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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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さよならさよなら「がみがみさん」

459日目。週明け。土日にゆっくり休めたので、まあまあ調子はいい。

朝は開館準備から。利用者端末を毎朝見て回っています。いつものように「早起きさん」「がみがみさん」をチェック。「早起きさん」は最近、絶好調。どうしちゃったのでしょう。このまま何事もなかったかのように復調するつもりでしょうか。「がみがみさん」は相変わらず。そろそろ最後通牒か?…と思ったところに、実際に本日ついに引導が渡されることになりました。午後からシステム系のY氏に教わりつつ、綺麗さっぱり上書きされてしまいました。多重にかけられたセキュリティのお陰で、書き換えのために立ち上げて、落としての繰り返し。数回以上の再起動と、10回以上のパスワード入力で、所要時間は約45分。さようならさようなら「がみがみさん」。今日から「がみがみさん」は生まれ変わって、普通の大人しい子になるのです。多分。「がみがみさん」よ、ふぉ~えば~。明日の朝、要チェックです。

開館準備中には、他にも色々チェック入ります。週明けのせいか、色々気づくこともあり。とりあえず、1周回ってきて、カウンターにとりあえず座って、5件ほど何とかしなくては、を思いついたのでメモ。これに関しては、係長とも情報共有しながら、係のM嬢に投げながら、3件はほぼ本日中に解決。あと2件は今週中に。


メール・レファで、学外からの電子ジャーナル利用関係。うちの大学では、学内者に限り、学外からうちの大学で契約している電子ジャーナルを利用できるシステムがありますが、すべての契約電子ジャーナルで可能ではありません。出来るものと出来ないものの差は、「提供元による利用許諾範囲」の違いです。提供元に「学内者が学外から利用してもいい?」というお伺いを立てて「(システムがちゃんとしていて、学内者だけが使えるように制御出来るなら)いいよ」というお返事を頂けないと、使えるようにしてはいけないのです。(たとえ技術的に可能だったとしても。)今回のメールは、これとそれも使えたらいいな、というものだったのですが、すでに「いいでしょうか?」とお伺いを立てて「駄目だよー」と言われているものと、実はまだお伺いが立ててなかったよ!なものが混在していたので、まだのものは新たに問い合わせに出すことに。それに先立って、まずはTerm & Conditionsを読んでね、と雑誌のK女史からのお達しだったので、苦手なえーごを朝から読む羽目になった菜の花でした。そして誤読しまくりでしたけど。「えーごは苦手なんですぅ」と言ったら「英語で論文を書いていた人が何を言う!」と一喝されました。いや、それとこれとは話が違う。だってー、学術論文は特殊ですもーん。菜の花、今でも元の専門の論文なら、結構さくさく読めますぅ。でも一歩でも専門を離れると、てんで分かりません。あと、日常会話もからっきしです!(きっぱり)。いやあ、K女史はちゃんと読めるのですね。凄いですね。見習いたいのは山々ですけどね。あはは。


本日はお昼カウンターですが、それほど来客はありませんでした。春休みだなあ。


FAXによるレファレンスの統計をとるために、1ヶ月ごとに取りまとめてファイリングしているのですが、とうとうファイルに入りきらなくなりました。仕方がないので、去年度の分で、単純な利用照会や所蔵調査のFAXを選り分けてしまいました。保存期間がどれくらいか分からないのですが、それほど重要でもなかろうということで、横にのけておいて保存期間が終わったらさっくりシュレッダー行きにしてやろうという算段。色々と資料が付随しているような「レファレンス回答」に関しては、長く残しておく方がいいかな、とちゃんとまとめてファイルしてあります。まあ、気休めでしょうが。で、空いた場所に最近のFAXをまとめて入れておきました。

年々、FAXでのレファレンスは減っているようです。メールでやってくるレファレンスに比べると半分以下ですね。今年度は、年間100件くらい。でもよくよく考えてみると年間100件ということは、2・3日に1件来ているのかな。多くはないですが、とてつもなく少ないというわけでもないのでしょうか。いや、少ないか?うーん、どうだろう。


