忍者ブログ

菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

3つの進言

299日目(通算996日目)。精神的負荷はそこそこ高い日。

本日は、1ヵ月ぶりくらいに利用者用端末のメンテナンスから。開室前に終わらせてしまうぞ!という勢いで全台同時にチャレンジした結果、いつもより30分くらい早く終わった気がします。残念ながら、すべてを開室前に終わらせてしまうのは到底無理でしたが。でも開室時には2台は終わってた!ちゃんと選択肢は用意してた!


それからいつものようにニュースチェックと、メモ付与、掲示。メモ書きのために、一生懸命、調べました。菜の花、政治経済にはめちゃくちゃ暗いので、ニュースを見ても知らないことがとてつもなく多いです。にしても、こういうのって調べてみると結構、同時多発テロが契機のものが多すぎー。確かにその方が通りがいいのでしょうけれども。


そして今日のメイン業務です。新着図書処理。先週の続き。午前中に装備完了。午後からは先生購入本に関して所蔵登録を。今回は書誌のないもの、しかも中国語資料が多いので、書誌がないものに関しては後回しに。ただし、洋書のうち英語の書誌なしに関しては、USMARCの流用がいけたので、これは流れの中で一緒に作成して、所蔵登録してしまいました。中国語資料の場合は、うまく流用できる参考書誌が少ないので。殆どの場合がまっさらからの作成になります。ここまでの作業分を、先生方に新着通知、購入者名を挟んで、新着棚に配架。明日はこの続きで、先生購入本の書誌をちまちま作っていきます。


本日は色々とかかりちょうに改善要求しました。いつも思いつき。

1つめは、図書室前の掲示板の件。この掲示板、一応うちの管轄なのですが最近、バイト募集など学内のものとは思えない(しかも中国語で書かれた)掲示物が勝手に貼られて、本来広報したいものが隠れてしまう、という被害が多いらしいです。菜の花はあまり掲示板をじろじろと見ないものであまり把握していなかったのですが…。でも図書室の皆様が口々に文句を仰るので、そんなに困っているなら学内の他のきちんと管理しているところに倣ったらどうでしょう、と提案。菜の花から見ると若干この件、微妙なのです。「勝手に貼られる」とは言うものの、そもそも現状では「この掲示板の管理はうちの図書室ですよ」と明示されていないので、まずはこれを明記してはいかが、と。きっと貼る側だって、そんなに悪気はないと思うのです。菜の花だって大学院生の頃、学術系イベントのポスターを廊下とか階段に貼ったら「それは事務室の管理下だ」と言われました。ひどく地理的には離れた場所で、しかも掲示板のどこにもそんなことが書いていないので、言われなければ分からないことでした。で、「ここに貼りたい人は図書室に申し出てね」と書いておいて、実際に持ってきたら、左端にでもうちの印を捺しておいて、それがないものははがしちゃえばOK、と。

…と提案した後、2つめの提案を施設関係の部署に確認に行きました。それは、うちの建物の施錠時間に関するもの。現在、19時を過ぎると自動扉の電源が切られ、オートロックの扉からの出入りのみになっています。この扉は、うちの学部の人なら学生証や教職員証を通せばロックが解除されるようになっているのですが、他学部の人は入れません。でも、ちょっと待ったー!うちの図書室、他学部や学外の方にも使って頂いているのですけれども、20時まで開室しているのですが!どおりで19時過ぎの学部外者の来室がないはずだよ!と。せめて開室時間中は誰でも入れるようにしておいて下さい、と。そんな無茶な要求ではないかと思います。ちゃんと予算使って、20時まで開室しているのですからね。で、話してみたら、「そもそも19時と決めた部署が分からない」とのことで、教授会だか何だかに諮ってみないといけないかも、と言われ、うちのかかりちょう名で要望書を研究科長宛てに書いて下さい、と。えええ。そんなおおごとに。まあ、いいですけど。じゃあ、書いて頂きます。

