菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2012.11.28
事務室整理
- 2012.11.27
請求記号に振り回される予感
- 2012.11.26
請求記号
- 2012.11.22
殆ど席におらず
- 2012.11.21
図書のヒラかかりいんのはずなのに…
- 2012.11.20
はんぐる再び
- 2012.11.19
データはどこまで遡るの…?
- 2012.11.16
受入印の切り替え時期を見つけた
- 2012.11.15
毎日が豆知識との出会いです
- 2012.11.14
合綴処理
- 2012.11.13
著作権規定…
事務室整理
153日目(通算1528日目)。ざっくり捨てたり、移動したり。
近々、図書の事務室内に図書業務ではないパートさんを迎え入れることになりました。おしごとはまったく別です。状況としては間借りですね。で、机を入れるために事務室内を片付けることにしました。
うちの事務室は、元々恐ろしいカオスな状態だったのを、前任者さん&前々任者さんが懸命に片付けることで、広々空間をついに実現したところです。一旦、「ちゃんとブックトラックが通れるスペース」を確保してしまうと人というのはなかなか、元には戻れないものです。ここに机を入れましょう、と提案すると「でもブックトラックが通りにくくなります」という反対を受けてしまいます…。結局、すでにずいぶん片付いたスペースで、更なるスペース作りをする必要が生じてしまいました。
というわけで、朝から粗大ゴミ出しに、家具の移動と動き詰め。何とか綺麗になりました。最終的には、どうしてもブックトラックが…ということで、菜の花のお隣の空間に机を入れることにしたため、菜の花のスペースだけは家具が接近して狭くなることに。まあ、前の前の職場では、ブックトラックが迫りすぎていて、椅子をひくこともできないほどの狭さだったため、席から立つときは椅子を90度回転させて立ち上がるしかなかった、ということもありましたから、作業スペースが圧迫されるのは、菜の花はそれほど気になりません。ブックトラックが通れないのだけは困るので、真後ろにあるマイクロ室への扉をいつでも開放できるようにして、そちらを経由できるように整備することに。これまでは空気を通すためだけに夏場だけ開けていた扉を、自由に開けたり閉めたりできるように、扉の周りを通っているコード類をコードカバーの中に入れ込んだりする作業を。今までは扉を開けようとすると、コードを引きずりながらになっていたのですが、ちゃんと引っかからないようにしました。カバーを買わなくてはいけないかと思いましたが、探し回ったらちゃんと古いのが出てきて助かりました。これを固定するテープも、総務やら経理やらの倉庫を散々漁らせて頂いて、ようやく発見して何とかなりました。
とりあえず、すっきりしたのは嬉しいこと。めちゃくちゃ作業中に、データベースの業者Pさんがいらっしゃって、「あー、お取り込み中(超強力両面テープを鋭意、シールはがしスプレーで剥がし中)なので、このままでもいいですかー?まあ、お座りください」と、本当に最初から最後まで、白衣にマスクで、ぞうきん持ったまま、コードカバーを磨き続けての対応だったという酷い社会人でしたけれど。まさか営業さんも、そんな対応されたことはありますまい。…と思うものの、大学相手の商売なら、意外に日常茶飯事だったりして?あ、でも昨日の夜にアポイントメントの電話がきたとき、「多分、その時間は模様替え中ですよ」とはちゃんとお伝えはしていましたよ!「立ち話でも大丈夫です」と仰ったから、よし、じゃあそれで、ということになったので、雑巾対応になってしまったというわけです。予告どおり。(でもちゃんと椅子は勧めましたよ!立ち話ではないのです。)
今日はあちこちに「あれないですか?」「これないですか?」「ゴミ捨ててきます」など歩き回ったこともあり、人に会う機会が多い一日でした。というわけで、白衣のぽっけにお菓子を満載することにした菜の花は、あちこちで「はい、どうぞ」とチョコレートやら飴玉やら、一口和菓子やらを配り歩いてしまいました。戻ってくるとまた補充して、また出掛けたら配るという。いやー、何か面白いですね、みなさんの反応が色々で。今度は業者さんにも配ってみようかなと考え中です。
配るといえばそういえば、少し前に営業さんがいらっしゃるたびに「朝顔好きですか?」と訊いては、朝顔の種を配っていました。みなさま、え!と言いつつ、ちゃんと貰って下さいます。「大好きです!」とか「うちの庭ではこんな植物があって…」と趣味の園芸に突入しそうな方もいらっしゃったり、「うちでは無理ですけれども、戻ったら(職場で)配ります」という方もいらっしゃったり。うん、営業さんって大変ですね。お陰様で、数百粒あったと思われる朝顔の種、かなりの量が捌けました。江戸から続く伝統の変化朝顔の種なので、ちょっと面白い葉や花が見られると思います。大分、雑種になっていそうですけれども、さすがにワイルドタイプには戻らないと思いますよ。みなさま、是非是非大切に育ててあげて下さいませ。
午後からは新着図書目録作業と、データベース関連の広報準備。意外に、データベースの中身について自分でも分かっていなかった!というのが続発しまして、資料を引っ張り出しては調べて概要や利用許諾状況などを作成することに。うん…勉強になってしまいました。スムーズに進むと良いのですが。
近々、図書の事務室内に図書業務ではないパートさんを迎え入れることになりました。おしごとはまったく別です。状況としては間借りですね。で、机を入れるために事務室内を片付けることにしました。
うちの事務室は、元々恐ろしいカオスな状態だったのを、前任者さん&前々任者さんが懸命に片付けることで、広々空間をついに実現したところです。一旦、「ちゃんとブックトラックが通れるスペース」を確保してしまうと人というのはなかなか、元には戻れないものです。ここに机を入れましょう、と提案すると「でもブックトラックが通りにくくなります」という反対を受けてしまいます…。結局、すでにずいぶん片付いたスペースで、更なるスペース作りをする必要が生じてしまいました。
というわけで、朝から粗大ゴミ出しに、家具の移動と動き詰め。何とか綺麗になりました。最終的には、どうしてもブックトラックが…ということで、菜の花のお隣の空間に机を入れることにしたため、菜の花のスペースだけは家具が接近して狭くなることに。まあ、前の前の職場では、ブックトラックが迫りすぎていて、椅子をひくこともできないほどの狭さだったため、席から立つときは椅子を90度回転させて立ち上がるしかなかった、ということもありましたから、作業スペースが圧迫されるのは、菜の花はそれほど気になりません。ブックトラックが通れないのだけは困るので、真後ろにあるマイクロ室への扉をいつでも開放できるようにして、そちらを経由できるように整備することに。これまでは空気を通すためだけに夏場だけ開けていた扉を、自由に開けたり閉めたりできるように、扉の周りを通っているコード類をコードカバーの中に入れ込んだりする作業を。今までは扉を開けようとすると、コードを引きずりながらになっていたのですが、ちゃんと引っかからないようにしました。カバーを買わなくてはいけないかと思いましたが、探し回ったらちゃんと古いのが出てきて助かりました。これを固定するテープも、総務やら経理やらの倉庫を散々漁らせて頂いて、ようやく発見して何とかなりました。
とりあえず、すっきりしたのは嬉しいこと。めちゃくちゃ作業中に、データベースの業者Pさんがいらっしゃって、「あー、お取り込み中(超強力両面テープを鋭意、シールはがしスプレーで剥がし中)なので、このままでもいいですかー?まあ、お座りください」と、本当に最初から最後まで、白衣にマスクで、ぞうきん持ったまま、コードカバーを磨き続けての対応だったという酷い社会人でしたけれど。まさか営業さんも、そんな対応されたことはありますまい。…と思うものの、大学相手の商売なら、意外に日常茶飯事だったりして?あ、でも昨日の夜にアポイントメントの電話がきたとき、「多分、その時間は模様替え中ですよ」とはちゃんとお伝えはしていましたよ!「立ち話でも大丈夫です」と仰ったから、よし、じゃあそれで、ということになったので、雑巾対応になってしまったというわけです。予告どおり。(でもちゃんと椅子は勧めましたよ!立ち話ではないのです。)
今日はあちこちに「あれないですか?」「これないですか?」「ゴミ捨ててきます」など歩き回ったこともあり、人に会う機会が多い一日でした。というわけで、白衣のぽっけにお菓子を満載することにした菜の花は、あちこちで「はい、どうぞ」とチョコレートやら飴玉やら、一口和菓子やらを配り歩いてしまいました。戻ってくるとまた補充して、また出掛けたら配るという。いやー、何か面白いですね、みなさんの反応が色々で。今度は業者さんにも配ってみようかなと考え中です。
