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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧

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バーコードラベルが擬態してた

284日目(通算1659日目)。開けてびっくり~は、玉手箱だけでいいから。

うちの大学の本には基本的に、1冊1冊に割り振られているID、「資料ID」をバーコードにして貼付しているのですが、このバーコードラベルには大学名が入っていますのでもちろん特注品。中央の「資料管理」という部署でまとめて発注・在庫管理をしていて、学内の各図書室で必要なときはそちらに「もしもし」して送ってもらいます。(ちなみにお支払いは、中央に対して年度末にまとめて行なわれます。各図書室の図書費でまかなわれるのです…。)

で、6月上旬に「そろそろバーコードラベルが欲しいねえ」ということになり、2袋ほど送っていただきました。いや、お買い上げですかね。で、しばらく置いておいて、ついに本日、開封したのですが。

開けてみたら、確かにバーコードラベルの枠の色は正しいのですが、何故か斜め向かいの図書室の請求記号ラベルでした。何で。


請求記号ラベルの方は、各図書室によってオリジナルを使っています。例えば中央は洋書は赤で和書は緑、ラベル上方に「中央」というような表記があったり。お隣の図書室は、似た形だけれど和洋ともに濃紺で上方表示は学部名。で、うちの図書室は他の図書室よりも横幅が広い(細かく分類したいため、沢山の記号が入るようにしたらしい)など、様々な特徴があるのです。全部、それぞれの図書室で発注・管理しています。だから、何故斜め向かいの図書室の請求記号ラベルが、中央から送られてくるのかが全く理解できず。だって、中央は管理していないはずのものですよ!?しかも送られてきた2袋ともですから、とても謎。

ま、まさか、印刷屋さんが間違えて納品?それともそもそも印刷屋さんが間違えて大量印刷?となると、中央にはイチ図書室の請求記号ラベルが山と積まれている…!?Σ( ̄ロ ̄lll)…何それ、怖い…。


…と思ったら、後から分かったことによるとどうも、その請求記号の持ち主である図書室さんが、「いっぱい資料IDラベルが欲しいから送ってください」と10袋ほど取り寄せ、しばらくして「やっぱりこんなに要らないから6袋返します」と戻してきたときに、取り違えた、らしいです。ああ、何だ。良かった。いや…良かったのかな…うーん、どうなのでしょう。

しかしこれからは納品されたらまずは中身確認、ですね。油断してました。



そんな本日はようやく、所属換も除却も書類が終わりました。完了です。ああ…ここまでやってやっと、菜の花にとっての蔵書点検はひと段落なのです。1ヵ月かかっちゃいましたけど、ま、何とか終わって良かった良かった。あとは報告書の提出だけですね。それはまだまだ先ですが。当面、お疲れ様ーということで。






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七夕仕様

283日目(通算1658日目)。本日から、図書室は七夕モード。

お昼休みに、みんなでこつこつ作成しているペーパークラフトの「七夕」が完成しました。というわけで、本日からうちの図書室は七夕仕様になりました。

入口の横には、夜空を背景にしたかささぎ橋の上に佇む織姫と彦星。その横には七夕飾り満載の竹(のペーパークラフト)。自動扉をくぐると、正面天井から下がる七夕飾り。微妙に立体的で、なかなか豪華。ちなみに短冊はこんな感じ。

「千客万来」(利用者さん、いっぱいきますよーに)
「商売繁盛」(利用者さん、いっぱいいっぱいきますよーに)
「安全第一」(何かやたらと図書室内で怪我するんですけど、どーなってるの、そこのところ?)
「返却期限厳守」(それは切なる願いです)

…煩悩の塊です。まだ書かれていない短冊も残っているので、今度は「学業成就」「研究達成」「世界平和」でも書いておこうかと思います。思うだけですが。「予算獲得」でもいいですが。いや、むしろ「利用者獲得」ですかね…(←どれだけ利用者さんに飢えているのか!)。


そんなこんなで、利用者さんに飢えたくもなるくらい、全然人が来ない木曜日でした。あまりにもこないので、お昼休みに上述の七夕飾りを飾りながら、閲覧担当者さんと一生懸命お祈りをしました。10分後、何とN先生が学生さんを引き連れて登場。えええ!さすがに、七夕のご利益が怖すぎです…!(>_<) …というか、七夕ってそういう日でしたっけ…?






