菜の花の大学図書館日誌
理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。
図書館は何のためにあるかってこと
- 2008/04/10 (Thu)
- 1-3年目(参考調査編) |
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469日目。今日は雨。花粉ふりーだ!
朝っぱらから、ミスをしていたことに気付きました。昨日のレファ。間違った回答だったけど、訂正しようがない。何故なら相手が誰だか分からないから。所属だけは分かっていますが…それは菜の花が元々いた部局。何となく絞り込めるけど、何となくしか絞り込めない。困った…。何とかリカバリしようと色々動きましたけど、最終的にはあえなく撃沈です。仕方ない…政治的判断には勝てません。自分で下したわけですが。
そんなわけで、午前中は思いっきり凹んでいました。午前カウンターでしたが、やたらと内線をかけまくり、メールをかきまくり、そして凹んでいるカウンター当番さんでした。しくしく。でもお昼ご飯食べたら復旧しました。現金なヒトです。
午後に受付のところで大きな机がやってきたのを見ました。おお、あれは。もしかして雑誌のK女史の新しい机では?何か買ってもらうとか言ってましたよね。そういえばそれで思い出しましたけど、うちも1個、机買って欲しいんだったっけ。何しろ係のF氏、机がPCデスクのため引き出しもなく、ロッカーも同じフロアにもらえず、手回り品を足元のダンボールの中に入れる破目になっています。さすがに待遇、悪すぎじゃないか…?幾らなんでも平日毎日出勤の人にこの扱いってどうよ?と思います。短時間の学生バイトさんじゃないんですし。はっ、もしかして、いじめ!?あ、ウジャト課長に訴えてみよう。机買って!小さいのでいいから!って。
とりあえず、K女史の机ですが受付で閲覧のKさんともめていました。ので、菜の花、案内して差し上げることにしました。さあ、こっちだ!。今日の菜の花は、ちょっとだけ親切。それもこれも花粉フリーだから。
WWW関係の作業を幾つか。図書館のマップで修正していないところがあったので、変更しました。元ファイルがgifしか残っていないので、この地図の修正もひたすらドット打ちなんですよね…(- -;)。今はまだ、菜の花やりますけど、菜の花が異動した後がちょっとだけ心配です。まあ、更にハイパーな職人が来る可能性だってあるわけですけれども。
午後はこのWWW作業と、電子リソースの不具合に振り回されて終わった感じ。夕方もカウンターでしたが、ひたすら内線をかけまくり、メールを書きまくるというのは変わらず。菜の花って、カウンターに出ていても受話器を握り締めていない時間って実はあまり多くないのでは…と時々不安になります。
雑誌さんにあげてもらう約束だったニュースがあったのですが、明らかに雑誌係内でオーバーワークっぽかったので、引き受けることにしました。急ぎでありましたし。今の時期、雑誌係さんは大変なのです。まあ、うちも大変なのですが。それでも多分、ぱすふぁいんだーさえなければもっと余裕があったはずなんですけど!もう、そればっかり。とにかく諸悪の根源はあれだ!大嫌いです、ぱすふぁいんだー。特にうちのは、費用対効果低すぎですし。早くもっとまともなものにしてほしいものです。予算獲得したり、報告書書いたり、そういう「名」のためだけに空虚な「実」をでっちあげようとするのはやめて頂きたい。もっと議論を尽くし、生産物とその生産物への反応を、フィードバックすべきですし、持続可能な体制と形式を確立すべきです。漫然と「(何年も前の)計画の書類に書いてあるから」と改革を放棄していては、何のための計画だ!ということ。向上するための計画だったはずであり、目的であったはずなのに、それが向上しようとすることを阻害するなんてあまりにも無意味です。菜の花としては、この点に関しては少なくとも、うちの大学図書館は不誠実であると訴えでたいですよ!責任者出て来い!…って館長とか出てきたら、絶対負けるんですが。菜の花、ディスカッションになると弱いんだ…(- -)。
