菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧
- 2024.11.25
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- 2013.08.01
養子縁組
- 2013.07.31
いつの間に冊子体が…
- 2013.07.30
試験期間2週目
- 2013.07.29
引き際は大事
- 2013.07.26
今日は整理の日
- 2013.07.25
今日も聞き込みー
- 2013.07.24
探偵稼業
- 2013.07.23
受入判断
- 2013.07.22
とりあえず、粛々と作業
- 2013.07.19
着々と書誌調整
- 2013.07.18
ざくざく作ります
養子縁組
306日目(通算1681日目)。ちまちまと。
未登録資料整理が中心の一日。「こ…これは…!」という資料、すなわち、学内の他の図書室と持ち合いになってしまっている多巻物や逐次刊行物、例えば2巻はうちが、1巻と3巻は別の図書室が持っている、というような、いわゆる「泣き別れ」状態の本をどちらかに寄せるには、その図書室とお話し合いをすることになります。というわけで、養子縁組交渉。
ついでに、分野的にうちの図書室よりもそちらにふさわしい!というのを動かす打診も。何だかんだで、今日のうちに3箇所へ、20冊程度を引き取って頂くのが決定しました。1箇所に集まってくれた方が利用もしやすいでしょうし、きっととってもいいこと。あとはこれらの処理と手続きを。。。いいことですけれども、意外に手間はかかります。
未登録資料整理が中心の一日。「こ…これは…!」という資料、すなわち、学内の他の図書室と持ち合いになってしまっている多巻物や逐次刊行物、例えば2巻はうちが、1巻と3巻は別の図書室が持っている、というような、いわゆる「泣き別れ」状態の本をどちらかに寄せるには、その図書室とお話し合いをすることになります。というわけで、養子縁組交渉。
ついでに、分野的にうちの図書室よりもそちらにふさわしい!というのを動かす打診も。何だかんだで、今日のうちに3箇所へ、20冊程度を引き取って頂くのが決定しました。1箇所に集まってくれた方が利用もしやすいでしょうし、きっととってもいいこと。あとはこれらの処理と手続きを。。。いいことですけれども、意外に手間はかかります。
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いつの間に冊子体が…
305日目(通算1680日目)。今日はいまいち、集中できなかった。
先生からのお問い合わせで、うちの図書室はじめ、多くの図書室で平成13年版付近は所蔵がとうろくされている年刊の報告書が、徐々に所蔵館が減り、平成22年以降は所蔵しているところが見つからない、という資料について、何とか入手できないか?というものがきました。
政府調査の報告書で、平成24年の調査報告はすでに発表されており、データと調査の概要などはe-statで確認可能。で、これが報告書としてまとまっているものはないか?というお話。
探してみると、国立国会図書館では300ページくらいの冊子体で所蔵がありました。しかし、他のところは公共も大学も全然見つからず。うーん、何とか買えないのか…?
何だかんだでこれはもう、直接作っているところに訊くのが早いんじゃないか?ということに。調査の連絡先は電話番号しか書かれておらず、メールすることもかないません。仕方ない、電話で直撃インタビュー!o(≧▽≦)o…でもかけたのは菜の花にあらず。(←根性なしです。)
というわけで、某省庁の某部署に直接お電話してお尋ねしました。結果、一応紙に印刷して国立国会には納本しているものの、一般には配布・販売していないとのこと。完全に内部文書!?…と思ったら、e-statにでているものをそのまま印刷したものらしく、内容は完全に一緒です、とのこと。ああ、そうなんですか…。
最近、こういう資料が増えていて、オンラインで無料公開されているから冊子体はもう出しません、とか、逆にもう受入中止しますので送らなくても大丈夫です、とお断りしてしまう例が激増しています。していますが…、意外にも、冊子体の需要は結構あるもので、うちの図書室で貸出数の稼ぎ頭(?)であるシリーズは、全文がオンラインで無料公開されているとある報告書だったりするのです。何だかんだで、紙の方が読みやすいのですね。電子書籍も良いのですが、冊子体の需要は一定数あるとは思います。でもモノによってはオンライン公開された途端、全然利用がなくなったりもしますから、それぞれの資料ごとの動向を見極める必要はありそうです。確かに図書館ではスペース問題が一番、頭の痛い問題になっていますけれど、何でもかんでも「あ、もうオンラインで読めるから、いーらない」とはならないところがなかなかに厄介ですね。
こういうこともあるから、いつも利用者さんの身近にいて、利用動向を観察することは大事です。また、そういう人が本の選定や、中止検討に必ず加わらないといけないとは思いつつ、それはうちのように零細図書室だから可能なのであって、大きな図書館だと利用動向も見えにくいし、サービス部門と整理部門が完全分業していて、部門ごとの壁もありそうだなあ、と。いやいや、大きければいいというものでもありません。でもまああんまり零細なのも…。規模って、難しい。まあだからって急に図書館が大きくなったり小さくなったりは出来ませんから、その図書館ごとの実情にあった検討が必要なのですよね。どこかの図書館で成功した事例が、そのまま自分の図書館でうまくいくことなどありえない、ということは、いつも考えていないといけません。そのためにも、自館の客観的な視点での観察は重要、ということで。今現在を、色眼鏡なしで、しっかり見極めなくては。
