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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「4-6年目(某文系図書室編)」の記事一覧

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新しいFAXがやってきた

635日目(通算1332日目)。白オレンジ、オレンジ、白緑、青、白青…。

今日は、午前中から入試事務のお手伝いに。
ひたすら願書の書類を揃えて、
不備がないか確認の上、受験番号を付番し、
「願書受け付けましたハガキ」に印を捺していました。
幸い、うちの学部の願書には、特に不備もなく、
さらさらと進みましたが、斜めお隣の学部では
かなり深刻な問題が勃発していたようです。
単なる書類のミスなどであれば、大学でかなり丁寧にチェックし、
入試課が学生さんに確認の電話を入れているので
(今日もほぼ最初から最後まで、入試課の人は
書類不備の学生さんに次々とコンタクトをとっていました)
何とかリカバリはきくのですけれども、
そもそも必修科目が履修されていないとか、試験で選択されていない等、
その場でどうにもならないようなことだとさすがにどうしようもありません。
本人にとっても大きな痛手ですから是非、
出願要項は早い時期から事前にしっかり読み込んでおくことをおススメいたします。


午後からも1時間ほどこの作業。
本当は夕方までの予定でしたが、さくさく進んで早く終わりました。
ので、図書室へGO。


図書室に戻ってきたら、FAXがきていました。
本体です。
うちの図書室のFAX、非常に古くてガタがきていて、
最近は紙詰まりしないで印刷することができず、
印字もかすれ気味で数字などは判別できない、
という凄い画質でして。送ってきた相手の
「ここに返信下さい」のFAX番号が読めないのです…。
激しく困ります。

で、新しいのを、しかも前々から欲しいと思っていた
スキャナ機能付のものを買って頂きました!
家庭用なので、お値段もお手ごろで。


というわけで、セッティング。
うちの図書室の人々、みんな機械に弱いから~って、
菜の花がいない間に届いたこのFAXを、
一応箱だけは開封したけど、とりあえず置いとく、
みたいな状態で放置してくれていたので、
菜の花はひとりでセッティング作業を。

そうそう、子機も2つもついているのですよね。
少し前までうちの図書室、固定式の電話が何故か隣あって、
PCからずいぶんと離れた場所に2つ、あるだけでした。
なので所蔵検索などが必要になっても、
「はい、少々お待ち下さい」と受話器を横に置いて、
全力疾走で離れたPCまで駆けていって検索し、
メモをとってまた電話のところに戻ってくる、
という状態だったのです。

それがあんまりだ、ということで、
子機付の電話を買ってもらうことに成功し、
ずいぶん楽になりました。
が、今回は更に、これまでFAX専用回線で使っていた番号にも、
電話機能がついた上に子機まで2つもついてきたので…、
突然、電話バブリーな図書室に昇格しました。
いや、ホント、これはバブルです。凄いです。
菜の花、あんまり嬉しかったので、
夜に人が殆ど帰ってしまった後、
3台の電話を1人で持って、転送の練習をして愉しんでました。
はたから見ると、変な人です。
でも、つっこまないであげて下さい。
それだけ、おおはしゃぎだったのです!


おおはしゃぎといえば、このFAX、スキャナ機能を使うために、
PCと接続することにしました。
USBでいってもいいのですが、LANに繋げば、
図書室中の業務用端末から使えます。
ので、LANがいいなあ、IPアドレス、ちょーだい!
…と、システム系のY氏にお願い。
したら、台帳を管理しているM氏に転送してくれました。

このM氏と話をしてみたら。
前に追加で貰ったプリンタ用のIPアドレス、
何とちゃんと台帳に記入されていなかったらしく。
あー、書いて書いて!ちゃんと書いといて!

