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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「1-3年目(参考調査編)」の記事一覧

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停止時間があったんだ…

643日目。知らなかったなあ。

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。菜の花は、毎日寒がって生きておりまする。夏場、暑い暑いと融けていましたが、冬場は今度は寒い寒いと凍っているという、わがままものな菜の花です。だって寒いんだもん。多分、脂肪が多すぎるんですね…メタボ予備軍です。いや、まだそんなに気にする歳じゃないって言われますけど(滑り込みセーフで20代か)、でもあっという間よね、そうよね、時間の流れなんて。。。(( ̄□ ̄)←強い危機感の表情)

そこで、ダイエットですよ!適正体重への近道は、運動です!動くのです!…というわけで、今日もお引越しダイエットですよ!(いつからダイエットになった…?)

そのお引越し準備の作業は、本日全体の再チェックをして、大体片付きました。明日、特に何事もなければ、来週最初から実際のお引越し作業に入れます。よかったよかった。…と言っていると、きっと明日あたりに大きな問題が持ち上がってきそうな予感がしているのですけれども。悪い方の予感って、当たりますよねえ。何ででしょうね?

実際、今日も何かあるかな、あるかな、と思っていたら、ありましたしね。1棚をダンボール2箱に詰めていく予定だったのですが、大型本で一部、「これって…入りきらないよね」というのが出てきまして。ダンボールのサイズは490x330x305らしいです。で、本の方のサイズは一番長い高さ方向が36cmを超えていたので、こちらを最長辺の490へそろえないといけない、とまず方向が決まります。そうやって図を描いてみたところ(ダンボールの見本を業者さんがくれなかったため、現物がない)、立てようが寝かせようがとにかく1箱あたり、5冊、運が良くても6冊しか入らないことが判明。1棚には15冊くらい入っているので、これでは1棚2箱には入りきりません。しかし、早めに気付いてよかったです。本日中に対処できたのが素晴らしい。業者さんが来てからだったら、大混乱に陥っていた気がしますから。気付いた係長、偉いです!凄いです!ブラボーです!


トラブルといえば、朝イチで落し物を拾いました。1枚モノの地図でした。右上に「付録」と書いてありました。更に右隅には、この地域で一番大きな公共図書館名の印が捺されていました。あらら、どうやらその図書館の資料をもった人がうちの図書館で、落としていったらしいです。他の図書館との連携のスペシャリストといえば相互利用係さんなので、そちらにパスしました。しかし、付録にもきっちりと蔵書印が捺してあって、助かりましたね。うちも、ちゃんと大学名まで書いた方がいいかも…いや、でも参考図書って、禁帯出だから他の図書館で落とされるという想定は無いのか、そういえば。


ところで標題の件。いや、停止時間があったらしいんですよ、気付きませんでしたけれども。何のことかと申しますと、うちの図書館のオンライン蔵書検索機能。大体どこの図書館でも、カード目録との違いとして「24時間、利用できます!」って言ってません?明記はしていないかもしれませんけれども。これがどうやら、うちの大学は違っていたみたいなのですよ。何と毎日1時間弱、止めている時間があったらしいのです。深夜の時間帯のため、今までクレームなどは殆ど無く(今回で3回目)、前回のクレーム時に「中断時間はあるのか?」とシステム納入をして頂いている業者さんに尋ねたところ、「夜間のバッチ処理が流れている」「他の部分とあわせて順に流しているので、所蔵検索の部分がいつ頃影響を受けるかは分からない」「1日10分程度」とのことだったので、まあ運の問題かな、という話になっていたのですけれども、今回判明したことによると、今のシステムにした最初からずっと、毎晩1時間弱、決まった時間に停止していたらしいのです。え?前回と話が違うじゃないですか。それってどーなってるんですかっ!?いや、止まるのは仕方ないと思うのですよ。某K大学は、OPACサーバを3台使っていて、それらを時間差でメンテするから止まらないらしいですけれども、うちのように切り詰め財政でやっているところでは、そんなぜーたくは出来ないでしょうし。でも、決まった時間にやっているならやっているで、どうして誰も知らないのー、というか前回問い合わせたときに教えて頂けなかったのか。色々と不満を抱く菜の花です。次の打ち合わせには出陣(!?)しようっと。



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いや、だって、気付かなくってね、、、

642日目。人間とは、忘れる生きもの、間違える生きもの。

引越し準備は順調。素晴らしい、と思いながら書架を回っていて驚愕しました。…こ、これは…!1箇所、引越し先が貼っていない書架がある…!前半部分が大型本だったので別途割り振りをして、後半は通常通りに組み込む予定だったのに、忘れてるっ!何ということ!。思いっきり、菜の花のミスです。スルーしてました。

ということはですよ、昨日描いた行き先の棚の地図も書き換えだ!しまったー。で、あと何棚分忘れていたの?えーとえーと…27か28くらいだ…。これは大きい…。というか、入らない。行き先棚を増やさない限り入らない…。幸い、行き先棚はもう1面もらえるので何とかなるから、あとは…。