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健康診断

282日目(通算1657日目)。結果が分からない。

今週は、うちのキャンパスの職員の健康診断。午前中なら、平日5日間のどの日でもOKで、行けるときに行けばよい、という制度です。めちゃくちゃ並びますけどね。

8:45開始だったので、それより僅かに早い時間に事務室を出たのですが、すでに建物入口の外まで並んでいました。うわあ。でも大丈夫。菜の花はちゃんと、本もiPod touchも持ってきました!…と。どうも何もしないでただ立っている、ということができない人なので、こういうのが必要なのです。ついでに歩くときも、ただ歩くのは苦手で、本を読みながら歩くことが多いです。本がないときは走ります。ただ歩くだけなんて、人生の無駄遣いじゃないか、という不安に駆られるからです…。とんでもない不安屋さんなのです。

まあ何とか、1時間はかからずに健康診断終了。例年だと小さな紙片に印刷されて出てきた結果を、記録係の人に渡すと書き込んでくれる、という方式だったのですが、どうも今年からはすべての測定がネットワークで繋がっているらしく、各検査で最初に職員証を通してから測ると、測定データが全部直接どこかに送られてストレージされるようで、紙片が出てきません。数値も明かされません。身長も体重も何にも分からないのです。結果が送付されるまでブラックボックスなんだ…と思うと、何だかちょっとがっかりです。というか、若干、不安?昔は一番気になっていたのは体重ですが、これは順調に減ってきているのであまり心配していません。ええ、どうも歳をとるにつれ、やつれてきたみたいです(痩せたんじゃないのか…!)。若い頃だとどんなに頑張ってダイエットしてもなかなか減らなかったのに、不思議ですね。というわけで今の菜の花はむしろ、他の要素が色々気になります。

ちなみに唯一数値が分かったのは血圧でした。何か、年々上がっている気がするのですが。…怖い。去年までは至適血圧の範囲内だったのに、今年はちょっとだけオーバーしてしまいました。正常血圧ではあるのですが、このまま上がり続けたらどうしよう。


そんな本日は、また一生懸命、所属換をしていたのですが。製本に回すことになると思って文字通り走り回ってやったのですが、結局「製本はしない」という結論に達してしまい、ちょっとだけ残念に思っていました。まあ、いいのですけれども。しなくて済むならお金も浮きますしね。あとは、午前中から午後の始めが新着図書目録。その後は、いつも通りの未登録資料の整理。いや…なかなか進みません。製本するかどうかとか、書誌調整とか、書誌作成とか、とにかく判断することが大変多くて、ただただ、ここにあるものを全部目録やって入れちゃえばいいよ、というだけだったらどんなに楽かしら?というのを何度も考えつつ、1冊ずつの様々な判断をすることこそが、バイトさんにはお願いできない、常勤の図書館員である菜の花のおしごとなのよね、と。なるべく速度アップを目指して頑張ります。






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宝の山

281日目(通算1656日目)。「ここは宝の山ですよ!」と言ってもらえた。

今日も主に、ちまちまと未登録資料の整理をしていました。図書書誌のみのシリーズもの、合冊製本されていて、半分くらいは書誌がなかったので一生懸命作り続けましたが、ああ、ようやく全部作ったよ!…と思っても、登録数としては1冊で、若干がっかり。まあでも、NACSISの書誌数はほんの僅かでもリッチになりましたよ!ちりも積もれば山となる、というやつです。

またレファレンスが2件ほどあって、片方は一生懸命調べたものの、何ともしようがありませんでした。まあ把握しているのが間違いない機関があるので、そこに問い合わせるのが一番手っ取り早いでしょう。しかし、数十年前から十年前までのデータはあったのに、ここ10年分のデータだけがないとは。思わぬ落とし穴でした。逆ならよくあることでしょうけれどもね。

もう片方のレファレンスは、何だかんだで首尾よく進みました。データベース関連のことだったのですが、ちゃんと目的のデータが取れてよかったです。今日は珍しく(?)、業者さんは頼りませんでした。たまには菜の花自身もおしごとしてみました。

あとは新着図書が届いたので、目録作業に着手…しようとしたら、何だか微妙な雑誌書誌に出会いました。何これ、間違ってるんじゃない?どこよ、これ作ったの?…と思ったら、最古所蔵館はうちの図書室でした。ふ…( ̄ー ̄)。でも菜の花が作成したわけじゃないですよ、と一応弁明はしておきます。どうやら、流用時にPUBのデータを書き換え忘れたようですよ。いやはや、確かによくやるんですけどね。でもこれまで3年くらい、所蔵をつけたどの大学も気付かなかったのですね…!PUBって意外に、ちゃんと見ていないのかもしれませんね。中国語の本でしたしね。まあかくいう菜の花も、去年はスルーしてしまっていたのですけれども。全然他の人のことは言えません。反省。


