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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

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「レファ中に入ったレファ」中に入ったレファ

426日目。本日は目まぐるしかった!タイトルは、誤植でも何回も言ってみて楽しんでいるわけでもですよ!事実なんですぅ(T-T)。

今朝は5分遅く起きたのに、いつもより5分早く職場に到着。そういうことってありますよね。ちょっと余裕のスタートではないか!?と思っていたら、後が大変だったという…。

朝からWWWメンテ関係。ニュースに関して、某文系図書室のH氏と午前中のうちに数回メールでやりとり。何となく勝手な構想が菜の花の中で出来たので、適当にまとめて係長に話をしてからメールで送りつけておきました。そのうち課長に報告が行くことでしょう。常に思いつきで行動する菜の花です。

あとはひたすら選書資料の整理…のはずだったのですが。午後から異変。

最初は、相互のN嬢が受けたレファでした。150年位前の新聞や雑誌の特定記事を20くらい探しているというもの。すべて海外のもの(イギリスか、アメリカなので少しだけ助かりました。英語なら何とか読めますものね。)しばらく彼女が探して駄目だったようで、参考の方にオンライン版などはないですかと、相談にいらっしゃいました。少し話を聞いて、一度参考の書架で資料をチェックしてから、やはりオンライン検索しか道はなさそうだと確認。戻って利用者端末のところで質問者である利用者さんとひたすら検索しているN嬢のフォローに入りました。なかなか一筋縄ではいかないものばかりで、1時間くらいやっていて、ようやく何とかなりそうな感じに。コツを見定めるまで結構時間がかかるのは、菜の花がまだまだ初心者の証拠です。道筋が見えてきたのであとはやるだけだな、と思ったのですが、とにかく数が多いのでメアドをお訊きして後日回答にさせて頂きました。

で、係のM嬢にも宜しく!と頼んでおいて、事務室に戻ってひたすら検索。うちの図書館で持っているものは僅か。一応国内にあるものの、1つとか2つの大学しか持っていないものが多く、幾つかは国内にはなさそうでした。もうひと頑張りー、と思っているところに内線でレファレンス。

今度はエンドノート・ウェブの利用方法について。説明しようと思ったら、内線をかけてきた院生さんは手元にPCがないと仰ったので、これもメアドをお聞きして、そちらに説明をお送りすることに。

つまり、レファ中に入ったレファ。こちらの方が早く片付きそうだったので、先にこちらを済ませてしまうことにしました。エンドノートウェブを立ち上げて画面キャプチャをとって加工。メール本文に説明文を書きかけたところに、また内線が。

次は某理系図書室のY嬢から。某データベースをMac+FireFoxで使っている先生が今目の前に来ていて、表示に不具合が出るーと仰っているらしいです。えー。また電子系か。この前もネットワーク関連のレファばかりやってきて、菜の花ってほんとに図書館員だっけ?と悩んだものですが。まあ、貴重書とか全然分からないので、そういうものの相談されるよりは本人としては楽ですけれど。(という状態だから、ますますトラディショナルな図書館員からかけ離れていく…(T-T)。)

今度は「レファ中に入ったレファ」中に入ったレファですが、こちらの方が利用者さんが目の前にいるわけで、優先だ!と思い、更に先に片付けることに。

とりあえず、再現をとらないといけないので、館内唯一のMac使いであるシステムの課長に内線。出ない。…出た。うわ、本人じゃない。仕方ない。本人がいないですが、使わせてもらいましょう。念のため、本人がいるんじゃないかしら、と思い、課長の席に行く前にひょいと部長室を覗いたら、確かにいらっしゃいました。部長室で立ち話をしていたのは、部長と管理課長とシステム課長…までなら菜の花、何も気にせずに声をかけたのでしょうけれど、もう一人が館長だったのでやめておきました。どうも館長は苦手です。何が苦手って、あの髪型が(何てことだ!)。いや、別に変でも何でもないと思うのですけれども、何故か向かい合うと笑えてくるのです。何がそんなに笑えるんだろう。それは分かりません。きっとそういうめぐり合わせなのです、菜の花と館長は。運命のいたずらってやつ?(謎)

