菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
台湾の資料にトライ
- 2010/02/23 (Tue)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
- TB() |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
208日目(通算905日目)。今日も落ち込んでみた。
やることが遅いんですよねー、菜の花。いやあ…、今日は昨日の続きで、新着図書の所蔵登録をしていたのですが、これは予定よりも早く終わり、午前中のうちに書誌のあるものに関しては一通りの登録終了、新着案内も出来たのです。幸先良いな!と思って、すぐに書誌がなかったものに関して、書誌作成を始めたのですが…、これが少しも進まない。。。1件につき、何時間かけているの?というくらい。いや、実際には2時間以上はかかっていないですが…、それでも結構な時間です。確かに、本日トライしたのはすべて、菜の花の初挑戦になる台湾の資料だった、ということも関係するとは思うのですが。
台湾の資料は、今まで菜の花が沢山作成してきた中国語資料の一種ではありますが、まず簡体字を使っていない、というのが違いました。繁体字ですね。繁っていると何が嬉しいって、文字を見れば、大体読めるということ。簡体字はもはや漢字じゃなーい!と思いましたから。で、繁体字ならきっとラクが出来る!…と思っていたのです、始める前は。甘かった…。やっぱり中国語は中国語でした。意味分からなーい。あと、奥付の書き方とか、大分違いますね。今までやってきた簡体字の資料の方が、すっきりさっぱりしていた気がします。…情報が少なめだったと申しますか。とりあえず様式が大分違うので、戸惑いました。やっぱりある程度の定型というものがあるみたいで、しかも無意識にそれが頭の中にあるのですね、タイトルページや奥付などなど。著者名典拠ファイルを作るときは、いつも資料の内容と、その所属機関のWebサイトの内容が合っているか?(自己申告だけの適当な情報じゃないよね?と)確認しているのですが、このサイトが中国の機関とはつくりがまた違う感じ。慣れればどうってことないのかもしれませんが、この「慣れ」というのは、1時間や2時間で身につくものでもないので。。。あー…。
明日は、雑誌書誌にするか、図書書誌にするか、図書書誌にするならVOLだてにするか、親書誌・子書誌にするかで迷っている資料が待ってます。菜の花、親書誌・子書誌で、親書誌の名前の方が圧倒的に目立っているものについては、この構成で作るのがとてつもなく嫌です。VOLだてがいいー。でもサブタイトルがあると、それをタイトルにとって、親書誌をつけるのが一般的なんですよね。でも、自分が利用者だったら嫌なんですよね、これ。多分、本を検索するときは目立つ方のタイトルである親書誌タイトルを入力すると思うのです。で、そのタイトルの何巻、または何年版、みたいな形で探したいと思うはず。それが、今のNACSISのデータだと、とっても探しにくいのです。子書誌がタイトルでずらーっと並んでしまって。せめて巻号や年度順で並んでくれよ!…と、幾度となく毒づいてきました(まあ、登録順で並べば、ある程度は受け入れた順番になるので、それっぽく並ぶものも多いのですが)。これは適切な並び順で表示できないOPACも悪いのでしょうけれども、今のコーディング・マニュアルに従った場合は親書誌に対する子書誌の番号付けって自由記述状態になってしまっていますから、OPACで機械的に読み取って並べ替えるのが難しいのですよね。元々順番がなかったり、順番をどうとっていいのか分からないシリーズものもありますし。で、うちのOPACのサブグループの方に子書誌の並び順については意見を投げましたけれども、あまりうまくいかないなら、NACSISの書誌データのルールの方を何とかしてほしいなあと思っているところです。目録は、当然規則に従って作らざるを得ないですけれども、自分が利用者だったら「何やってんの、図書館」と思いそう&今までも思ってきたようなデータを、担当者として作らなくてはいけないのが、とても心苦しいです。この前も作りましたけど。だからって例外を認めると、ますますひどいことになりますものねー。そうならないようなルールに変えなくてはいけないのでしょうけれども…そもそも本にはいっぱい例外があるものですからね、難しいです。共通書式で、書店さんが本を作ってくれれば、万事解決!なのですけれども…これから出てくる本に関しては。古書は駄目ですが。そうするとブックデザインの面白さが味わえなくなったりして、それはそれで淋しいですけれど。さて、どうするか…どうなるか…。。。
