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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「4-6年目(某文系図書室編)」の記事一覧

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3つの進言

299日目(通算996日目)。精神的負荷はそこそこ高い日。

本日は、1ヵ月ぶりくらいに利用者用端末のメンテナンスから。開室前に終わらせてしまうぞ!という勢いで全台同時にチャレンジした結果、いつもより30分くらい早く終わった気がします。残念ながら、すべてを開室前に終わらせてしまうのは到底無理でしたが。でも開室時には2台は終わってた!ちゃんと選択肢は用意してた!


それからいつものようにニュースチェックと、メモ付与、掲示。メモ書きのために、一生懸命、調べました。菜の花、政治経済にはめちゃくちゃ暗いので、ニュースを見ても知らないことがとてつもなく多いです。にしても、こういうのって調べてみると結構、同時多発テロが契機のものが多すぎー。確かにその方が通りがいいのでしょうけれども。


そして今日のメイン業務です。新着図書処理。先週の続き。午前中に装備完了。午後からは先生購入本に関して所蔵登録を。今回は書誌のないもの、しかも中国語資料が多いので、書誌がないものに関しては後回しに。ただし、洋書のうち英語の書誌なしに関しては、USMARCの流用がいけたので、これは流れの中で一緒に作成して、所蔵登録してしまいました。中国語資料の場合は、うまく流用できる参考書誌が少ないので。殆どの場合がまっさらからの作成になります。ここまでの作業分を、先生方に新着通知、購入者名を挟んで、新着棚に配架。明日はこの続きで、先生購入本の書誌をちまちま作っていきます。


本日は色々とかかりちょうに改善要求しました。いつも思いつき。

1つめは、図書室前の掲示板の件。この掲示板、一応うちの管轄なのですが最近、バイト募集など学内のものとは思えない(しかも中国語で書かれた)掲示物が勝手に貼られて、本来広報したいものが隠れてしまう、という被害が多いらしいです。菜の花はあまり掲示板をじろじろと見ないものであまり把握していなかったのですが…。でも図書室の皆様が口々に文句を仰るので、そんなに困っているなら学内の他のきちんと管理しているところに倣ったらどうでしょう、と提案。菜の花から見ると若干この件、微妙なのです。「勝手に貼られる」とは言うものの、そもそも現状では「この掲示板の管理はうちの図書室ですよ」と明示されていないので、まずはこれを明記してはいかが、と。きっと貼る側だって、そんなに悪気はないと思うのです。菜の花だって大学院生の頃、学術系イベントのポスターを廊下とか階段に貼ったら「それは事務室の管理下だ」と言われました。ひどく地理的には離れた場所で、しかも掲示板のどこにもそんなことが書いていないので、言われなければ分からないことでした。で、「ここに貼りたい人は図書室に申し出てね」と書いておいて、実際に持ってきたら、左端にでもうちの印を捺しておいて、それがないものははがしちゃえばOK、と。

…と提案した後、2つめの提案を施設関係の部署に確認に行きました。それは、うちの建物の施錠時間に関するもの。現在、19時を過ぎると自動扉の電源が切られ、オートロックの扉からの出入りのみになっています。この扉は、うちの学部の人なら学生証や教職員証を通せばロックが解除されるようになっているのですが、他学部の人は入れません。でも、ちょっと待ったー!うちの図書室、他学部や学外の方にも使って頂いているのですけれども、20時まで開室しているのですが!どおりで19時過ぎの学部外者の来室がないはずだよ!と。せめて開室時間中は誰でも入れるようにしておいて下さい、と。そんな無茶な要求ではないかと思います。ちゃんと予算使って、20時まで開室しているのですからね。で、話してみたら、「そもそも19時と決めた部署が分からない」とのことで、教授会だか何だかに諮ってみないといけないかも、と言われ、うちのかかりちょう名で要望書を研究科長宛てに書いて下さい、と。えええ。そんなおおごとに。まあ、いいですけど。じゃあ、書いて頂きます。

というわけで、早速図書室に戻って「かっかりちょう~」。と思ったら、何か作っていらっしゃる。あ、掲示板に貼る、掲示物ですね。思ったよりでっかい…。菜の花の想定では、小さく隅っこに「この掲示板に掲示物を貼りたい方は、図書室にご相談ください」と1行で貼ればOKと思っていたのですが、かかりちょうはA4紙1枚に「無断で貼ったら剥がすよ」な脅し文句つき(しかも蛍光ペンで下線まで)で4枚も作ってました。四隅に貼るって…ちょっと、さすがに目立ちすぎでは…(- -;)。それにこういうときって、なるべく性善説っぽい用語を選ぶ方が、良いのではないかと菜の花は思うのですが。あとは行間読んで、みたいな。でも無断で貼られているのが中国語などの掲示物が多いので、日本語の行間は読んでくれないでしょうか…。菜の花だって、英文掲示の行間読め、と言われても困ります。

