菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
仕分けられる…
- 2010/06/08 (Tue)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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277日目(通算974日目)。何だかぐったり。
まあ、色々ありまして。相変わらず、外的圧力に弱い菜の花です。というか、思考の俊敏性が足りない。つまり頭の回転が遅い、という自己評価。菜の花には弟御がいらっしゃいますが、彼の思考の素早さと柔軟性を見ていると、結構凹みます。似た遺伝子を持っているはずなのですけれどもね…。学校の成績では菜の花の方が多分、良かったというのもあって、「頭の良さと学校の成績は違う」というのを、実感し続けて育ってきた菜の花です。努力すれば勉強は出来るようになるけれども、頭のよさはそれとは別物なのです。って、今日の出来事とは特に関係ないですが。
本日は、図書室の雑誌架の一部が入れ替わりました。朝から業者さんが来て取り外しをし(耐震工事の解除)、廃棄業者さんが引き取りに来て、運搬してくれる業者さんが運び込み、設置をしてくれました。午後には完了。一部が少し、新しくなりました。どこからやってきた書架かといいますと、改修工事をした学内の別の図書室です。お蔭様で、今までばらばらだった雑誌架の高さが、少し揃いました。
お仕事は、カウンター当番と、あとは新着資料の受入と、雑務で終わり。
昨日書いていた予約の取り置き期間については、「14日」で決定して本日、システムの設定もしました。まあ、それくらいが妥当でしょうか。「7日」という図書室もあるようですが、うちの図書室のように、社会人学生さんや聴講生さんが多いところだと、週1日しか登校しない人だったりすると困るでしょうし。
そういえば今月、年に1回の担当者の総会みたいなもので出張するのですけれども、これについて来年からは出張を認めない、と教務課と経理課からかかりちょうが言われたらしいです。理由はお金がないから。旅費が出せないからダメなんだそうで。えええ。これ、一連の資料寄贈を受けている全国20箇所程度の「情報センター」の担当者が、年1回集まって報告や協議をしたり、関連知識の講義を受けたりするもので、その20箇所くらいの大学が「当番館」として輪番制でその大学で開催していく、というもの。実質的には「総会」ですね。普段はこれらの担当者は業務用の専用掲示板でやりとりをしているのですが、年に1回、そのときだけは実際に集まるという「顔合わせ」の場でもあります。
その参加を認めないと言われますと…、一応これ、基本活動のひとつですからねー…、これから一切、出ませんなんてことになったら、最終的にはうちは「情報センター」を閉鎖し、今後は寄贈を受けない、ということに繋がりかねません。閉鎖となると、これまで受け入れた資料の返還とかもありうるのですけれども(何年か前に閉鎖した某大学では、新しく「情報センター」を開設した別の大学へそのまま資料の移譲をしたはず)、うちの大学の場合、完全に通常寄贈と同様に資料を受け入れてしまっていますので、返還はかなり難しいです。(もちろん、不可能ではないですが。)それに、受入時は無料で寄贈を受けていますが、書類上は「評価額」というのを設定していて、1冊あたり幾らの価値、というのを登録していますので、「資産」としてはかなりの額になります。去年の受入実績と、寄贈期間を掛け合わせるという、超アバウトな概算をしてみても、それらの「評価額」は100万や200万ではすみません、桁が違う金額。まあ、書類上なので、実質的ではないのですが。しかし、これを返還となると書類上に関して言えば、大学の資産が1千万円分以上、減るわけですね。きっと、即断できるようなものではないです…。まあ、傷は浅いうちに何とかした方がいいですから、本気で閉鎖するなら今すぐに検討すべきかとは思います。とりあえず、この件に関しては明日、要検討、というか、要追及。おおごとにならないとよいのですけれども。でも本当に仕分けるべきものならば、早いうちに仕分けてしまった方がのちのちのため。今、流行りですからね。