いや、これについては今日はちょっと、考えさせられました。うちの図書室の利用者端末にはWin XPが数多く導入されておりまして、というか、殆どそれなのですが、もうすぐXPはサポート期間が終わってしまうわけです。それでどうする?という話を時々かかりちょうとしているわけですが、菜の花としては予算の問題もあるので、半分も買い替えはできないだろう、台数は半分かそれ以下をとりあえず目指して新しいものを確保する、という話をしていたのですが、周りにいたうちの非常勤さんたちの猛反発を受けまして。いや、お金ないですからね?現実として無理ですからね?、というのもあるのですが、現在の利用実績を考えれば、これでも十分問題ない、と菜の花は判断していたのです。以前に比べ、学生さんたちはそこまでうちのような図書室のPCを必要としていません。自分で持ち歩けるノートPCやもっと小さいものもあるし、ラーニングコモンズなど、学生さんに開放しているPCも数多くあります。ですが、「ピーク時には絶対足りない」とお二方とも主張されます。いや、冷静になって最近のうちの図書室の状況を見て下さいよ?少なくともここ1年での、PCの同時利用台数は、設置台数の半分が最大でした。菜の花はPCメンテナンスをしていますから、その辺はいつもチェックしています。大体、3分の1くらいあれば、問題なく回るでしょう。事実を受け止めてほしい、と一生懸命主張すること30分くらい、ようやくまあ仕方ない、という話に(まあ、納得しようとしまいと、お金はないので対応は変わりませんが)。それにしても何でしょう、ずっと同じところにいると、一番利用の多かった何年か前の状態が印象に残っているから、どうしてもそこが基準になってしまうのでしょうか。確かに菜の花が着任する前は、授業で利用している先生がいらっしゃったために、入室者数も今よりずっと多かったのですが、現在はそういうこともなく。まあ、それでも今年は去年よりも大分、利用が多いのですけれども。
やっぱり何でも、印象ではなくてきちんと数字で残していかないと、ちゃんとした比較も出来ませんし、そういうデータはもう少しとるべきかな、と考え中。
先生からのお問い合わせで、うちの図書室はじめ、多くの図書室で平成13年版付近は所蔵がとうろくされている年刊の報告書が、徐々に所蔵館が減り、平成22年以降は所蔵しているところが見つからない、という資料について、何とか入手できないか?というものがきました。
政府調査の報告書で、平成24年の調査報告はすでに発表されており、データと調査の概要などはe-statで確認可能。で、これが報告書としてまとまっているものはないか?というお話。
探してみると、国立国会図書館では300ページくらいの冊子体で所蔵がありました。しかし、他のところは公共も大学も全然見つからず。うーん、何とか買えないのか…?
何だかんだでこれはもう、直接作っているところに訊くのが早いんじゃないか?ということに。調査の連絡先は電話番号しか書かれておらず、メールすることもかないません。仕方ない、電話で直撃インタビュー!o(≧▽≦)o…でもかけたのは菜の花にあらず。(←根性なしです。)
というわけで、某省庁の某部署に直接お電話してお尋ねしました。結果、一応紙に印刷して国立国会には納本しているものの、一般には配布・販売していないとのこと。完全に内部文書!?…と思ったら、e-statにでているものをそのまま印刷したものらしく、内容は完全に一緒です、とのこと。ああ、そうなんですか…。
最近、こういう資料が増えていて、オンラインで無料公開されているから冊子体はもう出しません、とか、逆にもう受入中止しますので送らなくても大丈夫です、とお断りしてしまう例が激増しています。していますが…、意外にも、冊子体の需要は結構あるもので、うちの図書室で貸出数の稼ぎ頭(?)であるシリーズは、全文がオンラインで無料公開されているとある報告書だったりするのです。何だかんだで、紙の方が読みやすいのですね。電子書籍も良いのですが、冊子体の需要は一定数あるとは思います。でもモノによってはオンライン公開された途端、全然利用がなくなったりもしますから、それぞれの資料ごとの動向を見極める必要はありそうです。確かに図書館ではスペース問題が一番、頭の痛い問題になっていますけれど、何でもかんでも「あ、もうオンラインで読めるから、いーらない」とはならないところがなかなかに厄介ですね。
こういうこともあるから、いつも利用者さんの身近にいて、利用動向を観察することは大事です。また、そういう人が本の選定や、中止検討に必ず加わらないといけないとは思いつつ、それはうちのように零細図書室だから可能なのであって、大きな図書館だと利用動向も見えにくいし、サービス部門と整理部門が完全分業していて、部門ごとの壁もありそうだなあ、と。いやいや、大きければいいというものでもありません。でもまああんまり零細なのも…。規模って、難しい。まあだからって急に図書館が大きくなったり小さくなったりは出来ませんから、その図書館ごとの実情にあった検討が必要なのですよね。どこかの図書館で成功した事例が、そのまま自分の図書館でうまくいくことなどありえない、ということは、いつも考えていないといけません。そのためにも、自館の客観的な視点での観察は重要、ということで。今現在を、色眼鏡なしで、しっかり見極めなくては。
いや、これについては今日はちょっと、考えさせられました。うちの図書室の利用者端末にはWin XPが数多く導入されておりまして、というか、殆どそれなのですが、もうすぐXPはサポート期間が終わってしまうわけです。それでどうする?という話を時々かかりちょうとしているわけですが、菜の花としては予算の問題もあるので、半分も買い替えはできないだろう、台数は半分かそれ以下をとりあえず目指して新しいものを確保する、という話をしていたのですが、周りにいたうちの非常勤さんたちの猛反発を受けまして。いや、お金ないですからね?現実として無理ですからね?、というのもあるのですが、現在の利用実績を考えれば、これでも十分問題ない、と菜の花は判断していたのです。以前に比べ、学生さんたちはそこまでうちのような図書室のPCを必要としていません。自分で持ち歩けるノートPCやもっと小さいものもあるし、ラーニングコモンズなど、学生さんに開放しているPCも数多くあります。ですが、「ピーク時には絶対足りない」とお二方とも主張されます。いや、冷静になって最近のうちの図書室の状況を見て下さいよ?少なくともここ1年での、PCの同時利用台数は、設置台数の半分が最大でした。菜の花はPCメンテナンスをしていますから、その辺はいつもチェックしています。大体、3分の1くらいあれば、問題なく回るでしょう。事実を受け止めてほしい、と一生懸命主張すること30分くらい、ようやくまあ仕方ない、という話に(まあ、納得しようとしまいと、お金はないので対応は変わりませんが)。それにしても何でしょう、ずっと同じところにいると、一番利用の多かった何年か前の状態が印象に残っているから、どうしてもそこが基準になってしまうのでしょうか。確かに菜の花が着任する前は、授業で利用している先生がいらっしゃったために、入室者数も今よりずっと多かったのですが、現在はそういうこともなく。まあ、それでも今年は去年よりも大分、利用が多いのですけれども。