配るといえばそういえば、少し前に営業さんがいらっしゃるたびに「朝顔好きですか?」と訊いては、朝顔の種を配っていました。みなさま、え!と言いつつ、ちゃんと貰って下さいます。「大好きです!」とか「うちの庭ではこんな植物があって…」と趣味の園芸に突入しそうな方もいらっしゃったり、「うちでは無理ですけれども、戻ったら(職場で)配ります」という方もいらっしゃったり。うん、営業さんって大変ですね。お陰様で、数百粒あったと思われる朝顔の種、かなりの量が捌けました。江戸から続く伝統の変化朝顔の種なので、ちょっと面白い葉や花が見られると思います。大分、雑種になっていそうですけれども、さすがにワイルドタイプには戻らないと思いますよ。みなさま、是非是非大切に育ててあげて下さいませ。
午後からは新着図書目録作業と、データベース関連の広報準備。意外に、データベースの中身について自分でも分かっていなかった!というのが続発しまして、資料を引っ張り出しては調べて概要や利用許諾状況などを作成することに。うん…勉強になってしまいました。スムーズに進むと良いのですが。
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請求記号に振り回される予感
152日目(通算1527日目)。なに、この惨状…。
色々な意味で、またか、というのが幾つかあった本日は、すっかりぐったりなので、取り上げることはひとつだけにしておきます。せいきゅうきごう…。
とある請求記号が、なかなか壮絶なことになっています。昨日も請求記号の話は書きましたが、請求記号ってある程度、一意的に場所が決まらないと駄目だと思うのですよ。それなのに、3段の請求記号のうち、2段目までがまったく同じ記号で、最終段は順番通りに並んでいない本が大量にあったら…まともに本なんて探せません。
そして菜の花は、昨日書いたことを訂正しないといけません。うちの図書室、別に凄く大きいわけではないですけれども「酷いと1連分くらい、同じ請求記号だったりします。」なんて可愛い状況ですらありませんでした。何と、数連に渡ってたー!!どうも、800冊くらい、2段目まで同じ請求記号みたいです。分厚い本ならまだ、タイトルが背から読み取れるから探しようもありますが、結構薄めの本、多いですよー!?1冊ずつ取り出して表紙を覗き込まないと、望みの本が見つかりませんよー!!!…どーするのよ、これ。
この範囲、結構シリーズとか年刊などの逐次刊行物も多いのですが、その手のものはうちの図書室では3段目が巻号や年号になっています。で、書架に並べるときには請求記号の順番を無視して、同タイトルごとに集めて並べているから厄介です。その部分、2段目まではまったく同じだから、差があるのは3段目だけ、それを順番に拾っていくと、「1, 2, 3...」と順調にカウントアップしていったあとに突然、また1に戻ったり、突然「S48, S49...」と記号の様子が変わったり、そうかと思ったらまた「19, 20, 21...」と変なところからカウントアップを始めたり…、請求記号だけ見ていると、本を探しにきた人を混乱の渦に突き落とす感じの並び方をしています。これ、返本が大変すぎる…。職員だって、全タイトルを知らないと戻せないですよ…。でも800冊くらいあるのよね、この請求記号だけで…。
とりあえず、利用者さんが本を探せないですー、と申し出るという「実害」も出ていますし、配架ミスも沢山出てしまっているようなので(ちょっと見ただけで、別のシリーズのものが紛れ込んでいる、というのが散見された)、何とか請求記号自体の見直しをしていきたいと思います。…まあ、今まで誰にも指摘されなかったということは、そんなに利用が高いところではないのかもしれませんが。でもやっぱり、請求記号を振っているにも関わらず、順番どおりに並べない部分というのはおかしいと思うのですよね。
色々な意味で、またか、というのが幾つかあった本日は、すっかりぐったりなので、取り上げることはひとつだけにしておきます。せいきゅうきごう…。
とある請求記号が、なかなか壮絶なことになっています。昨日も請求記号の話は書きましたが、請求記号ってある程度、一意的に場所が決まらないと駄目だと思うのですよ。それなのに、3段の請求記号のうち、2段目までがまったく同じ記号で、最終段は順番通りに並んでいない本が大量にあったら…まともに本なんて探せません。
そして菜の花は、昨日書いたことを訂正しないといけません。うちの図書室、別に凄く大きいわけではないですけれども「酷いと1連分くらい、同じ請求記号だったりします。」なんて可愛い状況ですらありませんでした。何と、数連に渡ってたー!!どうも、800冊くらい、2段目まで同じ請求記号みたいです。分厚い本ならまだ、タイトルが背から読み取れるから探しようもありますが、結構薄めの本、多いですよー!?1冊ずつ取り出して表紙を覗き込まないと、望みの本が見つかりませんよー!!!…どーするのよ、これ。
この範囲、結構シリーズとか年刊などの逐次刊行物も多いのですが、その手のものはうちの図書室では3段目が巻号や年号になっています。で、書架に並べるときには請求記号の順番を無視して、同タイトルごとに集めて並べているから厄介です。その部分、2段目まではまったく同じだから、差があるのは3段目だけ、それを順番に拾っていくと、「1, 2, 3...」と順調にカウントアップしていったあとに突然、また1に戻ったり、突然「S48, S49...」と記号の様子が変わったり、そうかと思ったらまた「19, 20, 21...」と変なところからカウントアップを始めたり…、請求記号だけ見ていると、本を探しにきた人を混乱の渦に突き落とす感じの並び方をしています。これ、返本が大変すぎる…。職員だって、全タイトルを知らないと戻せないですよ…。でも800冊くらいあるのよね、この請求記号だけで…。
とりあえず、利用者さんが本を探せないですー、と申し出るという「実害」も出ていますし、配架ミスも沢山出てしまっているようなので(ちょっと見ただけで、別のシリーズのものが紛れ込んでいる、というのが散見された)、何とか請求記号自体の見直しをしていきたいと思います。…まあ、今まで誰にも指摘されなかったということは、そんなに利用が高いところではないのかもしれませんが。でもやっぱり、請求記号を振っているにも関わらず、順番どおりに並べない部分というのはおかしいと思うのですよね。
請求記号
151日目(通算1526日目)。備品とか消耗品を買うよー。
先週後半から、「買う!」と気合いの入っている菜の花です。予算は確保してありますし、ちゃんと先生の承認も出て、さあ買うぞ、という態勢が整っているのです。
そのうちのひとつ、請求記号ラベルについては先週のうちに業者さんに連絡済み。承認のときに「請求記号ラベル…と言っても先生には通じないと思います、私も分かりません」と事務の方に言われたので、「本の背に貼る、いわゆる背ラベルというもので、もうすぐなくなってしまうのですが、これがなくなると本の装備が出来ないので、買った本を棚に並べられません」と主張することで認められました。
うん…分からないですよね、請求記号ラベル。請求記号って何だよ、というのが普通の人の感覚だ、というのを思い出しました。図書館どっぷりには絶対ならない、いつまでも外からの目線を忘れない、と思っていたのですけれども、やっぱり気付くとはまってしまっているのが恐ろしいです。菜の花だって「請求記号ラベル」なんて言葉、就職するまでしっかりは分かっていませんでした。今では当たり前に使う言葉ですが、学生時代はあんなに図書館に通い詰めていたけれど、「請求記号?本当は一体、何なの?」という感じでした。いや、分かってはいたのです、本を探すときに使う番号だ、と。でも今、静かに思い返してみると、色々なことを当時、思っていました。
そもそも「記号」ってなんだよ!とか。数字じゃん!と。(まあ著者記号はアルファベットが多いので、記号の名前にふさわしい気もしましたが。)しかしもっともっと大きな問題は前半です。語源としては、その昔に本が全部閉架になっていた頃、この番号を使って職員に本を「請求」していたのだろう、と漠然と思っていましたが(というか、むしろそんなこと、いつ知ったのでしょう…?そちらの方が不思議)、その割には一意的に本が決まらないことがとても不満だった覚えがあります。「請求」に使うのですよ?その数字さえ言えば、思った通りの本を出てきて当たり前じゃないですか。それなのに多くの場合、同じ「請求記号」を振られた本が複数冊存在しているのです。酷いと1連分くらい、同じ請求記号だったりします。相当大きな図書館ですけれどもね。そんなのおかしいよ、とずっと思っていました。
