菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧
- 2024.11.25
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- 2013.07.17
タイトルフレーム
- 2013.07.16
そのデジタルデータ、本当に安泰ですか?
- 2013.07.12
学習机がやってきた
- 2013.07.11
引き取られて、納められて
- 2013.07.10
直らなかった…
- 2013.07.09
ちょ…このタイミングで除湿機が…!?
- 2013.07.05
ついでに色々、引取りを依頼
- 2013.07.04
目録カードさよならから始まる計画実行は続く
- 2013.07.03
さよならカードボックス
- 2013.07.02
書誌調整三昧
- 2013.07.01
経済事情と産業事情…
タイトルフレーム
295日目(通算1670日目)。不安になった。
とあるCD-ROM版の逐次刊行物。去年、菜の花が雑誌書誌を作成しました。継続前誌2つが統合していたのですが、この前誌のタイトルが、CD-ROM表面から取られていました。でもCD-ROMって確か、中から取らなくてはいけなかったはず。もしも表面からとったら、その旨を注記するのではなかったでしたっけ。。。そう思い、書誌作成の連絡をNIIにする際、ついでにその旨をお伝えして修正がかかったのですが。今年、菜の花が作成した書誌に次の巻がやってきたら、今度は「この巻からタイトルがこう変わりました」の注記が入っていました。うん?注記されていたのはCD-ROM表面に書かれたタイトル。確認したのですが、去年の巻も今年の巻も、CD-ROMの中身のタイトルは変わりませんでした。もしかしてこれ、CD-ROM表面から取っていない?でも、去年と今年で、CD-ROM表面同士では変更はないのですけれども。だからもしもCD-ROM表面から取るなら、「変更しました」という注記ではなく、そもそも「TR」自体を修正しないと、なのです。
それにしてもこんなにも皆様がCD-ROM表面からとるのはつまり、菜の花が採用しようとしている場所が間違っているのでは?という気がしてきました。採れる場所がないから、ラベルから採ろうとしてしまうのではないかと。だとするとやっぱり間違っているのは菜の花?
実のところ、菜の花には「タイトルフレーム」が何なのかよく分かりません。映像資料などだと、再生して最初に出てくる画面だ、というのは分かるのですが、今、対象となっているのは文書資料で、CD-ROMを「再生」するようなものでもないのですよね。ただ、index.htmlという、いかにも最初です、というルートファイルは存在するので、ここから採ってきているのです。これ、本当にタイトルフレームと言い切っていいの?…それが問題。そう言いきれないからこそ、皆様がCD-ROMの表面からタイトルを採るのではないでしょうか…。だとしたら間違っているのは菜の花の方。うう、CD-ROM、ややこしい。去年の書誌作成時もこれがとても難しかったから、色んな人に意見を聞きまくり、そしてNIIにもお伺いをたてて直したはずなのですが…、と今確認したら、去年の作成時には「最初に立ち上がってくる画面から採った」と記録していますね…。ということは今まで自動再生していたのか…!それならやっぱり「タイトルフレーム」な感じですね。でも今年のは立ち上がってくれず、自分でindex.htmlを開きましたが…うーん、あれ?何か変わった?それとも菜の花のPC環境が変わった?何とも悩ましいCD-ROM…。
今日は、7月から新しく着任した先生と、委員会で初めてお会い致しました。電子ジャーナルなどに興味があるようだったので、またご説明しますよ、いつでも時間のあるときに図書室にお越し下さい、とご案内しておきました。これで利用者1名は確保できるかしら…。いやいや、折角我らが大学にいらして頂いたので、図書館サービスを存分に活用して頂けるように、頑張ってご案内したいと思います。しっかりアピール。自己主張の強い図書館…いやいや、親切サービスの図書館を目指しましょう。というか、やっぱり先生はちゃんと味方につけて、しっかりサービスを使いこなして頂かないと、折角の図書館が勿体無いのです。紙媒体の書庫としても、電子ジャーナルやデータベースの管理元としても。
とあるCD-ROM版の逐次刊行物。去年、菜の花が雑誌書誌を作成しました。継続前誌2つが統合していたのですが、この前誌のタイトルが、CD-ROM表面から取られていました。でもCD-ROMって確か、中から取らなくてはいけなかったはず。もしも表面からとったら、その旨を注記するのではなかったでしたっけ。。。そう思い、書誌作成の連絡をNIIにする際、ついでにその旨をお伝えして修正がかかったのですが。今年、菜の花が作成した書誌に次の巻がやってきたら、今度は「この巻からタイトルがこう変わりました」の注記が入っていました。うん?注記されていたのはCD-ROM表面に書かれたタイトル。確認したのですが、去年の巻も今年の巻も、CD-ROMの中身のタイトルは変わりませんでした。もしかしてこれ、CD-ROM表面から取っていない?でも、去年と今年で、CD-ROM表面同士では変更はないのですけれども。だからもしもCD-ROM表面から取るなら、「変更しました」という注記ではなく、そもそも「TR」自体を修正しないと、なのです。
それにしてもこんなにも皆様がCD-ROM表面からとるのはつまり、菜の花が採用しようとしている場所が間違っているのでは?という気がしてきました。採れる場所がないから、ラベルから採ろうとしてしまうのではないかと。だとするとやっぱり間違っているのは菜の花?
実のところ、菜の花には「タイトルフレーム」が何なのかよく分かりません。映像資料などだと、再生して最初に出てくる画面だ、というのは分かるのですが、今、対象となっているのは文書資料で、CD-ROMを「再生」するようなものでもないのですよね。ただ、index.htmlという、いかにも最初です、というルートファイルは存在するので、ここから採ってきているのです。これ、本当にタイトルフレームと言い切っていいの?…それが問題。そう言いきれないからこそ、皆様がCD-ROMの表面からタイトルを採るのではないでしょうか…。だとしたら間違っているのは菜の花の方。うう、CD-ROM、ややこしい。去年の書誌作成時もこれがとても難しかったから、色んな人に意見を聞きまくり、そしてNIIにもお伺いをたてて直したはずなのですが…、と今確認したら、去年の作成時には「最初に立ち上がってくる画面から採った」と記録していますね…。ということは今まで自動再生していたのか…!それならやっぱり「タイトルフレーム」な感じですね。でも今年のは立ち上がってくれず、自分でindex.htmlを開きましたが…うーん、あれ?何か変わった?それとも菜の花のPC環境が変わった?何とも悩ましいCD-ROM…。
今日は、7月から新しく着任した先生と、委員会で初めてお会い致しました。電子ジャーナルなどに興味があるようだったので、またご説明しますよ、いつでも時間のあるときに図書室にお越し下さい、とご案内しておきました。これで利用者1名は確保できるかしら…。いやいや、折角我らが大学にいらして頂いたので、図書館サービスを存分に活用して頂けるように、頑張ってご案内したいと思います。しっかりアピール。自己主張の強い図書館…いやいや、親切サービスの図書館を目指しましょう。というか、やっぱり先生はちゃんと味方につけて、しっかりサービスを使いこなして頂かないと、折角の図書館が勿体無いのです。紙媒体の書庫としても、電子ジャーナルやデータベースの管理元としても。
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そのデジタルデータ、本当に安泰ですか?
