語学堪能って羨ましい～

613日目。「図書館の人」化しているのか？

今日も色々ありました。午前カウンター＋お昼当番。半日カウンターをしていましたが、レファレンスにかけた時間は、終業後の方が長かった気がします。手元にレファレンスリストがあるのですが、どうしても見つからないというもの。比較的早い段階で、ISSNまで分かったのですが、いまいち確信はもてず。かつ、所蔵館が絞り込めず。というのも、ドイツ語またはオランダ語だと推定されたため。ドイツの2大学が持っていそうなのですが、うまくヒットせず。何を苦戦していたのかと申しますと、手元のレファレンスリストでは英語タイトルだったのですけれども、本文は英語とドイツ語になっていましたし、オランダ語まで混じっていたため。翻訳サイトと語学辞書、それに語学に堪能かつ優秀なレファレンサーの閲覧Ａ氏を携えて（Ａ氏は携えられない気がするのですが、引き込んで、くらいで）、果敢に挑みましたが、今のところ玉砕的雰囲気です。うう、ISSNまで分かっていて駄目って、そもそも引用者がひどくないですか！？と。

しかし、図書館員って語学堪能な人が多いですね。菜の花には信じられません！みなさまは何ヶ国語読めます？結構、「タイトルだけなら○○語と××語と、△△語くらいまでなら…」なんて人、図書館には多くありません？怖いです。もはや同じ人類とは思えない！（言い過ぎ、言い過ぎ。）


カウンターでは、政府刊行物関係の目録を見ていて、驚愕していた菜の花でした。結構、寄贈があるのですよね、白書類や統計類は。それで、きちんと毎年届いていたのにここ1年くらい、未着が多い気がするなあとは思っていたのです。どこも財政難かなあと。それが実際は、ちゃんと届いていたのです、うちの大学には。でも、参考図書としては受け入れられていませんでした。所蔵をつけ間違えて、別の書架へ行っていたのです！えええ、信じられない！今までずっと雑誌書誌で、継続受入してきたものを、それまでうちの大学図書館では使っていなかった図書書誌データをわざわざダウンロードしてきてまで勝手に使って間違えるとは一体何事なのですかー！？そんな苦労をなさらなくたって、ちゃんとすでに書誌データはありますのに！。それが昨日見つけた1冊だけかと思いきや、出てくる出てくる、すでに5冊を超えて、まだまだ見つかりそうな嫌な予感がそこはかとなく漂っています。これに関してはまた明日、目録さんの方にご相談。


昼休みにこつこつ作っていたペーパークラフトの「クリスマス・リース」が完成しました。おおお、頑張った。早速、カウンター横に吊り下げてあります。で、明日からは心機一転、「クリスマス・ツリー」に取り掛かります。

で、帰る前に眺めていたら、その横でeBookの資料をためすがめす眺めて、「これを読めば分かるのかなあ」「でもカウンターに聞けって書いてある」「えーと、じゃあ読まないで聞けばいいのかなあ」と、ぼそぼそと話し合っている男子学生さんが。ああ、こんなところに迷える子羊が…！。もう名札も外しているどころか、マフラーに手袋、かばんをひしと抱きしめた完全防備状態の菜の花だったのですが、1分くらいたっぷり迷ったあとに、話しかけてしまいました。ええ。で、そのままレクチャータイム突入。データベースとは？から、電子ジャーナルとデータベースの違いまで、切々と語る羽目に。もうおしごとタイムは終わりなんですけれども、哀しいくらい図書館員です。菜の花もいつの間にか、「図書館の人」っぽくなってきたのでありましょうか。