そんな菜の花は大学に入ってから、「資料ID」という1冊ずつに振られる番号の存在を初めて知りました。そのとき、「これこそが請求記号と呼ばれるべきなのではないか!」と心底思ったわけです。一意的に決まるものこそが「請求」番号であり、背ラベルに書いてあるあの番号は、「分類番号」でいいじゃない、と。無理に請求記号とか呼ばなくたって!図書館の人はそれで気持ち悪くないのか、どうなってるんだ…と、ずっと思っていた…のです、ええ、あの頃は。
それが今ではどうですか!その疑問を忘れ去り、図書業務をしていない人に「請求記号ラベル」なんて平気で言ってしまうような体たらく。これを堕落と言わずして、何と申しましょう。菜の花は図書館に毒されてしまった…○| ̄|_
…なんてことをばーっと思い出したのですが、そこは置いておいて。
他にもすっかり出払ってしまって、足りなくなっている大人気のブックトラックや、うっかり利用者さんにこの前蹴り倒されてしまったため、調子が悪くなっている書庫のサーキュレータ(頑張れ除湿機応援団)、うちの部署の刊行物などを送るための組織名入りの封筒など、なくなると結構困るなあ、というものを順次、見積もり、発注中です。というわけで、各所に連絡取りまくりな本日でございました。
午後からはひと段落したので先週の業務取りまとめなど。記録はなるべくきっちり残しておかないと、あとから困りそうですからね。それから少々の受入作業と目録作業。菜の花の後ろのガラス張りの向こうの部屋…マイクロ室では、ひたすらマイクロリールをがーっと回して印刷し続けている先生がいらっしゃって、若干気になっていましたが、ちゃんと集中しておしごとしました。にしても先生、いつも思うのですがあんなに超高速で、超大量のマイクロリール印刷をしていて、よく酔わないなあと。あの動く画面をずっと見ているのは、菜の花にとっては相当大変なことです。フィッシュならともかく、リールをあんなに長時間…。凄いです。プロですね。
先週後半から、「買う!」と気合いの入っている菜の花です。予算は確保してありますし、ちゃんと先生の承認も出て、さあ買うぞ、という態勢が整っているのです。
そのうちのひとつ、請求記号ラベルについては先週のうちに業者さんに連絡済み。承認のときに「請求記号ラベル…と言っても先生には通じないと思います、私も分かりません」と事務の方に言われたので、「本の背に貼る、いわゆる背ラベルというもので、もうすぐなくなってしまうのですが、これがなくなると本の装備が出来ないので、買った本を棚に並べられません」と主張することで認められました。
うん…分からないですよね、請求記号ラベル。請求記号って何だよ、というのが普通の人の感覚だ、というのを思い出しました。図書館どっぷりには絶対ならない、いつまでも外からの目線を忘れない、と思っていたのですけれども、やっぱり気付くとはまってしまっているのが恐ろしいです。菜の花だって「請求記号ラベル」なんて言葉、就職するまでしっかりは分かっていませんでした。今では当たり前に使う言葉ですが、学生時代はあんなに図書館に通い詰めていたけれど、「請求記号?本当は一体、何なの?」という感じでした。いや、分かってはいたのです、本を探すときに使う番号だ、と。でも今、静かに思い返してみると、色々なことを当時、思っていました。
そもそも「記号」ってなんだよ!とか。数字じゃん!と。(まあ著者記号はアルファベットが多いので、記号の名前にふさわしい気もしましたが。)しかしもっともっと大きな問題は前半です。語源としては、その昔に本が全部閉架になっていた頃、この番号を使って職員に本を「請求」していたのだろう、と漠然と思っていましたが(というか、むしろそんなこと、いつ知ったのでしょう…?そちらの方が不思議)、その割には一意的に本が決まらないことがとても不満だった覚えがあります。「請求」に使うのですよ?その数字さえ言えば、思った通りの本を出てきて当たり前じゃないですか。それなのに多くの場合、同じ「請求記号」を振られた本が複数冊存在しているのです。酷いと1連分くらい、同じ請求記号だったりします。相当大きな図書館ですけれどもね。そんなのおかしいよ、とずっと思っていました。
そんな菜の花は大学に入ってから、「資料ID」という1冊ずつに振られる番号の存在を初めて知りました。そのとき、「これこそが請求記号と呼ばれるべきなのではないか!」と心底思ったわけです。一意的に決まるものこそが「請求」番号であり、背ラベルに書いてあるあの番号は、「分類番号」でいいじゃない、と。無理に請求記号とか呼ばなくたって!図書館の人はそれで気持ち悪くないのか、どうなってるんだ…と、ずっと思っていた…のです、ええ、あの頃は。
それが今ではどうですか!その疑問を忘れ去り、図書業務をしていない人に「請求記号ラベル」なんて平気で言ってしまうような体たらく。これを堕落と言わずして、何と申しましょう。菜の花は図書館に毒されてしまった…○| ̄|_
…なんてことをばーっと思い出したのですが、そこは置いておいて。
他にもすっかり出払ってしまって、足りなくなっている大人気のブックトラックや、うっかり利用者さんにこの前蹴り倒されてしまったため、調子が悪くなっている書庫のサーキュレータ(頑張れ除湿機応援団)、うちの部署の刊行物などを送るための組織名入りの封筒など、なくなると結構困るなあ、というものを順次、見積もり、発注中です。というわけで、各所に連絡取りまくりな本日でございました。
午後からはひと段落したので先週の業務取りまとめなど。記録はなるべくきっちり残しておかないと、あとから困りそうですからね。それから少々の受入作業と目録作業。菜の花の後ろのガラス張りの向こうの部屋…マイクロ室では、ひたすらマイクロリールをがーっと回して印刷し続けている先生がいらっしゃって、若干気になっていましたが、ちゃんと集中しておしごとしました。にしても先生、いつも思うのですがあんなに超高速で、超大量のマイクロリール印刷をしていて、よく酔わないなあと。あの動く画面をずっと見ているのは、菜の花にとっては相当大変なことです。フィッシュならともかく、リールをあんなに長時間…。凄いです。プロですね。
殆ど席におらず
150日目(通算1525日目)。忘れてた…。
うっかり、1日飛ばしてしまうところでした。いや…別にそれでも構わないといえば構わないのですが、何かここまで書き続けていると、やっぱりエントリーしておかないといけないかなって…。
そんな本日ですが、大変バタバタな一日でございました。朝から、建物の入口の所で「誘導」というお役目を頂きまして。1時間ほど、にこやかに朝のご挨拶でございます。うわあ、らしくない。この業務中、人が途切れた途中で、玄関のところのセンサー式のはずの照明が落ちてしまいまして…、ああ、菜の花の影はそんなに薄いのか…!センサーにも反応してもらえない…と、仕方ないので両手を上げて左右に振りつつ、謎の踊りを踊っていたのですが、どうしても照明はついてくれませんでした。結局、壁のスイッチを押しに行ったら点いたのですが、しばらくしてまた消える、またスイッチを入れに行く、また消える…という不思議な状況になっていました。節電にも程がありますよ!菜の花、いますよ!
その後、一旦30分弱ほど図書室に戻って、昨日浮上した懸案事項について、少しお話。でもすぐにお出掛け。今度は菜の花、「警備」というお仕事を頂きまして。まあ…守るのは静寂空間、でしょうか。それは30分で終わり、午前中はその後、書類整理など。午後は午後で、お昼休みを若干削ってお出掛け。今度は「誘導・警備」の両方ですね。場所はまた変わりました。人が入ってこないようにしつつ、出て行く人を誘導するというお仕事です。こちらはまた1時間ほど。
図書室に戻ってまた、朝の続きの打ち合わせ。ようやく具体的に話がまとまってきたので、室内の整理を少し。そのあと、しばらく利用者対応が続いて、そうこうしているうちにあっという間に最後のお呼び出し業務。会場撤収作業です。それにしても時間が細切れになるのは、なかなか厳しい。特に、集合時間が決まっているものはとても。何だかとても疲れた一日でございました。
うっかり、1日飛ばしてしまうところでした。いや…別にそれでも構わないといえば構わないのですが、何かここまで書き続けていると、やっぱりエントリーしておかないといけないかなって…。
そんな本日ですが、大変バタバタな一日でございました。朝から、建物の入口の所で「誘導」というお役目を頂きまして。1時間ほど、にこやかに朝のご挨拶でございます。うわあ、らしくない。この業務中、人が途切れた途中で、玄関のところのセンサー式のはずの照明が落ちてしまいまして…、ああ、菜の花の影はそんなに薄いのか…!センサーにも反応してもらえない…と、仕方ないので両手を上げて左右に振りつつ、謎の踊りを踊っていたのですが、どうしても照明はついてくれませんでした。結局、壁のスイッチを押しに行ったら点いたのですが、しばらくしてまた消える、またスイッチを入れに行く、また消える…という不思議な状況になっていました。節電にも程がありますよ!菜の花、いますよ!
