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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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図書書誌か、雑誌書誌か…

513日目(通算1210日目)。悩むことも多々あるもので。

今日は久々に、相当集中しておしごとが出来ました。うん、これも冷房効果かも。気温が上がったので、熱中症対策ということで図書室の冷房を今日からスタートしたのでした。そうか、何だかんだいって菜の花、暑くて集中できていなかったのかも。まあ、単にそういう精神的フェイズだった可能性もありますが。

で、お仕事内容はいつも通りの新着受入&書誌作成と、棚整理&再分類でした。本日の一番の悩みどころは、書誌作成のときでした。

その資料は、2年前に菜の花が図書書誌を作成していました。多分、菜の花が自分で作った、1番目か2番目の書誌なのです。色々と、今見ると「あれ…何でこんなことに」という部分もあります…。ポイントがあまり押さえられていない、読みづらいNOTE注記とか。初心者ー。いや、ここはやはり、初々しいと言っておきましょう。とにかく、そんな図書書誌がいて、同じタイトルの新しい年のものがやってきたのです。どうやら年刊なのですが、去年はたまたま寄贈されなかった模様。まあ、そこはよしとしましょう。さて、どうする、と。いや、今、2冊並べてみるとこれ、どうみても雑誌書誌にすべきものなのですよね。個別タイトルはついていませんし、新しい方にはISSNまでついてきていますし。それにPUBの取り方も、相当悩むものが…。でも、図書書誌はあるし、菜の花が作ったあと、数機関さんが所蔵をつけています。むむう、これ、VOL積みしていくとするとNOTE注記の修正が必要だから、きっと書誌調整がきますよねえ…。菜の花が「ここはやっぱり雑誌書誌!」と乗り換えて、所蔵を削除しても、通常「作成館」がはっきりしていれば、作成館に書誌調整きちゃいますよね。わざわざ所蔵確認なんてしないで菜の花も作成館に書誌調整出しちゃうことが多いですもの(←確認しようよ)。とすると、ここで自分で作った図書書誌に見切りをつけて、雑誌書誌に寝返りを打っても、書誌調整はきちゃうということか…。うううむ、それは嫌だなあ…。いや、まあ多分、来年になると担当者が交代していて、菜の花に書誌調整がきたりはしないと思うのですが。でも嫌でしょう?次の担当者さんの気持ちになるとですねー。毎回、書誌調整くるたびに「うち、これで所蔵つけていませんので」なんて断ると、やな感じじゃないですか~( ̄~ ̄)。でも、菜の花としては雑誌書誌がいいな、いいな、いいな~…でもなあ…。。。他にも出版者について、若干記述が微妙な部分もありまして。総合的判断として、結局図書書誌にVOL積みとしました。でも、もしも「作成館」というところを空欄にすることが出来るのだったら、迷わずに雑誌書誌に乗り換えていました。でも消せませんものね。図書書誌は1回作ると、永久に作成館として記録が残っちゃうのです。が、最初の1冊がきただけでは、雑誌にすべきか図書にすべきか、迷う資料ってありますよね。そういうときは…とりあえず図書書誌を作るのかなあ、と今まで漠然と思っていたのですが、これはもしかすると雑誌書誌を作る方が、実のところ正解なのではないかと、ふと思ってしまった菜の花です…。いや、凄く場合によるわけですけれども。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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