で、この対応に追われつつ、他部署に登録をお願いしていて、現物を持っていっているもののうち200冊ほどを、今週中に何とか登録して戻して頂けませんかとお願いしていたのですが、これが戻ってきました。ありがとうございます、ありがとうございます。これでそれらも一緒に引越しに入れ込むことが出来ます。が、そのためにはとにかく全部装備して配架しないといけません。更にこれらのIDを、ファイルにまとめておく必要もあります。それでもバタバタしました。

その上、すぐ片付くと思ってちょっと引き受けたレファが、意外に時間がかかってしまうというパターンが何回か。今年に入って、殆どレファを受け付けていなかった菜の花が、本日は電話にFAXにカウンターに、あちこちで対応を迫られていました。にわかに人気者(多分違)。1件は片付かないままで、明日に持ち越し。分からない…。


そういえば今日は館内で、水漏れ発生で閲覧係さんが右往左往していらっしゃいました。更にカード目録の一部撤去と移動のために業者さんが入っていたため、非常に騒がしかったです。こんなにうるさいなら、予め館内掲示などで利用者さんに予告すべきだった気もしますが、特に何の告知もないまま。計画をするところがサービス部門でもなければ、サービスが提供されるフロアで仕事をしている人たちでもないから、かもしれません。


とりあえず、本日発生したトラブルは、そこそこ目処もたったので一安心。最終日に大混乱!となる可能性はまだ残されていますが…そうならないように鋭意努力中。でもまあ…人間とは、忘れる生きもの、間違える生きもの。。。ですからねえ…。



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高校生の図書館ツアー

641日目。高校生って若いです、やっぱり。

開館準備中に沢山の本が放置されているのを発見。それらを正しい書架へ戻しに行ったのですが、どうしても1冊だけ、戻す場所が分からず。別置の新着雑誌だったのですが、それを置くべき棚が見つかりませんでした。むむ、菜の花は確かに、紙はからっきしで目も節穴ですけれども、曲がりなりにも図書館員。その菜の花が見つけられないとは、利用者さんの何割かも見つけられないに違いない!…というわけで、これはよろしくないですよ!…と主張してみる。結局、未だに見つけられないままなんですけどね…。いい加減な場所に戻すわけにもいかず、現在参考の事務室に横たわっています…。一応、雑誌係さんに相談はしたので、明日あたりに戻しに行きたい所存。


そういえば、毎朝毎朝机に向かうとまず、電卓が気になります。太陽電池の電卓なのですけれども、夜にゼロにして帰っても、朝になるとでたらめな数字が表示されているのですよね。多分、真っ暗になって全部中身がとんで、朝になって電圧がかかりだすと、適当な数字を表示しているとは思うのですが…、しかし何故にいつも、こんな大量に桁があるのだろうと不思議。気になる気になる。


今日もいつものように、WWWメンテ作業から。ニュースサイト関連で色々と思うところがあって、そろそろ姿勢の転換を図ろうとこっそり決意。また時間ができたら、このあたりを取りまとめてWWW情報委員会に諮る予定です。


そのあとは午後の打ち合わせをしてから、またひたすら書き初め…いや、もう昨日のうちに書き初めちゃっているので、今度は何と呼べばいいのやら。とにかく書きまくりました。このシールが山ほど机に積んであると、内職仕事みたいです。授業中の、とか会議中の、という意味ではなくて、稼ぐ手段としての。「参考係、お金が無いんですぅ、でもあの事典とかその辞典とか欲しいんですぅ、だから係みんなで内職ですぅ(>_<)」…って感じ。いや、しないですけど。してもいいですけど。

それが終わったら今度は、実際に書架へ出て、あて先シールを貼り付け始めました。コツをつかんだ頃にタイム・オーバーでしたが、その後を係の人々が引き継いで下さったので、本日菜の花が書き上げた分に関しては、あて先貼りまで終了してしまいました。順調順調。素晴らしいです。


さて、午前中に打ち合わせをした件。それは高校生の見学対応。菜の花の出身高校の学生さんが山ほど、見学に来ました。それで菜の花も駆り出されたというわけです。館内を案内して回りましたが、あまり反応もなく。うーん、市民の方だともっと反応があるのですけれどもね。高校生にはウケないのか…。と思って、最後に雑誌のバックナンバーが収蔵されている電動集密書架へ案内したら、他のグループを先導していた閲覧係長が、高校生さんに実際に電動書架を触らせたり、雑誌を手に取らせたりしていて楽しげだったので、うちのグループもやってみようと考えました。それが大当たりで、やたらと遊ばれたうちの図書館書架…。安全バーの説明なんかしたらとりあえず挟まれてみようとする人続出…みたいな。むむ、高校生にはこういうものが面白いのですね。あとは洋雑誌も自分で開いてみると面白いようです。新聞原紙を製本した馬鹿デカイ本なんかもそこそこのウケ。そうなのかーと思った次第。いや、勉強になりました。閲覧係長はさすがに年季が違いますね。喜びどころをご存知なんだなあと。