無事、IPアドレスを頂いて、次はLAN線。
有線で繋ぐことにしたのはよかったのですが、
線が短くて届かず。
IPアドレスを頂いたときに、M氏から、
最近あちらの課で100m分買ったから、
分けてあげるよ、ということだったので、
走っていって、LAN線を頂きに行って参りました。

被覆を剥き剥きして、端子に8本の線を順番に差して、
がちゃこん、とやってLANケーブルを作るのですが、
不器用な菜の花は、何度剥き剥きしても、
中の被覆まで傷つけてしまいます…。
いやあ…昔から苦手で…。
その勢いたるや、同軸ケーブルだと、
真ん中の太い芯線しか残りませんからね…( ̄ー ̄)。

静まり返っているシステム課のど真ん中で、
一人でおおはしゃぎ&大騒ぎして、ちまちまやりました。
雑誌担当のO女史には

「たのしそうですね」

という感想を頂きました。
いやー、まあ、楽しいことは楽しいですけれどもね…。

最後にテスターでちゃんと繋がってる?を確認して、
きちんといっていたので、ほっ。


明日はこのLAN線の配線と、図書室の自分の端末以外への
ドライバのインストールと、みなさまへの利用説明会を開催予定。
新着図書も夕方に届きましたが…うーん、
後回しになってしまいそうな予感。



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トナーのフェイント

634日目(通算1331日目)。何という高等技。

今日は午前中にトラブル続きでした。


まずはコピー機がエラー。
トナーがなくなりそうなのは知っていたので、
利用者さんからのヘルプにすかさず、

「お、トナー交換だ!」

と用意していたトナーを持って駆けつけた菜の花でしたが、
実際にコピー機の表示を見たら、「紙詰まり」でした。
あれ?
トナーを横に置いて、紙を引っ張り出し、復旧。

で、数分後。
また利用者さんからの救援要請。
よし、今度こそトナーだ!と
トナーを引っ掴んで走ったのですが、
またも紙詰まり。
あれ?
同じように紙を引っ張り出し、
今度は給紙トレイの中身も捌き直しておきました。
これで大丈夫。

しばらく後。
3度目のヘルプ。
また紙詰まりか!
何かあの紙、ダメなのかなあ…と行ってみたら、
今度こそ本当にトナー交換でした。やっとか!


その合間に利用者さんからのメール問い合わせ。
前の部署にいた頃によくあった、メールによる
電子ジャーナル利用関連の質問です。
送信者は名誉教授の先生で、何年か前に
何度か質問にお答えした方でした。
どうも久々に質問しようと思って、
過去のメールを引っ張り出して、
菜の花にメールされた模様。

一応、現在の菜の花の職分ではないのですが、
内容としては答えられるものだったので、
図書館員として対応させて頂きました。
でも異動しているので、次回からはお問い合わせ対応の
部署の方にご連絡頂ければ幸いです、と添えておきました。

感謝の返信を頂いて、こちらも恐縮。でも嬉しいことです。


最後のトラブルは、貸出関連で。
かかりちょう…そのミスはないです…。
さすがに驚きました。
図書館員がこういうミスをするならば、
医師が患者を取り違えて手術することだってあるだろう、
と思いましたね…。いや、そういうミスはまずいです。
図書館員のお仕事は、人の命には関わらないかもしれませんが、
利用者対応はサービス業なのですから、
やはり細心の注意を払いたいものです。



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ポップもどき

633日目(通算1330日目)。手抜きだけど。

今日は朝からカウンター。
先週木曜日支払分の新着図書は、全部目録も終わって、
カウンター当番の間に、カウンターを横目にちらちら見ながら、
新着図書棚へ並べました。

最近始めたのは、新着図書のうち、帯があるものについては
帯の「推薦文」的な文字を切り取って、
新着図書棚に置くときにポップ代わりに使うこと。
今までは新着棚という名のブックトラックに、
ただ背を見せて並べていただけだったのですが、
何だか淋しいので、ブックエンドを普通と90度回転させ、
それに立てかけるように何冊かは表紙を見せて並べ、
手前に帯から切り取ったものを貼っておくのです。
大して手間はかかっていませんが、
ちょっと豪華な感じがします。
普通に背を見せて並べているよりも、
貸出率が高いようです。まだ母数が少なすぎて、
統計的に有意な差かどうかは分かりませんが。
ので、様子見がてら、しばらくこの方式でいきます!
もっと余裕があれば、手書きポップなんかを用意する、
なんてことも考えられるのですけれどもねー。
全部読んで、推薦文を書くような暇はありませんしね、さすがに。
夜間開室の院生さんに依頼するのはありかもしれませんが。
まあ、またぼちぼち。



