうち、先生購入本の処置。装備、所蔵登録、書誌作成、それに新着案内、配架。ばっちり。あとは、寄贈本と共通経費での継続資料について、装備まで終わっているので所蔵登録をしていく必要あり。
でも一旦中断して、今年度第2回の、NACSISレコード調整の対応。一覧が届いたので、ちょこちょこと所蔵付け替えとか。まだ全部終わっていません。明日も継続して行なう予定。
久々に、ILLでの相談を受けました。どうしても論文が見つからない、というもの。参考時代には、ちょくちょく相互さんから受けていたレファです。雑誌ははっきりしていて、著者名、論題も分かっている、なのにすでに2ヵ所から謝絶されていて、うちに回ってきたようです。ということは、2機関が挫折した書誌事項ですか。腕が鳴るー…、と言いたいところですが、むしろ2機関も挫折したようなの、菜の花も嫌だよ~…と内心びくびく。
とりあえず、ILL担当者のOさんがぐぐってみたら、確かにこの書誌事項で引用している人をみかけたそうですって。へー。じゃあ、まずはWeb of Knowledgeの引用文献検索でもしてみます?多分、著者名はあっているだろう、年代もそんなにずれていないだろう、ということで前後の年も出版年の視野に入れつつ検索しましたがNo Hit。
そこで、実際の雑誌をOさんが持っていらっしゃいました。現物は手元にあるけれども、この雑誌は週刊誌で、巻に対して号が多くなっています。書誌事項には巻と一緒に号、またはページのどちらか判然としない数字が1つだけ。号だと考えて目次を眺めるか、ページ数だとすると、何十もの号の目次を確認するかしてみたらしいですが、週刊誌であるせいか、目次と実際の記事名が一致していないものが多いようで、見当たらず、だそうです。はあ…かなりやわらかい内容の週刊誌なのですね。それだと確かに、Web of Knowledgeでは引用されないかも。
ぐぐってもあまり芳しい成果はなかったので、次の手段。ウルリッヒ。これの「Abstracting&Indexing」はお役立ちです。一体、どの抄録誌、またはデータベースにこの雑誌は採録されているか、というのが一発で分かっちゃうのです。結果。おおお、結構色々なものに採録されているー。でも、一目見た感じではうちで契約しているデータベースがない~…って、あ、ずずいっと下まで見たら、ひとつあった!これだ!
早速該当のデータベースを検索。したら、結局本文PDFまでいけてしまいました。勿論、書誌事項もばっちり分かりました。結局、号だかページだか分からなかったのは号で、ページ数は明記されていなかった、ということで。広告に埋もれかけている記事でしたが、とにかく発見。冊子体でも見つかりました。そちらはカラー。PDFだと白黒でした。節約…?
いや、何とか3機関目の謝絶にならずに済んでよかったよかった。しかし、ウルリッヒでこのデータベースに当たりを付けられなかったら、簡単には見つからなかったなー…。さすがです。その威力に感動。
本日のメイン業務は先週および本日の支払処理の新着図書のうち、先生購入本の処置。装備、所蔵登録、書誌作成、それに新着案内、配架。ばっちり。あとは、寄贈本と共通経費での継続資料について、装備まで終わっているので所蔵登録をしていく必要あり。
でも一旦中断して、今年度第2回の、NACSISレコード調整の対応。一覧が届いたので、ちょこちょこと所蔵付け替えとか。まだ全部終わっていません。明日も継続して行なう予定。
返却本で、もうそう。
- 2010/08/02 (Mon)
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312日目(通算1010日目)。1日1匹で、101匹が10グループ、できるな(意味不明)。
学内の他図書館からうちの図書室へ、本が送られてきました。「返却をお願いします。」と。なので、間違えてうちの図書室の本が、他の図書館で返されちゃったのかな、と思ったのです。が、違いました。返却処理をしてみたら、返却の利用者は、送ってきた図書館職員の配偶者たる先生でした(先生と図書館員のご夫妻ですね)。やっぱり家庭内で、
「ごめん、これ、返しに行く時間なくて…」
「もう、仕方ないわね、返しておくわ」
というような会話が交わされたのでしょうか、順当に行くと。でももしかしたら、こんなシチュエーションも…?
