菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
書名の分からない本探し。
- 2006/11/20 (Mon)
- 1-3年目(参考調査編) |
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146日目。新しい週の始まりです。
始まったばかりなのに、すでに疲れているのは何故ー。
本日は午前カウンター。
継続調査をしようと思いつつ、最初に目に付いたのはメモ用紙作成。
参考カウンターの前には、ずらずらっと蔵書検索用の端末が並んでいます。
端末と端末の間には、メモ用紙を置いています。
と言っても、裏紙ですが。裏紙を切って使っています。
大体、放っておくと誰かが補充してくれているようですが、
いつもA5サイズです。A4を1回切った大きさ。
あれは菜の花、大きすぎると思うんですよねえ。
で、それをさらに半分に切ります、いつも。
でもこれだと小さすぎるなーと思う人もいるでしょうから、
どちらのサイズも両方用意するようにしています。
実際は、毎日観察していると、小さいサイズが先に使われていきます。
小さいサイズの方が、大きいの1枚で2枚作れますから、
何となく気分も省エネだし、小さいのがなくなりそうになっているのを見ると、
何をおいても、あの1回切っただけの大きな紙、切り刻んでやるー!
という気分になります。切り裂き魔?
さてそんなこんなで紙切り切りして、次は継続調査!と思ったら、
電話がかかってきました。レファレンスです。
書誌について。うちの図書館でコピーされた本のタイトルが分からない、と。
…。
タイトルの分からない本を探すのですか…。む、むずかしいな~。
本の外見的な特徴と、標題紙裏に書いてあったという名前などは判明。
最も重要な情報は、その本の近くにあったという別の本。
この本はタイトルと著者が分かるということでした。
で、そこから辿ることに。
というのも、標題紙裏の情報というのが、一向に蔵書検索で
引っかかってこなかったからです。幾らやってもノーヒット。
結局、最後は執念で、1冊1冊手にとって、開いてみて、
タイトルページの裏を見るという戦法に出てみました。
結構、時間はかかりましたが、ついに発見。
む…難しいレファレンスでした。
さあ、これでやっと継続調査に…と思ったら、
今度は新しい本がどーんと届きました。
おおお、新記録かも!な量です。7冊ほど。
参考洋書は結構どどーんと大きいので、7冊と言っても、
A4サイズで厚さはどれも、タウンページを凌駕するものばかりなので、
恐ろしいほどの存在感です。おもいー。
じゃ、まあ、とりあえずこれのカバーを剥ぎ取りまして、
いつものように所蔵館の印を押して、バーコードシールを貼って、
請求記号ラベルもばっちり貼って、うえから水性ノリで補強して。
せっせとやった結果、これがお昼前に何とか終了。
しかし…、もうカウンター当番時間の3分の2が消費されていますよ…。
そしてついに、継続調査へと。
しかしあまり進まず、結局終了率は14%です。ひぇ~、まだまだ。
午後からは、この継続調査の結果、要書架チェックになったものを
実際に書架に出て探しに行きます。。。
と思ったら、あ、忘れてました。そうだ、午前中に準備したあの本、
書架に配架してこなくっちゃ…で、とりあえず掛内でお披露目。
…したら、新着棚に置かないのか、と掛長に突っ込まれました。
そうだ、それも忘れていましたよ。
今まで参考図書は新着棚でディスプレイしていなかったのですが、
業務会議で閲覧さんに掛け合った結果、棚に居候させてもらうことに
なったのです。ただし、和書のみ置く予定でした。
今回のは洋書ですが…。でも、継続で入れている年鑑類は不要ですが、
今回のように単発で入ったものは置いてもいいのでは?ということに。
じゃあ、まずは新着棚に掲示するもの(これは参考図書だから
貸出できませんよーとか、新着棚から参考書架へ移動しちゃうぞ☆という
ような情報です)を作成します。
おお、早速完成。何かやっつけ仕事っぽい。
とっても「ういんたー」な感じになりました。わーい。
でも春になったら作り直さなきゃなりませんな、これは。
これを、またいつものように裏を不要目録カードで補強して…、
と思っていたら、透明なファイル・ケースに入れる案が浮上、
採用になりました。作った掲示物をファイル・ケースに入れ、
ファイル・ケースにブックエンドの突き出ている部分も一緒に入れて、
立たせちゃおう作戦です。おお、凄いぞ。何て賢いんだ!
これなら掲示物の差し替えもらくらく(不要目録カードを
いちいち貼り付けたりしなくてもいい)ですし、
さらに持ち運び、別の場所へ置くのもらくらくー。
ナイス・アイディア。
これが終わったあとはまた、ちょこちょこと継続調査をしつつ、
思い立って書架へ。他大学の博論要旨集の整頓計画が
先週浮上したのを思い出し、それの目処を立てに行きました。
整頓用のブックエンドは確保。これにABC…とどのようにつけていくかを
ぼけっと検討。(ぼけっと…?)
