菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
カテゴリー「4-6年目(某文系図書室編)」の記事一覧
- 2025.05.25
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- 2010.10.29
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- 2010.10.28
ぱりぱり
- 2010.10.27
捨てたり、捨てられなかったり
- 2010.10.26
Flash playerを入れまくった
- 2010.10.22
厄介な雑誌書誌とか
- 2010.10.21
カビとり
- 2010.10.20
コミュニケーション
- 2010.10.19
入りきらない、さくぶん
- 2010.10.18
記録は確実に。
- 2010.10.16
見たり聞いたり。
- 2010.10.15
非常口に昇格した。
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- 2010/10/29 (Fri)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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364日目(通算1062日目)。大量生産してみた。
先日、返却された本は、本来なら付属資料がついているはずのものだったのですが、無くなっていました。直前に返却された利用者さんに電話したところ「最初から無かった」ということ。いつ無くなってしまったのか分かりませんが、とにかく無いのは間違いないみたいで。
図書館によっては付属資料はカウンター内に別置しており、本体貸出時にカウンターにて付属資料をお渡しする、というところもあります。うちの場合は特にそういうことはなく、本体と一緒に配架されてしまっているため、貸出時に付属資料まで確認することが稀で、かつ返却時にもきちんと確認していなかったという問題が。
とにかく、付属資料の無くなってしまったこの資料は買い足すことになり、本日、新たな資料の装備をしました。今度は無くならないよう、そして必ず貸出・返却時に確認するように、「付属資料あり」表示をテプラで作成して、貸出・返却時に読み込むバーコードラベルの下に貼りました。これなら、絶対確認するぞ、と。でもいちいちこのテプラの表示をその都度印刷していたら大変なので、沢山作ってみました。30冊分くらい。これでしばらくは、もつはず。これから、付属資料つきの資料は、目を皿のようにして確認しましょうね。
うちの図書室の事務室には、事務机エリアとPCエリアが分かれて設置されていて、何故か電話は事務机エリアに接近して2台あります。コードレスタイプではないため、PC画面上を確認しながらの電話はできません。たとえば「○○という本、ありますか?」なんて電話問い合わせは結構多いのですが、「少々お待ち下さい」で走ってPCエリアまで行き、検索をしてメモして戻ってこないといけません。聞き返さないといけないことがある場合は大変です。何度も往復する羽目になります。我々図書館員も嫌ですが、待たされる方もいらいらするだろうなーと。でも「電話買って」「お金ない」でこれまでずるずるきてしまいました。が、昨日の夜のレファレンスで、さすがにみんな一斉に叫びました。「もうこんなの嫌だ!こんなんじゃ仕事になりませんっ!!電話買って下さいっ!!!」
あまりの剣幕に、ついに経理も認めてくれました。はい。ようやくうちの図書室に、コードレス電話がやってくるのです。何とも嬉しい…。しかも今までの電話は転送機能も無く、うっかりどこかの機関がFAXと間違えて電話にかけてきてしまうと受信が出来ずにエラーになるため、何度でも何度でも、送り続けてこられるという悲劇が起きていました(送信失敗時に、自動的にリダイヤルして再送信する機能のFAXを、夜の帰宅前に仕掛けるだけ仕掛けて、送信者は帰宅してしまっているのではないかと思われるケースも…。これはとてつもなく迷惑。一定の間隔で電話が鳴り続けます…)。
でも、それもこれもみんな解消ですよ!転送可能な電話になれば、「FAXだ!」と気付いたら、FAXへ転送してあげればいいんですからね!そしてコードレスになれば自分のPCの前で、操作しながらお電話できる!ああ、何て素晴らしいのでしょう!とりあえず、ちょっと嬉しい今日の菜の花です。
さて、来週ですが、月曜日お休みします。新着図書処理が途中なんですが…、ちょっと送れちゃうけど、せんせいがた、ごめんなさいっ!というわけで、また来週~。
先日、返却された本は、本来なら付属資料がついているはずのものだったのですが、無くなっていました。直前に返却された利用者さんに電話したところ「最初から無かった」ということ。いつ無くなってしまったのか分かりませんが、とにかく無いのは間違いないみたいで。
図書館によっては付属資料はカウンター内に別置しており、本体貸出時にカウンターにて付属資料をお渡しする、というところもあります。うちの場合は特にそういうことはなく、本体と一緒に配架されてしまっているため、貸出時に付属資料まで確認することが稀で、かつ返却時にもきちんと確認していなかったという問題が。
とにかく、付属資料の無くなってしまったこの資料は買い足すことになり、本日、新たな資料の装備をしました。今度は無くならないよう、そして必ず貸出・返却時に確認するように、「付属資料あり」表示をテプラで作成して、貸出・返却時に読み込むバーコードラベルの下に貼りました。これなら、絶対確認するぞ、と。でもいちいちこのテプラの表示をその都度印刷していたら大変なので、沢山作ってみました。30冊分くらい。これでしばらくは、もつはず。これから、付属資料つきの資料は、目を皿のようにして確認しましょうね。
うちの図書室の事務室には、事務机エリアとPCエリアが分かれて設置されていて、何故か電話は事務机エリアに接近して2台あります。コードレスタイプではないため、PC画面上を確認しながらの電話はできません。たとえば「○○という本、ありますか?」なんて電話問い合わせは結構多いのですが、「少々お待ち下さい」で走ってPCエリアまで行き、検索をしてメモして戻ってこないといけません。聞き返さないといけないことがある場合は大変です。何度も往復する羽目になります。我々図書館員も嫌ですが、待たされる方もいらいらするだろうなーと。でも「電話買って」「お金ない」でこれまでずるずるきてしまいました。が、昨日の夜のレファレンスで、さすがにみんな一斉に叫びました。「もうこんなの嫌だ!こんなんじゃ仕事になりませんっ!!電話買って下さいっ!!!」
あまりの剣幕に、ついに経理も認めてくれました。はい。ようやくうちの図書室に、コードレス電話がやってくるのです。何とも嬉しい…。しかも今までの電話は転送機能も無く、うっかりどこかの機関がFAXと間違えて電話にかけてきてしまうと受信が出来ずにエラーになるため、何度でも何度でも、送り続けてこられるという悲劇が起きていました(送信失敗時に、自動的にリダイヤルして再送信する機能のFAXを、夜の帰宅前に仕掛けるだけ仕掛けて、送信者は帰宅してしまっているのではないかと思われるケースも…。これはとてつもなく迷惑。一定の間隔で電話が鳴り続けます…)。
でも、それもこれもみんな解消ですよ!転送可能な電話になれば、「FAXだ!」と気付いたら、FAXへ転送してあげればいいんですからね!そしてコードレスになれば自分のPCの前で、操作しながらお電話できる!ああ、何て素晴らしいのでしょう!とりあえず、ちょっと嬉しい今日の菜の花です。
さて、来週ですが、月曜日お休みします。新着図書処理が途中なんですが…、ちょっと送れちゃうけど、せんせいがた、ごめんなさいっ!というわけで、また来週~。
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ぱりぱり
- 2010/10/28 (Thu)
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363日目(通算1061日目)。ひたすら拭き取り。
本日は、いつもの掲示物の作成と、本のカバー修理以外はほぼ終日、カビとの戦い。頑張りました。
それにしても一番上の棚から本をおろすのは難儀です。貴重書室の書架はとっても高いので、キックステップではなく、3段の踏み台を使うのですが、菜の花は高所恐怖症なもので…、ええ、大分高いところは平気になった方ですが、それでも3段ともなるとかなり怖いので、色々なところをつかみながら本をおろすことになります。必然的に片手になります。相手は貴重書ですから無理できないということで、1-2冊ずつしか移動できません。かつ段が高いので書架の横に置いたブックトラックまで手が届かず、1段目まで降りてブックトラックに本を載せていく、ということになるので…、本の冊数分だけ、踏み台昇降…!いやあ…疲れました。
古い本の中には、革がぱりぱりに乾いて完全に硬化し、ぼろぼろと剥がれ落ちんとしているものもあります。これ…何とか瑞々しい姿に、戻してあげたいなあと思いますが、さすがに無理ですよね…。お手入れ油分でも頑張れないよなあ…。何とも痛々しくて、見ている菜の花が涙ぐんでしまいそうです。何て可哀想な本…(涙)。古書修復技術を身につけたいと、今日ほど思ったことはありません。
本日は、いつもの掲示物の作成と、本のカバー修理以外はほぼ終日、カビとの戦い。頑張りました。
それにしても一番上の棚から本をおろすのは難儀です。貴重書室の書架はとっても高いので、キックステップではなく、3段の踏み台を使うのですが、菜の花は高所恐怖症なもので…、ええ、大分高いところは平気になった方ですが、それでも3段ともなるとかなり怖いので、色々なところをつかみながら本をおろすことになります。必然的に片手になります。相手は貴重書ですから無理できないということで、1-2冊ずつしか移動できません。かつ段が高いので書架の横に置いたブックトラックまで手が届かず、1段目まで降りてブックトラックに本を載せていく、ということになるので…、本の冊数分だけ、踏み台昇降…!いやあ…疲れました。
古い本の中には、革がぱりぱりに乾いて完全に硬化し、ぼろぼろと剥がれ落ちんとしているものもあります。これ…何とか瑞々しい姿に、戻してあげたいなあと思いますが、さすがに無理ですよね…。お手入れ油分でも頑張れないよなあ…。何とも痛々しくて、見ている菜の花が涙ぐんでしまいそうです。何て可哀想な本…(涙)。古書修復技術を身につけたいと、今日ほど思ったことはありません。
捨てたり、捨てられなかったり
- 2010/10/27 (Wed)
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362日目(通算1060日目)。うわー、目撃されちゃった!
