菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
昨今のレファレンスは(←いつの時代の人よ?)
- 2008/04/14 (Mon)
- 1-3年目(参考調査編) |
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471日目。今日はいい陽気。いい陽気すぎて花粉絶好調、菜の花絶不調。
昨日から、アクセス数が見たこともない数字になっていて、恐れおののいている菜の花です。原因は明らかだと思うのですけれど、小心者の菜の花はどうにも。。。いやはや、いやはや。ありがたいことではあります。
今日はレファレンスが多い日でした。朝からメールレファレンスで走り回っていましたし。内線かけて内線かけて、でした。うちだけで解決できないことも多いです。「図書館のレファレンス」と聞けば、図書館学をやってきた人にとっては多分…そうですね、例えば「ミイラについて調べたいんですけどー」みたいな「事項調査」が頭に浮かぶと思うのですけれど(何故にミイラ!?というのは、たまたま今日見ていた雑誌記事の中にミイラの話が入っていたから)、実際のところ菜の花のさばくレファレンスの多くは、そういうものではありません。電子ジャーナルがつながらないだの、データベースがどうなってるだの、そういうものの方が、圧倒的に多いのです。いやー…時代ですかねー(って、菜の花はいつの時代の図書館員だ!?)。
今日も、その手の話で少々ばたつきました。利用者からのメールや電話だけでなく、学内の他の図書室からもメールや電話が来ますからね、うちは(そして係宛ではなく、菜の花個人宛に質問メールが来るのは何故…(- -;))。何とか片付いてよかった。
あ、もちろん他にも書誌調査が来たりもします。今日は、他大学からFAXレファ。数式が書かれていて、指定本の中にこの数式、入っていますか?…といったもの。いやあ…えーごじゃん…。まあ、数式は世界共通語だからいいとして、本文が英語だと前後の文脈が分からない…。えー、何々?不定積分?、もう懐かしすぎて、菜の花の頭の中には何も残りませんわー。数学めちゃくちゃ苦手でしたもの。なのに物理学科ってところは、数学が凄い単位数、必修なんですよ!えー!ってくらい。テイラー、フーリエ、マクローリン。…って、何だっけ?(なにっ)。もう菜の花、理系院卒を名乗れない…。
更に更に、所蔵調査も来ますよ!。今日の場合は、びみょーな灰色文献の論文。灰色文献というのは!…あー、知らない方は調べて下さい、ぐぐって下さい。一言で言えば、非売品でなかなか手に入らないもの。依頼主は学内の他の図書室。「国内所蔵のみでいい」ということでしたが、こういうときは菜の花必ず、WorldcatやBritish Libraryをひきます。大体、書名などにゆれがあるので、少しでも多くの書誌情報が欲しいんですよね。一番持っていそうなところでまず調べます。同時に、Google Scholarをひいて、引用元も調べます。引用の書誌情報は、結構間違いが多いので。今回は、掲載誌名のみが表記ゆれがあり特定できず。それ以外は複数の引用元で一致しているので概ね信頼できると判断。とある学会の年会のproceedingだったので、その学会のサイトも調べて確かに年度と回、開催地が一致しているかも調べ、そのサイトでproceedingの情報が載っていないことも確認。British LibraryでHitがあったので、これにあるありったけの情報を組み合わせてあちこちの所蔵検索をしましたが、やっぱり国内所蔵は確認できませんでした。残念。やっぱりないのかなー。この辺が菜の花の限界。「あれを忘れているぞ!未熟者め!」…という熟達者さまは、是非菜の花までご一報を。
先週やり残してしまったぱすふぁいんだーは、今日こそすべてやっつける!と思ったのに結局駄目でした。力尽きました。あまりにもばたばたしてしまって。何だか全然、今日は前進した気がしません。雨上がりの晴れは元気がないですしね。花粉が多くて…。何となく熱っぽい一日でした。
あー、それからシステム関連でちょっとばかりトラブルが。正直悪いのは完全にうちの係(自分自身含め)なので、自業自得ではあるのですが…やっぱり厳しいですね。ちょっと最近たるんでました。これからは心を入れ替えてもっとしっかりしますです。それでも対応に走って下さっているシステム系のK氏(とY氏)に感謝。