294日目(通算1669日目)。「ショックです」って言われて、ショック。
朝から、先々週に問い合わせを出していた回答メールがきました。何てのんびりさん。でも問い合わせた業者Aさんから、業者Pさんに連絡が行って、そこからJ社に問い合わせしていたようなので、こんなものかもしれません。
そしてこの回答内容は、考えうる限りの中でも最悪の状況でございました。データ、完全に散逸。
長らく契約していた、とあるデータベース。ところが提供元がこのデータベース事業から撤退する、ということになり、競合していた別のデータベースの作成元にデータを売り払って、そちらに乗り換えて欲しい、データは大体引き継がれて、内容は充実する、ということだったのです。で、乗り換えたのが半年ちょっと前。でも若干、引き継がれないデータがある、という話ではあったのですが、まさにそのデータをN先生は大変、欲していたようで。過去データを何とか手に入れられないか、というご相談があったのですが、残念ながら元々のデータベース提供元はそのデータについては別の会社に外注しており、外注されていた会社は契約が切れた(前のデータベースが終了した)時点で、当然ながらデータ作成をやめているのですが、過去データまですべて廃棄していたみたいで。ああ。貴重なデータが、どこかの狭間に…。結局、誰一人かえりみなかったのですね、そのデータについて。で、N先生にご報告した結果、数分後にたった一言、
「ショックです。」
というメールがぽつんと返ってきました。申し訳ない気持ちでいっぱいですが、もはやどうしようもなく。半年前、データベース乗り換えのときなら、まだデータを貰うことが出来たのでしょうか…。でもあの時点でも引き継がれないデータについて業者さんに相談したら「著作権の問題で~」という説明があったのでしたっけ。でもまさか、1年も経たずにその大事な大事な著作権で護られていたはずのデータが、廃棄されてしまっていたなんて。棄てるなら下さい!…と大声で叫びたい。そのデータを必要としている人がいるのです!あああ。
世の中では今、Webアーカイブなんかも進んでいるわけですが、これは何しろ相手が有料データベース。アーカイブとしては対象外かと。今回、商業データベースに何かがあったときの怖さを、あらためて思い知りました。有料電子ジャーナル、商業データベース…段々紙ベースのものが消えていく中、本当にそのデータは、安泰ですか?あるとき突然、提供元が撤退したり…倒産したりしてしまったら、そのデータは大丈夫ですか?
実のところ、このデータベースに関しては、今後のことを考えて、とデータベースの中身のバックアップCDを毎年ちゃんと受け取っていたのです。ですが、きちんと確認してみたら何と、今回欲しかったデータに関しては、収録対象外だったのですね。バックアップが全データではないとはちらっと聞いていた気もしましたけれども、思った以上にこのデータベースについて理解していなかったみたいです。もっと食い下がらないといけなかったのか…。でも「もう撤退します」と、元のデータベースの提供元さんは結局一度も来て頂けませんでしたし、幾つか問い合わせたことも軒並み「出来ない」という回答でしたし…。やっぱりデータベース、怖いです。
しかしこれ、全国の導入機関さん全部が同じ状況だと思うのですが、他のところでは特に何もなかったのでしょうか…。うーん。
ひとつのデータベースの終焉は、人間の最期と同じような感じ。何か色々なものを遺して去っていきました。。。
朝から、先々週に問い合わせを出していた回答メールがきました。何てのんびりさん。でも問い合わせた業者Aさんから、業者Pさんに連絡が行って、そこからJ社に問い合わせしていたようなので、こんなものかもしれません。
そしてこの回答内容は、考えうる限りの中でも最悪の状況でございました。データ、完全に散逸。
長らく契約していた、とあるデータベース。ところが提供元がこのデータベース事業から撤退する、ということになり、競合していた別のデータベースの作成元にデータを売り払って、そちらに乗り換えて欲しい、データは大体引き継がれて、内容は充実する、ということだったのです。で、乗り換えたのが半年ちょっと前。でも若干、引き継がれないデータがある、という話ではあったのですが、まさにそのデータをN先生は大変、欲していたようで。過去データを何とか手に入れられないか、というご相談があったのですが、残念ながら元々のデータベース提供元はそのデータについては別の会社に外注しており、外注されていた会社は契約が切れた(前のデータベースが終了した)時点で、当然ながらデータ作成をやめているのですが、過去データまですべて廃棄していたみたいで。ああ。貴重なデータが、どこかの狭間に…。結局、誰一人かえりみなかったのですね、そのデータについて。で、N先生にご報告した結果、数分後にたった一言、
「ショックです。」
というメールがぽつんと返ってきました。申し訳ない気持ちでいっぱいですが、もはやどうしようもなく。半年前、データベース乗り換えのときなら、まだデータを貰うことが出来たのでしょうか…。でもあの時点でも引き継がれないデータについて業者さんに相談したら「著作権の問題で~」という説明があったのでしたっけ。でもまさか、1年も経たずにその大事な大事な著作権で護られていたはずのデータが、廃棄されてしまっていたなんて。棄てるなら下さい!…と大声で叫びたい。そのデータを必要としている人がいるのです!あああ。
世の中では今、Webアーカイブなんかも進んでいるわけですが、これは何しろ相手が有料データベース。アーカイブとしては対象外かと。今回、商業データベースに何かがあったときの怖さを、あらためて思い知りました。有料電子ジャーナル、商業データベース…段々紙ベースのものが消えていく中、本当にそのデータは、安泰ですか?あるとき突然、提供元が撤退したり…倒産したりしてしまったら、そのデータは大丈夫ですか?
実のところ、このデータベースに関しては、今後のことを考えて、とデータベースの中身のバックアップCDを毎年ちゃんと受け取っていたのです。ですが、きちんと確認してみたら何と、今回欲しかったデータに関しては、収録対象外だったのですね。バックアップが全データではないとはちらっと聞いていた気もしましたけれども、思った以上にこのデータベースについて理解していなかったみたいです。もっと食い下がらないといけなかったのか…。でも「もう撤退します」と、元のデータベースの提供元さんは結局一度も来て頂けませんでしたし、幾つか問い合わせたことも軒並み「出来ない」という回答でしたし…。やっぱりデータベース、怖いです。
しかしこれ、全国の導入機関さん全部が同じ状況だと思うのですが、他のところでは特に何もなかったのでしょうか…。うーん。
ひとつのデータベースの終焉は、人間の最期と同じような感じ。何か色々なものを遺して去っていきました。。。
学習机がやってきた
293日目(通算1668日目)。タダより高いものは…(- -;)。
目録カードボックスを捨てる決意をした、あの学内「リサイクル品」の机、ついに引き取りに行って参りました。まあ、殆ど人任せでしたが(←え!?)いや、かかりちょうと、更に隣の隣の図書室のかかりちょう、お二方にほぼお任せで。いやあ、大変でした(かかりちょうが)。
引き取り先は、大通りの向こう側だったので、信号を渡っていかなくてはなりません。ぎりぎり110cmの机が載る台車で出かけたのですが、こんな大きな台車だと通れない道がいっぱいでした。構内に車が進入できないようにあちこちにある自転車なら何とか通れる車止め。本当にあちこちにありました。大きな台車で移動して初めて、こんなにバリアフリーを妨害するものがいっぱいあったなんて、と気付きましたよ…。確かに建物の中のバリアフリーは進められています。建物に入る部分もまだ何とか。スロープとか。以前に図書館の入口のスロープに入るための坂が恐ろしいバリアだった、という話も書きましたけれど、まさに今回はそれのもっと手前部分について思い知りました。
最近は車椅子の学生さんも増えてきているのですけれども、きっとみなさま、凄く苦労されているのだろうなあ、とあらためて実感した日でした。
で、まあ恐ろしく苦労して(かかりちょうズが)、何とか運び込んだ机。これだけ苦労したら、そう簡単には捨てられないなあ、と思いました。ええ。こうして作られた閲覧席、活用していただけたら嬉しいなあ、としみじみ思うのです。
で、本日の未登録資料整理は。統計関係はさっくりと終わって、今度は683.9付近の「港湾」関係に突入しました。ホント、飛びまくりですね。これも次回には終わらせて、更に次にいきたいのですが。
