菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
誇りに思われる図書室
- 2010/05/17 (Mon)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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262日目(通算959日目)。ほんわり。
今日はにこやかなN西先生が、他大学の学生さんを連れていらして、ご自分で図書室案内をされていました。先週は他大学に移られたT田先生が「やっぱりうちの大学の図書室の蔵書は素晴らしい。図書室を見ればその大学や、大学の先生達のレベルが一目瞭然だ」とご満悦でした。その前は、他の先生がやはり訪ねてきた学生さんや研究者さんに、図書室案内されていました。
うん…、こんなに所属の先生方に愛される図書室って凄いな、と今更ながら思いました。これまでの担当者と先生方が積み上げてきた蓄積が適切で、良かったのでしょうね。これからも先生方に誇りに思われる図書室でありたいものです。
さて、そんな我らが図書室ですが、今日はイベント後なので個人的にはとってもぼーっとしたいところでしたが、たまりにたまった仕事を片付けなくてはなりません。ええ。というわけで朝一番で、まずは少し残っていた展示の後始末。ブックトラックとか、展示用の机とか。あと、展示中に使った大きな地図、これは折角なのでむしろ土台を竹串とガムテープを駆使して強化してみました。とりあえず、片手で支えられるほどの頑強さを得た!凄いぞ。
午前中のメインの仕事は、上記のような片付けと、あとは5月第3回支払い分新着図書の装備。先生購入本は1冊だけだったので、これは前倒しで所蔵登録し、新着案内メールを出しておきました。
午後からは前回(5月第2回支払分)の先生お買い上げーの資料で書誌がなかったものについて、作成書誌の添削が戻ってきたのでその処理。何と、訂正ゼロ。おおお、菜の花のレベルもいつの間にか上がったものだ!…というか、すでに大型ファイルでも綴じきれない量の書誌を作成しているのですから、レベルが上がらない方がどうかしているというべきかも。これで上がらなかったら指導している目録の部署の人に申し訳が立たなすぎー。それからWeb用のニュース作成。Webサイトの修正。で、あとは展示の報告書作成。これがメイン。
そういえばWorking paperが1つ、すでに継続ではなくなった、ということが判明。いや、出版されなくなったのか、うちが手に入れるのをやめたのかまでは、菜の花は知らないのですが…。こういうときに「え、それは残念」という気持ちと、「助かった…」という安堵のため息が入り混じるのが、びみょう。いや、資料収集者である図書館員としてはやはり「残念」と思うべきなのでしょうが…、一方でその資料を納めておくべき「場所問題」に直面中の我々は、「これでひとつ、将来の場所をとるものが減った…」とも反射的に思ってしまうと。無限に収納スペースがあるわけではないので、難しい問題です。何らかの対応が必要なのでしょうけれども…、今のところは重複を避けること、つまり古いか使われていない複本やオンライン利用が出来るものの廃棄または厳選した選書…くらいしか思い浮かばない菜の花は、やっぱりちょっと思考が硬直しているのかも。書庫増設って禁じ手もありますが…。何か、斬新なアイデアとかないものですかね。全部PDF化して現物は箱詰めとか。うわあ、全然斬新じゃないですわ。ホント、ダメです、発想力のなさが。
今日はにこやかなN西先生が、他大学の学生さんを連れていらして、ご自分で図書室案内をされていました。先週は他大学に移られたT田先生が「やっぱりうちの大学の図書室の蔵書は素晴らしい。図書室を見ればその大学や、大学の先生達のレベルが一目瞭然だ」とご満悦でした。その前は、他の先生がやはり訪ねてきた学生さんや研究者さんに、図書室案内されていました。
うん…、こんなに所属の先生方に愛される図書室って凄いな、と今更ながら思いました。これまでの担当者と先生方が積み上げてきた蓄積が適切で、良かったのでしょうね。これからも先生方に誇りに思われる図書室でありたいものです。
さて、そんな我らが図書室ですが、今日はイベント後なので個人的にはとってもぼーっとしたいところでしたが、たまりにたまった仕事を片付けなくてはなりません。ええ。というわけで朝一番で、まずは少し残っていた展示の後始末。ブックトラックとか、展示用の机とか。あと、展示中に使った大きな地図、これは折角なのでむしろ土台を竹串とガムテープを駆使して強化してみました。とりあえず、片手で支えられるほどの頑強さを得た!凄いぞ。
午前中のメインの仕事は、上記のような片付けと、あとは5月第3回支払い分新着図書の装備。先生購入本は1冊だけだったので、これは前倒しで所蔵登録し、新着案内メールを出しておきました。
午後からは前回(5月第2回支払分)の先生お買い上げーの資料で書誌がなかったものについて、作成書誌の添削が戻ってきたのでその処理。何と、訂正ゼロ。おおお、菜の花のレベルもいつの間にか上がったものだ!…というか、すでに大型ファイルでも綴じきれない量の書誌を作成しているのですから、レベルが上がらない方がどうかしているというべきかも。これで上がらなかったら指導している目録の部署の人に申し訳が立たなすぎー。それからWeb用のニュース作成。Webサイトの修正。で、あとは展示の報告書作成。これがメイン。
そういえばWorking paperが1つ、すでに継続ではなくなった、ということが判明。いや、出版されなくなったのか、うちが手に入れるのをやめたのかまでは、菜の花は知らないのですが…。こういうときに「え、それは残念」という気持ちと、「助かった…」という安堵のため息が入り混じるのが、びみょう。いや、資料収集者である図書館員としてはやはり「残念」と思うべきなのでしょうが…、一方でその資料を納めておくべき「場所問題」に直面中の我々は、「これでひとつ、将来の場所をとるものが減った…」とも反射的に思ってしまうと。無限に収納スペースがあるわけではないので、難しい問題です。何らかの対応が必要なのでしょうけれども…、今のところは重複を避けること、つまり古いか使われていない複本やオンライン利用が出来るものの廃棄または厳選した選書…くらいしか思い浮かばない菜の花は、やっぱりちょっと思考が硬直しているのかも。書庫増設って禁じ手もありますが…。何か、斬新なアイデアとかないものですかね。全部PDF化して現物は箱詰めとか。うわあ、全然斬新じゃないですわ。ホント、ダメです、発想力のなさが。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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