やっぱり何でも、印象ではなくてきちんと数字で残していかないと、ちゃんとした比較も出来ませんし、そういうデータはもう少しとるべきかな、と考え中。
試験期間2週目
304日目(通算1679日目)。黙々と目録作業。
今日はびっくりするくらい、ぎゅっと詰めておしごと出来ました。とにかく、殆ど周りを見ていなかったので、周囲の皆様にはすみません。でも昨日の続きになっていた統計関係の部分が片付いて、更に午後からどさっときた新着図書目録も、半日で全部片付けられたので、菜の花としては万々歳。
しかし、学生さんの数が激減しました。試験期間はまだ続いているのですが、本日から2週目に入ったのです。2週間の試験期間のうち、やはり1週目に試験は集中しがちなので、一気に学生さんたちは夏休みモード。いいですね。来週の今日には、完全に夏休みですね。いいですね。いいですね…大学生…。でも時間はあってもお金がないから、たとえ大学生に戻っても菜の花、バイト三昧でしょうね。今はお金はあるけれど時間がないですね。なかなか両方は得られないものですね。って、脱線脱線。
学生さんの数が減ったのと歩調を合わせるかのように、来室者が減りました。元々、学部生さんの来室者統計の寄与がそれほど大きいわけではない専門図書室ですが、しっかり効いてしまっています。お蔭さまでますます目録作業が捗ってしまうわけですが、それはちょっと哀しいです…。使われてこその図書室なのですが。まあ、今は「充電期間」と考えて、しっかり資料整理を行なうことに致しましょう。
今日はびっくりするくらい、ぎゅっと詰めておしごと出来ました。とにかく、殆ど周りを見ていなかったので、周囲の皆様にはすみません。でも昨日の続きになっていた統計関係の部分が片付いて、更に午後からどさっときた新着図書目録も、半日で全部片付けられたので、菜の花としては万々歳。
しかし、学生さんの数が激減しました。試験期間はまだ続いているのですが、本日から2週目に入ったのです。2週間の試験期間のうち、やはり1週目に試験は集中しがちなので、一気に学生さんたちは夏休みモード。いいですね。来週の今日には、完全に夏休みですね。いいですね。いいですね…大学生…。でも時間はあってもお金がないから、たとえ大学生に戻っても菜の花、バイト三昧でしょうね。今はお金はあるけれど時間がないですね。なかなか両方は得られないものですね。って、脱線脱線。
学生さんの数が減ったのと歩調を合わせるかのように、来室者が減りました。元々、学部生さんの来室者統計の寄与がそれほど大きいわけではない専門図書室ですが、しっかり効いてしまっています。お蔭さまでますます目録作業が捗ってしまうわけですが、それはちょっと哀しいです…。使われてこその図書室なのですが。まあ、今は「充電期間」と考えて、しっかり資料整理を行なうことに致しましょう。
引き際は大事
303日目(通算1678日目)。というわけで、調査はここまで。
参考調査…レファレンス業務の難しさというのは、「どこがゴールか分からない」ことが多々あることです。もちろん、とことん付き合う、というのは大事ですけれど、時間は無限にはありませんから、ある程度の「ゴール」を定めて、そこを目掛けていくのも大事。お医者さんは全員を助けたいけれど、どうしてもそれが出来ない場面で活躍するトリアージみたいな。いや、そこまで深刻ではありませんが。
というわけで、先週からやっていた「探偵業」、とある資料群の来歴調査は、本日最後の証言を得て、ここで切り上げることにしました。これ以上は菜の花単体で出来ることではありませんし。
最後の証言者は我らが希望の星、名誉教授のM先生です。いや、久々にお話しましたが、相変わらず驚くことばかりなM先生でした。まず、90歳超えて電話での会話に何の問題もないとか、その時点で菜の花としては驚異なのですが。耳は遠くないし、滑舌にも何の問題もないということですから。本当にクリアで聞き取りやすい話し方なので、今でも講演会ができるのはこのお蔭と。で、記憶の方も凄い。こちらが言う前に、細かい年号も、当時の担当者の名前もさらさらと出てきます。それも30年以上も前の。今日、即答された一番古い年代は、1950年度でした。ろ、六十年以上前のことを、そんなに鮮明に覚えていらっしゃるのですか…!?Σ( ̄ロ ̄lll)…いやはや、一体どんな記憶へのしまいかたをすると、こんなにどんどん引き出しが開けられるのか、是非是非ご教授願いたいものです。本当に。菜の花の、今は亡き祖父よりもずっと年上というのに、断然若い。いや、むしろ菜の花よりも脳が若い。知識量は菜の花の10倍でも済まなさそうですけれど。まさに超人です…。
まあ、そのM先生をもってしても、体験していないことはわからない、ということではありますが、とにかく最後の生きる歴史たるM先生に訊いても判明しないことは、余程の新しい手を編み出さない限り、もうどうしようもないことでしょう。というわけで、菜の花の探偵業務はこれにて停止。レポートを書いて、K先生にお送りしておきました。できることはここまでです、また何か新たな切り口が見つかったそのときは動きますから宜しくお願いします、という感じで。
微妙に、分かったような分からなかったような幕引きですが、今回のことで沢山の「昔」と「人」を知りました。菜の花が採用されたときにはすでに故人になっていた複数人の人々を、色々な人が評するのを聞きました。そうやって今は亡き人の人物像が少しずつ浮かび上がってくる、という体験をいくつかしました。不思議です。人はこの世を去っても、こうやって少しずつ、何かを残していくのだなあ、というのをしみじみと感じました。菜の花の中には、当初の目的とは違うものではありつつ、何か得るものがあったようです。