その後、一旦30分弱ほど図書室に戻って、昨日浮上した懸案事項について、少しお話。でもすぐにお出掛け。今度は菜の花、「警備」というお仕事を頂きまして。まあ…守るのは静寂空間、でしょうか。それは30分で終わり、午前中はその後、書類整理など。午後は午後で、お昼休みを若干削ってお出掛け。今度は「誘導・警備」の両方ですね。場所はまた変わりました。人が入ってこないようにしつつ、出て行く人を誘導するというお仕事です。こちらはまた1時間ほど。
図書室に戻ってまた、朝の続きの打ち合わせ。ようやく具体的に話がまとまってきたので、室内の整理を少し。そのあと、しばらく利用者対応が続いて、そうこうしているうちにあっという間に最後のお呼び出し業務。会場撤収作業です。それにしても時間が細切れになるのは、なかなか厳しい。特に、集合時間が決まっているものはとても。何だかとても疲れた一日でございました。
図書のヒラかかりいんのはずなのに…
149日目(通算1524日目)。図書業務以外で、席に殆どいなかった。
水曜日なので、朝一番はWeekly Cleaning、お掃除の日。この習慣、何だかんだで根付きました。あちこちを徐々に磨き上げています。今日の菜の花は、電話線を磨いていました。何それ?という感じですが、これが結構、気分が違うのですよ。何となく薄汚れた電話線よりも、綺麗になった電話線がそこにある方が、圧倒的にお部屋が明るく見える気がするのです。気がするだけだったら哀しいですが。でも綺麗になりました。
それから、先月の図書予算関係の書類取りまとめ。会計からきている支払いのデータと、こちらで把握しているデータをつき合わせつつ、表を完成させます。で、計算して実際に納入された金額と比較確認して、確かにこの額だね、というのをきちんと管理するという作業です。当たり前ですが、ちゃんと合いました。1円でも合わなかったら大変なことです。
それがちょうど終わって、かかりちょうに報告のメールを入れたらすぐに会議。急げ急げ。今日の会議は、かなり大変でした。何だかんだでお昼休みが20分ほど短くなりました…菜の花の、ランチタイムがー!!(>_<)
午後一番に、机の上に溜まった書類をやっつけ、その途中で約束していた業者Fさんが登場。またお二人連れですか…。さくっとお話を伺って、ああ、あと1時間ちょっと…と時計を見て確認。申し訳ないですが、予定があるので早々にお帰り頂いて…、さあ、その時間までにあの書類を…と思ったところに、お隣の事務室にいらっしゃるOさんにちょっと打ち合わせできませんか、と声をかけられました。まあ、まだ何とか時間はあるかな…。時計を確認しつつ、そちらの事務室で打ち合わせ。Oさんは来月末で退職されることになったので、管理されている予算関係の打ち合わせです。後任の募集をかけていますが、こんな時期なのでもしかすると後任の方が決まらず、しばらく空席になってしまう可能性もあります。当面、予算関係はうちの方で見ないといけないかもしれません。まあ、Oさんの管理されている予算の半額くらいは、うちの図書室が使っているのですけれども。そちらは元々菜の花の管轄なので、そんなに無茶な話でもないといえばない…のでしょうか。でも菜の花にお財布を渡すのは危険なのですけれどもねえ。1桁くらいは平気で間違えるうっかり者ですから。
とりあえず、Oさんがいらっしゃる間に、当初予算案に沿って、これだけは執行しておこう、というものを確認。幾つかの物品購入があったので、それについて図書室に戻って他のメンバーと型番などを相談。適当に担当を割り振って、さあ、時間だから出掛けなきゃ、と思ったところに、今度は業者Mさんが登場。えええ。ちょっと今から出掛けるのですがー。教務の人に怒られちゃうよ~…と思いつつ、売り込まれた資料に思わず食いついている菜の花…おおーい、今日は会場設営のおしごとがあるよ~…。
5分遅れで急いで図書室を出て、集合場所に向かおうとしたら、もうすでに集合は終わっていて、同じ部屋の設営を任されたお隣の図書室のHさんが図書室の前まで迎えに来て下さっていました。あああ、すみませんすみませんすみません~。
というわけで、午後の後半からは会場設営。明日はこれのために警備などのおしごとも割り振られています。学部をあげての大仕事、というわけです。とりあえず、今日は設営。設営は講義室の落書きを消すことから始まります…。今年の机の落書きは…比較的、まともなものが多かったかも。落書きというよりも、ルーズリーフなどのノートの裏移りっぽいものが多かったような。まあ一部、
「Q.下記のうち、萌えるものは何か?
A.ツンデレ
B.メガネ
C.ツインテール…」
なんてものもありましたが…。こらっ!講義中に何書いてるの!!
1時間ほどで何とか会場の準備が終わって、図書室に戻ってからは先ほど話していた予算執行の話の続き。自分の席よりも、会議や昼食などに使っているテーブルの方にいた時間の方が長いかも。ようやく席に戻ってからは、予算執行で不明だった点を、経理のかかりちょうに確認する内線をかけたり、予算関係の今後の見通しをまとめたり、Oさんの後任者さんについてのおしごと机をどうするかなどの話をしたり。最後は、某省庁からの電話への対応。S先生に連絡が取りたかったらしいのですが、どうも先生が教授会で午後からずっと席を外されていて、でもどうしても今日中に連絡が取りたい、と何度か問い合わせていらしていたのです。しかし、どうして図書室に電話をしようと思われてしまったのか…。人事でも総務でもないのですけれどもね…。17時過ぎにようやく、こちらで先生を捕まえることができて連絡するようにお話できました。明日に持ち越しにならずに、よかったです。
…何だかんだで今日は、図書っぽいおしごとをしていないような。昨日のハングル資料の書誌を作成するつもりだったのですが、まったく触れないまま、一日終わってしまいました。明日こそは…!と思いつつ、多分明日も、ばたばただと思います。ああ、頭がくらくらします…。
水曜日なので、朝一番はWeekly Cleaning、お掃除の日。この習慣、何だかんだで根付きました。あちこちを徐々に磨き上げています。今日の菜の花は、電話線を磨いていました。何それ?という感じですが、これが結構、気分が違うのですよ。何となく薄汚れた電話線よりも、綺麗になった電話線がそこにある方が、圧倒的にお部屋が明るく見える気がするのです。気がするだけだったら哀しいですが。でも綺麗になりました。
それから、先月の図書予算関係の書類取りまとめ。会計からきている支払いのデータと、こちらで把握しているデータをつき合わせつつ、表を完成させます。で、計算して実際に納入された金額と比較確認して、確かにこの額だね、というのをきちんと管理するという作業です。当たり前ですが、ちゃんと合いました。1円でも合わなかったら大変なことです。
それがちょうど終わって、かかりちょうに報告のメールを入れたらすぐに会議。急げ急げ。今日の会議は、かなり大変でした。何だかんだでお昼休みが20分ほど短くなりました…菜の花の、ランチタイムがー!!(>_<)
午後一番に、机の上に溜まった書類をやっつけ、その途中で約束していた業者Fさんが登場。またお二人連れですか…。さくっとお話を伺って、ああ、あと1時間ちょっと…と時計を見て確認。申し訳ないですが、予定があるので早々にお帰り頂いて…、さあ、その時間までにあの書類を…と思ったところに、お隣の事務室にいらっしゃるOさんにちょっと打ち合わせできませんか、と声をかけられました。まあ、まだ何とか時間はあるかな…。時計を確認しつつ、そちらの事務室で打ち合わせ。Oさんは来月末で退職されることになったので、管理されている予算関係の打ち合わせです。後任の募集をかけていますが、こんな時期なのでもしかすると後任の方が決まらず、しばらく空席になってしまう可能性もあります。当面、予算関係はうちの方で見ないといけないかもしれません。まあ、Oさんの管理されている予算の半額くらいは、うちの図書室が使っているのですけれども。そちらは元々菜の花の管轄なので、そんなに無茶な話でもないといえばない…のでしょうか。でも菜の花にお財布を渡すのは危険なのですけれどもねえ。1桁くらいは平気で間違えるうっかり者ですから。
とりあえず、Oさんがいらっしゃる間に、当初予算案に沿って、これだけは執行しておこう、というものを確認。幾つかの物品購入があったので、それについて図書室に戻って他のメンバーと型番などを相談。適当に担当を割り振って、さあ、時間だから出掛けなきゃ、と思ったところに、今度は業者Mさんが登場。えええ。ちょっと今から出掛けるのですがー。教務の人に怒られちゃうよ~…と思いつつ、売り込まれた資料に思わず食いついている菜の花…おおーい、今日は会場設営のおしごとがあるよ~…。
5分遅れで急いで図書室を出て、集合場所に向かおうとしたら、もうすでに集合は終わっていて、同じ部屋の設営を任されたお隣の図書室のHさんが図書室の前まで迎えに来て下さっていました。あああ、すみませんすみませんすみません~。
というわけで、午後の後半からは会場設営。明日はこれのために警備などのおしごとも割り振られています。学部をあげての大仕事、というわけです。とりあえず、今日は設営。設営は講義室の落書きを消すことから始まります…。今年の机の落書きは…比較的、まともなものが多かったかも。落書きというよりも、ルーズリーフなどのノートの裏移りっぽいものが多かったような。まあ一部、
「Q.下記のうち、萌えるものは何か?
A.ツンデレ
B.メガネ
C.ツインテール…」
なんてものもありましたが…。こらっ!講義中に何書いてるの!!
1時間ほどで何とか会場の準備が終わって、図書室に戻ってからは先ほど話していた予算執行の話の続き。自分の席よりも、会議や昼食などに使っているテーブルの方にいた時間の方が長いかも。ようやく席に戻ってからは、予算執行で不明だった点を、経理のかかりちょうに確認する内線をかけたり、予算関係の今後の見通しをまとめたり、Oさんの後任者さんについてのおしごと机をどうするかなどの話をしたり。最後は、某省庁からの電話への対応。S先生に連絡が取りたかったらしいのですが、どうも先生が教授会で午後からずっと席を外されていて、でもどうしても今日中に連絡が取りたい、と何度か問い合わせていらしていたのです。しかし、どうして図書室に電話をしようと思われてしまったのか…。人事でも総務でもないのですけれどもね…。17時過ぎにようやく、こちらで先生を捕まえることができて連絡するようにお話できました。明日に持ち越しにならずに、よかったです。
…何だかんだで今日は、図書っぽいおしごとをしていないような。昨日のハングル資料の書誌を作成するつもりだったのですが、まったく触れないまま、一日終わってしまいました。明日こそは…!と思いつつ、多分明日も、ばたばただと思います。ああ、頭がくらくらします…。
はんぐる再び
148日目(通算1523日目)。大人しくそのままの形で継続していればよいものを…!