とにかく、その辺の係長たち立会いのもと、確認作業をしました。ちなみにその辺の係長たちとは、システム系のY氏の上司と、雑誌のK女史です。K女史には特に頼んでいないのですが、気付いたら横にいました。あれ、さっきまで電話中だったじゃないですか!いつの間に!神出鬼没(いや、そこまでではない)。

結果は問題なし。その場で某理系図書室のY嬢に内線をかけました。状況を説明して、新たな情報が入ったのでそれも確認。でも問題なし。とりあえず、Y嬢が現場(先生の研究室)に検証に行く、ということだったので、一旦こちらの役目は終了。自分の事務室に駆け戻りました。来るときも、帰るときも全力疾走。何と菜の花、ようやく走れるまでに回復したのですよ。11月に骨折してから、ついに!…でも、完全復活ではなかったのでした…。だって痛い。今になって痛い。とても困った。月曜日にでも病院に行こうか思案中。もう3ヶ月なんですけど、受傷から。

さて、これで一旦、レファ中に入ったレファ中に入ったレファは終了。戻ってまた、レファ中に入ったレファである、エンドノートと向かい合います。そこへ某文系図書室のH氏からメール。ちょうどさっき時の人になっていたデータベースで、説明ページにミスがあるというご指摘。それはうちの大学ではなく、業者さんの管理下にあるものだったので、係長にすぐ転送。係長から、業者さんに連絡してもらうことに。よし、中断が入ったけどまたエンドノートに戻りましょう。

あとちょっと!よし!読み直したら送信だぞ、と思ったところにまたY嬢から連絡。う。レファ中に入ったレファ中に入ったレファ復活。複雑。やはり不具合継続。環境について新たなる情報が入ったので、一旦電話を切ってから係長に報告し、システムの課長にコンタクト。情報を仕入れてまたY嬢に連絡。更なる情報が来たのですぐに課長に内線。それを受けてY嬢に連絡。ようやく落ち着く。

あー…内線の嵐だった…。状況は二転三転。あまりに目まぐるしく変わるので、係長に報告の後、不具合については業者さんへの連絡を一旦保留。データベースの説明に関することだけメールして頂くことに。

よしよし、次こそはエンドノートだよ。というわけでメールをもう一度読み返して、送信。終わったー。いや、終わってない!そうだ、今終わったのは、レファ中に入ったレファ。まだ最初の、大量にある150年前の新聞・雑誌の所蔵調査が残っている!ようやく普通の、レファ中じゃないレファレンス。係のM嬢が上から進めてくれていて、菜の花は下から進めていて、何とか終わりました。

…で、もう夜。所蔵調査の件に関してメールをして、Y嬢から今日の出来事のまとめメールが来たので、それを読んでから返信。係長と利用案内関係の打ち合わせを少しして、係のM嬢・F氏の月曜日の仕事の割振についてメールを作成して。何だかんだでまた少し遅めの帰宅です。希望としては、図書館滞在時間は12時間以内にしたいのですけれども。研究室も大体、それくらいが基準でしたし。ま、研究室の場合は気付くと、9時-21時だったのが、13時-1時(昼-深夜)くらいにずれこんで、そのうち夜中に帰ると暗いからやだー、ということになって、13時-6時(昼-翌朝)になるんですけどね。簡単に。そもそも研究室の同期はみんな変な時間に活動する人ばかりで、菜の花の学年は全員揃うのが深夜0時のみ、という状態でしたけれども。(揃ったら「とりあえず帰る」という菜の花が、一番まともな時間帯に生きていたと思います。あとのひとりは深夜0時に登校していたし、もうひとりは2日連続で徹夜で働いてそのあと1日寝ているような、ホモ・サピエンスとして間違っていないか?という生活をしていましたもの。)

それに比べればふつーの、でも目まぐるしい一日でした。あー、今週が終わるー。お疲れさまー、自分。にしても、菜の花の記憶力はニワトリなみなんだから、あまり複雑にレファが重ならないで欲しいですねー。忘れます、よゆーで。その3歩が命取り、みたいな。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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