とにかく、掲示物の件はもうかかりちょうにお任せしているので、深くは突っ込まず(でも一応、菜の花の好みは伝えておいた)、今度は自動扉の件を進言。あやうく菜の花が要望書を書くことになりそうでしたが、そこはそれ、施設の人が「かかりちょう名で」って仰ってましたから~と切り抜けました。ふぅ、あぶないあぶない(え?)。

で、最後にもうひとつ進言。今度は、最近気になっている、女子トイレのエマージェンシーボタンについて。あれの責任者や職務の系統が明示されていない、とかマニュアルがない、とか、夜間対応についての取り決めがない、などなどの問題点を指摘。元々あれは、図書室の仕事ではなく、地理的なものからうちが実働を担当しているだけで、本来の責任者は別にいるはず。その辺りの「本当の管轄者」をはっきりさせて欲しい、というわけです。最悪、任せた本人が忘れている(引継ぎがなされていない)可能性も大変高い状況。問題点が満載なのに(人がいない時間帯の対処が検討されていない、非常の際の連絡先や情報を集約させる部署が周知されていないなど)、誰も対策をとっていないように見える辺りが、とても「忘れられた存在」感を高めています。「警報が鳴ったら、連絡するように」という職務を引き受けただけで、それ以外には一切関知しない、というのがうちの図書室に最初に与えられた使命だったはずで、それはそれで構わないのですけれども、現状のまま放置し続ければ、元々職務を依頼した側に忘れられていく一方。これ以上、「うちが元々頼まれた職務じゃないから」と放置していていいはずがない、というのが菜の花の主張。いや、職務は職務でOKですけど、責任の所在や、本当に依頼した側もされた側もその職務で合意しているのかの確認がいりますよ、と。他のかかりいんのみなさまの同意は得られましたが、かかりちょうにはあまり理解して頂けず。菜の花の説明の仕方が悪いのでしょうか…それともその主張が間違っているのか(それなら反論されたし)…または、一気に要望事項を伝えすぎて飽和状態か…?


そうそう、先月の出張先で会った方から、メールで情報を頂きました。うーん、と規約と首っ丈で悩み中です。規約改正にもっていきたい、でもそれは本当に適切な対応なのか…、、、どこにどういう形で提案していくのか、最初のアプローチの文面は…。結局、今日中に対処できず。明日…かな。あんまり「明日」の仕事を増やしたくはないのですけれどもね。明日こそは楽したい、明日こそは…と毎日願いながら日々のお仕事を繰り越さないように頑張って片付けている(つもりの)菜の花です。




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穴あき天板が新品に。

298日目(通算995日目)。久々~。

2日間、事務系の研修に出掛けていたので、終日図書館業務が出来るのは久々な気がしてしまいました。普通に週末休んだのと同じ長さですけれども。


本日は、朝から業者さんがいらっしゃいました。先週書いていた「虫が出た」の対処のため。あの虫、半年前に買った利用者用閲覧席の天板を食い破ってくれたのですけれども、どんどん天板が穴だらけになりまして…、消毒に来て頂いたものの穴は当然減らず、結局天板そのものを取り替えていただくことになったのです。で、本日が工事日。この席は、4連になっていて全部が繋がっているので、天板は結構な大きさがあります。数メートルですね。数人の職人さんで運んでいらっしゃって、がんがん、がしがしと交換していただきました。1時間半か…2時間くらいかかったでしょうか。とりあえず、新品天板に。もちろん、穴はありません!よかった。一緒に買った他の机も、念のためいずれ、天板を交換していただけるそうです。お手数をおかけしますが、どうぞ宜しくお願いいたします。

ちなみにあの虫は、元々木材の中に卵のときに入っていて、それが孵化して幼虫になって、成虫になって、食い破って出てきている…らしいです。木材の中ってそんなに食べるものがあるのでしょうか…。しかも出てきたもの同士が交配して、また卵が出来て、増えるらしいです。放っておくと、虫が増えてどんどん食われて、木製の床が陥没した、という例もあるとか。うーん、机の天板は丈夫そうなので、そんなことにはならないとは思いますが…、、、でも虫がいきなりこんにちは、だと、利用者さんがびっくりしちゃいますものね。これも重要な図書室の環境維持です。


