菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
目録カードさよならから始まる計画実行は続く
288日目(通算1663日目)。背中が痛い…。
今日は昨日の続き。袋詰めにしていた目録カードを、段ボール箱に黙々と詰める作業です。どうしたら一番、充填率が高くなるかを考えつつ、でもあんまり詰め込みすぎると重くて持ち上がらないのでその辺りを加減しつつ、午前中に一生懸命、詰めました。何とか全部片付きましたが、この作業で腰と背中をやられました。痛い。
あ、ちなみに朝から昨日の余波で、足の付け根あたりと、二の腕が筋肉痛の菜の花です…。うう。
それが終わったら今度は、ソファーをどかした壁際の書架の整理。5連のうち、両端2連は6段全部を使い、あとの真ん中は下2段に、きっと取り出さないだろう、というものを放り込んで、上4段は安全の為に空にすることにしたのです。この書架の前に、利用者さん用の席を設置したいため。ちょっとぐらっとしただけで、頭上から色んなものが降ってきたら危ないですからね。
最初は、全部さくさく移動するだけのつもりでしたが、内容を見てみたら、意外に「あれ、これは捨てていいのでは…?」というものが沢山見つかりました。例えば学総目の、何故かコピーを綴じたものとか。(※学総目=学術雑誌総合目録。全国の大学図書館などで所蔵する逐次刊行物を網羅した総合目録。CiNii Booksが代替…というか、ほぼ後継データベースといったところ?)ちなみにこれはコピーですが、本体は去年、菜の花が除却しました。何故わざわざこの分厚いセットをコピーしたのかは分かりませんが、どうやらこちらは「執務参考用」となっていたので、元々は本体を開架に、コピーを事務室においていたのかもしれません。他には、1960年代を中心にした、学内の他部署の刊行物や、うちの大学の大学生協さんのオリジナル雑誌など、微妙にレアな本がざくざくと。捨てるのは一瞬ですが、折角なので大学の公的な文書類を収集している部署の「所蔵データベース」を検索して持っていないのを確認の上、そちらに内線をかけて「こんな珍しいものが出てきました」と専任の先生に申し上げてみたところ、
「捨ててしまうなら、天気の良い日に自転車で取りに行きますから!」
との回答でした。はい、嫁入り先が決まってよかったですね。まあ、あちらにいってしまうと「図書館」ではないため、CiNii Booksなどでは検索にかからなくなるのですが…。そこは少し悩ましいものの、多分学内の他の図書室でちゃんと保存してくれる余裕のあるところはないと思うので、ここは文書類に特化したあちらにお任せすることにしましょう。まずは他に存在しないかもしれないものは、保存されることが重要です。余裕ができたら順次、露出を上げて欲しいものですが。
そんなこんなで、なかなか他のことは進まず。午後一番は打ち合わせでしたしね。夕方、ガッツで少しだけ、未登録資料整理をしました。明日は未登録資料整理に全力投球したいところ。
あ、そういえば、大分前に見積もりをお願いしていた、ガラスの飛散防止フィルムを貼ってもらう工事、ようやく金額が上がってきました。衝撃的でした。材料費(飛散防止フィルム)のお値段よりも、施工費が3倍以上しました。えええ。それなりのお値段だろうとは思っていましたが、まさかこんなにするとは!毎日、みんなで頑張って貼り続ければ、何万円と浮くのか、と思うと、全部自分達でやろうか、と一瞬思いましたが、ロッカーのガラスなどに全員総出でフィルム貼りをしたとき、あの分量であの時間がかかり、翌日みんな筋肉痛でぐったりだった、というのを思い出し、その上でやってもらいたい、と思っているガラスを眺めて、自前は無理だ…と判断。いや、普通に我々の人件費でそれくらい要るかもしれないし、しかも素人の我々では綺麗に貼れないだろうし、失敗したときにフィルム買いなおしですし(工事依頼すれば、万が一何かあっても業者さんが何とかするでしょうし)。まあ総合的に判断するとやっぱり、こんなものなのか…そうなのか…!…と苦悩する菜の花なのでした。まあ、しばらくはすぐにお金を捻出するのは無理なので、色々な雑費をなるべく節約しまくって、年度末に節約分を集めて施工するのを目標に頑張ろうかと思っています、はい。