参考調査…レファレンス業務の難しさというのは、「どこがゴールか分からない」ことが多々あることです。もちろん、とことん付き合う、というのは大事ですけれど、時間は無限にはありませんから、ある程度の「ゴール」を定めて、そこを目掛けていくのも大事。お医者さんは全員を助けたいけれど、どうしてもそれが出来ない場面で活躍するトリアージみたいな。いや、そこまで深刻ではありませんが。
というわけで、先週からやっていた「探偵業」、とある資料群の来歴調査は、本日最後の証言を得て、ここで切り上げることにしました。これ以上は菜の花単体で出来ることではありませんし。
最後の証言者は我らが希望の星、名誉教授のM先生です。いや、久々にお話しましたが、相変わらず驚くことばかりなM先生でした。まず、90歳超えて電話での会話に何の問題もないとか、その時点で菜の花としては驚異なのですが。耳は遠くないし、滑舌にも何の問題もないということですから。本当にクリアで聞き取りやすい話し方なので、今でも講演会ができるのはこのお蔭と。で、記憶の方も凄い。こちらが言う前に、細かい年号も、当時の担当者の名前もさらさらと出てきます。それも30年以上も前の。今日、即答された一番古い年代は、1950年度でした。ろ、六十年以上前のことを、そんなに鮮明に覚えていらっしゃるのですか…!?Σ( ̄ロ ̄lll)…いやはや、一体どんな記憶へのしまいかたをすると、こんなにどんどん引き出しが開けられるのか、是非是非ご教授願いたいものです。本当に。菜の花の、今は亡き祖父よりもずっと年上というのに、断然若い。いや、むしろ菜の花よりも脳が若い。知識量は菜の花の10倍でも済まなさそうですけれど。まさに超人です…。
まあ、そのM先生をもってしても、体験していないことはわからない、ということではありますが、とにかく最後の生きる歴史たるM先生に訊いても判明しないことは、余程の新しい手を編み出さない限り、もうどうしようもないことでしょう。というわけで、菜の花の探偵業務はこれにて停止。レポートを書いて、K先生にお送りしておきました。できることはここまでです、また何か新たな切り口が見つかったそのときは動きますから宜しくお願いします、という感じで。
微妙に、分かったような分からなかったような幕引きですが、今回のことで沢山の「昔」と「人」を知りました。菜の花が採用されたときにはすでに故人になっていた複数人の人々を、色々な人が評するのを聞きました。そうやって今は亡き人の人物像が少しずつ浮かび上がってくる、という体験をいくつかしました。不思議です。人はこの世を去っても、こうやって少しずつ、何かを残していくのだなあ、というのをしみじみと感じました。菜の花の中には、当初の目的とは違うものではありつつ、何か得るものがあったようです。
今日は整理の日
302日目(通算1677日目)。探偵はおやすみ。
ようやく聞き込み作業もひと段落。いや、あんまり何も分かっていないといえば分かっていないのですが、まあ、出来る限りのことはいたしました。頑張った!
というわけで、元のお仕事、未登録資料の整理に戻りました。この整理作業では、明治~大正にかけてを中心とする資料群の整理がメインなのですが、元々書架に並んだことのないこれらには1冊ずつ、主題で分類して請求記号を与えてあげる必要があります。で、「よし、ここだー!」という請求記号の場所を確認に行くと、そこには結構、すでに書架に繰り込まれている未登録資料が存在するので、ついでに周りのものも再整理しながら受入にまわす、ということを繰り返しているのが菜の花の現状。それであちこちの請求記号を点々としているのです。1冊の資料を受入するために、「ついでに」整理される資料の多いこと多いこと…。恐ろしい。まあ、徐々に整理が進めば、「ここだー!」の場所がすでに以前に整理されたところ、ということもこれから増えてくるはず…ええ、そのはず。期待はするのですが、なかなか…。
で、今日は610.59あたりをメインに。61は農業で、59は形式区分ですね。何だか色々無理矢理放り込まれていて、いいのか、このままで?と若干悩んだところもありましたが、基本的にはすでに入れられているものを無理矢理変えないように作業しました。これまでの歴史に敬意を払う、ということで。
そんなこんなでようやくメインの資料群は、完了率が17%くらいになりました。ええと、今年度中に終わるのが目標なのですが…、このペースでは全然ですね…(- -;)。うーん、夏です、夏休み中にがっつりと!がっつりと頑張るのです!…ええ。。。
ようやく聞き込み作業もひと段落。いや、あんまり何も分かっていないといえば分かっていないのですが、まあ、出来る限りのことはいたしました。頑張った!
というわけで、元のお仕事、未登録資料の整理に戻りました。この整理作業では、明治~大正にかけてを中心とする資料群の整理がメインなのですが、元々書架に並んだことのないこれらには1冊ずつ、主題で分類して請求記号を与えてあげる必要があります。で、「よし、ここだー!」という請求記号の場所を確認に行くと、そこには結構、すでに書架に繰り込まれている未登録資料が存在するので、ついでに周りのものも再整理しながら受入にまわす、ということを繰り返しているのが菜の花の現状。それであちこちの請求記号を点々としているのです。1冊の資料を受入するために、「ついでに」整理される資料の多いこと多いこと…。恐ろしい。まあ、徐々に整理が進めば、「ここだー!」の場所がすでに以前に整理されたところ、ということもこれから増えてくるはず…ええ、そのはず。期待はするのですが、なかなか…。
で、今日は610.59あたりをメインに。61は農業で、59は形式区分ですね。何だか色々無理矢理放り込まれていて、いいのか、このままで?と若干悩んだところもありましたが、基本的にはすでに入れられているものを無理矢理変えないように作業しました。これまでの歴史に敬意を払う、ということで。
そんなこんなでようやくメインの資料群は、完了率が17%くらいになりました。ええと、今年度中に終わるのが目標なのですが…、このペースでは全然ですね…(- -;)。うーん、夏です、夏休み中にがっつりと!がっつりと頑張るのです!…ええ。。。
今日も聞き込みー
301日目(通算1676日目)。受入作業は、どした?
