菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
選書会議は書架に出て
- 2007/05/24 (Thu)
- 1-3年目(参考調査編) |
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263日目。
祝・100人突破。
何がかと申しますとね、先週から言ってますエンド・ノート・ウェブの
講習会の参加予約人数です。業者さんからは、100人集めてね、
と言われていたのですが、ついに!ついに!達成しました。
よかったー。何とか集まった~。
というか、まだもう少しくらいは伸びそうな予感です。
110くらいはいきそうかもー。ちょっと嬉しい。
普通の利用講習会ではありえない数字。
こういうのを見ていると思うのは、
通常の春季講習会とか秋期講習会が、いかに駄目であるかということ。
何が駄目なのかは分かりませんよ。
もしかしたら広報が全然なってないのかもしれない。
開催の場所とか時間が悪いのかもしれない。
でも、多分最大の「駄目」な部分はそこじゃないんじゃないでしょうか。
やっぱり内容がよくないのでは?ということ。
つまり、利用者のニーズにあっていないのではないか、ということ。
商売するのに一番重要なのは、最初のリサーチだそうです。
ニーズ調査が一番大切。ここを誤ると、修正がきかないからです。
うちの講習会の人の集まりが悪いのも、きっとそういうことなんでしょう。
ニーズにあっていないものは、幾ら売り込んだって駄目です。
その次に大切なのは、そのニーズのある人たちが受けられるような、
状況を作り出すこと。時間や場所という意味で。
そしてその人たちに向かって、的確にその情報を渡すこと。
…ということは分かるのですが、現実はなかなかうまくいきませんわね。
あー、難しい!
本日も忙しい一日でした。レファレンスも結構多かったですし。
と言っても、本日菜の花が回答したレファレンスは5件だけ。
メールでVPN接続の設定関連が1件、珍しく事項調査が2件。
電話では所蔵調査1件と、やはりVPN接続の接続出来ていない事例1件。
この合間を縫いつつ、館長のお話拝聴と館内のPCのメンテナンス、
索引書架の大移動(またタウンページを数十m)、それから選書会議。
本日の選書会議はなかなか…って、あ、洋書は選ぶの忘れてた。
今、思い出してしまった。次回まわしか。
和書はまあまあの数を。
菜の花、この選書というのがまだまだ慣れなくて、
やっぱり実物を見ながら話し合う、というのがやりやすいです。
というわけで、候補になったものを今回も公共図書館で借りてみました。
たまたま参考図書ではなく、一般開架にしている図書館があってよかった。
菜の花の選ぶのは参考図書ですので、
貸出対応してもらえないものが多いのです。
だからこそ、貸し出してもらえてしまうものは、
「もしかしたら参考図書じゃないかも」ということです。
読んで「うーん、これは…」というときは、閲覧さんに持っていって、
学習用の普通の図書として入れられないかお尋ねすることにしています。
本日の借り出し本は、普通に辞典でしたので、
問題なく参考図書に入ることになりました。
明日、発注しなくては。
他の本も、迷ったら書架に出て類書を確認。
予め、候補の本はアマゾンやビーケーワンなどのオンライン・ブック・ストアや、
それぞれの出版社のサイトなど、あちこちをチェックして、
紹介文や目次情報などを集めて印刷しておきます。
それから他大学が実際にどれくらい持っているかなども参考に。
選書会議のときも、掛内で判断が保留になりそうになったものは、
掛の3人で一緒に関係書架に出て、話し合いました。
その結果…候補が増えたー(笑)。
書架に出ると「この分野、手薄ですよね」というのが何となく見えてきて
「あ、じゃあちょっと探してみます」ということになるわけです。
