菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
短気な菜の花は
- 2008/04/23 (Wed)
- 1-3年目(参考調査編) |
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478日目。ちょっとキレた。
いつもと同じような朝。開館準備して、WWW定期巡回して、業務用の掲示板をチェックして。電話やFAXで幾つかレファを受けて。他部署に内線をかけて確認したり、依頼したり。
それから打ち合わせ。この打ち合わせで思わず、キレましたとも。またラーニングコモンズ関係。主張したいことは分からなくもないですが、それはそもそもの最初の認識が違いすぎます。まずはそのギャップを埋めないと何も歩み寄りようがないのに、とにかく自分のイメージだけで話を推し進めようとするのが、個人的に許せない。それで作業だけこちらに回してこようなんて虫がよすぎ。前回は意に染まないと思いつつも、作業を引き受けましたけれども、今回は流石に納得いきませんので、引き受けず。夜中までかかってまで懸命に議論した内容を、最初の前提時点で否定されていたら、これから何十時間かけても平行線のままで、すべての作業が無駄になるのは目に見えていますから。途中退席しなかっただけでも、相当菜の花は我慢したと思いますとも。ちなみに菜の花はとても根に持つタイプなので、しばらく某氏とは話なんかしませんから!(←子どもか…)。いや、でもですね、幾らこちらが下っ端と言ってもですね、意見を言おうとして、「黙れ」なんて言われたら、もう会議なんか出る気なくなりますでしょう?そんなわけで、以降は一言もしゃべらず。もはや言うことは何もないですよ。発言するなというなら、まともに打ち合わせなんて出来ないじゃないですか。菜の花がこの世で一番嫌いなタイプは、菜の花の話を聞いてくれない人!…って、もう何年も前から公言していますから。
まあ、そんなこんなでキレていました。戻ってきてから本日の資料はストレス発散のために名誉の損傷を負いました。…まあ、平たく言えば、破り捨てたわけですが(なにー)。短気な菜の花。はさみが好き、と以前にも書いたのですけれども、いらいらしているときは、紙をはさみで切り刻む「人間シュレッダー」をひたすらやるのが菜の花の安静方法です。いや、やばい人っぽいんですけど、これは結構、落ち着きます。そのうち疲れてくると「何やってるんだろう」という虚しさがこみ上げてきて、冷静になれるのです。
ただ堂々巡りの2時間は間違いなく時間の無駄でしたけれども、それでもまったく掬い上げるべきものが何もなかったわけでもありません。どんな薄い時間にも、それなりに成果というものはあるものです。多分、30分分くらいの価値はありました。菜の花が見落としていた点や、思わぬ意見、想定外の事情などが幾つか分かったところが、大変貴重でした。なるほど、そんなことが!そんな考えが!それは思い浮かばなかった!。打ち合わせは、発見が満ち溢れていて、やはり菜の花のような想像力と経験が足りない人間にはとても大切だな、と思います。でも短く端的にね。某大の方が仰ってましたけど、打ち合わせは立ってする、そうすると短く効率がいいものになる、と。分かりますねー。ようやく実感できるようになってきた菜の花です。座っちゃ駄目なのですね。姿勢としても守りに入っちゃいますし。
ああ、でもこの打ち合わせ関連では、閲覧のA氏に本当に本当に助けられています(…というか絶賛仕事押し付け中?)。感謝感謝です。A氏には、心からのごめんなさいとありがとうを。
ぱすふぁいんだーは、先生とメールをやりとりして、煮詰まりました(←行き詰ったという意味ではなくて、ちゃんとそもそもの意味でとって下さいね)。もうOKです。あとはリンクチェックとアップロードですね。
部局図書室から、セキュリティ関係でうちの現状を尋ねられました。館内PCでフラッシュメモリが使えるかどうか、ということ。うちの館内は学外の方も入館できます。PCも検索できます。電子ジャーナルも読めてしまいます。で、この電子ジャーナルというものは、閲覧したり、印刷したりするのは認められている提供元が多いのですが、電子ファイルをDLして持ち帰るのは基本的に許諾が得られません。ので、館内のPCでフラッシュメモリが自由に使えたりすると、本来持っていってはいけない人たちに、ファイルを持っていかれてしまう可能性が出てきます。それを防ごうとするのは、契約した図書館のつとめかなと。