そんな本日は、民間の研究所の方が利用にいらしていたのですが、午後からたっぷり3時間以上、閲覧され、厳選してコピーをとられていました。かなり古い資料を中心にご覧になっていたようです。最後に、冒頭の台詞です、すなわち、

「ここは宝の山ですよ!」

と力強く仰って帰っていかれました。おおお。そうですか。確かにレア系資料は多いですが、それは活用されてこそです。使って頂けることが、ありがたいことですね。しみじみ。






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商売繁盛と、資料保存の心積もり

280日目(通算1655日目)。今日は図書室が賑わった。

うちのような零細図書室でも、突然びっくりするほど賑わうことがあります。特に理由もなく。今日はなかなかの繁盛っぷり。しかもカウンター問い合わせが多い。こんなデータ探してます、こんな本探してます、このCD-ROM使えますか、データベースのこのデータがうまく取得できません、前は収録されていたあのデータ、手に入りませんか?…などなど。菜の花がこの図書室へやってきてから、正味で280日ほど働いているわけですが、ここまでカウンター対応が全員出ずっぱり!というのは初かも。驚き。


菜の花は主に、データベース系の問い合わせ対応でした。もう、提供元さんに直接電話したりしながらの対応です。へー、なるほど、こうなっていたんだ、というのが色々と。1つはまだ、調べ中ということで、待ち状態。でも手に入らないかも…難しいかも…。うーん。



マイクロ関係でいつもお世話になっている業者さんがいらっしゃったので、資料保存関係で少し話をしていました。うちのマイクロには、危険なものが混じっていて、マイクロキャビネット1つ分くらいは、酢酸臭に悩まされています。根本解決のためにはやはり、加水分解して酢酸が出来ちゃう、ということのない新しい素材で、マイクロを作り直す方がいい、とおススメされておりました。まあね…。この資料が絶対に、オンラインデータベースなんかに収録されない、と確信できたらやりたいですけれどもねえ…。もしもデータベース化されるなんてことになったら、それまで持ちこたえればいいだけ、ということになりますしね…。そこの判断が難しい。

あとは、紙媒体の劣化資料のデジタル保存の話。色々事例をお伺いしていました。とりあえず、これは本当に何とかしたいなあと去年からずっと思っていますので、大体のお値段をお伺いしておくことにしました。さて、どんな金額が出てくるか。

一番おススメされたやり方は、とにかく駄目そうなものから適当に、年間10万円、とか小規模でもいいからとにかくこつこつとデジタル化していく、ということ。それもありですね。継続的に金額を割くなら、一番やりやすそうなのは、去年から確保している耐震関係の予算。今年で終わるから、その分の幾らかを、資料保存に回したい。そんな感じですかね。でもどうなるかまだ全然分かりませんけれど。とにかく何をするにも、業者さんに何かを出すためには菜の花が準備をする必要がありますから。リストにしたり、下調べをしたりね。ああ、そのための菜の花をひとり、雇って欲しいですわー。むむう。コピーロボットが欲しいです、切実に。






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意外に使えた「○○年史」

279日目(通算1654日目)。未遡及はないけれど、未登録ならいっぱい。

今日のメイン業務は、いつも通りの未登録本の整理。…そんな中、1本の内線が。前の前の部署にいたときの上司からです。今は昇進してもうひとつ偉くなってます。

内容は、うちの図書室に未遡及本、すなわち、資産として登録されている本で、NACSISへの所蔵登録およびうちの大学の所蔵検索にひっかかるようにデジタルでタイトルが登録されていないものはあるか、という問い合わせ。もしもあったら、遡及入力の予算でやっていただけるらしい…のですが。幸か不幸か、うちの図書室は前任者さん時代に全部、それは終わってますからね。むしろそれの前段階のものは沢山ありますが。つまり、そもそも資産じゃない、というもの。それならもう、山のように。今、ちょうど菜の花がガツガツやっておりますですよ!