そんなわけで何タイトルかを買う予定は出来ました。
明日は発注のためにメモ書いて、上に頼みにいかねば。
最近、終業後に掛長に「早く帰らない?帰りましょうよー」と
お誘いを受けます、しかも可愛く(笑)。
そうすると、「うーん、そうですね」という感じで
五分五分の割合で帰ることになります。
まあ、身体にはいいですね、きっと。
帰りに、別課の課長とすれ違いました。ついでに立ち話。
あー、この方は大変面白いですね。
もちろん、ファニーじゃないですよ、インタレスティングです。
話していると、自分の中で紙に描かれたようになっていることが、
むくむくと立ち上がって3Dになって飛び回るような気がするわけです。
2次元だった考えが、z軸とt軸を得て、4次元世界に展開されるのです。
不思議だなー。
菜の花は、思考過程がよく分からない、どんどん話が跳んでしまう、
と昔から色々な人に言われてきたのですけれど
(だから菜の花と話していると不思議らしい…本人にとっては
綺麗に繋がっている気がしているのだけれども)、
意外にも発想自体は、至極まっとうなのですよ。
非現実的なことも考えないし、突飛なことも出てきません。
よく言えば堅実だし、悪く言えば想像力やオリジナリティがない。
まるで地を這うようです。
だから、思いもよらないことを言われると凄くびっくりするし、
非常に面白いですし、それにそういう人をとても尊敬します。
でもあれ、菜の花は面白がっているけれど、
課長にとっては、本人には繋がっているつもりが
人には跳んで見えるという菜の花の思考と同じような感覚なのかも。
課長には至極まっとうに考えるとこれしか出てこないぞ、
というのが菜の花にはアクロバティックに見えるだけという可能性も
捨てきれないことは捨てきれない。これについてはまあ、
他の人の意見も仰がねば一概には言えないというところですけれども。
そんな課長にすら「早く帰って寝た方がいいのでは」と指摘されたので、
菜の花、本日はまっすぐ帰宅しましたとも。
とりあえず、一昨日心配していた麻疹にはかからずに済んでいるようです。
赤い発疹!?と疑うものが1つだけ出来ましたけど、
1つだけなので多分関係ないかと思われます。助かったなあ。
いやいや、まだ安心するのは早いかも…!
潜伏期間は10日くらいらしいです。ああ、どきどき。
まるで合格発表をどきどきしながら待つ受験生の気分ですねー。あはは。
祝・100人突破。
何がかと申しますとね、先週から言ってますエンド・ノート・ウェブの
講習会の参加予約人数です。業者さんからは、100人集めてね、
と言われていたのですが、ついに!ついに!達成しました。
よかったー。何とか集まった~。
というか、まだもう少しくらいは伸びそうな予感です。
110くらいはいきそうかもー。ちょっと嬉しい。
普通の利用講習会ではありえない数字。
こういうのを見ていると思うのは、
通常の春季講習会とか秋期講習会が、いかに駄目であるかということ。
何が駄目なのかは分かりませんよ。
もしかしたら広報が全然なってないのかもしれない。
開催の場所とか時間が悪いのかもしれない。
でも、多分最大の「駄目」な部分はそこじゃないんじゃないでしょうか。
やっぱり内容がよくないのでは?ということ。
つまり、利用者のニーズにあっていないのではないか、ということ。
商売するのに一番重要なのは、最初のリサーチだそうです。
ニーズ調査が一番大切。ここを誤ると、修正がきかないからです。
うちの講習会の人の集まりが悪いのも、きっとそういうことなんでしょう。
ニーズにあっていないものは、幾ら売り込んだって駄目です。
その次に大切なのは、そのニーズのある人たちが受けられるような、
状況を作り出すこと。時間や場所という意味で。
そしてその人たちに向かって、的確にその情報を渡すこと。
…ということは分かるのですが、現実はなかなかうまくいきませんわね。
あー、難しい!
