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菜の花の大学図書館日誌

理系出身だったことを忘れかけている司書・菜の花の、大学図書館な日々。

カテゴリー「7-9年目(某文系資料室編)」の記事一覧

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再受入、はじめました

32日目(通算1407日目)。というほどでもなく、邪魔だったので受入しただけ。

蔵書点検の準備として、先生方への最終周知のためにポスティングをして、当日に貼る「臨時閉室」ポスターも作成し、明日の運営委員会での話すネタも準備して、ひと段落。

ようし、じゃああれしよ、あれ。1つは、新しくがばっと寄贈受入したいので、その場所作りのための書架移動。もうひとつは、製本したときに入れる場所作りのための除却作業。

まず、場所作りの件。これは2列分で何とか2棚くらい詰められるのでは、と考えて、ちょこちょこ作業中。横倒しになっていた未登録本が邪魔だったので、再受入して大型本コーナーに別置することに決めました。「再受入」というのは、最初に受入をしたときは「資産」として登録しなかったものの、現在のルールでは登録しなくてはまずいだろう、というものを見つけたとき、再び受入処理をすること。これをすると、「資料ID」という番号をもらうことができ、このIDでバーコードラベルを作って管理することができるようになります。デジタルなデータとしても登録されますしね。

しかし、どうして横倒しのままだったのだろう、と1冊ずつ確認。全部、サイズが横長で、横が36cmもある謄写本でした。うわあ、自立しない。しかも何、分冊なのに、全部揃ってない!?なかまはどこー。ひどいものは前々任者さんが整理したときに挟んだらしい覚え書きに「本体は?」とだけ書かれている「○○付属資料」というタイトルの本とか。結局、本体は薄っぺらいその辺りの本を大探索して見つけられましたけどね。あるじゃん!と。懸命な探索の結果、1件だけは、4分冊のうちの1冊しか見つからないものもありましたけど、あとは大丈夫でした。揃ってる。

中身を確認の上、書誌同定、またはNCに書誌がないものはえいや!でその場で新規書誌作成をして、再受入処理へ回しました。Sさん、宜しくお願い致しまーす。

これがどいたので、若干場所が空きました。で、また詰め詰め作業。Sさんにも状況を説明して、スキマ時間にまた詰めるのを手伝って頂くことに。そちらも宜しくお願い致します。


で、もう1件の除却作業の方。場所は決まっているので、その辺りの下見に行きました。うわあ…これは捨ててもよさそうな資料が結構あるかな…と。菜の花自身が前の前の部署で「これはうちの場合は捨てられないな、学内の他の図書室が捨てた後、最後に1冊を残すのがうちだ」と判断していた、オンラインに無料の代替資料があるようなものとか。当時の自分に感謝。あっちが捨てていないなら、この図書室の分は複本として捨てられます。どうせ代替資料がありますしね。歴史として残すにしても、学内に1冊で十分。あとはー…うわあ、ここの複本はいらないなあ…整理して1部ずつにしよう…とつらつら考えつつ、書架の中での作業をしようと思いました。いちいち、書架と事務室を往復していられませんし。とすると、ノートPCが欲しいな…、あ、そうそう、この3月末に買ったではないですか、お隣の図書室と共有の事務用ノートPC。ちょうどいい、あちらはもうしばらく使わないと仰っていたから、こちらで使わせて頂きましょ。

というわけで、取りに行ってきました。電源が入らないと思ったら、完全放電されていて驚きました。ノートPCを放電…。まあ、良いですけれども。とにかく、これで作業が出来るように、ファイルの準備など。


と、着々と作業を進める菜の花ですが…、恐ろしいものを見つけてしまいました。流しで、黒光りするあの平たい生き物が…!昨日、ホウ酸だんごを始めたばかりだというのに、早速のご登場ですか!しかも昼間っから!

