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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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オンライン・アンケートが初めて成功している…

400日目。あー、ずいぶん来たなあ。

きりのいい数字だからといって今日は、特に華のある仕事をした!って感じもなく。淡々と。そう、こうやって淡々と400日きましたよ、という感じ。

午前中は次期システムへのリプレイスに向けての仕様書策定のために、業者さんによるデモ機確認と、その業者さんのシステムを利用している大学、そして現在のうちの大学のシステムの比較などを、実際のデモ機の画面を印刷して係長と相談。これは本日の午前中までに、業者さんへの質問をまとめなさい、とのことでしたので、結構差し迫っていました。というか、いつも差し迫った仕事ばかりなので、差し迫った順番に片付け続けていってもやっぱり自転車操業になってしまう、という繰り返しです。もっと早く言えよ!と言いたいことが山のようにありますね。というか、うちの係に仕事を持ってきても、優先順位はかなりシビアです。どんどん下にいきますよー。

実際、課長が持ってきた謎のレファレンス(いまいち経緯不明)は、「今週中くらいに…」とのことでしたので、優先順位は相当な下位になってますね。最近はこの「優先順位」が何より大切な言葉と化しつつあります。一応、あまりに放置しても申し訳ないのでカウンターのお昼当番の1時間をこれに充てましたけれど、大した成果は上がりませんでした。所蔵調査みたいなものでしたが、時代は古いし(100年以上前)、印刷所も海外の小さなものですし、WorldCATでも殆どヒットなしですし(Annual Reportで、別の年のものはヒットが僅かにあった、ただし所蔵館は数館あるかないか)、学術雑誌ではないし、正直現物がそもそもこの世にはもう存在していない可能性が泣きたいくらい高いのでは、と疑っています…。10年前にどこかにレファレンスを出したときは有料で10ドル払った、と仰っていましたが、とりあえず菜の花の1時間を費やしたわけなので、うちでも10ドル分くらいは働いたと思いますよ…。経験が浅いとはいえ、菜の花を使えば時給は千円以上だと思います、多分。結果として、多分公的でグローバルな目録では所蔵館はないだろう、と。もっと当たりをつけて、ローカルな目録を探せばあるかもしれませんけれども。別書名で1つ、有望なものがありましたけれど、所蔵館はニューヨークの某図書館1館のみ。これはそちらにレファを出してみる価値はあるかもしれませんが、2件中1件しかここにもなさそうですしねえ…。もう1件は影も形も見当たらない。もう少し違う目で探してもらって(宜しく、M嬢)、それでなければどこかにレファ出すんでしょうね。どこに出すか知りませんけど。国会?いや、でも雲を掴む話っぽいし。一番それっぽい機関には、すでに「不明」で戻されているらしいですからねえ。(それをこんな素人レファレンサーが幅をきかせているよーな、うちの大学でやれるとは思えないんですけど。)まあ、しばらく寝かせておきましょ。


お昼休みのあとに1時間、時間休を頂いて、また「お昼休み倍増計画」を遂行していました。今週は水・金とあと2回やる予定。今日は布団を干せた。


そのため、午後からは2時間ちょっとしかなかったので、WWW関係を中心に。前回の会議での結果を踏まえて、次回のメール会議用のWeb資料を作成しました。それは係長にえいや!と投げて終了。

あと比較的差し迫っている案件は、同じくWWW委員会関係の部局図書室へのニュース作成依頼関係。まずは2部局に協力要請(すでに協力要請には応諾してもらっているので、こちらからはマニュアル持ってお伺いすればOK)。そのためには今週中にマニュアルを作成・準備しなくてはいけません。そうしないと年内に試行が間に合わない。その後図書系の係長クラスが集まる会議に上げて、全部局に試行を広げてもらうつもりですが、これは年度内のなるべく早い時期を想定。理想は来年度正式導入ですが、来年度の途中にずれこむか、状況によっては来年度はずっと試行で再来年度に正式導入か?…と、そんな心積もり。(ただし菜の花の勝手な心積もり。)何はともあれ、今週中にマニュアル準備は必須かな。

それからeBook関連。新しく、結構大きなお買い物をしたのですが、これの広報活動がまだスタートしていません。したいのは山々ですが手が空かないのよー、と。あと、こういうのって最初の広報が大事ですからねえ…。しっかり気合入れていかねば。


そういえば、うちの大学はすでにリンクリゾルバを順次トライアル中。それに関してオンライン・アンケートをとりましょう、ということになったのですが、意外にもかなりの回答が寄せられています。いつもトライアルのアンケートって数通しかこないのですけれど、今回は1日に何通も来ている!2日で他のトライアルアンケート1か月分くらいの回答数が得られています。

今回のオンライン・アンケートでは、うちの係なりにちょっと工夫をしたのですが、これが功を奏しているのか?ちなみにその工夫点は。

1.記名欄は一切作らない(以前は任意記入だったが、これを廃した)
2.学科名・身分欄も廃止(以前は選択式だった)
3.1画面以内におさまるミニアンケートにする。設問は5つだけ。
  (うち2つはアンケート対象製品の選択と自由記載欄。
   実質的な使用感は3つで、「速さ」と「正確さ」と「適切性」。)
4.各設問は選択式。(文字を打つところはすべて任意。)
5.アンケートは利用者の利用動線上からリンクさせる。
  (リンクリゾルバの中間画面に入れた。)

1・2によって匿名性を増して、必要としているのは実際の感想だけなのよ、ということをアピール。また、設問が多いとそれだけで嫌になるので極力中身は少なく。本当に必要な情報はそれほど多くないはずなので厳選。答えるときに気軽にマウスクリックだけで入力できるようにすべて選択式にして、書きたい人だけ記載欄にも何か書いてね、という形にしたお陰で、回答時間は1分以内。これならちょっと答えてみようかな、という気持ちになるかなと。

そして何より場所。表にどーんと出していくよりは、利用動線上、特に使っている最後の方で出てくると、より答える気持ちになれるだろう、ということで、リンクリゾルバの中間画面からリンクしてもらうように頼み込みました。

うん、何か珍しくいい感じじゃないかなーと思います。たまには成功させないと淋しいし。


話は変わって。金曜日に修理した本は、やっぱり今までで一番いい出来でした。あれならがっしりしていて、よほどの力を加えられてもまだまだ耐えられますよ!頑張った。次の本もこの調子で直しましょう。


今日は「病院に行く」と早く帰ってきました(と言っても1時間超過…しかし1時間だと「はやっ」と思えるから不思議よね)。というのもですね、お昼休みに家まで歩いて帰ろうとして(徒歩5分)、途中で足が痛くなったので挫折して原付のところまで戻ったくらいだったからです。昨夜は夜中に目が覚めて「おおお、痛い!」って思ったし。受傷から1ヵ月半、そろそろ治ってもいい頃だというのに、これはやっぱりよくないぞ!と思い、帰宅せずにそのまま病院の前まで行ったのですが…何だか到着してみると痛くも痒くもなかったりするんですよね。一体何がどうなっているのか。もしかして菜の花、病院の隣に住めば、治っちゃうんじゃないだろうか。結局、そのまま引き返してきてしまいました。また痛くなったらそのときに行こうっと。それより早く、完治してくれないものか。菜の花、もしかして自己治癒能力低い?



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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