何がかと申しますと、返本中の独り言と、謎の動き。カウンター当番だった菜の花は、図書室が閉室したあとに、本日返却された本を書架に戻す「返本」をしていたのです。もう閉室誰もいないから~、と油断して、「331.9~、331.9~♪」みたいな感じで歌って踊りながら返本していたのです。そうしたら、背後に人の気配が!…りりり、利用者さんがいた!
「あのあのあの、今日はもう閉室しました~」
平常心を一生懸命装いながら(全然、装えていない)、頑張って主張してみました。利用者さんは、「あ、そうなんですか!」と特にコメントなく走り去って下さいました。きっと向こうも、その場の空気が若干、怖かったのでしょう…。何というか、恐ろしい追い出し方です、ある意味。
本日のメイン業務はもしかしたら、大掃除かも。カウンター当番だったり、ちょっと事務室での作業がしにくかったりなどの理由から、予定していたカビ取りは決行できず。あ、代わりに、カビの状況把握はしました。作業すべき棚と棚数の確認ほか。必要部分に付箋を貼りました。思ったより、残りは多いです。図書の方で31段。雑誌の方は…また沢山。貴重書室が薄暗かったため、あまり被害状況が分かっていなかった部分もありましたが、懐中電灯を持ち込んだ結果、思った以上に恐ろしい状況であることが判明。うーん、ショック…。
大掃除の方は…もう、どどーんと捨てました。目録カードとボックス~。と言っても、そんなに大きなものではなく。菜の花が遡及をしている特殊資料群です。カードが捨てられていなかったことすら知らなかったのですが(去年、大きなカードボックスをえいやと捨てたときに、もろともに捨てられたと思っていた)、ブックトラックをどかして、棚の整理をしていたら出てきました。きっと構築するのは大変だったろうな~、とその労力には敬意を払いたいと思いますが、今はスペースの方が貴重品なので、申し訳ないですがあっという間に捨ててしまいました…。なむなむ。
でも、逆に捨てられなかったものも。うちで20年分くらいは揃っている報告書のうちの抜き刷りみたいなもののファイル。とても綺麗にコピーして、テーマ別でファイルしてあるのです。オリジナルは報告書番号順に並んでしまっている味気ないものですが、ファイルでは年度をまたいだ、同じテーマを収集している感じ。でもオリジナルがある以上、いらないや、と思って捨てる気満々だったのですが…、捨てるつもりでしばらく事務室に置いてあったのを今日、実際に捨てよう、とファイルを開いたら、やっぱり捨てられなくなりました…。ま、まだ書架にはちょっとくらいなら余裕はあるし?置けなくはないし?…何と言うか、あまりにもきっちりとしたファイルで、怨念のようなものを感じました…。いや、やっぱり捨てられないよ、これ。何か怖いよ…。
何だかんだで大分綺麗になったので、今日のところは満足です。
何がかと申しますと、返本中の独り言と、謎の動き。カウンター当番だった菜の花は、図書室が閉室したあとに、本日返却された本を書架に戻す「返本」をしていたのです。もう閉室誰もいないから~、と油断して、「331.9~、331.9~♪」みたいな感じで歌って踊りながら返本していたのです。そうしたら、背後に人の気配が!…りりり、利用者さんがいた!
「あのあのあの、今日はもう閉室しました~」
平常心を一生懸命装いながら(全然、装えていない)、頑張って主張してみました。利用者さんは、「あ、そうなんですか!」と特にコメントなく走り去って下さいました。きっと向こうも、その場の空気が若干、怖かったのでしょう…。何というか、恐ろしい追い出し方です、ある意味。
本日のメイン業務はもしかしたら、大掃除かも。カウンター当番だったり、ちょっと事務室での作業がしにくかったりなどの理由から、予定していたカビ取りは決行できず。あ、代わりに、カビの状況把握はしました。作業すべき棚と棚数の確認ほか。必要部分に付箋を貼りました。思ったより、残りは多いです。図書の方で31段。雑誌の方は…また沢山。貴重書室が薄暗かったため、あまり被害状況が分かっていなかった部分もありましたが、懐中電灯を持ち込んだ結果、思った以上に恐ろしい状況であることが判明。うーん、ショック…。
大掃除の方は…もう、どどーんと捨てました。目録カードとボックス~。と言っても、そんなに大きなものではなく。菜の花が遡及をしている特殊資料群です。カードが捨てられていなかったことすら知らなかったのですが(去年、大きなカードボックスをえいやと捨てたときに、もろともに捨てられたと思っていた)、ブックトラックをどかして、棚の整理をしていたら出てきました。きっと構築するのは大変だったろうな~、とその労力には敬意を払いたいと思いますが、今はスペースの方が貴重品なので、申し訳ないですがあっという間に捨ててしまいました…。なむなむ。
でも、逆に捨てられなかったものも。うちで20年分くらいは揃っている報告書のうちの抜き刷りみたいなもののファイル。とても綺麗にコピーして、テーマ別でファイルしてあるのです。オリジナルは報告書番号順に並んでしまっている味気ないものですが、ファイルでは年度をまたいだ、同じテーマを収集している感じ。でもオリジナルがある以上、いらないや、と思って捨てる気満々だったのですが…、捨てるつもりでしばらく事務室に置いてあったのを今日、実際に捨てよう、とファイルを開いたら、やっぱり捨てられなくなりました…。ま、まだ書架にはちょっとくらいなら余裕はあるし?置けなくはないし?…何と言うか、あまりにもきっちりとしたファイルで、怨念のようなものを感じました…。いや、やっぱり捨てられないよ、これ。何か怖いよ…。
何だかんだで大分綺麗になったので、今日のところは満足です。
Flash playerを入れまくった
- 2010/10/26 (Tue)
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361日目(通算1059日目)。まさか発症ですか…!?