昨日に引き続き、資料群の受入経緯&時期調査をやっています。今日は、昨日連絡できなかったお二方にお話を聞けるように奔走。
1人目は、菜の花が生まれる前の時代に、うちの図書室で非常勤勤務されていた方。昨日から何度もお電話差し上げているのですが、ずっとご不在。今日は午前中、ご家族の方が出られたものの、お出掛けとのことで、再度連絡することに。
先に2人目に取り掛かることにしました。こちらは菜の花どころか、菜の花の両親が生まれる前からうちの大学に勤めていたという名誉教授のM先生。菜の花の祖父母よりも年上という、大正生まれの先生です。90歳をこえてもまだまだお元気で、自分の足で大学まで公共交通機関でいらっしゃるし、菜の花よりもよっぽど良い記憶力を維持されていらっしゃるので、この先生にお伺いすれば何か分かりそうな予感がひしひしと致します。
直接の連絡先は分からないので、いつもこの先生が通ってきている研究員…と言っても、定年退職されたあとに、資料知識を買われて勤めていらっしゃる、菜の花が採用1-2年目の頃の上司(課長)だったN女史なのですが、こちらに連絡をとりました。どうやらM先生、今は遠出中ですが、来週の月曜日に大学にいらっしゃるようです。N女史経由で月曜日にお尋ねできそうです。
午後からは業者さん相手にうちの図書室の歴史を思わず語ってしまい(何しろ、ちょうど調べたばっかりですからねー)、それから1人目の方に再びお電話してようやくお話できました。残念ながらあまり情報はありませんでしたが。
あ、情報といえば思い出しました、午前中に電話があったのでした。昨日、連絡をつけたうちのおひとりだったのですが、貴重な証言が飛び出しました。うーん、凄いなあ。関係は沢山故人ですが、何とか分かるといいなあと思います。
昨日に引き続き、資料群の受入経緯&時期調査をやっています。今日は、昨日連絡できなかったお二方にお話を聞けるように奔走。
1人目は、菜の花が生まれる前の時代に、うちの図書室で非常勤勤務されていた方。昨日から何度もお電話差し上げているのですが、ずっとご不在。今日は午前中、ご家族の方が出られたものの、お出掛けとのことで、再度連絡することに。
先に2人目に取り掛かることにしました。こちらは菜の花どころか、菜の花の両親が生まれる前からうちの大学に勤めていたという名誉教授のM先生。菜の花の祖父母よりも年上という、大正生まれの先生です。90歳をこえてもまだまだお元気で、自分の足で大学まで公共交通機関でいらっしゃるし、菜の花よりもよっぽど良い記憶力を維持されていらっしゃるので、この先生にお伺いすれば何か分かりそうな予感がひしひしと致します。
直接の連絡先は分からないので、いつもこの先生が通ってきている研究員…と言っても、定年退職されたあとに、資料知識を買われて勤めていらっしゃる、菜の花が採用1-2年目の頃の上司(課長)だったN女史なのですが、こちらに連絡をとりました。どうやらM先生、今は遠出中ですが、来週の月曜日に大学にいらっしゃるようです。N女史経由で月曜日にお尋ねできそうです。
午後からは業者さん相手にうちの図書室の歴史を思わず語ってしまい(何しろ、ちょうど調べたばっかりですからねー)、それから1人目の方に再びお電話してようやくお話できました。残念ながらあまり情報はありませんでしたが。
あ、情報といえば思い出しました、午前中に電話があったのでした。昨日、連絡をつけたうちのおひとりだったのですが、貴重な証言が飛び出しました。うーん、凄いなあ。関係は沢山故人ですが、何とか分かるといいなあと思います。
探偵稼業
300日目(通算1675日目)。というか、参考調査か?
深夜に、K先生からのメールを受け取りました。初夏に調査して頂いた資料群の受入れ経緯について「もしかしすると」という仮説が出てきたそうで。それによると、菜の花や前任のYさんの推測よりも相当新しい時代ではないか、ということでした。え?そうですか…?にわかには信じがたい。
とにかく、その年代のうちの組織の運営委員会議事録を探しました。まずは自分の机周り。事務室内の書類棚。それから整理室の書類棚。そして整理室の大型金庫。大型金庫の中にありました。で、10年分くらいの議事録を斜め読みしましたが、そういう資料がやってきたというような記述はなし。K先生も図書室にいらっしゃって、議事録ではあまり得られる情報はなさそうだ、となったとき、ふと、そういえばその資料群の仲間のしるしがあるにも関わらず、書架にすでに繰り込みされていた資料には「消耗品番号」というのがついていたな、というのを思い出しました。古い書類で、その消耗品番号がいつ頃付番されたか分かるのでは、と今度はそっちの線で探索。結果、「仮説」とは矛盾した年代が浮かび上がってきました。その後、ひたすら昔のことを知っているかもしれない人に電話をかけたりお話を伺ったり。年代が、菜の花が生まれる前だったので、そもそもあまり人がつかまらないのと、つかまっても特に覚えはない、という回答ばかりで、ひたすら追っかけでした。消息不明の人も結構、いらっしゃるのですね。「この人なら確実に知っているだろう」という方2名は故人。知っている可能性が大変高い、という方は数年前まで連絡がついた電話番号が「現在使われておりません」になっていました。うーん、難しい。
そうそう、調査中に菜の花、うちの図書室の蔵書印や請求記号ラベルの名称変更の歴史を初めて知りました。蔵書印は昭和の一桁台に変更されたのには気付いていましたが、そのあとも戦後に最低でも2回、変更があったようです。請求記号ラベルの方も、蔵書印とはまた別の年に切り替わっていました。ちょっと複雑。でもずれているお蔭で、受入年代がより絞り込めるというものです。
まあそんなこんなで今日は2時間半オーバーで作業しましたが、結局終日まるごとこれに費やしてしまいました。でもそんなにすっきりとは分からないまま。でも図書室の歴史には少し詳しくなったかも。うん、頑張りました。K先生にはご報告メールを送っておきましたが、さて、反応はどうでしょうか。
