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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「1-3年目(参考調査編)」の記事一覧

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図書館サービス、主役は利用者

418日目。またもショック、そして反省。

落下からはかなり復旧しましたが(と書くと菜の花はPCなのか?という疑いが生じますが、一応ホモ・サピエンスの範疇に分類されるのではないかと愚考いたします)、今度は別の事件によりショックを。これは凹みますよ…。


来週、某研究の聞き取り調査があるそうで、それに先立ってアンケートが送られてきました。ので、それに回答するところから本日はスタート。途中でしたが、午前中は大きなプロジェクトに関して、業者さんのプレゼンテーションがあるということでそちらに参加しに出掛けました。でもうっかり、ひざかけを忘れてしまったので一度事務室に戻ったら、カウンターに名誉教授の先生がいらっしゃっていて学外からの電子ジャーナル利用をされたい、とのことでしたので、対応して下さっていたお隣の相互さんから引き継いで、30分程度手続きと説明をしていました。それから説明会に戻ったら、もう半分終わってるー。らっきー(え?)。色々な大学の事例が次々に飛び出すのですが、最後に思ったのは、結局この業者さんは何をしてくれるんだろう?でした。質問したかったけどやめました。というか、別の質問をしようかなーと手を上げたけど部課長に負けたので気がくじけました。そうしたら館長が見事に菜の花の最大の質問事項を仰ってくれて「さっすが館長!」と思ったのでした。売り込みの下手な業者さんだったのか、それともそれを訊いてもらうという狙いだったのか。

とりあえず、このプレゼンを聞き続けることは、菜の花にとっては非常な苦痛が伴なうものでしたので、途中でさっくりと退席させて頂きました。30分遅れで行った挙句に途中退席って、どういう平職員だろう、と自分でも思うのですが(しかも館長・部課長揃い踏みの説明会で!)、もはや一刻たりとも耐え難い!…みたいな。プレゼンもあまり菜の花の興味をひきませんでしたが、もうひとつ、ナーバスになっているときの菜の花は人間が苦手で、人が沢山集まっている部屋に長く留まれないという問題があって。それで講義を受けられなかった時期もあったくらいです。就職してからはあまりそういうことはなかったのですが、やはりまだ完全に調子を取り戻せてはいないようですね。何とか早く完全復帰しなくては。でも正直、精神面の健康にはあまり自信がない…。そうは見えない、とよく言ってもらえますけれども。


途中退席して、その足でシステム系のY氏のところにWWW関係のことで相談に行って、それから事務室に戻りました。午後からは書かないといけない書類を書きつつ、回覧されてきた原稿をチェックし、係のF氏と仕事の相談をし、電話レファを受け…としている間にあっという間にカウンター当番。今日はカウンターに入っていた2時間半くらい、ほぼレファレンスが途切れることがなかったので対応以外の仕事は出来ず。一番大きいのが、最初に書いたショックの話。

その利用者さんは、他の部署から電話を転送されてきた方でした。カウンターに入る前に10分以上電話でお話して、来館して頂くことになったので準備を進めていたら、実際にカウンターにいらっしゃいました。うちの係の管轄について話している間は何とか穏便に進んだと思います。熱心にメモを取られていて、説明も懇切丁寧にしたと思っています(でも、必ずしもそうではなかったのかもしれません…。菜の花が常識と思っていることが、誰にでも常識とは限らない、というか…。その辺りはちょっと不安。)その方自身も機嫌よく去っていかれたのです。が。

問題はそのあと。一度他部署に行って頂き、またこちらに戻って頂くときにちょっと行き違いがあってご迷惑をお掛けしてしまいました。その辺りは菜の花のミスでした。が、取り戻せたと思っていたのに…、どうも戻ってきてからお隣の係のパートさんが焦ってあまり説明せずに手続きを進めようとしたのが最後のきっかけだったらしく、非常にご立腹されて。多分、そこまでの様々な問題の積み重ねが、たまりにたまってそのタイミングで爆発したのだと思いますけれども…。あまりの剣幕に、横にいた菜の花はどう割って入ればいいのか、とおろおろしていたら、すぐに別の利用者の方がいらしてそちらにかかりきりに。このとき、この利用者さんに待って頂いてでも上司を呼びにいけばよかったのですが…、そこまで頭が回らずにとにかくレファレンスを先に何とかしよう、と。その利用者さんは大変喜んで頂いて帰って頂いたのですが、終わった!お隣を何とかしなきゃ、と思ったらすでにその後ろに次の利用者さんが並んでいるという大盛況ぶり。えー。そちらの対応が終わった頃には、もうお隣の利用者さんは姿が見えませんでした。事情を聞かないと、と思ったら更にすぐ次の利用者さんがいらして、今度は別のレファレンス。。。結局一段落したときには、カウンターの終了時間を15分もオーバーしていて、あのお怒りの利用者さんがどうなったかも定かではない状態で。声もかけられなかった…。何かフォローすべきだったのに。

でも、後から思うとあのとき事務室内にもやり取りは聞こえていたはずなのに、仲裁に入って頂けなかった係長を、菜の花はちょっとばかり恨めしく思います。ミスをしたり失礼があったのは確かに今カウンターにいる人ですけれども、上司にはそれをフォローしてもらいたい、と部下としては思うのです。トラブルがあったのはお隣の係ですが、その時間うちの係長もお隣の係長もどちらも事務室内にいらっしゃったのですよ。うちの係長は、直属の上司であるお隣の係長が出ないのに自分がしゃしゃり出るのはやはりためらわれたけれど、気が気じゃなかったので課長を呼びに行くかどうか迷った、という至極納得できることを仰っていました。確かに。じゃあ、どうしてお隣の係長は来てくれなかったのだろう…というのは、菜の花には推測しか出来ませんけれども、もしかしたらトラブルになったパートさんがベテランで発言力もある方だったのに対して、係長は後から異動してきたし、何か遠慮のようなものがあったのかもしれない、と。ああ、でももしもこれが去年起こっていたらきっと、うちの係のFさんが平和に仲裁してくれたのではないかな、なんて懐かしく思います。