でも、世の中の虫というものをことごとく苦手とする菜の花には、自力で対処することができませんでした…。息を飲んで、かくかくした動きでSさんを呼びにいき「で、で、でたー!!!」と謎の踊りを踊るので精一杯でございましたよ!…いやあ…びっくり。しかも敢然と立ち向かっていき、素手で「ヤツ」をつかんだSさんに、菜の花はことばもございませんでした。いや、素手はちょっと…!

でもまあ、一応これで一安心、Sさんが黒光りする遺体を捨てに行っている間に洗い物をしていた菜の花、更にもう1匹、流しの生ゴミケースに潜んでいるのを発見。心の中で「ぎゃああああ」と叫んでから、ちょうど戻ってきたSさんに再び、謎の踊りを披露することになるのです…。

結局そのあと、彼らが歩き回った痕跡を消すべく、30分もかけてあちこちエタノール滅菌しながらお掃除してしまいました。Iさんがいなくてよかった…。彼女も菜の花と同じく、きっとひきつりまくりだったはずですから。そしてこれが、菜の花とIさんの2人だけのシフトの日でなくてよかった…。2人して、わーわーきゃーきゃー言いながら、凄いことになるところでした。

あー…。もう、今日の菜の花はSさんに助けられてばかりでございました。ありがとうございます。そういえばSさんは、菜の花の母御と1学年違いなのですよね。母の日プレゼント、Sさんにも用意すべきでしたわ、菜の花…。来年は本気で検討しちゃうかもしれません。



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ホウ酸だんご、はじめました

31日目(通算1406日目)。いや、買ってきて置いただけなんだけど。

実は金曜日の夜に菜の花、図書事務室で「見てはいけないもの」を見てしまいました。黒くて、てかてかして、しゃかしゃか歩く「あいつ」です。ぎゃー。虫というものは、種類に関わらず大嫌いな菜の花…た、耐え難い…!

というわけで、朝っぱらから「見てしまいました…」と相談し、お隣の事務室も巻き込んで「ホウ酸だんご、設置しようの会を結成しまして…、先生に訴えて予算も頂き、さっそく大学生協で購入して設置したのでありました。これで…彼らを見なくて済むようになったら菜の花は嬉しいです。彼らにとっては菜の花は憎むべき敵かもしれませんが、いやはや、無理だよ!菜の花には彼らと同居することはどうしても出来ません…!(>_<)


本日もきろくをちゃきちゃきと。毎週、その週の活動をかかりちょうに提出している「週報」は、普段は週末に入る前に提出するのですが、やっぱり今週も月曜日にずれこんでしまいましたが、ちゃんと出しました。この「週報」を基にして、半月に一度くらい(本当はもう少し頻度を上げたいのですが)回覧してまとめている「室内報告」もついでに作成、および回覧。今回の範囲は、5/2-5/18。ちょっと眺め。11日間分かな。


それから、ついに来週に迫ってきた蔵書点検の準備として明日、先生方に「蔵書点検しますよー」のポスティングをするべく、配るものを作っていました。当日に掲示するポスターの下準備も。わー、もうすぐですねー。あとは明後日の委員会のための配布資料の準備も。


で、午後のメイン業務は予算関連ですね。4月の図書費が確定していたので、全学の支払リストと自分の手元にある支払データを確認して、これはうちのー、こっちはお隣のー、という仕分けをしていました。うちの図書室は図書予算的には分室扱いなので、お隣の図書室と抱き合わせの支払データになっている…という認識でいいのかな、多分。とにかく、中央からくるデータでは、うちの支払なのか、お隣の支払なのかは分からないので、こちらで仕分けるのです。それにしてもこの予算規模の違いときたら!びっくりですねー。桁が2桁も違う…。というか、電子ジャーナルこわー。何この桁。

…ま、とにかく予算関係は菜の花の苦手とすることなので、4月分が何とか無事に滑り出してくれてよかったです。始まってしまえば大分、気が楽になるもの。あとは年度末にめちゃめちゃにらめっこすることになるのですねー。ああ、恐ろしい。



