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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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右まぶたが重い!

197日目。火曜日です。月曜日は祝日でお休みでした。

本日は朝起きたら、目が開きませんでした。
いや、眠かったからじゃなく。
なーぜー?と鏡を見てびっくり。
ぎゃー、右まぶたが腫れている!痛い!
こういうときはとにかく流水で目を洗いなさい、というのが
我が母御の教えでございます。
ざぶざぶ洗いました。朝食を摂る頃には、よく見なければ分からない程度に。
よかった。
そのまま出勤。

午前中はいつものごとく、週明けのwwwメンテ作業から。
メールも迷惑メール満載の中から、必要なものだけを取り出します。
そして先週残した、代本板の配架。

配架に行って、閲覧席を眺めて、試験が終わったことを実感しました。
すいてるわー。もう行列は出来ません。
試験期間限定の超人気スポット・図書館です。
ほっとしたような、がっかりしたような。

その後は蔵書点検を。2月分の330冊は12ページのリストになっています。
午前の残り時間いっぱいをかけて、6ページ終了。
足りない本はなし。ただし、リストにない本は山ほど。
10冊20冊じゃないですね…。
幸いというか、面倒なことに、というか、すべて雑誌書誌。
つまり、継続して受け入れる系統の本でした。
図書館の本は大きく分けて2種類ありまして、
雑誌書誌か、図書の書誌かです。
雑誌なら同一タイトルで巻号違いのものがどんどん出ますが、
本のデータ(書誌データ)としては1つだけ登録されます。
所蔵のデータは「何年に出た何巻から何年に出た何巻まで持ってます」
という結構アバウト?なデータしか入りません。
図書なら、書誌データ=所蔵データとなり、これらが1対1で繋がります。
データの形式が根本から違うのです。

ちなみに全国の大学図書館の総合目録であるNII(国立情報学研究所)の
ナクシス・キャットは「複本」、つまり同じ本を同じ場所に複数冊所蔵することを
システム上許していないので、図書の場合は書誌データと所蔵データは
絶対に1対1、または1対0(所蔵なし)のどちらかの関係になります。
しかし実際、図書館では複本を持っている場合が多いと思います。
うちの大学のローカル・システムは一応これに対応していて、
書誌データ対所蔵データは必ずしも1対1でなくてもOKになっています。
つまり2冊持っていれば、1対2もありえます、ということ。

またこのローカル・システムでは、雑誌の書誌の下にも
所蔵データをつけられるようになっています。
つまり、雑誌書誌データ対所蔵データは1対多数の階層構造を構築しています。

これ、前置きなんですけど(長くて、しかも分かりづらくてすみません)。
で、今回「登録がなかった」本というのは雑誌書誌。
なかった、と言っても実際はこの本についている資料IDは
「原簿」というものには登録されています。つまり資産にはなっています。
でも、どの雑誌書誌の下に所蔵データとしてぶら下がるかが登録されていない状態。
これらはえんやこらとっとと事務室へ運び込み、
それぞれの書誌のデータは見つけ出して、それと所蔵データとを
リンクさせてあげる必要があります。
今は彼らはオンライン目録の検索でヒットしませんが、
書誌データと所蔵データを結んであげさえすれば、すぐに検索対象になれます。
この登録は、うちの掛内でやるという約束になっていますので、
菜の花が登録することになります。うへー。こんなにあるよ。

ちなみにもしもこれが図書の書誌でありますと、よく知らないのですが、
ちょっと面倒になるらしく、その場合は目録の部署へ持っていって
登録してもらうという約束になっています。これが遡及入力。

で、この約束を果たした結果、目録の部署から無事登録されて戻ってきた
先月分の蔵書点検対象領域から発見された遡及入力本が、
どっさりやってきました。うわあ、いっぱいあるなあ。
しかも気合入れて登録してくださったらしく、
今までと請求記号が変わっていたりするから大変。
背に貼ってある請求記号ラベルを貼り替えないといけません。
午後からはこれをやることにしました。

カウンター当番だったのですが、殆どお客さんなし。数人でした。
で、その間にひたすらラベルを剥がして貼り直し。
この剥がすのが大変。
「シールはがし」スプレーを噴射し、
よくなじませてから小刀でこそぎ落とします。
うまくいくときは気持ちよいくらい綺麗にはがれますが、
駄目なときは全然駄目、てんで駄目。勢い余って背を傷つけちゃったりとか…。
何とか剥がした後は、新しい請求記号ラベルをぺたっ。
その上からいつものように水溶性のノリをべたべた。
その繰り返しです。
本日は約20冊、これをやったのですが、もう時間がかかるのなんの。
結局夕方まで、殆どこれで終わりました。
最後に僅かにIT事情の原稿の直しが出来たくらい。
現在、ver0.3を作成中です。今週中にあげて、再び校正に回す予定。

そういえば、今日は3回も同じWebページ内の書き直し依頼がありました。
しかも、更新したら雑誌さんに連絡を入れないと消されてしまうフォルダの
ファイルです。いちいち連絡。結果、3回も差し替え依頼を出しました。
でも菜の花が悪いんじゃないんですよぅ。
そうやって依頼がくるんだもん。しくしくしく。


昼過ぎから何度か「目が…」と指摘されました。
そうです。また腫れてきたのです。やばい。
夕方には「早めに病院に行った方が…」とか、
「たまには休んだ方が…」まで言われるレベルに。やばいやばい。

明日は色々と持ち物が多い日なので、どうしても出勤したいのですが。
しかし、今の時間…23時20分現在、腫れは更に悪化しています。
困った…。眼科にいかなきゃ駄目かもしれません。
多分、単なるものもらいです。麦粒腫ですね。
黄色ブドウ菌に感染し、炎症を起こすものです。
汚れた手で目をこすったりするとなっちゃうんですよ!
あと髪の毛が目に入ったりとか、コンタクトの洗浄が不十分だったりとか。
気をつけましょう。
菜の花の場合、昨日から何度も髪をかきあげていたんですが、
どうしても右目だけに髪が入って鬱陶しいなーと思っていた矢先だったので、
多分原因はこれだろう、と思います。
初期の一番簡単な対処法は、とにかく流水で洗い流すこと、です。
しかし、もう駄目かも。いたたたた。
明日は少しでもひいていることを願いつつ、目を洗ってこようっと。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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