本日も目録中心生活。特に午後に登場したハングル資料にやられていました…。年鑑なのですが、去年までと形が違いすぎてびっくりですよ…!今まではせいぜい、2分冊にCD-ROMが付属に変わったよ!…程度だったのですが、今回は何かケースの中がカラフルよ…?と。形は本なのですけれども、開いたら中身はCD-ROMでした、という。A4サイズの立派なハードケース入りのCD-ROMが3セット、それからハードカバーの本が1冊。うん?本体が薄めの1冊になって、付属資料が3セットに強化?…と思ったら、ところがどっこい、なのであります。
全面ハングルなので、ハングルが完全に絵にしか見えない菜の花は、ひたすら「フに縦線、己にトロ、○に逆トで井戸型ポテンシャル…」という感じで解読していきます…って、全然解読じゃない…(- -;)。とにかく、韓国語を打ち込める環境には設定してありますので、ひたすらPC上に文字を並べてGoogle先生に翻訳して頂くのです。軟弱者ですみません…。
まあ、そんなこんなで解読した結果、どうやら本編は2つ目のCD-ROMケースに入っていたもの。これに2巻分が収まっているようです。更に1つ目のケースは検索プログラム、3つ目のケースには2種類の違う内容のものが1枚ずつ収まっていることが判明。で、唯一の冊子体は…本編じゃない…ううう。しかしそうなると、タイトルは同じだけれど既存書誌とは別書誌ですね。本編の資料種別が違いますから。で…これ、どんな構造にしますよ?…困ったー!!
困ったときのもくろくかかり。というわけで、いつものごとく頼りました。しかもこれは内線では無理。もう全部まとめてえっちらおっちら持参してお伺いするのが手っ取り早い!
はい、行ってきました。本当に助かります。遠方じゃなくて良かった。幾つか建物は離れていますけれど、全力疾走しても知れています。とりあえず、方針は決まったので書誌は明日、じっくり作ります。
そして本日菜の花は初めて、ハングルの辞書の引き方を知りました…!( ̄ロ ̄)…え?遅いって?すみません。。。PCに頼りすぎでしたね。
本日も目録中心生活。特に午後に登場したハングル資料にやられていました…。年鑑なのですが、去年までと形が違いすぎてびっくりですよ…!今まではせいぜい、2分冊にCD-ROMが付属に変わったよ!…程度だったのですが、今回は何かケースの中がカラフルよ…?と。形は本なのですけれども、開いたら中身はCD-ROMでした、という。A4サイズの立派なハードケース入りのCD-ROMが3セット、それからハードカバーの本が1冊。うん?本体が薄めの1冊になって、付属資料が3セットに強化?…と思ったら、ところがどっこい、なのであります。
全面ハングルなので、ハングルが完全に絵にしか見えない菜の花は、ひたすら「フに縦線、己にトロ、○に逆トで井戸型ポテンシャル…」という感じで解読していきます…って、全然解読じゃない…(- -;)。とにかく、韓国語を打ち込める環境には設定してありますので、ひたすらPC上に文字を並べてGoogle先生に翻訳して頂くのです。軟弱者ですみません…。
まあ、そんなこんなで解読した結果、どうやら本編は2つ目のCD-ROMケースに入っていたもの。これに2巻分が収まっているようです。更に1つ目のケースは検索プログラム、3つ目のケースには2種類の違う内容のものが1枚ずつ収まっていることが判明。で、唯一の冊子体は…本編じゃない…ううう。しかしそうなると、タイトルは同じだけれど既存書誌とは別書誌ですね。本編の資料種別が違いますから。で…これ、どんな構造にしますよ?…困ったー!!
困ったときのもくろくかかり。というわけで、いつものごとく頼りました。しかもこれは内線では無理。もう全部まとめてえっちらおっちら持参してお伺いするのが手っ取り早い!
はい、行ってきました。本当に助かります。遠方じゃなくて良かった。幾つか建物は離れていますけれど、全力疾走しても知れています。とりあえず、方針は決まったので書誌は明日、じっくり作ります。
そして本日菜の花は初めて、ハングルの辞書の引き方を知りました…!( ̄ロ ̄)…え?遅いって?すみません。。。PCに頼りすぎでしたね。
データはどこまで遡るの…?
147日目(通算1522日目)。その頃に、国はないよね…。
今日はレファを受けたのですけれども、それが米国のとある統計データを探す、というものでした。そういうときはやはり、「世界統計年鑑」、これでしょ!…で、ところでいつ頃のデータが欲しいのですか?と資料を示しつつ訊いてみたら、「なるべく古いものを。20世紀初頭とか…」。
え!それは…!それはー!!国際連合の世界統計年鑑だと、国際連合がない時代のデータは…ない。。。いやいや、待って待って、もしかしたら国際連盟もデータ取ってるのではっ?…探してみたところ、一応本は存在してたのですが、その指標は見つからず。ない。
そもそもその指標っていつ考案されたもの?と確認したところ、国際連合が出来た頃らしく。ああ。じゃあそれよりも古い国際連盟の統計データにはないのは当然なのですね。
とりあえず、困ったときの「リサーチ・ナビ」!いつもお世話になっております。
結果。何と米国の政府のサイトに、1920年代から掲載されていたー!なーんだ。これが一番古いじゃないですか。いや…あれ?でもこの指標って1940年代考案のはず…。何で、1920年代からデータが…。あとからの推計?でも政府のサイトですから、公的な推計ですよね。まあいいか。
で、これ以上遡れないのですかね…何ともならないのですかね?何しろ、そもそもその指標が存在しない時代のものも後から推計できるわけですから、やる気になれば似たデータから推計可能なのでは?じゃあ、もう少し探す価値あり?…というわけで、「リサーチ・ナビ」も離れて、書架を巡り、ちょうどよい本を見つけました。1800年代後半からの、米国の色々なデータが載っている本です。これで何となく何とかなりそうな。
というわけで、ほぼ解決しましたが、折角なのでもう少し調べてみました。結果、もっと派手に推計している研究者さんがいらっしゃることがわかりました。2000年分を推計しているらしいです。えっと…2000年前に米国は、存在していない気がするのは菜の花だけでしょうか?いや…今現在、米国のある土地はあるでしょうけれども…そこで何が起こっていたか、推計できるのかしら…どうなのかしら…。なかなか謎でございます。
というようなレファ以外には、目録が本日のメインでしょうか。これって別書誌よね、と思いつつ、コーディングマニュアルでいまいち判然としなかったので、もくろくのかかりちょうに相談するために、資料を持って2つ向こうの建物までダッシュしてきました。内線ではお互いに「???」「???」となってしまったので。実際に現物を見れば一瞬でしたけれどもね。そういうことってよくあるものです。そろそろNACSIS書誌にも現物の写真データを一緒に登録するようにした方がよいのでは?文字では伝わらないこともありますでしょう。いや、むしろもう少し発達した頃に、現物の3D映像添付とかね。何かたのしそう。
今日はレファを受けたのですけれども、それが米国のとある統計データを探す、というものでした。そういうときはやはり、「世界統計年鑑」、これでしょ!…で、ところでいつ頃のデータが欲しいのですか?と資料を示しつつ訊いてみたら、「なるべく古いものを。20世紀初頭とか…」。
え!それは…!それはー!!国際連合の世界統計年鑑だと、国際連合がない時代のデータは…ない。。。いやいや、待って待って、もしかしたら国際連盟もデータ取ってるのではっ?…探してみたところ、一応本は存在してたのですが、その指標は見つからず。ない。
そもそもその指標っていつ考案されたもの?と確認したところ、国際連合が出来た頃らしく。ああ。じゃあそれよりも古い国際連盟の統計データにはないのは当然なのですね。
とりあえず、困ったときの「リサーチ・ナビ」!いつもお世話になっております。
結果。何と米国の政府のサイトに、1920年代から掲載されていたー!なーんだ。これが一番古いじゃないですか。いや…あれ?でもこの指標って1940年代考案のはず…。何で、1920年代からデータが…。あとからの推計?でも政府のサイトですから、公的な推計ですよね。まあいいか。
で、これ以上遡れないのですかね…何ともならないのですかね?何しろ、そもそもその指標が存在しない時代のものも後から推計できるわけですから、やる気になれば似たデータから推計可能なのでは?じゃあ、もう少し探す価値あり?…というわけで、「リサーチ・ナビ」も離れて、書架を巡り、ちょうどよい本を見つけました。1800年代後半からの、米国の色々なデータが載っている本です。これで何となく何とかなりそうな。
というわけで、ほぼ解決しましたが、折角なのでもう少し調べてみました。結果、もっと派手に推計している研究者さんがいらっしゃることがわかりました。2000年分を推計しているらしいです。えっと…2000年前に米国は、存在していない気がするのは菜の花だけでしょうか?いや…今現在、米国のある土地はあるでしょうけれども…そこで何が起こっていたか、推計できるのかしら…どうなのかしら…。なかなか謎でございます。