今日は、お隣の図書室のYさんと、来週のデータベース講習会の話と、アンケートをとること、それに今後のうちの学部独自の利用者講習会について、少し話をしました。すっかり忘れていましたが、菜の花、前の部署にいるときから、その学部でのニーズを探るために、普段使っているデータベースの調査をするのが夢だったのですよねー。よくよく考えたらそれ、今こそ実行に移すべきときではないか!?と気付きました。7月は何かと落ち着いてくる時季ですし、絶好のチャンス。この件、ちょっと考えてみます。やっぱりサービスの基本は、ニーズ調査からですよね。


その他業務は、カウンター当番。それから新着資料の受入。こちらはちまちまちまちまやった結果、何とか本日到着分まですべて完了。滞貨なしって何て良い響きなんでしょう!それから、昨日支払処理がされた新着図書が到着。ので、1冊ずつ書類とつき合わせてチェックして、それから装備に取り掛かっています。今回は、中国語資料で書誌がないものが多そうなので、来週は気合いを入れていかないといけません。と、気を引き締めて、今週の業務は終わり。お疲れさまでしたー。




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研修2日目―心に思い描く理想形が重要

今日も研修日。図書館関連業務は、少しだけ。というわけで、本日もノーカウント・デイ。

本日はロジカルシンキングがテーマだった、らしいですが、どの辺がロジカルシンキングなのか、まったく分からないまま一日終了。何をしていたのでしょうか…。普通に当たり障りない時間。ある意味、無駄時間かもしれません。まあ、リフレッシュタイムということにしておきましょう。以前の部署にいるときにこの研修を受けていたら、きっと菜の花、ぶち切れですね。時間返せー!!!って。でも今の部署だと、そこそこ余裕なので。菜の花の心も広くなります。ええ。お仕事で大切なのは、このゆとりですねー。

…ということをあらためて実感した日。

そうそう、本日の研修で「そうだなー!」と思った内容がひとつありました。

それは、常に確固とした理想を心に思い描いている必要がある、ということ。「問題」というのは、「あるべき姿」と「現状」のギャップのこと、自分の中にある理想形がなければ、問題として認識し得ない、ということ。

例えば、窓口で何かを問い合わされたとき、「分かりません」と投げ出し、利用者さんを追い返してしまうような場面。「あ、帰っちゃったー」で終わっても、利用者がいない=仕事は終わり、という発想だったら、ここに「問題」はありません。でも菜の花は、もしも猶予してもらえるならば「調べるための更に詳しい情報と、時間を下さい」と利用者さんを引き止めてでも食い下がりたいと思います。問い合わせに対して、代替のツールの提示でも何でも、とにかく何かしらの情報を利用者さんに渡したい、というのが菜の花の心に描かれている、窓口業務(というかレファレンスカウンター)の理想形だからです。そのため、「分かりません」は菜の花の中では「問題」として認識されるのです。

というわけで、「問題とは」というのは、言われてみれば確かにそういうものかも、と。

それで、何かの問題を見つけたときには、一瞬立ち止まって考えてみなければならない、と気付きました。もしかしたら、そこでギャップを感じている「理想形」は、菜の花の独りよがりのものである可能性もあるからです。それは菜の花の理想であって、万人の理想ではないのかもしれない、そういう状況もありえるのだな、と。問題を論理的に考える上では実はこれも、重要な事柄かもしれないと思いました。ただ、この研修での「論理的説明」というのはまったく意味が分かりませんでしたが…。

なかなか素敵な「気付き」でした。


それにしても、研修で周りを見回していて思ったのは…うちの大学、大丈夫ですかね…ってこと。ひとりひとりの能力は恐らく高いと思うのですけれども、職場風土と組織・制度的に見ると、ありえないくらい駄目そうです。更にその駄目そうな感じに気付いていないあたりが、目も当てられないと申しますか。それで、恥ずかしいとか、何とかしなくちゃ、ということにならないのかー、むしろ凄いな!と。結局、日々のルーチンワークに忙殺されると、こうなっていくのだな、というのがよく分かります。まあ他人事だから菜の花もいえるだけで、菜の花自身の置かれた立場だって、きっと外から見れば同じようなものなのではないかと推測。立ちはだかる問題から目を逸らしている、というか。うーん、客観視って難しいです。もっともっと情報収集して、新たな視点を取り込んでいきたいもの。




