菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
軽量化の限界を目指して…?
- 2008/03/11 (Tue)
- 1-3年目(参考調査編) |
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451日目。体調はそこそこ。でもちょっと疲れた。
午前からお昼の半日カウンター。途中で、課長が背の崩れかかってきている革装本のジャケット作りを実演して下さるということで見学に。
カウンター中は幾つかレファ。どうやら今、欧文タイトルが熱い!…らしいです。何だか知りませんが。他機関からメールできたレファが2通連続で「欧文タイトルを知りたい」だったので。ひとつは博論。ひとつは雑誌。
博論の方は、実際に現物の閲覧願を出してものを見ました。うーん、ないねえ。閲覧さんのA氏の提案で、念のため所属の研究科の図書室経由で事務室の方にも確認をとりましたが、やはりなかったらしいです。あってもおかしくはなさそうな研究内容でしたけれどもね。
雑誌の方はその後、書架に出掛けていってやはり現物にあたる…。こちらも見当たらない。該当巻号より後の方ではちゃんとあったみたいですが、ご指定の巻ではなかったようです。いつから欧文タイトルが登場しているかなあと、ぱらぱらと各巻をめくって確認していたら、何だか聞いたような名前の先生が…。おっと、この先生はうちの大学の先生ではないですか。菜の花が生まれた頃に、すでに亡くなっている先生ですが。何故菜の花が分野外の、一度もお会いしたことのない先生を存じ上げているかと申しますと、1年位前に別のレファレンスでこの先生のことを調べていたから、であります。何と、こんなところで追悼号として丸ごと一冊、先生の特集が組まれているではありませんか。うーむ、これを当時知っていたら…そうかあ、こういうところに情報は眠っているわけですね。まあ、当時も別の資料でこのレファには答えられているからよいのですけれども、こういう情報源もありうる、ということは覚えておこうっと。
で、カウンターに戻って返信メールを書いて、送信前にメールチェックをしたら…ん?こ、これはー!!!雑誌のK女史のメールが入っている…。そしてその内容は…今書いていた返信メールと同じ内容~。何と雑誌のK女史も調べていて下さったらしい。。。うわあああ、負けたーっ!!!しまったー、先に博論のレファをやっていたからタッチの差でーっ(涙)。まあ、いいんですよ、いいんですけど…。
本日のレファでもうひとつ、うわああ、というのは午後にあったカウンターレファ。とあるドイツ人さんの19世紀のある特定の年に出版された著書を探したい、ということだったのですが、これが結構難問で。係長がうけていらしたのですが、菜の花も一生懸命探しましたとも。探しましたけど…見つからない。もしかして、この人名のつづりミスでは?と思い、似た名前を見つけました。途中にnが入っているもの。どちらの名前も世の中には存在するらしいので、両方で探すのですが見つからず。結局30分後に判明したのは、やっぱり名前が間違っていて、nが足りないのではなく、別の部分のhが多かったという…は…発音も変わるんですけど!。まあ、よくあることです。
本日はレファがそこそこ多かったのですが、その合間にはひたすらドット打ちを。4つほどアイコンおよびロゴを作りました。大きさはそれほど大きくなかったのですが、雑誌のK女史の細かい(そして結構強引な)注文により、それぞれの容量を格段に落としましたとも。そのために本当に時間がかかったー。結局100x25の大きさで500バイトくらいの軽量アイコン。中間色を選ぶの、大変だったー。とにかく色数落とさないと、容量落ちないじゃないですかー。この成果をシステム課の課長に見せたところ、「ファミコンゲームが作れそうだ」と言われました。えーとそれは…褒め言葉として受け取っておきます、はい。
というわけで、ひたすらドット絵職人のふりをしていたレファレンサーだった一日でした。逆か?レファレンサーのふりをしたドット絵職人か?
午前からお昼の半日カウンター。途中で、課長が背の崩れかかってきている革装本のジャケット作りを実演して下さるということで見学に。
カウンター中は幾つかレファ。どうやら今、欧文タイトルが熱い!…らしいです。何だか知りませんが。他機関からメールできたレファが2通連続で「欧文タイトルを知りたい」だったので。ひとつは博論。ひとつは雑誌。
博論の方は、実際に現物の閲覧願を出してものを見ました。うーん、ないねえ。閲覧さんのA氏の提案で、念のため所属の研究科の図書室経由で事務室の方にも確認をとりましたが、やはりなかったらしいです。あってもおかしくはなさそうな研究内容でしたけれどもね。
雑誌の方はその後、書架に出掛けていってやはり現物にあたる…。こちらも見当たらない。該当巻号より後の方ではちゃんとあったみたいですが、ご指定の巻ではなかったようです。いつから欧文タイトルが登場しているかなあと、ぱらぱらと各巻をめくって確認していたら、何だか聞いたような名前の先生が…。おっと、この先生はうちの大学の先生ではないですか。菜の花が生まれた頃に、すでに亡くなっている先生ですが。何故菜の花が分野外の、一度もお会いしたことのない先生を存じ上げているかと申しますと、1年位前に別のレファレンスでこの先生のことを調べていたから、であります。何と、こんなところで追悼号として丸ごと一冊、先生の特集が組まれているではありませんか。うーむ、これを当時知っていたら…そうかあ、こういうところに情報は眠っているわけですね。まあ、当時も別の資料でこのレファには答えられているからよいのですけれども、こういう情報源もありうる、ということは覚えておこうっと。
で、カウンターに戻って返信メールを書いて、送信前にメールチェックをしたら…ん?こ、これはー!!!雑誌のK女史のメールが入っている…。そしてその内容は…今書いていた返信メールと同じ内容~。何と雑誌のK女史も調べていて下さったらしい。。。うわあああ、負けたーっ!!!しまったー、先に博論のレファをやっていたからタッチの差でーっ(涙)。まあ、いいんですよ、いいんですけど…。
本日のレファでもうひとつ、うわああ、というのは午後にあったカウンターレファ。とあるドイツ人さんの19世紀のある特定の年に出版された著書を探したい、ということだったのですが、これが結構難問で。係長がうけていらしたのですが、菜の花も一生懸命探しましたとも。探しましたけど…見つからない。もしかして、この人名のつづりミスでは?と思い、似た名前を見つけました。途中にnが入っているもの。どちらの名前も世の中には存在するらしいので、両方で探すのですが見つからず。結局30分後に判明したのは、やっぱり名前が間違っていて、nが足りないのではなく、別の部分のhが多かったという…は…発音も変わるんですけど!。まあ、よくあることです。
本日はレファがそこそこ多かったのですが、その合間にはひたすらドット打ちを。4つほどアイコンおよびロゴを作りました。大きさはそれほど大きくなかったのですが、雑誌のK女史の細かい(そして結構強引な)注文により、それぞれの容量を格段に落としましたとも。そのために本当に時間がかかったー。結局100x25の大きさで500バイトくらいの軽量アイコン。中間色を選ぶの、大変だったー。とにかく色数落とさないと、容量落ちないじゃないですかー。この成果をシステム課の課長に見せたところ、「ファミコンゲームが作れそうだ」と言われました。えーとそれは…褒め言葉として受け取っておきます、はい。
というわけで、ひたすらドット絵職人のふりをしていたレファレンサーだった一日でした。逆か?レファレンサーのふりをしたドット絵職人か?
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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