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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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OPAC用端末、算段中

99日目(通算796日目)。ようやく見えてきた。

最近やっている蔵書点検ですが、そろそろバーコードを読み取るハンディ・ターミナルの保持できるデータ数の上限に達してきたため、データをPCの方へ送信することにしました。やりかたについては閲覧さん作成のマニュアルがあるので、それに従って…と思ったら。記事の「データ送信」の部分、短っ!というか、「別紙に従い…」となっている!別紙なんてないよ~。いや、それ以前におかしいな、菜の花の端末では、PC側が「データ受信待機中」にならない!元々端末の中にそのソフトが入っていなかったのですが、係長が仰るには前任H氏はこの端末でやっていたということでしたので、きっと4月にPCがクラッシュしたときに菜の花の端末の中身は他の端末のコピーにしてしまったので、その際に消えたのかな、と思っていました。というわけで、係長が使っている端末からソフトをコピーしたのですが、うっかりショートカットだけをコピーしていたので、係長にちょっとどいていただいて、改めてソフト本体もコピー。さて今度こそ、「待機中」になっているな…と思ったら、通信できず。どうして?ハンディターミナルを通信するための装置の取説を読んでみると、電源投入するとまず最初に通信状態を確かめに行くらしいのですが、それをしている素振りが見えないのです。通信のランプ点かないじゃないですか。しかもホストの準備OKのランプも点かないし。何故何故?まあ、通信ランプが壊れているのかもしれないですし、とりあえず送信してみましょう?えいや。…あらら、送信異常。駄目です。再起動してみましょうか。もしかしたら認識しなおすかも。うーん、駄目。あ、もしかしてやっぱり、菜の花の端末では駄目なのでは?係長の端末も試してみましょう?…駄目かー…。と、色々やって、結局分からず、閲覧さんに内線をかけました。思いっきり会議中だったものの、菜の花がこの装置について質問できる主要メンバーがすべてその場に揃っている会議だったようなので、お呼び出しして頂きました。とりあえず、会議が終わったら対応して頂けるように約束を取り付けて(すみませんね、会議中…)、その直後に前任H氏も、このポストにつく前が閲覧の係員だったことに気付きました。あー、じゃあH氏に訊いてみよっと。まだ会議が終わらなそうですし。内線をかけてみると、H氏はわざわざ見に来て下さいました。で、分かったことは

・やっぱり係長の端末でしか通信できない。
 (菜の花の使っている端末でH氏がやっていたという情報は、覚え違い) 
・ケーブル接続後に再起動が必要。(認識のため)
・通信可能状態のとき点灯すると取説に書いてあるランプは、通信中にしか点灯しない。

うーん、一応どれもすでに試していたことなのですが、組み合わせが間違っていました。係長の端末しか駄目かも、と思ったときは再起動していなかったし、再起動したときは菜の花の端末を使っていたし、ランプを無視してデータ送信は何度も試みたけれども、正しく「係長の端末で再起動した後に送信する」はしていなかったです。詰めが甘かったです。冷静に書き出してみれば気付いたかもしれませんけれどもね。でも、とても試しにくいことです。何しろ係長の端末を使うには、係長に立ち退きして頂かなくてはならないですし、その係長は「前任H氏はそちらの端末でやっていたはず」と主張していらっしゃるわけでして…。びみょーに辛い立場。

とにかく、通信が出来るようになってよかったです。閲覧さん、会議のお邪魔をしてすみません。H氏にはお菓子をどうぞ。


こうしてハンディ・ターミナルの中身がすっきりしたので午前・午後に1時間ずつくらい、書架でまたバーコード読み取りをしていました。順調。


夕方についにOPAC専用の機能制限をした、立位用のラックに載せた端末の準備を始めました。設定は済んでいるのですけれども、LAN線・電源の引き回しをまったく考えていなかったため。当初の予定の場所には線の引き回し上、やはり無理があると思われたので、設置場所から変更。候補地は2つ。片方は、LAN線の口が柱に沿って一応開いている場所。電源は通路を隔てているので、床を這わせてカバーが必要。カウンターの正面にあたり、よく見えます。収まりもとても良いです。もうひとつはカウンターからは一応見えるけれども少し収まりが悪い場所。電源は簡単に取れるものの、LAN線は天井または床を這わせる必要あり。しかもどちらも、今は使っていなくて、そのまま挿しても使えないLAN線の口を活性化する必要があります。うーん。。。どれだろう。ルータは図書室内の配電室(1畳くらいのコンクリート壁の部屋)にあるのですが、どれがどの線に該当するかまったく分からず。まったく分からないまま、ルータが置いてあるのは気持ち悪いですから、眺め回しましたけどやっぱり分からず。適当に抜いてみたら通信ランプが消えたので、あわてて戻しましたし。これ、この建物全部のLAN線が集まっているのです、きっと。何十本もありますから。ということはですよ、今菜の花が抜いたことでどこかで誰かが「ぎゃー!」と言っていたことでしょう。ごめんなさい、誰だか知らないですが被害者の方。でも一瞬です、一瞬…。多分その人は、まさかこんなところで人為的に線が引っこ抜かれて接続が途切れたなんて、思いもよらないでしょうね…。何て極悪非道なんでしょう、菜の花ってば(自覚があるならやるなー)。

とにかく分かりません、なままで放置するのもなんですから、用度係に問い合わせました。いつもお世話になっているKさんという方に。ええ、ホントにいつもお世話になっていまして…。今日もある意味、無理難題でした。何しろ彼女も知らなかったのです、これの責任者や管理者が誰なのか。というか、凄いですね、うちの図書室の人も誰も知らない、うちの図書室の施設や物品管理をしてくれる事務の人も知らない、そんな状態でこんな山ほどのルータなどが図書室内で四六時中動いているとは。凄い排熱量と排気音。。。とにかく、Kさんが頑張って他部署に問い合わせをして下さっている間に、もしもこれが使えないとしたら他の方法は何だろう、と菜の花は頭をめぐらします。あー、2つ目の候補地で、床をうまく這わせれば、一発でいけそうな気がする…。それに必要なものは、7.5mくらいのLAN線と、1.5mくらいのケーブルカバー。これだけかも。LAN線は…確か、お隣の図書室で余っていたはず。内線かけてみましょう。問い合わせてみたら「ある」とのことだったので早速、訪問。そちらの図書室の倉庫から、10mくらいのものが幾つか発掘されました。…む、何故こんな毒々しい紫色のLAN線…。まあいいや。色で通信しているわけでもなし。それに紫の方が青より波長が短くてエネルギーが高そうでいいじゃないですか!(カバーの色に関係するはずなし。)ケーブルカバーは1000円以内で買えそうですし、これで万事解決かも…と、ほくほくしつつ図書室に戻ったら、さっき問い合わせをしておいたKさんが図書室までやってきて、必死で現場検証しつつ、他の部署に問い合わせをされていました…。うわ、すみません…。お手数をお掛けしまくりで。。。今日は何だか菜の花、そんなことばかりですね。平謝りして何とかなりそうなのでー、と。でも出来れば、責任者とか管理者ははっきりさせて欲しかったのですけれどもね…。結局分からずじまいです。

ケーブルカバーに関しては明日、業者さんに時間があったら図書室に寄っていって下さいねーと電話しておきました。これでOK。1000円しないようなもののためにお呼び出しするのは気が引けましたが、最近大きな工事とかを請け負って頂いているので、まあ…アフターサービスみたいなものということで…。どうぞ宜しくです。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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