午後からは久々に、棚整理という名の、再分類作業をしました。
1ヵ月ぶりです。
いやはや、やっぱり何でもいいから適当に放り込まれている
分類番号というものがありまして…。
ここに分類された資料、1冊残らず全部、
再分類するとあちこちに飛び散ってます…。
こんな「困ったら放り込む場所」的分類を
誰かが面倒になって作ってしまったのかもしれません。むむ。

この作業、とにかく3月までにめどをつけなきゃいけませせんので、
ちょっとスピードアップで、頑張りたいところです。



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片頭痛にやられた

632日目(通算1329日目)。でも、午後からは薬の力に頼って復活。

秋に親知らずを抜いたら、10年来、困ってきた頭痛が、
面白いくらいぴたっとなくなりまして。
どうも片頭痛だ、と思っていたのが、
智歯周囲炎が悪化して、頭痛などになっていた、
ということらしかったのですが。
残念ながら、すべてが歯のせいだったわけではなかったようで、
久々に、片頭痛に襲われてふらふらになっていた菜の花です。
そうよね、世の中、そんなに甘くはないですわね。
過去にはちゃんと「片頭痛と緊張型頭痛の混合型頭痛です」と、
神経内科の先生に診断されてますからね…。
自他共に認める、立派な頭痛もち。

おかげさまで階段を上るとズキズキ、
歩いているだけでもズキズキ、
そのうち、立ち上がるにもズキズキ、
最後は息を吸うだけでズキズキ。
周りの音に過敏になりますし、視界も不明瞭になりますし。
そりゃもう、集中力は続きません。

菜の花、指から血を滴らせていてもそんなに痛がらないのですが、
片頭痛の吐き気はちょっと苦手。
もうこのままでは仕事にならない、と
諦めてお昼に鎮痛消炎剤に手を出したら、
午後、1時間くらい過ぎてから絶好調でした。
恐ろしいです、ロキソニン。どれだけ効くの…。


そんな絶好調の中、さくさくと書誌調整を受けて、
書誌調整を出して、新規書誌作成もして、
新着図書を片付けました。
今日は、かなり作りましたよ!
午前中の超ブルーな感じ(頑張って痛みに耐えてみた)から、
一転して相当ハイになってやっていたので(何だか危ない人っぽい)、
どこか抜けていなければよいのですが。

ちなみに午前中もちゃんと頑張って、書誌がNACSISにあるものの
所蔵登録を完了しました。
午後はこれを受けて、書誌のないものの処理をしたのです。


それにしても、一体どうして突然、
菜の花のもとにかえってきたのやら、へんずつう。
まったくもって、厄介です。



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緊急ブザー

631日目(通算1328日目)。…今回はホントだった。

朝から、返却本の中に耳かきが挟まっていたりして、
何となく不穏な日でありました。
そして夕方…その事件は起きたのです。

突如鳴り響く、緊急ブザー。
あれです、女子トイレに設置されているエマージェンシーボタン。
いつも年度がわりの頃に、「流す」ボタンと間違えて押されまくり、
呼び出されまくる破目になる、緊急ボタンでございます。

でもこれ、菜の花が前の部署にいた頃は稀に、
本当に人が倒れていることがありましたので、
菜の花はいつも緊張して、ブザーの音源へ走ります。
今日は、他の人が走っていくのを、図書室で見送っていました。

しばらくのち。
戻ってこないなあ、と思ったら、教務の人が
「どこのトイレ?」
と図書室を訪ねてきたのです。
…ということは。
つまりはやっぱり本当の緊急事態で、
教務に誰かが連絡したということか!
それで、教務の人を案内して、
ブザーの鳴っていたトイレに向かいました。
目指すは同じ建物の1つ上、2階の女子トイレ。

階段をのぼりきると、真正面に続く廊下で、
人を背負おうとして失敗しかかっているかかりちょうの後姿が。
あ!あれだ!!