というわけで、うちの館内では、誰でも検索できるPCは、フラッシュメモリなどを不活性化するセキュリティがかけてあります。それについて、他の図書室でも検討したいということでした。学外の方で利用したい!という方には申し訳ないですけれども、契約は契約なので仕方ないなと。こういうことを学外の方に説明したら、大学図書館は誰でも論文が自由にDL出来るようになる努力をしないのか、と言われたことも何回かあるのですが…、どうなのでしょう。紙媒体のときは、誰でも閲覧し、1論文ずつならコピーが出来るわけですから、電子ジャーナルになっても、誰でも図書館に来れば閲覧できてプリントアウトできる、という状態を維持しようと提供元に働きかける努力は必要だと菜の花も思います。ただ、DLはちょっと難しいかな、と。実際、プリントアウトなら出来る、という場合なら、内容が絶対に見られないわけではないのですから。それにpay per viewに対応していて、お金さえ出せば個人でもちゃんとその論文をDL出来る場合も多いです。電子媒体だと幾らでもばらまけてしまいますから、もしも図書館から無料で持ち出したものを勝手に他の人にもDLさせるような人が出てきたら、困るでしょうし。雑誌社だって慈善事業ではなく商売なわけで。もっと困るのは、無料で持ち出したものを格安でDLさせるような商売をする人が登場することですが。今のビジネスモデルではそのあたり、難しいなーと思います。これからきっと変わっていくとは思うのですが。
今日も、電子リソース関係で、雑誌さんから山ほど内線のやりとりが。電子ジャーナルのことだったり、リンクリゾルバのことだったり。忙しないなー。
夕方からはカウンター当番。しかし来客は少なく、僅か3件程度。この時間を使っての本日のメインの仕事は、来週月曜日の講習会準備であります。全然進まないよー。時間が色々なことに分断されますし。厳しい。この調子で行くと、今週も週末にこっそり働かざるを得ないかも。動きたくないなー。。。私的な用事も差し迫ってきていますし。ほんと、駄目だ。何とかしないと。そういえば、カウンターで、のたーっとPCに向かっていたら「ナマケモノになりますよ」とシステム系のK氏に言われました。えー。菜の花、ナマケモノ化疑惑。でも見た目ほど、平和ではない、みたいな。短気ですしね。(と、思わず後ろのゴミ箱を振り返ってしまう。この残骸はやばいだろう、みたいな。一応、反省しているらしい。)
いつもと同じような朝。開館準備して、WWW定期巡回して、業務用の掲示板をチェックして。電話やFAXで幾つかレファを受けて。他部署に内線をかけて確認したり、依頼したり。
それから打ち合わせ。この打ち合わせで思わず、キレましたとも。またラーニングコモンズ関係。主張したいことは分からなくもないですが、それはそもそもの最初の認識が違いすぎます。まずはそのギャップを埋めないと何も歩み寄りようがないのに、とにかく自分のイメージだけで話を推し進めようとするのが、個人的に許せない。それで作業だけこちらに回してこようなんて虫がよすぎ。前回は意に染まないと思いつつも、作業を引き受けましたけれども、今回は流石に納得いきませんので、引き受けず。夜中までかかってまで懸命に議論した内容を、最初の前提時点で否定されていたら、これから何十時間かけても平行線のままで、すべての作業が無駄になるのは目に見えていますから。途中退席しなかっただけでも、相当菜の花は我慢したと思いますとも。ちなみに菜の花はとても根に持つタイプなので、しばらく某氏とは話なんかしませんから!(←子どもか…)。いや、でもですね、幾らこちらが下っ端と言ってもですね、意見を言おうとして、「黙れ」なんて言われたら、もう会議なんか出る気なくなりますでしょう?そんなわけで、以降は一言もしゃべらず。もはや言うことは何もないですよ。発言するなというなら、まともに打ち合わせなんて出来ないじゃないですか。菜の花がこの世で一番嫌いなタイプは、菜の花の話を聞いてくれない人!…って、もう何年も前から公言していますから。
まあ、そんなこんなでキレていました。戻ってきてから本日の資料はストレス発散のために名誉の損傷を負いました。…まあ、平たく言えば、破り捨てたわけですが(なにー)。短気な菜の花。はさみが好き、と以前にも書いたのですけれども、いらいらしているときは、紙をはさみで切り刻む「人間シュレッダー」をひたすらやるのが菜の花の安静方法です。いや、やばい人っぽいんですけど、これは結構、落ち着きます。そのうち疲れてくると「何やってるんだろう」という虚しさがこみ上げてきて、冷静になれるのです。
