菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
タイトルフレーム
295日目(通算1670日目)。不安になった。
とあるCD-ROM版の逐次刊行物。去年、菜の花が雑誌書誌を作成しました。継続前誌2つが統合していたのですが、この前誌のタイトルが、CD-ROM表面から取られていました。でもCD-ROMって確か、中から取らなくてはいけなかったはず。もしも表面からとったら、その旨を注記するのではなかったでしたっけ。。。そう思い、書誌作成の連絡をNIIにする際、ついでにその旨をお伝えして修正がかかったのですが。今年、菜の花が作成した書誌に次の巻がやってきたら、今度は「この巻からタイトルがこう変わりました」の注記が入っていました。うん?注記されていたのはCD-ROM表面に書かれたタイトル。確認したのですが、去年の巻も今年の巻も、CD-ROMの中身のタイトルは変わりませんでした。もしかしてこれ、CD-ROM表面から取っていない?でも、去年と今年で、CD-ROM表面同士では変更はないのですけれども。だからもしもCD-ROM表面から取るなら、「変更しました」という注記ではなく、そもそも「TR」自体を修正しないと、なのです。
それにしてもこんなにも皆様がCD-ROM表面からとるのはつまり、菜の花が採用しようとしている場所が間違っているのでは?という気がしてきました。採れる場所がないから、ラベルから採ろうとしてしまうのではないかと。だとするとやっぱり間違っているのは菜の花?
実のところ、菜の花には「タイトルフレーム」が何なのかよく分かりません。映像資料などだと、再生して最初に出てくる画面だ、というのは分かるのですが、今、対象となっているのは文書資料で、CD-ROMを「再生」するようなものでもないのですよね。ただ、index.htmlという、いかにも最初です、というルートファイルは存在するので、ここから採ってきているのです。これ、本当にタイトルフレームと言い切っていいの?…それが問題。そう言いきれないからこそ、皆様がCD-ROMの表面からタイトルを採るのではないでしょうか…。だとしたら間違っているのは菜の花の方。うう、CD-ROM、ややこしい。去年の書誌作成時もこれがとても難しかったから、色んな人に意見を聞きまくり、そしてNIIにもお伺いをたてて直したはずなのですが…、と今確認したら、去年の作成時には「最初に立ち上がってくる画面から採った」と記録していますね…。ということは今まで自動再生していたのか…!それならやっぱり「タイトルフレーム」な感じですね。でも今年のは立ち上がってくれず、自分でindex.htmlを開きましたが…うーん、あれ?何か変わった?それとも菜の花のPC環境が変わった?何とも悩ましいCD-ROM…。
今日は、7月から新しく着任した先生と、委員会で初めてお会い致しました。電子ジャーナルなどに興味があるようだったので、またご説明しますよ、いつでも時間のあるときに図書室にお越し下さい、とご案内しておきました。これで利用者1名は確保できるかしら…。いやいや、折角我らが大学にいらして頂いたので、図書館サービスを存分に活用して頂けるように、頑張ってご案内したいと思います。しっかりアピール。自己主張の強い図書館…いやいや、親切サービスの図書館を目指しましょう。というか、やっぱり先生はちゃんと味方につけて、しっかりサービスを使いこなして頂かないと、折角の図書館が勿体無いのです。紙媒体の書庫としても、電子ジャーナルやデータベースの管理元としても。
とあるCD-ROM版の逐次刊行物。去年、菜の花が雑誌書誌を作成しました。継続前誌2つが統合していたのですが、この前誌のタイトルが、CD-ROM表面から取られていました。でもCD-ROMって確か、中から取らなくてはいけなかったはず。もしも表面からとったら、その旨を注記するのではなかったでしたっけ。。。そう思い、書誌作成の連絡をNIIにする際、ついでにその旨をお伝えして修正がかかったのですが。今年、菜の花が作成した書誌に次の巻がやってきたら、今度は「この巻からタイトルがこう変わりました」の注記が入っていました。うん?注記されていたのはCD-ROM表面に書かれたタイトル。確認したのですが、去年の巻も今年の巻も、CD-ROMの中身のタイトルは変わりませんでした。もしかしてこれ、CD-ROM表面から取っていない?でも、去年と今年で、CD-ROM表面同士では変更はないのですけれども。だからもしもCD-ROM表面から取るなら、「変更しました」という注記ではなく、そもそも「TR」自体を修正しないと、なのです。
それにしてもこんなにも皆様がCD-ROM表面からとるのはつまり、菜の花が採用しようとしている場所が間違っているのでは?という気がしてきました。採れる場所がないから、ラベルから採ろうとしてしまうのではないかと。だとするとやっぱり間違っているのは菜の花?