背負われようとしている人は、背の高い人で、
ぐったりしていて力がありません。
…怪我か、病気か!?
特に出血はない模様…、病気かな…。
ちょうど通りかかった先生とかかりちょう、
2人がかりで隣の建物の1階へと運びました。
昔、宿直室として使われていた畳の部屋があったため。
今は、誰も使っていないのでとても寒い部屋。
なので、急いで2人で図書室に引き返し、
ヒーターとひざ掛けを取りに行きました。
その間に、一緒に対応してくれた、
お隣の学部の図書室のYさんも毛布を持ってきてくれて、
とりあえず、横になって頂きました。

話を聞くと、講義中に気分が悪くなり、
抜け出してきてトイレで倒れたそうで、
荷物がまだ講義室にあるとのこと。
講義室名と大体の座っていた場所、名前を伺って、
ちょうど講義が終わったところでごった返している廊下を走って、
急いで荷物を取りにいきました。

言われた場所には確かにぽつんと1人分、
荷物が残っていました。
あ、これだこれだ、とちょっとばかり確かめさせて頂こうと、
かばんから覗いていたケースを見せて頂いたら、
何か違う名前の図書館の利用証が。
…ちょ、違う!

急いで、その場から離れて、回りを見回します。
が、他にそれらしいものがない。
うーん、困った。

…と、そこへ女の子が3人ほどやってきて、
あの荷物を片付けだすではないですか。
あああ、あの人の持ち物だったんだ。ゴメンナサイ。
と、教室の入口からじーっと見つめるあやしい人・菜の花。
しばらくして、あれ?と気付きました。
3人なのに、コートが4つある!
やっぱり、あれは彼女たちのものじゃないんだ…。
それで、声をかけました。
さっき聞いてきた、急病人の方のお名前を言ってみると、
お友達3人だということが分かりました。
ので、とりあえず荷物ごと、3人を畳の部屋に誘導。


教務の人は、そのままお友達にあとを託して、
様子を見たいから20分後に電話してね、と去っていきます。
って、え!?去っていくの!?
誰も残らないの?学生さんにお任せ?ホントに?
仕方ないので菜の花が訊いてみました。

「時間は大丈夫ですか?」

結局、3人のうち1人だけが残り、
あとの2人は用事があるので、と帰っていきました。
やっぱり学生さんはバイトやら色々あるでしょうし、
頼って拘束しちゃ可哀想ですよね…。

とりあえず、あんまり人が取り囲んでいては、
休むに休めないだろうと、その場にいたうちの図書室の4名と、
お隣の学部の図書室の1名も引き上げましたが、ちょっと心配。
廊下で教務のかかりちょうがそちらに向かうのにすれ違い、
一応、放置ではなかったのか、と少し安堵。

で、10分後に様子を見に行ってみると…。
あれ?部屋が暗い?
あれ?誰もいない?もぬけの殻?

毛布、ひざ掛け、ヒーターを回収して、
とぼとぼと菜の花、引き返していきます。
学生さん、どうしちゃったんだろう。
途中で、一番近い研究室事務室に顔を出したら、

「回復したから、帰ります、って」

えええ。だって、殆ど歩けない状態で、
顔色悪すぎだった人が、どうして数分で超回復して
帰る、なんてことになるんですか!?
それに彼女、一人暮らしの学生さんだって言ってましたよ!?
帰しちゃったの?大丈夫なの?病院はっ!?
というか、うちの大学の保健管理室くらいは
寄っていくべきじゃないですか!?

詳しいことはわかりませんが、
やっぱりみんなでわーっと集まってしまって、
びっくりさせちゃったのではないかな、と心配。
それで、ちょっと無理してでも「大丈夫ですー」と
帰ってしまう、なんて、日本人なら普通にありそうです。
本当に大丈夫だったのかな…。
一人暮らしなら、なおのこと。
凄く、心配です。
あの最後までついていたお友達さんが、
付き添っていてくれればよいのですが…。



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カバー直し

630日目(通算1327日目)。ひたすら直してた。

うちの図書室ではその昔、本のカバー(ジャケット)を
捨てていました。たぶん。
でも特に和書は、綺麗なカバーが多いじゃないですか。
捨てるなんて勿体無い!
そこで「カバーは残そう」ということになったのですが、
そのとき、「ではどうやって装備するか?」が問題になったはずです。
図書館によって、色々な方策をとっていますが、
菜の花の行く公共図書館で見られるやり方は