大学によっては要旨集の背表紙が狭すぎて、背表紙が無地のものが多いです。
そうすると、書架にささった状態では、どこの大学のものか分かりづらい…、
ということで、それを表示させるようなものも試作してみました。
悪くはない…、問題は材料が絶対に足りなくなるであろうことかな。
うーん、どうしましょうねえ。
もっとおねだりしてきましょうかね、この材料…。
ちなみにこの材料とは、不要目録カードの親玉みたいな厚紙です。
菜の花ほんと、紙工作好きねえ。。。
始まったばかりなのに、すでに疲れているのは何故ー。
本日は午前カウンター。
継続調査をしようと思いつつ、最初に目に付いたのはメモ用紙作成。
参考カウンターの前には、ずらずらっと蔵書検索用の端末が並んでいます。
端末と端末の間には、メモ用紙を置いています。
と言っても、裏紙ですが。裏紙を切って使っています。
大体、放っておくと誰かが補充してくれているようですが、
いつもA5サイズです。A4を1回切った大きさ。
あれは菜の花、大きすぎると思うんですよねえ。
で、それをさらに半分に切ります、いつも。
でもこれだと小さすぎるなーと思う人もいるでしょうから、
どちらのサイズも両方用意するようにしています。
実際は、毎日観察していると、小さいサイズが先に使われていきます。
小さいサイズの方が、大きいの1枚で2枚作れますから、
何となく気分も省エネだし、小さいのがなくなりそうになっているのを見ると、
何をおいても、あの1回切っただけの大きな紙、切り刻んでやるー!
という気分になります。切り裂き魔?
さてそんなこんなで紙切り切りして、次は継続調査!と思ったら、
電話がかかってきました。レファレンスです。
書誌について。うちの図書館でコピーされた本のタイトルが分からない、と。
…。
タイトルの分からない本を探すのですか…。む、むずかしいな~。
本の外見的な特徴と、標題紙裏に書いてあったという名前などは判明。
最も重要な情報は、その本の近くにあったという別の本。
この本はタイトルと著者が分かるということでした。
で、そこから辿ることに。
というのも、標題紙裏の情報というのが、一向に蔵書検索で
引っかかってこなかったからです。幾らやってもノーヒット。
結局、最後は執念で、1冊1冊手にとって、開いてみて、
タイトルページの裏を見るという戦法に出てみました。
結構、時間はかかりましたが、ついに発見。
む…難しいレファレンスでした。
さあ、これでやっと継続調査に…と思ったら、
今度は新しい本がどーんと届きました。
おおお、新記録かも!な量です。7冊ほど。
参考洋書は結構どどーんと大きいので、7冊と言っても、
A4サイズで厚さはどれも、タウンページを凌駕するものばかりなので、
恐ろしいほどの存在感です。おもいー。
じゃ、まあ、とりあえずこれのカバーを剥ぎ取りまして、
いつものように所蔵館の印を押して、バーコードシールを貼って、
請求記号ラベルもばっちり貼って、うえから水性ノリで補強して。
せっせとやった結果、これがお昼前に何とか終了。
しかし…、もうカウンター当番時間の3分の2が消費されていますよ…。
そしてついに、継続調査へと。
しかしあまり進まず、結局終了率は14%です。ひぇ~、まだまだ。
午後からは、この継続調査の結果、要書架チェックになったものを
実際に書架に出て探しに行きます。。。
と思ったら、あ、忘れてました。そうだ、午前中に準備したあの本、
書架に配架してこなくっちゃ…で、とりあえず掛内でお披露目。
…したら、新着棚に置かないのか、と掛長に突っ込まれました。
そうだ、それも忘れていましたよ。
今まで参考図書は新着棚でディスプレイしていなかったのですが、
業務会議で閲覧さんに掛け合った結果、棚に居候させてもらうことに
なったのです。ただし、和書のみ置く予定でした。
今回のは洋書ですが…。でも、継続で入れている年鑑類は不要ですが、
今回のように単発で入ったものは置いてもいいのでは?ということに。
じゃあ、まずは新着棚に掲示するもの(これは参考図書だから
貸出できませんよーとか、新着棚から参考書架へ移動しちゃうぞ☆という
ような情報です)を作成します。
おお、早速完成。何かやっつけ仕事っぽい。
とっても「ういんたー」な感じになりました。わーい。
でも春になったら作り直さなきゃなりませんな、これは。
これを、またいつものように裏を不要目録カードで補強して…、
と思っていたら、透明なファイル・ケースに入れる案が浮上、
採用になりました。作った掲示物をファイル・ケースに入れ、
ファイル・ケースにブックエンドの突き出ている部分も一緒に入れて、
立たせちゃおう作戦です。おお、凄いぞ。何て賢いんだ!
これなら掲示物の差し替えもらくらく(不要目録カードを
いちいち貼り付けたりしなくてもいい)ですし、
さらに持ち運び、別の場所へ置くのもらくらくー。
ナイス・アイディア。
これが終わったあとはまた、ちょこちょこと継続調査をしつつ、
思い立って書架へ。他大学の博論要旨集の整頓計画が
先週浮上したのを思い出し、それの目処を立てに行きました。
整頓用のブックエンドは確保。これにABC…とどのようにつけていくかを
ぼけっと検討。(ぼけっと…?)
大学によっては要旨集の背表紙が狭すぎて、背表紙が無地のものが多いです。
そうすると、書架にささった状態では、どこの大学のものか分かりづらい…、
ということで、それを表示させるようなものも試作してみました。
悪くはない…、問題は材料が絶対に足りなくなるであろうことかな。
うーん、どうしましょうねえ。
もっとおねだりしてきましょうかね、この材料…。
ちなみにこの材料とは、不要目録カードの親玉みたいな厚紙です。
菜の花ほんと、紙工作好きねえ。。。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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