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雑誌書誌に手間取った

30日目(通算1405日目)。たまにはやらないと駄目だと思った。

さくさくっと終わるつもりだったのですが、雑誌書誌作成および修正で手間取っていました。ごく普通の日本語の雑誌なので、そんなに時間はかかるまい、と思ったのですが、これまでに変遷を繰り返してファミリー(雑誌書誌の変遷のグループ。雑誌名が変わったり、統廃合したときに「これとこれが繋がっています」と繋ぎ合わせる番号)が10件以上になっている、大家族な書誌でした。まあ、手間取った一番の原因は、普通の本ではなくて、CD-ROMだったことでしょうか。CD-ROM単体の書誌はそれほど頻度が高くないですし、それの雑誌書誌、というのは、菜の花は今までそんなに扱ったことがないもので。いちいち、コーディングマニュアルを確認しながら、慎重に。

今回はファミリーの末端の2書誌を統合してあげればよかったので、2書誌の修正と、新しい統合書誌の作成、更にファミリーを更新するための「変遷注記データシート」の作成、それぞれの情報源となる部分の写真などを撮って添付。若干困ったのは、本来CD-ROMの場合は本タイトルを、CD-ROMで最初に立ち上がってくる画面から採るのだと思っていたのですが、どうもこれまでの書誌はCD-ROMケースまたはCD-ROMのラベルから採っているようで…冒頭の数文字が違う…。というか、そもそもどうして数文字だけ違うのかが謎なのですが、とにかく違うので、困りました。うーん…、これってどうなのでしょう…。これまでのに従うと何だか違う気がするけれど、これまでのものを全部修正するのも大変なことです。何しろ大家族ですから。とりあえず、NIIにご相談で。お手数をお掛けいたします。


と、色々やっていたら凄い時間を費やしてしまいました。そのあとにごく普通の和書の図書書誌を1件、新規作成したのですが、これの楽なこと楽なこと。元々、洋書の書誌の方が圧倒的に多く作成している菜の花なので、和書は若干、戸惑うこともありますが(スペースの入れ方とか…)、それでもさっきの雑誌書誌に比べれば何と簡単なー。ちょっと感動的なくらい。


あとは色々、また記録を。記録魔だなあ、と思うくらいできっとちょうどいいのです。菜の花は忘れる生き物ですからね。


さあて、今週もお疲れ様。来週もめいっぱい、頑張りましょう。



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きろくきろく…

29日目(通算1404日目)。忘れっぽいから。

マメに記録を取るようにしています。菜の花は、とてつもなく忘れっぽいので。どうでもいいようなことはよく覚えているのですけれどもねー…。今日は、そんな記録を主にまとめていました。今週はまだ3日しか働いていないのに、書くことが多すぎて…。とにかく色々なことの経緯をまとめて、がしがしフォルダに放り込んでいます。1ヵ月以上続くような用件だと、絶対最初の方のこと忘れていそうですもの。


今日は、再び他図書室から資料を譲り受ける件のまとめ。ようやく図書室内での意見も集約して、正式に「これとこれとこれ、下さい」メールをお送りしました。次は、先方が書類を作ってくれるのを待てばOK。こちらにきたら、装備の変更をSさんにお願いしてー、それから目録の修正ですね。


製本の準備が終わって来週、業者さんが取りに来る、という報告がIさんからきました。はーい。リストを加工して、製本でこれとこれの該当バックナンバーはしばらく使えないですよ、のニュースを作成・掲載。それ以外のことはほぼ、Iさんにお任せで。ついでにIさんには、今年度の製本対象で、製本後書架へ配置するときの空き状況(あとどれくらいの年数分くらい、スペースがあるか?)の調査をお願いしました。自分でやってもいいわけですが…よろしくー!で遠投。すみません…。この報告を聞いてから、優先的にスペースを空けるべき場所を確認して、そこの辺りの重複本等の除却作業をしようかと考えています。どうも、スペース足りないらしいので。