朝から、頭痛とくしゃみ。事務室の窓が全開で、寒いからかな…と思っていたのですが。閉めてもやっぱり寒くて、でも頭痛とくしゃみは徐々に消えました。えーっと…それはもしかしてひょっとしてまさかとは思いますが…というか、考えたくないのですけれども、花粉症…ではないですかね…。秋には菜の花の反応する花粉はなかったはずですが…ままま、まさか、まさか、まさか、新たなるアレルゲン登場で、秋の花粉症、発症ですか!?ぎゃー。それはやめて、ホントにやめて~。とりあえず、疑惑は、保留。。。
本日は、先週の続きで新着図書の所蔵登録&書誌作成から。受入時には書誌がないものばかりだったので、全部作ることになるのかなあ…と思っていたら、3分の1くらいは書誌が出来ていました。全部、D大学さん作成。わーい、ありがとうございます!DOIをNOTE注記してくれるとなお嬉しかったですけど。自作書誌は、流用可能書誌がまったくないものもあり。OCLCですらハズレですか~。仕方ないので完全白紙から。これもまた、オツなものです。何もないところから作った書誌って、降りたての一面真っ白な雪原に、足跡をつける気分じゃないですか?いや、たのしいたのしい。でも雪原の中にぽつんとひとりきり…、ちょっと不安…というのもまさに同じ。
うちの図書室では、利用者用パソコンを使うときは、カウンターで利用申し込みして頂いて、ID/PWをお渡しし、指定端末を利用して頂いています。今日、「Flash Playerが使えないから、別の端末に変えてください」という利用者さんがいらっしゃいました。むむ、Flash Player。むしろ使える端末ってあったっけ?結局、入っていたのは1台だけでした。今までそういう要望はなかったのですが、やっぱり入っていた方がいいよね…、と思い、新着図書処理が終わってから、こつこつとインストール。全台終わるのに結構時間がかかりました…。ふぅ、終わった終わった。1台だけ、利用中だったため入っていませんけど。明日忘れずに入れること。
あとは、資料の受入をちまちまと。本のカバー修理も。明日は、カウンター当番、資料の受入の続き、それからカビ取り、ですかね。そういえばカウンター当番中のお仕事が、ちょっと少ない…。何をしよう。
朝から、頭痛とくしゃみ。事務室の窓が全開で、寒いからかな…と思っていたのですが。閉めてもやっぱり寒くて、でも頭痛とくしゃみは徐々に消えました。えーっと…それはもしかしてひょっとしてまさかとは思いますが…というか、考えたくないのですけれども、花粉症…ではないですかね…。秋には菜の花の反応する花粉はなかったはずですが…ままま、まさか、まさか、まさか、新たなるアレルゲン登場で、秋の花粉症、発症ですか!?ぎゃー。それはやめて、ホントにやめて~。とりあえず、疑惑は、保留。。。
本日は、先週の続きで新着図書の所蔵登録&書誌作成から。受入時には書誌がないものばかりだったので、全部作ることになるのかなあ…と思っていたら、3分の1くらいは書誌が出来ていました。全部、D大学さん作成。わーい、ありがとうございます!DOIをNOTE注記してくれるとなお嬉しかったですけど。自作書誌は、流用可能書誌がまったくないものもあり。OCLCですらハズレですか~。仕方ないので完全白紙から。これもまた、オツなものです。何もないところから作った書誌って、降りたての一面真っ白な雪原に、足跡をつける気分じゃないですか?いや、たのしいたのしい。でも雪原の中にぽつんとひとりきり…、ちょっと不安…というのもまさに同じ。
うちの図書室では、利用者用パソコンを使うときは、カウンターで利用申し込みして頂いて、ID/PWをお渡しし、指定端末を利用して頂いています。今日、「Flash Playerが使えないから、別の端末に変えてください」という利用者さんがいらっしゃいました。むむ、Flash Player。むしろ使える端末ってあったっけ?結局、入っていたのは1台だけでした。今までそういう要望はなかったのですが、やっぱり入っていた方がいいよね…、と思い、新着図書処理が終わってから、こつこつとインストール。全台終わるのに結構時間がかかりました…。ふぅ、終わった終わった。1台だけ、利用中だったため入っていませんけど。明日忘れずに入れること。
あとは、資料の受入をちまちまと。本のカバー修理も。明日は、カウンター当番、資料の受入の続き、それからカビ取り、ですかね。そういえばカウンター当番中のお仕事が、ちょっと少ない…。何をしよう。
厄介な雑誌書誌とか
- 2010/10/22 (Fri)
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360日目(通算1058日目)。何で焚き込まれているの…。
ブックポストに返却されていた本から、頭がくらくらするほど強い匂いがしていました。3冊あって、すべて同じ利用者さんからの返却本。香水か、またはお香の香りだと思うのですが…、一体何だってこんな強い匂いが染み付いてしまったのか。ちょっと不思議。
本日はカウンター当番をしながら、新着図書処理。先生の購入本に関しては、処理完了。1件、書誌なしの資料を後回しにしていて、作成してほっとしたところに、まさにその資料を購入された先生が偶然、図書室に来室されたので、大慌てで呼び止めて、資料を貸出に供しました。なんという、ジャスト・タイミング。寄贈本に関しては装備まで完了。来週はこの所蔵登録から。多分、殆ど書誌はないと思われますが。
魔女のK女史がやってきて、お手入れをお願いしていた貴重書が2冊、戻ってきました。おお、ぴかぴか。磨き上げて、コーティングされているのです。うちでも自前でお手入れしたいなあ、ということで、必要なものを教えていただきました。そのうちのひとつ「HCP (Hydroxypropyl Cellulose)」をメモするのに、何度言っても「ヘドロ」と復唱される人が複数名いらして、菜の花はショックを受けました。だから「ヒドロキシ」って言ってるじゃん!とりあえず、「ヒドロキシル基がくっついているんだな」という認識が、何故出来ないのです!?そしてプロピルにセルロースなので、「ヒドロキシル基のくっついたプロピル基がくっついた、セルロースなんだ~」ってなるでしょ?なりますでしょ?それって普通でしょ?別に菜の花、化学の専門家じゃないですよ?でもそういう発想が、普通だと思ってました。高校化学さえやっていれば。でも、あっさり「そんなの知らない」で一蹴されました。それも複数の方から。ショックのあまり、しばし茫然自失としました…、ええ…。菜の花の常識は、世間の常識ではなかった…。まあ、いつも世間の常識が菜の花の常識ではない、ということを、嫌というほど再確認し続けているのですから、大したことないといえば大したことはないかもしれませんが。。。ついでに同じように登場した「イソプロパノール」にも「ああ、イソでプロパでアルコールか~。何か人間みたいな形してますよね」とK女史に言ってみたのですが、同意は頂けませんでした。プロパですよ、3ですよ。骨格のCが3つに、アルコールのOH基がついているのです。で、その骨格が、イソだから直鎖ではなく、構造異性体でふたまたに分かれているわけです。Oを頭にしてあげると、胴体にC、両足にC。あ、手がないや。代わりに胴体のCからHが1個、生えてない?しっぽ?あと、足の指は何と3本です、多分。…という想像をして、菜の花の頭の中ではイソプロパノールさんがぷかぷか浮かび続けていました。でもこれも、図書室の人は誰一人考えられなかったらしいのです。こんなに面白い世界が広大に広がっているのに、残念なことです。高校化学程度で十分楽しいのですから、大学でももっと化学をやっておくべきだったかな、と少しだけ思います。化学は日常生活の中でも結構、関連が深くて楽しめる部分が多いと思われます。ま、菜の花の元専門たる物理学も、なかなかどうして、日常生活に彩りを与えてくれますけれどもね。あ、あと生物学や地学もね。理学は面白いです。見える世界が広がります。菜の花の知るどの学問よりもエキサイティングです。と、頑張って理学を布教してみる。とりあえず、暗記しているうちに避けてしまってはダメですよ、ええ。それは覚えているだけで、分かってはいないのですから。学問とは、楽しいものです。そうだったのか、と思えて初めて、学問の入口から一歩踏み込み始めたと言っても過言ではありません。多くの人が、学問の門の前でドアも開かずにいるのは、とても残念です。是非、物理学、化学、生物学、地学の門を、叩いてみて欲しいなと思います…って、あれ、これって何のブログだっけ?
