菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
押しの強い業者さん登場
- 2007/02/09 (Fri)
- 1-3年目(参考調査編) |
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196日目。週末ですね。
196という数字で最初に思い出すのは、窒素温度かな。
-196℃=77K(ケルビン)です。この温度が窒素の沸点となります。
最近、菜の花の悪い癖、長文化病が出てきたので、短めを心がけて。
本年の目標の1つが、短文化ですからね。
本日は、掛長がお休みでした。
(今度はインフルエンザじゃありません。)
そのため、昼前にやってきたご挨拶に、
と訪問された業者さんに菜の花が対応することになりました。
この手の業者さんの応対は初めてです。どきどき。
やってきたスーツのおじさんは、業者Mさん。
いつもの本屋さんの業者Mさんではなく、データベースなどの会社です。
うちでは某専門系のデータベースを導入させてもらっています。
挨拶に、と仰っていたのに、「ご相談が」と言い出されました。
う。契約の話とかは、ひらっひらのヒラ掛員の菜の花に言っても
無駄でございますよ?ちょっと身構える菜の花。
座るや否や、データベースの説明を始める業者さん。
はい、はい、と拝聴するしかありません。
何というか、強い。
一通りしゃべったあと、「そこでですね」ときました。
はい、何でしょう。お金は出せないですよ。
「利用案内を書き換えて頂きたいのです」
は?
目が点になる菜の花。
何事かと思ったら、うちが作っているWebサイト上での
このデータベースに対する説明が、
我が社のデータベースの特徴を的確に表していない!
…ということを仰りたいようでした。は…はあ…。
そりゃまあ、菜の花の専門から程遠いデータベースなので、
的確には説明できていないかもしれません…。
「そういうことでしたら、是非、そちらで文案を…」
作ってメールで送って下さいな、と言おうと思ったら、
ぐぐっと身を乗り出して、先を越されました。
「はい。今ここで、文案を作っていきたいと思います!」
は…はあ…さよですか…。
普段、押しの強いと言われる菜の花もたじたじです。
こんなアグレッシヴな業者さん、初めてお会いいたしましたよ。
で、10分か20分ほど、画面を食い入るように見つめながら
説明ページの新たなる文案と、それぞれを付け足す際の
「我が社のデータベースの売りは…」の説明を拝聴。
もう菜の花、押されっぱなし。
で、ようやく終わった、開放されるぞーと思ったら…。
「ところでこちらでは春と秋に講習会を行なっているということですが…」
はい、今度は何でしょうか?
「外部の講師なども?」
「はい、来て頂いています。」
具体的に幾つかの業者さんの名前を挙げる菜の花。
すると。
「是非、うちの講師もお伺いさせて頂きたいのですが!」
…ふえ?…あ、はい。どうぞお願いします…。
大体の日程をお教えして、またご連絡するとお伝えしたところ、
名刺を頂きました。ので、菜の花も名乗ったのですが、
メモをとりはじめられるので、思いついてこちらの名刺もお渡ししました。
うーん、凄い人だった。
…と思って、帰ってしまわれてからふと名刺に目を落としてびっくり。
うわ、今のおじさん、いや、おじさま、この会社の代表取締役か!
どおりで押しが強いはずです。ほんと、強かった。びっくりした!
データベース業界もきっと大変なのでしょう。
しばらく書き続けていたIT事情の原稿の第1稿が、ついに完成しました。
ああ…終わった。目標通り、週末前に終われて本当によかったです。
全部で7ページになりました。
印刷して、掛内で回覧・校正していただく事に。
さあ、いってらっしゃい、我が原稿よ!