昨日から、アクセス数が見たこともない数字になっていて、恐れおののいている菜の花です。原因は明らかだと思うのですけれど、小心者の菜の花はどうにも。。。いやはや、いやはや。ありがたいことではあります。
今日はレファレンスが多い日でした。朝からメールレファレンスで走り回っていましたし。内線かけて内線かけて、でした。うちだけで解決できないことも多いです。「図書館のレファレンス」と聞けば、図書館学をやってきた人にとっては多分…そうですね、例えば「ミイラについて調べたいんですけどー」みたいな「事項調査」が頭に浮かぶと思うのですけれど(何故にミイラ!?というのは、たまたま今日見ていた雑誌記事の中にミイラの話が入っていたから)、実際のところ菜の花のさばくレファレンスの多くは、そういうものではありません。電子ジャーナルがつながらないだの、データベースがどうなってるだの、そういうものの方が、圧倒的に多いのです。いやー…時代ですかねー(って、菜の花はいつの時代の図書館員だ!?)。
今日も、その手の話で少々ばたつきました。利用者からのメールや電話だけでなく、学内の他の図書室からもメールや電話が来ますからね、うちは(そして係宛ではなく、菜の花個人宛に質問メールが来るのは何故…(- -;))。何とか片付いてよかった。
あ、もちろん他にも書誌調査が来たりもします。今日は、他大学からFAXレファ。数式が書かれていて、指定本の中にこの数式、入っていますか?…といったもの。いやあ…えーごじゃん…。まあ、数式は世界共通語だからいいとして、本文が英語だと前後の文脈が分からない…。えー、何々?不定積分?、もう懐かしすぎて、菜の花の頭の中には何も残りませんわー。数学めちゃくちゃ苦手でしたもの。なのに物理学科ってところは、数学が凄い単位数、必修なんですよ!えー!ってくらい。テイラー、フーリエ、マクローリン。…って、何だっけ?(なにっ)。もう菜の花、理系院卒を名乗れない…。
更に更に、所蔵調査も来ますよ!。今日の場合は、びみょーな灰色文献の論文。灰色文献というのは!…あー、知らない方は調べて下さい、ぐぐって下さい。一言で言えば、非売品でなかなか手に入らないもの。依頼主は学内の他の図書室。「国内所蔵のみでいい」ということでしたが、こういうときは菜の花必ず、WorldcatやBritish Libraryをひきます。大体、書名などにゆれがあるので、少しでも多くの書誌情報が欲しいんですよね。一番持っていそうなところでまず調べます。同時に、Google Scholarをひいて、引用元も調べます。引用の書誌情報は、結構間違いが多いので。今回は、掲載誌名のみが表記ゆれがあり特定できず。それ以外は複数の引用元で一致しているので概ね信頼できると判断。とある学会の年会のproceedingだったので、その学会のサイトも調べて確かに年度と回、開催地が一致しているかも調べ、そのサイトでproceedingの情報が載っていないことも確認。British LibraryでHitがあったので、これにあるありったけの情報を組み合わせてあちこちの所蔵検索をしましたが、やっぱり国内所蔵は確認できませんでした。残念。やっぱりないのかなー。この辺が菜の花の限界。「あれを忘れているぞ!未熟者め!」…という熟達者さまは、是非菜の花までご一報を。
先週やり残してしまったぱすふぁいんだーは、今日こそすべてやっつける!と思ったのに結局駄目でした。力尽きました。あまりにもばたばたしてしまって。何だか全然、今日は前進した気がしません。雨上がりの晴れは元気がないですしね。花粉が多くて…。何となく熱っぽい一日でした。
あー、それからシステム関連でちょっとばかりトラブルが。正直悪いのは完全にうちの係(自分自身含め)なので、自業自得ではあるのですが…やっぱり厳しいですね。ちょっと最近たるんでました。これからは心を入れ替えてもっとしっかりしますです。それでも対応に走って下さっているシステム系のK氏(とY氏)に感謝。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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