でも、未登録資料の整理の丸投げは難しいですね…。というのも、これで一番時間をかけているのは「請求記号(分類)が正しいか」というのと「これ、本当に登録するの?」の判断という、かなり根本的な部分でして。目録自体にもまあ、そこそこ時間はかかってますが(NACSISどころか国立国会図書館にも所蔵がない、なんてのもいっぱいありますからねえ…)、そこに至るまでの長さの方が気になります…。というわけで。うん。。。難しいかな。

あるとしたら、コレクション類ですね。これも今は資産として登録していませんが、リストが存在しているので、とりまとめて目録とってもらえると助かるかも。ちょっと考え中。


久々にレファもありました。とある国家試験の、ここ50年くらいの、1年ごとの有資格者数の推移を調べたいとのことで。どうもちょっと変わった国家試験みたいなのです。国の機関のWebサイトで、ここ数年の有資格者数のグラフが掲載されていたから「元データはどこかしら?」と思ったら、国で統計をとっているわけではなく、特別民間法人から譲られたデータから作成されたらしく。はあ…じゃあ国は把握していないの…?

結局、その特別民間法人さんの25年史とか50年史とかありったけ引っ張り出してきて、それぞれの「資料編」からデータを拾うことができました。うーん、こういう拾い方も出来るのね、と学習しました。意外に使える「○○年史」。是非是非みなさまもご活用下さいませ。






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除却伺、提出

278日目(通算1653日目)。ようやく。。。

昨日の会議での承認を受けて、ついに除却の書類が完成しました。で、押印をして、早速提出に。行ったら、人がいないなあ、中央…。何だかがらーんとしてました。何やらイベントがあるらしく。ふーん。うちのような零細図書室には無縁のお話でした。菜の花が出掛けると、もう開室できないくらいの零細っぷりですからね。


本日はこの書類の準備と、あとはいつも通りの未登録資料の整理に取り掛かれました。結構、がっつりとやったつもりだったのですが、木曜日はカウンター当番の日。何だかんだで集中はしきれず、思ったよりは進みませんでした。うーん、明日こそは。明日こそは頑張りたいですよ!


そうそう、今日から図書室で麦茶を作ることにしました。去年はやっていなかったのですが、麦茶の麦を手に入れたので。パックになっているものではないやつです。菜の花愛用の700mlの耐熱ガラス製急須に沸騰させたお湯を注いで、少しずつ、ちまちまーっと作ります。冷めた頃に別の容器に移して冷蔵庫に入れて、また新しく沸騰したお湯を注いで急須で麦茶を…を1日に3回ほど。ちょうどいいくらいの気分転換です。






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冷房の季節がやってきた

277日目(通算1652日目)。いきなり雨なのに、電力が…!

うちの大学では冷房期間が決められていて、今年は7月1日からということでした。それまでは、特別の理由がない限りは室外機側で止められているとかで、冷房が入らないのです。が、最近の暑さにより、前倒しされることになったそうで、突然「今日から解禁!」と連絡がきました。ええ。それはちょっと困りました…。

というのも、図書室の書庫は通常の空調ではなく、除湿機で温度を下げているのですが、この除湿機は冷房期間以外はそんなに大学全体の消費電力が大きくないので特に気にせずに使えるものの、冷房期間に入ると電力不足に陥るため、昼間の一定時間、電源を落とせ、というようなお達しが来るわけです。一番必要な時季に稼動できないというジレンマ。。。まあ、「本のためです!」と言い切って、そのまま電源を落とさない、という方法もあるにはあるのですが。去年は電源を落とすことで書庫内環境が悪化していたので、出来ればそうしたいところ。でも除湿機を入れているとそれだけで室温が下がるので(温風か冷風かの2択しかできないタイプなので、さすがに温風を選べない…)周りから色々言われそうですし、何となく節電に協力していない後ろめたさはあります。菜の花、小心者なので。でもカビ蔓延の書庫とかあまりにも哀しいので、それなりに何とか折り合いをつけていきたいところ。

しかし、今日は雨で温度もそんなに高くなかったはずなのに、すでに「電力超過警告」メールがきていてびっくりしました。電力上限の85%メールなので、まだ大丈夫なのですけれども、この時季でそれでは、7月になったらどうなるか、本当に心配です。



本日の午前中は書類書きと、委員会。午後からは昨日の続きの請求記号変更を一気にやっつけました。ああ、終わらないかと思いました…。よかった、何とか終わって。ようやく元の未登録資料整理に戻れます。まあ、明日は今日の委員会での承認を受けて、また新しく書類を作らなくてはいけないのですけれども。さくさくっとやってしまいたいと思います。






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外雑前金支払いは終わってたらしい

276日目(通算1651日目)。えっ、かいけいかかりちょう…!