本日も忙しい一日でした。レファレンスも結構多かったですし。
と言っても、本日菜の花が回答したレファレンスは5件だけ。
メールでVPN接続の設定関連が1件、珍しく事項調査が2件。
電話では所蔵調査1件と、やはりVPN接続の接続出来ていない事例1件。
この合間を縫いつつ、館長のお話拝聴と館内のPCのメンテナンス、
索引書架の大移動(またタウンページを数十m)、それから選書会議。
本日の選書会議はなかなか…って、あ、洋書は選ぶの忘れてた。
今、思い出してしまった。次回まわしか。
和書はまあまあの数を。
菜の花、この選書というのがまだまだ慣れなくて、
やっぱり実物を見ながら話し合う、というのがやりやすいです。
というわけで、候補になったものを今回も公共図書館で借りてみました。
たまたま参考図書ではなく、一般開架にしている図書館があってよかった。
菜の花の選ぶのは参考図書ですので、
貸出対応してもらえないものが多いのです。
だからこそ、貸し出してもらえてしまうものは、
「もしかしたら参考図書じゃないかも」ということです。
読んで「うーん、これは…」というときは、閲覧さんに持っていって、
学習用の普通の図書として入れられないかお尋ねすることにしています。
本日の借り出し本は、普通に辞典でしたので、
問題なく参考図書に入ることになりました。
明日、発注しなくては。
他の本も、迷ったら書架に出て類書を確認。
予め、候補の本はアマゾンやビーケーワンなどのオンライン・ブック・ストアや、
それぞれの出版社のサイトなど、あちこちをチェックして、
紹介文や目次情報などを集めて印刷しておきます。
それから他大学が実際にどれくらい持っているかなども参考に。
選書会議のときも、掛内で判断が保留になりそうになったものは、
掛の3人で一緒に関係書架に出て、話し合いました。
その結果…候補が増えたー(笑)。
書架に出ると「この分野、手薄ですよね」というのが何となく見えてきて
「あ、じゃあちょっと探してみます」ということになるわけです。
そんなわけで何タイトルかを買う予定は出来ました。
明日は発注のためにメモ書いて、上に頼みにいかねば。
最近、終業後に掛長に「早く帰らない?帰りましょうよー」と
お誘いを受けます、しかも可愛く(笑)。
そうすると、「うーん、そうですね」という感じで
五分五分の割合で帰ることになります。
まあ、身体にはいいですね、きっと。
帰りに、別課の課長とすれ違いました。ついでに立ち話。
あー、この方は大変面白いですね。
もちろん、ファニーじゃないですよ、インタレスティングです。
話していると、自分の中で紙に描かれたようになっていることが、
むくむくと立ち上がって3Dになって飛び回るような気がするわけです。
2次元だった考えが、z軸とt軸を得て、4次元世界に展開されるのです。
不思議だなー。
菜の花は、思考過程がよく分からない、どんどん話が跳んでしまう、
と昔から色々な人に言われてきたのですけれど
(だから菜の花と話していると不思議らしい…本人にとっては
綺麗に繋がっている気がしているのだけれども)、
意外にも発想自体は、至極まっとうなのですよ。
非現実的なことも考えないし、突飛なことも出てきません。
よく言えば堅実だし、悪く言えば想像力やオリジナリティがない。
まるで地を這うようです。
だから、思いもよらないことを言われると凄くびっくりするし、
非常に面白いですし、それにそういう人をとても尊敬します。
でもあれ、菜の花は面白がっているけれど、
課長にとっては、本人には繋がっているつもりが
人には跳んで見えるという菜の花の思考と同じような感覚なのかも。
課長には至極まっとうに考えるとこれしか出てこないぞ、
というのが菜の花にはアクロバティックに見えるだけという可能性も
捨てきれないことは捨てきれない。これについてはまあ、
他の人の意見も仰がねば一概には言えないというところですけれども。
そんな課長にすら「早く帰って寝た方がいいのでは」と指摘されたので、
菜の花、本日はまっすぐ帰宅しましたとも。
とりあえず、一昨日心配していた麻疹にはかからずに済んでいるようです。
赤い発疹!?と疑うものが1つだけ出来ましたけど、
1つだけなので多分関係ないかと思われます。助かったなあ。
いやいや、まだ安心するのは早いかも…!
潜伏期間は10日くらいらしいです。ああ、どきどき。
まるで合格発表をどきどきしながら待つ受験生の気分ですねー。あはは。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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