「カバーを本体に完全に貼り付けて、一体とする」

という方法。カバーの見返し部分を、本体に貼ってしまい、
丁寧ならば更にその上から全体をコーティングしてしまう、
というやり方。これをすると、本が傷みにくいし、
カバーも綺麗。
ですが、装備の費用と手間がかかります。

かと言って、何もしないと、カバーを外されてしまうと
カバー表面に貼ってある請求記号ラベルや資料IDのバーコードラベルが
失われてしまいます。カバー表面でなく、本体にそれらを貼ると、
そう簡単に失われはしませんが、表面から見えなくて不便です。

そこで、うちの図書室では一時期、

「本体に請求記号ラベルを貼り、
 カバーの背の下の方に切り込みを入れて中に折りこむ」

という方法を選択していたようです。
こうすれば、カバーがあっても請求記号ラベルは見えます。
若干、手間はかかりますが、当時としては画期的な方法だったのかも。

が。

何年か経って、その方法では問題があることが判明しました。
カバーの一部に切り込みを入れてしまうと、
その部分のカバーが開いてきてしまうのです。
しかも、書架の所定の位置に戻すときなど、
お隣の本に引っかかって、切込みを入れた部分から
カバーが破れてきてしまう事故が頻発したのです。

そのため、これに気付いた担当者が、
切込みを入れるのをやめて、
請求記号ラベルを2倍印刷して、本体とカバーの両方に貼る、
という方法に切り替えました。切る手間は省けましたが、
ラベルが2倍必要なので、若干、経費が余計にかかります。
でも、折角のカバーが破れてしまうようでは意味がないので、
この方法でもう数年、続いています。

菜の花が引き継いだときには、
こういう装備の仕方になっていましたが、
以前の切込みを入れてしまった本は、
ちょくちょく返本の際に見かけます。
気付いたときに、ちょこちょこと折り上げられたものを戻し、
新しくカバーにも請求記号ラベルを貼って、
切られた部分の補修をする、ということを2年前から始めました。
基本的には、返却本のみを直しています。
返却された本は少なくとも今回、誰かに利用されたので、
今後もまた利用される可能性が高いと考えられるからです。
実際に、一度カバーを直した本が、
よく返却本の中に混じっています。


で、今日もそうやって直していたのですが。
普段だと数冊なのに、今日はもう、1段で積み上げたら
バランスを崩して崩壊しそうなレベルに、
沢山ありました…。おおお。返却本、多いな!
あれです、昨日からの続きです。
昨日も大変、返却本が多かったのですが、
今日も同レベルに多いのです。
返却に来る学生さんは一様に、明るい顔をしています。

「あ、終わったんだ?」
「もう出してきたー。1週間で書けた!」
「俺、3日で書いた!」

…ちょっと心配になりました…。
いいのか、3日で仕上がった卒論…?
でも他の学生さんたちの中には

「あのフォントでホントに良かったのか、凄く心配ー。
 内容も、うーん、ダメだって言われたら、
 先生ごめんなさいって感じー」
「大丈夫だって、何か書いてあればいいんだから。
 あたしなんか、目次もないよ!」

…いやいやいや、大丈夫じゃないですって、
目次のない卒論って、ちょっとちょっと…。

「それに他のゼミの先輩に聞いたら、
 3ページって人もいたらしいよー。大丈夫だよー」

…大丈夫じゃないと思います。
それは卒業論文じゃなくて、レポートですよ…(- -;)。


いやはや、みなさまお疲れできっとハイテンションなのです。
今朝も菜の花が新聞を取りに廊下を歩いていたら、
前方からやってきた学部生の男の子が突如、
両手を広げて天井を仰ぎ見て、歌いだしました。
…うん、全然、大丈夫じゃないです。
思わずすれ違いざま振り返り、凝視しましたよ。

まあ、大学には、色々な人がいるものです。
卒論生さん、修論生さん、ラストスパート、頑張って下さいませ。



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返却本が多いー

629日目(通算1326日目)。みんな、真面目。

今日は何故かいつもの数倍、返却がありました。
どうやら4年生さんや修士2年生さんたちが、
続々と本を返しに来てくれていたようです。
卒論・修論の締め切りは来週だと思うのですが、
みなさま、余裕ですね~素晴らしい!



