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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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なごむガイドブックに出会った

231日目(通算928日目)。他に何の仕事をしたのだったか…。

…というくらい、朝から新着図書の装備や所蔵登録をしていた気がします。でも気がするだけだったみたいで、朝一番にやったことは開室準備の新聞取り込み・配架とか、書庫の転倒とか、飾ってあるお花のお手入れとかでした。それから、現在未製本の資料のうち、今後も製本しなくてもよさそうな資料の身の振り方相談。除電のPC用ハタキをカタログを見て探して(4月に買って頂く予定)、あとカウンター当番。大きな荷物も届きました。ダンボール4つ分ほど、先生宛なのですが、図書室行きになっていて、何かと思いきや閉室した図書室かどこからかの不要図書送りつけ。おおお、ちょっとこれは年代物~というものから、この本すでに沢山あります!なものまで。やってきた中の重複を抜き出して、それ以外を並べて大きなブックトラック2台分。んー、書誌があるものだといいな。

今回の新着図書は、先生がベトナム出張して、現地で仕入れてきた資料も何冊か。むむ、ベトナム語、読めない。でも、英語のアルファベットに近いのですね。タイ語とか、ホントに読めないので、まだ入力しやすいかなーと。

で、このついでに持ち込まれた現地のガイドブックが、めちゃくちゃ愉快でした。日本語になっていたのですが、これ、訳したの日本語を母語にする人じゃないね…、というような文章。

たとえば、ある洞窟の石にまつわる伝説が書いてあったのですが…。こんなお話。貧しいながらも美しい少女が「富める者借家住まいしていた」(富める者の家に住み込みで働いていたのかと想像)のですが、富める者が女の子を妾にと迫るのです。しかし女の子は「貧しい漁夫」に恋をしていたのでこれを「拒絶」。で、家を出て、「ある雨の夜に少女は化石になった」(…待て。一晩で化石?)。更に貧しい漁夫の方も女の子を探しに行き、「化石になった」。そうか…化石になってしまいましたか。きっと石化したってことかと思うのですが…、ひっくり返すだけで、意味がいきなり変わりますね…。驚きますわー。

他にも別の箇所で「亀はその神剣を口に加えた」とか。加えちゃうなよ!

また別の場所では提供サービスの中に「髪きり」がありました。周りのサービス名の並び方なら、是非散髪にして頂きたかったなあ…。

とりあえず、ほぼ全頁にわたって思わずツッコミたくなる愉快な感じが…素敵なガイドブックでした。なごみました。きっと菜の花の書く英語とか、ネイティヴが見るとこんな感じなんだろうなー。。。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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