「お部屋を掃除してたら、返却期限が迫っている本見つけちゃった!
早く返さないと!明日、私が送っておくわ。」
もっとFunnyな感じをプラスすると、こんなのもありかも…?
「どうしてあなたはいつもそうなの!
そんなこと言うなら、あなたの借りてる本、勝手に返しちゃうわよ!」
「何を馬鹿な!やりたきゃやればいいだろう!」
「わかったわ!」
…で、返されてきちゃったとか。恐るべき脅迫。というか、こんな可愛い仕打ちの夫婦喧嘩があったら、むしろ見てみたい(え?)。いや、、、ありえないですね。勝手に変な妄想をしてすみません、Nさん…m(_ _)m。
本日は、カウンター当番。しながら、先週支払分の新着図書装備。そのうちの先生購入分の所蔵登録。書誌作成。そこまでは終わりましたが、まだ新着案内は出していません。それは明日。
2週間以上前の新着本で、音沙汰なかった先生にメールを送りました。1人はすぐに反応してくださり、「忘れてました!」と。アラートしてよかったな、という例。一度だけだと、メールをちらっと見て忘れてしまう方もいらっしゃいます。忙しいときだと特に危ない。
今日、書誌調整の申し出があった本は、比較的最近の本。菜の花の作成書誌ですね。今まで、菜の花の作成書誌で書誌調整がきたことがなかったので、今回、初。作成時に不安だったので、目録の部署に送ってチェックして戴いた記録はあるのですが、何を問い合わされているかは分かりません。というのも、書誌調整は中央集権でお願いしてしまっているため。元々はうちの図書室でちゃんとやっていたのですが、菜の花が初心者カタロガーのため、業務移転してもらってそのままになっています。いつか返ってくる約束だったのかもですが、もはやそのときの事情を知っている人は減りつつあるので、黙っているとこのまま向こうの仕事として浸透するのかも。でもやっぱり、書誌調整は相談相手のいる複数人の部署でやる方が望ましい気もして、ひとり目録のうちの部署に戻ってこられてもまた菜の花みたいな初心者が配属されちゃったら困るだろうなー、うん、このままそーっとしておこうかな…なんて、つらつら考える日々です。もしかして、ずるい?でも、ホント、最近は目録業務が業務委託とかされちゃったりして、若手(ヒラの常勤職員)が配属されうる部署で、目録を取るところは減っていて、目録未経験図書館員も結構多いのです、多分。昔は目録って、図書館の花形業務だったそうですけどね。何となく「図書館員のあり方」が変わっていっているのがよく分かる現象ではあります。従来の図書館員観ではやっていけない時代がすでに到来中、と。
よく「今、図書館員に求められるもの」というような文字が踊っているのを見かけますけれども、実際のところ、誰も何か具体的なものを図書館員に求めてなんかいないのでしょう。いつの時代でも、淘汰されていく職種はそう。古びつつあるものに誰も、懐古以外感じるものはないというか。誰にも求められないから、放っておけば着実に消えていくでしょう。消えたくないなら、何かを求めてもらうのではなくて、貪欲に変化していく、時代に食いついていく、むしろ時代を切り拓いていくというアグレッシヴさを見せないとダメなのでしょうね。でも日々、日常業務をしていると、本の大量さ、総重量の大きさを見せ付けられ、利用者さんとの交流をすればするほどその既得権を守らなくてはという思いに駆られ、大きくなるほどに慎重になっていく組織の動きの鈍重さに辟易していくと、そういう尖った部分も、削られ削られ鈍くなっていく…ような、ね。
採用直後、挨拶に行ったときの当時の館長の言葉を思い出します。
「早く慣れて下さい、でも染まらないで下さいね」
というようなことだったと記憶しています。慣れてもいい、だけど染まるな。当時も、ああ、良いこと言われた、と感動しましたが、今もまだ色褪せない深いアドバイスだと思います。菜の花は、いつの間にか染まってしまっていないでしょうか…。いつまでもアウトサイダーでい続けたかったのに…(- -)。
何か、めちゃくちゃ脱線したー(>_<)。今日はここまで。
学内の他図書館からうちの図書室へ、本が送られてきました。「返却をお願いします。」と。なので、間違えてうちの図書室の本が、他の図書館で返されちゃったのかな、と思ったのです。が、違いました。返却処理をしてみたら、返却の利用者は、送ってきた図書館職員の配偶者たる先生でした(先生と図書館員のご夫妻ですね)。やっぱり家庭内で、
「ごめん、これ、返しに行く時間なくて…」
「もう、仕方ないわね、返しておくわ」
というような会話が交わされたのでしょうか、順当に行くと。でももしかしたら、こんなシチュエーションも…?
