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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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ひとりこつこつ

327日目。新しい週が始まりました…いきなり独り。

本日は係長が夏休み(最終日)で、係のM嬢もお休み。
おおお、独りじゃないか~。
カウンター当番とか無理じゃん!…ということで、
お隣の相互さんとカウンター当番を代わって頂きました。
ので、月曜日ですがカウンター当番はなし。

朝、wwwメンテをして、すぐに電子ジャーナルのタイトルリストに
取り掛かりました。というのも、金曜日に不具合を出してしまったから。
何故だろう、一体どうしてだろうと思っていたら…、
雑誌のM氏の思わぬ一言で解決しました。

「文字数オーバーでは?」

そう、そうだったのです!
最初「まさかそんなことありませんよ、だって菜の花は
一部分を削除して保存しようとしているのですもの」
と思っていたのですが!
何とびっくり、無意味な「’」が何十何百何千と、
紛れ込んで保存されていたのです!
何故かこれ、うまく保存されてしまっていて、
そのせいで編集画面が重くて開かなくなっていて、
ようやく開いてもまともに保存できず…という事態になっていたのでした。
何しろ内容を一旦、テキストエディタにカット&ペーストしても
いじることができないくらいの大量さだったのです。
何と言うことだ…。

非常に苦労してこれらを除去したら、あっさり問題解決。
なーんだ…。もう菜の花、脱力しまくりですよ。ふぇ~。

本の修理は本日2冊。
1つは背が弱っていた本で、すでに一度補修がされていたもの。
背全体にテープが貼ってあって、それがはがれてきていました。
静かに丁寧に剥がして、元の状態に一度戻し、
もう一度同じ補修の仕方で直しました。
菜の花にしては珍しいことに、元の装丁を無視してしまいましたが、
これはこの本が装丁ではなく実用に耐えることこそが
重要であると考えられる資料だったため。
切り分けは難しいですけれど。

もう1つはあまりの分厚さに、自重に耐え切れずに崩壊してきた本。
あまりにも重いため、ページの真ん中がだれてしまい、
見返し紙が表紙から剥がれてくるという症状です。
重い本で頻繁に起こります。
これは、背に封筒形式で直しました。
剥がれてきた見返し紙を表紙に接着しなおした上で、
表紙と本体の背の間に、丸めた封筒を挿入し接着するという方式。
丸めた封筒は、外側にだけ接着剤を塗布して本体と表紙を繋ぎますが、
円の中心たる内側は空間が残してあり、
ここがページを開く際の力の逃げ道になります。
これは菜の花が図書館員になる前に、初めて習った修理方法。
院生時代、研究室の本を直すのに、部局図書室のYさんに教わりました。
久々に使いました、この手法。
でもちょっと失敗。丸めすぎて、やや小さめの丸になってしまった。。。もしかしたら、強度が不足するかもしれません。
明日、どきどきしながら確認します。


今日はお隣も係長が夏休みでかなりぎりぎりだったというのに、
こういうときを狙っているとしか思えないことに、
結構カウンターが忙しかった!です。
来ないときは来ないのに、
来るときはまとめてくるから多忙感、倍増。

まあ、午前中に菜の花がやったのは、2件だけでしたけど
(でも決して短くは済まなかった…。
 内容は貴重書と電子ジャーナルの学外利用)。
お隣はばったばたとしておりました。

オンライン目録のことについてシステム系のおにーさまと少しお話。
うちの大学と某K大学の検索システムについて。
同じ業者さんのシステムを使っているのですが
(K大学の方が新しいヴァージョン)、
この前検索したとき菜の花が感じた通り、
どうやら同じ業者にも関わらず検索方式が違うらしいのです。
条件ごとに時間のかかり方に差異があって、気付きました。