目録カードボックスを捨てる決意をした、あの学内「リサイクル品」の机、ついに引き取りに行って参りました。まあ、殆ど人任せでしたが(←え!?)いや、かかりちょうと、更に隣の隣の図書室のかかりちょう、お二方にほぼお任せで。いやあ、大変でした(かかりちょうが)。
引き取り先は、大通りの向こう側だったので、信号を渡っていかなくてはなりません。ぎりぎり110cmの机が載る台車で出かけたのですが、こんな大きな台車だと通れない道がいっぱいでした。構内に車が進入できないようにあちこちにある自転車なら何とか通れる車止め。本当にあちこちにありました。大きな台車で移動して初めて、こんなにバリアフリーを妨害するものがいっぱいあったなんて、と気付きましたよ…。確かに建物の中のバリアフリーは進められています。建物に入る部分もまだ何とか。スロープとか。以前に図書館の入口のスロープに入るための坂が恐ろしいバリアだった、という話も書きましたけれど、まさに今回はそれのもっと手前部分について思い知りました。
最近は車椅子の学生さんも増えてきているのですけれども、きっとみなさま、凄く苦労されているのだろうなあ、とあらためて実感した日でした。
で、まあ恐ろしく苦労して(かかりちょうズが)、何とか運び込んだ机。これだけ苦労したら、そう簡単には捨てられないなあ、と思いました。ええ。こうして作られた閲覧席、活用していただけたら嬉しいなあ、としみじみ思うのです。
で、本日の未登録資料整理は。統計関係はさっくりと終わって、今度は683.9付近の「港湾」関係に突入しました。ホント、飛びまくりですね。これも次回には終わらせて、更に次にいきたいのですが。
引き取られて、納められて
292日目(通算1667日目)。製本の背表示に注意せよ。
今日は利用者さんの少ない木曜日でした。毎週のことながら何故か木曜日は利用者さんがとっても少ないのです…。授業の関係なのでしょうか?それともカウンター当番が菜の花だからいけないのでしょうか…。
そんな中、利用者さんじゃない来客はいっぱいありました。学内刊行物をまとめて引き取っていきます!とのことだった文書保存の部署の人が、今日は2人で山のようにダンボールを抱えて来室されて、根こそぎ持っていかれました。あらまあ。棚が大変、すっきりしてしまいました。結構、貴重なものも混じっていたのですが。戦前の卒業アルバムとか。菜の花が生まれる前から続いて保存されていた、うちの学部の講義要項とか。あれだけ揃っているとなかなか貴重です。後からは手に入りませんしね。
同じ頃、すぐお隣の整理室では、逆に業者さんが納品にいらしていました。本年度の第2回製本(和雑誌)の納品です。これがなかなか曲者で。いや、綺麗に製本して頂いていたのですが。雑誌担当者がその後チェックをしたら、背表示に幾つか問題が。タイトルが2つ併記されているけれど、1つは不要(そのタイトルの雑誌は合冊されておらず、中身は単一タイトルの雑誌のみで構成されているものだった)とか、「西暦指定」していた年号を、勝手に「平成」にされたとか(書架に並べたときに、他の年度が西暦で続いているのに、突然そこだけ平成になってしまう)。西暦の件は、前回も同じことがあって、わざわざ直して頂いた上、今回の引取りのときも何回も念を押していたそうなのですが、残念。
更には、昨日壊れてがっかりだった除湿機を、全部空調に変更したい計画(営繕要求)を大学本部に出すために、施設担当者さんが見積もりを出して頂くようにと業者さんを連れていらっしゃいました。さて、いつかここも空調にして頂けるのでしょうか。もしそうなったら、冬場にもう、「極寒の地」とは言わせないぞ!…ですね。今は何の熱源もないから、極寒にしないために涙ぐましい努力をしまくりです。この問題が解決したら、菜の花はとーっても嬉しいですよ!嬉しいですが、まあ要求は来年度以降になるでしょうから、いつか工事が入ることが決まっても、菜の花は多分、もうこの図書室にはいないでしょうけれどもね。そしてうちの大学では一度異動すると、同じポストに戻ることはありません。かかりちょう&かかりいんがいるような図書室だと、一度異動してもかかりちょうに昇進したら戻ってくることもありますけれども、今の図書室は職員1名のところなので、二度と戻ってくることはないので…ええ、本当に他人事状態ですが、未来の利用者さん&後任の担当者さんのためにも、頑張って動いておくことにします。
未登録資料整理は、「333.3 戦時経済」を卒業しました。が、すぐ前にあった「333.2 統制経済」、333.1「計画経済」、そして333.09「経済法」関連も気になって整理を始めてしまい…、増える増える増える…。幸いなことというか何というか、そんなに冊数はなかったので、何とか今日中に終わりましたけれどもね。で、今は更に別の場所にアタック中です。今度は単一主題の統計関係。地理区分は21。朝鮮あたりです。でも菜の花には古い朝鮮の地名が何道に当たるかなんてぜーんぜん分からないので、それらの再分類でずいぶん時間を使ってしまいました。難しい。でもここも明日には離脱したいなあと思っているのです。Hit & Away的な。
今日は利用者さんの少ない木曜日でした。毎週のことながら何故か木曜日は利用者さんがとっても少ないのです…。授業の関係なのでしょうか?それともカウンター当番が菜の花だからいけないのでしょうか…。
そんな中、利用者さんじゃない来客はいっぱいありました。学内刊行物をまとめて引き取っていきます!とのことだった文書保存の部署の人が、今日は2人で山のようにダンボールを抱えて来室されて、根こそぎ持っていかれました。あらまあ。棚が大変、すっきりしてしまいました。結構、貴重なものも混じっていたのですが。戦前の卒業アルバムとか。菜の花が生まれる前から続いて保存されていた、うちの学部の講義要項とか。あれだけ揃っているとなかなか貴重です。後からは手に入りませんしね。
同じ頃、すぐお隣の整理室では、逆に業者さんが納品にいらしていました。本年度の第2回製本(和雑誌)の納品です。これがなかなか曲者で。いや、綺麗に製本して頂いていたのですが。雑誌担当者がその後チェックをしたら、背表示に幾つか問題が。タイトルが2つ併記されているけれど、1つは不要(そのタイトルの雑誌は合冊されておらず、中身は単一タイトルの雑誌のみで構成されているものだった)とか、「西暦指定」していた年号を、勝手に「平成」にされたとか(書架に並べたときに、他の年度が西暦で続いているのに、突然そこだけ平成になってしまう)。西暦の件は、前回も同じことがあって、わざわざ直して頂いた上、今回の引取りのときも何回も念を押していたそうなのですが、残念。
更には、昨日壊れてがっかりだった除湿機を、全部空調に変更したい計画(営繕要求)を大学本部に出すために、施設担当者さんが見積もりを出して頂くようにと業者さんを連れていらっしゃいました。さて、いつかここも空調にして頂けるのでしょうか。もしそうなったら、冬場にもう、「極寒の地」とは言わせないぞ!…ですね。今は何の熱源もないから、極寒にしないために涙ぐましい努力をしまくりです。この問題が解決したら、菜の花はとーっても嬉しいですよ!嬉しいですが、まあ要求は来年度以降になるでしょうから、いつか工事が入ることが決まっても、菜の花は多分、もうこの図書室にはいないでしょうけれどもね。そしてうちの大学では一度異動すると、同じポストに戻ることはありません。かかりちょう&かかりいんがいるような図書室だと、一度異動してもかかりちょうに昇進したら戻ってくることもありますけれども、今の図書室は職員1名のところなので、二度と戻ってくることはないので…ええ、本当に他人事状態ですが、未来の利用者さん&後任の担当者さんのためにも、頑張って動いておくことにします。
未登録資料整理は、「333.3 戦時経済」を卒業しました。が、すぐ前にあった「333.2 統制経済」、333.1「計画経済」、そして333.09「経済法」関連も気になって整理を始めてしまい…、増える増える増える…。幸いなことというか何というか、そんなに冊数はなかったので、何とか今日中に終わりましたけれどもね。で、今は更に別の場所にアタック中です。今度は単一主題の統計関係。地理区分は21。朝鮮あたりです。でも菜の花には古い朝鮮の地名が何道に当たるかなんてぜーんぜん分からないので、それらの再分類でずいぶん時間を使ってしまいました。難しい。でもここも明日には離脱したいなあと思っているのです。Hit & Away的な。
直らなかった…
291日目(通算1666日目)。そうだろうなあとは、予想していた。
昨日壊れた除湿機3、修理は早くても2日後以降、ということだったのですが、1日で業者さんがやってきてくれました。で、見ていただいたところ、冷媒のガスが空だったそうで。ちょっとばかり漏れました、というレベルではなく、空っぽですか。そうですか。それはどこかに大穴開いているんじゃないでしょうか。たとえ充填してもすぐ抜けていくということでは…。