金曜日からの続きで、なきものにしたはずのページから必要な部分をかっさらってきて取りまとめたページを作成。何とか出来上がりました。明日はこれをリンクチェックして頂き(係のF氏辺りに外注する気まんまん)、あとは、そのページ自体へのリンクを数ファイルから作ってあげて、それから4ファイルにある数十箇所のリンクを全部書き換えるという地道な作業に…。ふふふ、これもうまく取りまとめて、投げてしまおう…ふふふ…(邪笑)。いやあ、仕事を人にうまく振れる、というのは一種の才能であり、技術であると思いますよ。院生の頃も、それが下手で下手で、人に仕事を頼むより、自分でしてしまう方が早い!と思ってしまうために、死に掛けるような目にあったものです。よくよく教授にはそのことを指摘されていましたっけ。まあ…大分雰囲気は違いますけどね、研究室と職場では。求められるものが違うからそうなります。職場での割り振りの方が、断然やりやすいものです。ああ、でもこういう「割り振り」をするのは、あまり菜の花のような若い職員はしないらしいですね。何人かに驚かれたことがあります。どちらかというと、今やらずしていつやる!?というような現状があるからなわけですけれども。さあ、みんな頑張りましょう!ですよ。裏を返せば、自分ひとりだけで頑張ってなるものか!…の精神だったりして…。いやいやいや。


オンライン目録で奇妙な現象をお隣の相互さんから報告されました。んー、何だこれは。簡略書誌と詳細書誌のリンクが捻じ曲がっている…。何が一体どうなっているのだ…。困り果てて、またシステム系のY氏に頼ってみるみる。本当に、お世話になっております。結局、書誌データが何だかおかしいから(多分不完全)、ナクシスからもう一度書誌を落とし直してみたらいいんでないかい?とY氏が仰ったので試してみたらビンゴ。おお、一発で直った!Y氏!流石です!凄いです!的確です!…だから異動しないで。(←これが言いたかったらしい。)もう、Y氏がいない図書館なんて考えられません!(ちなみにY氏は図書館員ではありません。図書館内にいますけどね。)

この途中で、IEとオンライン目録の相性が悪い問題再び。うちの係の特定端末で、IEを使ってオンライン目録をひくと、雑誌書誌の「書誌詳細データ」を表示しようとするとブラウザごと落ちる、という現象が度々確認されていたのですが、これが再び再現。そういえば某理系図書室のT係長も、同じ現象を見たと証言されていましたので、早速内線をかけて、この書誌をひいてもらいました。おっと!同じ書誌で同じ現象が再現!…しかも向こうはマック。窓じゃないのに同じ現象かあ…。何がどうなっているのか。もう一度、システム系のY氏にお出まし願うことに。と言っても、実際にお越し頂いたのではなく、内線で。実験してみました。最近、うちの大学のオンライン目録では、ちょっと一工夫して、電子ジャーナルのデータを外部から読み込んできているのです。この「一工夫」部分を止めたらどうなるか。やってみたら、落ちなくなりました…。え?「じゃあ、その一工夫部分が問題じゃないか!」って感じですよね。でも実際は、このいきなり落ちる現象は、「一工夫」が登場する前から時々起こっていたもの。うーん…。「一工夫」で悪化はしているのでしょうけれども、これが諸悪の根源とは思えないのですよね。微妙な。またおいおい考えるということで…。とりあえずは、「一工夫」は特に止めず。というのもこの「一工夫」、大変好評でしてあちこちから歓迎の声は聞きますが、特に苦情がきたことはないので。それにうちの窓さんの方は、ブラウザをIEではなく火狐さんを使うだけで解決しちゃうのです。なので、それほど救いようのない話でもないかな、と。もう少し事例がたまるまでじっくり…。


今週の目標は、なるべくのんびり生きる!です。最近、色々疲れ気味なので。自分に優しく。さあ、みんなも菜の花に優しくしてあげるんだ!(呼びかけてみた。)



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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