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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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受入印の切り替え時期を見つけた

146日目(通算1521日目)。相変わらず、こつこつ温湿度管理中。

夏の間、それはそれは心を砕いて書庫の温湿度管理に執念を燃やしていたのですけれども、最近のうちの書庫の環境はとても安定しています。昼夜を通して終日、室温は20~21℃、湿度は41~44%。それに比べて事務室が上がったり下がったり、大変なことに。窓を閉めたままで、冷暖房を何も入れずに放っておくと、晴れた日は25℃以上まで上がるのです。あたたかーい…というか、暑い…こんな季節に…。かと言って窓を開けると温度も湿度も下がり続けますし…、なかなか調節が難しいです。温湿度計とにらめっこしながら、室内環境を最適に保つべく、奮闘中の菜の花です。



今日は、ちょっとした発見。いや、とてつもなくどうでもいいことなのですが…。古い資料の整理をしていて、幾つかの雑誌を見比べているうちに、共通点を見つけたのです。それは、昭和5年(昭和6年受入)と昭和6年(昭和7年受入)の資料で、受入印が違うということ。昭和5年以前はどの逐次刊行物でもすべて青い印で、それより後のものは今度はすべて赤い印。しかも印の内容(中心に3行で学校と図書室の和名、その周りに円形に英語名が入っている)は一言一句同じなのですが、よーく見るとフォントが微妙に違う。線の太さも違うかも。行間も違うのでやっぱり別の印と思われます。よく分からないですが、どの逐次刊行物でも同じようにこの年を境に変わっているので、これらは「リアルタイムに受入印を捺された」上で、「受入印を昭和7年に新しいものに変えた」というのが想像されます。そうですかー…。受入印を新調したときの図書館員の気分はどんなものだったのかなあ…と思いをめぐらせる菜の花でした



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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