ほんとは利用者にスキルを身に付けて欲しい…。

７９日目でした。

午前中に昨日の続きを。
ついに空き書架に製本雑誌を全部持っていって、ゴムで止めました。
おおお、何か、妙に、立派じゃ、ない？、ですか？
気のせいかなー、気のせいだな。

雑誌掛に行って、そのあとの処理をちょっとお訊きして、
「製本中リスト」なるものを作り始めました。

午後からはカウンター。
とてもお客様が少なかったので、殆どずっと図書館サイトの
利用案内のお掃除をしていました。

学外の方でおばあさまの利用者がいらして、
とあるテーマについての論文をお探しだったのですが、
この方、検索方法を幾らお教えしてもやる気がゼロで。
なかなか驚きです。
あの、調べてもらう、以外の道を模索して頂けるとありがたいのですが。
公共図書館ではもしかしたらそうかもしれませんけど、
大学図書館ということで菜の花は基本的に
「利用者自身に自分で調べられるスキルを身に付けて頂く」という
学習を中心にした案内を心がけているので
（勿論、一度きりの質問ならよいですが、
これからがありそうなら、ますます。特に学生さんの場合。）
どうしたものかと一瞬困惑。忙しい時期なら多分、
無理やりやり方を教えて差し上げてご自分でやって頂いたかと思います。
しかし本日はかなり暇だったので、菜の花が代行することにしました。
テーマからすると明らかに英語の論文が多いはずのものだったのですが
「英語は読めないからいらない」と言われてますます困惑。
そ、そうですか。そうすると、査読論文は殆どなさそうですけれど…。
菜の花の元々の専門分野では、査読論文以外の論文を読むなんて、
趣味の読書と同じレベル、と思っていたのですが、
世間的には普通なのでしょうか。カルチャーショックです。
いや、図書館にいると「自分の常識」はごく狭い領域での「常識」であり、
世間一般的なものではないことに気付かされます。
とりあえず利用者の方に満足のいく結果が出せてよろしゅうございました。

あとは、カード目録をひきまくりでした。
学部の方から山ほど依頼されまして。
うちの大学でもオンライン目録というものは整備されているのですが、
とにかく蔵書数が半端でないため、古いものは遡及入力中につき、
すべてがオンライン目録でひけないのです。
で、古いものに関してはうちのカウンターの斜め前にある
古式ゆかしいカード目録でひかないといけないのですねー。
ちなみに結果はすべて所蔵なし。。。でした。何か空しい。