それ以外は…、細々としたおしごとと…ああ、本日支払いに回った資料の確認と、予算執行状況のまとめ。うーん、雑誌の支払方式が変わったため、何か4月の支払実績が去年より大分少ない気がします。不安になりますねー。でも仕方ないですね。全然、去年のペースが参考にならないのがつらいところ。あと、若干の目録。明日は雑誌書誌修正と、雑誌変遷マップのためのデータシートを作って、NIIに送らなくては。



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ビルマ語の本

28日目(通算1403日目)。ひとつ終わったと思ったら次が来る。

どうもいたちごっこな日々を満喫している菜の花です、こんにちは。ひとつおしごとが終わったと思ったら、次のが見つかるんですものねー。今日の場合は、終わったものより明らかに、新たに追加されたしごとの方が多いですけどね!とほほ。何であんなところにあんなに寄贈資料が積み上げてあるわけですか…勘弁して下さいよ、みたいな。もう、根性で受け入れちゃいますよ?入るだけ入れちゃえ入れちゃえ。


でも、奥に積まれている難しげな資料は、悩ましいものです。先週、書庫の奥底で発見された、前任Yさん曰く「宇宙語」の資料、目録のかかりちょうにより「これはビルマ語だー!」と見破られたのですが、それはいいけど何て書いてあるんだろう…?という状態。とりあえず、そーっとうちの図書室へ戻して下さったのですが、ふーむ、困った。内容が分からないと分類番号も振れません。写真の多い資料なので、何となくは分かりますけれどもね…。

それにしてもビルマ語とはねえ…どうしたものか。

…と思案しながら、CD-Rを焼いていた菜の花。あ、このCD-Rは、とある資料の付属資料のCD-ROMにですね、「このCD-ROM、バグってたんだ、ごめんね。ちゃんとしたファイルはオンラインのここに載せとくから、自分でDLして使っちゃって下さいな」というお手紙が入っていたもので…、バグってなんだー!?と思いつつ(確かに、そのソフトは立ち上がるときに何らかのエラーを起こす)、とにかく言われた通りのところにアクセスし、DLし、CD-Rに焼き付けて、一緒に置いておこうかと。そう思ったら、図書業務用端末にはCD-Rを焼く機能はなくてですね(そりゃそうですよね)、3月末に買った例の利用者用端末で焼き焼きしておりました。焼き焼きの待ち時間に、利用者端末の横にある初夏に潜り込んで、上述の「増えた仕事」の一部である書架移動をちまちまとやっておりました。ふぅ、スキマ時間を有効活用。

まあ、そんな感じであちこち動き回っていて、ようやく事務室に戻るかねえ、の時点で、何となくアジアンなイメージの利用者さんが入室されました。むむ?まさかまさか、ビルマ語読めちゃったりしないよね…?でも菜の花にはベトナム人の留学生さんも、タイ人の留学生さんも、ぜーんぜん区別がついていないので…あの方がミャンマー/ビルマの方がどうかも分かりません。分かりませんが…、と迷っている間に、コピーのために資料を図書室から一時持出する手続きをして、退室されてしまいました。でも、一時持出だから、帰っていらっしゃいますよね!?菜の花、いいこと思いついちゃった!

急いで、先ほどのビルマ語の本を用意し、色紙に「We are looking for someone who can read this! / この本を読める人を探しています!」と和英併記して、一緒にカウンターに置いてみました。これなら、資料を戻しにきたときに気付いてくれるかも!

30分くらい後…案の定、再度入室されたその留学生さん、「あ、これ読めます」と申し出て下さいました!凄い!やった!