というようなレファ以外には、目録が本日のメインでしょうか。これって別書誌よね、と思いつつ、コーディングマニュアルでいまいち判然としなかったので、もくろくのかかりちょうに相談するために、資料を持って2つ向こうの建物までダッシュしてきました。内線ではお互いに「???」「???」となってしまったので。実際に現物を見れば一瞬でしたけれどもね。そういうことってよくあるものです。そろそろNACSIS書誌にも現物の写真データを一緒に登録するようにした方がよいのでは?文字では伝わらないこともありますでしょう。いや、むしろもう少し発達した頃に、現物の3D映像添付とかね。何かたのしそう。
受入印の切り替え時期を見つけた
146日目(通算1521日目)。相変わらず、こつこつ温湿度管理中。
夏の間、それはそれは心を砕いて書庫の温湿度管理に執念を燃やしていたのですけれども、最近のうちの書庫の環境はとても安定しています。昼夜を通して終日、室温は20~21℃、湿度は41~44%。それに比べて事務室が上がったり下がったり、大変なことに。窓を閉めたままで、冷暖房を何も入れずに放っておくと、晴れた日は25℃以上まで上がるのです。あたたかーい…というか、暑い…こんな季節に…。かと言って窓を開けると温度も湿度も下がり続けますし…、なかなか調節が難しいです。温湿度計とにらめっこしながら、室内環境を最適に保つべく、奮闘中の菜の花です。
今日は、ちょっとした発見。いや、とてつもなくどうでもいいことなのですが…。古い資料の整理をしていて、幾つかの雑誌を見比べているうちに、共通点を見つけたのです。それは、昭和5年(昭和6年受入)と昭和6年(昭和7年受入)の資料で、受入印が違うということ。昭和5年以前はどの逐次刊行物でもすべて青い印で、それより後のものは今度はすべて赤い印。しかも印の内容(中心に3行で学校と図書室の和名、その周りに円形に英語名が入っている)は一言一句同じなのですが、よーく見るとフォントが微妙に違う。線の太さも違うかも。行間も違うのでやっぱり別の印と思われます。よく分からないですが、どの逐次刊行物でも同じようにこの年を境に変わっているので、これらは「リアルタイムに受入印を捺された」上で、「受入印を昭和7年に新しいものに変えた」というのが想像されます。そうですかー…。受入印を新調したときの図書館員の気分はどんなものだったのかなあ…と思いをめぐらせる菜の花でした
夏の間、それはそれは心を砕いて書庫の温湿度管理に執念を燃やしていたのですけれども、最近のうちの書庫の環境はとても安定しています。昼夜を通して終日、室温は20~21℃、湿度は41~44%。それに比べて事務室が上がったり下がったり、大変なことに。窓を閉めたままで、冷暖房を何も入れずに放っておくと、晴れた日は25℃以上まで上がるのです。あたたかーい…というか、暑い…こんな季節に…。かと言って窓を開けると温度も湿度も下がり続けますし…、なかなか調節が難しいです。温湿度計とにらめっこしながら、室内環境を最適に保つべく、奮闘中の菜の花です。
今日は、ちょっとした発見。いや、とてつもなくどうでもいいことなのですが…。古い資料の整理をしていて、幾つかの雑誌を見比べているうちに、共通点を見つけたのです。それは、昭和5年(昭和6年受入)と昭和6年(昭和7年受入)の資料で、受入印が違うということ。昭和5年以前はどの逐次刊行物でもすべて青い印で、それより後のものは今度はすべて赤い印。しかも印の内容(中心に3行で学校と図書室の和名、その周りに円形に英語名が入っている)は一言一句同じなのですが、よーく見るとフォントが微妙に違う。線の太さも違うかも。行間も違うのでやっぱり別の印と思われます。よく分からないですが、どの逐次刊行物でも同じようにこの年を境に変わっているので、これらは「リアルタイムに受入印を捺された」上で、「受入印を昭和7年に新しいものに変えた」というのが想像されます。そうですかー…。受入印を新調したときの図書館員の気分はどんなものだったのかなあ…と思いをめぐらせる菜の花でした
毎日が豆知識との出会いです
145日目(通算1520日目)。…しかしながら、日常生活にはあんまり役に立たなかったり…(- -;)。
朝から、雑誌書誌の修正作業をしていました。何か「休刊のお知らせ」が出てきたので、その巻が最終巻だ!ということが分かったのです。分かったからには、終刊処理をしなくては!なのです。
ちなみに、休刊のお知らせは「御断」なんて物々しい名前で、しかも発行年月が昭和戦前期でした。うん…それがひょっこり出てくるうちの図書室の書架が、時々怖いです…。菜の花が生まれる前どころか、菜の花のご両親が生まれる前から、雑誌の受入を粛々としていたのだろうな、と想像すると、図書室の中に降り積もっているであろう、歴史と埃と怨念のようなものに思いを馳せてしまいます…いやいや、先人の偉大さを噛み締めているところです!ホントです。
こういう資料と戯れていると、時々「え!そうだったの!」という豆知識に出会ってしまいます。今日は、海外から参入してきたのかな、と勝手に思っていた某企業が、実はちゃんと漢字の名前があって、しかも地場産業の振興のために明治時代に立ち上げられた会社だった、というのを知って驚愕していました。いや、だって企業名が何か、外国語っぽかったので…そ、そうか~と感動。そういえば同じようなことを、先週も別の社名で言っていた気がします。
ああ、それから「旬刊」の意味を再認識しました。いや…元々知っていたはずなのですが、完全に頭から抜け落ちていました。月3回刊の雑誌、FREQ(刊行頻度)のコードに「月刊」「月2回刊」「週刊」はあるけど、「月3回刊」がない!と悩みまくってしまいました。でも「旬刊」がそれに当たるのですね…。毎月、「上旬」「中旬」「下旬」に刊行されるというわけですね!いや、分かっていたはずなのです…分かっていたはずなのに、いざコードを入れようということになったら、もう全然、頭から抜け落ちておりました。そうかー、「旬刊」ね、「旬刊」…。多分、もう二度と忘れることは無いと思います。今回、完全に脳内に刻み込まれました。「どうしよう!?」と相談してしまったKさん、どうもすみません。菜の花が抜けてました。
そんな感じで、日々おしごとさせて頂いておりますよっと。何か色々、変なものがある職場です。そんな変なものがいっぱいの職場に、更に変なものを蓄積させていたりするのですが。また新たなペーパクラフトをお昼休みに完成させ、昨日からすっかりクリスマス・モードに突入しているうちの図書室です。
今回の目玉は、正面のベルを回すとサンタが踊るペーパークラフトです。でもなかなか利用者さんは、回してくれません。お近くの方々是非、回しに来て下さいませー。ちなみにこれ、何人か声をかけて回して頂いた職員や研究員さんはみなさま例外なく、「これってどうなってるんですか?中を見ていいですか?」と後ろ向きにしてくれます。そういうご要望にお応えできるようにか、このペーパークラフトはちゃんと、ちょっとフタを開ければ後ろの機構が見えるようになっております。親切設計。
朝から、雑誌書誌の修正作業をしていました。何か「休刊のお知らせ」が出てきたので、その巻が最終巻だ!ということが分かったのです。分かったからには、終刊処理をしなくては!なのです。
ちなみに、休刊のお知らせは「御断」なんて物々しい名前で、しかも発行年月が昭和戦前期でした。うん…それがひょっこり出てくるうちの図書室の書架が、時々怖いです…。菜の花が生まれる前どころか、菜の花のご両親が生まれる前から、雑誌の受入を粛々としていたのだろうな、と想像すると、図書室の中に降り積もっているであろう、歴史と埃と怨念のようなものに思いを馳せてしまいます…いやいや、先人の偉大さを噛み締めているところです!ホントです。
こういう資料と戯れていると、時々「え!そうだったの!」という豆知識に出会ってしまいます。今日は、海外から参入してきたのかな、と勝手に思っていた某企業が、実はちゃんと漢字の名前があって、しかも地場産業の振興のために明治時代に立ち上げられた会社だった、というのを知って驚愕していました。いや、だって企業名が何か、外国語っぽかったので…そ、そうか~と感動。そういえば同じようなことを、先週も別の社名で言っていた気がします。
ああ、それから「旬刊」の意味を再認識しました。いや…元々知っていたはずなのですが、完全に頭から抜け落ちていました。月3回刊の雑誌、FREQ(刊行頻度)のコードに「月刊」「月2回刊」「週刊」はあるけど、「月3回刊」がない!と悩みまくってしまいました。でも「旬刊」がそれに当たるのですね…。毎月、「上旬」「中旬」「下旬」に刊行されるというわけですね!いや、分かっていたはずなのです…分かっていたはずなのに、いざコードを入れようということになったら、もう全然、頭から抜け落ちておりました。そうかー、「旬刊」ね、「旬刊」…。多分、もう二度と忘れることは無いと思います。今回、完全に脳内に刻み込まれました。「どうしよう!?」と相談してしまったKさん、どうもすみません。菜の花が抜けてました。
そんな感じで、日々おしごとさせて頂いておりますよっと。何か色々、変なものがある職場です。そんな変なものがいっぱいの職場に、更に変なものを蓄積させていたりするのですが。また新たなペーパクラフトをお昼休みに完成させ、昨日からすっかりクリスマス・モードに突入しているうちの図書室です。