今回のことで特に思ったのはやはり、利用者さんと接するときの姿勢かな。

図書館員は、図書館を愛し、図書館システムを便利だと思っていて、その便利さを何とか利用者の方にも享受して頂きたいと願っているのだと思います。だから思わず、その利用者さんが利用できるすべてのサービスを提供しようと考えてしまうわけですよね。でも実際、すべての利用者さんがすべてのサービスを利用しようとは思っていないし、過剰なサービスを求めてもいないのです。でも思わず

 「図書館員が、利用者さんにやってほしいこと」

について、お話してしまうことがあります。本当に思わず、であって、気持ちとしては少しでも多くを提供して利用者さんに満足してもらいたい、というその一心なのですが、これではカウンターのサービスとしては失格ですよね。実際、カウンターで大切なのは

 「利用者さんが、自分でやりたいこと」

をいかに多く聞き出し、読み取って、その目的に合致した情報やサービスを図書館員が適切に提供していくことだと菜の花は思うのです。主役は利用者さんであって図書館でも図書館員でも資料でもありません。そして必要なのは、その利用者さんの目的の達成。不要サービスを押し売りしてはいけないし、過剰サービスをしても利用者さんには邪魔なだけ、という結果になりかねず、図書館員が「ついでにこれも」ということがあってはいけないと思うのです。まあでも、思わず色々な情報を詰め込んでしまうなんて、本当によくあることですけれども。講習会なんかではいつも反省してばかりですし(T-T)。

とにかく。忘れてはいけないことを、もう一度再確認した菜の花でした。今流行の「らーにんぐ・こもんず」というのも、同じだと菜の花は思うのですけれどね(…ぼそっと)。最近の大学はアグレッシヴですね。時々びっくりしますよ。学生が完全受け手のお客様になる時代が来るなんて、きっと百年前は想像も出来なかったことでしょう。勿論、よりよい学習環境を整えるのは大学のつとめでしょうけれど、まあ…色々思うところもありつつ。

1週間の終わり方としては、どうにもよくない感じです。心にひっかかるものがあるというか…。結局、閉館時間まで職場の色々な人とお話をして回っていました。沢山の人がいるのは苦手なのですが、少数の人相手にお話をするのは、こういうとき一番救いになるものです。お付き合い下さった方々、ありがとうございました。来週も菜の花、もう少し頑張ります。それでは…。



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参考図書も値上がり中です

417日目。何とか乗り切った。

どうも調子がよくない菜の花です。落下事故から2晩過ぎましたが、まだよく眠れません。寝付けないし、目が覚めるしで睡眠時間は普段の半分程度かも。今回は別に菜の花が落ちたわけじゃないのですが、どうもね…。落下の衝撃で、自分の落下事故がフラッシュバックとまではいいませんけれど少しばかり思い出されたようで、昼間座っていても時々ふわっとした浮遊感のあと、ざっと血の気が引いたりして、気持ち悪いことこの上ない感じです。まあ、まだ「びっくり状態」が続いているのでしょう。それくらい、驚いたということで。そのうちおさまると思います。

…と、体力の落ちているときに、係長が風邪。…危険だ…。危険すぎる。今週末は菜の花、趣味の楽器の演奏会なのですよねー。何とか週末までは乗り越えないと。たとえ月曜日に倒れようとも。

そんな本日ですが。午前カウンター。そのときも、それ以外もほぼひたすら、継続購入の図書のお値段について調査しています。どうも大幅な値上がりをしているようなので。大体、洋図書は洋雑誌と同じく、5-30%くらい、この1年で値上がりしているようです。ちょっと上がりすぎでは。基本的には、ほぼこれで本日の作業は終わり…。何も書くことはないのでこれでさようなら…。

と思ったのですが。あー、そういえばあの「早起きさん」から「夜更かしさん」になった利用者端末くんに進展がありました。いや、更なる意味不明な行動と申しますか。どうも、内部時計が狂っているらしい!いきなり夜更かしさんになっているからどうしたものだろう、と見ていたら、時間が6時間くらいずれていたのです。で、システムのイベントビューアの見ていて、その時間のずれを勘案すれば、やっぱり早起きさんなんじゃないか、ということに…。先週は確かに時計、あっていたはずですが…。一体いつの間にずれたのか。どうも謎の多い端末です。いつも通りシステム系のY氏に伝えましたが、未だ原因不明…。どうなる、早起きさん!?(すでに命名か。)

それから原付の入構許可証は無事、発行されました。会計のM氏、ご協力ありがとうございます。

さてと。最後に係長、早く風邪を治して下さい。うつされるのではないかと気が気じゃありません!(打算か!)



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全自動でしゃべります

416日目。Y氏、とりあえず無事。

午前中に片付け仕事を幾つか。それからまた、お金の話。お金の話は直接、選書に関わってきますから重要です。それに絶対に間違いがあってはいけないところでもあります。勿論、どの仕事も間違いがあってはいけないのですけれども。係長と丁寧に金額を確認しながら話し合い、それでまた少し仕事が増えました。

昼前から、業務システムのリプレイス関係の意見交換会。次期システム候補の業者さんとお話を。サブグループ単位で1グループ50分の持ち時間。菜の花は、オンライン目録のサブグループ。何も話すことないなあ、50分も何を訊くんだろう、と思っていたら、ばっちり50分かかりました。うちのサブグループから菜の花を含めて4名参加しましたが、結局他の3名のすべての発言を足しても、菜の花の発言の半分にも満たなかったのでは、という恐れが…。菜の花、しゃべりすぎ。ごめんなさい。

しゃべりすぎと言えば、来週とある先生が、図書館職員にインタビューにいらっしゃるとか。誰かいませんか、と訊かれたうちの課長が、菜の花を推薦したとのことでありました。あー…、それは一番よくしゃべる人間を推挙した、と考えて差し支えございませんでしょうか。ある意味、インタビューには適任かもしれませんね。ふ…。何も訊かなくても全自動でしゃべります、みたいな。