とにかく、「除湿機3」は当面、見捨てられてしまうことに。この1年間、一生懸命頑張ってくれた子のですが…!当面、若干不調の「除湿機2」にガス充填して、稼動してもらうことになりました。
あとは一応、「除湿機3」の修理見積もりをしてもらって、それから大学本部への「営繕要求」をし続けていつか予算がつくことを願うくらい。現在フル稼働中の「除湿機1」に何かあったら、うちの図書室環境、アウトです…。不安になってきました。。。
そんなこんなでばたばたしていましたが、ようやく未登録資料整理の「602」付近を離脱。「産業」、さようなら。そして次に取り掛かっているところは、「333.3」です。「戦時経済」ですかね。何だか気まぐれに作業している感が凄いですが、菜の花なりの法則を持って作業はしているのです、かなり意味不明っぽいですが。
ちなみに今日作業していた「戦時経済」の「戦時」は、第一次世界大戦でした。資料がみんな、大正時代のものだったからです。何となくぴんとこないのは、菜の花が日本史を履修しなかったせいでしょうか。どうも戦争と言われると第二次世界大戦の方がぱっと思い浮かぶのです。そういえば前に整理していた「震災復興」の本も、「震災」が意味していたのは「関東大震災」でした。昭和元年頃の「復興局」の資料など。地震後の土地計画やインフラ再建状況の載っている本でしたが、菜の花にはこれもぴんと来なくて、そういうことがあったんだなあ、ととても興味深く中身を確認したものです。今だと「震災」といえば「東日本大震災」の方が先に思い浮かびますし、そうでなければ「阪神淡路大震災」の衝撃を思い出すわけですが。と言っても、激しく被災したわけでもありませんけれど。我が家ではお茶碗が全滅したのと、あとから食器棚を復旧させるのが大変だったくらいで、可愛いものです。
とまあ、資料の整理をしていると、色々知らないこと、知っていても身近に感じていなかったことが、その時代からある本に触れることで、何となく手元に引き寄せられるような気がするのです。なかなかたのしいおしごとですね。迷ったり困ったりすることもいっぱいですけれども、知らない世界を見せて頂いているのは間違いありません。
さて、明日も「333.3」あたり、頑張りましょう。
昨日壊れた除湿機3、修理は早くても2日後以降、ということだったのですが、1日で業者さんがやってきてくれました。で、見ていただいたところ、冷媒のガスが空だったそうで。ちょっとばかり漏れました、というレベルではなく、空っぽですか。そうですか。それはどこかに大穴開いているんじゃないでしょうか。たとえ充填してもすぐ抜けていくということでは…。
とにかく、「除湿機3」は当面、見捨てられてしまうことに。この1年間、一生懸命頑張ってくれた子のですが…!当面、若干不調の「除湿機2」にガス充填して、稼動してもらうことになりました。
あとは一応、「除湿機3」の修理見積もりをしてもらって、それから大学本部への「営繕要求」をし続けていつか予算がつくことを願うくらい。現在フル稼働中の「除湿機1」に何かあったら、うちの図書室環境、アウトです…。不安になってきました。。。
そんなこんなでばたばたしていましたが、ようやく未登録資料整理の「602」付近を離脱。「産業」、さようなら。そして次に取り掛かっているところは、「333.3」です。「戦時経済」ですかね。何だか気まぐれに作業している感が凄いですが、菜の花なりの法則を持って作業はしているのです、かなり意味不明っぽいですが。
ちなみに今日作業していた「戦時経済」の「戦時」は、第一次世界大戦でした。資料がみんな、大正時代のものだったからです。何となくぴんとこないのは、菜の花が日本史を履修しなかったせいでしょうか。どうも戦争と言われると第二次世界大戦の方がぱっと思い浮かぶのです。そういえば前に整理していた「震災復興」の本も、「震災」が意味していたのは「関東大震災」でした。昭和元年頃の「復興局」の資料など。地震後の土地計画やインフラ再建状況の載っている本でしたが、菜の花にはこれもぴんと来なくて、そういうことがあったんだなあ、ととても興味深く中身を確認したものです。今だと「震災」といえば「東日本大震災」の方が先に思い浮かびますし、そうでなければ「阪神淡路大震災」の衝撃を思い出すわけですが。と言っても、激しく被災したわけでもありませんけれど。我が家ではお茶碗が全滅したのと、あとから食器棚を復旧させるのが大変だったくらいで、可愛いものです。
とまあ、資料の整理をしていると、色々知らないこと、知っていても身近に感じていなかったことが、その時代からある本に触れることで、何となく手元に引き寄せられるような気がするのです。なかなかたのしいおしごとですね。迷ったり困ったりすることもいっぱいですけれども、知らない世界を見せて頂いているのは間違いありません。
さて、明日も「333.3」あたり、頑張りましょう。
ちょ…このタイミングで除湿機が…!?
290日目(通算1665日目)。壊れた。
梅雨も明けまして、暑い季節がやって参りました。しかも蒸し蒸し。気になるのは書庫の湿度、それから書庫内空気の水分含有量。
ちょうど1年前の今日、2012年7月9日から書庫の温度・湿度の記録を取り始めたのですが、順調に下がっていき、お蔭さまで1年経って相対湿度で15%くらいカットされました。水分量もかなり減っています。嬉しいこと。
が。
喜んでばかりもいられません。何と今朝、稼働中の2台の除湿機のうち、奥側の「除湿機3」が故障しているのが発見されたのです。電源を入れても10分くらいで切れてしまいます。恐らく、またガス漏れですね…。どうしようもない。漏れの原因は大抵、分かりません。出来るのはガス充填くらい。10万円以上かけて充填しても、結局1年ともたなかったりするから洒落になりません。どうするの、これ。
でも書庫環境を思えば、他にどうしようもありませんから、施設に相談して、修理に来てもらうことにしました。で、施設の方から去年、除湿機2が死亡していたときに修理を依頼したところに連絡してもらったのですが…残念、自己破産申請して連絡不能になっていたそうです。えええ。まさかそんな。
結局去年、実際に修理を請け負った下請け会社の方に直接連絡がついたのですが、梅雨が明けて今、めちゃくちゃお忙しいそうで。早くとも木曜日以降になるそうです。それまで…踏ん張れるのか…。不安。とりあえず、調子はいまいちですが、稼動させていなかった「除湿機2」を復活させることに。
そんなこんなで今日は終日、温度と湿度に振り回されていた気がします。それにとても暑かったので「節電時間」という要求がメールでやってきて、30分ごとに空調を止めるように、というお達し。いやいやいや、除湿機は止められませんから…。何だか騙し騙しでようやく1日が終わったときは、本当にほっとしましたよ。何とか湿度も踏ん張ってましたしね。
しかしこれから毎日これが続くかと思うと…。うーん。
あとは本日は、8月のおやすみ予定の広報準備とか、書誌調整対応とか、新着図書目録とか。暑かったせいか、謎の間違いメールがきました。最初のメールは合っていたのですが、わざわざ訂正メールが来て、それが間違っていたので返信してみたら、訂正メールの訂正がくるというややこしいことになっていました。何とも複雑な。
梅雨も明けまして、暑い季節がやって参りました。しかも蒸し蒸し。気になるのは書庫の湿度、それから書庫内空気の水分含有量。
ちょうど1年前の今日、2012年7月9日から書庫の温度・湿度の記録を取り始めたのですが、順調に下がっていき、お蔭さまで1年経って相対湿度で15%くらいカットされました。水分量もかなり減っています。嬉しいこと。
が。
喜んでばかりもいられません。何と今朝、稼働中の2台の除湿機のうち、奥側の「除湿機3」が故障しているのが発見されたのです。電源を入れても10分くらいで切れてしまいます。恐らく、またガス漏れですね…。どうしようもない。漏れの原因は大抵、分かりません。出来るのはガス充填くらい。10万円以上かけて充填しても、結局1年ともたなかったりするから洒落になりません。どうするの、これ。
でも書庫環境を思えば、他にどうしようもありませんから、施設に相談して、修理に来てもらうことにしました。で、施設の方から去年、除湿機2が死亡していたときに修理を依頼したところに連絡してもらったのですが…残念、自己破産申請して連絡不能になっていたそうです。えええ。まさかそんな。
結局去年、実際に修理を請け負った下請け会社の方に直接連絡がついたのですが、梅雨が明けて今、めちゃくちゃお忙しいそうで。早くとも木曜日以降になるそうです。それまで…踏ん張れるのか…。不安。とりあえず、調子はいまいちですが、稼動させていなかった「除湿機2」を復活させることに。