そんな菜の花とは相容れないぱすふぁいんだーですが、今回も全力で作っていますとも。大嫌いでも何でも、仕事ではありますから。そしてこれを作ろうと提案した先生がいらっしゃり、その方は何も悪くはなく、真摯な先生なのですから。菜の花も誠実に取り組まねばならないのです。ここで「忙しいから」と手を抜くようでは、図書館に未来はないと思っています。だって、先生方は利用者、大切な「顧客」でありますよ。図書館の仕事は何のためにあるのか、それは「顧客」である利用者に対し、「現在から未来に渡って」、「過去と現在の知識の集積」を渡していくこと。決して資料を収集することが目的でなければ、資料を綺麗に並べて整理することが目的でもないし、資料を保存することが目的でもありません。
図書館は何のために資料を収集するのか。顧客に渡すためにを収集しているのです。図書館は何のために資料を整理しているのか。顧客に必要な資料を見つけて渡すために整理しているのです。図書館は何のために資料を保存しているのか。現在だけでなくいつかやってくる未来の顧客に渡すために保存しているのです。すべては顧客=利用者のために。だから、作業のために利用者を軽んじることがあってはならないのだと菜の花は思うわけです。それこそ、目的とそのための作業が逆転してしまう。向上するために立てた「目的と計画」のために、むしろ向上する機会を失うのとまったく同じことです。
だから、菜の花は手は抜きません。能力不足で利用者に満足してもらえない可能性もあります。でも、それは仕方がないとしかいいようがない。足らなければ、補っていくしかない。向上していくしかない。問題は、至らないからといってそのまま放置してしまうことだと思います。
…と熱く語ってみて、今日は力尽きてみる。あ、そういえば元システム系のY氏が夕方、ひょっこり現れて、ニュースの英語版を書いてくれました。菜の花が力尽きて英語ページに日本語でアップしていたもの。報酬はお菓子で。ああそうだ、今後のためにももっとお菓子を用意しておかなくては(!?)。
朝っぱらから、ミスをしていたことに気付きました。昨日のレファ。間違った回答だったけど、訂正しようがない。何故なら相手が誰だか分からないから。所属だけは分かっていますが…それは菜の花が元々いた部局。何となく絞り込めるけど、何となくしか絞り込めない。困った…。何とかリカバリしようと色々動きましたけど、最終的にはあえなく撃沈です。仕方ない…政治的判断には勝てません。自分で下したわけですが。
そんなわけで、午前中は思いっきり凹んでいました。午前カウンターでしたが、やたらと内線をかけまくり、メールをかきまくり、そして凹んでいるカウンター当番さんでした。しくしく。でもお昼ご飯食べたら復旧しました。現金なヒトです。
午後に受付のところで大きな机がやってきたのを見ました。おお、あれは。もしかして雑誌のK女史の新しい机では?何か買ってもらうとか言ってましたよね。そういえばそれで思い出しましたけど、うちも1個、机買って欲しいんだったっけ。何しろ係のF氏、机がPCデスクのため引き出しもなく、ロッカーも同じフロアにもらえず、手回り品を足元のダンボールの中に入れる破目になっています。さすがに待遇、悪すぎじゃないか…?幾らなんでも平日毎日出勤の人にこの扱いってどうよ?と思います。短時間の学生バイトさんじゃないんですし。はっ、もしかして、いじめ!?あ、ウジャト課長に訴えてみよう。机買って!小さいのでいいから!って。
とりあえず、K女史の机ですが受付で閲覧のKさんともめていました。ので、菜の花、案内して差し上げることにしました。さあ、こっちだ!。今日の菜の花は、ちょっとだけ親切。それもこれも花粉フリーだから。
WWW関係の作業を幾つか。図書館のマップで修正していないところがあったので、変更しました。元ファイルがgifしか残っていないので、この地図の修正もひたすらドット打ちなんですよね…(- -;)。今はまだ、菜の花やりますけど、菜の花が異動した後がちょっとだけ心配です。まあ、更にハイパーな職人が来る可能性だってあるわけですけれども。