システム系のY氏の昨日の事故の現場検証にシステム系の事務の一番上の偉ーい人がいらっしゃっていました。菜の花も覗いていました。結果、偉ーい人に怒られました。自分の入っている社会保険の種類が分からないとは何事だ、って…。ゴメンナサイ。で、社会保険って何だっけ、くらいの勢いの菜の花は、どうしたらよいのか…。とりあえず、色々と説明されてしまいました。この偉ーい人、T女史は、ハリー・ポッターのマクゴナガル先生に似ているなあ、という感想を持った菜の花でした。似てません?何か、先生っぽかったですよ。とりあえず、本日の「教育」により、
菜の花はレベルが1上がった!
菜の花は社会性が2上がった!
菜の花は年金と社会保険の種類を覚えた!
…って感じです。(ゲームのやりすぎ。)


午後からは、ぱすふぁいんだーのシステムの打ち合わせ。こちらでもその能力をいかんなく発揮した菜の花でした。黙れ、ってくらいに。打ち合わせ中に係のM嬢が呼びに来たので、急いでカウンターへ駆けつけました。今週来ます、と仰っていた名誉教授のM先生がいらっしゃっているとのこと。学外からの電子ジャーナル利用のためのID申請でした。IDの発行をその場で行ない、更に利用方法を説明し、文献検索のレファレンスを3つほど受けて、その他レファが1つあって、30分くらいかかったかな…。終わってから打ち合わせに戻ると、シメに入ってました。ある意味らっきー。何故ならもう、今回でお役ごめんだからー。そもそも参考人として参加していた菜の花ですから、これで菜の花のツッコミは不要だ!となればお払い箱なのです。さよなら、さよなら…。こうして、菜の花は会議を1つ脱したのだった!

終わった後に、いつもの某理系図書室Y嬢から来ていたWWW関係のご指摘に対して、システム系のY氏に相談に行きました。Y氏、先ほどの打ち合わせにも出ていらっしゃいましたがどうにも具合が悪そう。聞けば、昨日はやっぱり傷がうずいて、よく眠れなかったし、現在も歯に違和感があるとのことでした。擦り傷、打撲も一夜明けてみたら発見されていたようですし、何とも…。本当、お大事になさって下さい。そんなY氏に「ご愁傷様です」と言ったら、突っ込まれました。え?駄目なんですか!?あとで係長に聞いてみたら、ご愁傷様、は喪のときにしか言わないと。え!そうだったのですね。英語で言ったらThat's too bad.で、おかわいそうに、くらいだと思っていました。そうか、だから常識がないと言われるのか、菜の花は。マクゴナガル先生に怒られるはずです。ついでに帰っていくY氏に「安らかにお眠り下さい」ってとどめをさしましたけど。他意はないんです!本当なんです!昨夜、眠れなかったと仰ったから!すみません、すみません…。ほんとに心配していますからっ。一日も早く、痛みがひきますように。

痛みといえば、どうも菜の花の方も今日はとても調子が悪くて。帰ろうとしたら痛くて途中で何回も休む破目になりました。実は久し振りに、徒歩で通勤したのです。というのも昨日、原付に「入構許可証がない」と札をつけられてしまったから。そ、そうだったのですね…。原付の乗り入れには許可証申請が必要だったらしい。早速、申請の手続きをスタートしましたが、間に合わなかったので本日は歩いて通勤していたわけです。元々素敵な職住近接で、徒歩5分程度のご近所さんに住んでいるのですが、とにかく足が痛いから受傷後は原付通勤していました。で、また歩いてきたせいで無理な力でもかかったのか、痛む痛む。なかなか厳しい1日でした。しかもこんな日に限って、会議やら何やら移動が多かったですし。もう今日は歩きたくありません。お陰様でひとつ発見してしまいましたよ。痛いときに、奥歯を噛み締めて息を止めると、一瞬痛みがひくのですが、これを少し持続させた上で「これ以上痛いのが続いたら病院行くぞー」と思うと、けろっと治るのです。そんなに病院が嫌か!子どもか!…と突っ込みたくなりましたけれども、痛いなーというときにやると効果的っぽい。でも試してみて駄目だったとしても当方、責任はとりかねます。


夕方に、某文系図書室のAさん…(A嬢というには既婚者ですし、A女史というにはまだ若すぎる雰囲気だし、あえて言うならAおねえさま、くらい…?百合じゃないです)から内線を頂いて、そちらの学部の学生さんがどれくらい、うちの図書館のガイダンスに参加していますか?という話が来ました。あー、えっと、調べます。調べました。す…少なっ。もっと広報が必要だなあ、と思った次第。利用講習会ってほんとに難しいなあ。どうしたら誰もがみんな、ハッピーになるのだろう…。つまり必要な人が必要な情報を手に入れられるのだろう。


夜にまた、本を直しました。1つ凄く迷っていた角背の本の修理、たまたまいらしていた雑誌のK女史に相談してみたら、菜の花が角背で試したことのない直し方を提案されました。えー、そんなのうまくいく?と思ったのですがやってみたらばっちり!あまりのばっちりさ加減に思わず「と、年の功…!」。年季が違いますねえ、流石です。うんうん。若く見えますのにねー。はっ…それは魔女だから?今日はマクゴナガル先生も登場したし、魔法の世界でした。



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落下ふたたび

415日目。実は結構、ショック状態。

本日あったことを思い返せない状態です。何をしたんだっけ。午前中は5件の新規の仕事が入って、5件の仕事を片付けました。(と、記録は残っていた…。残っていたけど、全然思い出せない…。)WWW関係とか、何とか。

ああ、そういえば、朝イチで先週のおかしな利用者端末がもっとおかしくなっていました。先週は、1台だけ1時間早く立ち上がるという「早起きさん」になっていましたが、今度は1台だけ電源が落ちない「夜更かしさん」に。あー…そう。意味がよく分からない行動です。いつも通りシステム系のY氏に頼りっぱなしで。