そんなこんなで今日は終日、温度と湿度に振り回されていた気がします。それにとても暑かったので「節電時間」という要求がメールでやってきて、30分ごとに空調を止めるように、というお達し。いやいやいや、除湿機は止められませんから…。何だか騙し騙しでようやく1日が終わったときは、本当にほっとしましたよ。何とか湿度も踏ん張ってましたしね。
しかしこれから毎日これが続くかと思うと…。うーん。
あとは本日は、8月のおやすみ予定の広報準備とか、書誌調整対応とか、新着図書目録とか。暑かったせいか、謎の間違いメールがきました。最初のメールは合っていたのですが、わざわざ訂正メールが来て、それが間違っていたので返信してみたら、訂正メールの訂正がくるというややこしいことになっていました。何とも複雑な。
ついでに色々、引取りを依頼
289日目(通算1664日目)。手袋はどうしていつも、同じ場所が破れるんだろう。
菜の花が作業中に使っている手袋、今日もまた破れてきました。いつも、右手の中指の指先の腹、しかもその左側部分が縦に破れてきます。うーん、何か癖があるのかもしれません。
昨日、不要な学内刊行物を自転車で取りに来てくれる、と仰っていた文書資料室の研究者さんが、晴れ間の広がった午後から、実際にいらっしゃいました。どうやらこういうことが学内でよくあるようで、結構大きなダンボールでも運べるように、電動自転車を導入しているみたいです。凄い。
が、その電動自転車でも1回では持ち運べない分量を引き渡そうとし、更に他の棚もご紹介して「いかがですか?」と訊いてしまう始末。結局、もう一度、今度は車で引き取りにいらっしゃるとのこと。また来週です。
しかしこれらの資料、今までのところではざくざく捨ててしまっていたもの。でも見る人が見れば、「ああ、これは頂いていきます!」になるのですね。気をつけて、気にかけていたいものです。先生達の研究室お引越しで出てくる本もきっと同じなのでしょうね。先生方はまさか、図書館が欲しがっているなんて思いも寄らずに、ざくざくっと廃棄されているのでしょうけれど。たまに先生方が大掃除した後に出てきた本を寄贈して頂けることがありますが、
「おおお、これは!」
というものもあります。絶版本とか、図書館の欠号とか、立派な専門書なのにうちにはない本とか。…でもどの先生もみんながみんな、図書館に寄贈はして下さいませんので…ええ、すみません、告白してしまいますと、廊下のゴミ置き場を漁ることがございます。良い本落ちてるんですよー。いや、利用者のみなさま、すみません。出所を明かせない本とか…。ちなみにそういう本は「寄贈」という扱いになります。寄贈者は…うちの部署の長の名前になりますが。。。
菜の花が作業中に使っている手袋、今日もまた破れてきました。いつも、右手の中指の指先の腹、しかもその左側部分が縦に破れてきます。うーん、何か癖があるのかもしれません。
昨日、不要な学内刊行物を自転車で取りに来てくれる、と仰っていた文書資料室の研究者さんが、晴れ間の広がった午後から、実際にいらっしゃいました。どうやらこういうことが学内でよくあるようで、結構大きなダンボールでも運べるように、電動自転車を導入しているみたいです。凄い。
が、その電動自転車でも1回では持ち運べない分量を引き渡そうとし、更に他の棚もご紹介して「いかがですか?」と訊いてしまう始末。結局、もう一度、今度は車で引き取りにいらっしゃるとのこと。また来週です。
しかしこれらの資料、今までのところではざくざく捨ててしまっていたもの。でも見る人が見れば、「ああ、これは頂いていきます!」になるのですね。気をつけて、気にかけていたいものです。先生達の研究室お引越しで出てくる本もきっと同じなのでしょうね。先生方はまさか、図書館が欲しがっているなんて思いも寄らずに、ざくざくっと廃棄されているのでしょうけれど。たまに先生方が大掃除した後に出てきた本を寄贈して頂けることがありますが、
「おおお、これは!」
というものもあります。絶版本とか、図書館の欠号とか、立派な専門書なのにうちにはない本とか。…でもどの先生もみんながみんな、図書館に寄贈はして下さいませんので…ええ、すみません、告白してしまいますと、廊下のゴミ置き場を漁ることがございます。良い本落ちてるんですよー。いや、利用者のみなさま、すみません。出所を明かせない本とか…。ちなみにそういう本は「寄贈」という扱いになります。寄贈者は…うちの部署の長の名前になりますが。。。
目録カードさよならから始まる計画実行は続く
288日目(通算1663日目)。背中が痛い…。
今日は昨日の続き。袋詰めにしていた目録カードを、段ボール箱に黙々と詰める作業です。どうしたら一番、充填率が高くなるかを考えつつ、でもあんまり詰め込みすぎると重くて持ち上がらないのでその辺りを加減しつつ、午前中に一生懸命、詰めました。何とか全部片付きましたが、この作業で腰と背中をやられました。痛い。
あ、ちなみに朝から昨日の余波で、足の付け根あたりと、二の腕が筋肉痛の菜の花です…。うう。
それが終わったら今度は、ソファーをどかした壁際の書架の整理。5連のうち、両端2連は6段全部を使い、あとの真ん中は下2段に、きっと取り出さないだろう、というものを放り込んで、上4段は安全の為に空にすることにしたのです。この書架の前に、利用者さん用の席を設置したいため。ちょっとぐらっとしただけで、頭上から色んなものが降ってきたら危ないですからね。
最初は、全部さくさく移動するだけのつもりでしたが、内容を見てみたら、意外に「あれ、これは捨てていいのでは…?」というものが沢山見つかりました。例えば学総目の、何故かコピーを綴じたものとか。(※学総目=学術雑誌総合目録。全国の大学図書館などで所蔵する逐次刊行物を網羅した総合目録。CiNii Booksが代替…というか、ほぼ後継データベースといったところ?)ちなみにこれはコピーですが、本体は去年、菜の花が除却しました。何故わざわざこの分厚いセットをコピーしたのかは分かりませんが、どうやらこちらは「執務参考用」となっていたので、元々は本体を開架に、コピーを事務室においていたのかもしれません。他には、1960年代を中心にした、学内の他部署の刊行物や、うちの大学の大学生協さんのオリジナル雑誌など、微妙にレアな本がざくざくと。捨てるのは一瞬ですが、折角なので大学の公的な文書類を収集している部署の「所蔵データベース」を検索して持っていないのを確認の上、そちらに内線をかけて「こんな珍しいものが出てきました」と専任の先生に申し上げてみたところ、
「捨ててしまうなら、天気の良い日に自転車で取りに行きますから!」
との回答でした。はい、嫁入り先が決まってよかったですね。まあ、あちらにいってしまうと「図書館」ではないため、CiNii Booksなどでは検索にかからなくなるのですが…。そこは少し悩ましいものの、多分学内の他の図書室でちゃんと保存してくれる余裕のあるところはないと思うので、ここは文書類に特化したあちらにお任せすることにしましょう。まずは他に存在しないかもしれないものは、保存されることが重要です。余裕ができたら順次、露出を上げて欲しいものですが。
そんなこんなで、なかなか他のことは進まず。午後一番は打ち合わせでしたしね。夕方、ガッツで少しだけ、未登録資料整理をしました。明日は未登録資料整理に全力投球したいところ。
あ、そういえば、大分前に見積もりをお願いしていた、ガラスの飛散防止フィルムを貼ってもらう工事、ようやく金額が上がってきました。衝撃的でした。材料費(飛散防止フィルム)のお値段よりも、施工費が3倍以上しました。えええ。それなりのお値段だろうとは思っていましたが、まさかこんなにするとは!毎日、みんなで頑張って貼り続ければ、何万円と浮くのか、と思うと、全部自分達でやろうか、と一瞬思いましたが、ロッカーのガラスなどに全員総出でフィルム貼りをしたとき、あの分量であの時間がかかり、翌日みんな筋肉痛でぐったりだった、というのを思い出し、その上でやってもらいたい、と思っているガラスを眺めて、自前は無理だ…と判断。いや、普通に我々の人件費でそれくらい要るかもしれないし、しかも素人の我々では綺麗に貼れないだろうし、失敗したときにフィルム買いなおしですし(工事依頼すれば、万が一何かあっても業者さんが何とかするでしょうし)。まあ総合的に判断するとやっぱり、こんなものなのか…そうなのか…!…と苦悩する菜の花なのでした。まあ、しばらくはすぐにお金を捻出するのは無理なので、色々な雑費をなるべく節約しまくって、年度末に節約分を集めて施工するのを目標に頑張ろうかと思っています、はい。
