菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
さようなら、かかりちょう
- 2010/03/31 (Wed)
- 4-6年目(某文系図書室編) |
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233日目(通算930日目)。年度末の、ホントに最後の日。
朝から、いつも通りにお仕事が始まって、本当に何もかもいつも通り。どれくらいいつも通りかと申しますと、かかりちょうがこんな話を始めるくらい。
教務課の課長が、うちの研究科長に昨日、しきりに菜の花のことを「宇宙人だ、宇宙人だ!」と主張されていたらしいです。何ですって!菜の花、こう見えてもネイティヴの地球人ですけど!生粋の地球生まれ、地球育ち。どうも課長、入試事務の際、用紙を数えているときに菜の花が、1枚ずつ数えていたのが気になったらしいのです。事務の人たちって、菜の花が1枚数える同じ速さで、書類を扇形に開いて5枚1組にして数えていきますからね。はやっ。神業か!…でも事務一本槍な課長にとっては、それが普通。そういう事務仕事の出来ない菜の花が、図書系とはいえ事務にいるのが不思議でたまらないらしいのです。(特に、図書系は他の事務系に比べて採用人数も少なく倍率も高いから、そんな中に何であんなのが混じっているんだ!…ということでありましょうか…。)しょぼーん。そんなに駄目っぽく見えるのか、菜の花はー。と思っていたら、
かかりちょう「まあ、図書系の仕事はまた違うから。
ちゃんと事務書類が凄く苦手なことは言っておいたから大丈夫。」
あ、そーですか、大丈夫ですか。それはありがとうござ…って、ええぇぇ~!!!かかりちょう!研究科長にまで、何を宣伝しているんですかっ、何を!!
かかりちょう「いや、だって、事前に言っておいた方が、びっくりしないでしょ」
…うああ、今後ますます菜の花の事務仕事の駄目さ加減が露見したときの予防線ですかっ!そこまで駄目かー…いや、駄目ですけど。1つ書類提出するのに、倍以上のゴミの山を作る菜の花ですからね…。もう何でもいいです。
本日のメインのお仕事は、引き続き所蔵登録と書誌作成。またベトナムの本かー、と思いきや、タイだったという落とし穴はありましたが、大したことはなかったです。よかった、英語に翻訳してくれている本で。全部終わっていないうちに、次の新着図書が届きました。ちょっとだけですけど。年度末だから、最後の最後に支払い、ですね。
がさがさと図書室前の中庭で作業しているな、と思っていたら、1年以上放置されていた枯れ木が取り払われていました。つつじのような、丸く刈り込まれた低木です。菜の花が1年前に異動してきたときから、ずっとあった枯れ木。山へ柴かりにいったおじいさんが大喜びしそうなほど、リヤカーには枯れ枝満載。今まで枯れ木があって気付かなかったのですが、その下には青々とした同じような低木が生えていました。上にあった枯れ木がなくなったので、それが鮮やかに日の光を浴びて輝いていました。これだけで、窓から見える景色が大分変わりました。こうしてどんどん、色々なものが変わっていくのです。ひとつひとつは比較的小さなことでも、積み重なっていくにつれて、大きな変化になっていくのでしょう。
午前中に、他部署のTさんがかかりちょうにご挨拶にいらっしゃいました。それから学生さんが。かかりちょうも挨拶回りに出掛けました。そうそう、お昼前にかかりちょうが大好きな、レーズンウィッチを図書室一同からプレゼント。午後から来室した先生が、かかりちょうに挨拶していきます。夕方前にはまた別の部署の人が挨拶に。そう、挨拶だらけ。今日は年度末最後の日。本学では、定年退職者は、年度末付けでの辞令になります。
ごくごく、いつも通りに始まった本日。そして少しの非日常を混じらせつつ、やはりいつも通りに過ぎた本日。普段にはないほど丁寧に全員で挨拶してから、帰っていくかかりちょうを見送りました。さようなら、かかりちょう。明日からはもう毎朝、かかりちょうが大学に通ってくることはないなんて、とてもとても不思議。さようなら、かかりちょう。