そう、そのY氏なのです。午後からLANのことでちょっとトラブルのようなものがあって、事務室の方に来てもらっていたのですよね。それで、受傷を。

忘れもしない11月5日の朝8時40分に、菜の花が落下して足の骨を折ったのと同じタイプの机から、今度はY氏が落下。受傷したのは前歯で、ぽっきりと…ぎゃー。

恐ろしいところです、図書館…。

菜の花はトラウマになってしまいそうです。PTSD。もう机にのれない(のらなくていい)。いや、まあ命にはかかわらないので「重大なストレス」とまでは言えないでしょうが、でも今でも落ちたときのことを思い出せますし、あのときはとても時間がゆっくりすぎていくように感じましたし、ちょっと命の危険も感じましたし、やっぱり思い出すと怖いし、今日のY氏の悲鳴(落下を誰も目撃していなかった…ただし事務室にいた人みんなが悲鳴と落下音は聞いた)にはめちゃくちゃ驚きましたし。

で、とりあえず焦ってばたばたして、課長に報告に行って保健室に連絡して、近くの歯科の大学病院に電話。初診外来受付時間は終わっていましたが何とか診て貰えないか、と頼んで駆け込むことに。Y氏の事務室にケータイとお財布を取りにいった菜の花、後からシステムの課長に言わせると「真っ青になって凄い勢いで来たから驚いた」と言われましたが、とにかく浮き足立っていて、自分でも何をそんなに取り乱しているのだろう、もっと冷静に対処しろよ!と突っ込まざるを得ないような。一応、そういう自覚はあったわけですが、何というか「焦っている自分」と「冷静な自分」が別人のように感じるというか…、はっ、これが解離ってやつ?いや違うか、えっと、何だっけ、離人症?いや、もうこの際、何だっていいんですけど!

そのまま病院についていって、終業の時間頃に職場に戻ってきました。色々話して普通な感じ(なつもり)でしたけど、本調子じゃないというか、どうにも嫌な感じがして。とりあえず、これだけ思い出せただけで上等。

夜は、雑誌のK女史が作成中のポスターセッション用の大きなポスターについて、山ほど文句を言ってきました。グラフがなってないとか、色が何とかとか、フォントサイズが駄目とか、アブストラクトないし!とか…。色々言って直させてすみません。でも一言。K女史のポスターは、スタイリッシュだけど地味です!もっとがつんとインパクトを出しましょうよ!黄色、いいのになー。黄色。ピンクでも。菜の花が作るとお花畑なんですけれども。だから実際のところ、スタイリッシュに作れるK女史が羨ましいのです。…これのお陰で、少し気持ちがそちらに向きました。何もなかったら、自分が落下したときの恐怖心と、人に怪我をさせたというような自己嫌悪(うちの係の関係の仕事をしていて、見ていないときに同じような怪我をしたわけですから)で、パニックだったかもしれません。見た目はともかく(今日も十分パニックでしたけれども)。


Y氏、お大事に。あの、変なことを頼んで申し訳ありませんでした。ちゃんと脚立を用意すればよかったですね。危ない机ということは分かっていたので、支えていればよかったのかな…。一生ものの歯がー。でもそれ以外に外傷もなくて、よかったといえばよかったのでしょうけど。明日も治療とのこと。出来れば、差し歯ではなく自前の歯で。一日も早い完治をお祈りしています。ついでに菜の花の足の完治も祈っておきます(まだ走るには不自由)。

まあ、何だかんだで何とか対処出来たのは、ひとりぱにくっている菜の花ではなく、冷静に欠けた歯を捜してくれた係のF氏とか、連絡先を教えて下さった課長とか、電話をして下さった相互の係長とか、病院まで送って下さった管理課の課長とか、駆けつけた係のM嬢やお隣のN嬢や、とにかく色々な人のお陰であります。チーム・図書館。にしても、呪われているよーな。

…誰かうちの図書館にお祓いに来てくれないかなー(半分、本気)。



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新しいプリンタがやってきた

414日目。3で割り切れるなあ。

今朝はめいよな感じでした。レファが。名誉教授の先生とのやり取りが多かったってだけですけれど。ひたすら名誉教授でした。メールが凄い数になっていたような。ネットワーク系の部署の方にも連絡を取りつつ、進めました。色々と大変なことになっているようです。午前中はその関係のことと、係内での仕事の分担等でほぼ終わり。

午後はプリンタが届きました。利用者さんに電子ジャーナル等を印刷して頂くときのプリンタです。今までのものは不鮮明だったので、ちょっといいのを買ってもらいました。誤算だったのは、思った以上に大きかった、ってことでした。想定していた台に載らない!どうしようどうしよう、と係内であたふたしているところに業者Yさんが登場。いやあ、お取り込み中なんですけど!

まあ、そんなこんなでプリンタは設置されました。設置されたら今度は配線と設定と、ドライバのインストールです。これにはシステム系のY氏に出張してきてもらいました。いつもお世話になっております。プリンタに関しては設置スタートから落ち着くまでに2時間くらい。正式な配線に関しては来週ということに。あとはぼちぼちと利用者端末にプリンタ・ドライバのインストール、ですね。夕方はカウンターだったので、片手間にインストールを。何故か利用者端末の具合が悪くて、CD-ROMを読み込まなかったので諦めてオンラインでダウンロードしてきて設定。おかしいな。どうしてCD-ROMが読めない?

途中でレファ対応がぼちぼち。

途切れ途切れになりつつ、選書準備に関連して予算の確認をしていました。…え?ほんとに?予想外に、継続で購入しているものが本年は沢山届いているらしいことに気付きました。「継続購入」は、年鑑類や白書などが中心なのですが、長期間に渡って刊行される辞書・事典もあります。これがいつ発行されるか結構不定期で、年によって沢山到着したり、全然出なかったりもするのですが…、その時々で支払いするので、結構支払額が読めなかったりするのですよね。思った以上に、今年は沢山来ちゃってるのか、それとも値上がりしているのか。お金の管理をしている部署とやり取りしていましたが、ちょっと菜の花の手には余りそう。来週、係長にもう少しきっちりと話をしてもらってきましょう。うーん、お金の話は難しい。