今日は昨日の続き。袋詰めにしていた目録カードを、段ボール箱に黙々と詰める作業です。どうしたら一番、充填率が高くなるかを考えつつ、でもあんまり詰め込みすぎると重くて持ち上がらないのでその辺りを加減しつつ、午前中に一生懸命、詰めました。何とか全部片付きましたが、この作業で腰と背中をやられました。痛い。
あ、ちなみに朝から昨日の余波で、足の付け根あたりと、二の腕が筋肉痛の菜の花です…。うう。
それが終わったら今度は、ソファーをどかした壁際の書架の整理。5連のうち、両端2連は6段全部を使い、あとの真ん中は下2段に、きっと取り出さないだろう、というものを放り込んで、上4段は安全の為に空にすることにしたのです。この書架の前に、利用者さん用の席を設置したいため。ちょっとぐらっとしただけで、頭上から色んなものが降ってきたら危ないですからね。
最初は、全部さくさく移動するだけのつもりでしたが、内容を見てみたら、意外に「あれ、これは捨てていいのでは…?」というものが沢山見つかりました。例えば学総目の、何故かコピーを綴じたものとか。(※学総目=学術雑誌総合目録。全国の大学図書館などで所蔵する逐次刊行物を網羅した総合目録。CiNii Booksが代替…というか、ほぼ後継データベースといったところ?)ちなみにこれはコピーですが、本体は去年、菜の花が除却しました。何故わざわざこの分厚いセットをコピーしたのかは分かりませんが、どうやらこちらは「執務参考用」となっていたので、元々は本体を開架に、コピーを事務室においていたのかもしれません。他には、1960年代を中心にした、学内の他部署の刊行物や、うちの大学の大学生協さんのオリジナル雑誌など、微妙にレアな本がざくざくと。捨てるのは一瞬ですが、折角なので大学の公的な文書類を収集している部署の「所蔵データベース」を検索して持っていないのを確認の上、そちらに内線をかけて「こんな珍しいものが出てきました」と専任の先生に申し上げてみたところ、
「捨ててしまうなら、天気の良い日に自転車で取りに行きますから!」
との回答でした。はい、嫁入り先が決まってよかったですね。まあ、あちらにいってしまうと「図書館」ではないため、CiNii Booksなどでは検索にかからなくなるのですが…。そこは少し悩ましいものの、多分学内の他の図書室でちゃんと保存してくれる余裕のあるところはないと思うので、ここは文書類に特化したあちらにお任せすることにしましょう。まずは他に存在しないかもしれないものは、保存されることが重要です。余裕ができたら順次、露出を上げて欲しいものですが。
そんなこんなで、なかなか他のことは進まず。午後一番は打ち合わせでしたしね。夕方、ガッツで少しだけ、未登録資料整理をしました。明日は未登録資料整理に全力投球したいところ。
あ、そういえば、大分前に見積もりをお願いしていた、ガラスの飛散防止フィルムを貼ってもらう工事、ようやく金額が上がってきました。衝撃的でした。材料費(飛散防止フィルム)のお値段よりも、施工費が3倍以上しました。えええ。それなりのお値段だろうとは思っていましたが、まさかこんなにするとは!毎日、みんなで頑張って貼り続ければ、何万円と浮くのか、と思うと、全部自分達でやろうか、と一瞬思いましたが、ロッカーのガラスなどに全員総出でフィルム貼りをしたとき、あの分量であの時間がかかり、翌日みんな筋肉痛でぐったりだった、というのを思い出し、その上でやってもらいたい、と思っているガラスを眺めて、自前は無理だ…と判断。いや、普通に我々の人件費でそれくらい要るかもしれないし、しかも素人の我々では綺麗に貼れないだろうし、失敗したときにフィルム買いなおしですし(工事依頼すれば、万が一何かあっても業者さんが何とかするでしょうし)。まあ総合的に判断するとやっぱり、こんなものなのか…そうなのか…!…と苦悩する菜の花なのでした。まあ、しばらくはすぐにお金を捻出するのは無理なので、色々な雑費をなるべく節約しまくって、年度末に節約分を集めて施工するのを目標に頑張ろうかと思っています、はい。
さよならカードボックス
287日目(通算1662日目)。今日、突然捨てようと思って、実際に今日捨てた。
今朝、学内の某部署で不用品になった机の「リサイクル通知」がメールで回ってきました。どこかの部署で不要になったものでも、学内には欲しい人がいるかもしれない、ということで、物品廃棄の際には必ず、照会をかけます。ちゃんと写真がついていました。開いた瞬間、
「ほう、良い机!うちにも欲しいな、利用者さん用に」
と、ぴんときてしまいました。横幅が110cmもあって、若干大きめなのですが。うーん、大きい。どこに置きましょう?どう考えても場所はありません。
で、雑誌室に行って、しばし眺めて考えていました。入って左手には、立派なソファーの応接セットがあります。要らないんですよね。いや、雑誌を読むのに座る人はいますが、ちょっと大きすぎて邪魔なんですよね。前々から捨てたい、捨てたいとは言っていたのですが、ここはひとつ、思い切って捨ててしまいましょうか?…ああ、でもやっぱり勿体無い…。
振り返れば、入口のすぐ隣、廊下の壁際。雑誌室と廊下の壁はガラス張りなのですが、ここに3人掛けのソファーを移動してみましょうか。結構、悪くないかも。今は雑誌架からすぐのところに、座れるスペースがないからちょうどよさそうです。何て名案!と自画自賛。自分の突然の思いつきに感動して、すぐ実行することに。ただし、そのためにはどうしてもクリアしなくてはならない壁が。それが、廊下の壁際には目録カードボックスがあるということでした。
というわけで、
「うむ、邪魔だな。捨てよう。」
と相成りました。でも、カードの中にしかデータが存在していない本がないことはないので、さすがに全部は捨てられないのです。でも書名カードだけにしたら半分になる!今は上下2段積みだけれど、半分になったら、下半分だけになって背が半分になるから、マイクロ室の窓の下に並べて置ける!…たぶん。
計測。…おっけーです!ぴったりサイズです!…と、実際に入ることを確かめてから、「じゃあ上半分、捨てよう」という結論に達しました。
で、思い立ったが吉日。各所に連絡して「捨てるよ?捨てちゃうよ?」と確認し。猛然と作業開始。
まずは、残す分の引き出しを全部並べ替えてきちんと下段に収め、残りの引き出しの中に入っているカードを全部袋詰め。カードボックス同士を繋いでいる金具をドライバーで外したのですが、壁との固定のものは固すぎて歯が立たなかったため、午後にかかりちょうをわざわざお隣の図書室から呼び出して、パワーで外して頂きました。こういうときの男手は貴重。うちの図書室は全員、女性ですからね。で、2段積みにされたカードボックスが、目論見とは違うことに気づきました。何と、下段には天板がない!…仕方がないので急遽、予定変更。天板のある上段を残すことに。こうして、せっせと引き出しを引き抜き、また突っ込み、ばらしたカードボックスを運び出し、残す分をマイクロ室に運び入れ…。図書室のメンバー全員で午後いっぱいかけて、働きました。
はい、「机要りますか?」メールがきてから、僅か8時間後には、もううちの雑誌室から目録カードボックス(6個)は、駆逐されておりました。早いですね!すぐですね!まあ、量も少ないですからね。
…お蔭で今日は、これ以外何にもしていない気がします。でも明日に回したら、もう面倒になってやらなかったと思うので。というかたぶん菜の花、忘れているのです。にわとりよりは、若干上等な記憶力を持っているものの、一晩寝たら忘れるレベルですから、仕方ないのです。
袋詰めされた目録カードはまだ廃棄できていないのですが、とりあえずカードボックス自体は完全に移動・廃棄したので、廊下からガラス越しにやたらと見通しが良くなりました。それにマイクロ室の奥に放り込んだ残った書名カードのボックスは、まるであつらえたみたいにぴったりサイズでした。幅もぴったり。高さもちょうど窓の下端に収まって、ちょっとモノを置くのによいスペースに…。1週間もしたら、上に色々積まれているかも…?明日になったら「異動してきたときからこうだったよね」と思っている気がするレベルです。
しかし、何ともスピード勝負でした。菜の花、図書館にきてから今が3つめの図書室ですが、最初のところでも、前のところでも、カードボックスを捨てているのですよね。もはやカードボックス廃棄魔と言ってもいいかもしれない勢いです(←そんなことはない)。ですが、これまでの2つのところでは、量が多かったこともあって、基本的にはそんなに働いていません。業者さん任せに近い廃棄でした。だから、事前に色々やることがあって、「捨てますよー」が決まってからが長かったのですが、今回は全部、自分達でやってしまったので、素晴らしく早く片付きました。思いついて当日中に捨てられるとは、流石に思いませんでしたが。これが小規模図書室の底力というやつでしょうか…!