脱線しすぎたので、とりあえず戻る~。
お手入れ用品は、いつか買って頂こう、と決意。また、ししょー(魔女のK女史)のところにでもまさに弟子入りしてきて、やり方を教わってくることにしましょう。ああ、閲覧のKさんも、最近貴重書磨きがたのしくて仕方ないらしいので、そちらでも。K女史はやたらとお忙しいらしいので、今まさに日々作業中のKさんの方になるかも。というか、来週、作業しているところを見せて頂きに行こうか…。思い立ったが吉日、と申しますしね。
ええと、本日は他に…そうそう、雑誌書誌の情報源送付依頼が、NIIからきていました。何気なく書誌を見て、現物を見て、気が遠くなりそうに。え、何これ。何がどうしてこうなった?書誌を眺め回し、現物を眺め回し、他機関所蔵状況も眺め回し、思案した後、徐々に分かってきました。最初にこの書誌を作成した館は、ずいぶん特殊な巻だけを所蔵していたようです。確かにそれだけしか持っていないと、こういう書誌になるかも。その次に所蔵をつけたうちの図書室、これが一番いけなかった…。当時、最古号だと認識して所蔵登録したはずなのに、書誌の修正をしなかったのです。でも…問題はあります、確かに。本当に、この書誌と同定してよかったのか?という。確かに、間違いなくここにある書誌はうちの所蔵しているものの続き。でも、逆にこの書誌の前にあるものは、うちにあるものだけじゃない、と。まあ…沢山のものが統合して、1つにまとまった、という形を想像して頂ければ。ただし、恐らく国内にはうちの持っている一直線のつながり方以外、存在はしないとは思います。というか、そもそもこれを全部持っているの、うちだけ…。さて、書誌はどうなるんでしょう…。とりあえず、「情報源を送れ」ということなので、こちらで修正して余計訳の分からないことになってもいけないということで、大人しく事情だけメモして情報源を送るだけにしておくことにしました。さて、どうなりますことやら。NIIのひとは大変だなあ…。菜の花には到底勤まらない、ややこしいお仕事です。ちなみにもしこれを菜の花が、今から遡及入力しなさい、と言われたら、迷わず図書書誌で作ります。それは間違いない。その理由は、ここには書かなかったことによるのですが(でも書かない、面倒くさがり屋さんな菜の花)。この書誌、全容が見えない状態で作ったから、雑誌書誌にしてしまっただけ、という感じがします。いやー…目録作業って、ホントに難しい。
ブックポストに返却されていた本から、頭がくらくらするほど強い匂いがしていました。3冊あって、すべて同じ利用者さんからの返却本。香水か、またはお香の香りだと思うのですが…、一体何だってこんな強い匂いが染み付いてしまったのか。ちょっと不思議。
本日はカウンター当番をしながら、新着図書処理。先生の購入本に関しては、処理完了。1件、書誌なしの資料を後回しにしていて、作成してほっとしたところに、まさにその資料を購入された先生が偶然、図書室に来室されたので、大慌てで呼び止めて、資料を貸出に供しました。なんという、ジャスト・タイミング。寄贈本に関しては装備まで完了。来週はこの所蔵登録から。多分、殆ど書誌はないと思われますが。
魔女のK女史がやってきて、お手入れをお願いしていた貴重書が2冊、戻ってきました。おお、ぴかぴか。磨き上げて、コーティングされているのです。うちでも自前でお手入れしたいなあ、ということで、必要なものを教えていただきました。そのうちのひとつ「HCP (Hydroxypropyl Cellulose)」をメモするのに、何度言っても「ヘドロ」と復唱される人が複数名いらして、菜の花はショックを受けました。だから「ヒドロキシ」って言ってるじゃん!とりあえず、「ヒドロキシル基がくっついているんだな」という認識が、何故出来ないのです!?そしてプロピルにセルロースなので、「ヒドロキシル基のくっついたプロピル基がくっついた、セルロースなんだ~」ってなるでしょ?なりますでしょ?それって普通でしょ?別に菜の花、化学の専門家じゃないですよ?でもそういう発想が、普通だと思ってました。高校化学さえやっていれば。でも、あっさり「そんなの知らない」で一蹴されました。それも複数の方から。ショックのあまり、しばし茫然自失としました…、ええ…。菜の花の常識は、世間の常識ではなかった…。まあ、いつも世間の常識が菜の花の常識ではない、ということを、嫌というほど再確認し続けているのですから、大したことないといえば大したことはないかもしれませんが。。。ついでに同じように登場した「イソプロパノール」にも「ああ、イソでプロパでアルコールか~。何か人間みたいな形してますよね」とK女史に言ってみたのですが、同意は頂けませんでした。プロパですよ、3ですよ。骨格のCが3つに、アルコールのOH基がついているのです。で、その骨格が、イソだから直鎖ではなく、構造異性体でふたまたに分かれているわけです。Oを頭にしてあげると、胴体にC、両足にC。あ、手がないや。代わりに胴体のCからHが1個、生えてない?しっぽ?あと、足の指は何と3本です、多分。…という想像をして、菜の花の頭の中ではイソプロパノールさんがぷかぷか浮かび続けていました。でもこれも、図書室の人は誰一人考えられなかったらしいのです。こんなに面白い世界が広大に広がっているのに、残念なことです。高校化学程度で十分楽しいのですから、大学でももっと化学をやっておくべきだったかな、と少しだけ思います。化学は日常生活の中でも結構、関連が深くて楽しめる部分が多いと思われます。ま、菜の花の元専門たる物理学も、なかなかどうして、日常生活に彩りを与えてくれますけれどもね。あ、あと生物学や地学もね。理学は面白いです。見える世界が広がります。菜の花の知るどの学問よりもエキサイティングです。と、頑張って理学を布教してみる。とりあえず、暗記しているうちに避けてしまってはダメですよ、ええ。それは覚えているだけで、分かってはいないのですから。学問とは、楽しいものです。そうだったのか、と思えて初めて、学問の入口から一歩踏み込み始めたと言っても過言ではありません。多くの人が、学問の門の前でドアも開かずにいるのは、とても残念です。是非、物理学、化学、生物学、地学の門を、叩いてみて欲しいなと思います…って、あれ、これって何のブログだっけ?