というわけで、早速図書室に戻って「かっかりちょう~」。と思ったら、何か作っていらっしゃる。あ、掲示板に貼る、掲示物ですね。思ったよりでっかい…。菜の花の想定では、小さく隅っこに「この掲示板に掲示物を貼りたい方は、図書室にご相談ください」と1行で貼ればOKと思っていたのですが、かかりちょうはA4紙1枚に「無断で貼ったら剥がすよ」な脅し文句つき(しかも蛍光ペンで下線まで)で4枚も作ってました。四隅に貼るって…ちょっと、さすがに目立ちすぎでは…(- -;)。それにこういうときって、なるべく性善説っぽい用語を選ぶ方が、良いのではないかと菜の花は思うのですが。あとは行間読んで、みたいな。でも無断で貼られているのが中国語などの掲示物が多いので、日本語の行間は読んでくれないでしょうか…。菜の花だって、英文掲示の行間読め、と言われても困ります。

とにかく、掲示物の件はもうかかりちょうにお任せしているので、深くは突っ込まず(でも一応、菜の花の好みは伝えておいた)、今度は自動扉の件を進言。あやうく菜の花が要望書を書くことになりそうでしたが、そこはそれ、施設の人が「かかりちょう名で」って仰ってましたから~と切り抜けました。ふぅ、あぶないあぶない(え?)。

で、最後にもうひとつ進言。今度は、最近気になっている、女子トイレのエマージェンシーボタンについて。あれの責任者や職務の系統が明示されていない、とかマニュアルがない、とか、夜間対応についての取り決めがない、などなどの問題点を指摘。元々あれは、図書室の仕事ではなく、地理的なものからうちが実働を担当しているだけで、本来の責任者は別にいるはず。その辺りの「本当の管轄者」をはっきりさせて欲しい、というわけです。最悪、任せた本人が忘れている(引継ぎがなされていない)可能性も大変高い状況。問題点が満載なのに(人がいない時間帯の対処が検討されていない、非常の際の連絡先や情報を集約させる部署が周知されていないなど)、誰も対策をとっていないように見える辺りが、とても「忘れられた存在」感を高めています。「警報が鳴ったら、連絡するように」という職務を引き受けただけで、それ以外には一切関知しない、というのがうちの図書室に最初に与えられた使命だったはずで、それはそれで構わないのですけれども、現状のまま放置し続ければ、元々職務を依頼した側に忘れられていく一方。これ以上、「うちが元々頼まれた職務じゃないから」と放置していていいはずがない、というのが菜の花の主張。いや、職務は職務でOKですけど、責任の所在や、本当に依頼した側もされた側もその職務で合意しているのかの確認がいりますよ、と。他のかかりいんのみなさまの同意は得られましたが、かかりちょうにはあまり理解して頂けず。菜の花の説明の仕方が悪いのでしょうか…それともその主張が間違っているのか(それなら反論されたし)…または、一気に要望事項を伝えすぎて飽和状態か…?


そうそう、先月の出張先で会った方から、メールで情報を頂きました。うーん、と規約と首っ丈で悩み中です。規約改正にもっていきたい、でもそれは本当に適切な対応なのか…、、、どこにどういう形で提案していくのか、最初のアプローチの文面は…。結局、今日中に対処できず。明日…かな。あんまり「明日」の仕事を増やしたくはないのですけれどもね。明日こそは楽したい、明日こそは…と毎日願いながら日々のお仕事を繰り越さないように頑張って片付けている(つもりの)菜の花です。




拍手[1回]

PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

この記事へのトラックバック

トラックバックURL

プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

フリーエリア

カレンダー

10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

菜の花にメールする

最新CM

アーカイブ

最新TB

ブログ内検索

アクセス解析

広告

忍者アナライズ

Copyright ©  -- 菜の花の大学図書館日誌 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]