その後、英語研修へ。本日ラストです。訳の分からない英語でも喋った者勝ちだろ!という姿勢は身についたかも。でも英語を話せるようになったわけでもないですね…。この研修、終了したらそのうちTOEICを受けないといけないらしいですが、TOEICの勉強にはまったく役に立っていないと思います。何故なら基本的に、「聞く」「読む」ではなく「話す」ことが主眼だったから。まあ、別途勉強しましょう。いや、でも次回は勉強しないで受けて素の点数を出して、その次に勉強してから受けようかな、と考え中。ああいうテスト系は、勉強さえちゃんとすればそれなりの点数が取れるだろう、という自信過剰なところが菜の花にはあるのです、はい。学生時代に培った、菜の花のごーまんなところ。物事に対する能力は決して人より優れているとは言い難い菜の花ですが、「きっちり努力することが出来る」という能力には、そこそこ自信があるのです。もしも何かの点において菜の花が優れていたとしたら、それは過去に菜の花が、相当な努力をしてきたのだと微笑ましく見守ってあげて下さい。天才ではない菜の花は、生まれつき何かに優れていたことはないのです。



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仕事始め

640日目。よーい、スタート。

仕事始めでした。今週は忙しくなる!ということで、カウンター当番を全面的にお隣の相互利用係さんにお願いしてしまい、何と1週間まるごと、参考カウンターに参考係員不在という週になります。前代未聞。相互利用係さんにはご負担をお掛けいたしますが、どうぞ宜しくお願い致しますです。

さて、その間に我々のやるべきことは…引越し準備本番。さあ、がんがんやるぞ!…と思いきや、毎朝やっているWWW定期巡回メンテ作業で壁にぶつかりました。どっかんと。うわああああ、月初め、週初めのメンテ作業は手間がかかることが多いですが、年初めはまた格別で…。更新しても更新しても終わらなーい。いつになったら全部書き換わるんだ!と。あてどなく続く更新劇。結局、トータルで2時間くらいかかりました。今日はもう、HTMLは触らないぞ、と思ったのですが…、お昼前に雑誌のG嬢から内線がかかってきて、電子ジャーナルの障害情報が来たので、その後もまた触ることになるのでした。

さあさ、引越し準備。本日はまず、保管庫に引っ越すもの(約5千冊)の棚確定から。去年から度々書いているように、行き先の棚幅が4cm短いがゆえに必要な作業です。これはどうにか、午後の早い時間に終了。書架整理のバイトさんに手伝っていただけたので、更にはかどりました。この書架整理バイトのT嬢は、来年度から講義が忙しくなるということで、今年度で引退になってしまいそうです。えええぇぇぇ、書架整理のプロなのに~。彼女は菜の花の出身学部に所属中。きっと良い研究が出来ると思います、あの性格ならば。本当にきっちりしていて器用で、良い子なのです。これだけの物件はなかなかありませんよ、お客さん、掘り出し物ですよ!と思わずひとさまに勧めたくなるような。ええ。

ええと、それから保管庫での棚配置地図作成。こちらの何棚目が、あちらのどの棚に入るか?のマップを作成していく作業です。下準備がきちんとしていたので、これも夕方に入る前に何とか完了。おおお、順調。

そのあとは、引越し業者さんに作業してもらうためのシール作成。今回の引越しでは移動は業者さんにお願いします。業者さんによる本のお引越しには、同じことが書いてある、シールのペアが必要です。それらを予め、引越し元と引越し先にそれぞれ貼っておくのです。すると、書架に貼ってあるシールの通りに業者さんがダンボール詰めしてそのダンボールにシールを貼り直し、「ペアになるシール」が貼ってある引越し先の書架へ運んで行って、ダンボールを開けて書架へ入れていく、ということをしてくれます。シンプルといえばシンプル。でも予め、完全にどれがどの棚に行く、が分かっていないといけないので、今回のように棚の幅が違うとか、高さが違うとか言われるとかなり難しくはなります。

さて、菜の花がやったのはこのシール作成。プリンタで規則正しくプリントアウトしてくれれば簡単なのですが、これって何故か手書きなんですよね…。時間がかかるのなんの。何しろ、ダンボール1箱に、1段分の本は重すぎて入らないので、1段につき2枚(左右)を作らなくてはいけません。更にペアのシールが要りますので、1段につき4枚を書かなくてはいけないのです。1枚につき、書くべき文字は数字が3種類と「左右」の漢字ですが、間違えないように系統だって書くのは意外に大変。1枚10秒弱で書くとしてもこれが今回は数百棚分ありますので、一瞬も休まずにやっても何時間もかかってしまいます。そのため、係の人みんなで手分けして去年から書き始めています。本日の場合は大書き初め大会ということで…。いや、こんなに沢山の数字を書き初めたのは初めてです。初書き初め?