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5年目研修・1日目

今日は研修日。図書館関連業務は、ほぼやっていません。というわけで、ノーカウント・デイ。

大学の中堅職員研修1日目で、「中堅職員に求められる能力とは」とか「OJT (On the Job Training)」とか「後輩指導、叱り方・褒め方」とか「信頼とは」とか「タイムマネジメント」とか。まあ、ありそうな感じ&今までにも受けたことあるぞ、な研修内容。

基本的には、「どこかで講義を受けたことがある」または「本で読んだことがある」、中には「それはすでにやっている」ということも。あんまり目新しい情報はありませんでした。んー、「緊急ではないけど重要なこと」によって、仕事の充実度は上がる、というのは「あ、なるほど!」だったかも。

ああ、凄く、「やっぱり自分のこんなところが駄目!」と実感した点として、文章が長くなることと、図示が下手、ということですねー。グループ課題をやったときに、意見をとりまとめてみて思いました。プレゼンテーションはそんなに苦手な方ではない、と思っていましたが、やはり推敲無しでの出たとこ勝負…いやいや、スピード勝負なプレゼンは、苦手みたいです。周到な準備期間なしでは、人並みにやるのは無理か…。知ってはいましたけれども。それは、菜の花の能力の限界です。多分、人より頭の回転が遅いのです。その辺りは諦めてます。だから通常の業務では、限界をカバーするために推敲・熟考期間を十分にとって何とかしているつもりです。何とかなっていなかったら…すみません、なのですけど。菜の花の普段の働き自体は悪くはないという自己評価ですが、さて?


明日もこの研修は続きます。今度は論理的思考とか、そういうテーマだったような。どんなものかは、まだ分かりません。




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ミニ工作第3弾

297日目(通算994日目)。小さな一歩がたのしい。

うちの図書室では、先生に対して無期限の長期貸出をしているのですけれども(無期限なのに長期とはこれいかに)、所蔵検索したときにこれが通常の「貸出中」とはまた違う「状態」として表示されます。が、この表示が分かり辛いらしく、うっかり図書室内を探し回ってしまう人が続出してしまっていました。この資料、カウンターで申し込めば、貸出している先生に連絡を取り、可能ならば一時返却して頂いて通常の貸出も出来るので、どうしても見つからないときにカウンターに訊いてくれるガッツのある人の場合は説明もできて何とかなるのですけれども、そのまま諦めてしまう人も恐らくいるのではないかと考えられ、その場合は手の打ちようがないということに。問題意識は持っていたのですが、どうしたものか、と困り果てていました。

で、今日は思いついて、所蔵検索用端末に掲示をすることにしました。でも大きな掲示だと邪魔だし、読んでもらえないかもしれないので、5cm四方くらいの小さな吹き出し型の掲示を作成しました。で、これに厚紙で補強をして、所蔵検索用端末のディスプレイの右端に、ちょっとだけ画面の中に吹き出しの端っこがあって、あとは外枠および更に外側の空間に突き出すような形で、両面テープおよび、裏からセロテープで固定してみました。少しは注意喚起できるでしょうか…。わくわくどきどき。

考えてみると、今日はこのミニ工作をしましたけれど、昨日はペットボトルでカバー製作、その前の日は掲示板を創意工夫の工作で派手派手しく飾り立てる…、という、連続しての工作気分ですね。きっとそういうターンなんだ!人間には、バイオリズムというものがあるものです。うん。


本日の業務はー…、新着資料受入。こつこつ。リテラシ関係のシステムマニュアル作成。思ったより構成しにくくて、しばらく悩んでからその部分を2部構成にすることに決め、形を整えてから、数ページの追加。前半部分は出来たのですが、後半部分は更に説明が書きにくくて、ちょっと迷った状態で本日のところは終了。続きは後日。

それから、明日の研修の下準備、というか事前課題。課題だってー。学生みたいです。まあ、研修なので学生みたいなもの。この前書いていた、「貯金残高が~」とか「明るいところで~」だと、何だこいつは、と思われますので、書き直しました。今度はかなりマジメです。どうしよう、菜の花がまともなことを書いている!…そんなことをしたら、菜の花としてのアイデンティティが、失われてしまう気がします、どきどき。その辺にごろごろはいない、変わり者でい続けたい菜の花なのです。でもまあ、仕事ですからー。研修でマジメっぽいふりをするのも、またお仕事。本心はともかく。にこやかな笑顔の下には…うわあ、おんなのひとって怖いです(>_<)。





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ペットボトルでカバー

296日目(通算993日目)。とっても未来を予想。

某調査で「完了済、完了年=2100年」と回答した菜の花です。完了済みって…、今、西暦何年!!