うちもK大学も、ヒット件数が一定数を超えると、
全件表示をしなくなります。それは共通。
K大学のオンライン目録は、ヒット件数が多くなればなるほど、
どんどん検索に時間が必要になります。
1千件より5千件、5千件より1万件。
それに比べてうちのオンライン目録は、
表示をするかどうかの閾値に近づけば近づくほど、
検索に時間がかかるようになり、閾値を越えた瞬間、突然速くなります。
つまり、うちの大学で時間がかかっているのは検索段階ではなく、
検索したあとにヒット画面を出すための行程だったのです。
これは明らかにK大学とは違う傾向です。

ということは、この業者さんのシステムはヴァージョンを変えるにあたり、
検索方式を一新したということになります。
…何故だろう。そしてそれによって何が変わったんだろう。
これは現場の意見を色々とお聞きしないといけないですね。
質問書、すでに提出してしまいましたが、
もう一度追記を作りたいと思います。明日…(間に合うかなー)。

午後からも何件かレファレンスを担当しました。
カウンター当番ではなかったのですが、忙しかったのと、
ちょっと難しめの質問が来たため。
実は結局答えられなかったのですけれど…、
誰かご存知なら是非教えて下さいませ。
どういうことかと申しますと、
無料で化学構造式などから文献を探すデータベースです。
有料ならサイファインダーやISISなどが思い浮かびますが、
無料となると…うーん、何かないでしょうか。
菜の花自身、化学構造から検索することがなかったので
全然知らないのです。
もしもご存知の方がいらっしゃったら是非、ご教示下さいませ。


…というのを上の事務に行くついでがあったので、
我らが前係長(なんて呼び方はそろそろやめて、ちゃんとJ課長補佐と
お呼びせねばなりますまい)にちょっとお聞きしてみようかなーなんて。
で、上に行ったらいないはずの雑誌の係長がいたりして
(あれ?お休みではなかったの~?と思ったら、
ちょっと荷物を取りにきたところを捕まったらしいです)、
システム課の課長、課長補佐、雑誌の係長というメンツで
深刻に話し込んでおられました。うん、多分深刻。
電子ジャーナルの値上がりの話らしいのですが。
何だか為替レートのせいで、恐ろしい値上がり率だとかで…。
唯一値上げをしていないあの良心的(?)なシュプリンガーこそが、
レート変動のせいで実質凄い値上げ率というところを力説されました。
はあ…、力説されても。誰が悪いわけでもないですよねえ…。
某E社のように、年5%とか値上げするなんてあくどいやり方だと、
まだ先方に文句をいうこともできるわけですが( ̄ー ̄)。
この場合、あえて言うなら日本が弱いのが駄目なのか。
頑張れ日本!…以外に、菜の花に言えることはありません。
うん、頑張れ日本経済!
それにしてもこんなところでしわ寄せが来るだなんて。

ついでに某K大学とか(上述のK大学とは別大学です)、
某S大学とかは、図書館から図書館の移動で、
同じキャンパス内なのに車で移動するだの、
図書館がまるで山寺の参道のような状態だの、
主張された気がしますが、それはちょっと脱線模様。
あー、最近つくづく思うのですけど、
菜の花と雑誌の係長K女史の組み合わせはかなり危険ですが、
菜の花とシステム課課長の取り合わせも同じくらい危険で、
更に雑誌の係長とシステム課課長の組み合わせも相当やばくて、
結局3人そろうと三つ巴というか、超危険というか、
もはや天井なしというか、向かうところ敵なしというか…。
はい、脱線しまくりで、もはや行き先不明、話が終わりません。
気をつけようっと。


そういえば遠隔研修は無事修了証が届いたので完全終了となり、
庶務の方に報告してきました。何とか期限内に終われてよかったー…。
次回からは絶対1つずつ受講します。2つは駄目だ、やっぱり。


ぱすふぁいんだーはぼちぼち進めています。
かなり厳しいです。このペースでは終わらない。


ネットワークの自習は、NATに到達。
ようやくここまで来たのですね。。。まだまだですが。
しっかり学びたいと思います。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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