アインシュタインと、psファイル

136日目。新しい週の始まりです。

今日も殆どがwwwのメンテや変更で終わったような…。
あ、２冊ほど図書が届いて、資料ＩＤラベル貼って、
分類番号ラベルも貼って、蔵書印押して、水性ノリで補強して、
目録のカードを挿して、配架しました、はい。

メールで雑誌掛の担当者さんに、業務連絡をするついでに
「一言」世間話を入れることがあるのですが、
本日はその返信で「普通のお嬢さんで安心した」と言われました…。
…今までの菜の花のイメージって一体…っ？
ちなみに入れた本日の言葉は、うちの可愛いチューリップの話で。
菜の花宅は一人暮らしとは思えないほど、植物に支配されつつあります。
まあ、元が光合成関係の研究者の卵なので、緑とは縁があります。
植物の葉っぱを見て「ああ、素敵なクロロフィルb…」と呟けるくらい、
「普通」ではないのですが、その辺は秘密です。

午後からはカウンター当番でした。
引き続き、電子ブックの宣伝のためのwww作業を。
それから、選書会議を少々。
カウンターが混んできたので途中でうやむやになりましたが。
和書が数冊選ばれました。まあ、順当なものでした。
ああ、でも書誌系ってまだいるのかなーというのは、
菜の花的には判断つかずでしたね。いるのかなあ。
データベースが発達してくると「○○に関する文献目録」とか、
だんだん不要になってくるのでは…？とも思うのですが。
まあ、非常に網羅的で、信用度が高いのなら必要かと思うのですが。
やはりデータベースだと、網羅性という点ではまだ不安が。
特に人文・社会科学系のものに関しては。
自然科学系はWeb of Scienceがありますからねえ。
かなり網羅性は高くなってきているとは思います。

今日の大物レファレンスで、素敵な発見をしました。
Einstein Archive Onlineというものです。
あのアインシュタインの論文を集めて提供しよう、というプロジェクトみたいです。
何が凄いって、雑誌に掲載されたものだけでなく、
自筆原稿の画像ファイルがあるものが結構入っている、ということで。
うわあ、これは凄い。
流石に、アインシュタインくらいになると格が違いますねえ。
かくいう菜の花は物理学科卒ですが、アインシュタインの論文なんて
１つしか読んだことありません。あああ。
唯一読んだのは、名作と名高い、あのノーベル賞受賞対象の論文です、
１９０５年の。タイトルだけドイツ語、中身は英語。
内容は、光電効果ですね。時々間違えている人がいらっしゃいますが、
アインシュタインがノーベル賞を取ったのは、
相対性理論じゃないですからねー。
ついでに、特殊相対性理論と一般相対性理論、
先に出てきたのは特殊の方です。一般はあとから出てきました。
特殊な場合でまずは理論を打ちたて、それを一般に拡張したわけです。
特殊相対性理論は学部の必修だったので、何とか取りましたが、
一般相対性理論は単位、落としたままですね。
あれ、理解できないですよう。
特殊は何とか分かりましたけど、一般は菜の花には無理無理無理。
なのに宇宙物理学の講義でがんがん出てきて、もう泣きそうでした。
大学院では一切取るものか！と決心し、実際に取りませんでしたが。
そんな思い出のアインシュタイン…ああ、偉大な科学者よ。

もうひとつ今日の困ってしまったレファレンスは、
Postscript fileってどうやって読むのよ？でした。
いや、読みは分かりますよ、ぽすとすくりぷと・ふぁいる。
何のソフトで開けるの？ってことですけど。
利用者さんが探している雑誌が、うちの大学で所蔵がなかったのですが、
どうやら出版している学会のサイトに行くと公開してるっぽかったのです。
それがpsファイルだったというわけでして。
でも結局、開けなかった…勉強不足です、出直してきます。しゅん。

ほんと、日々勉強であります。