今日もまた、エマージェンシーで呼び出されました。例の、女子トイレに設置されている「緊急ボタン」が作動したのです。うむ、また隣の建物か!頑張って、走る、走る、走る…。万が一、誰かが倒れていたら大変です。

で、ついてみたら、個室に1人入っていて、もう1人は洗面台の前にいて中の人に中国語(?)で声をかけています。と言っても、まったく切迫感はなく、笑い声が響いている、という何だかよく分からない状況。わらわら集まってきた職員で個室のドアを叩いて、大丈夫ですかー、と声をかけました。うーん、でも全然通じてない。中の人も外の人も答えるつもりがなさそう。と思ったら、扉が開いて、何でもありません、というようなジェスチャーをされました。こうなってはもう、また間違えてボタンを押したのだろう、と思うくらいしかありません。あーあ、と引き返していったところ、また警報が鳴り出しました。同じ方向!走る菜の花。で、ちょうどトイレから出てきて、そのまま建物を出て行こうとしているさっきの2人。タイミングからして、またあの2人が押したと思うのが自然ですが…、ちらっと視線をやってみると、謝るようなジェスチャーをして去っていきました。む…。念のため、トイレの中を確認しましたが、もぬけの殻。やはり、また押したのですか…。

多分2回目は、「何が鳴ったのかなー」と好奇心で押したのでしょうけれど、ちゃんとEmergencyと書いてあるのですから、気軽に押さないでほしいもの。そのたびにこっちは、暑いさなかに隣の建物から全力疾走ですよ!

とりあえず、最近また、このエマージェンシーボタンの誤作動率が高いです。何となく「何だろ?」で押してしまったり、荷物が当たって押されてしまったりしているようです。あまりにも押しやすすぎるのが問題な気がします。実際に、比較的「荷物が…」というパターンが少ないのは、うちの建物のトイレ。ここは最も利用率が高く、以前は誤作動率もダントツだったようですが、「カバー」を作成してから、激減しているのです。というわけで、両隣の建物もその作戦で行こう!ということに。

まずは1Lくらいの空の、底面が四角いペットボトルを用意します。これを寝かせて、横方向に真っ二つにカッターで切ります。次に上下(ふたに向けて細くなる部分と底)を同じくカッターで切り落とします。これでロの字型になった2つの胴体部分ができます。更にそれを、縦方向に半分に切ります。今度はコの字型が4つ出来ます。コの字の両端にガムテープをつけて、壁にある「エマージェンシーボタン」を空間が出来るように覆います。これでガード完成。ちゃんと透明なのでボタンも見えますし、とてもかたい素材というわけではないので上から力をこめれば押すことも出来ます。コの字型ですが、上下は開いているので、そこから指を差し入れて押すことも可能。でも、ちょっとかばんが当たったくらいでは押されませんし、洗浄ボタン?と気軽に押すには若干の物々しさがあって、一瞬躊躇して周りを探す気になるという効果が。こんなお手軽工作でも、なかなかのものなのです、たぶん。

これで、少しはお呼び出しが減るかなーと期待中。


本日のメインのお仕事は、先週の続きで、先週支払分の新着図書処理。装備まで終わっていたので、所蔵登録をして、書誌作成もして、新着通知を作成して送信、配架…と、全工程終了。おおお、少なかったとはいえ、順調~。

それ以外には、上述の2100年問題に答えてみたり(いや、別に2100年は菜の花オリジナルのミスなわけですが)、ペットボトル工作をしてみたり…、あとは新着資料の受入ですね。そちらはあまり進まず。もう少し、ばりばり受入が必要です。明日のメインはその辺りでしょうか。