脱線しすぎたので、とりあえず戻る~。
お手入れ用品は、いつか買って頂こう、と決意。また、ししょー(魔女のK女史)のところにでもまさに弟子入りしてきて、やり方を教わってくることにしましょう。ああ、閲覧のKさんも、最近貴重書磨きがたのしくて仕方ないらしいので、そちらでも。K女史はやたらとお忙しいらしいので、今まさに日々作業中のKさんの方になるかも。というか、来週、作業しているところを見せて頂きに行こうか…。思い立ったが吉日、と申しますしね。
ええと、本日は他に…そうそう、雑誌書誌の情報源送付依頼が、NIIからきていました。何気なく書誌を見て、現物を見て、気が遠くなりそうに。え、何これ。何がどうしてこうなった?書誌を眺め回し、現物を眺め回し、他機関所蔵状況も眺め回し、思案した後、徐々に分かってきました。最初にこの書誌を作成した館は、ずいぶん特殊な巻だけを所蔵していたようです。確かにそれだけしか持っていないと、こういう書誌になるかも。その次に所蔵をつけたうちの図書室、これが一番いけなかった…。当時、最古号だと認識して所蔵登録したはずなのに、書誌の修正をしなかったのです。でも…問題はあります、確かに。本当に、この書誌と同定してよかったのか?という。確かに、間違いなくここにある書誌はうちの所蔵しているものの続き。でも、逆にこの書誌の前にあるものは、うちにあるものだけじゃない、と。まあ…沢山のものが統合して、1つにまとまった、という形を想像して頂ければ。ただし、恐らく国内にはうちの持っている一直線のつながり方以外、存在はしないとは思います。というか、そもそもこれを全部持っているの、うちだけ…。さて、書誌はどうなるんでしょう…。とりあえず、「情報源を送れ」ということなので、こちらで修正して余計訳の分からないことになってもいけないということで、大人しく事情だけメモして情報源を送るだけにしておくことにしました。さて、どうなりますことやら。NIIのひとは大変だなあ…。菜の花には到底勤まらない、ややこしいお仕事です。ちなみにもしこれを菜の花が、今から遡及入力しなさい、と言われたら、迷わず図書書誌で作ります。それは間違いない。その理由は、ここには書かなかったことによるのですが(でも書かない、面倒くさがり屋さんな菜の花)。この書誌、全容が見えない状態で作ったから、雑誌書誌にしてしまっただけ、という感じがします。いやー…目録作業って、ホントに難しい。
カビとり
- 2010/10/21 (Thu)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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359日目(通算1057日目)。薬品の匂いがしみついた…。
本日は、朝からずっとカビ取りしてました。白衣を着て、マスクをして作業していましたが、薬品のしみ込んだ不織布を使っているせいか、口の中が苦くなりました。これ、揮発した薬品を吸い込んでますよー、きっと。
カビとりはまず、ブックトラックで貴重書室へ出掛けるところからスタートします。1段分をブックトラックに載せ、事務室へ。また貴重書室へ行って、空になった棚をエタノールで拭きます。ここでエタノールをケチってはいけません。本当は霧吹きでやりたいところですが、ないので仕方なし。棚板は、土台部分だけではなく、柱や上の棚板の裏などもしっかり拭きます。カビの胞子の1粒だって逃してなるものかー!な勢いで。
棚はそのまま自然乾燥。その間に事務室で、1冊ずつカビの拭き取りをします。薬品のしみ込んだ不織布を使います。この不織布はそういう製品。革はごしごしこすってしまったり、ゆっくり薬品をしみ込ませてしまうと変色したり傷んだりするようなので、ぱたぱたと表面をはたくように作業。細かいところは、無水エタノールまたは70%エタノールを綿棒にしみ込ませて擦り取ります。作業台は、こまめにエタノールで拭き清め、カビが他の本に付着しないように気をつけます。作業が終わった本は、エタノールでしっかり拭いてある別のブックトラックに移していきます。
作業が終わり、乾いた頃に貴重書室に戻します。これの繰り返し。相手が貴重書なもので、他の本よりも色々と厄介です。「貴重」だから取り扱い注意!というのもありますが、何しろ貴重認定されるくらい「古い」本なので、そもそも危なすぎなのです。表紙が取れてたり、取れそうだったり…。A3サイズよりも大型でただでさえ重たいのに、ばらばらになる寸前の本があって、そーっとそーっと頑張って持ち上げていたら、筋トレしている気分になりました…いやー、タダで鍛えられて、おっ得~(涙)。
そういえば作業中、1700年代の小さな本で、裏に「500円」と書いてあったのを見つけて…ちょっと遠い目をしてしまいました。すごーく昔の500円かな…。価値が今と全然違うとか。それとも、正体不明の本だったから二束三文で売ってやれ!な人がいたのでしょうか…。
まあそんなことをほぼ終日やっていたので、薬品の匂いはしみつくわ、指は黄色くなるわ(古い革のため)、エタノールが指の細かい傷にしみこみまくりで泣けてくるほど痛いわで、なかなか大変でした。でもまあ…、大分進んだ!たぶん。
本当なら今日は「英語研修」がある日でしたが、先週に引き続きまたお休みになりました。講師お休みにつき。もしかして菜の花、避けられてる!?(講師に。)
夕方からは戦線離脱して、新着図書処理。本日支払処理分の図書が到着したため。まだ書類をつき合わせて、ラベルを印刷し、装備を始めたところです。明日は装備の続きと所蔵登録、それにカウンター当番。
本日は、朝からずっとカビ取りしてました。白衣を着て、マスクをして作業していましたが、薬品のしみ込んだ不織布を使っているせいか、口の中が苦くなりました。これ、揮発した薬品を吸い込んでますよー、きっと。
カビとりはまず、ブックトラックで貴重書室へ出掛けるところからスタートします。1段分をブックトラックに載せ、事務室へ。また貴重書室へ行って、空になった棚をエタノールで拭きます。ここでエタノールをケチってはいけません。本当は霧吹きでやりたいところですが、ないので仕方なし。棚板は、土台部分だけではなく、柱や上の棚板の裏などもしっかり拭きます。カビの胞子の1粒だって逃してなるものかー!な勢いで。
棚はそのまま自然乾燥。その間に事務室で、1冊ずつカビの拭き取りをします。薬品のしみ込んだ不織布を使います。この不織布はそういう製品。革はごしごしこすってしまったり、ゆっくり薬品をしみ込ませてしまうと変色したり傷んだりするようなので、ぱたぱたと表面をはたくように作業。細かいところは、無水エタノールまたは70%エタノールを綿棒にしみ込ませて擦り取ります。作業台は、こまめにエタノールで拭き清め、カビが他の本に付着しないように気をつけます。作業が終わった本は、エタノールでしっかり拭いてある別のブックトラックに移していきます。
作業が終わり、乾いた頃に貴重書室に戻します。これの繰り返し。相手が貴重書なもので、他の本よりも色々と厄介です。「貴重」だから取り扱い注意!というのもありますが、何しろ貴重認定されるくらい「古い」本なので、そもそも危なすぎなのです。表紙が取れてたり、取れそうだったり…。A3サイズよりも大型でただでさえ重たいのに、ばらばらになる寸前の本があって、そーっとそーっと頑張って持ち上げていたら、筋トレしている気分になりました…いやー、タダで鍛えられて、おっ得~(涙)。
そういえば作業中、1700年代の小さな本で、裏に「500円」と書いてあったのを見つけて…ちょっと遠い目をしてしまいました。すごーく昔の500円かな…。価値が今と全然違うとか。それとも、正体不明の本だったから二束三文で売ってやれ!な人がいたのでしょうか…。
まあそんなことをほぼ終日やっていたので、薬品の匂いはしみつくわ、指は黄色くなるわ(古い革のため)、エタノールが指の細かい傷にしみこみまくりで泣けてくるほど痛いわで、なかなか大変でした。でもまあ…、大分進んだ!たぶん。
本当なら今日は「英語研修」がある日でしたが、先週に引き続きまたお休みになりました。講師お休みにつき。もしかして菜の花、避けられてる!?(講師に。)
夕方からは戦線離脱して、新着図書処理。本日支払処理分の図書が到着したため。まだ書類をつき合わせて、ラベルを印刷し、装備を始めたところです。明日は装備の続きと所蔵登録、それにカウンター当番。
コミュニケーション
- 2010/10/20 (Wed)
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358日目(通算1056日目)。うっかりしてた。
今日は何だか寒いな、頭痛がしてくるし何か体調悪くなってきて、変だな変だな、と思っていたら周りから「薄着だ」と指摘されました。えっ!そうだったのか。気付かなかった…。そんなわけで風邪の引き始めらしい、菜の花です…。うっかりというか、鈍いというか、全然周りが見えていないというか…。
本日のメイン業務は…ひたすら受入。頑張りました。ようやく今日までに届いている分、全部片付けたー!o(≧_≦)o 感無量。というほどでもないかもしれませんが、この開放感ときたら、素晴らしいものが…。いや、溜め込む方が悪いのですが。
受入が終わった記念(?)に、カビとり復活です。しばらく横にのけられていたこの業務、明日のメインになること間違いなし。他に何事も起こらなければ。
うちの図書室宛ての郵便物は、基本的には一旦大学の本部に届き、それがうちの学部の事務部に配分され、そこで総務の人の手によって「図書室用ポスト」に放り込まれます。「図書室用ポスト」は総務のあるフロアにあり、それはうちの図書室の隣の建物。というわけで、毎日隣の建物までてくてく歩いて行き(うちの事務室は東西方向に長い建物の一番東側にあり、総務のある建物は西側に建っているので、隣なのにちょっと遠い)、階段をとっとこ上がって、郵便物を取りに行くことになります。今日は、午前中にOさんが取りに行かれたようなのですが…、、、
「これってSさんの管轄ですか?」
と比較的薄い郵便物を、雑誌担当のSさんのところへ1つ持って来られて、「ああ、そうですね」とSさんが受け取ったあとに
「他の郵便物はまだありましたけど、午後からまた行くので置いてきました」
と仰ったのです。
「え?そんなに沢山あったんですか?」
驚くSさん。わざわざあそこまで郵便物を取りに行って、持って帰ってきたの、この薄い雑誌だけ?…菜の花も「ふえ!?」と思いました、ええ。
「いや、そんなには沢山残っていなかったんですけど」
じゃあ、どうして持ってこなかった!?わざわざ午後に回した!?