明日からは菜の花も、5年目に突入です。
朝から、いつも通りにお仕事が始まって、本当に何もかもいつも通り。どれくらいいつも通りかと申しますと、かかりちょうがこんな話を始めるくらい。
教務課の課長が、うちの研究科長に昨日、しきりに菜の花のことを「宇宙人だ、宇宙人だ!」と主張されていたらしいです。何ですって!菜の花、こう見えてもネイティヴの地球人ですけど!生粋の地球生まれ、地球育ち。どうも課長、入試事務の際、用紙を数えているときに菜の花が、1枚ずつ数えていたのが気になったらしいのです。事務の人たちって、菜の花が1枚数える同じ速さで、書類を扇形に開いて5枚1組にして数えていきますからね。はやっ。神業か!…でも事務一本槍な課長にとっては、それが普通。そういう事務仕事の出来ない菜の花が、図書系とはいえ事務にいるのが不思議でたまらないらしいのです。(特に、図書系は他の事務系に比べて採用人数も少なく倍率も高いから、そんな中に何であんなのが混じっているんだ!…ということでありましょうか…。)しょぼーん。そんなに駄目っぽく見えるのか、菜の花はー。と思っていたら、
かかりちょう「まあ、図書系の仕事はまた違うから。
ちゃんと事務書類が凄く苦手なことは言っておいたから大丈夫。」
あ、そーですか、大丈夫ですか。それはありがとうござ…って、ええぇぇ~!!!かかりちょう!研究科長にまで、何を宣伝しているんですかっ、何を!!
かかりちょう「いや、だって、事前に言っておいた方が、びっくりしないでしょ」
…うああ、今後ますます菜の花の事務仕事の駄目さ加減が露見したときの予防線ですかっ!そこまで駄目かー…いや、駄目ですけど。1つ書類提出するのに、倍以上のゴミの山を作る菜の花ですからね…。もう何でもいいです。
本日のメインのお仕事は、引き続き所蔵登録と書誌作成。またベトナムの本かー、と思いきや、タイだったという落とし穴はありましたが、大したことはなかったです。よかった、英語に翻訳してくれている本で。全部終わっていないうちに、次の新着図書が届きました。ちょっとだけですけど。年度末だから、最後の最後に支払い、ですね。
がさがさと図書室前の中庭で作業しているな、と思っていたら、1年以上放置されていた枯れ木が取り払われていました。つつじのような、丸く刈り込まれた低木です。菜の花が1年前に異動してきたときから、ずっとあった枯れ木。山へ柴かりにいったおじいさんが大喜びしそうなほど、リヤカーには枯れ枝満載。今まで枯れ木があって気付かなかったのですが、その下には青々とした同じような低木が生えていました。上にあった枯れ木がなくなったので、それが鮮やかに日の光を浴びて輝いていました。これだけで、窓から見える景色が大分変わりました。こうしてどんどん、色々なものが変わっていくのです。ひとつひとつは比較的小さなことでも、積み重なっていくにつれて、大きな変化になっていくのでしょう。
午前中に、他部署のTさんがかかりちょうにご挨拶にいらっしゃいました。それから学生さんが。かかりちょうも挨拶回りに出掛けました。そうそう、お昼前にかかりちょうが大好きな、レーズンウィッチを図書室一同からプレゼント。午後から来室した先生が、かかりちょうに挨拶していきます。夕方前にはまた別の部署の人が挨拶に。そう、挨拶だらけ。今日は年度末最後の日。本学では、定年退職者は、年度末付けでの辞令になります。
ごくごく、いつも通りに始まった本日。そして少しの非日常を混じらせつつ、やはりいつも通りに過ぎた本日。普段にはないほど丁寧に全員で挨拶してから、帰っていくかかりちょうを見送りました。さようなら、かかりちょう。明日からはもう毎朝、かかりちょうが大学に通ってくることはないなんて、とてもとても不思議。さようなら、かかりちょう。
明日からは菜の花も、5年目に突入です。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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