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模様替え

295日目(通算992日目)。派手派手しくー。

図書室の入口のところにある、大きな掲示板&資料配布台のレイアウト変更をしました。力いっぱい。A1くらいの大きなポスターと、A2よりも大きそうな地図をひとつはずして、そこに開くとA2くらいのサイズのハンドアウト資料を表、裏で貼って、その上に折りたたまれた状態のその資料を斜めに貼って、更に手書きポップ作成。ご自由にお取り下さい資料ですから。配布台の上にあった配布物も配置変更。メンツも変更。見た目が変わるのは大事。こちらにも2種類に手書きポップ作成。沢山作りすぎると、今度は何が何だか分からなくなってしまうので、ここは2つに厳選。更に、配布資料のうちのお勧め!資料2種類について、薄いものはそのまま掲示板に貼り付け、紹介文を横に。少し厚みのあるものは、貼るのが難しいので表紙コピーだけを貼って、やっぱり紹介文。その横に、配って欲しいと言われていた、Webサイトの紹介を1枚あたりがA6サイズになるように印刷して(つまりA4紙に4アップ)はさみで切り、取り出せるように不要封筒を切って入れ物を作り、A5サイズポスターと一緒に、ぺたっ。もうひとつ、懸案事項だった、毎週送られてくるメールニュースの掲示もこの際だからやってしまうことに。メールニュースそのままは掲示できないので、イラスト素材と組み合わせて、季節っぽくアレンジしてA4紙1枚にまとめたものを作って、掲示。できたできたー。

で、「わーい、模様替えしました~」と図書室のほかの人を呼びに行ってみたところ、「折角だからこれの場所も変えよう!」と飾りの位置を変えてくれまして…、ええ、最終的にはどこの小学校のお楽しみ会?みたいな風情に。いや、これはさすがに無しでは!、今までと違いすぎます!と主張してみましたが、「担当者がかわってるからいいのよ」。ええと、その「かわった」は「替わった」ですか、それとも「変わった」ですか…?気弱な菜の花は、突っ込んで訊けませんでした。。。まあ、とにかく気分はずいぶん変わりました。今日はもう、満足。


と、それだけで終わるわけには勿論、いきませんですよ。日本図書館協会?からきていた、目録に関するアンケートに散々悩みながら、あちこちに訊きながら回答したり。あ、でもまだその回答を送ったりはしていません。それは、これからー。

あと、大きめの仕事は、昨日の支払処理分の新着図書が届きました。ので、それの確認とラベル印刷、あと装備。菜の花、ちょっと私用で週末が忙しいため、出来れば次の月曜日におやすみをとりたいのはやまやまだったのですが…この新着図書の処理のために、月曜日は頑張って出勤します。ううう、休みたいですねー…。お部屋が大変なことになってます。。。



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2010年、折り返し

294日目(通算991日目)。放電ちゅう。

もちろん、黄色い電気ねずみではなく。

本日から、2010年も折り返しになりましたね。早いものです。本日から、うちの図書室では購読新聞が変更になったり(なのに、前の新聞も届いていた。サービス?)と、こっそりわずかにりにゅーある、なのです。


今日は何だか、「これをした!」と堂々と言えるほどの働きをしていない気がします、菜の花。いつものようにニュースチェックして、印刷、メモ書き、掲示。カウンター当番なので開室準備とか、当番とか。そこそこ来客は多い方。Web上でのニュース記事として、日本語記事を書いてから、ちょー怪しげな英文作成。図書館報に書いた原稿の初校が来たので確認して、差し替え用の写真をメールで送信して、リテラシ関係の確認をして、来月と再来月の開室状況の確認と開室カレンダーの作成をしてWebに放り込み、印刷して掲示して、新着資料の受入をして、雑誌の欠号請求して…、んー、まあ、それくらい。数はそこそこありそうですが、ひとつひとつの作業時間はそんなに長いものでもなく、もっと圧縮できたはず。一体、何に放電していたのか自分でも謎です。働け、菜の花。

実際のところは、「あれをやらないと、これをやらないと」で若干、菜の花の内部で混乱をきたして、その優先順位づけで右往左往していた、というのが正確なところかと思われます。こういうときは、計画が重要。自分のやるべきことの優先順位と道筋を、素早く、しかし的確に判断できる能力というものが、優秀な社会人として求められる資質かと思われます。うむ、まだまだ遠いな、その道は。もっと研鑽が必要。