ただ堂々巡りの2時間は間違いなく時間の無駄でしたけれども、それでもまったく掬い上げるべきものが何もなかったわけでもありません。どんな薄い時間にも、それなりに成果というものはあるものです。多分、30分分くらいの価値はありました。菜の花が見落としていた点や、思わぬ意見、想定外の事情などが幾つか分かったところが、大変貴重でした。なるほど、そんなことが!そんな考えが!それは思い浮かばなかった!。打ち合わせは、発見が満ち溢れていて、やはり菜の花のような想像力と経験が足りない人間にはとても大切だな、と思います。でも短く端的にね。某大の方が仰ってましたけど、打ち合わせは立ってする、そうすると短く効率がいいものになる、と。分かりますねー。ようやく実感できるようになってきた菜の花です。座っちゃ駄目なのですね。姿勢としても守りに入っちゃいますし。
ああ、でもこの打ち合わせ関連では、閲覧のA氏に本当に本当に助けられています(…というか絶賛仕事押し付け中?)。感謝感謝です。A氏には、心からのごめんなさいとありがとうを。
ぱすふぁいんだーは、先生とメールをやりとりして、煮詰まりました(←行き詰ったという意味ではなくて、ちゃんとそもそもの意味でとって下さいね)。もうOKです。あとはリンクチェックとアップロードですね。
部局図書室から、セキュリティ関係でうちの現状を尋ねられました。館内PCでフラッシュメモリが使えるかどうか、ということ。うちの館内は学外の方も入館できます。PCも検索できます。電子ジャーナルも読めてしまいます。で、この電子ジャーナルというものは、閲覧したり、印刷したりするのは認められている提供元が多いのですが、電子ファイルをDLして持ち帰るのは基本的に許諾が得られません。ので、館内のPCでフラッシュメモリが自由に使えたりすると、本来持っていってはいけない人たちに、ファイルを持っていかれてしまう可能性が出てきます。それを防ごうとするのは、契約した図書館のつとめかなと。というわけで、うちの館内では、誰でも検索できるPCは、フラッシュメモリなどを不活性化するセキュリティがかけてあります。それについて、他の図書室でも検討したいということでした。学外の方で利用したい!という方には申し訳ないですけれども、契約は契約なので仕方ないなと。こういうことを学外の方に説明したら、大学図書館は誰でも論文が自由にDL出来るようになる努力をしないのか、と言われたことも何回かあるのですが…、どうなのでしょう。紙媒体のときは、誰でも閲覧し、1論文ずつならコピーが出来るわけですから、電子ジャーナルになっても、誰でも図書館に来れば閲覧できてプリントアウトできる、という状態を維持しようと提供元に働きかける努力は必要だと菜の花も思います。ただ、DLはちょっと難しいかな、と。実際、プリントアウトなら出来る、という場合なら、内容が絶対に見られないわけではないのですから。それにpay per viewに対応していて、お金さえ出せば個人でもちゃんとその論文をDL出来る場合も多いです。電子媒体だと幾らでもばらまけてしまいますから、もしも図書館から無料で持ち出したものを勝手に他の人にもDLさせるような人が出てきたら、困るでしょうし。雑誌社だって慈善事業ではなく商売なわけで。もっと困るのは、無料で持ち出したものを格安でDLさせるような商売をする人が登場することですが。今のビジネスモデルではそのあたり、難しいなーと思います。これからきっと変わっていくとは思うのですが。
今日も、電子リソース関係で、雑誌さんから山ほど内線のやりとりが。電子ジャーナルのことだったり、リンクリゾルバのことだったり。忙しないなー。
夕方からはカウンター当番。しかし来客は少なく、僅か3件程度。この時間を使っての本日のメインの仕事は、来週月曜日の講習会準備であります。全然進まないよー。時間が色々なことに分断されますし。厳しい。この調子で行くと、今週も週末にこっそり働かざるを得ないかも。動きたくないなー。。。私的な用事も差し迫ってきていますし。ほんと、駄目だ。何とかしないと。そういえば、カウンターで、のたーっとPCに向かっていたら「ナマケモノになりますよ」とシステム系のK氏に言われました。えー。菜の花、ナマケモノ化疑惑。でも見た目ほど、平和ではない、みたいな。短気ですしね。(と、思わず後ろのゴミ箱を振り返ってしまう。この残骸はやばいだろう、みたいな。一応、反省しているらしい。)
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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