今日は昨日の続き。袋詰めにしていた目録カードを、段ボール箱に黙々と詰める作業です。どうしたら一番、充填率が高くなるかを考えつつ、でもあんまり詰め込みすぎると重くて持ち上がらないのでその辺りを加減しつつ、午前中に一生懸命、詰めました。何とか全部片付きましたが、この作業で腰と背中をやられました。痛い。
あ、ちなみに朝から昨日の余波で、足の付け根あたりと、二の腕が筋肉痛の菜の花です…。うう。
それが終わったら今度は、ソファーをどかした壁際の書架の整理。5連のうち、両端2連は6段全部を使い、あとの真ん中は下2段に、きっと取り出さないだろう、というものを放り込んで、上4段は安全の為に空にすることにしたのです。この書架の前に、利用者さん用の席を設置したいため。ちょっとぐらっとしただけで、頭上から色んなものが降ってきたら危ないですからね。
最初は、全部さくさく移動するだけのつもりでしたが、内容を見てみたら、意外に「あれ、これは捨てていいのでは…?」というものが沢山見つかりました。例えば学総目の、何故かコピーを綴じたものとか。(※学総目=学術雑誌総合目録。全国の大学図書館などで所蔵する逐次刊行物を網羅した総合目録。CiNii Booksが代替…というか、ほぼ後継データベースといったところ?)ちなみにこれはコピーですが、本体は去年、菜の花が除却しました。何故わざわざこの分厚いセットをコピーしたのかは分かりませんが、どうやらこちらは「執務参考用」となっていたので、元々は本体を開架に、コピーを事務室においていたのかもしれません。他には、1960年代を中心にした、学内の他部署の刊行物や、うちの大学の大学生協さんのオリジナル雑誌など、微妙にレアな本がざくざくと。捨てるのは一瞬ですが、折角なので大学の公的な文書類を収集している部署の「所蔵データベース」を検索して持っていないのを確認の上、そちらに内線をかけて「こんな珍しいものが出てきました」と専任の先生に申し上げてみたところ、
「捨ててしまうなら、天気の良い日に自転車で取りに行きますから!」
との回答でした。はい、嫁入り先が決まってよかったですね。まあ、あちらにいってしまうと「図書館」ではないため、CiNii Booksなどでは検索にかからなくなるのですが…。そこは少し悩ましいものの、多分学内の他の図書室でちゃんと保存してくれる余裕のあるところはないと思うので、ここは文書類に特化したあちらにお任せすることにしましょう。まずは他に存在しないかもしれないものは、保存されることが重要です。余裕ができたら順次、露出を上げて欲しいものですが。
そんなこんなで、なかなか他のことは進まず。午後一番は打ち合わせでしたしね。夕方、ガッツで少しだけ、未登録資料整理をしました。明日は未登録資料整理に全力投球したいところ。
あ、そういえば、大分前に見積もりをお願いしていた、ガラスの飛散防止フィルムを貼ってもらう工事、ようやく金額が上がってきました。衝撃的でした。材料費(飛散防止フィルム)のお値段よりも、施工費が3倍以上しました。えええ。それなりのお値段だろうとは思っていましたが、まさかこんなにするとは!毎日、みんなで頑張って貼り続ければ、何万円と浮くのか、と思うと、全部自分達でやろうか、と一瞬思いましたが、ロッカーのガラスなどに全員総出でフィルム貼りをしたとき、あの分量であの時間がかかり、翌日みんな筋肉痛でぐったりだった、というのを思い出し、その上でやってもらいたい、と思っているガラスを眺めて、自前は無理だ…と判断。いや、普通に我々の人件費でそれくらい要るかもしれないし、しかも素人の我々では綺麗に貼れないだろうし、失敗したときにフィルム買いなおしですし(工事依頼すれば、万が一何かあっても業者さんが何とかするでしょうし)。まあ総合的に判断するとやっぱり、こんなものなのか…そうなのか…!…と苦悩する菜の花なのでした。まあ、しばらくはすぐにお金を捻出するのは無理なので、色々な雑費をなるべく節約しまくって、年度末に節約分を集めて施工するのを目標に頑張ろうかと思っています、はい。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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