そんな中、館内利用者端末の不具合対応が何とか~とか、某文系学部がデータベースを契約してシステム課に相談を持ちかけてきたけれど、そもそもそれって参考係を通して何とかするものではないか~とか、色々お話が降ってきていました、ええ、降ってきていました。いいんじゃないですか、適当で…(なにっ)。とりあえず、今そんなに困ってなければ…。自転車操業だなあ…、とは思いますが、やはり緊急度が高い事項が優先ですよね。現状の引越し準備は、参考係の本分たる「レファレンス受付」よりも優先度が高い、と判断されたがゆえにカウンター放置中なわけなので、その他の仕事がすべて後ろへ回されるのはある意味、致し方ないかもしれません。電子ジャーナル障害情報のように、今すぐ流さないと利用者さんが即、困惑することになるような場合は、当然対応しますけれども、「こうした方が便利です」程度だと、まだまだ切迫感がないということですか…。もちろん、対応できる方がいいでしょうけれども、人的・時間的・金銭的・能力的リソースに限りがある以上、何事にも天秤にかけるべき相手が存在するというわけです。割り切ったオトナの世界ですね。菜の花も、今度の春でついに社会人4年目ですしね。


そういえば、お隣の相互利用係さんの時計が1つ、微妙に遅れています。5分くらい。事務室に入って最初に目に付く時計なので、遅れているのを知っているにも関わらず、皆が皆、どきっと一瞬だまされる絶妙な遅れ具合です。これが中央管理の電気時計だそうで、1つだけ遅れてしまったものを直すのはちょっと面倒なのだとか。それで「直して」と連絡しているにも関わらず放置されてしまっているのです。しかし、こんなにみんなが騙されるなら、ない方がマシだ!…ということだったので、夜に上から紙を貼って見えなくしてしまいました。これでもう、大丈夫です!何だか笑えますが。何しろ、事務室に入って最初に見えるのが、高い位置にあるその紙…実は厚手の封筒、ですからね。何だこれ?と別の意味で気になる存在と化してしまいました。明日のみなさまの反応が興味深いです。



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仕事納め

639日目。何とか終わらせてきた。

というわけで、本日は仕事納めでした。例年なら休館日で大掃除をするのですが、今年は開館していたので掃除はなし。来年の仕事始めからいきなり、スムーズに仕事に入れるように、何も片付けもせず、ちゃーんとそのままにしてあります!そりゃもう、業務効率化の時代ですからね(違)。

本年の最終出勤日ということで、とってもお世話になった某文系図書室のO女史がご挨拶にいらっしゃいました。彼女は、「本年の」ではなく本当の「最終出勤日」でした。期限付きの非常勤職員だったため。経験豊富な非常勤職員さんが期限切れののち、契約更新されずに離職するケースは、近年増えてきているのでは。難しい「国の事情」とか「大人の事情」は、菜の花には分かりませんけれども、ただ、お互いに大きなダメージであるようには感じます。

このO女史、「いいもの持って来た!」とやってきて下さり、菜の花はその「いいもの」を頂きました。こっこれは!!!…ええ、「いいもの」でした。「これはY氏に見せなくては!」と、お昼休みに会えるのを楽しみにしていたのですが出会えず、仕方ないので「事務室に寄って下さい、『いいもの』お見せします」と連絡しておいたところ、終業後に立ち寄って下さってようやくお披露目できました。ちなみに「いいもの」の正体は…いや、「いいもの」ってことで。秘匿するほど、あやしいものではないのですけれどもね。

O女史、本当にありがとうございました。これからも益々のご活躍を…。


午前中は昨日の続きで、お引越し後にどの棚がどこへ行くのかの「行き先地図」を作成していました。今回は、お引越し後の行き先が3箇所に分かれているのですが、そのうちの1箇所の棚の地図を作成。これは一番難易度の低いものでした。何故なら棚の幅が同じものどうしだから。数も92棚分で、とてつもなく多いというほどでもないくらい。これは午前中で完成。

午後からは別の場所へ行くものの用意を始めました。これは最も難易度の高いもの。棚の幅が引っ越し先では4cm短い86cmになり、高さも若干低めで微調整がききません。ので、高さが入りきらないものは横倒しにすることになりますし、横幅に関しては、4cmマイナスした新しい「1棚」を作成する必要があります。厄介なのは、これが参考図書であることですね。特に「目録類」が大変なことに。何故なら1冊の厚さが5-10cmくらいあり、更に何連にも渡って通巻になっていたりするので順序も逆転させられないため。