昨日は一日、おやすみを頂いておりました。お蔭さまで、、、メールと机の上が…ええ、まあ、言わずもがな的な。

そのうちの1つの回覧が、7月人事でした。基本的には4月異動が多いですが、最近は7月人事もそこそこあるのですね、うちの大学。そんなに知っている人の異動はないだろう、と流し見ていたら、何と図書館の会計かかりちょうと、うちの学部の担当の会計かかりちょうが、ダブルで異動に入ってる!Σ( ̄ロ ̄lll)…こここ、これは…危険じゃないですかね…。何か色々と心配なのです…心配すぎるのです。特に学部の方の会計かかりちょうは、これまで出会ったどの会計かかりちょうよりも良い人でしたからね…。本当にひたすら良い人です。性格が温和で、非常に「良い人」かつ、実務的にも頼れるという。ああ、次に来る方はどんな方でしょう。お名前が男性だったので、菜の花としてはそれだけでちょっとハードルが高いです。基本的に、男性は苦手です。今、総務系も経理系も、うちの学部を担当してくれる方が殆ど男性ばかりになってしまって、菜の花としては事務室はどうも近寄りがたいところになりつつあります。

会計といえば、外国雑誌の前払い契約のものについて、いつまで経っても中央の方から「幾ら払ったよ」というような連絡がこないなあと思っていたら、どうやら連絡はこないらしいことが判明。以前はきていたこともあったようですが…、その辺の詳しいところはよく分かりません。とにかく、何だか分からないけれど、やっぱりよく分からない支払の枠組みで、4月に支払が終わっていたらしく。うーん、ブラックボックスですわ…。こちらで計算した額をとりあえず計上しておきました。あとは、お隣の図書室が何とかしてくれることでしょう。うちとお隣は同じお財布を使っていて、あちらの方が規模が数十倍なので。恐ろしく大きいのです。うちの支払分なんて、ほぼ誤差範囲よね。

後払いの雑誌の支払いも連絡がこないなあと思っていたのですが、こちらは未だに謎。そのうち請求が来るのでしょうか。こんなによく分からない担当者(菜の花)で大丈夫なのでしょうか、うちの図書室。そのうち本屋さんに怒られちゃうのではないでしょうか…。まあそこはそれ、会計さんが何とかしてくれます。何とかしてくれま…あ、、、7月で担当者代わるんだっけ、大丈夫でしょうか…(ますます不安)。



朝から、他の図書室さんから連絡を頂きまして、うちの発行するディスカッションペーパーの投稿規程について尋ねられました。あー、そういえば去年の委員会で規定の改定したなあ…と発掘作業に入りました。で、「出版規定」のファイルには綴じていなかったことを思い出し、委員会資料をコピーしてファイリング。うーん、菜の花が担当者の間に、ここのファイルがいい加減な形になりそうですね。どうも、紙媒体で綺麗にファイリングするのが苦手で。気をつけないと。

この書類を直接持っていきがてら、そちらの図書室で今度廃棄することになった本を見てきました。イベントで売り出せるもの、あるかしら、という話だったのですが、結構売れそうな本はありました。百科事典とか、安くすれば売れると思いますよ~。あと広辞苑とか。ちょっとばかり版が古いですが。人名辞典とかはどうでしょうね…何とも。所蔵目録系はさすがに売れないと思いますけどね。



本日はそんな感じの雑務と、あとは先週の新着図書目録。冊数はありましたが、半日で完了しました。で、ようやく先週の続きの、所属換でうちにやってきた本の整理と、その本が入る場所の同じ請求記号のものの修正・整備。これが思ったより時間がかかっています。あと1冊で終わりなのですが、この1冊が入るところに、2段目まで同じ請求記号をつけられて、3段目が綺麗に並ばない、嫌な感じの部分がありまして。一気に、綺麗にしておくことにしたのですが、これがまたパズルなのです。どうやったら希望通りの並び順になるのか…。100冊以上が絡む変更なので、結局今日は全部の修正案は作成できず。何とか明日、修正案をきちんとして、それから実際のデータ修正に入りたいのですが…よくよく考えたら明日は委員会&まだ先週の報告書出してない…、みたいな状況で、何ともならないかも、ああ、でも何とかしたい。したいけど、何ともならないときは何ともなりませんよねえ。菜の花があと3人くらいいてくれたらなあ、と思わずにはいられないのです…。