夜にまた、本を直しました。昨日直しかかった「干物」状態のイタリア語辞典から。表紙はちょっと接着剤で固めすぎたのか、やや硬くなってしまいましたので、くねくねと何回も曲げて、全体にやわらかく、なじませるところからスタート。ある程度やわらかくなったら、本体と表紙の接着をして麻紐で縛って乾燥に入ります。乾け乾けー。

もう1冊。今度は仏教系の事典。背表紙が片側だけ外れている状態。見返しのところを見て、それから背表紙等を確認。うーん、綺麗だ。これは一度、修理された跡があります。しかも、とても綺麗に修理されていますね。再び壊れてしまっていますが、前に修理した人がいかに丁寧な仕事をしたかにちょっと感動。誰だろう。凄いなあ。今回破れてしまっている側の見返し紙が、前回は破れてしまったのだろうと想像。これが非常に堅牢に直してあったので、本体の開きとしては何の問題もなし。というか、こんなに綺麗に直してあると、外せないなあと。それでいつもは見返し紙を切って内側から直す方式でやるのですが、今回は外側の革を表紙から少し剥がして、その間に補強の紙をかませることにしました。外側からの修理は、菜の花にとってはとても珍しいことです。殆ど今まで経験がないといってもいい…というか、そもそも経験数自体が少ないわけですけれども。とりあえず、軽くは接着できました。しばらく乾燥させて、今度は上から更に接着してしまえーと思っています、ふっふっふ。来週のお仕事はこれね。


もうひとつ。ちょっと英語の勉強を始めました。うちの大学でオンライン講座を受けられるということで、すでに受講中の係長に勧められて。TOEICの対策講座です。菜の花は英語は全然駄目で、もう英語なんて見ているだけで眩暈がするくらいの勢いです。勿論、TOEICなんて受けたこともありません。聞いていると嫌になってしまうから、そんなの受ける気力が沸こうはずもない!って感じで…。

この講座、去年申し込んだのですが、本日から受講可能になりました。受講するのは最下位のランクである400~500点レベルだったかの講座。でもイニシャル・テストを受けてみたら意外にも600点を越えていたので(この前の春に、某大手英会話教室で10段階のレベル1と言われた菜の花にしては信じられない…って、一応大学出ているんだから普通くらいなのか)、最初に書いた目標400点は、流石に低すぎたかもしれません。とりあえず、今年はTOEICを受けよう!と思えるだけのガッツをまずは身に付けよう…この敷居が高いんですよね、はい。そんなわけで、今日のところはまだ、イニシャル・テストを受けただけの状態。1レッスンずつ、頑張っていきましょ。



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直して直して直したい

413日目。久々に本を直した。

3日連続で、開館準備のときに特定の利用者端末が変でした。立ち上がっているっぽいのですが、画面は真っ暗。ただただファンが回っている状態。スイッチを押しても全然反応なし。メインの電源をオン・オフすると初めて反応。それでいて、立ち上げ直すと何事もなかったかのように動き始めるという。変。変すぎ。どうして突然?そして毎日?あまりにおかしいのでシステム系のY氏に相談しました。早速出張してきて下さったY氏が、ログを確認。…変なもの発見。館内の端末は、毎日8時半くらいに自動電源投入されます。だからどの端末もそれくらいの時間に立ち上がったときのログが残っているのですが、おかしい端末だけ、1時間くらい前にイベントログがあるのです。あれ?早くに立ち上がってる?しかも、おかしくなった3日前からそのログが残っていました。うーん、これはどういうこと?

うちの館内は夜間、ブレーカーを落としているのですが、そのくらいの時間にブレーカーを上げる、ということをやっているのでは、という予想。とすると、通電した瞬間に立ち上がる、という設定になっているのだろうか?という疑いあり。で、BIOSを調べていたのですが(Y氏が)、特に問題はないようでした。それに電源コードをひっこぬいてもう一度挿す、という「擬似通電」をやっても自動電源オンにはなりませんでしたし。うーん…。うちのPC、基本的に設定変更は受け付けないで、立ち上げ直すたびに最初の設定に戻るようなセキュリティをかけているのですが、何があったのかな…。しかも火曜日からなんて、また凄く中途半端な。何だろうなあ…。謎です。Y氏、原因究明を期待してます!


午前中は基本的にレファをしていました。とある小説の原本(フランス語)の初版本を探している、というレファとか。結局のところ、欲しかったのは初版本そのものではなくて(それはうちにもあった)、初版本のカバーと帯だったみたいです。うちは基本的にカバーと帯は廃棄してしまうので(それも勿体無い話ですが、それらが取れてしまわないように装備をする人手がないというのが一番の原因か)、それはそもそもないのでした。何だ…。凄く悩んだのに。そう、悩んだんですよ!あのですね、海外の本ってどうやったら「これは初版本だ!」ってことが分かるのでありましょうか?日本の本って「第1版」とか書いてあったりしますでしょ?でも海外の本ってタイトルページの裏などに2版とか3版なら書いてありそうですけど、1版の場合はあまり何も書いていない気がするのです。発行日とかも細かくは書いてないし…。どうなっているのでしょう…。海外の本の発行日付とか、初版だよとか第2刷だよ、みたいな情報がどういう記述になるのが一般的なのか、是非誰か菜の花にご教授下さい!お願いします。…ちなみに課長には「普通は何も書いていなければ初版なんじゃない?」と言われましたけど。うーん、でもリプリントにも何も書いてなかったんですよねー。微妙すぎ。


お昼カウンターに出たら、やっぱりレファが多かった気がします。いや、実際は多くはなかったのですが、立て続けだったのでそう思っただけかな。


午後からは選書資料の整理を中心に。分類していた選書資料が机の中に入りきらなくなったので、古い資料から順番に捨ててしまうことにしました。もう机の上、一時的に凄いことになりました。うーん、こんなに机の中に入っていたのね。まとめて捨ててしまう勢いで。