深夜に、K先生からのメールを受け取りました。初夏に調査して頂いた資料群の受入れ経緯について「もしかしすると」という仮説が出てきたそうで。それによると、菜の花や前任のYさんの推測よりも相当新しい時代ではないか、ということでした。え?そうですか…?にわかには信じがたい。
とにかく、その年代のうちの組織の運営委員会議事録を探しました。まずは自分の机周り。事務室内の書類棚。それから整理室の書類棚。そして整理室の大型金庫。大型金庫の中にありました。で、10年分くらいの議事録を斜め読みしましたが、そういう資料がやってきたというような記述はなし。K先生も図書室にいらっしゃって、議事録ではあまり得られる情報はなさそうだ、となったとき、ふと、そういえばその資料群の仲間のしるしがあるにも関わらず、書架にすでに繰り込みされていた資料には「消耗品番号」というのがついていたな、というのを思い出しました。古い書類で、その消耗品番号がいつ頃付番されたか分かるのでは、と今度はそっちの線で探索。結果、「仮説」とは矛盾した年代が浮かび上がってきました。その後、ひたすら昔のことを知っているかもしれない人に電話をかけたりお話を伺ったり。年代が、菜の花が生まれる前だったので、そもそもあまり人がつかまらないのと、つかまっても特に覚えはない、という回答ばかりで、ひたすら追っかけでした。消息不明の人も結構、いらっしゃるのですね。「この人なら確実に知っているだろう」という方2名は故人。知っている可能性が大変高い、という方は数年前まで連絡がついた電話番号が「現在使われておりません」になっていました。うーん、難しい。
そうそう、調査中に菜の花、うちの図書室の蔵書印や請求記号ラベルの名称変更の歴史を初めて知りました。蔵書印は昭和の一桁台に変更されたのには気付いていましたが、そのあとも戦後に最低でも2回、変更があったようです。請求記号ラベルの方も、蔵書印とはまた別の年に切り替わっていました。ちょっと複雑。でもずれているお蔭で、受入年代がより絞り込めるというものです。
まあそんなこんなで今日は2時間半オーバーで作業しましたが、結局終日まるごとこれに費やしてしまいました。でもそんなにすっきりとは分からないまま。でも図書室の歴史には少し詳しくなったかも。うん、頑張りました。K先生にはご報告メールを送っておきましたが、さて、反応はどうでしょうか。
受入判断
299日目(通算1674日目)。今日も書誌調整三昧。
本日は終日、未登録資料の整理。686.6「鉄道>貨物」の周辺の続きを進めていましたが、途中で685.1~685.7の「陸運」付近に飛び火。先にそちらを片付けてから、再び貨物に戻り、何とか終わりました。書誌調整&書誌作成が多いのは相変わらずでした。半分以上が書誌調整か、新規作成か、VOL追加でした。うーん、時間がかかります。でもそれは新規に利用可能になる資料群なわけで、今後の研究者のみなさまの利用可能な牌が増えていく、という大変好ましい状況なので、歓迎すべきことだとは思うのです。だから菜の花は頑張るのです。
今日一番悩んだことは、「この資料を受入するかどうか」という判断でした。未登録の資料でも、他大学で所蔵があり、うちが入れなかったとしてもどこかでは利用可能なもの、というのももちろん、多いです。ただ、今整理している資料は戦前のものが中心ですので、利用可能と言っても、CiNii Booksで検索したとき、所蔵が10館未満のものが普通です。比較的、レアな資料なのですね。そのとき、「主題がうちの収集対象ではなく、事前に行なっている先生方の利用希望でも受入希望がなかった」もので、「劣化が激しく、通常の利用に耐えない」または「水損したことがあるなど、カビの温床になる危険がある」というような資料だった場合…、悩みます。かなり悩みます。ページが完全に滲んでしまっていてまったく使えない、というわけではない状態だと諦めもつきますが、中途半端に「頑張れば使えないかしら…」的な状況だと困ります。全国的にそんなに数も多くないしなあ、と思い始めるともうダメです。迷宮入りです。悩みまくりです。
今日の最後に出会ったのは、表紙も標題紙も奥付も失われた明治の終わりの資料でした。情報源がないので、書誌同定も難しい本です。その上、自家製本された外側はぼろぼろ。水損と思しき劣化状態で、全体にカビたあともあるように見受けられました。これは…書架に並べるのはちょっと…。NACSIS所蔵館は数館。一応、あるのですね。先生判断では「特に本図書室では必要なし」。でもこのまま棄てられてしまったら、それはそれで心が…刊行の年代が年代なだけに、最入手は困難でしょう。まあ、こんな酷い状態だと「ここにあります」と言い切っていいのかどうかは不安ですが…あ、でも外側は酷いものの、中の方はかなり状態がよいのです。不思議なことに。ああ、困ったなあ、と思っていたら、見つけてしまいました。国立国会図書館のデジタル化資料。全部公開されてる!たっぷり十数秒、PC画面と手にした本を交互に見て、そっとブックトラックに本を載せておきました。そちらのブックトラックにある本は、整理中にすでにうちで所蔵があるなどの重複本など。今行なっている整理が終わったら、まとめて中央へ送るものです。中央でこれをどうするかは…分かりませんが。棄てられてしまう公算が高そうだ、と思い、なるべく載せないようにはしているのですが、もしかしたら受入して頂けるかもしれません。まあ、そんな場所はないかもしれませんが…。今はどこの図書館でも、場所が一番の貴重品ですものね。
本日は終日、未登録資料の整理。686.6「鉄道>貨物」の周辺の続きを進めていましたが、途中で685.1~685.7の「陸運」付近に飛び火。先にそちらを片付けてから、再び貨物に戻り、何とか終わりました。書誌調整&書誌作成が多いのは相変わらずでした。半分以上が書誌調整か、新規作成か、VOL追加でした。うーん、時間がかかります。でもそれは新規に利用可能になる資料群なわけで、今後の研究者のみなさまの利用可能な牌が増えていく、という大変好ましい状況なので、歓迎すべきことだとは思うのです。だから菜の花は頑張るのです。