今回の目玉は、正面のベルを回すとサンタが踊るペーパークラフトです。でもなかなか利用者さんは、回してくれません。お近くの方々是非、回しに来て下さいませー。ちなみにこれ、何人か声をかけて回して頂いた職員や研究員さんはみなさま例外なく、「これってどうなってるんですか?中を見ていいですか?」と後ろ向きにしてくれます。そういうご要望にお応えできるようにか、このペーパークラフトはちゃんと、ちょっとフタを開ければ後ろの機構が見えるようになっております。親切設計。
合綴処理
144日目(通算1519日目)。そして次々とディフェンスされる。
昨日の電話事件は未解決のままですが、まあもういいや、繋がるし、という超適当な感じで、もう1台の電話機も設置しました。そちらはかなり好調。うーん、やっぱり大手家電メーカーというのは凄いのかも。菜の花の席の方の電話機、よさそうなメーカーかな、とは思ったのですが、超有名企業というわけではなくて。いやいや、とにかく使えればそれでOK。菜の花は満足です。音質もなかなか悪くないですし。電波の飛びもよいですし。
電話機が片付いてから、またこれも昨日の続きで、著作権関係の規定関係文書について、確認をお願いしていたところからご意見が戻ってきたので、反映させた上で、他機関の問い合わせに回答するためのフォーマットの叩き台も作成して一緒に添付して送信。この件については午後から研究員の方が直接来室されたので、まあ適宜言いくるめて(え?)、ファイルを先生に送って頂く様に依頼。こういうときは、あんまり事務系の菜の花が口うるさくするよりも、研究者同士でよしなにやって頂く方が良いと思っています。研究員さんは自分で作成していないファイルを送るのは…と仰いますから、そのためにこの場で「議論」しましたよ、ということで。先生にもこれの作成を請け負ったときに「研究員の方と相談の上、ご連絡します」と申し上げておきましたしね。今の所属している組織はちょっと歪んだ、妙な形をしていますので、お仕事は綺麗に整理しておかないと、本当に命に関わります。
で、ファイルを一度送ったあとから、新着図書の目録作業に入りました。今回は、そもそもの数が多いだけでなく、合綴処理まで満載です。1冊に10書誌前後を合冊してしまっている古い簡易製本の資料を何冊か登録したもので。これがもう、大変面倒なのです…。そもそも「合綴処理」が通常変換で出てこないのですけれど、これのヨミ、分かります?図書館関係者ならご存知でしょうけれども、「がってつしょり」と読みます。合冊されてしまった別々の本を、登録していくときにこの言葉を使っていると思います。
NACSISの所蔵は、書誌に対してつけていくので、1つの資料IDの中に数書誌分の資料が合冊製本されていても特に問題が生じません。1つ1つの書誌に、1つの同じ資料IDをどんどん登録していけばいいだけです。
所蔵-aという1冊に、書誌A, B, C, Dが合冊されている場合
◆NACSISの世界
1. 書誌-A…所蔵-a
2. 書誌-B…所蔵-a
3. 書誌-C…所蔵-a
4. 書誌-D…所蔵-a
(4書誌データに、それぞれ同じID(所蔵-a)のデータをつけていく)
ところが、うちの大学の図書館システム(Local)では、1つの所蔵(資料ID)を基準に、そちらを書誌にリンクさせていきます(書誌データは個別に存在)。
所蔵aという1冊に、書誌A, B, C, Dが合冊されている場合
◇Localの世界
1. 所蔵-a…書誌-A, 書誌-B, 書誌-C, 書誌-D
(1所蔵データに、書誌-A, B, C, Dをすべてリンクさせる)
こうやって、1つの所蔵に対して複数の書誌を登録していくのを菜の花は「合綴処理」と呼んでいます。
で、見れば分かるのですがNACSISとLocalはまったく別の方式になるのですね。ちなみに通常の1書誌-1所蔵の、1対1対応の場合はこうなります。
所蔵-aという1冊が、書誌Aという本の場合
◆NACSISの世界
1. 書誌-A…所蔵-a (書誌-Aに、所蔵-aを登録)
◇Localの世界
1. 所蔵-a…書誌-A (所蔵-aに、書誌-Aを登録)
ひっくり返ってはいますが、結局対称形をしていますから、目録作業時にはNACSIS上で作業を行なうとLocalにも同じ形のデータを落としこむことができて、作業は1回で済むようになっています。NACSISは、まず書誌があってそれをどこが持っているか?を登録していき、Local(大学)では、資産として登録されたものが一体何者なのか?を登録していく、というまったく別の考え方で作られているからこういうことになるのですね…。普段はあまり気になりませんが、合綴処理が必要なときは、非常に面倒なことになります。詳しくはともかく、簡単にいえば作業量がとっても増えるのです。で、こういうことをやっている最中に人が来る…!上述の著作権関係の文書についての話し合いもそうですし、業者さんも来るし、来客もある…何故、こういう作業中に限って、こんなに人が…(- -;)。途中で止めると、後から菜の花は泣きそうです…。まあ、「今いいですか?」と言われて「駄目です、出直してきて」と言わなかった菜の花が悪いのです。本当にどうしようもないときはきっぱり、言いますけれどね。菜の花は素直で率直なのが取り柄なので。
そんなこんなで、本日中に終わらせる予定の作業が、大分積み残しになってしまいました。とほほ。明日、頑張りましょう。。。
昨日の電話事件は未解決のままですが、まあもういいや、繋がるし、という超適当な感じで、もう1台の電話機も設置しました。そちらはかなり好調。うーん、やっぱり大手家電メーカーというのは凄いのかも。菜の花の席の方の電話機、よさそうなメーカーかな、とは思ったのですが、超有名企業というわけではなくて。いやいや、とにかく使えればそれでOK。菜の花は満足です。音質もなかなか悪くないですし。電波の飛びもよいですし。
電話機が片付いてから、またこれも昨日の続きで、著作権関係の規定関係文書について、確認をお願いしていたところからご意見が戻ってきたので、反映させた上で、他機関の問い合わせに回答するためのフォーマットの叩き台も作成して一緒に添付して送信。この件については午後から研究員の方が直接来室されたので、まあ適宜言いくるめて(え?)、ファイルを先生に送って頂く様に依頼。こういうときは、あんまり事務系の菜の花が口うるさくするよりも、研究者同士でよしなにやって頂く方が良いと思っています。研究員さんは自分で作成していないファイルを送るのは…と仰いますから、そのためにこの場で「議論」しましたよ、ということで。先生にもこれの作成を請け負ったときに「研究員の方と相談の上、ご連絡します」と申し上げておきましたしね。今の所属している組織はちょっと歪んだ、妙な形をしていますので、お仕事は綺麗に整理しておかないと、本当に命に関わります。
で、ファイルを一度送ったあとから、新着図書の目録作業に入りました。今回は、そもそもの数が多いだけでなく、合綴処理まで満載です。1冊に10書誌前後を合冊してしまっている古い簡易製本の資料を何冊か登録したもので。これがもう、大変面倒なのです…。そもそも「合綴処理」が通常変換で出てこないのですけれど、これのヨミ、分かります?図書館関係者ならご存知でしょうけれども、「がってつしょり」と読みます。合冊されてしまった別々の本を、登録していくときにこの言葉を使っていると思います。
NACSISの所蔵は、書誌に対してつけていくので、1つの資料IDの中に数書誌分の資料が合冊製本されていても特に問題が生じません。1つ1つの書誌に、1つの同じ資料IDをどんどん登録していけばいいだけです。
所蔵-aという1冊に、書誌A, B, C, Dが合冊されている場合
◆NACSISの世界
1. 書誌-A…所蔵-a
2. 書誌-B…所蔵-a
3. 書誌-C…所蔵-a
4. 書誌-D…所蔵-a
(4書誌データに、それぞれ同じID(所蔵-a)のデータをつけていく)
ところが、うちの大学の図書館システム(Local)では、1つの所蔵(資料ID)を基準に、そちらを書誌にリンクさせていきます(書誌データは個別に存在)。
所蔵aという1冊に、書誌A, B, C, Dが合冊されている場合
◇Localの世界
1. 所蔵-a…書誌-A, 書誌-B, 書誌-C, 書誌-D
(1所蔵データに、書誌-A, B, C, Dをすべてリンクさせる)
こうやって、1つの所蔵に対して複数の書誌を登録していくのを菜の花は「合綴処理」と呼んでいます。
で、見れば分かるのですがNACSISとLocalはまったく別の方式になるのですね。ちなみに通常の1書誌-1所蔵の、1対1対応の場合はこうなります。
所蔵-aという1冊が、書誌Aという本の場合
◆NACSISの世界
1. 書誌-A…所蔵-a (書誌-Aに、所蔵-aを登録)
◇Localの世界
1. 所蔵-a…書誌-A (所蔵-aに、書誌-Aを登録)