例えば現在、1冊6cmくらいの厚さで300巻セットの目録が、90cm幅の棚に収まっているとしましょう。このときは1棚当たり15冊入るので、20棚(例えば5段の棚が4連)で収まります。これをそーっと、86cm幅の棚へ持っていこうとすると。1棚当たりに入る数は14冊になります(端が2cm余った状態)。300÷14=21.4...で、必要棚数は22棚になります。20棚が4cmずつ短くなったら、全体として減っているのは80cmなので、86cmの棚でも1棚分の違いしかないはずですが、実際は端を余らせるため(本の厚みを分割して収めるわけにいかないので)、純減分以上に必要な棚数が増えてしまいます。

それは厚くなればなるほど顕著です。もう少し考えてみましょうか。今度は20棚の方を不変にして、1冊の厚さを変えて考えてみます。もしも厚さ10cmの本が、90cm幅の書架20棚に入っているとすれば、中にある冊数は90cm÷10cm=9冊/棚で、全体としては9冊×20棚=180冊。ではこの180冊を86cm幅の棚へ持っていくとどうなるでしょう? 1棚に入る冊数は8冊。180冊÷8冊=22.5...。23棚必要です。

元の90cm幅の書架では、厚さが6cmの例でも10cmの例でも、(トータル冊数は違いますが)20棚に収まっていたものが、86cm幅の書架に持っていくと、6cmの場合でプラス2棚、10cmの場合でプラス3棚必要ということです。本の厚みによって、同じ棚数に収まっているものを移動しても、余分に必要になる棚数が変わってきてしまいます。

引越しの都合上、向こうでの棚の状態に予め棚の上の冊数を合わせておく必要があるため、移動作業も同時にしています。まず第1段で1冊分入らなくなるので、それを第2段の先頭に入れるために、第2段の後ろから2冊を抜きます。そして全体(12冊)をずずいっと後ろに詰めてから、先頭に第1段からおりてきた1冊を入れます。手元には2冊の本があります。それを第3段の先頭に入れるために第3段の後ろから3冊ほど抜き取ってから、また全体(11冊)をずずいっと後ろにずらして第2段からおりてきた2冊を入れます…を繰り返すことに。まあ、これは理想的な例です。実際は、本ごとに厚さが違いますので、1段に78cmくらいまで本を並べたら、次の巻が10cmの厚さがあるためにそれ以上は入れられない(入れてしまうと88cmになって、棚幅86cmを超えるから)という事態も起こります。全部同じ厚さの本なら単純に1冊ずつずらそう、と考えられるのですが、厚さがまちまちだと、入れてみないと分からない部分もあり、メジャー片手に86cmをはかりながら移動をしました。すっかり腕が痛くなりました。そこそこ頭も使いますしね。

そんなこんなで奮闘した結果、100棚以上は終わったかと思います。まだまだありますけれどもね。それは来年。


…と、来年の話をすると鬼が笑うらしいですが、仕事始めのカウンター・デビューに向けて、ペーパークラフトの「宝船」を一気に完成させました。嬉しい~。来年になったら、今度は別のペーパークラフトに挑戦するつもりです。次は何が出来るかは…お楽しみに。


今年も何だか色々ありました。笑ったり怒ったり、本当に色々と。しかしこうして何とか無事、仕事納めを迎えられてありがたいことであります。また、来年も頑張っていきたいですね。今年も一年、お疲れ様ということで、本年の更新は終了でしょうか。



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リスト、活用中

638日目。ペーパークラフトー。

昼休みと終業後に、ちまちまとペーパークラフトをやっています。たのしいです。先月はクリスマス用の「リース」と「ツリー」を作りましたが、現在はお正月用の「宝船」作製中です。間に合いそうになかったので、本日は終業後にたっぷり2時間半ほど、作っていました。そう、久々に超過勤務しなかったため、時間があったのであります!

というわけで、ようやく先が見えてきた今のお引越し準備作業。本日、システム課とデータに関して打ち合わせをしてまた一歩前進。何とかなりそうな雰囲気で大変嬉しいです。まあ、まだまだこれから実際の箱詰め作業の準備のための、「行き先の棚決め」と「ラベル貼り」があるのですけれどもね。前にも書いた通り、今回のお引越しでは今の書架の棚の横幅よりも、行き先の棚の横幅の方が4cmも短いので、そのまま平行移動するわけにはいきません。しかも、高さも数cm低いらしいのでなおさらです。色々考えるべきことは山積です。


そういえば、今朝はとても珍しいことに、朝いちのメールチェックで新着がゼロ!でした。本当に珍しい。今年初じゃないでしょうか。もう年末ですが。最終的にも僅かに7通しかきませんでした。本当に珍しい。みなさん、すでに冬休み???

カウンターも、そこそこの人の入り。午後カウンターでしたが、まあ、ゼロじゃないけど多くもないという程度。あ、そういえばまたプロシーディング探しがありました。むむ、やっぱり流行りですか?今大流行?