途中で直しが入りました。データベースの利用説明ガイドを係のM嬢に作成していただいているのですが、その原稿の修正。すでに第5稿くらいまで到達しています。そろそろ打ち止めかな。いいものが出来そうな予感です。それから、レファ関係者の公的なイベントを企画しているのですが、そのための配布の文書を課長が作成してくれたから目を通して、と係長に渡されたので、思いっきり修正しまくりました。書いて書いて書きまくる菜の花。もう原形とどめてないよ、くらい。だって一応名目は、うちの係発の文書ということだったので。そりゃもう、係の一員としては、気にそまない文書を勝手に出されちゃたまらないよ、みたいな。もっと菜の花は日本語がまともだ!とか。
………。
…嘘つきました。
破綻してます、ごめんなさいm(_ _)m。

文書修正は、菜の花の得意技です、任せて下さいな。自分で書くのはともかく、人に駄目出しするのは得意です。嫌な奴ー。でも、思うのですよ。こういう校正というか、人の文書を直す機会は、めちゃくちゃ貴重な文章術磨きの修業になるのです。公的になればなるほど。研究室にいた頃に本当に実感しました。菜の花が最初に出した「卒業論文」は、確かに読めたものじゃなかった、と思うのです。(教授には「これはエッセイだ」と言われてしまった…。でもまだ日本語としては成立していたとのこと。もっと酷い言われようだった先輩などは「これはポエムだ」と断言されていました、はい。どんな夢見る卒論&修論ですか、それは!)それが、後輩の卒論や修論、学会発表の原稿、更には就活のための作文、更には先生の教科書の原稿などを直しているうちに、「あ…、そうか…」という感じで「学術的な文書とはこうあるべき」というのが見えてきたような。多分、「ような」ですね、はい、すみません。何も聞かなかったことにしておいて下さい。ふぅ。

ままま、ともかく。そんな感じで色々修正をしていたのでした。

夕方はがっつり、本の修理を!何だか久し振りだなあ。いつものように、にほんだいひゃっかぜんしょを直しました。これで最後。ようやく違うものに手を付け始められます!ということで早速、イタリア語の辞書を直しにかかりました。表紙が外れそうになっている本でした。うーん、どう直していくか。ずいぶん悩んで、少し手をつけて、直しかかって、結局もっと壊してしまうことに路線変更。皮一枚つながっていた本体と表紙、さっくりとってしまうことにしました。一応語学辞書なので、比較的しっかりと直したかったため。やはり語学辞書が一番、出入りが激しく、消耗しやすいですから。ちゃんと直しておかないと、またすぐに壊れて事務室送りになってしまいますものね。結局、外した状態で本体と表紙、それぞれを補修。この状態で乾燥させておくことにしました。表紙が外されてぺったんこに机の上で広げられている姿って、いつ見てもお魚の干物に見えます(意味不明)。うーん、干物。干物って炙るととっても、おいしいですよね。でもだからって、本の表紙を炙っちゃ駄目だよ、といつも自分に言い聞かせております。どんな人だよ。まあ、そんな感じ。



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eBook広報ポスター作成

412日目。ポスターが作れただけで本望です。

今日は結構、飛び込み仕事が多かったイメージです。WWWメンテは殆どなかったのでチェックだけ。午前中のメインの仕事は、eBook広報準備。去年の最後に、大きな買い物をしたので。今回利用可能になったeBookは、元々冊子体で所蔵の多いセットだったので、どの図書室がどの本を持っているか?をリスト化。これが昨日完成した仕事。本日はこれを見ながら、どう広報していくかを係長と少し話を。菜の花としては、もっともっと攻めていかないと駄目だと思うのですけれども!おしておしておしまくれ!みたいな。広報って難しいです。情報の周知ほど難しいことはないですよね。とりあえず、少しでも関連するところには「こんなにこんなにあなたのところでは、これが必要なはずなのです!」と、それらしい分野を推してこないといけませんよ、うん。押し売りっぽい。でも大丈夫。お金はもうこれ以上払わなくてもいいですから!あとは使ってもらうだけなのです。実際、これはきっと使われるものなのです。以前に行なったトライアルでも受けはよかったので。だけど、いくら有用なものも「使えるよ!」と広報が徹底していなければ宝の持ち腐れなのです。今回もまた、去年と同様に書架に「eBookの代本板」を置きたいと思っていますが、すぐには無理かな。またおいおい。とりあえず本日は、ポスターを作りました。早速館内に貼りました。少し作り直して、学内のほかの図書室にもばらまきたい所存。

また書架に出て調べ物をするレファが来たので、しばし集密書架で古い本に囲まれてきました。はっと時計を見たら30分くらいたっていて、思いっきり昼休みに入ったところ。うわっ、思わず…と事務室に戻りました。結構書架にいると時間感覚が狂います。


午後からはこれまでの新着本の情報を整理。でも今回は「新着図書のお知らせ」は作る暇がない!ので特に作成せず。まあ、これもまたおいおい。そればっかり。

それから、幾つか情報を整理して、選書の準備がようやくスタートできました。本当に、ようやく~。

と思ったら、変な本が出てきました。図書原簿を見ると「除却」扱いになっている本。しかもタイトルも全然違う。配置場所まで違う。何だろう、これ…。少し係でわーわー言ってから、目録さんの方に持って行って相談しました。結果。「…原簿で調べる番号が間違っている」と指摘されました。…あ。505588なのに405588見ていた…。そりゃ変ですね、すみません、ボケました。ま、そういうこともあります。

学内刊行物の配布が時々あります。なかには面白いものもあります、面白くないのもありますけど。今日のは面白いもの。勿論、大いに学術的だと思いますけれど…多分。それにしてもこの記事に、菜の花は結構あてはまっちゃうかもしれない。あてはまっちゃうとするとそれは病気じゃないですか!…気付かなかった、菜の花は病気だったのか!…と思ってみたりみなかったり。大したことじゃないです、ええ。


全体に今日は仕事がそこそこ進みました。うぃーくりーは2冊もやっつけたし。ToDoリストは何と!件数が大分減りました。何と昨日からトータルで、マイナス3件です。おお、この調子で今週うちにもっともっと片付けるんだ!頑張ろうー。と言っていると、どーん、どどーん、と仕事は降ってくるんですよね、気をつけよう、気をつけよう。