やることが遅いんですよねー、菜の花。いやあ…、今日は昨日の続きで、新着図書の所蔵登録をしていたのですが、これは予定よりも早く終わり、午前中のうちに書誌のあるものに関しては一通りの登録終了、新着案内も出来たのです。幸先良いな!と思って、すぐに書誌がなかったものに関して、書誌作成を始めたのですが…、これが少しも進まない。。。1件につき、何時間かけているの?というくらい。いや、実際には2時間以上はかかっていないですが…、それでも結構な時間です。確かに、本日トライしたのはすべて、菜の花の初挑戦になる台湾の資料だった、ということも関係するとは思うのですが。
台湾の資料は、今まで菜の花が沢山作成してきた中国語資料の一種ではありますが、まず簡体字を使っていない、というのが違いました。繁体字ですね。繁っていると何が嬉しいって、文字を見れば、大体読めるということ。簡体字はもはや漢字じゃなーい!と思いましたから。で、繁体字ならきっとラクが出来る!…と思っていたのです、始める前は。甘かった…。やっぱり中国語は中国語でした。意味分からなーい。あと、奥付の書き方とか、大分違いますね。今までやってきた簡体字の資料の方が、すっきりさっぱりしていた気がします。…情報が少なめだったと申しますか。とりあえず様式が大分違うので、戸惑いました。やっぱりある程度の定型というものがあるみたいで、しかも無意識にそれが頭の中にあるのですね、タイトルページや奥付などなど。著者名典拠ファイルを作るときは、いつも資料の内容と、その所属機関のWebサイトの内容が合っているか?(自己申告だけの適当な情報じゃないよね?と)確認しているのですが、このサイトが中国の機関とはつくりがまた違う感じ。慣れればどうってことないのかもしれませんが、この「慣れ」というのは、1時間や2時間で身につくものでもないので。。。あー…。
明日は、雑誌書誌にするか、図書書誌にするか、図書書誌にするならVOLだてにするか、親書誌・子書誌にするかで迷っている資料が待ってます。菜の花、親書誌・子書誌で、親書誌の名前の方が圧倒的に目立っているものについては、この構成で作るのがとてつもなく嫌です。VOLだてがいいー。でもサブタイトルがあると、それをタイトルにとって、親書誌をつけるのが一般的なんですよね。でも、自分が利用者だったら嫌なんですよね、これ。多分、本を検索するときは目立つ方のタイトルである親書誌タイトルを入力すると思うのです。で、そのタイトルの何巻、または何年版、みたいな形で探したいと思うはず。それが、今のNACSISのデータだと、とっても探しにくいのです。子書誌がタイトルでずらーっと並んでしまって。せめて巻号や年度順で並んでくれよ!…と、幾度となく毒づいてきました(まあ、登録順で並べば、ある程度は受け入れた順番になるので、それっぽく並ぶものも多いのですが)。これは適切な並び順で表示できないOPACも悪いのでしょうけれども、今のコーディング・マニュアルに従った場合は親書誌に対する子書誌の番号付けって自由記述状態になってしまっていますから、OPACで機械的に読み取って並べ替えるのが難しいのですよね。元々順番がなかったり、順番をどうとっていいのか分からないシリーズものもありますし。で、うちのOPACのサブグループの方に子書誌の並び順については意見を投げましたけれども、あまりうまくいかないなら、NACSISの書誌データのルールの方を何とかしてほしいなあと思っているところです。目録は、当然規則に従って作らざるを得ないですけれども、自分が利用者だったら「何やってんの、図書館」と思いそう&今までも思ってきたようなデータを、担当者として作らなくてはいけないのが、とても心苦しいです。この前も作りましたけど。だからって例外を認めると、ますますひどいことになりますものねー。そうならないようなルールに変えなくてはいけないのでしょうけれども…そもそも本にはいっぱい例外があるものですからね、難しいです。共通書式で、書店さんが本を作ってくれれば、万事解決!なのですけれども…これから出てくる本に関しては。古書は駄目ですが。そうするとブックデザインの面白さが味わえなくなったりして、それはそれで淋しいですけれど。さて、どうするか…どうなるか…。。。
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
フリーエリア
カレンダー
菜の花にメールする
カテゴリー
最新記事
(07/17)
(03/13)
(04/21)
(01/01)
(12/26)
この記事へのコメント