「お部屋を掃除してたら、返却期限が迫っている本見つけちゃった!
早く返さないと!明日、私が送っておくわ。」
もっとFunnyな感じをプラスすると、こんなのもありかも…?
「どうしてあなたはいつもそうなの!
そんなこと言うなら、あなたの借りてる本、勝手に返しちゃうわよ!」
「何を馬鹿な!やりたきゃやればいいだろう!」
「わかったわ!」
…で、返されてきちゃったとか。恐るべき脅迫。というか、こんな可愛い仕打ちの夫婦喧嘩があったら、むしろ見てみたい(え?)。いや、、、ありえないですね。勝手に変な妄想をしてすみません、Nさん…m(_ _)m。
本日は、カウンター当番。しながら、先週支払分の新着図書装備。そのうちの先生購入分の所蔵登録。書誌作成。そこまでは終わりましたが、まだ新着案内は出していません。それは明日。
2週間以上前の新着本で、音沙汰なかった先生にメールを送りました。1人はすぐに反応してくださり、「忘れてました!」と。アラートしてよかったな、という例。一度だけだと、メールをちらっと見て忘れてしまう方もいらっしゃいます。忙しいときだと特に危ない。
今日、書誌調整の申し出があった本は、比較的最近の本。菜の花の作成書誌ですね。今まで、菜の花の作成書誌で書誌調整がきたことがなかったので、今回、初。作成時に不安だったので、目録の部署に送ってチェックして戴いた記録はあるのですが、何を問い合わされているかは分かりません。というのも、書誌調整は中央集権でお願いしてしまっているため。元々はうちの図書室でちゃんとやっていたのですが、菜の花が初心者カタロガーのため、業務移転してもらってそのままになっています。いつか返ってくる約束だったのかもですが、もはやそのときの事情を知っている人は減りつつあるので、黙っているとこのまま向こうの仕事として浸透するのかも。でもやっぱり、書誌調整は相談相手のいる複数人の部署でやる方が望ましい気もして、ひとり目録のうちの部署に戻ってこられてもまた菜の花みたいな初心者が配属されちゃったら困るだろうなー、うん、このままそーっとしておこうかな…なんて、つらつら考える日々です。もしかして、ずるい?でも、ホント、最近は目録業務が業務委託とかされちゃったりして、若手(ヒラの常勤職員)が配属されうる部署で、目録を取るところは減っていて、目録未経験図書館員も結構多いのです、多分。昔は目録って、図書館の花形業務だったそうですけどね。何となく「図書館員のあり方」が変わっていっているのがよく分かる現象ではあります。従来の図書館員観ではやっていけない時代がすでに到来中、と。
よく「今、図書館員に求められるもの」というような文字が踊っているのを見かけますけれども、実際のところ、誰も何か具体的なものを図書館員に求めてなんかいないのでしょう。いつの時代でも、淘汰されていく職種はそう。古びつつあるものに誰も、懐古以外感じるものはないというか。誰にも求められないから、放っておけば着実に消えていくでしょう。消えたくないなら、何かを求めてもらうのではなくて、貪欲に変化していく、時代に食いついていく、むしろ時代を切り拓いていくというアグレッシヴさを見せないとダメなのでしょうね。でも日々、日常業務をしていると、本の大量さ、総重量の大きさを見せ付けられ、利用者さんとの交流をすればするほどその既得権を守らなくてはという思いに駆られ、大きくなるほどに慎重になっていく組織の動きの鈍重さに辟易していくと、そういう尖った部分も、削られ削られ鈍くなっていく…ような、ね。
採用直後、挨拶に行ったときの当時の館長の言葉を思い出します。
「早く慣れて下さい、でも染まらないで下さいね」
というようなことだったと記憶しています。慣れてもいい、だけど染まるな。当時も、ああ、良いこと言われた、と感動しましたが、今もまだ色褪せない深いアドバイスだと思います。菜の花は、いつの間にか染まってしまっていないでしょうか…。いつまでもアウトサイダーでい続けたかったのに…(- -)。
何か、めちゃくちゃ脱線したー(>_<)。今日はここまで。
マニュアルver.0.10完成
- 2010/07/30 (Fri)
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311日目(通算1009日目)。マニュアルver.0.10って…version低いなっ!