実のところ、菜の花には「タイトルフレーム」が何なのかよく分かりません。映像資料などだと、再生して最初に出てくる画面だ、というのは分かるのですが、今、対象となっているのは文書資料で、CD-ROMを「再生」するようなものでもないのですよね。ただ、index.htmlという、いかにも最初です、というルートファイルは存在するので、ここから採ってきているのです。これ、本当にタイトルフレームと言い切っていいの?…それが問題。そう言いきれないからこそ、皆様がCD-ROMの表面からタイトルを採るのではないでしょうか…。だとしたら間違っているのは菜の花の方。うう、CD-ROM、ややこしい。去年の書誌作成時もこれがとても難しかったから、色んな人に意見を聞きまくり、そしてNIIにもお伺いをたてて直したはずなのですが…、と今確認したら、去年の作成時には「最初に立ち上がってくる画面から採った」と記録していますね…。ということは今まで自動再生していたのか…!それならやっぱり「タイトルフレーム」な感じですね。でも今年のは立ち上がってくれず、自分でindex.htmlを開きましたが…うーん、あれ?何か変わった?それとも菜の花のPC環境が変わった?何とも悩ましいCD-ROM…。
今日は、7月から新しく着任した先生と、委員会で初めてお会い致しました。電子ジャーナルなどに興味があるようだったので、またご説明しますよ、いつでも時間のあるときに図書室にお越し下さい、とご案内しておきました。これで利用者1名は確保できるかしら…。いやいや、折角我らが大学にいらして頂いたので、図書館サービスを存分に活用して頂けるように、頑張ってご案内したいと思います。しっかりアピール。自己主張の強い図書館…いやいや、親切サービスの図書館を目指しましょう。というか、やっぱり先生はちゃんと味方につけて、しっかりサービスを使いこなして頂かないと、折角の図書館が勿体無いのです。紙媒体の書庫としても、電子ジャーナルやデータベースの管理元としても。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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この記事へのコメント
たいとるふれーむ
そもそも、私がこちらのブログにたどり着きましたのは、初めて視聴覚資料を前にして、
ハテ?
タイトルフレーム?
なんのこと???
と、マニュアルやら色々とにらめっこしても、どうしてもピンと来ず、ネットの海をさまよって(おぼれて)いた際に、波間にチラリと見えた光を頼りにこちらに漂着したのでした。
その後、扱う数としては少ないのですが、普通の洋画のDVDでも、あれ?ってことが多々あります。
DVD本体の表面から取ってるから和資料になっているけど、タイトルフレームから取ると洋資料になるのでは……と。
近くに聞ける人がいればよいのですが、初心者が人様の作ったすでに存在している書誌に疑問をなげかけるのは、とっても勇気が要ります。
疑問を投げかけよう!と決断するまでにも、時間がかかってしまって……。
今回の記事の内容とは離れてしまいましたが、「タイトルフレーム」に反応してしまいました(^_^;)
菜の花さんのこちらのブログでいつも勉強させていただいております。
感謝、感謝!
Re:たいとるふれーむ
何と、「タイトルフレーム」が取り持つ縁だったのですね。
和資料か洋資料か…それは難しい!コーディングマニュアルを見返してみて初めて知ったのですが、同じ「視聴覚資料」でも「録音資料」はタイトルフレームはないので(映像がないから)「レーベルに表示されたタイトルの言語による」で、「映像資料」は「タイトルフレームの一番最初に表示されたタイトルの言語による」のですね。余計にややこしい。何だか雑誌のタイトルの情報源みたいなややこしさですね。(和雑誌は表紙が優先で次が標題紙、洋雑誌は標題紙が情報源)
それにしても、このブログは超アバウトなので、ここで勉強するのは危険ですよ!ええ。情報はじっくり吟味するよう、十分にお気をつけ下さい。