いつまでも無償とは限らない

348日目（通算1723日目）。いや、ホントは単なる定額だっただけで、元々有償だったけど。

今日は平和な一日でした。特筆するようなことといえば…データベースを契約している業者Mさんが、ちらっといらっしゃったことくらい。

Mさんの用件は、初夏だったかにN先生が、これまで契約していたデータベースでは定額料金内で無制限で見られていたレポート類が、後継データベースでは収録対象外になってしまった！しかもそのデータがどこにも見つからない、という話の続き。実はこのデータベースMさんのところで提供されていたことが判明したのですが…、問題は別料金で、範囲指定で発注してCD-ROMでの提供になるということでした。金額をお伺いしたら、先生の希望する範囲だと数十万円するらしく。そうですか…。無制限で見られていた時代にPDFダウンロードしていたら、払わなくてもよい金額だったのだと思うと、先生も研究費の残額と、渋い表情でのにらめっこになっていらっしゃるだろうなあ、と、ちょっと切ない気分です。データベースの収録範囲、怖い。でもだからって、契約終了時に先方が「バックアップデータ」として渡してくれなかった分のデータを、こちらで勝手にダウンロードして保存していたら、何かそれもいけないことのような気もするし、なかなか…。

こういうことを考えると、やっぱり紙媒体ってバックアップデータの保存という意味で、トラブルがなくて素敵だなあ、と思ってしまう菜の花なのです。竹を割ったように分かりやすい。