一旦、目録の部署に持ち込んで頂いたときには、出版年すら分からない、という話だったのですが、ちゃんと標題紙に本タイトル、シリーズ名、巻号、出版者、出版地、出版年、全部揃っていました!…ビルマ語で…。出版年までアラビア数字で書かれていないから、本当にまったく分かりませんでしたけれど、何と、ちゃんと揃っていましたのね…。読んでくれた留学生さんは、あまり日本語が得意ではないとのことで、とにかく、標題紙および標題紙裏の内容を、全部英訳して頂きました。よーく分かりましたよ。納得。正体がすっかり判明。文字は相変わらず、ちっとも読めませんが。本当に助かりました。

ちなみにこの留学生さんは、うちの学部の人ではありませんでした。特によく来室して下さるというわけでもない方で…、本当に今日のことは凄い偶然でした。そもそもこのビルマ語の本が送り返されてきたのが1日遅かったら…または発見が1週間遅かったら…、または留学生さんが来室するのが数時間早かったら…読んで頂くことはできなかったわけで。まさに奇跡。菜の花、ラッキーかも。さすが、四つ葉のクローバーを見つけまくっているだけあります。

そうそう、先週、四つ葉のクローバーを見つけた、という話を書いた気がしますが、実は昨日も通勤途中で別の場所で、四つ葉を見つけたのです。それどころか今日の帰りにも、また別のところで四つ葉を見つけました。四つ葉パラダイス。特に、四つ葉を探そうとしゃがみこんでいたわけではないのですが…何故かたまたま目に付いたのが四つ葉だった、でも周りは全部三つ葉、みたいなことがやたらと連続する今月です。不思議。やっぱりうちの大学周辺が、何らかの危険地帯なのでしょうか…?



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展示の打診

27日目(通算1402日目)。山積み!?

…もちろん、おしごとが。

昨日、おやすみを頂いていたら、その昨日に限って色々と来客があったようで。机の上が恐ろしいことになっておりました。うわー。。。うっかり休んでもいられないなあ、と。


というわけで、朝からそれらを捌くのにずいぶん、時間を使いました。午前中に他図書室へ、以前に捨てるなら頂きます、と打診していた資料の現物確認に行く約束もあったので、そちらもちゃんとお約束通り。うーん、状態は概ね良いものが多かったです。結構、頂くことになるかも。


今日はそれ以外にイレギュラーなおしごとが!他市の郷土資料館から、うちの資料を展示に使いたいという打診。おおお、うちで埋もれそうになっている古い資料が、どこかの展示会で明るい陽のもとに!?それはとても嬉しいことではないですか。でも展示会となると、資料の「特別貸出」の許可と、「展示」の許可の両方が必要です。その手続きはしたことがない…。引き継ぎ書類を見ながら、ついでにかかりちょうに相談に出掛けながら、フォーマットや手続きを確認の上、折り返しお電話して、状況の確認をしました。実際の展示の前に、まずは現物を見て頂いて、本当に展示に使うかどうかを判断してもらう必要がある、と気付き(多分、先方が思っているより資料が小さかったため)、まずは貸出を…と思ったら相手は郷土資料館さんで、公共図書館さんですらない…!えっと、そうなると通常のILLによる貸出は出来ない…。まあ、図書館に準じて良いような気もしますが…、特別貸出の際は特別対応すればいいとして、その前段階ではどうやって対応するのか…、今度はILL担当者さんも交えて相談。何だかバタバタでしたが、何とかなりそうな感じです。良いようになりますように。


それにしても、メールを書くのは難しいものです。順番をちょっと変えるだけで、印象ががらりと変わってしまったり。ひたすら試行錯誤で、先生方へのメールを作成していました。ふぅ…こんなことにこんなに時間がかかるなんて。


そういえば、図書室内での菜の花の評価が「仕事を一旦始めれば、速い」だということが判明。でも始めるまでが長いんだよねー、という溜息が、四方から聞こえてくるようです。とほほ(- -;)。明日は、押し黙って頑張りましょ。