「不思議な行動をとられますね…」
思わず呟く菜の花。ああ、同意してくれる人がいた!と安堵するSさん。いや、でも、だって、不思議ですし。でも結局これ、Oさんは沢山の郵便物を持ってきて、持ちきれない分を少し置いてきただけ、ということが分かりました。そのうちの1つがSさん管轄の雑誌だったので、本人のもとまで届けただけ、と。いや、最初の話を聞いたとき、菜の花もSさんもそうは受け取りませんでしたよ!Oさんの中の了解事項と、周りの了解事項が違ったわけです。そういえばOさんが昨日、学生さんに出したメールも、ぱっと見でどういうことなのか恐らく学生さんには伝わらないのではないか、というものでした。Oさんの中では「自明の事実」になっていることが、表現されていないというか。Oさんには、独特の世界があったわけです。
そんなOさんの出した別のメールに、先生から返信がありました。一言「了解。」とだけ。3文字で終わり。…いやいやいや、ちょっと待って下さい、せんせい!そのメールには、Yes/Noでは答えられない質問事項が書かれていたはずなのですけれども!どうして返信が「了解」だけなのっ!?どうなっているんですかっ!?うーん、どうやらこの先生の中にも、独特の世界が広がっているようです。コミュニケーションって、難しいな…。
今日は何だか寒いな、頭痛がしてくるし何か体調悪くなってきて、変だな変だな、と思っていたら周りから「薄着だ」と指摘されました。えっ!そうだったのか。気付かなかった…。そんなわけで風邪の引き始めらしい、菜の花です…。うっかりというか、鈍いというか、全然周りが見えていないというか…。
本日のメイン業務は…ひたすら受入。頑張りました。ようやく今日までに届いている分、全部片付けたー!o(≧_≦)o 感無量。というほどでもないかもしれませんが、この開放感ときたら、素晴らしいものが…。いや、溜め込む方が悪いのですが。
受入が終わった記念(?)に、カビとり復活です。しばらく横にのけられていたこの業務、明日のメインになること間違いなし。他に何事も起こらなければ。
うちの図書室宛ての郵便物は、基本的には一旦大学の本部に届き、それがうちの学部の事務部に配分され、そこで総務の人の手によって「図書室用ポスト」に放り込まれます。「図書室用ポスト」は総務のあるフロアにあり、それはうちの図書室の隣の建物。というわけで、毎日隣の建物までてくてく歩いて行き(うちの事務室は東西方向に長い建物の一番東側にあり、総務のある建物は西側に建っているので、隣なのにちょっと遠い)、階段をとっとこ上がって、郵便物を取りに行くことになります。今日は、午前中にOさんが取りに行かれたようなのですが…、、、
「これってSさんの管轄ですか?」
と比較的薄い郵便物を、雑誌担当のSさんのところへ1つ持って来られて、「ああ、そうですね」とSさんが受け取ったあとに
「他の郵便物はまだありましたけど、午後からまた行くので置いてきました」
と仰ったのです。
「え?そんなに沢山あったんですか?」
驚くSさん。わざわざあそこまで郵便物を取りに行って、持って帰ってきたの、この薄い雑誌だけ?…菜の花も「ふえ!?」と思いました、ええ。
「いや、そんなには沢山残っていなかったんですけど」
じゃあ、どうして持ってこなかった!?わざわざ午後に回した!?
「不思議な行動をとられますね…」
思わず呟く菜の花。ああ、同意してくれる人がいた!と安堵するSさん。いや、でも、だって、不思議ですし。でも結局これ、Oさんは沢山の郵便物を持ってきて、持ちきれない分を少し置いてきただけ、ということが分かりました。そのうちの1つがSさん管轄の雑誌だったので、本人のもとまで届けただけ、と。いや、最初の話を聞いたとき、菜の花もSさんもそうは受け取りませんでしたよ!Oさんの中の了解事項と、周りの了解事項が違ったわけです。そういえばOさんが昨日、学生さんに出したメールも、ぱっと見でどういうことなのか恐らく学生さんには伝わらないのではないか、というものでした。Oさんの中では「自明の事実」になっていることが、表現されていないというか。Oさんには、独特の世界があったわけです。
そんなOさんの出した別のメールに、先生から返信がありました。一言「了解。」とだけ。3文字で終わり。…いやいやいや、ちょっと待って下さい、せんせい!そのメールには、Yes/Noでは答えられない質問事項が書かれていたはずなのですけれども!どうして返信が「了解」だけなのっ!?どうなっているんですかっ!?うーん、どうやらこの先生の中にも、独特の世界が広がっているようです。コミュニケーションって、難しいな…。
入りきらない、さくぶん
- 2010/10/19 (Tue)
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357日目(通算1055日目)。何か凄そう。
本日やった主なことといえば…、カウンター当番、新着資料受入、人事評価シート記入。これくらいでしょうか。その他、毎日のお仕事はありますが。掲示物作成とか。
人事評価シート記入は、結構手間取りました。最近は、どこの企業でもやっているかと思うのですけれども、うちの大学でも「人事評価」というのがありまして、自分で目標を立てて、自分でその達成状況を報告して、上司に評価してもらう、というような制度があります。各人が目的意識を持ち、業務に臨むのは良いことでしょう。でもまあ…目標と言われましてもー…。事務系のお仕事は、ルーチンワークの比重の高い部署も多いですからねえ…。なかなか厄介な代物です。
今年は半期ごとの実施だったため、4-9月期の評価をさっさと出せよ、ということで、今日ちまちまと書いていました。こういうとき、「困った、何を書こう?」という人も多いらしいのですが、前半期は何だかんだで書けることも多くて、菜の花としては記述欄を埋めることには何の苦労もありませんでした。…というかむしろ逆に、記述欄が小さすぎるという問題に直面しておりました、ええ。菜の花の半年の成果は、まだまだこんなものじゃないですぞ!的に…。ホントは単に、まとめるのが苦手なだけ、という噂。まさに菜の花らしさ発揮中(そんなところで発揮しなくてもいい)。とにかく、入りきらない。困ったぞ。と。ひたすらどう入れ込むかに頭を悩ませていました。結局、他の部分が全部10.5ptの文字サイズなのに、そこだけ8ptに落とし、かつ行間を固定値にして文字が見えるぎりぎりまで狭くして、セルの内部の配置を調整して、不要な欄を勝手に削除して、もちろん、文章も少しでも短くなるように推敲に推敲を重ね、ようやく全部入れきりました。よしよし。頑張ったぞ。さくぶんとその工作を。業務を頑張ったかどうかはともかく。何となくもう、満足です(…いやいやいや!いいのか、それで!)。
なんてことをしていたせいもあり、新着資料の受入の進み具合はあまり芳しくなく。明日はもう少し、スピードアップしていきたいところ。
本日やった主なことといえば…、カウンター当番、新着資料受入、人事評価シート記入。これくらいでしょうか。その他、毎日のお仕事はありますが。掲示物作成とか。
人事評価シート記入は、結構手間取りました。最近は、どこの企業でもやっているかと思うのですけれども、うちの大学でも「人事評価」というのがありまして、自分で目標を立てて、自分でその達成状況を報告して、上司に評価してもらう、というような制度があります。各人が目的意識を持ち、業務に臨むのは良いことでしょう。でもまあ…目標と言われましてもー…。事務系のお仕事は、ルーチンワークの比重の高い部署も多いですからねえ…。なかなか厄介な代物です。
今年は半期ごとの実施だったため、4-9月期の評価をさっさと出せよ、ということで、今日ちまちまと書いていました。こういうとき、「困った、何を書こう?」という人も多いらしいのですが、前半期は何だかんだで書けることも多くて、菜の花としては記述欄を埋めることには何の苦労もありませんでした。…というかむしろ逆に、記述欄が小さすぎるという問題に直面しておりました、ええ。菜の花の半年の成果は、まだまだこんなものじゃないですぞ!的に…。ホントは単に、まとめるのが苦手なだけ、という噂。まさに菜の花らしさ発揮中(そんなところで発揮しなくてもいい)。とにかく、入りきらない。困ったぞ。と。ひたすらどう入れ込むかに頭を悩ませていました。結局、他の部分が全部10.5ptの文字サイズなのに、そこだけ8ptに落とし、かつ行間を固定値にして文字が見えるぎりぎりまで狭くして、セルの内部の配置を調整して、不要な欄を勝手に削除して、もちろん、文章も少しでも短くなるように推敲に推敲を重ね、ようやく全部入れきりました。よしよし。頑張ったぞ。さくぶんとその工作を。業務を頑張ったかどうかはともかく。何となくもう、満足です(…いやいやいや!いいのか、それで!)。