午後はこのWWW作業と、電子リソースの不具合に振り回されて終わった感じ。夕方もカウンターでしたが、ひたすら内線をかけまくり、メールを書きまくるというのは変わらず。菜の花って、カウンターに出ていても受話器を握り締めていない時間って実はあまり多くないのでは…と時々不安になります。
雑誌さんにあげてもらう約束だったニュースがあったのですが、明らかに雑誌係内でオーバーワークっぽかったので、引き受けることにしました。急ぎでありましたし。今の時期、雑誌係さんは大変なのです。まあ、うちも大変なのですが。それでも多分、ぱすふぁいんだーさえなければもっと余裕があったはずなんですけど!もう、そればっかり。とにかく諸悪の根源はあれだ!大嫌いです、ぱすふぁいんだー。特にうちのは、費用対効果低すぎですし。早くもっとまともなものにしてほしいものです。予算獲得したり、報告書書いたり、そういう「名」のためだけに空虚な「実」をでっちあげようとするのはやめて頂きたい。もっと議論を尽くし、生産物とその生産物への反応を、フィードバックすべきですし、持続可能な体制と形式を確立すべきです。漫然と「(何年も前の)計画の書類に書いてあるから」と改革を放棄していては、何のための計画だ!ということ。向上するための計画だったはずであり、目的であったはずなのに、それが向上しようとすることを阻害するなんてあまりにも無意味です。菜の花としては、この点に関しては少なくとも、うちの大学図書館は不誠実であると訴えでたいですよ!責任者出て来い!…って館長とか出てきたら、絶対負けるんですが。菜の花、ディスカッションになると弱いんだ…(- -)。
そんな菜の花とは相容れないぱすふぁいんだーですが、今回も全力で作っていますとも。大嫌いでも何でも、仕事ではありますから。そしてこれを作ろうと提案した先生がいらっしゃり、その方は何も悪くはなく、真摯な先生なのですから。菜の花も誠実に取り組まねばならないのです。ここで「忙しいから」と手を抜くようでは、図書館に未来はないと思っています。だって、先生方は利用者、大切な「顧客」でありますよ。図書館の仕事は何のためにあるのか、それは「顧客」である利用者に対し、「現在から未来に渡って」、「過去と現在の知識の集積」を渡していくこと。決して資料を収集することが目的でなければ、資料を綺麗に並べて整理することが目的でもないし、資料を保存することが目的でもありません。
図書館は何のために資料を収集するのか。顧客に渡すためにを収集しているのです。図書館は何のために資料を整理しているのか。顧客に必要な資料を見つけて渡すために整理しているのです。図書館は何のために資料を保存しているのか。現在だけでなくいつかやってくる未来の顧客に渡すために保存しているのです。すべては顧客=利用者のために。だから、作業のために利用者を軽んじることがあってはならないのだと菜の花は思うわけです。それこそ、目的とそのための作業が逆転してしまう。向上するために立てた「目的と計画」のために、むしろ向上する機会を失うのとまったく同じことです。
だから、菜の花は手は抜きません。能力不足で利用者に満足してもらえない可能性もあります。でも、それは仕方がないとしかいいようがない。足らなければ、補っていくしかない。向上していくしかない。問題は、至らないからといってそのまま放置してしまうことだと思います。
…と熱く語ってみて、今日は力尽きてみる。あ、そういえば元システム系のY氏が夕方、ひょっこり現れて、ニュースの英語版を書いてくれました。菜の花が力尽きて英語ページに日本語でアップしていたもの。報酬はお菓子で。ああそうだ、今後のためにももっとお菓子を用意しておかなくては(!?)。
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プロフィール
HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)
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