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講習会、しゅーりょー

275日目(通算1650日目)。何とか終わった。

と言っても、菜の花はそんなに大した働きをしていませんけれどもね。春から企画していた、契約データベースの講習会が開催されたのですが、講師は契約先から来て頂いていて、会場ヘルプは参考調査のMさんにお手伝い頂いちゃってまして、菜の花はコーディネータとして働いたのと、広報したのと、あとは配布資料を印刷してぱっちんぱっちん止めたのと、そんなくらい?いやはや、すっかりさぼらせて頂きました。これだけ楽してても、相当バテてましたけど。何故でしょうね。結構、気は使いました。気を使うのが一番疲れます。どちらかというと力を使う方が気楽でいいですかね…。

今回の講習会は、人数規模的にはかなり良かったと思います。去年の秋も、この手のデータベース講習会としては結構いい、と言っていましたが、今回はその1.5倍の参加を頂いていましたので。まあ、N先生のところのゼミ生さんで相当稼いでますが…。。。


そんな講習会ですが、これは夕方の話で、それまではいつも通りのおしごとを…と思ったのですが、未整理資料の整理は一時中断中。先に昨日、所属換が完了した本について、こちらの分類につけなおす作業を。やりつつ、ついでにこれらが入っていく周りの請求記号の整備をしていたので、なかなか進まず。山ほど、請求記号は触りましたけれどもね…まだまだ残ってます。もう1日、まるごと使わないとダメかも…。いやはや、おしごとはホント、つきないものでございますね。






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そんな、テンプレでございますか、それとも…

274日目(通算1649日目)。そしてまだ、織物・染物にトラップされている…。

本日はまた、お暑うございました。でもまだ、大学では「省エネ」ということで冷房は入りません。というわけで、涼しい書庫の空気を頂こうと、窓を閉じて代わりに書庫との出入り口を開放し始めました。これをすると事務室の湿度も下がってしまうのですが(除湿機が効いているので)、圧倒的に涼しいので…それはもう、天国のようでした。何しろ、入室する人する人、みんなが口をそろえて「ここは天国ですね!」と仰るのですから間違いありません。ええ、天国なので、どうぞみなさま、利用にいらしてくださいませ!(かなり本気で)


今日は何とか午前中のうちに新着図書の山を片付け、再び未登録資料の整理に戻るには戻ったのですが、織物・染物領域で新規書誌作成と書誌調整もあって、結局終わりませんでした…とほほ。意外な難敵でございます。


そして珍しく書誌調整受付があったのですが、何とも間抜けなことに、菜の花が作った書誌で、ページ数が2ページ足りないよ!というご指摘でございました。えー、と書庫に見に行ったら、確かに2ページ、間違っていました。156ページあるのに、154ページとか書いているのです。通常なら「後ろの方のページを見落としたんだな」と思うのですが、何とも不思議なことに、その本には「154」というページ付けはありませんでした。ない…。真っ白です。153ページのあと、白紙のページがあって、それから索引が2ページ分、すなわち「155」と「156」があって終わりです。…えっと、何を見て、154が登場してしまったのか…。単なる打ち間違いなら普通、すぐ隣のキーだったりしそうなものですが、4と6ではテンキーでも通常のキーボードでも2つ離れていますしね。どうやら菜の花には幻が見えていたようですね。幻の書誌完成。いやいや。

とりあえず修正して、ごめん、打ち間違えた、直したから宜しくね、の返信をしたわけですが、先方から戻ってきたメールのタイトルは「新規文書」…しんき、ぶんしょ?何?何ですか?新たなる書誌調整ですか?

…と思ったら、普通の直してくれてありがとメールでした。うーん、何でしょう。もしかしてタイトルを入れないと自動で「新規文書」と挿入するようなメールソフトなのでしょうか。でも「新規メール」くらいなものな気もするのですが…文書…何か特殊な環境からのメール?

そしてメールの最後に「今後ともご指導の程、よろしくお願い申し上げます。」って…えー!?Σ( ̄ロ ̄lll)!いや、何も指導してません!むしろ間違いを指摘されて、こっちが指導されてますっ。

…と、他の人に言ってみたら、

「もしかして、それは遠回しな嫌味では?」

と言われたのですが、そ、そ、そうなのですか!?そうなのですかーっ!?( ̄ロ ̄lll)…ちょっと凹みます…。いや、菜の花的観測としては、いつもテンプレ的に送っているありがとメールなのではないかと思うのですが、どうなのでしょう…。






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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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