菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
これが削除で、それが付替…
- 2010/01/07 (Thu)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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177日目(通算874日目)。今日はきっと厄日。
ひとり、体調不良でおやすみ。そしてもうひとり、腰を痛めて早退。で、菜の花は謎の耳鳴りだか鼓膜の痙攣だかに悩まされ中です。疲れているのでしょうか。。。
謎といえば、昨日のミステリィはますます謎が深まるばかりでした。確かに、利用者さんが返却に現れたのですけれども…、どうも腑に落ちないことばかり。結局同姓同名ではもちろんなく、辻褄が合わないことを指摘することで話が二転三転しつつ、最終的に別人の名を騙って本を借りていた、ということに落ち着いたようなのですが…、でもどう考えても、騙る必要なんてどこにもなかったのです。だって自分の名前ではない名前で本を借りたその利用者さん自身も、うちの大学の学生さんで、自分のIDで貸出可能だったのですもの。しかも、実際に今までにうちの図書室で貸出を利用したこともある方だったのです。どうしてその彼女がわざわざ他の人のIDで借りたのか…やっぱり腑に落ちない菜の花です。
更に、自分のお仕事の中でも謎がいっぱいでした。NIIからのレコード調整に着手していたのですが、奇妙なデータがありまして…、本当にそれは不思議だったのです。誰かが、このデータを消したに違いない、しかもごく最近!…と思い、目録の係長に内線をかけて相談したのです。で、折り返し電話があって、誰がそのデータを消したかわかった!と仰ったのですが…、犯行日は昨日、そして犯人は菜の花でした。…あ…何か既視感…。前にもこんな間抜けなことがあったよーな。どうしてこんな愉快なことになったかと申しますと、びみょーに複雑でうまく説明できないのですが。NIIからきた「所蔵付替依頼」の中で「Aという書誌についている所蔵aとbは、Bの書誌につけるべきものかもしれないので確認して下さい」という指示があったのです。これ、NIIからきたレコード調整の1ページ目。だから菜の花は昨日、現物を確認して「あ、ホントだ、所蔵aと所蔵bは、書誌Aではなく、書誌Bにつけなくては」と判断し、所蔵aと所蔵bを付け替えた上で、不要になった書誌Aを削除しました。で、今日の作業では2ページ目に進み、「所蔵付替報告」の確認をしていたのです。その中に、「書誌は重複だったので、これについていた所蔵を書誌Aに移し、NACSIS上の書誌Cは削除しましたよ」というものがありました。この書誌Aが、昨日削除した書誌Aと同じものだったのです。書誌Aはすでに菜の花が消していますので、そりゃどこにもないはずなのです。
まとめると、
レコード調整前のNACSISの世界&Localの世界
◆書誌A…所蔵a
◆書誌B
◆書誌C…所蔵b
レコード調整後、報告書発行時のNACSISの世界
◆書誌A…所蔵a、所蔵b
◆書誌B
◇×書誌C(削除済)
昨日の作業終了時点でのLocalの世界
◇×書誌A(削除済)
◆書誌B…所蔵a、所蔵b
◇×書誌C(削除済)
最後の状態で、菜の花の受け取ったミッションが「重複のため、書誌Cを削除し、所蔵は書誌Aに移したから確認しとけよ」なわけで、そうなるとすでに自分で削除済みのため、AもCも存在しておらずにミッションができない、困ったぞ!大混乱!!…となったというわけです。何だか複雑。
今日は、新着図書案内の新システムを、前任のH氏がJavaで組んだものを送って下さったので、初期設定と試しをしていました。実のところは、これだけで半日以上かけていたり。というか、試験のために色々触って、図書館システムのことが少し、わかるようになりました。少しね。こうやって徐々にわかるようになっていくのですよ!うん。