今日も引き続き右手・右腕が痛いので、さらっと。うう、手指やひじから先だけではなく、ついに二の腕まで痛い。。。
朝から、リテラシ教育関係の資料をえいや!と封筒に入れ、お手紙を添えて学内便で送りました。とりあえずは、先生とのやり取りは小休止。
代わりに、リテラシ教育関係はシステムのマニュアル作成を再開。4月で止まってしまって、その後7月にちょこちょこ改訂版を作っていましたが、これはずっとローカルでの作業でした。今日、ようやく反映版を公開。マニュアルは全43ページに成長しています。誰が読むのですかね…?
あとは資料受入中に変なもの発見とか、また閲覧システムが謎のエラーを吐いているとか、珍しく午後からカウンターだったとか、Yさんが「俺、あと2時間で夏休み!」と廊下で言っている学生さんを後ろから叩きたくなったとか(ほら、やっぱりオニだ!)、高齢者の経済への寄与を話しながら「最近、若い人は元気がなさすぎる。すぐ留年する」と教授が仰っていたとか(いや、留年させているのは先生方では!)、そうそう、Yさんが「ライブラリー・キャット」ならぬ「ライブラリー・ハツカネズミ」だの「ライブラリー・カメ」だのを薦めてきたとか(自分のところの図書室でやってください…)、まあ色々。
メイン業務は、上述のマニュアル作成、カウンター当番、新着資料受入、それに昨日支払処理された新着図書が届いたので、その装備準備。というわけで、来週月曜日は、新着図書処理がメインでしょうか。
今日も引き続き右手・右腕が痛いので、さらっと。うう、手指やひじから先だけではなく、ついに二の腕まで痛い。。。
朝から、リテラシ教育関係の資料をえいや!と封筒に入れ、お手紙を添えて学内便で送りました。とりあえずは、先生とのやり取りは小休止。
代わりに、リテラシ教育関係はシステムのマニュアル作成を再開。4月で止まってしまって、その後7月にちょこちょこ改訂版を作っていましたが、これはずっとローカルでの作業でした。今日、ようやく反映版を公開。マニュアルは全43ページに成長しています。誰が読むのですかね…?
あとは資料受入中に変なもの発見とか、また閲覧システムが謎のエラーを吐いているとか、珍しく午後からカウンターだったとか、Yさんが「俺、あと2時間で夏休み!」と廊下で言っている学生さんを後ろから叩きたくなったとか(ほら、やっぱりオニだ!)、高齢者の経済への寄与を話しながら「最近、若い人は元気がなさすぎる。すぐ留年する」と教授が仰っていたとか(いや、留年させているのは先生方では!)、そうそう、Yさんが「ライブラリー・キャット」ならぬ「ライブラリー・ハツカネズミ」だの「ライブラリー・カメ」だのを薦めてきたとか(自分のところの図書室でやってください…)、まあ色々。
メイン業務は、上述のマニュアル作成、カウンター当番、新着資料受入、それに昨日支払処理された新着図書が届いたので、その装備準備。というわけで、来週月曜日は、新着図書処理がメインでしょうか。
プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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