色々いじっていたリストは、午前中のうちに取りまとめまで、ついに終了。現在活用されています。システム課との打ち合わせでも大活躍です。使われるために作ったので本意です、とても満足です。でも取りまとめて冊数などを確認していた途中には、何かをやるたびにデータが減っていったような気がします。えーと。どこへ消えたのかな?まあ…大丈夫でしょう…。(ほんとか!?)それにしてもなかなか数が合わなくて、午前中は「きー!」と叫びそうな勢いで目をサラにしていました。だってだって菜の花、家計簿が1円でも合わないのだって気に入らないタイプですのに!!(家計簿は1品目ずつ、ちまちまつけてます。日常生活ですら、きろく大好きみたいです。)とりあえず、最後には綺麗につじつまがあって、嬉しい限りでありました。この満ちたりた気分は何!?くらいの勢いで。


そこそこ忙しいけれども、今日は上機嫌な日だったということで。



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エラーチェック

637日目。体調は回復した。

良い休日を過ごすことが一番の健康法ですね。

本日も、いつもの続きを。何とか終わらせてから帰る意気込みで頑張りました。夕方にカウンター当番だったので、書架でなくともできる作業はすべて、その時間へ回すことにして、メールチェックすらしないままで書架作業。内線や、カウンターフォローで呼ばれれば仕方ないのですが、それ以外の時間はひたすらリストアップ。しかしこういう日に限って、色々お呼び出しがあるもので。お約束ですよねえ。。。

今日のレファは、カンファレンスのプロシーディング探しが2件重なって、珍しい日でした。以前に比べて、オンラインで情報公開するようになったお陰で、こういう資料の概要を見つけやすくなりましたけれども、本文まで全部公開しているのはまだそれほど一般的ではないので、灰色であることには変わりがない感じです。むしろ、以前ならそもそもその資料の存在に気付かなかったかもしれないのに、中途半端に情報公開されるものだから、利用者さんが存在を見つけやすくなってしまって、手に入らないものを探してしまうケースは増えてきているような気がします…。DL販売してくれるところならまだ良心的なのですけれども、論題だけ公開してモノを売ってくれないとか、困っちゃいます。その辺り、学会さんもどうぞ宜しくです。


リストアップ作業では、単にリストを作るのではなく、それぞれの資料の情報を確認して修正しながら進めています。例えば請求記号などの間違いを正すために、デジタルの所蔵データの修正とアナログな請求記号ラベルの修正をしたり、書架上で並び順のおかしい資料を数連に渡って並べ直したり、再受入資料の処理ミスを確認したり等々…。お陰様で、書架の状態は大変に美しくなりました。菜の花がここにやってきてから今までで、最も美しいはず。数千冊の資料をすべて、2回ずつ実際に手にとって確認したのですからさすがにもう大丈夫だろう!と思っています、はい。2巡目は単なるエラーチェックだけのつもりだったのですけれども、意外にミスは見つかるものでした。というか、うっかり者の菜の花ですから、自分がミスをするのはよくよく承知、だからこそ必ずエラーチェックするようにしていますし、それができるような作業方法を最初に考えるようにしています。

今回の具体的な作業は、こんな感じ。最初のリストアップでは、それぞれの資料の配架されている「列-連-段」、個々の資料の物理単位ごとの固有番号である「資料ID」、それに「書名ほか書誌情報」「NCID」などを1つの行にしてリスト化し、2巡目には「列-連-段」ごとに資料の数を数えてリストと照合することで、エラーを見つけるという方式をとりました。もしもミスがあると段ごとに存在している資料数が合わないので、合わなかった段だけもう一度、1冊ずつチェックし直すのです。実際はもう少し複雑で、別の処理のために今現在書架にはない資料も千冊程度あるので、そのリストとつき合わせながら、こちらのリスト中に入れ込んでいくこともしています。難しかったのは、書架にはない資料のリストも、現在他の人が作業中であるために、刻一刻と変化していっていることですね。結構、複雑です。向こうのリストもこちらのリストも、人間が作業しているわけでミスもありますしね。あちらはこちらを参照しないため、菜の花の側であちらのリストのエラーも同時にチェックして、修正しながら進めていったため、更に時間がかかってしまいましたが、何とかこれで一段落です。

明日からは…後処理ですね。なかなか、先が見えてこないなあ…。それでも、本日の目標だったエラーチェック完了まで何とか到達できて、非常に嬉しいです。



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お引越しの足音が聞こえてきました

636日目。週明け。

本日は、2コマカウンターで半日の予定だったのですが、書架作業のために1コマ分を係長に代わっていただけたので、大分作業が進みました…と言いたいところですが、その分書架移動作業を入れてしまったので、結局リストアップ自体は大幅に終了、とまではいかず。でも、やらなければならなかったところが、目標どおりに綺麗に並んだので、あとの作業が断然ラクになりそうです。人間デフラグ度が更にUP。再チェックに関しては、7割終了。