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最終引き継ぎ

26日目(通算1401日目)。終日、引き継ぎ。

本日は、終日引き継ぎを受けておりました。何故、今頃!?という感じかもしれませんが、4月にやった引き継ぎは、ここまでの「急ぎ」の当面のお仕事だったので、今回が本番…というか、これからのお仕事なのです。

うん、途方に暮れるくらいの量があります。たとえ5年間、このポストにいても終わりませんなー。まあ、ぼちぼちやるしかないんじゃないの、というくらいで受け止めておきました。とりあえず、来週から忙しくなりそう。真面目にやってたらこれは確かに大変です。あ、いや、いつでもお仕事は真面目にやってますけどね?うん…来週はこれからしばらくの予定を立てないといけませんね。…と言いつつ、月曜日はお休みさせて頂きます。ああ、怠けたい怠けたい。



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書類作るよー

25日目(通算1400日目)。ちょっとだけレファもしながらね。

今日はほぼ終日、ひたすら再来週の委員会用の資料作成をしていました。菜の花、そういうタイプじゃないのですけれどもねー。菜の花にしては硬い文章を書きつつ、たまには写真なんかも駆使しつつ、表を使ってみたり箇条書きを多用したり、という辺りは、やっぱり菜の花は菜の花、という感じ。説得力があって、見やすい書類になったかどうかは…うーん、どうですかねー…。



今日もレファがありました。昨日と同じ学生さんです。探しているデータが載っている資料をうちで所蔵していなかった、という件。でも一次資料はあるので、多分頑張れば抽出してデータは作れるんじゃないかなあ、と思っていました。案の定、先生にそのように指導されたそうです。それで再びいらっしゃったというわけ。

というわけで、菜の花もお探しのデータを自分で抽出してみるのに挑戦しました。セルフレファ。で、やってみると結構簡単に何とかなりそうな感じで。

…。
……。
………。

…すみません、嘘つきました。えっと、何とかなるまでにがっつり時間を費やしました。

でも分かれば何だ、こんなことかというのは本当。初めてまともに対象となるそのデータベースを使ったのですが(同時アクセス数が1のため、なかなか機会がなかった)、慣れないデータベースはやはり難しい感じがするものです。こういう機会に、どんどん慣れていきたいもの。課題があると、やみくもにやる状態よりもずっと、実践しやすいですからね。



そうそう、そういえば今日は、郵便を取りに斜め向かいの事務室のある建物に行く途中、「四つ葉のクローバーでもないかなあ」と下を向いて歩いていたら、何と本当に見つけてしまいました。おおお!?本当に四つ葉?四つ葉?おおお!!本当に四つ葉ー!

しばらく、幸運になれそうな気がしますよね。良いことありますように!



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拾った分を精査中ー

24日目(通算1399日目)。え、どうしよう…。

うちの大学では「タイムカード」なるものが存在せず、出勤の確認は「出勤簿」への捺印、というとてもアナログな方法で行なっているのですが…、今日は出勤簿を捺しに斜め前の建物に出掛けていって…そこで出勤簿を手にとって「あ」と思わず叫びました。一斉に、総務系の人たちがこちらを注目。あ…そんなに注目されると菜の花、困っちゃいます。なけなしの笑顔で一言。

「あー、出勤簿を捺しにきたんですけどー、、、印鑑忘れました☆」

いやはや。もうどこに行っても菜の花は菜の花ですわー…。


そんな本日の主なおしごとは。昨日の、他図書室での捨てようかと思うリストから拾った分について、更に整備したリストを作成し、うちで現在所蔵している分の現物確認と、念のため写真撮影を行ないました。あとは、お隣の図書室での所蔵分のチェックとか。もっとさっさとやればよかったのですが、のんびりしていたら今日はこれだけで殆ど終わり。