というわけで、そこそこ頭を悩ませ中。自分のやっていることのそもそもの意義から考え込んでしまい、夕方からずっと沈んでいる菜の花なのです。
まあ、色々ありまして。相変わらず、外的圧力に弱い菜の花です。というか、思考の俊敏性が足りない。つまり頭の回転が遅い、という自己評価。菜の花には弟御がいらっしゃいますが、彼の思考の素早さと柔軟性を見ていると、結構凹みます。似た遺伝子を持っているはずなのですけれどもね…。学校の成績では菜の花の方が多分、良かったというのもあって、「頭の良さと学校の成績は違う」というのを、実感し続けて育ってきた菜の花です。努力すれば勉強は出来るようになるけれども、頭のよさはそれとは別物なのです。って、今日の出来事とは特に関係ないですが。
本日は、図書室の雑誌架の一部が入れ替わりました。朝から業者さんが来て取り外しをし(耐震工事の解除)、廃棄業者さんが引き取りに来て、運搬してくれる業者さんが運び込み、設置をしてくれました。午後には完了。一部が少し、新しくなりました。どこからやってきた書架かといいますと、改修工事をした学内の別の図書室です。お蔭様で、今までばらばらだった雑誌架の高さが、少し揃いました。
お仕事は、カウンター当番と、あとは新着資料の受入と、雑務で終わり。
昨日書いていた予約の取り置き期間については、「14日」で決定して本日、システムの設定もしました。まあ、それくらいが妥当でしょうか。「7日」という図書室もあるようですが、うちの図書室のように、社会人学生さんや聴講生さんが多いところだと、週1日しか登校しない人だったりすると困るでしょうし。
そういえば今月、年に1回の担当者の総会みたいなもので出張するのですけれども、これについて来年からは出張を認めない、と教務課と経理課からかかりちょうが言われたらしいです。理由はお金がないから。旅費が出せないからダメなんだそうで。えええ。これ、一連の資料寄贈を受けている全国20箇所程度の「情報センター」の担当者が、年1回集まって報告や協議をしたり、関連知識の講義を受けたりするもので、その20箇所くらいの大学が「当番館」として輪番制でその大学で開催していく、というもの。実質的には「総会」ですね。普段はこれらの担当者は業務用の専用掲示板でやりとりをしているのですが、年に1回、そのときだけは実際に集まるという「顔合わせ」の場でもあります。
その参加を認めないと言われますと…、一応これ、基本活動のひとつですからねー…、これから一切、出ませんなんてことになったら、最終的にはうちは「情報センター」を閉鎖し、今後は寄贈を受けない、ということに繋がりかねません。閉鎖となると、これまで受け入れた資料の返還とかもありうるのですけれども(何年か前に閉鎖した某大学では、新しく「情報センター」を開設した別の大学へそのまま資料の移譲をしたはず)、うちの大学の場合、完全に通常寄贈と同様に資料を受け入れてしまっていますので、返還はかなり難しいです。(もちろん、不可能ではないですが。)それに、受入時は無料で寄贈を受けていますが、書類上は「評価額」というのを設定していて、1冊あたり幾らの価値、というのを登録していますので、「資産」としてはかなりの額になります。去年の受入実績と、寄贈期間を掛け合わせるという、超アバウトな概算をしてみても、それらの「評価額」は100万や200万ではすみません、桁が違う金額。まあ、書類上なので、実質的ではないのですが。しかし、これを返還となると書類上に関して言えば、大学の資産が1千万円分以上、減るわけですね。きっと、即断できるようなものではないです…。まあ、傷は浅いうちに何とかした方がいいですから、本気で閉鎖するなら今すぐに検討すべきかとは思います。とりあえず、この件に関しては明日、要検討、というか、要追及。おおごとにならないとよいのですけれども。でも本当に仕分けるべきものならば、早いうちに仕分けてしまった方がのちのちのため。今、流行りですからね。
というわけで、そこそこ頭を悩ませ中。自分のやっていることのそもそもの意義から考え込んでしまい、夕方からずっと沈んでいる菜の花なのです。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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