図書の引越し関係で、係長と打ち合わせ。かなり細かく何度も打ち合わせていて、うちの係としてはずいぶん詰められているのですけれども、肝心の引越し作業の契約がまだだったりする、根源的な落とし穴が…。でも日程だけ決まっているって意味不明。係としての手順は確認できても、業者さんごとに手順や方式は違いがあるので、結局「こうだったらこうする」という何パターンもの状況を想定せざるを得ないという。とても時間の無駄なのですけれども、早いところ契約でも何でもして、確定させて欲しいものです。確定した翌週に引越し、とか不可能ですから。何万冊もの本が動く場合、元と行き先の準備はそんなに一瞬で出来るものではありません。一応、1週間くらいを想定していますけれども、本当は余裕をもって2週間とみてもよいのでは、と思います。何しろ今回は、行き先の状況をまだ誰も見せてもらえていないという凄い現状ですからね。そして、実は行き先の書架は、今の書架より1段の横幅が4cmも短い!ということがつい先週、判明しましたし。こちらの1段が、向こうでは1段におさまらないという…。参考図書は大型本が多いので、1冊ずつ1段下に入れることになると、1段目は1冊分ずれて、2段目では上から来た1冊と、更にもう1冊分入らないために2冊分ずれて、3段目は上から来た2冊と更にもう1冊分入らないために…と繰り返すことになるわけですが、1段90cmで元々10冊ちょっとしか入らないような本だったら(つまり、1冊あたり10cm近くの分厚さを誇る大型本だと)、10段で1段分まるごと入らなくなるわけです。これって本気で洒落にならないのですが…。某目録なんて、タウンページよりも分厚いヤツが800巻とかずらずら並んでいるわけですけれども、これでその「ずれ」が起こると、素敵過ぎることになるような。そんな大事なことを、こんな直前に伝えてくるところが、凄いです。引越ししたことないのでしょうか、他の人たちは。図書館に長く勤めていれば、本のお引越しの一度や二度は当然、やっていてもおかしくないような気もするのですけれども。うちの係長は図書室の引越しを2度、菜の花は実験系の研究室の引越しを1度経験しているので、その辺りの危機感が、やったことのない人よりはずいぶん強い気はします。でも実際、大変なことになるんですってば、大量の物品のお引越しは。特に本の場合は、書架の中での順番を勝手に変えられないし、変えてもらっては困るので、単に詰め込んで運んで、適当に開いて並べておけばいいや!というわけには絶対いかないのですから。周りののんびり空気と、うちの係の焦りっぷりのギャップに溜息。



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チェックスタート、4割完了

635日目。厳しい。

風邪でもインフルエンザでもないですが、完全に体調を崩しています。頭痛もちの菜の花なので、片頭痛については鎮痛剤で軽減できているのですけれども、腹痛の方は管轄外。ついでに背中痛も発生中なので、とりあえず静かにさせておいて、という感じ。

今日の作業は、これまでざっとリスト化されたものを再確認しながら、棚にない作業中の本(1000冊程度)をリストに組み込みつつ、書架に印をつけていくというもの。再確認には各棚の冊数を数えます。この冊数が違っていた場合は、1冊ずつIDを確認して照合します。本日スタートで、終日やった結果、完了率は46%。続きは月曜日に…。月曜日は半日カウンターなので、多分更にもう1日必要でしょうか。とすると、水曜日くらいに完了予定…。間に合うかなあとやっぱり不安ですが、係長が日程交渉した結果、来年に入ってからも少し時間が出来そうです。それでもなるべく年内に片はつけたいところですけれども。

何だか今日も色々ありましたけれど、とにかく1週間終わりました。お疲れ様、自分。



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第一段階は、終盤です。

634日目。疲れてぼーっとするー。

というわけで、目が疲れていてちょっともう駄目!という感じなので、本日も短く。

お昼のカウンター当番以外は、ひたすら書架での作業。結局、本日は8時間以上、書架にいた計算。お陰様で、不明図書が若干残っていますが、99.8%は一通りリスト化されました。これから、ロスタイムじゃないですけれども、イレギュラーな動きをしているものを加味していって、ざっと再チェックしたら何とかこの作業自体は終わりでしょうか。あと2日くらいあれば何とかなるかな、という公算。もしも明日1日で出来てしまったら万々歳。そうしたら来週には、次のステップに進めます。というか、進まないと間に合わないのですけれどもね。

今回の資料再配置に際して、一部分で独自分類を採用することにしました。現在、請求記号順にきちんと並んでいない部分があるのですが(量としては…2000冊以上ありそう)、それを正しいNDC(日本十進分類法)の順に並べ替えてしまうとむしろ、使いにくくなってしまうため。最初、NDC無視の数字をつけてしまおうかと思ったのですが、さすがにそれは…という目録さんの言葉で、著者記号の方を独自に変更することにしました。単に並べなおしたいだけですしね。うーむ、意外に不便ですよ、NDC。別にこれ、専門分野でもなんでもない部分なのですけれども、順番が使いにくい。


