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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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来年度の展示会のテーマ選定

652日目(通算1349日目)。決めた!

本日も昨日の続きで、新着資料の書誌作成などをしていました。
あと、いつものNDC再分類と請求記号ラベル貼り替え。
引継ぎ書類の更新もぼちぼち。

書誌作成は、2件は午前中のうちに自分で作って、
残り2件をSさんとまた作りました。
2件とも洋書で、1件目は、前回にも同じシリーズのものを作ったので、
その復習も兼ねて。参考書誌はなかったので、
先週作った書誌を流用して作成しました。
こちらはさくさくっと。

2件目も参考書誌がなかったので、昨日考えた通り、
「まっさらからの作成」を敢行。
基本的に、書誌作成は洋書の方が易しい、と菜の花は思っているので
これはなかなか良い教材。

どうして洋書の方が易しく感じるかといえば、
まず第一に「ヨミ」の入力が要らないところ。
迷うヨミだと、困ります。
それから、そのヨミを「分かち書き」する必要がないところ。
これも本当に、よくよく菜の花を悩ませてくれることです。
「熱力学」は、やっぱり「ネツリキガク」、
または「ネツリキ ガク」って書きたくなりますよ!
だって菜の花、熱力学の講義を「ねつりき」って呼んでましたもん。
菜の花だけじゃなくて、うちの学科の人たちも、
やっぱり「ねつりき」って言ってましたよ!
でも「量子力学」は「りょうし」なんですけどね…。
「りょうしりき」じゃないんだなー…。
そうするとやっぱり、「熱」の「力学」なのやもしれませぬ…。
(↑急激に自信を失った。)

他にも、形態のところで「この本は98ページですよ」と
書きたいときに「98 p.」という表記がやっぱりリーズナブルだと思います!
洋書の書誌を作成するときはこうなりますけれど、
和書の書誌では「98p」と書くことになります。
これがどうもねー…。だって、「p」って「pages」の略でしょう?
それって1単語じゃないですか。だから、「98」と「p」の間は
やっぱりスペースになるべきだと思うのですよ!
しかも、略しているのだから「p.」になって当然じゃないですか!
和書はどうしてそう書かないんだー!と。
少しでも文字数を減らすため、と聞いたような気もしますが、
それなら洋書もそうしてよ!、どうして変える!?…と、
思わず叫びたくなるわけです。

まあ、そんなこんなで(他にも理由はありますが)、
洋書の方が作りやすい書誌が多い、というイメージ。
たまに、どうしようもないこともありますけれどもね。


とにかく、書誌は作りました。
で、引継ぎ書類の更新をしている間に、
来年度、5月の上旬に行なう「展示会」の件について、
「あー…」と困ったわけです。
多分、菜の花はいないんですよ。
でも何にもしないで放り投げていくわけにはいきませんから、
ちゃんとある程度の用意はしたい。
でも全部は無理。となると、ちゃんと引き継げる内容で、
中身も楽しげで作りやすいもの…、
1年間、色々考えていました。複数の案が浮上はしていました。
というわけで、今日はそれらの案を吟味しつつ、
情報収集をしていました。結果。
一番、楽しそうなテーマは、どう考えても実現できそうにない、
という結論に達しました。情報が少なすぎるし、
手間があまりにもかかることが予想される割に、
内容を深めることがどうしても出来ない…。
表面上は楽しげでも、表面だけで終わってしまいそう。
著作権などの問題にもきっとぶち当たりまくりでしょうし。
でも、他の人たちがとても気に入っていたので、
引継ぎは喜んでやってくれそう。
…でも…、うん、やっぱり無理。

となると、他の幾つかのテーマから、
やっぱり選ばないといけません。

1つは、非常にうちの図書室と縁が深く、大変真面目、
そして恐らくここの客層の興味を強くひくであろうもの。
ネタとして、100ページほどのレポートを使えそう。
ただし、時事問題なので、かなりぎりぎりまで、
内容の変更を迫られる可能性あり。

もう1つは、前々から考えてはいた、まあ楽しそうな企画。
問題は、展示資料をどれくらい集められるか、というところ。
深められるか?というのも、これまで無理かな、
と思っていたのですが、調べ直してみたら、
意外にいけそうな予感がしてきました。
これ、面白くなるかもしれません。
面白い!と自分で思えるならば、引き継ぐ人々にも
「これ、きっと面白くなります!」と説得できそうな気がしました。
うん、ありだ。

他にも幾つか、ちまちまと下調べしてきていますが、
あんまりこれは!という情報源も見つからず。
やっぱり、ある程度の協力者がいないと、
何とも動きようのないテーマが多いです。


とにかく、いけそうな道筋を見つけたからには、
あとは押しの一手で。ざくざくっと情報源を集めました。
少し話をして、「何とかなるかも」となってきたところで、
一気に話を進めて、ついでに資料を取り寄せる手はずをしました。
今日のところは、10種類程度のPDFファイルのダウンロードと、
40種類程度の無料刊行物の発注を。
恐らく、来月には段ボール箱でどさっと届くと思います。
さあて、どれくらい使えるものがくるか…。


あ、そうそう、拍手&拍手コメント、ありがとうございます。
コメントではないので、公開はされませんが、読んでます、はい。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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