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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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エラーの理由

193日目(通算890日目)。何事にも、理由はある。

うちの図書館システム、色々不調なのです。で、目録作業中にエラーが出ていたのですけれども、何とかしてエラーを回避しようとあれやこれやで何とか上書き。…した結果。上書きしちゃいけないものを上書きしてた!!…と。あーあ、やっちゃいましたねえ。まあ…、NACSISの書誌ではなく、Localだったので被害は最小限でしたけれども。でも一時、うちの大学のデータが面白いことになっていたわけですが…。

やってしまったのは、親書誌データに、子書誌のデータを上書きする、ということ。該当資料はシリーズもので、発注データは親書誌についていましたが、各巻タイトルがあるために、所蔵データは子書誌につく、という変則的なデータ構造をしていました。でも菜の花は、そういうデータ構造であることをわかっていなかったため、発注データと所蔵データが別になってはいけない、一緒にするためには、発注データがぶら下がっている書誌データを、子書誌データに書き換えねば、と思い込み、上書きしたというわけ。その際に出てきたエラーがまた、よく分からないメッセージでして。「nullフィールドにNCIDを指定できません」というのです。何のことやら?それで、思わず、無理矢理上書きして、はまりこんでしまったと。でも、その状態だと今度はNC側からLocalを呼び出したときに変なエラーが出てしまう…。ということで、不穏な空気を感じて、目録の部署に連絡したところ、係長が不在だったので他の人とやりとりしてこのエラーは回避したのですが…、このエラーは実は回避してはいけなかったのですね。これが最後のエラーだったのですから。何となく釈然としないまま、そのエラーについて忘れていこうとした矢先、ふと上書きしてしまったデータのCRTDT(クリエイト・デート、作成年月日)が2000年になっていることに気付きました。そんなわけはない!だって、今日作ったんですよ、この書誌?って。そのとき、会議から戻ってきて他の人から話を聞いた目録係長が内線をかけてきたので、色々お話をしているうちに、冒頭のような「親書誌に子書誌を上書き」という事実が判明したのでした。そうか…エラーは意味不明だったけれども、やはりこういう「きけん!きけんっ!!」な状況を頑張って叫んでいたわけですね。一応、役に立っていたわけです。

何だか最近、エラーがあまりに多く、原因不明のものも多数なので、あんまりエラーについて、深く考えないようになっていました。特に今日は、朝から1時間ほど落書き消しに没頭した直後に、中程度の片頭痛に襲われて思考能力が著しく低下していたのもあるのですけれども。でもやっぱり、エラーするからには何らかの原因があり、どんなに面倒でもそれはちゃんと検証した方がいいな、とつくづく思った菜の花なのでした。ちなみに片頭痛は途中、何度も挫折しそうになりつつも何とか治まるまで頑張りました。ええ。大体、片頭痛発作は放置していても数時間で治まるものです。今日も4時間くらいかな。にしても、頭痛が治まるとホント、健康っていいなあとあらためて実感しますね。






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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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