まあしかし、菜の花の突然の思いつきに振り回される、うちの図書室の面々は、大変ですよね!…と、元凶が言ってみたり…( ̄ー ̄)。作業後は、菜の花が作っておいた冷蔵庫の麦茶で労をねぎらっておきました。ええ。明日は更に、カードの廃棄作業と、あと机を入れるために潰してしまう本棚の中身の移動があるのですが、今日のところはホント、お疲れ様でございましたーと。いや、もう、筋肉痛になりそうです。
今朝、学内の某部署で不用品になった机の「リサイクル通知」がメールで回ってきました。どこかの部署で不要になったものでも、学内には欲しい人がいるかもしれない、ということで、物品廃棄の際には必ず、照会をかけます。ちゃんと写真がついていました。開いた瞬間、
「ほう、良い机!うちにも欲しいな、利用者さん用に」
と、ぴんときてしまいました。横幅が110cmもあって、若干大きめなのですが。うーん、大きい。どこに置きましょう?どう考えても場所はありません。
で、雑誌室に行って、しばし眺めて考えていました。入って左手には、立派なソファーの応接セットがあります。要らないんですよね。いや、雑誌を読むのに座る人はいますが、ちょっと大きすぎて邪魔なんですよね。前々から捨てたい、捨てたいとは言っていたのですが、ここはひとつ、思い切って捨ててしまいましょうか?…ああ、でもやっぱり勿体無い…。
振り返れば、入口のすぐ隣、廊下の壁際。雑誌室と廊下の壁はガラス張りなのですが、ここに3人掛けのソファーを移動してみましょうか。結構、悪くないかも。今は雑誌架からすぐのところに、座れるスペースがないからちょうどよさそうです。何て名案!と自画自賛。自分の突然の思いつきに感動して、すぐ実行することに。ただし、そのためにはどうしてもクリアしなくてはならない壁が。それが、廊下の壁際には目録カードボックスがあるということでした。
というわけで、
「うむ、邪魔だな。捨てよう。」
と相成りました。でも、カードの中にしかデータが存在していない本がないことはないので、さすがに全部は捨てられないのです。でも書名カードだけにしたら半分になる!今は上下2段積みだけれど、半分になったら、下半分だけになって背が半分になるから、マイクロ室の窓の下に並べて置ける!…たぶん。
計測。…おっけーです!ぴったりサイズです!…と、実際に入ることを確かめてから、「じゃあ上半分、捨てよう」という結論に達しました。
で、思い立ったが吉日。各所に連絡して「捨てるよ?捨てちゃうよ?」と確認し。猛然と作業開始。
まずは、残す分の引き出しを全部並べ替えてきちんと下段に収め、残りの引き出しの中に入っているカードを全部袋詰め。カードボックス同士を繋いでいる金具をドライバーで外したのですが、壁との固定のものは固すぎて歯が立たなかったため、午後にかかりちょうをわざわざお隣の図書室から呼び出して、パワーで外して頂きました。こういうときの男手は貴重。うちの図書室は全員、女性ですからね。で、2段積みにされたカードボックスが、目論見とは違うことに気づきました。何と、下段には天板がない!…仕方がないので急遽、予定変更。天板のある上段を残すことに。こうして、せっせと引き出しを引き抜き、また突っ込み、ばらしたカードボックスを運び出し、残す分をマイクロ室に運び入れ…。図書室のメンバー全員で午後いっぱいかけて、働きました。
はい、「机要りますか?」メールがきてから、僅か8時間後には、もううちの雑誌室から目録カードボックス(6個)は、駆逐されておりました。早いですね!すぐですね!まあ、量も少ないですからね。
…お蔭で今日は、これ以外何にもしていない気がします。でも明日に回したら、もう面倒になってやらなかったと思うので。というかたぶん菜の花、忘れているのです。にわとりよりは、若干上等な記憶力を持っているものの、一晩寝たら忘れるレベルですから、仕方ないのです。
袋詰めされた目録カードはまだ廃棄できていないのですが、とりあえずカードボックス自体は完全に移動・廃棄したので、廊下からガラス越しにやたらと見通しが良くなりました。それにマイクロ室の奥に放り込んだ残った書名カードのボックスは、まるであつらえたみたいにぴったりサイズでした。幅もぴったり。高さもちょうど窓の下端に収まって、ちょっとモノを置くのによいスペースに…。1週間もしたら、上に色々積まれているかも…?明日になったら「異動してきたときからこうだったよね」と思っている気がするレベルです。
しかし、何ともスピード勝負でした。菜の花、図書館にきてから今が3つめの図書室ですが、最初のところでも、前のところでも、カードボックスを捨てているのですよね。もはやカードボックス廃棄魔と言ってもいいかもしれない勢いです(←そんなことはない)。ですが、これまでの2つのところでは、量が多かったこともあって、基本的にはそんなに働いていません。業者さん任せに近い廃棄でした。だから、事前に色々やることがあって、「捨てますよー」が決まってからが長かったのですが、今回は全部、自分達でやってしまったので、素晴らしく早く片付きました。思いついて当日中に捨てられるとは、流石に思いませんでしたが。これが小規模図書室の底力というやつでしょうか…!
まあしかし、菜の花の突然の思いつきに振り回される、うちの図書室の面々は、大変ですよね!…と、元凶が言ってみたり…( ̄ー ̄)。作業後は、菜の花が作っておいた冷蔵庫の麦茶で労をねぎらっておきました。ええ。明日は更に、カードの廃棄作業と、あと机を入れるために潰してしまう本棚の中身の移動があるのですが、今日のところはホント、お疲れ様でございましたーと。いや、もう、筋肉痛になりそうです。
書誌調整三昧
286日目(通算1661日目)。たっぷり寝かしすぎー。
今日、整理していた本の奥付を見て、思わず呟いたのが冒頭の台詞。通常、奥付には
○年×月△日 印刷
○年×月□日 発行
とか、書いてあるではありませんか。あの日付、同じ月内とか、ずれても1ヵ月か2ヶ月くらいですよね。例えば、印刷が6月15日で発行が6月30日とか。印刷が6月30日で発行が7月1日とか。でも昔は印刷するのに時間がかかったんだろうなあ、とは思います。思いますけれども、さすがにこれは…!と。どうなっていたかと申しますと。
明治31年 3月 印刷
明治33年 1月 発行
…いや、いやいやいや!さすがにのんびりしすぎでは…!Σ( ̄ロ ̄lll)。誤植なのかもしれませんが、どんな誤植なのかよく分かりません…。まあ確かに以前にも「昭和24年15月13日(水)」という逐次刊行物もありましたからね…(ちなみにこれは「昭和24年7月15日(金)」の誤植でした。13がどこからやってきたのか、そして7はどこへいったのかは誰にも分かりません…)。
まあ、人間ですからね、間違えることもありますわね。
そんな本日は、ひたすら書誌調整に励んでいた、と言っても過言ではない…かもしれません。何件か、並行して書誌調整をしていたのですが、本日だけで書誌調整で返信頂いたメールが11通、菜の花から出したメールは7通。数にしてしまうと大したこともないのですが、1通1通で色々検討し、相談し、解決に向かえば書誌を修正し…がついて回るので、なかなか難儀なことでした。しかも1対1対応ではない書誌調整も複数件混じっていて、そのメンバーが一部重複していたので大混乱。多分、相手も思っていますでしょうね。「またお前か!」というやつです…。4大学が絡んだ調整と、3大学が絡んだ調整の両方に登場されていたT大学さん、お疲れ様でございました。また、3大学の協議のもう1大学であるD大学さんも、この他にうちから依頼を出していて、大変お手数をお掛けしました。1対1対応だったものの、H大学さんには2日連続登場で申し訳ありません。4大学調整の他の2大学さんのどちらにもつい最近、調整依頼をしていました。いやはや、どうにも狭い範囲でごちゃごちゃやっていてすみません。そしてメールの海に埋もれそうになる菜の花…。いや、未登録資料の整理中に出てきたものだから、結構似たようなタイトルのものが多くて、しかもどれも似たような大学さんに依頼しているものですから、返信を1回読んだだけでは理解できない菜の花がいました…。ああ、ややこしい。
で、合間の時間に着々と整理を進めてもいました。何だかんだでそこそこ進みました。ああ、何だか今日は、頭の芯が痺れるようです。早く就寝しようと思います。