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久し振りだと、取り戻すのが大変

293日目(通算990日目)。あっぷろ~ど。

昨日、うっかり夜間開館の人に一声かけるのを忘れてしまった件があったのですけれど、それについて2人いるうちの1人(昨年度から勤務)は了解していたのに、運悪くもう1人(今年度から勤務)だけがカウンターにいるときに利用者さんがいらしてしまい、「知りません」で利用者さんを追い返してしまったらしく、その利用者さんからメールがきました。ななな…。もちろん、通常と若干違うことがあるときは、スタート時にあらかじめ注意喚起すべきで、それをするのを忘れた菜の花が悪いのですが…、でも分からないことがあるときには、もう片方にも確認していただきたいのですが…!特に、勤務歴が短い方は、まだすべての業務を経験していないわけで…。そこそこショック。利用者さんにも、ご不便をおかけいたしまして、申し訳ございませんでしたm(_ _)m。


本日は先週支払分の新着図書について、すべて目録完了。あー、終わった~。何とかできたー。というわけで、次の業務は…と、、、新着資料の受入と、某システムのマニュアル作成ー。えー、、、本当は、昨年度で完了していたはずのマニュアル作成は、4月にずれこむどころかその後の展示会準備などで後回しにされ、そしてついに6月末日まで放置されるという憂き目に…。いや、気にはなっていたのです、すみませんすみません…って、何だか今日は、謝ってばかり。そして誰に対して謝っているのでしょう…。んんん…せんせい?

というわけで、超久し振りにそのマニュアルを読みました。というか、どこまでやったのかとか、どんなシステムだったのか、とか、とにかく忘れまくっていまして、頭を切り替えてそちらに持っていくだけで本日は終わりました。

…あれ、何か足りないな。あああ、そうでした、目録のあと、受入とマニュアル作成の間にもうひとつ、やったのでした。ファイルの準備とアップロード。って、冒頭に書いたのに忘れている辺りがもう…。この前の出張に関連して。ファイルが大きすぎてそのままではまずかったので分割する必要があったのと(10分割した)、他の人の環境でも読めるファイルとするために若干の変更が必要だったので、何だかんだでファイル準備に時間がかかってしまいました。が、何とか終わり。他にも「あ、あれやりたい」「これやりたい」が湧き上がってきましたが、そこは抑えて。掲示板に貼るものを色々工夫したり、改訂したりしたいのですよね。でも中規模な変更でも、何だかんだで集中して作業できる時間が必要なので、ちょっと今は無理、かな。とりあえず、マニュアル作成が終わって、リテラシ関係の作業も終わって、ドイツ語資料をやっつけて、資料の遡及入力状況を確認して、完了させたら、、、って、遠いなー!!まだまだ先ですねえ…。とにかく、順次、やっつけていくしか…。


あとは、そういえば今日も、トイレの警報が鳴ってました。うちの建物と、両隣の建物の計3棟分の女子トイレで、トイレ内に設置されているエマージェンシー・ボタンを押すと、何故かうちの図書室で警報が鳴り響きます。ホント、何故なんだ…。で、図書室の人が、現場まで全力疾走と。今日の夕方も鳴り響いたので、何事かと走ったわけですが(考えてみると、廊下を合法的(?)に全力疾走できる珍しい機会です)、「荷物がぶつかっちゃいましたー」でした…。そうならないように、うちの棟の女子トイレは、ペットボトルを縦に切ったものをボタンの上にガードとして貼り付けてあったりします。あっちの棟もやった方がいいんじゃないでしょうか…ホント。切実に。




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SWD。

292日目(通算989日目)。もくっろくっ。

本日は、昨日の続きで先週支払処理分の新着図書処理。装備の残りをやってから、急ぎの分を先に、所蔵登録。今回は…何だか流行りの本なんかも入ってますね…。先生、学生さんに読ませるのでしょうか。菜の花、この手のイラストの本は見慣れていますけど…、見慣れていますけど、でもまさかこういうのを仕事で所蔵登録することになるとはねえ…。本屋さんで見かけたときには、思いも寄らないことでありましたよ。むむむ。いや、むしろ書誌とか著者名典拠とか作っちゃうとか…いやはやいやはや。人生、何があるか分かりませんなー。