なんてことをしていたせいもあり、新着資料の受入の進み具合はあまり芳しくなく。明日はもう少し、スピードアップしていきたいところ。
記録は確実に。
- 2010/10/18 (Mon)
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356日目(通算1054日目)。静かに頑張った。
本日は、先週からの続きの新着図書処理として、ひたすら目録で。朝からスタートして、夕方に完了し、新着案内しました。その後は送られてきた新着資料のパッケージを開封して積み上げ、受入作業をちょこちょこ。
他に何かあったっけ…。ああ、そういえばうちの貴重書を持ち出して展示をしたい、という問い合わせがあり、じゃあ、現物確認しましょう、と貴重書室に行ってみたら、何と本がない!…という事件はありました。びっくり仰天。え、何でないの?2セットあって、1セットは別のところに展示のために貸出中の筈。もしかして、2セットとも渡したのだっけ…。貸出者は本日、午前休をとられていたので、他に事情を知っていそうな方に内線。ちょっと判然とせず。午後に再び貸出者に連絡して、やはり向こうに置いてきたことを確認。記録があやふやでした。貴重書なのに。もっとしっかり管理する必要がありますね。思い出してみれば、2セットとも渡したのは他ならぬ、菜の花でした。そうだった、向こうで磨いてくれるということだったので、折角だから両方渡してしまったのでした。人間の記憶とは曖昧なもの。(というか、菜の花が忘れっぽいのか。)これがどうして記録として残っていないのかは、謎。おかしいな…。何でないの、記録。
あとは…、そういえばイベントでの配布資料の残りが、送り返されてきました。うわー、結構残ったなー、とそこはかとなく凹みましたが、計算してみると1日の配布数としては、まあ悪くないな、と思いました。何しろ、1日ですから。ずっと図書室内に置いてあったって、そう簡単にはなくならないのです。それを考えれば、1日でこんなにも配れちゃうなんて、凄い。うん、凄い。
明日は、カウンター当番。それから新着資料の受入をばりばりやっていかないと、大分溜まってきてしまっています。頑張りましょう。
本日は、先週からの続きの新着図書処理として、ひたすら目録で。朝からスタートして、夕方に完了し、新着案内しました。その後は送られてきた新着資料のパッケージを開封して積み上げ、受入作業をちょこちょこ。
他に何かあったっけ…。ああ、そういえばうちの貴重書を持ち出して展示をしたい、という問い合わせがあり、じゃあ、現物確認しましょう、と貴重書室に行ってみたら、何と本がない!…という事件はありました。びっくり仰天。え、何でないの?2セットあって、1セットは別のところに展示のために貸出中の筈。もしかして、2セットとも渡したのだっけ…。貸出者は本日、午前休をとられていたので、他に事情を知っていそうな方に内線。ちょっと判然とせず。午後に再び貸出者に連絡して、やはり向こうに置いてきたことを確認。記録があやふやでした。貴重書なのに。もっとしっかり管理する必要がありますね。思い出してみれば、2セットとも渡したのは他ならぬ、菜の花でした。そうだった、向こうで磨いてくれるということだったので、折角だから両方渡してしまったのでした。人間の記憶とは曖昧なもの。(というか、菜の花が忘れっぽいのか。)これがどうして記録として残っていないのかは、謎。おかしいな…。何でないの、記録。
あとは…、そういえばイベントでの配布資料の残りが、送り返されてきました。うわー、結構残ったなー、とそこはかとなく凹みましたが、計算してみると1日の配布数としては、まあ悪くないな、と思いました。何しろ、1日ですから。ずっと図書室内に置いてあったって、そう簡単にはなくならないのです。それを考えれば、1日でこんなにも配れちゃうなんて、凄い。うん、凄い。
明日は、カウンター当番。それから新着資料の受入をばりばりやっていかないと、大分溜まってきてしまっています。頑張りましょう。
見たり聞いたり。
- 2010/10/16 (Sat)
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355日目(通算1053日目)。珍しく土曜日出勤。
本日は学部の方の事務方手伝いで出勤です。集合時間は出勤時間+1時間だったので、のんびり出勤…ではなく、ちゃんと時間通りに図書室に出勤して、いつもの業務。掲示物作成とか、予約図書の確認とか、メールチェックとか。それから、昨日の続きで新着図書処理を。ラベルの印刷をして、ちまちま装備をしました。
言われた時間より15分早めに、集合場所へ。本日の菜の花は受付嬢です。デフォルトは無愛想な菜の花ですが、業務用スマイルで爽やかに頑張ってきました。ついでに、興味深い話をたっぷり聞いてきました。
午後からはうちの情報センターとして出店(?)しているブースへ出掛けていき、商品(と言っても無料配布ですが)の整理と、品出し。ついでに周りの様子伺い。戻ってくる途中で、お隣の図書室のF嬢と遭遇。何だかお隣の図書室で、普段は開放していない貴重資料室を公開しているだとかで、見に行ってきました。そこで、お隣の学部の教授と目が合ってしまい、そのままフル解説までして頂くことに。いやー…こんな資料があったなんて、全然知りませんでした。なるほど。とっても参考になりました。
その後、自分の図書室に戻って装備の続きをするつもりでしたが、別のところでやっている同じく貴重書などの展示会にF嬢が行くとのことで、ついでに行くことにしました。うちの図書室の貴重書も、特別展示に出しているので、状況を確認しがてらということで。行ってみると、会場には某有名名誉教授がいらっしゃいました。さっきはお隣の学部の現役教授のフル解説を受けましたが、今度はうちの学部の偉大なる名誉教授の解説付きという、超豪華企画となっていました。いやー…、先生ってとっても90歳を超えていらっしゃるとは思えませんよね…。矍鑠(かくしゃく)としているどころか、その辺の定年間際の先生よりもむしろ元気溌剌(はつらつ)、お肌のツヤツヤなのです。その先生が目を輝かせて専門分野の内容を解説して下さるのですから、恐ろしく贅沢な話。それに、菜の花の所属する学部の先生ですから、ありがたく拝聴して、今後のうちの図書室の資料解説の参考にさせて頂く気満々なのです。そうか…あの資料はこの先生が見つけてきて、買ってきた本だったのか、とか。びっくりびっくり。
その後、ちょっと頼んでF嬢と一緒に貴重書室を覗かせて頂いてきました。ちょっと久し振り。
最後はちゃんと図書室に戻ってきて、装備を完了。月曜日は所蔵登録からスタートの予定です。
本日は学部の方の事務方手伝いで出勤です。集合時間は出勤時間+1時間だったので、のんびり出勤…ではなく、ちゃんと時間通りに図書室に出勤して、いつもの業務。掲示物作成とか、予約図書の確認とか、メールチェックとか。それから、昨日の続きで新着図書処理を。ラベルの印刷をして、ちまちま装備をしました。
言われた時間より15分早めに、集合場所へ。本日の菜の花は受付嬢です。デフォルトは無愛想な菜の花ですが、業務用スマイルで爽やかに頑張ってきました。ついでに、興味深い話をたっぷり聞いてきました。
午後からはうちの情報センターとして出店(?)しているブースへ出掛けていき、商品(と言っても無料配布ですが)の整理と、品出し。ついでに周りの様子伺い。戻ってくる途中で、お隣の図書室のF嬢と遭遇。何だかお隣の図書室で、普段は開放していない貴重資料室を公開しているだとかで、見に行ってきました。そこで、お隣の学部の教授と目が合ってしまい、そのままフル解説までして頂くことに。いやー…こんな資料があったなんて、全然知りませんでした。なるほど。とっても参考になりました。