その図書館システムでは、変なバグ(?)のようなものを発見しました。結構、レアケースなのですけれども、そういうことも稀には起こるかな、と。某SGのO氏には、いつもお世話になっております。今日も素早い実験&対応に感謝。
ひとり、体調不良でおやすみ。そしてもうひとり、腰を痛めて早退。で、菜の花は謎の耳鳴りだか鼓膜の痙攣だかに悩まされ中です。疲れているのでしょうか。。。
謎といえば、昨日のミステリィはますます謎が深まるばかりでした。確かに、利用者さんが返却に現れたのですけれども…、どうも腑に落ちないことばかり。結局同姓同名ではもちろんなく、辻褄が合わないことを指摘することで話が二転三転しつつ、最終的に別人の名を騙って本を借りていた、ということに落ち着いたようなのですが…、でもどう考えても、騙る必要なんてどこにもなかったのです。だって自分の名前ではない名前で本を借りたその利用者さん自身も、うちの大学の学生さんで、自分のIDで貸出可能だったのですもの。しかも、実際に今までにうちの図書室で貸出を利用したこともある方だったのです。どうしてその彼女がわざわざ他の人のIDで借りたのか…やっぱり腑に落ちない菜の花です。
更に、自分のお仕事の中でも謎がいっぱいでした。NIIからのレコード調整に着手していたのですが、奇妙なデータがありまして…、本当にそれは不思議だったのです。誰かが、このデータを消したに違いない、しかもごく最近!…と思い、目録の係長に内線をかけて相談したのです。で、折り返し電話があって、誰がそのデータを消したかわかった!と仰ったのですが…、犯行日は昨日、そして犯人は菜の花でした。…あ…何か既視感…。前にもこんな間抜けなことがあったよーな。どうしてこんな愉快なことになったかと申しますと、びみょーに複雑でうまく説明できないのですが。NIIからきた「所蔵付替依頼」の中で「Aという書誌についている所蔵aとbは、Bの書誌につけるべきものかもしれないので確認して下さい」という指示があったのです。これ、NIIからきたレコード調整の1ページ目。だから菜の花は昨日、現物を確認して「あ、ホントだ、所蔵aと所蔵bは、書誌Aではなく、書誌Bにつけなくては」と判断し、所蔵aと所蔵bを付け替えた上で、不要になった書誌Aを削除しました。で、今日の作業では2ページ目に進み、「所蔵付替報告」の確認をしていたのです。その中に、「書誌は重複だったので、これについていた所蔵を書誌Aに移し、NACSIS上の書誌Cは削除しましたよ」というものがありました。この書誌Aが、昨日削除した書誌Aと同じものだったのです。書誌Aはすでに菜の花が消していますので、そりゃどこにもないはずなのです。
まとめると、
レコード調整前のNACSISの世界&Localの世界
◆書誌A…所蔵a
◆書誌B
◆書誌C…所蔵b
レコード調整後、報告書発行時のNACSISの世界
◆書誌A…所蔵a、所蔵b
◆書誌B
◇×書誌C(削除済)
昨日の作業終了時点でのLocalの世界
◇×書誌A(削除済)
◆書誌B…所蔵a、所蔵b
◇×書誌C(削除済)
最後の状態で、菜の花の受け取ったミッションが「重複のため、書誌Cを削除し、所蔵は書誌Aに移したから確認しとけよ」なわけで、そうなるとすでに自分で削除済みのため、AもCも存在しておらずにミッションができない、困ったぞ!大混乱!!…となったというわけです。何だか複雑。
今日は、新着図書案内の新システムを、前任のH氏がJavaで組んだものを送って下さったので、初期設定と試しをしていました。実のところは、これだけで半日以上かけていたり。というか、試験のために色々触って、図書館システムのことが少し、わかるようになりました。少しね。こうやって徐々にわかるようになっていくのですよ!うん。
その図書館システムでは、変なバグ(?)のようなものを発見しました。結構、レアケースなのですけれども、そういうことも稀には起こるかな、と。某SGのO氏には、いつもお世話になっております。今日も素早い実験&対応に感謝。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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