他にやったこと…あ、レファありました。調べたいデータのご相談。でもばっちりのことが載っている資料を残念ながら所蔵しておらず。うーん、この資料、欲しい。どこからか費用を捻出できないものか。…と、Sさんが処理している継続資料を見ていて、これは切れるのでは…なんてつらつら考えていたり…いやはや、目がハンターの目になっていますね。気をつけなくては。必要なものをうっかり止めてしまったら大変。その辺りは慎重に慎重に。年鑑類は、途中が抜けると欠号を埋めるのは大変ですからね。


それから、そうそう…先生の科研費ね…いや、ちょっと困ったことに。まあ、その辺りはまた明日、経理に要確認。



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拾うよー

23日目(通算1398日目)。Happy Birthday for 菜の花ー。

学内の他図書室から、「この本捨てようかと思ってます」リストが先月、届いていました。何ですと!捨てる神あれば拾う神あり…というか、神さまじゃないですけど、うちで所蔵している本で、欠号分なんかがあったらそりゃもう、ピックアップせねば!なのです。というわけで、ちまちま、ちまちまとリストを確認しておりました。本当は一括で検索したかったのですが、検索キーになりうる「資料ID」が何と間違っている、という恐ろしいリストだったので(どうもこのリストを作成したのが図書館員ではなかったらしいのですが、未チェックのままそのデータを速報的に、学内図書室に回してくれたようです)、結局、本当に文字通りちまちまと1件ずつ、タイトルで検索していく破目になりました。500冊超をこの作業は疲れるー。あんまりにも無関係な分野のものは、さすがに検索しませんでしたが。

結局、533冊のうち、16冊が候補に挙がってきました。ふう、お疲れ、菜の花。でも、まだまだ。それぞれの本はすべて、学内の他の図書室にも所蔵がある本。いわば複本。それをわざわざうちで受け入れる、ということになれば、うちの図書室のスペースを圧迫するわけです。まあ、大した量ではないですけれど、それでもちりも積もれば山。あんまり状態のひどい本だったら、そこまでして受け入れなくてもいいかな、なんて思ってみたりもするわけで…、とにかく、現物を確認させて欲しいな、と。それで先方にその旨、お願いしました。でも実際に現物とご対面できるのはまた来週、ですかね。菜の花も図書室を簡単に離れられませんし。

あと、この連絡をしたときに更に先方から、先ほどのリストとは別に、うちの図書室を「ご指名」で譲りたい資料が15冊あります、と連絡。今度は15冊の周りの所蔵を確認。結果、4冊は重複なのでお断りすることに。あとの11冊に関しては、欠号を埋める形になりそうなので、お受け取りする予定です。でもこれも併せて現物とご対面したいと思っています。はい。あんまりにも状態がひどいと考えちゃいますよね。たとえば、開くだけで崩れ去りそうで、コピーも取れそうにないなんて状態だったら…、考えるだに恐ろしい…。


今日はこのほか、うちの図書室のWebサイト移転の手続きについて、問い合わせた結果が戻ってきました。今回は移る先側の手続き確認。これが分かったので、うちの内部の手続きが進められます。再来週に月1回の委員会があるので、そこに何とか間に合わせたいところ。


そうそう、久々に利用者さんからデータや資料探し関係のレファではないレファを受けました。持ち込みPCでのエクセルの使い方…。グラフの横軸が、思った数値になりません!というご相談。資料案内をしたSさんが「何か分からないことがあったら何でも訊いて下さい」と言い置いたら、本当に「何でも」な質問をされてしまいました、ということで。いや、まあうちの図書室の統計資料を使って調べた数字で、その場でグラフを作ろうとしていたので、まったく無関係とはいえませんけれど。はいはい、それくらいなら菜の花でもできますよーっと。はい、これでどうだー。え?次は軸の向きを逆にしたい?はいはい、軸の反転ね。それはねー、グラフの軸をクリックしてねー、軸の反転ってところがあるのですよ、ふふふ( ̄ー ̄)…。最近の学部1年生さんは、高校である程度こういうソフトを使ってきている、ということになっていたと思うのですが、まだまだ可愛いものですねー。ちなみに菜の花は学生時代、あまりエクセルは使っていないのです。エクセルのグラフはエレガントじゃない、とうちの学科では忌避されていましたからね。まあそういう風土・文化の学科で育ったので、どうしても「えー、えくせるー?」みたいな感じが残っています。良いソフトなのですけれどもね。表計算するなら特に。



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Where is CD!?