今日は、新着資料の受入作業をしていたら、
ちょっと嬉しいお知らせがありました。
年度末前に、うちのセンターのグッズ(名入りシャープ)が
作って頂けるかもしれません。
数年前に何百本か作って、イベントなどで配っていたのですが、
在庫が切れかけていて、もしも年度末にお金に余裕があれば、
どうにか補充をお願いしたい!と淡々と狙っておりました。
今年は、色々節約した結果、作って頂けるかも。かも。



それにしても本日はどうも体調が悪いです。
夕方からなのですけれども。
熱っぽくて(実際に測ってみたら、微熱でしたけど)、
筋肉が痛くて、頭痛がするー、という程度でしたけれど、
夜になって熱が上がってきたらどうしようかと、
気が気ではありませんでした…。
危険。
普段、人ごみに行かない菜の花が、
土日に、マスクをしていたとはいえ、
沢山の若者が行きかう場所に立っていましたので、
色々拾ってしまっていてもおかしくはないのです。
と、心配。

明日も無事に出勤できることを願って止みません、ホント。



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週の初めですが…

628日目(通算1325日目)。疲れた。

土日、出勤でした。
しかもいつもよりも1時間以上早く。
昨日、前代未聞の早め就寝したお陰で、
何とか1日頑張りましたが、
明日は有休をとることにしました。
菜の花、ひ弱ー。
というか、熱っぽいです。
あちこちが痛いです。
普段、引きこもっている人が、急に人ごみの中に放り込まれると、
予期せぬ病を拾ってしまうものです…。
何ともなければ良いのですが。
明日、じっくり休んで何とか持ち直したいところ。


そんな本日のお仕事は。
カウンターしたり、掲示物作ったり、新着図書を配架したり。

…今、変換を間違えて

「新着図書を灰化」

で確定しちゃいましたよ…。
ダメですよ、買ったばかりの本をいきなり燃やしちゃ…。
うーん、やっぱり疲れているのですかね。

で、メインのお仕事は(いきなり話が戻る)、
新着資料の受入と書誌作成、でした。
ちまちまちまちまと書誌と、著者名典拠レコードを作っていました。
OCLCなどの参考書誌すら存在しない資料が何件かありましたので、
折角なので、仲間の書誌の流用でもなく、
まっさらから作成してみました。
完全白紙からの書誌作成は、
綺麗に降り積もった一面の銀世界で、
一番最初の足跡をつけて走り回るような気分になります。
はしゃいでハイテンション、だけどちょっと怖い。みたいな。


さて、明日は臨時のお休み!
がっつり、掃除とお買い物をしたいと思っています。



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昨今の落書きは…

627日目(通算1324日目)。明日は試験。

明日はいよいよ、センター試験ですね。
うちの大学もセンター試験の会場となっていますので、
菜の花も働きに参ります。
今日は、その試験会場の設営。

と言っても、設営する、というよりは、お掃除?
講義室の忘れ物やゴミ拾いをして、落書き消しをし、
様々な掲示物を貼って、板書をし、
お部屋の設備(照明やマイク、カーテン)などを確認し、
受験番号を各机に貼って、試験監督用の椅子を用意。
…などなど。

教室外の、たとえばトイレの場所表示や、
会場の番号や案内板などの設置は、
朝から教務の方々が頑張って下さっていたので、
菜の花たちは午後から教室内の上述したようなことをしていました。

それにしても、忘れ物の多いこと多いこと。
菜の花が設営担当した講義室は、
うちの学部で一番大きな、数百人が入れる階段型の大講義室。
でも、みなさまよくよく忘れ物をされるもので。
最近、雨なんて降っていない気がするのに、
傘だけで何本忘れられていたことやら。
この寒いのにマフラーの忘れ物も2つ。
手袋や手帳、飲みかけのペットボトルに
各種講義資料、企業説明会資料、などなどなど。
いやはやいやはや…ちゃんとお持ち帰りして下さいませよ。