その後、自分の図書室に戻って装備の続きをするつもりでしたが、別のところでやっている同じく貴重書などの展示会にF嬢が行くとのことで、ついでに行くことにしました。うちの図書室の貴重書も、特別展示に出しているので、状況を確認しがてらということで。行ってみると、会場には某有名名誉教授がいらっしゃいました。さっきはお隣の学部の現役教授のフル解説を受けましたが、今度はうちの学部の偉大なる名誉教授の解説付きという、超豪華企画となっていました。いやー…、先生ってとっても90歳を超えていらっしゃるとは思えませんよね…。矍鑠(かくしゃく)としているどころか、その辺の定年間際の先生よりもむしろ元気溌剌(はつらつ)、お肌のツヤツヤなのです。その先生が目を輝かせて専門分野の内容を解説して下さるのですから、恐ろしく贅沢な話。それに、菜の花の所属する学部の先生ですから、ありがたく拝聴して、今後のうちの図書室の資料解説の参考にさせて頂く気満々なのです。そうか…あの資料はこの先生が見つけてきて、買ってきた本だったのか、とか。びっくりびっくり。
その後、ちょっと頼んでF嬢と一緒に貴重書室を覗かせて頂いてきました。ちょっと久し振り。
最後はちゃんと図書室に戻ってきて、装備を完了。月曜日は所蔵登録からスタートの予定です。
非常口に昇格した。
- 2010/10/15 (Fri)
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354日目(通算1052日目)。光らないけどね。
昨日、判明した衝撃的な事実…、非常口として使うことになった外へと続く扉に、お金がないために非常口マークが買えません、というのを何とかするべく早速、計画を実行に移しました。すなわち、非常口に「非常口マーク」を紙で印刷して、貼り付ける!正確に言えば、非常口の上の壁に貼ったわけですが。横幅はA3用紙でぴったりサイズでした。うーん、全然、違和感なし。遠めに見ると、ごく普通の非常口マークです。そういえば、前の部署にいたときも「お金がもったいないので…」と、プラスチック看板の修正を、紙に印刷して作ったっけ。意外に、紙で印刷はパワフルです。色さえ間違えていなければ。ちょっとでも色が違うと、「あれ?」という違和感を覚えてしまい、それでじーっと見られてしまうと「紙じゃないか!」と気付かれてしまいますから。とりあえず、今回の非常口看板は、サイズも色もばっちりのようで、印刷して貼りつけた当の本人である菜の花すら「ホントに単なる紙の印刷?」と感じるくらい、ごくごく自然です。まあ…残念ながら光らないのですけれども。暗くなると見えないですね…。停電して、室内灯が消えたら、もう分からないかも。一応、摺りガラスつきの扉なので、外が明るければ、扉の位置は分かるでしょう。
この摺りガラスが曲者で、めちゃくちゃ眩しいのです、昼間。特に朝方(西向きのはずなのに)。カウンターから何十メートルと離れているのですが、真正面に当たるため、カウンターに座っていると、眩しくて正面が向けません。何ということ。これまでは非常口ではなかったため、扉自体を隠していたので、明るさに気付きませんでしたが、非常口に昇格した以上、隠しておくことは出来ません。でも、こんなに日が差すと、本にもよくないし…。仕方ないので、ぴったりサイズのポスターを摺りガラスに貼ることにしました。うん、ばっちり。白を基調にした綺麗めのポスターなので、摺りガラスの上に貼っても明るさはそこそこ確保できました。何か朝から満足。
…すっかり満足しましたが、もちろん今日の仕事がこれで終わるわけでもなく。折角満足したのに(苦笑)。色々と掲示物を作成し、厚紙で裏貼りなどもして、強度を上げる工作をしました。よしよし。それを持って、午後からは会場設営に。ちょっとイベントに混ぜてもらって、うちの資料センターの広報を兼ねて一緒に参加させて頂くため。何しろ、広報ですからねー。派手にいきます。目立ってなんぼです。「何アレ?」と振り向いてもらわなければ、意味がありません。ちょっと悪趣味では…と思うくらいに、飾り立てます。さあ、どんどんくっつけるよー?
ということを強風の中、やってきました。何だかすっかり疲れました。疲れましたけど、戻ってきたら菜の花の席の後ろに、どどーんとまた新着図書が届いていました。午前中にこつこつ新着資料受入をやりかけていましたけれども、そちらは中断です。支払済のこれらの図書の装備と目録が先。ふぅ…仕事って、やってもやってもなくならないですねー…。まあ、暇を持て余す…という状況だと、そちらの方が問題な気もしますけれども。
というわけで、明日は…、学部の方で召集がかかっているのでそちらのお手伝いをしつつ、自分のセンターの広報活動をしつつ、新着図書の装備と目録を進めていく所存。
昨日、判明した衝撃的な事実…、非常口として使うことになった外へと続く扉に、お金がないために非常口マークが買えません、というのを何とかするべく早速、計画を実行に移しました。すなわち、非常口に「非常口マーク」を紙で印刷して、貼り付ける!正確に言えば、非常口の上の壁に貼ったわけですが。横幅はA3用紙でぴったりサイズでした。うーん、全然、違和感なし。遠めに見ると、ごく普通の非常口マークです。そういえば、前の部署にいたときも「お金がもったいないので…」と、プラスチック看板の修正を、紙に印刷して作ったっけ。意外に、紙で印刷はパワフルです。色さえ間違えていなければ。ちょっとでも色が違うと、「あれ?」という違和感を覚えてしまい、それでじーっと見られてしまうと「紙じゃないか!」と気付かれてしまいますから。とりあえず、今回の非常口看板は、サイズも色もばっちりのようで、印刷して貼りつけた当の本人である菜の花すら「ホントに単なる紙の印刷?」と感じるくらい、ごくごく自然です。まあ…残念ながら光らないのですけれども。暗くなると見えないですね…。停電して、室内灯が消えたら、もう分からないかも。一応、摺りガラスつきの扉なので、外が明るければ、扉の位置は分かるでしょう。
この摺りガラスが曲者で、めちゃくちゃ眩しいのです、昼間。特に朝方(西向きのはずなのに)。カウンターから何十メートルと離れているのですが、真正面に当たるため、カウンターに座っていると、眩しくて正面が向けません。何ということ。これまでは非常口ではなかったため、扉自体を隠していたので、明るさに気付きませんでしたが、非常口に昇格した以上、隠しておくことは出来ません。でも、こんなに日が差すと、本にもよくないし…。仕方ないので、ぴったりサイズのポスターを摺りガラスに貼ることにしました。うん、ばっちり。白を基調にした綺麗めのポスターなので、摺りガラスの上に貼っても明るさはそこそこ確保できました。何か朝から満足。
…すっかり満足しましたが、もちろん今日の仕事がこれで終わるわけでもなく。折角満足したのに(苦笑)。色々と掲示物を作成し、厚紙で裏貼りなどもして、強度を上げる工作をしました。よしよし。それを持って、午後からは会場設営に。ちょっとイベントに混ぜてもらって、うちの資料センターの広報を兼ねて一緒に参加させて頂くため。何しろ、広報ですからねー。派手にいきます。目立ってなんぼです。「何アレ?」と振り向いてもらわなければ、意味がありません。ちょっと悪趣味では…と思うくらいに、飾り立てます。さあ、どんどんくっつけるよー?
ということを強風の中、やってきました。何だかすっかり疲れました。疲れましたけど、戻ってきたら菜の花の席の後ろに、どどーんとまた新着図書が届いていました。午前中にこつこつ新着資料受入をやりかけていましたけれども、そちらは中断です。支払済のこれらの図書の装備と目録が先。ふぅ…仕事って、やってもやってもなくならないですねー…。まあ、暇を持て余す…という状況だと、そちらの方が問題な気もしますけれども。
というわけで、明日は…、学部の方で召集がかかっているのでそちらのお手伝いをしつつ、自分のセンターの広報活動をしつつ、新着図書の装備と目録を進めていく所存。
プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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