洋書の書誌作成をしているときに、そういえば、と思い出したこと。OCLCから流用すると、件名標目で「FREE」としてドイツ語のものが出てくることがあります。そして後ろが「. swd//K」とかなっていたりするのですよね。あ、もちろん、Flashとかの拡張子じゃないですよ。これ、ドイツ語の資料だとよく見かける記述だったのですけれども、意味もよく分からないので今まで削除して流用しちゃったりしていたのです。でも、「あれ、もしかしてドイツの国立図書館の件名標目じゃない?」とようやく菜の花、気付きました。遅い…。気付いてしまうと、何だか消してしまうのはもったいなく思えてきました。ドイツ語の標目なんて、あまり使わないかもしれませんが、コーディングマニュアルを見るとちゃんと生きているコードらしいので、がしがし消すなんてそんなこと、横暴すぎるのでは!と。。。ちゃんと「主題関係のコード」に載っているように、「SWD:~//K」という形にすればいいんだ、と気付き(そして非統制ではないはずなのでKで正しい、きっと…)、念のため、菜の花の目録の先生たる(勝手に師事)「目録をこよなく愛する」Y女史に内線をかけて確認して、そのように生かしてみました。というわけで、本日が菜の花のSWDデビュ~、ということで。今まで沢山、消してきてしまってました。もっとちゃんと見るべきでした。反省。分からないことは分からないままにしないこと。これ、重要。でも誰に訊くべきか、というのはかなり、難しいんですよね。


とりあえず、優先分の所蔵登録、新着案内、配架完了。それ以外の新着図書について、所蔵登録スタートしたところです。明日はこれらの目録ですね。


そういえば、人事評価のための面接がありました。菜の花の立てた目標値が低すぎる、とかさ上げされました。もっと有給休暇を消化せよ!ということです。菜の花…、おやすみするのが苦手なんですよね。。。ペースが乱れると、うまくお仕事をこなせないタイプなのです。でもそれは裏返せば、効率よく業務がこなせないから休めない、ということでもあり。何とか、手際よくお仕事ができるようになって、その分おやすみできるように頑張りたいものです。




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虫がいたー!

291日目(通算988日目)。お久し振り。

何だか、このブログともすっかりご無沙汰だった気が…。空白になった部分、1日分くらいは後から埋まるかもしれません、埋まらないかもしれません。とりあえず、通算日数は、一応働いていたので数えてしまいます。

先週は、水曜日の午後からちょっと遠方に出張でした。何だか色々ありました。まだ後処理が色々必要。なので、完全に離れられていないのですけれども、とりあえず大きなイベントはひとつ終わった、という感じ。関係者のみなさま、お疲れ様でございました。

で、行く前のエントリーにある通り…、出張中は、、、ええ、今なら認めましょう、思い切り風邪ひきさんでした。不覚。ここ最近では一番の体調不良。座っているだけで体力消耗、みたいな。結局、出張中には治りませんでした。色々努力はしてみたのですが。先方の大学では、何だかんだでそこそこ元気そうに振舞えたと思いますが…、帰りの新幹線で死にかけました…。いや、もう、ホント、健康第一です。やっぱり身体が資本なのです。

さて、本日ですが。殆ど寝込んでいるのと同義の週末を過ごしたお蔭で、今日は若干喉が痛いのと、たまに咳き込むと止まらないぞ、と、微熱くらいで何とか過ごせました。週末は咳き込みすぎて吐き気がするとか、咳き込みすぎて胸が痛いとか、気管支炎の疑いもありましたけれども、もう大分良いようです。

で、やったことと言えば。ニュースチェックなどの毎日の日課と…、メインは先週支払分の新着図書の装備。それからWebサイト関連の会議に出席。


あ、そういえば今日は虫が出ました。きゃー!、です。菜の花、虫は大の苦手でありまして。この前の冬に、利用者用閲覧机を新調したのですが、真新しい、木製のこの天板で発見されました。何と、天板を食い破って、虫が登場したのです!というわけで、天板、穴だらけ。うわー、穴の数だけ虫が出てきたってことですかー!!!うわあああ…。虫に強い、うちの図書室のSさんが、出てきたところをテープでぺたっと収集しまして、これを紙に貼って標本にしていました。ますます、うわあああ…。まだ買って半年で、しかもどうも中から虫が登場したということで、業者さんに連絡して見に来ていただいたところ、殺虫してもらえることになりました。そ、そうですよね、このままだと中にまだどれだけいるんだー!と疑心暗鬼になりそうな感じです。とりあえず、よかった…。いや、虫がいたのはよくないですが…。

なお、こんなときにちょー役立たずが菜の花らしいです。自他共に認める役立たずー。前任のH氏だったらよかったのに、、、と言われ、そこはかとなくショック…ではなかったです、ええ、H氏は生物屋さんなんだから、負けて当然!ってことで。H氏は菜の花と同じく理系院卒ですけれども、専攻が生物系なのです。一方の菜の花は、虫嫌いな物理系ー。…いや、物理系であることと、虫嫌いであることにはあまり相関はないかもですが。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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