菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
閲覧さんのおちから。
- 2006/12/01 (Fri)
- 1-3年目(参考調査編) |
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154日目。週末になりますね。
やっと終わり…、今週はかつてないほど疲れていましたね。
どうしてこんなに疲れていたかは…、
日曜日に趣味の楽器を吹きすぎたと。それだけですけど。
間抜けな。。。社会人ならその辺、自重が必要ですね。
午前中は、本日もwww作業で終わりました。
さすがに月初めだけあって、色々と月単位で変わるものを
まとめて更新したので半日かかっちゃいました。
あ、これだけじゃないや、掛で業務会議の報告を聞いたり、
来年度の冊子体の利用案内を作る打ち合わせをしたりとか。
予算の執行状況を見ながら、あとどれくらい本を買えるか、
製本に出すことの出来る予算は残っているか?などの確認。
午後からは、遡及入力が終わって、担当部署から戻ってきた
参考図書さんたちを、準備していました。
背の請求記号ラベルをはがして、新しいのに貼りかえ、
更にバーコードラベルを2枚ずつ貼って、
上から水性のりで保護してあげました。
大体終わったところで最後の1冊!
この子が最大の敵!
古くなって、ぼろぼろ。本当にぼろぼろなんですよー。
どれくらいぼろぼろかと申しますと、手に取ったり、触ると、
手がまっ茶になるくらい!ぼろぼろとこぼれてくるのです…。
文字通りぼろぼろー。どうしたらよいか、思案。
が、思い浮かばなかったので、とりあえずこういう修理の専門家、
閲覧さんのところにお出掛けしました。
たすけて!閲覧さん!
閲覧さんは2通りの修理を提案してくれました。
1つは実用重視のビニル・テープ大作戦。
黄色のビニル・テープを背に張ってしまいます。
完璧に元の形を失ってしまう方法。しかし強い。強度があります。
もう1つは、全体をとりあえず湯に溶いてどろどろにしたビニルで
覆ってあげて乾かす方法。乾くと透明になるのでぼろぼろ~っと
こぼれてくる破片の保護をした上で外見は保たれます。
でも開いたり閉じたりの実用には、ちょっと耐えないかもしれない…。
どうしようかなー、と思いましたが、この本は古いだけあって、
装丁も立派な歴史書です。外見を変えるのは忍びないし、
それほど頻繁に利用されるような本でもないので、後者でいくことに。
べたべたべたーっと塗りたくり、静かーに乾かしておきました。
このまま週を越すことにして、菜の花はカウンターへ。
ちなみにこれ、帰る前に見に行ってびっくり。
うわあ、綺麗になっているー!凄い!さすが閲覧さんのお力!
と感動してきました。光沢が美しい~。
「かぶとむしみたいに輝いている!」と感想を述べたら、
その場にいたバイトさんに苦笑されました。え?駄目?
夕方カウンター当番です。今日は、FAXによるレファレンスが多い!
次から次へとやってくるのでは!?と思いましたが、
実際にはたった4つです。でも結構、大変でしたね。
カウンターへの質問もこなしながらの回答ですから。
1つは、うちの大学の某研究室が出している紀要について。
笑ってしまうことに、うちの大学で出しているのに、
うちの大学が所蔵していない!
しかも他の大学が所蔵している…。
みょーに恥ずかしい一瞬だったりしました。
まさに灯台下暗し。
NDLの雑誌記事索引にはデータがあったので、
この紀要はどうやら、国立国会図書館には送っていたようで。
何故、自分の大学図書館には送ってくれないのですかー、せんせい!
というわけで、雑誌さんと、機関リポジトリの担当さんが動き始めました。
冊子を寄贈してくれー!そしてPDFデータくれー!って感じです。
ああ、今日は寒かった…本格的に冬になりますね。
カウンターも、ちゃんとひざ掛けなどを用意して臨んでいる菜の花です。
風邪にご注意!
やっと終わり…、今週はかつてないほど疲れていましたね。
どうしてこんなに疲れていたかは…、
日曜日に趣味の楽器を吹きすぎたと。それだけですけど。
間抜けな。。。社会人ならその辺、自重が必要ですね。
午前中は、本日もwww作業で終わりました。
さすがに月初めだけあって、色々と月単位で変わるものを
まとめて更新したので半日かかっちゃいました。
あ、これだけじゃないや、掛で業務会議の報告を聞いたり、
来年度の冊子体の利用案内を作る打ち合わせをしたりとか。
予算の執行状況を見ながら、あとどれくらい本を買えるか、
製本に出すことの出来る予算は残っているか?などの確認。
午後からは、遡及入力が終わって、担当部署から戻ってきた
参考図書さんたちを、準備していました。
背の請求記号ラベルをはがして、新しいのに貼りかえ、
更にバーコードラベルを2枚ずつ貼って、
上から水性のりで保護してあげました。
大体終わったところで最後の1冊!
この子が最大の敵!
古くなって、ぼろぼろ。本当にぼろぼろなんですよー。
どれくらいぼろぼろかと申しますと、手に取ったり、触ると、
手がまっ茶になるくらい!ぼろぼろとこぼれてくるのです…。
文字通りぼろぼろー。どうしたらよいか、思案。
が、思い浮かばなかったので、とりあえずこういう修理の専門家、
閲覧さんのところにお出掛けしました。
たすけて!閲覧さん!
閲覧さんは2通りの修理を提案してくれました。
1つは実用重視のビニル・テープ大作戦。
黄色のビニル・テープを背に張ってしまいます。
完璧に元の形を失ってしまう方法。しかし強い。強度があります。
もう1つは、全体をとりあえず湯に溶いてどろどろにしたビニルで
覆ってあげて乾かす方法。乾くと透明になるのでぼろぼろ~っと
こぼれてくる破片の保護をした上で外見は保たれます。
でも開いたり閉じたりの実用には、ちょっと耐えないかもしれない…。
どうしようかなー、と思いましたが、この本は古いだけあって、
装丁も立派な歴史書です。外見を変えるのは忍びないし、
それほど頻繁に利用されるような本でもないので、後者でいくことに。
べたべたべたーっと塗りたくり、静かーに乾かしておきました。
このまま週を越すことにして、菜の花はカウンターへ。
ちなみにこれ、帰る前に見に行ってびっくり。
うわあ、綺麗になっているー!凄い!さすが閲覧さんのお力!
と感動してきました。光沢が美しい~。
「かぶとむしみたいに輝いている!」と感想を述べたら、
その場にいたバイトさんに苦笑されました。え?駄目?
夕方カウンター当番です。今日は、FAXによるレファレンスが多い!
次から次へとやってくるのでは!?と思いましたが、
実際にはたった4つです。でも結構、大変でしたね。
カウンターへの質問もこなしながらの回答ですから。
1つは、うちの大学の某研究室が出している紀要について。
笑ってしまうことに、うちの大学で出しているのに、
うちの大学が所蔵していない!
しかも他の大学が所蔵している…。
みょーに恥ずかしい一瞬だったりしました。
まさに灯台下暗し。
NDLの雑誌記事索引にはデータがあったので、
この紀要はどうやら、国立国会図書館には送っていたようで。
何故、自分の大学図書館には送ってくれないのですかー、せんせい!
というわけで、雑誌さんと、機関リポジトリの担当さんが動き始めました。
冊子を寄贈してくれー!そしてPDFデータくれー!って感じです。
ああ、今日は寒かった…本格的に冬になりますね。
カウンターも、ちゃんとひざ掛けなどを用意して臨んでいる菜の花です。
風邪にご注意!
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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