今日一番悩んだことは、「この資料を受入するかどうか」という判断でした。未登録の資料でも、他大学で所蔵があり、うちが入れなかったとしてもどこかでは利用可能なもの、というのももちろん、多いです。ただ、今整理している資料は戦前のものが中心ですので、利用可能と言っても、CiNii Booksで検索したとき、所蔵が10館未満のものが普通です。比較的、レアな資料なのですね。そのとき、「主題がうちの収集対象ではなく、事前に行なっている先生方の利用希望でも受入希望がなかった」もので、「劣化が激しく、通常の利用に耐えない」または「水損したことがあるなど、カビの温床になる危険がある」というような資料だった場合…、悩みます。かなり悩みます。ページが完全に滲んでしまっていてまったく使えない、というわけではない状態だと諦めもつきますが、中途半端に「頑張れば使えないかしら…」的な状況だと困ります。全国的にそんなに数も多くないしなあ、と思い始めるともうダメです。迷宮入りです。悩みまくりです。
今日の最後に出会ったのは、表紙も標題紙も奥付も失われた明治の終わりの資料でした。情報源がないので、書誌同定も難しい本です。その上、自家製本された外側はぼろぼろ。水損と思しき劣化状態で、全体にカビたあともあるように見受けられました。これは…書架に並べるのはちょっと…。NACSIS所蔵館は数館。一応、あるのですね。先生判断では「特に本図書室では必要なし」。でもこのまま棄てられてしまったら、それはそれで心が…刊行の年代が年代なだけに、最入手は困難でしょう。まあ、こんな酷い状態だと「ここにあります」と言い切っていいのかどうかは不安ですが…あ、でも外側は酷いものの、中の方はかなり状態がよいのです。不思議なことに。ああ、困ったなあ、と思っていたら、見つけてしまいました。国立国会図書館のデジタル化資料。全部公開されてる!たっぷり十数秒、PC画面と手にした本を交互に見て、そっとブックトラックに本を載せておきました。そちらのブックトラックにある本は、整理中にすでにうちで所蔵があるなどの重複本など。今行なっている整理が終わったら、まとめて中央へ送るものです。中央でこれをどうするかは…分かりませんが。棄てられてしまう公算が高そうだ、と思い、なるべく載せないようにはしているのですが、もしかしたら受入して頂けるかもしれません。まあ、そんな場所はないかもしれませんが…。今はどこの図書館でも、場所が一番の貴重品ですものね。
とりあえず、粛々と作業
298日目(通算1673日目)。動揺は横に置いておいて。
テンション高めで突入した月曜日です。週末はプライベートが色々たのしかったので。ひたっすらサックスを吹いていただけな気もしますが。練習4件を詰め込んで、更に地域のなつまつりでボランティア演奏もさせて頂いてきました。演奏活動の中でも特に、カルテットの活動がたのしいです。
と、脱線。しかし、このテンションで入ったからこそ、乗り越えられた本日、という気が致します
。先週の最後に判明した憂鬱な出来事は、相談だけして、やれることはやって保留した状態で、他のおしごとを粛々と、着々と進めておりました。
で、新着図書目録は完了。未登録資料の整理も、先週「どうしようかなー」と思っていたことは決意して、また新たな部分の整理に入っています。今度は、686.6「鉄道>貨物」の周辺です。書誌調整に入るものがちらほら出てきて、まっすぐには進みませんが、何とか前進はしています。明日にはこの辺りを整理できてしまうとハッピィなのですが、さて。
そういえば今日、VOL追加しようと書誌を確認していて、何か自分に近しいものを感じる書誌の作り方だなあ、と思ったのです。で、よくよく見たらうちが作成館。日付を見たら、菜の花自身が1年前に作った書誌だった、というオチでした。良くも悪くも、書誌作成には個性が出てしまいますね。まあ、ある意味1年たってもブレていない、と言えるのかもしれませんけれど。まあ、そういう「個性」というか、書誌の作成方針にある程度の「趣味」というか「クセ」があるため、他館さまが書誌を作って下さるのを待つより、自分好みの書誌を新規でざくざく作る方が、菜の花は好きです。書誌はコーディングマニュアルに沿ってさえいれば、基本的に作成館さまのご意向に従う、という感じですからね。そんな菜の花は、まっさらな一面銀世界!な新雪に、まっさきに足跡をつけるのが好きな人です、はい。
テンション高めで突入した月曜日です。週末はプライベートが色々たのしかったので。ひたっすらサックスを吹いていただけな気もしますが。練習4件を詰め込んで、更に地域のなつまつりでボランティア演奏もさせて頂いてきました。演奏活動の中でも特に、カルテットの活動がたのしいです。
と、脱線。しかし、このテンションで入ったからこそ、乗り越えられた本日、という気が致します
。先週の最後に判明した憂鬱な出来事は、相談だけして、やれることはやって保留した状態で、他のおしごとを粛々と、着々と進めておりました。
で、新着図書目録は完了。未登録資料の整理も、先週「どうしようかなー」と思っていたことは決意して、また新たな部分の整理に入っています。今度は、686.6「鉄道>貨物」の周辺です。書誌調整に入るものがちらほら出てきて、まっすぐには進みませんが、何とか前進はしています。明日にはこの辺りを整理できてしまうとハッピィなのですが、さて。
そういえば今日、VOL追加しようと書誌を確認していて、何か自分に近しいものを感じる書誌の作り方だなあ、と思ったのです。で、よくよく見たらうちが作成館。日付を見たら、菜の花自身が1年前に作った書誌だった、というオチでした。良くも悪くも、書誌作成には個性が出てしまいますね。まあ、ある意味1年たってもブレていない、と言えるのかもしれませんけれど。まあ、そういう「個性」というか、書誌の作成方針にある程度の「趣味」というか「クセ」があるため、他館さまが書誌を作って下さるのを待つより、自分好みの書誌を新規でざくざく作る方が、菜の花は好きです。書誌はコーディングマニュアルに沿ってさえいれば、基本的に作成館さまのご意向に従う、という感じですからね。そんな菜の花は、まっさらな一面銀世界!な新雪に、まっさきに足跡をつけるのが好きな人です、はい。
着々と書誌調整
297日目(通算1672日目)。立ち直れなかった。