ひっくり返ってはいますが、結局対称形をしていますから、目録作業時にはNACSIS上で作業を行なうとLocalにも同じ形のデータを落としこむことができて、作業は1回で済むようになっています。NACSISは、まず書誌があってそれをどこが持っているか?を登録していき、Local(大学)では、資産として登録されたものが一体何者なのか?を登録していく、というまったく別の考え方で作られているからこういうことになるのですね…。普段はあまり気になりませんが、合綴処理が必要なときは、非常に面倒なことになります。詳しくはともかく、簡単にいえば作業量がとっても増えるのです。で、こういうことをやっている最中に人が来る…!上述の著作権関係の文書についての話し合いもそうですし、業者さんも来るし、来客もある…何故、こういう作業中に限って、こんなに人が…(- -;)。途中で止めると、後から菜の花は泣きそうです…。まあ、「今いいですか?」と言われて「駄目です、出直してきて」と言わなかった菜の花が悪いのです。本当にどうしようもないときはきっぱり、言いますけれどね。菜の花は素直で率直なのが取り柄なので。
そんなこんなで、本日中に終わらせる予定の作業が、大分積み残しになってしまいました。とほほ。明日、頑張りましょう。。。
著作権規定…
143日目(通算1518日目)。わーい、当たりだったーo(≧▽≦)o。
昨日出していたレファが戻ってきました!H大さん、早くて親切でした。怖そうなんて言って、本当に本当に申し訳ございませんでしたっ…はい。反省です。
で、回答の内容は、菜の花の読みが大当たりでした。これだー!と思った巻号で大当たり。凄い!やった!いやー、正体が判明して嬉しいです。これで、安心してこの子の所蔵をつけることが出来ます。失われた表紙については、ILLさせて頂くことにしました。重ね重ね、お手数をお掛けいたしますがなにとぞ宜しくお願い致しますっ。
もうこれで、菜の花の本日のおしごとは終わり!くらいの気分でしたが(そんなわけはない)、他にも色々働かせて頂きました。タイトルの件はそのうちのひとつ。うちの図書室が所属する部署が出している刊行物について、著作権に関する事項ほか、編集・出版に関する明文化された規定がなかったことが、他機関からの問い合わせで発覚。それで急遽、ちゃんと作ってはどうでしょうか?と提案したら「じゃあお前が作れ」状態で投げ返されまして(いや、もっと丁寧に言われましたけれどもね)。
そんなわけで菜の花、じゃあやってやるー、とばかり、あちこちの学協会さんの規定などを検索しては眺め回しておりました。うーん、さすがに学協会さんだと、著作権は当該団体に帰属するのが普通ですよね。うちはー…先生が「著者に帰属でいいんじゃないの」と軽く言ってのけて下さったので、さて、編集中や出版をしたあとに必要な権利関係をきちんと残した規定をどうやって作ろう、と。まあ確かに、全部団体帰属にされちゃうと、いちいち「これ、うちの先生の論文なんで、うちのリポジトリに掲載してもおっけ?」という問い合わせに対応しなくてはいけませんから、やってられません。それは許可するよ、でも基本的な著作権は団体に帰属ね、という形にするという可能性も…いやいやいや、とにかくこの刊行物に関してはまともに編集部が存在しているわけではないから(毎回異なる先生が主編になって、よしなに発行する)、後から許諾が何とか~という話になると「担当者がおりません」という、何か駄目なお役所仕事の例みたいになってしまいそうなので…その辺りもうまく取り込みながら、うちで何かする必要ができたときに楽にやれるような規定にするには…おおお、どうするのー。
まあ、そんな感じでああでもない、こうでもないとごちゃごちゃやって、夕方にようやく完成です。今日は途中中断も多かったので、こんなものでしょうか。きっと考え落としとかいっぱいあるぞ、と不安に思い、とりあえずあっちに責任をえいや!で放り投げちゃうから!…と画策している研究員さんと、実務をして頂いていた事務補佐員さんと、あとはうちのかかりちょうにファイルを投げておきました。何か修正したらあとは研究員さん、先生に送っといて、よろしくー☆という投げやりっぷりですが、その辺りは少しでも今後のおしごとを増やさないための、菜の花なりのたくらみだと思っておいて下されば( ̄ー ̄)…って、あ、何か顔が悪い表情になってる!Σ( ̄ロ ̄lll)
いやはや、いつも不真面目な文章しか書いていないので、たまに硬い文書を作成すると自分で自分の打った内容に、笑いがこみ上げてきてたまりません。しかも何か、「…うひゃひゃひゃひゃ…」的な、変な笑いが…。らしくない、というやつですね。絶対、偉くしてはいけないタイプの人間なのです、菜の花は。分かってますよね、人事担当者さん?万年ヒラで宜しくお願い致しますよ。それがお互いの平和のため。
あ、それからまったく別件で、電話機!電話機がきました。配達されてきました。これで、うちの図書室もついにコードレスフォン時代に突入なのです!…と思ったら、うまく接続できなくて、泣けてきました。電話線を直接つなぐと、回線がない、と怒ってくるのです。で、ちっとも働く気なし。何で!そして何故か、既存の電話機から並列(というか直列?)にして下流に繋ぐと、ちゃんと繋がるのです。えー…電話機を介さないと繋がらない電話?どういうこと?菜の花の理解の範疇を超えています…。誰か、こういう事例をご存知でしたら是非、教えて下さいませ。うーん。。。
昨日出していたレファが戻ってきました!H大さん、早くて親切でした。怖そうなんて言って、本当に本当に申し訳ございませんでしたっ…はい。反省です。
で、回答の内容は、菜の花の読みが大当たりでした。これだー!と思った巻号で大当たり。凄い!やった!いやー、正体が判明して嬉しいです。これで、安心してこの子の所蔵をつけることが出来ます。失われた表紙については、ILLさせて頂くことにしました。重ね重ね、お手数をお掛けいたしますがなにとぞ宜しくお願い致しますっ。
もうこれで、菜の花の本日のおしごとは終わり!くらいの気分でしたが(そんなわけはない)、他にも色々働かせて頂きました。タイトルの件はそのうちのひとつ。うちの図書室が所属する部署が出している刊行物について、著作権に関する事項ほか、編集・出版に関する明文化された規定がなかったことが、他機関からの問い合わせで発覚。それで急遽、ちゃんと作ってはどうでしょうか?と提案したら「じゃあお前が作れ」状態で投げ返されまして(いや、もっと丁寧に言われましたけれどもね)。
そんなわけで菜の花、じゃあやってやるー、とばかり、あちこちの学協会さんの規定などを検索しては眺め回しておりました。うーん、さすがに学協会さんだと、著作権は当該団体に帰属するのが普通ですよね。うちはー…先生が「著者に帰属でいいんじゃないの」と軽く言ってのけて下さったので、さて、編集中や出版をしたあとに必要な権利関係をきちんと残した規定をどうやって作ろう、と。まあ確かに、全部団体帰属にされちゃうと、いちいち「これ、うちの先生の論文なんで、うちのリポジトリに掲載してもおっけ?」という問い合わせに対応しなくてはいけませんから、やってられません。それは許可するよ、でも基本的な著作権は団体に帰属ね、という形にするという可能性も…いやいやいや、とにかくこの刊行物に関してはまともに編集部が存在しているわけではないから(毎回異なる先生が主編になって、よしなに発行する)、後から許諾が何とか~という話になると「担当者がおりません」という、何か駄目なお役所仕事の例みたいになってしまいそうなので…その辺りもうまく取り込みながら、うちで何かする必要ができたときに楽にやれるような規定にするには…おおお、どうするのー。
まあ、そんな感じでああでもない、こうでもないとごちゃごちゃやって、夕方にようやく完成です。今日は途中中断も多かったので、こんなものでしょうか。きっと考え落としとかいっぱいあるぞ、と不安に思い、とりあえずあっちに責任をえいや!で放り投げちゃうから!…と画策している研究員さんと、実務をして頂いていた事務補佐員さんと、あとはうちのかかりちょうにファイルを投げておきました。何か修正したらあとは研究員さん、先生に送っといて、よろしくー☆という投げやりっぷりですが、その辺りは少しでも今後のおしごとを増やさないための、菜の花なりのたくらみだと思っておいて下されば( ̄ー ̄)…って、あ、何か顔が悪い表情になってる!Σ( ̄ロ ̄lll)
いやはや、いつも不真面目な文章しか書いていないので、たまに硬い文書を作成すると自分で自分の打った内容に、笑いがこみ上げてきてたまりません。しかも何か、「…うひゃひゃひゃひゃ…」的な、変な笑いが…。らしくない、というやつですね。絶対、偉くしてはいけないタイプの人間なのです、菜の花は。分かってますよね、人事担当者さん?万年ヒラで宜しくお願い致しますよ。それがお互いの平和のため。
あ、それからまったく別件で、電話機!電話機がきました。配達されてきました。これで、うちの図書室もついにコードレスフォン時代に突入なのです!…と思ったら、うまく接続できなくて、泣けてきました。電話線を直接つなぐと、回線がない、と怒ってくるのです。で、ちっとも働く気なし。何で!そして何故か、既存の電話機から並列(というか直列?)にして下流に繋ぐと、ちゃんと繋がるのです。えー…電話機を介さないと繋がらない電話?どういうこと?菜の花の理解の範疇を超えています…。誰か、こういう事例をご存知でしたら是非、教えて下さいませ。うーん。。。
プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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