この原稿のために、久々にNatureの論文を読みましたよ。
棚上げされていた新着電子ブックの掲示用紹介を作成しました。
今回もなかなかいい感じに仕上がりました。
それぞれ代本板も用意して、あとは配架に行くだけです。
先月の蔵書点検の際に発見された遡及入力が必要だった本が、
登録されて戻ってきました。資料IDのラベルを打ち出してすべて貼りました。
次は背に貼ってある請求記号ラベルをはがして、新しいものに貼り替えます。
そうしたら、書架へ戻してようやく1月分の蔵書点検は完了です。
何だかんだ言いつつ、また長めに。
やっぱりびっくりしちゃいましたからね。ええ。
次回こそは…。
196という数字で最初に思い出すのは、窒素温度かな。
-196℃=77K(ケルビン)です。この温度が窒素の沸点となります。
最近、菜の花の悪い癖、長文化病が出てきたので、短めを心がけて。
本年の目標の1つが、短文化ですからね。
本日は、掛長がお休みでした。
(今度はインフルエンザじゃありません。)
そのため、昼前にやってきたご挨拶に、
と訪問された業者さんに菜の花が対応することになりました。
この手の業者さんの応対は初めてです。どきどき。
やってきたスーツのおじさんは、業者Mさん。
いつもの本屋さんの業者Mさんではなく、データベースなどの会社です。
うちでは某専門系のデータベースを導入させてもらっています。
挨拶に、と仰っていたのに、「ご相談が」と言い出されました。
う。契約の話とかは、ひらっひらのヒラ掛員の菜の花に言っても
無駄でございますよ?ちょっと身構える菜の花。
座るや否や、データベースの説明を始める業者さん。
はい、はい、と拝聴するしかありません。
何というか、強い。
一通りしゃべったあと、「そこでですね」ときました。
はい、何でしょう。お金は出せないですよ。
「利用案内を書き換えて頂きたいのです」
は?
目が点になる菜の花。
何事かと思ったら、うちが作っているWebサイト上での
このデータベースに対する説明が、
我が社のデータベースの特徴を的確に表していない!
…ということを仰りたいようでした。は…はあ…。
そりゃまあ、菜の花の専門から程遠いデータベースなので、
的確には説明できていないかもしれません…。
「そういうことでしたら、是非、そちらで文案を…」
作ってメールで送って下さいな、と言おうと思ったら、
ぐぐっと身を乗り出して、先を越されました。
「はい。今ここで、文案を作っていきたいと思います!」
は…はあ…さよですか…。
普段、押しの強いと言われる菜の花もたじたじです。
こんなアグレッシヴな業者さん、初めてお会いいたしましたよ。
で、10分か20分ほど、画面を食い入るように見つめながら
説明ページの新たなる文案と、それぞれを付け足す際の
「我が社のデータベースの売りは…」の説明を拝聴。
もう菜の花、押されっぱなし。
で、ようやく終わった、開放されるぞーと思ったら…。
「ところでこちらでは春と秋に講習会を行なっているということですが…」
はい、今度は何でしょうか?
「外部の講師なども?」
「はい、来て頂いています。」
具体的に幾つかの業者さんの名前を挙げる菜の花。
すると。
「是非、うちの講師もお伺いさせて頂きたいのですが!」
…ふえ?…あ、はい。どうぞお願いします…。
大体の日程をお教えして、またご連絡するとお伝えしたところ、
名刺を頂きました。ので、菜の花も名乗ったのですが、
メモをとりはじめられるので、思いついてこちらの名刺もお渡ししました。
うーん、凄い人だった。
…と思って、帰ってしまわれてからふと名刺に目を落としてびっくり。
うわ、今のおじさん、いや、おじさま、この会社の代表取締役か!
どおりで押しが強いはずです。ほんと、強かった。びっくりした!
データベース業界もきっと大変なのでしょう。
しばらく書き続けていたIT事情の原稿の第1稿が、ついに完成しました。
ああ…終わった。目標通り、週末前に終われて本当によかったです。
全部で7ページになりました。
印刷して、掛内で回覧・校正していただく事に。
さあ、いってらっしゃい、我が原稿よ!
この原稿のために、久々にNatureの論文を読みましたよ。
棚上げされていた新着電子ブックの掲示用紹介を作成しました。
今回もなかなかいい感じに仕上がりました。
それぞれ代本板も用意して、あとは配架に行くだけです。
先月の蔵書点検の際に発見された遡及入力が必要だった本が、
登録されて戻ってきました。資料IDのラベルを打ち出してすべて貼りました。
次は背に貼ってある請求記号ラベルをはがして、新しいものに貼り替えます。
そうしたら、書架へ戻してようやく1月分の蔵書点検は完了です。
何だかんだ言いつつ、また長めに。
やっぱりびっくりしちゃいましたからね。ええ。
次回こそは…。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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