今日もいつも通りの未登録資料整理を中心に。着々と書誌調整に出したものが戻ってきて、現在、相手館さまの応答待ちは1件になりました。もう少し。
そういえば雑誌書誌で書誌調整をかけていたもの、以前に作成したときにうっかり所蔵を付け忘れていて、作成館であるうちは、書誌作成日から3日後に所蔵をつけたら、書誌作成当日に別の大学さまに所蔵をつけられていたため、まるでその館が作成館みたいに見えるようになっているものがありました。雑誌書誌は作成館のIDが入りませんから、状況証拠からいけばあれ、間違いなく最初に所蔵をつけたあちらの大学さまが作成館だと通常は判断するでしょうね…。何とも間抜けなことをしています、菜の花。そして書誌調整のときもきっと、最古所蔵館が対応するから…ええと、うちには書誌調整こないのですね。あー…それはそれでありかも(←こらこら)。
今日は新着図書がやってきたので、目録作業をしようとして愕然としました。違う…この本じゃない…。思っていた本ではないものが納品され、しかも受入も支払も装備も完了しているように見えるのですが。あまりにも驚いてしまって、頭を抱えています。ちょっと今日はそれで、立ち直れずにいます。来週、どうしましょう…。菜の花の勘違いで、これで正しいなら良いのですけれども。
今日もいつも通りの未登録資料整理を中心に。着々と書誌調整に出したものが戻ってきて、現在、相手館さまの応答待ちは1件になりました。もう少し。
そういえば雑誌書誌で書誌調整をかけていたもの、以前に作成したときにうっかり所蔵を付け忘れていて、作成館であるうちは、書誌作成日から3日後に所蔵をつけたら、書誌作成当日に別の大学さまに所蔵をつけられていたため、まるでその館が作成館みたいに見えるようになっているものがありました。雑誌書誌は作成館のIDが入りませんから、状況証拠からいけばあれ、間違いなく最初に所蔵をつけたあちらの大学さまが作成館だと通常は判断するでしょうね…。何とも間抜けなことをしています、菜の花。そして書誌調整のときもきっと、最古所蔵館が対応するから…ええと、うちには書誌調整こないのですね。あー…それはそれでありかも(←こらこら)。
今日は新着図書がやってきたので、目録作業をしようとして愕然としました。違う…この本じゃない…。思っていた本ではないものが納品され、しかも受入も支払も装備も完了しているように見えるのですが。あまりにも驚いてしまって、頭を抱えています。ちょっと今日はそれで、立ち直れずにいます。来週、どうしましょう…。菜の花の勘違いで、これで正しいなら良いのですけれども。
ざくざく作ります
296日目(通算1671日目)。でも全然進まない…っ。
今日は朝から、カウンター。カウンターの端末周りは狭いので、作業をするには不向きのため、大抵は自分の席にいて、必要なときだけカウンターに出ることが多いのですが、今日の菜の花は気合いを入れて、終日カウンターに座っていました。さあさあ、利用者さん、どんと来い。
その甲斐あってか、いつも木曜日は来室者が少ないのですが…うーん、いつもよりはマシ?程度に利用がありました。もっともっとおいでませー。
で、狭いカウンター周りで、ブックトラックを台がわりに、今日も未登録資料の整理でございます。最近やっているのはまだ、683.9付近。「港湾」関係。古い港の本はなかなか面白いです。でもあまり本らしくないものも多くて、情報をとるのは大変です。そのせいか、NCにきっちり書誌があるものが少ない…。本日作業したもののうち、半数以上が新規書誌作成、またはVOL追加、または書誌調整でした。そう簡単に、すっと作業させてくれません。お蔭さまで「これはさっさと終わらせて次にいこうっと」という目論見はあっさり外れ、今日中にここから抜け出すことさえ出来ず。いやはや、いやはや…明日こそは。もうラストスパートまではきているのですよ、ええ。
それにしても最近、大学図書館界では図書館改修が一大ブームなのでしょうか?…というくらい、改修工事によるILLサービス停止案内メールが多い気が致します。どんどん来るー。次々来るー。若干、不便な日々が続きそうですが、さて、綺麗で使いやすい図書館に変身出来るのでしょうか。そして外だけではなく、中身もよりよく変身出来るのか…。各大学図書館さんの今後がたのしみなところです。
今日は朝から、カウンター。カウンターの端末周りは狭いので、作業をするには不向きのため、大抵は自分の席にいて、必要なときだけカウンターに出ることが多いのですが、今日の菜の花は気合いを入れて、終日カウンターに座っていました。さあさあ、利用者さん、どんと来い。
その甲斐あってか、いつも木曜日は来室者が少ないのですが…うーん、いつもよりはマシ?程度に利用がありました。もっともっとおいでませー。
で、狭いカウンター周りで、ブックトラックを台がわりに、今日も未登録資料の整理でございます。最近やっているのはまだ、683.9付近。「港湾」関係。古い港の本はなかなか面白いです。でもあまり本らしくないものも多くて、情報をとるのは大変です。そのせいか、NCにきっちり書誌があるものが少ない…。本日作業したもののうち、半数以上が新規書誌作成、またはVOL追加、または書誌調整でした。そう簡単に、すっと作業させてくれません。お蔭さまで「これはさっさと終わらせて次にいこうっと」という目論見はあっさり外れ、今日中にここから抜け出すことさえ出来ず。いやはや、いやはや…明日こそは。もうラストスパートまではきているのですよ、ええ。
それにしても最近、大学図書館界では図書館改修が一大ブームなのでしょうか?…というくらい、改修工事によるILLサービス停止案内メールが多い気が致します。どんどん来るー。次々来るー。若干、不便な日々が続きそうですが、さて、綺麗で使いやすい図書館に変身出来るのでしょうか。そして外だけではなく、中身もよりよく変身出来るのか…。各大学図書館さんの今後がたのしみなところです。
プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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