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くるくる

411日目。疲れた。

今日は、何だかぐったり疲れました。書架整理のバイトさんが臨時で入ったりしていたので人の出入りが激しい!…それにパートさんも一人増えているし、何だか賑やかでした。賑やかな分、仕事も進んでいたように思います。思いますが…とにかく疲れたので今日は短めに。

午前カウンター。…入る前に、背の部分の文字や模様が剥がれかかっているのを、薄めた接着剤でコーティングしてやろうと思ったのですが…、薄めすぎて、少し色が滲むという悲劇が起こりました…あー、やっちゃったよー。そういうこともある。経験が足りない先輩でごめんなさい、係のF氏。カウンターに入ってからは「本日のお仕事」メールを作成。これは毎朝の日課。係のM嬢に本日やってほしい仕事と係内の主な予定をまとめて送っているのですが、人が増えたので係のF氏とついでに自分自身の「今日、何をしなくてはいけないか?」も一緒にまとめてみることにしました。結果。うーん、大作になった。だがしかし。それは菜の花のデフォルトだから。まあいいや。

でも結局、そのメールに書いた自分の仕事は、半分しか手がつかなかったのですが。今日は飛び込みの仕事とうっかり発見された仕事が多くて。

ひとつはWWWメンテ関係。先月末から滞っていた通常メンテナンスを一気に片付け、更にもうひとつ…これが大物で、半日以上を要することになりました。とあるページを「なかったこと」にするため。どういう風にするかを書き換えながら考えて紆余曲折の末、雑誌さんやシステム系のY氏とも連絡をとって、HTTPのリダイレクトを使うんだ!ということに落ち着いたのですが、最終的なソースがどうも嫌な感じになりました。リダイレクトの一番単純な方法は、htmlのheadの部分にメタタグをひとつ入れてあげることですが、入れようと思ったらソースにheadがなかった…。いや、ほんとはあるんです。でもシステム系のY氏が考案してくれたphpだかでhead~bodyの頭の部分を自動生成するソースを最近使っていて、簡単にいじれるところにはなくて。これはトップページで楽をする工夫なのですが、詳しくは省略。とりあえず、メタタグだしbodyに入れても働くんじゃないか?という適当な考えのもと、やってみたら4種類のブラウザ(IE6、ネスケ7、FireFox、Opera)ではちゃんと動いているし、ま、いっか!…って、駄目?…Y氏は「何となく気持ち悪い」と仰ってましたけど。

午後にこの仕事はかかってしまいましたが、午後からは某理系図書室のY嬢からレファも来て、これが思わぬ時間を食いました。30分くらい書架をさまよって、15分くらいネット上をさまよって、最終的に「分かんない」とY嬢に泣きの電話を入れたという…。20年以上前に発刊した研究会の論文集の書誌調査でしたが、これがほんとに見つからない。1巻2巻が出たらしい、というのは引用者が複数存在するので多分間違いないのですが、以降はまったく手がかりなし。思いつく限りのオンライン目録をひき、目に付いた冊子体の雑誌系のカタログをがしがしと引きまくったのですが、駄目。うーん、こんなに資料があるのに記述がないのか!本当にないのか!こういうときの引き際は、大変難しいです。レファレンスってそこが困る。最終的には、1巻2巻の頃の執筆者が大学関係者というより、地域のセミプロ的研究者が多かったので、その地方の県立図書館へレファを出してはどうか、ということに落ち着きました。お役に立てずにすみません>Y嬢

そうそう、昼前にもうひとつ時間をとったのが「係長のメール紛失事件」でした。何だか大変なことになっていました。受信メールが全部行方をくらまし、自分で自分に送っても新着メールが表示されない!しかも代わりに1年前のメールが届くという、謎すぎる事態に。あんな症状、見たことありません…。頼みの綱であるシステム系のY氏にも「そのソフト、使ってないから知らない」と言われ(がーん)、何とか復旧を試みることに。あれこれやって、何とか復旧して本当によかったです、ええ。

ああ、他にも今日は色々あったのですが、そろそろ力尽きてきました。えっと、バーコードラベルを1200枚ほど印刷してきました。新しいバーコード印刷機が入ったので楽々出力できるようになったため。ラベルはシールになっていて、これがロール紙のような台紙についているのですが、さすがに1200枚は多いです…出力は数秒ですが印刷は凄い時間がかかる!しかも放っておくと印刷されたラベルが、床の上でうねうねになってしまう(ロール紙の形だから)…。仕方ないので印刷して出てきた口のところで、くるくると手で巻き取っていたのですが、5分たっても終わる気配なし。延々くるくる。いつまでもくるくる。何だかハムスターになった気分でしたよ。いつまでくるくるしていればいいのだ!!って。

さてと、もういいや、今日はこの辺で。一番の大仕事についてはまた明日。覚えていたら、ですけど。



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指先、さっくり(T-T)

410日目。指が痛い。

朝、開館準備をして戻ってきたら、指が痛い。何事かと思ったら、右の人差し指、指先がさっくりと切れていました。こりゃ痛い。非常に鋭い傷で、きっと紙か何かで切ったのだろうなあ、と。またこの場所が悪い。痛くて、キーボードが打てないのですよ。菜の花はキーボード中毒なので(ネットが使えないよりも、キーボードが打てないのが辛いらしい)、思いっきりキーボードが叩けないのは非常に辛いことです。とりあえず、右手は中指の一本指打法で。これがまた困る。気付くと中指、勝手にホームポジションに戻ってるし。だー、働け、中指!みたいな。その上普段菜の花が使っているノートはB5ノートなのでキーが少し小さいですしね。よく隣を押し間違えます、中指は不器用だった…。何とかこれで一日乗り切れたことは、非常に嬉しいことです。

午前カウンター。入る前に新しいパートさんのF氏に使ってもらう共有端末の紹介とメール設定をしてもらって。あとはいつものようにWWW関係のメンテと片付け仕事を…するつもりでしたが、メールで学外からの電子ジャーナル利用関係のレファが来ていたのでそれについて少し検討。返信してから誤解が生じないようにページを少し書き換え。次のメールレファに関しては、電子ジャーナルのことだったので雑誌さんへお任せ。本日は他にも電子ジャーナルの不通関係の問い合わせが来ていました。やはり年が変わって契約が変わるときなので、業者さんの方でも設定ミスなどが生じているようです。

