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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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お引越しの足音が聞こえてきました

636日目。週明け。

本日は、2コマカウンターで半日の予定だったのですが、書架作業のために1コマ分を係長に代わっていただけたので、大分作業が進みました…と言いたいところですが、その分書架移動作業を入れてしまったので、結局リストアップ自体は大幅に終了、とまではいかず。でも、やらなければならなかったところが、目標どおりに綺麗に並んだので、あとの作業が断然ラクになりそうです。人間デフラグ度が更にUP。再チェックに関しては、7割終了。

図書の引越し関係で、係長と打ち合わせ。かなり細かく何度も打ち合わせていて、うちの係としてはずいぶん詰められているのですけれども、肝心の引越し作業の契約がまだだったりする、根源的な落とし穴が…。でも日程だけ決まっているって意味不明。係としての手順は確認できても、業者さんごとに手順や方式は違いがあるので、結局「こうだったらこうする」という何パターンもの状況を想定せざるを得ないという。とても時間の無駄なのですけれども、早いところ契約でも何でもして、確定させて欲しいものです。確定した翌週に引越し、とか不可能ですから。何万冊もの本が動く場合、元と行き先の準備はそんなに一瞬で出来るものではありません。一応、1週間くらいを想定していますけれども、本当は余裕をもって2週間とみてもよいのでは、と思います。何しろ今回は、行き先の状況をまだ誰も見せてもらえていないという凄い現状ですからね。そして、実は行き先の書架は、今の書架より1段の横幅が4cmも短い!ということがつい先週、判明しましたし。こちらの1段が、向こうでは1段におさまらないという…。参考図書は大型本が多いので、1冊ずつ1段下に入れることになると、1段目は1冊分ずれて、2段目では上から来た1冊と、更にもう1冊分入らないために2冊分ずれて、3段目は上から来た2冊と更にもう1冊分入らないために…と繰り返すことになるわけですが、1段90cmで元々10冊ちょっとしか入らないような本だったら(つまり、1冊あたり10cm近くの分厚さを誇る大型本だと)、10段で1段分まるごと入らなくなるわけです。これって本気で洒落にならないのですが…。某目録なんて、タウンページよりも分厚いヤツが800巻とかずらずら並んでいるわけですけれども、これでその「ずれ」が起こると、素敵過ぎることになるような。そんな大事なことを、こんな直前に伝えてくるところが、凄いです。引越ししたことないのでしょうか、他の人たちは。図書館に長く勤めていれば、本のお引越しの一度や二度は当然、やっていてもおかしくないような気もするのですけれども。うちの係長は図書室の引越しを2度、菜の花は実験系の研究室の引越しを1度経験しているので、その辺りの危機感が、やったことのない人よりはずいぶん強い気はします。でも実際、大変なことになるんですってば、大量の物品のお引越しは。特に本の場合は、書架の中での順番を勝手に変えられないし、変えてもらっては困るので、単に詰め込んで運んで、適当に開いて並べておけばいいや!というわけには絶対いかないのですから。周りののんびり空気と、うちの係の焦りっぷりのギャップに溜息。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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