少しでも作業をおし進めるため、カウンターではあれやってこれやって…と思っていたら、そういう日に限ってレファが忙しいという法則。お昼当番は1人しかいないので、複数人に同時に来られると、悲しいくらいうろたえる羽目になります、はい。長くなりそうな対応中に別の人がきたので、一旦切って先に別の人を受けてからまた戻って、しばらくしてまた別の人が来てまた切って、長くなった人が終わったら次の人が後ろに並んでいて、その途中にまた人が来て、というような感じ。もう少し時間差で来て頂けるとお互いハッピィなんですけれどもね。なかなかうまくはいきません。お昼休み中に、他の部署に訊かないといけないような仕事がくるのも、結構うろたえます。今日はとてもラッキーなことに、お昼休みだというのに連絡した6箇所すべてで、対応して頂けました。素敵。皆様、ご協力ありがとうございましたm(_ _)m。



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とりあえず、ググっちゃいます。

633日目。ひたすらこつこつと書架作業。

本日は、終日リストアップ作業を。予定が早まって、来月の最初の出勤日から、本の梱包作業がスタートすることになってしまいました。ということで、今月中にリストアップ作業をし、来月最初の週に梱包のための準備作業をする心積もりだったのですが、前倒しに。今週中にリストアップ作業を終わらせないと本格的にやばい!ということになりました。そんなわけで、わき目もふらず、ひたすら書架での作業です。他の仕事は殆ど後回し。書架作業をしている途中で、係のF氏が「相互利用さんから、この論文を探して、という依頼が来た」と、伝えにメモを持って書架までやってきて下さいましたが、机に置いておいて、で30分くらい放置。作業にきりがついた時点で一旦事務室に戻って淡々と探しました。学内の某理系図書室のIさんに先生から探して、という依頼メールが来て、それを探しきれなかったIさんが相互さんに探してと依頼してきて、それをまた探しきれなかった相互さんが菜の花のところへ持ち込んできたというものでした。なかなか素敵な経緯ですね。

このテの「Wanted!」な論文は、論文探しに慣れている図書館職員を何人も経由してきているわけですから、その辺のデータベースをひいても仕方ないだろうし、とりあえずググっとけ、というのが菜の花方針。ちょーてきとー。こんな適当な探し方をしていると知ったら、参考調査係の株が落ちるかもしれないので他の人には内緒です…とか言いながらここで世界に向けて大公表しているわけですけれども。

結局、検索語を変更しながら数回ググった結果、この論文の掲載されている本のISBNが分かりました。多分、ISSNを探していたから見つからなかったのでしょう、他の方たちは。なかなか見つからない場合、実は雑誌ではなく図書に掲載された論文だった、なんてよくあることです。そしてそのときは簡単にはデータベースではヒットしなかったりするのもよくあること。その場合、ぐーぐるが意外に役に立つのは、レファレンスリストに該当論文が入っていることがあるため。幾つかの論文のレファレンスとして入っていた場合、それらの情報が少しずつ違っていたりして、より多くの書誌情報が手に入ることがあります。それを取っ掛かりにして、あとはNACSIS Webcatとか、BL(British Library)とか、ワールドキャットをひきにいけば、ヒットしてくることが多いです。

これでうまくいかなかったら、「レファレンス歴3年にも満たない菜の花には、こんなの無理!」で適当に投げてしまう積もりの極悪非道予備軍なレファレンサー・菜の花ですが、幸い相互さんから頼まれた論文で、まったく影も形も見つからなかったことは殆どありません。お陰様でまだ、「この卑劣なレファレンサーめ!」と罵詈雑言を浴びせられたこともありません。らっきー☆。いやはや、世の中はずいぶん簡単になったものです。インターネットって素敵すぎ。昔の「こつこつと冊子体の目録に当たれ!」という時代だったら、菜の花はとっくに挫折していると思います。そもそもそんな時代だったら、図書館員にはならなかったでしょうし。本は好きですけれども、重たすぎる本は枕か踏み台か凶器にしかしたくないですよ、手が疲れます。

結局、今回の件は10分程度で解決。よかった、時間をとられずに済んで。急いで書架へ戻って更なる臨戦態勢。本日はカウンター当番がなかったので、ひたすらひたすらこの作業が出来ましたが、請求記号訂正などで何度も事務室に戻ってナクシスとローカルの両方を修正、たまには本についているラベルの方も修正液で訂正していたため、思った以上に時間をとられました。それでも何とか、完了率は9割を超えてきました。あと一息。とにかく、今週中に一旦、終わらなくては。来週はもう少し細かい話を詰めないといけませんからね。木曜日・金曜日で更に頑張る予定。

しかしこれのお陰で、昨夜は「並べても並べても、きちんと並ばないエクセルファイルの夢」とか「並べても並べても乱れている書架の夢」とか、悲劇的な夢を見てしまったので、あんまり頑張りすぎるのも考えものかも。ちょっとした、ストレッサーですね、この作業も。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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