今日、整理していた本の奥付を見て、思わず呟いたのが冒頭の台詞。通常、奥付には
○年×月△日 印刷
○年×月□日 発行
とか、書いてあるではありませんか。あの日付、同じ月内とか、ずれても1ヵ月か2ヶ月くらいですよね。例えば、印刷が6月15日で発行が6月30日とか。印刷が6月30日で発行が7月1日とか。でも昔は印刷するのに時間がかかったんだろうなあ、とは思います。思いますけれども、さすがにこれは…!と。どうなっていたかと申しますと。
明治31年 3月 印刷
明治33年 1月 発行
…いや、いやいやいや!さすがにのんびりしすぎでは…!Σ( ̄ロ ̄lll)。誤植なのかもしれませんが、どんな誤植なのかよく分かりません…。まあ確かに以前にも「昭和24年15月13日(水)」という逐次刊行物もありましたからね…(ちなみにこれは「昭和24年7月15日(金)」の誤植でした。13がどこからやってきたのか、そして7はどこへいったのかは誰にも分かりません…)。
まあ、人間ですからね、間違えることもありますわね。
そんな本日は、ひたすら書誌調整に励んでいた、と言っても過言ではない…かもしれません。何件か、並行して書誌調整をしていたのですが、本日だけで書誌調整で返信頂いたメールが11通、菜の花から出したメールは7通。数にしてしまうと大したこともないのですが、1通1通で色々検討し、相談し、解決に向かえば書誌を修正し…がついて回るので、なかなか難儀なことでした。しかも1対1対応ではない書誌調整も複数件混じっていて、そのメンバーが一部重複していたので大混乱。多分、相手も思っていますでしょうね。「またお前か!」というやつです…。4大学が絡んだ調整と、3大学が絡んだ調整の両方に登場されていたT大学さん、お疲れ様でございました。また、3大学の協議のもう1大学であるD大学さんも、この他にうちから依頼を出していて、大変お手数をお掛けしました。1対1対応だったものの、H大学さんには2日連続登場で申し訳ありません。4大学調整の他の2大学さんのどちらにもつい最近、調整依頼をしていました。いやはや、どうにも狭い範囲でごちゃごちゃやっていてすみません。そしてメールの海に埋もれそうになる菜の花…。いや、未登録資料の整理中に出てきたものだから、結構似たようなタイトルのものが多くて、しかもどれも似たような大学さんに依頼しているものですから、返信を1回読んだだけでは理解できない菜の花がいました…。ああ、ややこしい。
で、合間の時間に着々と整理を進めてもいました。何だかんだでそこそこ進みました。ああ、何だか今日は、頭の芯が痺れるようです。早く就寝しようと思います。
経済事情と産業事情…
285日目(通算1660日目)。どっちって言われても。
今日は、朝一番に少し書類を書いたら、あとは終日、未登録本の整理をしていました。で、またも分類に頭を悩ませていました。
本日の迷いどころは。
・332(経済史・事情)VS. 602(産業史・事情. 物産誌)
しかも、場合によっては29番台…
・資源をどうしてくれよう!
334(人口. 土地. 資源)VS. 602.9(!?)
いやー、困りました。最初の方、「332」と「602」は、どちらもこのあと地理区分がくっつきます。つまり、日本の経済史だったら332.1(1=日本)とか、米国の産業史なら602.53(53=アメリカ合衆国)とか。
で、出てきたものが経済か産業かなんて、めちゃくちゃ迷いますよ!産業史だってある意味、経済史でしょう?包含関係にありそうな。しかも迷った本は、1つ1つの国の「資源」を調査した本でした。面積・気候・人口から始まり、農作物・畜産物・林産物・水産物・鉱物資源などなどなど。産業といえば産業。経済といえば経済。でももしかしたら地誌的扱いなら、29番台だってありうる…。どうするの、これーと。
それから、602.9。これ、今採用しているNDC9ではそんな分類、見当たらないのですが、以前に使っていた旧版のNDCには「天然資源」というのがここにあったのですね。旧版にあったのに気付かずに、「何でこんなところに資源がいっぱいあるんだー!」とちょっと怒ってました。経済的な資源だったら今なら、334(人口・土地・資源)の中の334.7(資源、資源行政、資源法)とかに入れそうなものですが。結局、うちの図書室では334.7には1冊も分類されていないのです。ないところに入れても仕方ないし…でも昔の分類をそのまま使うのか…どうなのか…。たまにこういうことはあるのですが、いつも悩みます。まあ、あまりにもそこに分類されている本が多ければ、さっくり諦めて、NDCの本の方に「こっちに入れておくよ」と鉛筆でメモ書きしているのですけれどもね。これで後任の人も分かってくれるはず!と思いながら。
分類は結局、歴代担当者さんが積み上げてきたものも重視しないと、「泣き別れ」を生んで「ブラウジング」しづらい本棚にしてしまいますから、すごく悩ましいです。あと、場所の問題もありますしね。そこに幾ら沢山あるからって、ほいほい放り込んでいくと、特定の分類の部分だけ棚が足りなくなってしまうことも。そういうときは前後を少しずらして入れていくわけですが、それが何段にも渡っていっぱいになってしまうと…もうどうしようもありません。もう図書館全体をデフラグしてあげたいくらいです。なかなか難しいのですけれどもね…。PCみたいに、クリックひとつで「最適化」してくれたらいいですのにね。
今日は、朝一番に少し書類を書いたら、あとは終日、未登録本の整理をしていました。で、またも分類に頭を悩ませていました。
本日の迷いどころは。
・332(経済史・事情)VS. 602(産業史・事情. 物産誌)
しかも、場合によっては29番台…
・資源をどうしてくれよう!
334(人口. 土地. 資源)VS. 602.9(!?)
いやー、困りました。最初の方、「332」と「602」は、どちらもこのあと地理区分がくっつきます。つまり、日本の経済史だったら332.1(1=日本)とか、米国の産業史なら602.53(53=アメリカ合衆国)とか。
で、出てきたものが経済か産業かなんて、めちゃくちゃ迷いますよ!産業史だってある意味、経済史でしょう?包含関係にありそうな。しかも迷った本は、1つ1つの国の「資源」を調査した本でした。面積・気候・人口から始まり、農作物・畜産物・林産物・水産物・鉱物資源などなどなど。産業といえば産業。経済といえば経済。でももしかしたら地誌的扱いなら、29番台だってありうる…。どうするの、これーと。
それから、602.9。これ、今採用しているNDC9ではそんな分類、見当たらないのですが、以前に使っていた旧版のNDCには「天然資源」というのがここにあったのですね。旧版にあったのに気付かずに、「何でこんなところに資源がいっぱいあるんだー!」とちょっと怒ってました。経済的な資源だったら今なら、334(人口・土地・資源)の中の334.7(資源、資源行政、資源法)とかに入れそうなものですが。結局、うちの図書室では334.7には1冊も分類されていないのです。ないところに入れても仕方ないし…でも昔の分類をそのまま使うのか…どうなのか…。たまにこういうことはあるのですが、いつも悩みます。まあ、あまりにもそこに分類されている本が多ければ、さっくり諦めて、NDCの本の方に「こっちに入れておくよ」と鉛筆でメモ書きしているのですけれどもね。これで後任の人も分かってくれるはず!と思いながら。
分類は結局、歴代担当者さんが積み上げてきたものも重視しないと、「泣き別れ」を生んで「ブラウジング」しづらい本棚にしてしまいますから、すごく悩ましいです。あと、場所の問題もありますしね。そこに幾ら沢山あるからって、ほいほい放り込んでいくと、特定の分類の部分だけ棚が足りなくなってしまうことも。そういうときは前後を少しずらして入れていくわけですが、それが何段にも渡っていっぱいになってしまうと…もうどうしようもありません。もう図書館全体をデフラグしてあげたいくらいです。なかなか難しいのですけれどもね…。PCみたいに、クリックひとつで「最適化」してくれたらいいですのにね。
プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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