22日目(通算1397日目)。大学生協のカタログショッピング曰く、「赤い筺体は高速USBのしるし!」。

ついにお隣の図書室で、菜の花が去年まで担当していた展示会がスタート。今年は半分くらいしか作ってこなかったので…用事のついでにディスプレイチェーック。あ…、これは是非、こうしましょうよ!それにこちらはもうすこしこう…並べるということで…それにこっちは…!

というわけで、1時間くらいうだうだとディスプレイをいじっていました。そんなに気になるならもっと手伝えば良かったですのにね。


なんてごたごたとしてから自分の席に戻ってしばらく後。真正面に座っているSさんが「あー!」と叫びました。何だ何だ何だ!?

「CD-ROMが引っかかって出てきません」

は?

と思ったら、昔のシングルサイズのCD-ROM。今でもあるのですねえ。これが縦置きされているPCのドライブにうまくはまっていたので、そのまま突っ込んだらしいのです。で、途中で「かたん」という音とともに、次に開いたときにはなくなっていたとのこと。で、CD-ROMを入れるドライブは…しまらなくなってるし!!引っかかってるー!というか、真後ろに入り込んでるー!

菜の花、悩みました。とりあえず、さらっと何食わぬ顔でシステム系の人に相談するか、それとも自分で何とかしてみるか…。でも自分で何とか、ってどうする…?いや…もう、これは物理的に引っ張り出すしかないんじゃ…。

決心して、電源を落としてからすべてのコード類を引っこ抜き、PCの本体をえいや!と横にして盾にして振ってみて…、などなど力技でぐるぐるやっていたら、中で「かたん」という音が!よし、中にはまりこんではいない!もう一回横にして、縦にしてー、ほーら、かたかたかたー(←振ってます)。かつーん。わーい、出てきた出てきたー!!

…何とも原始的。でもいいの、出てきたから!…と喜びながら、コード類を戻している途中、ふっと頭を上げたら、ごっつんという凄い音とともに、目の前を星が飛びました…。お約束ですよね、PCラックの角に、おでこ強打しました…。ぐわ。やーらーれーたー…。ここまできて、無念。がくっ…(o_ _)o…みたいな。いや、たんこぶになりましたけど、中身は何とか無事でした。多分ね。最初から無事じゃない、という説もありますが。でもしばらく気持ち悪くなっていたのは…このせいかしらこのせいかしら…(ちょっと怖い)。


そんなトラブルに巻き込まれつつ、今日は色々やりました。利用者用端末のメンテナンスをこつこつ進めているうちに、中身が大分整理されてきて、ちょっとだけ動きが速くなってきた気がします。

それから、蔵書点検が段々近付いてきたので、広報のためのポスター作成とニュース本文作成など。ニュース自体はまた明日、公開にする予定。


そういえば、連休中に国外に行かれていた近くの研究事務室の方々が帰ってこられて、色々と面白い話を聞かせて頂きました。お土産話は何より良いお土産。



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プロフィール

HN:
菜の花
性別:
女性
職業:
大学図書館職員11年目
趣味:
読書、アニメ、ゲーム、Alto&Tenor Sax
自己紹介:
理系院卒の大学図書館員。産休・育休を1年挟み、ついに採用11年目。「参考調査担当」(3年間)→「某文系図書室(主担当:和洋図雑の目録)」(3年間)→「某資料室(主担当:総括&和洋図雑の目録)」(2年10ヵ月)→産休・育休(1年2ヶ月)→「閲覧担当」(2016年4月~)

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