それから落書き。
毎年、山ほどの落書きがありますが、
これらをスプレーで拭き取っていくのも設営のおしごと。
受験生さんが入室したときに、落書きだらけの机ではいけませんからね。
今年は若干、量が少なめな気がしました。
おや?
これは、「今年の学生さんが大人しい」のか、
それとも「今年の清掃業者さんが非常にがっつり働いている」のか、
はたまた「菜の花が老化して、落書きが見づらくなっていて
発見できないでいる」のか…。
3番目の可能性が非常に高い気がするのは何故(- -;)。

それでも見つけた落書きは色々。

「たこ焼き食べたいー」「たこー!!」「鍋食べたい」

…なんて、食欲を強調するものや、

「いまだに90分授業って慣れない…疲れたー、飽きたー」

…なんて、お疲れのご様子のもの、

「愛してるー愛してるー」

…なんて、ひたすら何かを叫んでいるもの…などなどなど。

まあ、色々とありました。
あー、学生さん、ちゃんと講義は聞きましょうね?



というわけで、事務員的な仕事もしていましたが、
図書系業務も片付けました。
何とか、新着図書の目録は完了。
配架は少し残っているのですが、
それについては来週また。

さて…週末はいつもよりも1時間以上早い出勤です。
帰りはいつもよりも遅め…。
土日ともに出勤、かつ代休がないので、
ちょっと厳しいです…が、何とか頑張ってきます。



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キックステップほしい

626日目(通算1323日目)。ホントは怖いんだよ?

キックステップ欲しいなあ、とカタログで探していました。
少し高めのもの。
あ、お値段が、ではなく、高さが、です。
うちに今あるものと同じようなものが、
1万6千円くらいでカタログに載っていました。
へー、それくらいの値段なのですね…。
あんな台ですのにね。
やっぱり安定がよくて、車輪もついていて…、
というのを実現するには、ある程度の値段が必要なのでしょうか。
いや、単に需要が少ないから高いのか…。

でも、もう少し背の高いのがいいな、と
横を見たらハイ・キックステップがありました。
お、こちらの方がいいんじゃない?
通常のものより5cmくらい高いです。
5cmは大きいですね。
あと少しで届きそうなのに!…というときには重要です。
これがいい!
お値段は、やっぱりちょっと割高なんだろうな…、
と見てみると…。
あれ?
1万円?
普通のキックステップより安くない?
もしかして径が小さいとか?
…いや、そんなことないな。
はっ、まさか車輪がついてないとか!?
…いや、ついているな。
素材の違い?
…うーん、同じに見えるよ…。
メーカが違うのだろう、ということくらいしか、
菜の花にはいえません…。どういうこと?

…と、品定めして、かかりちょうに話を持っていきました。
そのあと、かかりちょうがお隣の図書室のYさんと
お話をしていたのですが、そのときにふと机の上に置かれていた
カタログに目を落としたYさん。

「あのー、もしかしてキックステップ要ります?」

…何と、余っている、というのです!
何故。何故余るんですか?
キックステップなんて、あればあっただけ欲しくないですか?
不思議です…とても不思議です。
うん、では今度、頂きに参りますよ。


そんなYさんは、業者Kさんにご立腹でした。
業者Kさんは、去年からうちの図書室とはトラブル続きです。
担当者ごとに違う値段を伝えてきたり、
問い合わせても放置されていたり(結局、未だに放置らしい)、
誰がその件に対して責任を持つのかをうやむやにされたり、
まあ、色々とあるらしいです。
菜の花は直接関係していないので、
周りのキレている人々が仰ることを拝聴しているだけですが。

で。
今日もその業者Kさんがやってくれたらしいです。
問い合わせた資料についてであるものの、
焦点の異なる回答が戻ってきた上、
肝心のこちらが尋ねたことが回答されていなかったとか、
問い合わせた営業の人からではなく、
見知らぬ人(内勤の人らしい)から
「誰々に問い合わせた内容で…」という前置きなしで、
いきなり回答が書かれたメールだったとか、
ついでに破格に高い調達の手数料を言われたとか…、
まあ諸々重なって、Yさんは怒り心頭になっていました。
「だから、これについてはどうなの?」と、
もう一度質問し直すメールを返信の上、
その資料の手配を別の業者さんに依頼するつもりのようです。