ニュース更新関係で少し運用面で変更が生じたのでマニュアルを書き換えて、雑誌さんへ説明に。大したことではありませんが。こういう細かいことで密に情報共有しておくのが大事だよなーと思います。

係のF氏については係のM嬢に基本的にはお任せですが、お任せする「業務」自体には菜の花が口出ししています。えっと、何か悪人っぽいですね、この言い方は。うーん、コーディネイトしています、とかいいかも。プロデュース、は流石に言いすぎ。あれやってね、これやってね、って感じ。みなさん、お疲れ様です。

午後からはeBookの広報についてひたすら考えつつ単調作業を。明日は、この成果をもとに少し成果を形にしなくては。考えるだけでは成果になりませんからね。これをしつつ、夕方カウンター。レファはいくつか受けましたが、あまり大きなものはなく、比較的平和。

夜に少し本の修理をするつもりでしたが、指が使えないので諦めました。eBook関連のことを継続。あとは明日。



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仕事始め

409日目。仕事始め。1週間ぶりの出勤。

システムメンテナンスのため、午前中はメールやうちの図書館のサイトが止まるということで、結構やることが限られるなー、何からやっていこうかなー、と考えつつ出勤。ああ、そうそう、11月に受傷してから初の徒歩通勤をしました。調子がいい、と言っても周りは誰一人信じてくれませんが。そんなに変な歩き方?

本日から、うちの係に新しいパートさんがいらっしゃいました。うちの図書館初の男性のパートさんです。菜の花よりも1つ若い。どんな人が来るかと思っていたら、ふつーのさわやか系会社員な方でした。うーん、ふつーだ。ふつーすぎる。今まで菜の花の人生の中で、こんなにごくふつーの雰囲気のおにーさんに出会ったことが、はたしてあっただろうか…。類は友を呼ぶと言うけれど、菜の花の周りには常に「一風変わった人」が集っていたような。だがしかし。今回ばかりは驚きですよ。ごくふつーの、社会適合者のように見えます。…って菜の花の周りの人はみんな、社会不適合者ですかっ!?というツッコミはしないよーに。同年代のおにーさんで実際に、こんなに普通に社会に受け入れてもらえそうな感じの人って、ホントに周りにいませんでしたよ。菜の花の周りにいた男の人ってば、四字熟語でしか話せないらしいクラスメイトとか(英国留学していたときは何をしゃべっていたのかが気になります…今は編集者をしているらしい)、千秋もびっくりな音楽馬鹿の同期とか(ちゃんと指揮法も勉強していたけど、進学したのは音楽理論だったよーな)、10年以上前にすでにパソコンが家に3.5台くらいあった先輩とか(つまりバラされている、または部品だけ買われている!)、みんなで集まって100円ラジオを分解して回路図を書いて中身の検討をしている学科の同期たちとか(面白かったけど)、新興宗教などの勧誘に面白がってついていっては論破して帰ってくる理論屋さんとか(これだから議論好きってやつは…)。それらの人々に比べて!今回採用されたこの方の何と爽やかなことか!…うーむ、こういう人間もちゃんと実在しているのですね。この場合、比較対照が最悪って説も捨て切れませんが。


それはともかく。午前中は選書資料の整理などを中心に。午後はひたすらwww関係の仕事をさばきました。ToDoリストは待機や保留になっていたものがほぼ一掃されて、かなりシンプルになりましたよ。一体どれだけの更新をしたことか!でも、待機や保留以外の「早く対処しようね」な用件がたまりにたまっていますが…。本日のラストで9件+保留1件、かな。早く対処しようね、の方は…うん、早く対処したいです。しかし希望というのは「希(まれ)な望み」と書きますからね。うすーいですね。ふぅ。

一応、来週の目標としては本日上がっているToDoリストの内容の、最低でも半分程度(5件)は、完全に片付けてしまいたいね、ってところかな。頑張れるかな…。それは来週の金曜日にまた…。


仕事始めということで、本日は定時で無理矢理切り上げてきました。今年の目標は早く帰ろう、かな。あとは「短い日記」もですね。そのうちいつかフェードアウトできる程度に…(できるのか!?)。



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仕事納め

408日目。本年、最後の勤務日です。

朝は、昨日の続き。www関係の来年の用意です。午前後半からは大掃除。事務室の中の棚を片付けました。散らかっていた色つきのコピー用紙4色を取り出しやすいように棚もどきを作りました。材料は、書架から持ってきた木製の本立てと、ガムテープと、使わなくなった目録カード。見た目には「文具屋さんで売っていそうな」いい感じの棚になりました。満足。その他、壁一面でしかも天井まである高い事務室の棚が、大分すっきりしました。ブックトラック1つ分の古紙が出ました。

午後から、係内で打ち合わせ。来年から、うちの係に新しいパートさんがいらっしゃいます。そのことで話し合い&情報共有。それにしてもどんな人がやってくるのか。怖いですね…。菜の花、保守的なので変化が苦手なのですよ。新しい人というのはどうも、身構えますね。年齢的には菜の花と同年代の模様。同い年か、ひとつ下の男の方と聞いてます。うーん、どきどき。

その後、更に掃除。また事務室内を中心に。ずいぶんさっぱりしました。素敵。新しいパートさんの席に筆記用具などを用意して、共有PCの周りを作業台として整えて。もうこれで新年が迎えられるぞ!という感じです。

夕方に本の修理を1冊。ページが派手に破りとられて分離してしまった、にほんだいひゃっかぜんしょ。和紙テープで細かく補修。

最後は、今年最後のWWWメンテとして、ニュースを2つほど出して、すべて終了。お疲れ様でした!!また1年が終わりました。菜の花@大学図書館2年目。これからもまた、何回もこうやって図書館で仕事納めをすることになるのでしょうか…。なんて思いつつ、今年も終わっていきます。職場の皆々様、よいお年を!でもブログは…まだ今年ラストじゃないかも。菜の花の帰省は、大晦日の予定です。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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