それから、これまでの色々なトラブルについて、
同じくトラブルに巻き込まれているうちのSさんと、
意気投合してがっつり愚痴っていかれましたが…、
そのあまりの恐ろしさに、
横で作業していたうちのS嬢の表情が凍り付いていました。
うん、菜の花もちょー怖いと思う!
みんなずっと、Yさんっておっとりしたお嬢さん、
と思っていたらしいですけれど、
それは仮の姿ですからね?
彼女は昔から、怖い人ですよ?

そんなわけで、今日からうちの図書室の人々が
彼女を見る目は、がらりと変わりました。。。
強いなあ、Yさん…。
菜の花は、知っていましたけどね!



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最古号より古い…!?

625日目(通算1322日目)。片付いたよ。

昨日の夕方きた、お待ちかねの書誌調整対応を、朝一番に。
でも朝からカウンター当番が忙しめで、
午前中はそれと掲示物の作成と…、
あとは若干の目録。
というか、本日のメイン業務は、目録作業ですね。
午後からも目録、続き。

本日、ちょっと迷ったのがVOL追加時の出版年修正。
通常、新規VOL追加に伴う書誌事項の変更は、発見館修正OKなもの。
終刊などで、出版年の終年を追加してYEARも閉じる、
という修正の場合は、コーディングマニュアルでの
発見館修正OKのマターなのです。
通常、VOL積みする場合は、どんどん新しい巻が出てくるので、
開始年を修正することはなく、そういうのを想定している
ルールだと思うのですが…、今回の場合は、
修正項目が初出の出版年変更だったので、困ってしまいました。

というのも古い本の寄贈を受けたので、
その目録をとっていたのですが、
ある書誌の最古号よりも古い号が出てきちゃったのです。
つまり現在「開始年」になっている年そのものを
変更してしまいたい、ということで。
うーん、この場合も勝手に修正していいのだろうか…。
終年はいいけど、開始年はまずくないか…?

悩んだ菜の花は、「NACSIS-CAT/ILL Q&A DB」で
同様の事例がないか、しらみつぶしに探しました。
(http://cattools.nii.ac.jp/qanda/kensaku.php)

…探しています。
……探しています。
………探しています。
…………見つけました!

おおお、同じことでお悩みの方、発見ですよ!
「VOL展開の書誌の出版年を遡って修正する場合」
というA002392500のご質問。
何でも、VOL積みされている書誌の一番古いのが2004年版、
と書いてあるものの、質問者さんのところには2003年版があったと。
まさに菜の花が今、直面している問題と同じ!

このご質問の場合は結局、別に書誌があったようですが、
菜の花が欲しかった回答はばっちり出ていました。

それによると、

「コーディングマニュアル21.1Bの該当する事項はありませんが
複数の出版物理単位から成る書誌レコードに対する
資料の刊行はじめ年に対する修正は
新たな巻冊次・部編名の追加時に発生する修正ですので
発見館修正可と判断できます。」

だそうです。よし。
じゃあ、菜の花が勝手に修正しちゃう。
あのDB、本当に役に立ちます。
でも、同じ事例を探すのが大変ですけれどもね…。
どんぴしゃな質問があると、らっきー!という感じです。


そんなこんなで、目録作業、完了。
何とか先週支払分が終わりましたよー。
でも明日はまた支払処理日ですよー…。
またくるー!!

でもへこたれずに、新着資料の整理をしていました。
そちらは受入作業。
今日はそれらを優先してしまったので、
貴重書さんのお世話時間が確保できず。
うーん、明日は…いや、明日も無理かー…。


それにしても今日は、返却本が多かったです。
最近、利用者さんも多い気がしますね。
やはり卒論・修論シーズンだからでしょうか。
みなさま、頑張ってっ o(>_<)o
菜の花は、真面目に研究をまとめるみなさまを、
心からおーえんしてますっ!(b^ー゚)♪ふぁいとー。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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